フェリックスの残留を望むバルセロナ、アトレティコにグリーズマンの恩を返してもらいたい?

2024.03.17 23:15 Sun
今季はバルセロナでプレーしているジョアン・フェリックス
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今季はバルセロナでプレーしているジョアン・フェリックス
バルセロナが、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)を巡ってアトレティコ・マドリーと駆け引きをするかもしれない。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。

今シーズンはレンタル移籍でバルセロナに加入したフェリックス。ここまでラ・リーガで21試合5ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で7試合3ゴール1アシストなどまずまずの結果を残している。
近年はディエゴ・シメオネ監督との確執が噂され、昨シーズンは冬からチェルシーへとレンタル移籍を経験。今季はバルセロナに来ているが、シーズン終了後には復帰する予定だ。

しかし、フェリックス自身はバルセロナで幸せを感じており、チームに留まりたいと考えているとのこと。バルセロナもフェリックスの残留を望んでおり、代理人であるジョルジュ・メンデス氏もバルセロナ残留を望んでいるという。

ただ、バルセロナは財政的に問題を抱えており、フェリックスの完全移籍での獲得はハードルが高すぎる状況。レンタル移籍を希望するが、アトレティコが売却を求めた場合は、安価な場合にのみ受け入れるようだ。
一方で、かつてアトレティコからバルセロナへと加入し、その後アトレティコに戻ったフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの件が両者の間には残っている。1億2000万ユーロ(約194億8000万円)を支払ってバルセロナが獲得したが、グリーズマンがアトレティコ帰還を希望した際には最大2400万ユーロ(約39億円)という衝撃の安価で売却していた。

グリーズマンは現在のアトレティコに欠かせない選手となっており、バルセロナとしては、この時の恩を返して欲しいという考えがあるとのこと。フェリックスを安価で売却してくれることを望んでいるという。

フェリックスは2029年夏までの長期契約をアトレティコと結んでいる状況。シメオネ監督の下では幸せになれるはずもないことは証明されてしまっているが、バルサにレンタルし続ける形になるのか、今夏の移籍市場では注目される。

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バルセロナでプレーしたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)が、残留を改めて希望した。 アトレティコ・マドリーからのレンタル移籍でバルセロナに加入したフェリックス。予てからプレーしたかったというバルセロナのユニフォームに袖を通すと、ラ・リーガでは30試合で7ゴール3アシストを記録。公式戦44試合で10ゴール6アシストを記録した。 アトレティコとは長期契約を締結しており、2029年夏まで5年も契約が残っている状況。しかし、ディエゴ・シメオネ監督との関係も良くなく、昨シーズンのチェルシーに続いて2年連続でレンタル移籍しており、来シーズンもアトレティコに戻る気は無いとしてきた。 一方で、多額の移籍金をバルセロナが払うことは不可能。フェリックスを買い取ることはどう考えてもできない状況だ。 そんな中、フェリックスは『The Nude Project』のポッドキャストに出演。改めて自身の考えを口にした。 「僕はレンタル中であり、それは僕次第というものではない」 「もしそれが僕次第であるならば、すでにバルサを愛していると述べている。子供の頃からずっと想っていたクラブだったので、残りたいよ」 バルセロナでのプレー継続希望を改めて口にしたフェリックス。新シーズンからはハンジ・フリック監督が就任するが、フリック監督もフェリックスの残留を望んでいる状況だ。 なお、スペイン『アス』によれば、アトレティコはフェリックスを6000万ユーロ(約101億4000万円)と評価しているとのこと。レンタル延長という形が現実的だが、果たして願いは叶うだろうか。 2024.06.10 12:15 Mon

