「防戦一方ではないが...」万策尽きた感拭えぬ最下位シェフィールド・U、指揮官も残留を半ば諦め

2024.04.26 19:05 Fri
最近は意気消沈気味のクリス・ワイルダー監督
Getty Images
最近は意気消沈気味のクリス・ワイルダー監督
シェフィールド・ユナイテッドクリス・ワイルダー監督はお手上げか。

1年でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が目前の最下位シェフィールド・U。残り4試合で残留圏内17位とは勝ち点「10」差…ここまでの戦いぶりからも逆転残留への道筋は見えない。
今季途中就任で3シーズンぶり再登板のワイルダー監督も最近は意気消沈気味。以前のような完成度をいきなり構築できるはずもなく、かつて最後の砦だったGKディーン・ヘンダーソンも、もういない。

敵地で逆転負けのマンチェスター・ユナイテッド戦(24日)をクラブ公式サイトのインタビューで振り返ると、今季を「惜しかったけど負けは負け」の連続との旨をコメント。そのタイトルは広報担当者に「ワイルダーがポジティブな要素を取り除く」と名付けられた。

「得るものがない試合なんてない。オールド・トラッフォードでの試合はそれ自体が選手にとって刺激だし、気分を高揚させてくれる」
「選手たちは今回も各々が奮闘し、チームのために走ってくれた。しかしだ。その結果は“今回も”我々の陣営誰もが失望するものとなった」

「ユナイテッド相手に防戦一方だったわけではないのに『いくつかの場面・瞬間で我々が勝れば、勝ち点を1でも積み上げれたのに…』なんて試合は今回が初めてではない…」

半ば残留を諦めている様子が垣間見えるワイルダー監督。この日、U-21チーム登録のMFオリバー・アルブラスター(19)にゲーム主将を託したのも、「驚くべきことではない」と言うが、どう考えてもチームの来季以降、または選手個人の将来をある程度見据えてのもの。

愛着あるクラブを救いに帰ってきた功労者だが、チャンピオンシップ降格は目の前だ。

◆残留争い(全チーム残り4試合)
15位 ブレントフォード | 勝ち点35 | -7
16位 エバートン | 勝ち点33 | -12
17位 フォレスト | 勝ち点26 | -18
—残留圏内—
18位 ルートン・タウン | 勝ち点25 | -28
19位 バーンリー | 勝ち点23 | -32
20位 シェフィールド・U | 勝ち点16 | -59

クリス・ワイルダーの関連記事

2部レスターの豪代表DFサウターがプレミア復帰へ? 22試合54失点の最下位シェフィールド・Uが獲得交渉中

シェフィールド・ユナイテッドがレスター・シティのオーストラリア代表DFハリー・サウター(25)獲得を目指しているようだ。 プレミアリーグ最下位のシェフィールド・U。開幕から苦しみ続けるチームは昨年12月、“功労者”クリス・ワイルダー監督を2年9カ月ぶりに再登板させるも、その後も黒星が重なり、残留圏内17位との差は「9」まで開いている。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、22試合54失点の守備を再構築する考えのもと、チャンピオンシップ(イングランド2部)首位のレスターで半ば構想外となっているサウターを獲得すべく、現在急ピッチでクラブ間交渉を進めているという。 サウターはオーストラリア代表としてアジアカップに参戦中。28日のインドネシア代表戦(ラウンド16)で国際Aマッチ通算26試合「11」ゴールとした198cmセンターバックだが、今季レスターでは公式戦4試合188分間しかプレーできていない。ベンチ外も珍しくない状況だ。 プレミアリーグにおける実績としては、今からちょうど1年前、2022-23シーズン冬の移籍市場最終日にストーク・シティからレスターへの加入が決まり、後半戦12試合に出場…この時も2部降格危機にあえいでいたレスターの“緊急補強”だったが、これを防ぐことはできなかった。 なお、サウターはアジアカップ開幕後、滞在中のカタールから「移籍は頭にない」とコメントしつつ、「代表チームに居続けるためにはクラブでプレータイムを確保しないとね」とも語っている。 2024.02.01 16:00 Thu

