チェルシーで“忘れ去られた男”ピアソン、改めて“人身売買”と揶揄されるローンシステムを批判

2020.10.09 17:38 Fri
Getty Images
チェルシーからリオ・アヴェにレンタル移籍しているブラジル人FWルーカス・ピアソン(26)が、一部で“人身売買”と揶揄されるチェルシーのローンシステムを改めて批判した。イギリス『TRIBAL FOOTBALL』が伝えている。

ピアソンは2011年夏にサン・パウロからチェルシーに加入。多くのビッグクラブから関心が寄せられていた当時、加入初年度にチェルシーユースの年間最優秀選手に選ばれ、印象的なシーズンを過ごした。
しかし、その後はマラガやフィテッセ、フランクフルト、フルアムなど毎シーズンのようにレンタル移籍を繰り返し、昨年9月から通算7度目のレンタル移籍でポルトガルのリオ・アヴェに加入した。

チェルシーは完全に構想外の選手に対しても、よほどのことがない限りフリーでの放出を望まず、レンタル移籍で出す際には後に移籍金を得るため契約延長にサインさせてから放出する手段を講じている。

過去にもそのやり方を批判していたかつての“カカの後継者”は、ポルトガル『Mais Futebol』のインタビューを通じて、改めてブルーズのローンシステムを批判している。
「ある時点を境に、両者にとって有益な関係はなくなってしまったよ」

「最初のうちは本当にいい感じだったよ。U-23チームを経てファーストチームに入り、最初のレンタルでもチェルシーが自分に期待と関心を寄せてくれていると感じていたんだ。当時はいつ戻ってきてもチャンスがあると信じていたよ」

「だけど、その後はシーズンを経るごとに僕は彼らにとってただのビジネスになってしまった。彼らは僕を売って金を稼ぐことを期待して他のクラブに貸し出していた」

「多かれ少なかれ、彼らはそう考えていると思うよ。もちろん、僕自身も彼らとの契約を更新することに同意したのだから、その扱いを受け入れざるを得ない。ただ、『契約を更新しないとレンタルに出さない』と言われたので、受け入れるしかなかった」

「僕らは本当に“複雑な関係”だった」

「彼らは僕が幾つかのインタビューで語った内容が気に入らなかったようだね。でも、チェルシーでの最初の頃はとても幸せだったということをはっきりさせたかったんだ」

なお、20代前半を過ぎて以降、レンタル時にぞんざいな扱いを受け続けてきたピアソンだが、チェルシーのOBでありクラブアンバサダーとローンプレーヤーをケアする役目を担っている元ポルトガル代表DFのパウロ・フェレイラ氏に対しては感謝を示している。

「最初の頃、チェルシーはレンタル先を提案する際、細かな理由を説明してくれていたんだ。だけど、22、23歳の頃からはそうではなくなったんだ。彼らの最大の関心は僕を売るために貸し出すことに変わったからね」

「ただ、パウロ・フェレイラは今でも僕にフィードバックをくれるんだ。特にパンデミックの前には多くの試合を見るためにヴィラ・ド・コンデ(リオ・アヴェ)に来てくれていたんだ」

「彼とは何年も前からの知り合いで、チェルシーでは同僚だったし、僕の家族に対しても本当によくしてくれているんだ。パウロは多くのメッセージを送ってくれる、本当に素晴らしい人なんだ。彼はチェルシーから貸し出されたプレーヤーに対して責任を持ってくれているんだ」

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9年前と1人だけ見た目が変わらない!?フランクフルト公式も長谷部誠のデビュー当時の姿に驚き

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元チェルシーのルーカス・ピアソンが10年ぶりに母国復帰!