2人のジョアン「残したい」、キミッヒ&スビメンディ「考えていない」…バルサ会長が今夏の補強プラン明かす

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が今夏のスカッド整理について語った。スペイン『マルカ』が伝えた。 慢性的な財政難に悩むなか、今夏もさまざまな補強の噂が流れているバルセロナ。特に守備的MFやウイングの獲得が取り沙汰されている。 『バルサ・ワン』でバルセロナの今シーズンを振り返ったラポルタ会長は、満足な補強のために必要な財政状況の改善について言及。物事は順調に進んでおり、このままいけば大がかりな選手の売却もないと主張した。 「今、我々が求めている経済的な健全性を取り戻しつつある。フェアプレーの比率を1対1にしたい。これまでは1人の選手と契約するために4人の選手を売らなければならなかった」 「我々は問題なく選手と契約できるよう、1対1の比率に戻すため努力している」 「大規模なセールを行う必要はない。今日、我々は収入を増やし、支出を削減した。さらに、スポーツウェアの契約においても最高の取引の1つを締結しつつある。全てはSpotifyカンプ・ノウを完成させるという考えに基づいたものだ。我々は経済的安定に近づいている」 また、ハンジ・フリック新監督は下部組織出身の選手たちの優秀さを理解しているともコメント。今シーズン台頭したスペイン代表FWラミン・ヤマルやスペイン代表DFパウ・クバルシ、U-19スペイン代表DFエクトル・フォルトらに続く選手が現れることを期待している。 「彼(フリック監督)はラ・マシアに絶対的なコミットメントがあることを理解している。ラミン、ペドリ、ガビ、フォルト、クバルシのような選手たちと出会えることを知っている。私は彼がそれを楽しみにしているのを目にした。彼らは現在と未来のある若者たちだ」 一方、守備的MFの補強にも言及。噂されるバイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)やレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)の獲得には動かないとし、コンバート起用されたデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンや、バルセロナ・アトレティックのスペイン人MFマルク・カサドの名前を挙げている。 「(補強には)すでに取り組んでいる。守備的MFとしてのクリステンセンについては話していないが、彼は素晴らしい仕事をした。しかし、他の選手も間違いなく起用することになるだろう。マルク・カサドのような選手だ」 「このような(キミッヒやスビメンディ)補強は考えていない。バルサ・アトレティックにはファーストチームで躍動する選手がたくさんいる」 さらに、ラポルタ会長は前線の補強にも言及。ウイングの獲得に動いていることは間違いないようだ。 「ハンジはそこ(前線補強)に取り組んでいる。我々はクライフィスタ(クライフ信者)だ。フリックがシステム面で革命を起こすと信じているし、フィジカル面をしっかり整え、ポジショナルプレーを多用した攻撃的なサッカーを展開することになるだろう。ワイドな選手の獲得について話しているのは理解している」 アトレティコ・マドリーとマンチェスター・シティからそれぞれレンタルした、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(29)の今後についてもコメント。フリック監督も両選手を評価しているようで、1年のレンタル延長を望んでいる。 「2人のジョアンを残したい。もう1シーズン彼らをキープするというアイディアだ。フリックは彼らを素晴らしいクオリティを持った選手だと考えており、バイエルン時代にはフェリックスとの契約に興味を持っていた」 「ジョアン・フェリックスの今シーズンには満足しているし、もっと目立つべきだったと思う。私は彼にも皆にも満足している」 他にも、チャビ監督が売却を考えていたとされるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキについては、「やる気のあるストライカーがいるし、彼のことを知り尽くした監督が彼のポテンシャルを最大限に引き出してくれるだろう」とコメント。冬に加入して満足に出番を得られなかったU-23ブラジル代表FWヴィトール・ロッキや、ブライトン&ホーブ・アルビオンでプレーしたスペイン代表FWアンス・ファティらレンタル組にも触れた。 「ロッキはシーズン途中にやってきたが、それは予期していなかったことだ。彼は多くのことを学んだ」 「何人かの選手がレンタル移籍している。彼らをどうするかはこれからだ。アンス・ファティはとてもやる気がある。この仕事はスポーツ・マネージメントとフリックに任せよう」 2024.06.05 16:50 Wed

C・ロナウドやベルナルド・シウバら主軸が順当選出! ユーロに臨むポルトガル代表が発表【ユーロ2024】

ポルトガルサッカー連盟(FPF)は21日、ユーロ2024に臨むポルトガル代表メンバー26名を発表した。 ロベルト・マルティネス監督は、FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)、DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)、FWベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)、DFペペ(ポルト)、MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)ら主軸を順当に招集した。 ポルトガルはキャンプを国内で行い、6月4日にフィンランド代表、同8日クロアチア代表、同11日にアイルランド代表とトレーニングマッチを実施する。 本大会ではグループFに入り、チェコ代表(6/18)、トルコ代表(6/22)、ジョージア代表(6/26)と対戦する。 今回発表されたポルトガル代表メンバーは以下の通り。 ◆ポルトガル代表メンバー26名 GK ジオゴ・コスタ(ポルト) ジョゼ・サ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ルイ・パトリシオ(ローマ/イタリア) DF アントニオ・シウバ(ベンフィカ) ダニーロ・ペレイラ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジオゴ・ダロト(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ゴンサロ・イナシオ(スポルティングCP) ジョアン・カンセロ(バルセロナ/スペイン) ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン/イングランド) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/フランス) ペペ(ポルト) ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/イングランド) MF ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ジョアン・ネヴェス(ベンフィカ) ジョアン・パリーニャ(フルアム/イングランド) オタビオ(アル・ナスル/サウジアラビア) ルベン・ネヴェス(アル・ヒラル/サウジアラビア) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/フランス) FW ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア) ジオゴ・ジョタ(リバプール/イングランド) フランシスコ・コンセイソン(ポルト) ゴンサロ・ラモス(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョアン・フェリックス(バルセロナ/スペイン) ペドロ・ネト(ウォルバーハンプトン/イングランド) ラファエル・レオン(ミラン/イタリア) 2024.05.21 22:05 Tue