試合前にスタメン11人が漏洩…最下位シェフィールド・Uの指揮官が怒り心頭「何かの冗談だと思いたいね」

プレミアリーグでスタメン11人のリストが漏洩するという“事件”が起きた。 22日、プレミアリーグ昇格1年目にして最下位と苦しむシェフィールド・ユナイテッドは敵地でアストン・ビラと対戦。結果はホーム15連勝中だった相手に対し、1-1のドロー…終了間際に追いつかれるも、上位相手に最低限の結果を手にした格好だ。 しかしビラ戦当日の午前、数時間後に試合を戦うこととなるスタメン11人の名前がソーシャルメディア(SNS)上に流出していることが発覚。前日までに11人を決定していたクリス・ワイルダー監督がこの事態を受けて激怒している。 「何かの冗談だと思いたいね。(クラブ内部の)誰がやったにせよ、シェフィールド・Uに損害を与えているわけだ。放っておいたら、また何かをやらかすだろう」 また、次節ルートン・タウン戦にて主軸選手が累積警告で出場停止となることを問われても、「ジェイデン・ボーグルの欠場? ここで私が何か言わなくても、当日になればわかるはずだ。なぜなら午前10時にツイッター(X)で発表されるからね」と話題が逆戻り。指揮官は怒り心頭だ。 「チーム全員を黙らせることは難しいのだろう…そんなことより、この状況(最下位)に満足していない。誰がやったにせよ、感謝すべきか? 本当にありがとう。練習場の全員が気を引き締めておくべきだ。これは教訓だ」 今月上旬、2年9カ月ぶりにシェフィールド・U指揮官として再登板したワイルダー監督。犯人探しはクラブに任せる気のようだが、関係者全員が一体となって苦境脱却を目指すべき時期に、思わぬ横槍が入ってしまった格好だ。 2023.12.25 17:50 Mon

シェフィールド・ユナイテッドをプレミア昇格に導いたクリス・ワイルダー氏が2年9カ月に指揮官に復帰!

シェフィールド・ユナイテッドは5日、新監督にクリス・ワイルダー氏(56)を招へいしたことを発表した。 2025年6月30日までの契約にサインしたワイルダー氏は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「簡潔に言えば、断ることのできないチャンスだった。2016年と同じように、このクラブが呼びに来たら、決して逃すことはできない」 「シェフィールド・ユナイテッドは私が愛するチームで、戻ってくることができて感動している。厳しいポジションにいることは理解しているけれど、自分なら変化を起こせると信じている」 「スティーブン(・ベティスCEO)から、戻って力を貸してくれないかという電話をもらったとき、考えるまでもなかったよ。このクラブが私にとってどんな存在であるかはみんな知っているし、今の課題は、現状を改善するための活路を見いだすことだ」 「アブドゥラー皇太子や理事会との関係は、ずいぶん前に修復された。前回の退任後、しばらく時間が経ってから、私たちは私たちは直接会って話し合い、友好的な結末を迎えた。今こうして監督として復帰し、再び一致団結していることを確認できたことは、プレミアリーグでのクラブの地位を向上させるために協力していく上で非常に重要なことだ」 現役時代に右サイドバックとしてブレイズで通算100試合以上に出場した経験を持つイングランド人指揮官のワイルダー監督。現役引退後はオックスフォード・ユナイテッドやノーサンプトンの指揮官を経て、2016年に古巣に指導者として帰還。 すると、就任1年目にリーグ1(イングランド3部)優勝に導き、2018-19シーズンにはチャンピオンシップ(イングランド2部)昇格2年目にして、2位でプレミアリーグ昇格に導いた。 13季ぶりに復帰したプレミアリーグでも特徴的なスタイルでプレミアリーグを席巻し、2019-20シーズンは9位フィニッシュと大きな注目を集めたが、2シーズン目となった2020-21シーズンは開幕から大苦戦を強いられると、2021年3月に成績不振の責任を取って辞任。 その後はミドルズブラやワトフォードで指揮官を務めたが、2023年3月にワトフォードの監督を解任されて以降はフリーの状態が続いていた。 2023.12.06 00:30 Wed