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チェルシー退団のピアソン、9年半在籍したクラブへの失意語る「単なるビジネスだった」

ブラガのブラジル人FWルーカス・ピアソンが、不遇だったチェルシー時代を振り返っている。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。 ピアソンは2011年夏にサンパウロからチェルシーに加入すると、初年度にチェルシーユースの年間最優秀選手に選出。将来に期待がかけられていたが、その後はマラガやフィテッセ、フランクフルト、フルアムらへのレンタル移籍を繰り返すことに。結局チェルシーのトップチームでは公式戦3試合の出場しか果たせぬまま、今月14日にブラガへ完全移籍した。 ピアソンは以前から、青田買いで獲得した若手選手を高値で売却するチェルシーの手法を批判している。ロンドンのクラブを完全に離れた今回も、『インスタグラム』においてチェルシーで味わった失意を明かした。 「僕たちが(レンタル先から)戻ってくると、いつも新しい監督がいた。そして、夏のプレシーズンを過ごしている途中で新しい選手が入ってくるんだ。その度に、『うまくやれば監督が引き留めてくれるかも』と思っていたよ」 「でも心の底では、クラブは新加入選手に大きなお金を払っている以上、間違いなく彼らを起用するから、僕らにチャンスはないと思っていた。3~5週間はクラブにいられると分かっていたけど、その後にレンタル先をクラブが見つけてくる」 「最初の頃は、チェルシーが本当に自分を必要としていて、僕が成功して戻ってくることを望んでくれていると思っていた。でも、3~4回目のローンの後で、これは単なるビジネスだと理解したんだ」 また、インタビューのなかでピアソンは、2年間で公式戦58試合に出場したフルアムに完全移籍できなかったことについて、非常にフラストレーションが溜まったと吐露している。 「僕はフルアムに残ることを確信していた。そこでの2シーズンは素晴らしかったし、クラブを愛していたからね。だから、何が起こったのかはいまだに分からないよ。チェルシーからはトマシュ・カラスも来ていたが、彼も残らなかった」 「フルアムがチェルシーに出したオファーが十分だったかどうか、そもそもオファーを出していたのか、わからない。でも、僕は2年間でクラブやファンと素晴らしいつながりを持っていたから、厳しい決定だった。プレミアに残れず、フラストレーションもあったね」 さらに、ピアソンはチェルシーで良い時期を過ごしたとは言い難いものの、そこで得た経験は大きなものだったと、現在の前向きな心境を語った。 「チェルシーでは正直言って大変だったけど、後悔はしていない。若い時にスペインやオランダ、ドイツに行けたんだ。良い経験になったし、トップリーグでプレーできて楽しかった。もちろん、1つのクラブにずっといられる方が良いだろうけどね」 2021.01.22 16:19 Fri

チェルシーで“忘れ去られた男”ピアソンがブラガへ完全移籍! 9年半過ごしたブルーズとようやく決別

チェルシーは14日、ブラジル人FWルーカス・ピアソン(26)のブラガへの完全移籍を発表した。 ピアソンは13日付けでリオ・アヴェとのレンタル契約を解消し、ブラガへフリートランスファーで加入し、2025年6月30日までの契約にサインしている。 2011年夏にサン・パウロからチェルシーに加入したピアソンは、加入初年度にチェルシーユースの年間最優秀選手に選ばれ、印象的なシーズンを過ごした。 しかし、その後はマラガやフィテッセ、フランクフルト、フルアムなど毎シーズンのようにレンタル移籍を繰り返し、2019年9月から通算7度目のレンタル移籍でリオ・アヴェに加入した。 リオ・アヴェでは昨シーズンに主力としてプリメイラ・リーガ5位フィニッシュに貢献。今シーズンここまでもリーグ戦8試合2ゴールの数字を残していた。 なお、現在ブラガを率いるカルロス・カルヴァリャル監督は、昨シーズンにリオ・アヴェで指導を受けた旧知の間柄だ。 過去には“人身売買”と揶揄されるチェルシーのローンシステムに幾度となく苦言を呈してきたピアソンだが、9年半の在籍期間にわずか公式戦3試合の出場に終わったブルーズとようやく決別することになった。 2021.01.14 22:20 Thu