三笘薫はまだバルサの補強候補に? チャビ監督続投決定で3ポジションの補強検討

監督人事に決着がついたバルセロナは、ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表FW三笘薫(26)も新戦力候補に含めているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 チャビ・エルナンデス監督が今シーズン限りでの退任を表明していたものの、ジョアン・ラポルタ会長らが説得に成功し、続投が決まったバルセロナ。依然として財政難やサラリーキャップ制限の問題はつきまとうが、今シーズンは無冠が濃厚で、来季のタイトル獲得に向け今夏の補強を計画している。 補強に向け、まずバルセロナがやるべきは選手の売却で得た資金や選手の退団により浮いた年俸を100%利用できる1対1ルールの状態に戻すことだが、これに取り組んでいるラポルタ会長は状況を楽観視しているとのこと。目論見通りに事が運べば、2〜3人の補強が可能になる見込みのようだ。 チャビ監督とスポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏が望んでいるのは、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツが退団して以来悩まされているアンカー、決定的なラストパスが出せる攻撃的MF、左サイドを切り崩すことができるウインガーとのこと。最優先はアンカーで、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)やバイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)らが候補に挙がっている。 また、攻撃的MFで有力なのはマンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(29)。左ウイングの優先度は3番目となるが、デコ氏のリストには現在ケガで離脱中の三笘に加え、ナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)、アーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリ(22)、バイエルンのドイツ代表FWレロイ・サネ(28)、アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)が名を連ねているという。 この3ポジションのうち補強が可能なのは2箇所と見られており、レンタル中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)やポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(29)の去就も補強プランに影響。さらに、選手の放出や売却も進める必要があり、望みの補強を叶えるにはまだまだ障壁が存在する。 2024.04.27 22:39 Sat

今度こそスペインへ? ベルナルド・シウバのバルセロナ移籍説が再度浮上

バルセロナにマンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(29)獲得の可能性が出てきている。スペイン『スポルト』が報じた。 先日のラ・リーガ第32節レアル・マドリー戦の敗北により、逆転でのリーグ優勝が難しくなったバルセロナ。チャビ・エルナンデス監督が退任の意向を覆すのか、新たな指揮官を迎え入れるのかはまだはっきりしないが、来シーズンにも目を向けていく必要がある。 そんな中、今夏の獲得候補に挙がっているというのがベルナルド・シウバ。チャビ監督が昨夏獲得を望んだ上、バルセロナも指揮官が誰になろうと獲得を希望しているという。 また、ベルナルド・シウバもシティでの時間は終わったと考えている模様。家族の意向も踏まえ、以前と変わらずスペインでのプレーを希望しているようだ。 実際、ベルナルド・シウバはここ数カ月の間にバルセロナを数回訪れているとのこと。シティでチームメイトだったドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンや、ポルトガル代表でチームメイトのFWジョアン・フェリックス、DFジョアン・カンセロらに様子を尋ねているとのことだ。 一方、昨夏シティはベルナルド・シウバとの契約を2026年6月まで延長したが、クラブもジョゼップ・グアルディオラ監督も本人の移籍願望は承知。5000万ポンド(約5800万ユーロ/約96億3000万円)の契約解除条項が設けられているという。 昨夏、バルセロナと同様にベルナルド・シウバの獲得を目指していたパリ・サンジェルマン(PSG)は、別の補強計画を立てているようで、バルセロナがこの移籍を実現できるかどうかは自分たち次第。財政難やサラリーキャップ制限、選手登録に悩まされる状況を打破する必要があり、特に、選手の売却やそれによって浮いた年俸を100%費やすことができる「1対1」の状態に戻せるかどうかが肝となる。 また、現在ベルナルド・シウバはシティから1000万ユーロ(約16億6000万円)以上の年俸を受け取っているとのこと。本人や代理人との給与交渉も課題となるが、バルセロナ行きを熱望しているというこの29歳は、この点においても努力する可能性があるようだ。 2024.04.24 21:12 Wed

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ダニ・オルモ獲得はチャビ監督の希望…現在はバルセロナのリストに存在せずか