みんな知ってたけど…ルーカス・ピアソン「チェルシーでの僕の時間は終わっている」

今夏、チェルシーから通算7度目の武者修行に出たブラジル人FWルーカス・ピアソン(25)が自身の今後について語った。ポルトガル『A Bola』が伝えている。 ピアソンは2011年夏にサン・パウロからチェルシーに加入。多くのビッグクラブから関心が寄せられていた当時、加入初年度にチェルシーユースの年間最優秀選手に選ばれ、印象的なシーズンを過ごした。 しかし、その後はマラガやフィテッセ、フランクフルト、フルアムなど毎シーズンのようにレンタル移籍を繰り返し、昨シーズン前半はチェルシーに身を置くも、出場機会を与えられず今年1月にキエーボに移籍。そして、今月2日には通算7度目のレンタル移籍でポルトガルのリオ・アヴェに加入した。 チェルシーは完全に構想外の選手に対しても、よほどのことがない限りフリーでの放出を望まず、レンタル移籍で出す際には後に移籍金を得るため契約延長にサインさせてから放出する手段を講じている。 そして、ピアソンもリオ・アヴェへの2年間のレンタル移籍に際してチェルシーと2022年までの契約延長を行っていた。 だが、再三に渡るレンタル移籍について「うんざり」と語る、かつての“カカの後継者”は、今度こそチェルシーから完全移籍で旅立つことを考えている。 「チェルシーでの僕の時間はすでに終わっている。僕はもう25歳だ。2011年のチェルシー加入以降、ヨーロッパのほぼ全域にレンタルで出されている。あちこちでプレーすることにうんざりしているよ」 「自分にはホームと感じることができる環境が必要なんだ。7月に同じ場所、同じ家に戻ってくるという意味を知りたいよ」 「ただ、チェルシーを責めることはできない。僕は現状のすべてを受け入れているからね」 一部で“人身売買”とも揶揄されるチェルシーのレンタル移籍の仕組みに関して国際サッカー連盟(FIFA)などの介入が必要なことは明白だが、ピアソンにも完全移籍で自身を受け入れてくれるクラブを見つけるための研鑽が求められるところだ。 2019.09.11 15:23 Wed

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マンチェスター・ユナイテッドを退団した元フランス代表FWアントニー・マルシャル(28)の代理人が、選手の去就についてコメントした。 マルシャルは2015年9月にモナコから加入以来ユナイテッドで9シーズンを過ごすも、度重なるケガや波のあるパフォーマンスもあって徐々に序列は低下。契約最終年となる今シーズンも負傷によってプレミアリーグ13試合1ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)4試合1アシストの成績に終わり、今月に入って退団が発表された。 フリーとなったマルシャルには、ガラタサライ、ベシクタシュ、リヨン、マルセイユなどが関心。一方で、選手が高額な年俸を要求していることもあり、中々加入先が見つからないとも報じられていた。 しかし、選手の代理人を務めるフィリップ・ランボレイ氏は、イギリス『スカイ・スポーツ』のライアル・トーマス記者に対してこうした憶測を否定。選手はあくまでプロジェクトを重視しているとして、金銭面は大きな問題ではないと強調している。 「アントニーは現在休暇中だ。我々はさまざまなプロジェクトを検討しており、時間をかけて取り組んでいく。アントニーは新しいクラブのため体調を整え、準備はできている。彼は2カ月間、通常通りトレーニングをしてきたのだ」 「彼は28歳になる。クラブに対して金銭的に貪欲すぎるという報道もあるようだが、これは真実ではない。アントニーはクラブで大きな目標を達成し、フランス代表に復帰するための野心的なプロジェクトを望んでいる」 「彼はスポーツと家族のプロジェクトに応じてクラブを選択するだろう。どのプロ選手にとっても金銭面は重要だが、彼の優先事項ではない」 2024.06.13 15:50 Thu

三笘薫が「ゼロハリバートン」のブランドアンバサダーに就任! 出会いは中学生の頃、兄も使っていた「身近に商品があった」

13日、「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」のブランドアンバサダーに、ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が就任することが発表された。 東京都内で就任記者発表会が開催。シーズンを終えて帰国している三笘が登壇しトークセッションを行った。 「ゼロハリバートン」は、1938年にアメリカで創業されたトータルラゲージブランド。徹底した機能へのこだわりと、時をこえても変わらないスタイルが魅力だ。 NAZAの依頼により、アポロ11号用「月面採取標本格納器」を製造し、1969年に月面より月の石を持ち帰ったエピソードでその名が世界に知られるように。ブランドの象徴であるアルミニウムケースは、三笘も愛用しているという。 エース株式会社の森下宏明社長は発表会に先立ち、「ゼロハリバートン」の製品紹介とともに。今回三笘をグローバルブランドアンバサダーに起用した理由について「プレミアリーグに所属して、日本代表として活躍されてる、いわゆるグローバルに活躍している」とグローバルに活躍している点を挙げながら、「徹底的に自己を分析して、ストイックにご自身のサッカーを追求されているところ。この生きざまとか姿勢が『追求』というブランドコンセプトに非常に一致している」と、三笘の人間性が起用の理由だとした。 アンバサダー就任の三笘は「ほんとに嬉しく思いますし、光栄に思います」とコメント。「僕自身サッカー選手として移動が多くて、スーツケースもたくさん使いますし、 本当にそういったところで、一緒にこれからやっていこうというところで共感してもらえて本当に嬉しいです。色々な方に使っていただきたいなという気持ちです」と、移動でよく利用する中でのアンバサダー就任を喜んだ。 トークセッションでは三笘が「ゼロハリバートン」との出会いについてコメント。「中学生の頃ぐらいですね。家族でショッピングに行った時にゼロハリバートンのストアがあって、そこに行ったことがあって。僕自身その当時は知らなかったんですけど両親が知っていたりして。有名なブランドなんだなっていうところを第一印象として覚えてます」とかなり前から知っていたとし、「兄が使っていたり、本当に身近に商品があったので、いつか本当に自分も使ってみたいなっていう気持ちで今まで来ました」と、兄である俳優の結木滉星さんや家族が利用していたというエピソードを明かした。 そんな家族からは「すごいじゃん」とアンバサダー就任を祝福してもらったという三笘。実際に利用してみた漢族は「使った時に中のものををしっかりと保護してくれたり。もちろんシンプルで、外見もすごくかっこよくて、どんな場所に行っても存在感もあります」とコメント。機能性もデザインも気に入って使っているとした。 多くの遠征をするほか旅行にも行く三笘だが、「すごい荷物が少ないというタイプではなくて…」と以外にも荷物が多いタイプだと告白。「例えば1泊でも2泊用の下着を持ってったりする心配性なタイプ」と、多くのものを持ち歩くとした。 その中には、体のケアのための器具や、食材に不安のある地域にはお米、また水も普段と違わないようにと持っていくという。 発表会では三笘のプライベートにも迫り、ロンドンでのオフショットやハワイに行った際の写真も披露。妻の剱持クリアさんとのショットなども披露されたが「顔は映さないようにっていうところで」と海辺のショットは足だけの登場となった。 発表会の最後には、改めて今回のブランドアンバサダー就任についてコメント。是非使ってもらいたいとお薦めした。 「本当に歴史あるゼロハリバートンのブランドアンバサダーに 就任することができて、本当に嬉しく思います。今までゼロハリバートンを使ってこなかった人も、もし僕を通じてゼロハリバートに出会って使ってもらえたら、本当にかっこよさだったり、使いやすさっていうのを確認することはできると思うので、ぜひ使ってほしいなと思います」 「今まで知ってる方々も、これから新商品だったり、色々な商品があって、色々な暮らしの中で 使えるものがたくさんあるので、ぜひ色々なものを試してほしいなと思っています」 2024.06.13 14:58 Thu

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