バルセロナはRBライプツィヒのスペイン代表FWダニ・オルモ(26)を追いかけていないようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 今夏は左ウイングが補強ポジションの1つと取り沙汰されているバルセロナ。アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)やリバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)の名前が挙がるなか、ラ・マシア出身のダニ・オルモへの関心も報じられていた。 4月の時点では、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるデコ氏が代理人や父親に接触したという話もあったが、獲得を望んでいたのは解任が決まったチャビ・エルナンデス監督とのこと。プレーのみならず、バルセロナのスタイルを熟知している点や、前線ならどこでもできる万能性を評価していたという。 しかし、ハンジ・フリック氏が新監督に決まった今では獲得リストに名前なし。前述のようなより純粋なウインガーを求めているようだ。 なお、バイエルンやリバプールからの関心も報じられているダニ・オルモだが、ユーロ2024が終わるまでは自身の将来について決断を下さないと明言。ライプツィヒとの契約を2027年6月まで残す一方、7月初旬まで有効な約6000万ユーロ(約101億8000万円)の契約解除条項が存在すると言われている。 2024.06.06 21:56 Thu

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オリベル・トーレスの新天地がメキシコに…モンテレイと3年契約

リーガMX(メキシコ1部)のモンテレイは8日、スペイン人MFオリベル・トーレス(29)の加入を発表した。契約は2027年6月までの3年となる。 アトレティコ・マドリーのアカデミーからトップチームに上がり、その才能が脚光を浴びたオリベル・トーレスだが、ビジャレアルや、ポルトにローン移籍。ポルトでは2度目のローン移籍を経験し、最終的に完全移籍でアトレティコに別れを告げた。 それからは2019年夏のセビージャ入りでスペイン帰還。セビージャでの5年間で通算201試合11得点21アシストの数字を残し、2度のヨーロッパリーグ(EL)優勝を経験したが、今季で契約満了となった。 そうして新天地としてメキシコの名門モンテレイ行きが噂され、このたび実現した格好に。元ベティスのセルヒオ・カナレスらも所属し、32チーム制の新フォーマットになる2025年のクラブ・ワールドカップ(CWC)にも出場する。 2024.06.10 13:15 Mon

ル・ノルマンとは個人合意済み…アトレティコが自信をもってソシエダとの交渉に

スペイン代表DFロビン・ル・ノルマン(27)のアトレティコ・マドリー行きが現在進行形で進むようだ。 この夏のマーケットでセンターバックの補強に動くアトレティコ。その候補の1人に目されるのがレアル・ソシエダのBチームを経て、今やトップチームの主力センターバックと化し、開幕が迫るユーロ2024のスペイン代表入りも果たしたル・ノルマンだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アトレティコはル・ノルマンとの契約を近くまとめようと前進中。選手とは個人条件で合意済みということで、クラブとの交渉にも自信をもって取りかかっているという。 マリオ・エルモソとステファン・サビッチがそれぞれ新天地を求めるということで、守りの部分だけでなく、組み立てのところでも評判の高いル・ノルマンでカバーに動くアトレティコだが、いかに。 なお、スペイン『RELEVO』の既報いわく、ル・ノルマンとソシエダの契約に5000万ユーロ(約84億5000万円)のバイアウト条項があるなか、アトレティコはボーナス込みで3000万ユーロ(約50億7000万円)の額で獲得を狙っているとされる。 2024.06.10 12:35 Mon

レンタル中の身であるフェリックス、自身の想いを口に「バルサに残りたい」

バルセロナでプレーしたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)が、残留を改めて希望した。 アトレティコ・マドリーからのレンタル移籍でバルセロナに加入したフェリックス。予てからプレーしたかったというバルセロナのユニフォームに袖を通すと、ラ・リーガでは30試合で7ゴール3アシストを記録。公式戦44試合で10ゴール6アシストを記録した。 アトレティコとは長期契約を締結しており、2029年夏まで5年も契約が残っている状況。しかし、ディエゴ・シメオネ監督との関係も良くなく、昨シーズンのチェルシーに続いて2年連続でレンタル移籍しており、来シーズンもアトレティコに戻る気は無いとしてきた。 一方で、多額の移籍金をバルセロナが払うことは不可能。フェリックスを買い取ることはどう考えてもできない状況だ。 そんな中、フェリックスは『The Nude Project』のポッドキャストに出演。改めて自身の考えを口にした。 「僕はレンタル中であり、それは僕次第というものではない」 「もしそれが僕次第であるならば、すでにバルサを愛していると述べている。子供の頃からずっと想っていたクラブだったので、残りたいよ」 バルセロナでのプレー継続希望を改めて口にしたフェリックス。新シーズンからはハンジ・フリック監督が就任するが、フリック監督もフェリックスの残留を望んでいる状況だ。 なお、スペイン『アス』によれば、アトレティコはフェリックスを6000万ユーロ(約101億4000万円)と評価しているとのこと。レンタル延長という形が現実的だが、果たして願いは叶うだろうか。 2024.06.10 12:15 Mon

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