最下位に5失点敗戦、シェフィールド・ユナイテッドが「経済的な決断を下した」とクラブを批判した監督交代に動く

プレミアリーグで最下位に沈むシェフィールド・ユナイテッドが、ポール・ヘッキングボトム監督(46)の解任に近づいているという。イギリス『BBC』が伝えた。 ヘッキングボトム監督は、2021年11月に監督に就任。2022-23シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で2位となり、チームをプレミアリーグに昇格させた。 しかし、昇格組の洗礼を受けており、ここまで14試合を戦って、1勝2分け11敗。同じく昇格組のルートン・タウンが残留ラインとなっている中、勝ち点差は「4」という状況だ。 すでに6連敗を喫し、ホームでニューカッスルに0-8、アウェイでアーセナルに5-0で惨敗を喫するなどしており、決定打となったのは2日のバーンリー戦。最下位のバーンリー相手に、まさかのアウェイで5-0という惨敗劇。今季3度目の大量失点での試合となり、これにより最下位に転落していたが、クラブは監督解任を考えているという。 ヘッキングボトム監督は、バーンリー戦後にクラブを批判。「サッカーではなく経済的な決断を下した」と、今夏主力選手の売却を行ったことを批判し、この成績に繋がっていると訴えた。 6日にはリバプールとの試合が控えている中、ヘッキングボトム監督の試合前の記者会見は中止。リバプール戦前に解任されるという見方が強まっている。 なお、かつて指揮したクリス・ワイルダー氏(56)が後任候補とされている。 2023.12.05 09:30 Tue

1年でのプレミア復帰を逃したワトフォードが新監督にイスマエル氏を招へい

チャンピオンシップ(イングランド2部)のワトフォードは、フランス人指揮官のヴァレリアン・イスマエル氏を新監督に招へいした。 昨シーズンのプレミアリーグを19位で終え、2季ぶりのチャンピオンシップを戦うこととなったワトフォード。1年でのプレミアリーグ復帰を目指す中、開幕から苦戦を強いられるとロブ・エドワーズ、スラヴェン・ビリッチ、クリス・ワイルダーと4人の指揮官の下で戦ってきたが、最終的には16勝15分け15敗の11位でシーズンを終えた。 その後、ワトフォードは10日に3月からチームを率いていたクリス・ワイルダー監督の解任を発表した。その後任として指名されたのが、現役時代にセンターバックとしてストラスブール、ブレーメン、バイエルンで活躍したイスマエル氏。 2009年に現役を引退したは同氏は、2011年11月から指導者キャリアをスタートさせると、これまでニュルンベルクやヴォルフスブルク、LASKリンツ、WBAの指揮官を歴任。直近ではベシクタシュの指揮官を務めたが、2022年10月に成績不振で解任されていた。 2023.05.11 23:34 Thu

シェフィールド・ユナイテッドの関連記事

クルゼフスキ2発などで快勝のスパーズが連勝で5位フィニッシュ! 来季EL出場権を確保【プレミアリーグ】

プレミアリーグ最終節、シェフィールド・ユナイテッドvsトッテナムが19日にブラモール・レーンで行われ、アウェイのトッテナムが0-3で快勝した。 ミッドウィーク開催の延期分でシティに0-2の敗戦を喫し、逆転でのトップ4の可能性が潰えた5位のトッテナム。勝ち点3差且つ得失点差で上回る6位チェルシーの思わぬ追走を受けており、最下位のシェフィールド・ユナイテッドとのアウェイゲームでは引き分け以上の結果を残し、自力でのヨーロッパリーグ(EL)出場権確保を狙った。 ポステコグルー監督は中4日の今季最終戦へ先発1人を変更。ホイビュアに代えてクルゼフスキを起用した。 クルゼフスキを最前線に配置してボールの主導権を握ったトッテナム。だが、なかなかフィニッシュに持ち込めずに相手のカウンターアタックに晒されると、オフサイド気味ではあったものの、ブレレトン・ディアスに右ポスト直撃のシュートを打たれる。 それでも、直後の14分には相手陣内左サイドでのファン・デ・フェンのボール奪取からショートカウンターに持ち込むと、マディソン、ソン・フンミンとワンタッチで繋いでボックス左のクルゼフスキの左足シュートが右ポストの内側を叩いてゴールネットを揺らした。 幸先よく先制に成功したトッテナムは、より落ち着いてゲームを進めていく。21分にはマディソンのスルーパスに抜け出したクルゼフスキに2点目のチャンスが訪れるが、ボックス中央に持ち込んで放った右足シュートはパワー不足でGKにキャッチされる。 前半半ばを過ぎて相手陣内でハーフコートゲームを展開すると、30分付近にはベンタンクールの右ポスト直撃シュートにソン・フンミン、ペドロ・ポロの枠の左隅を捉えたミドルシュートで追加点に迫るが、いずれもGKフォダリンガムのビッグセーブに遭う。 以降は相手のカウンターやセットプレーで際どい場面を作られたものの、主導権を渡さないトッテナムは、前半終了間際にもソン・フンミンのお膳立てからゴール左に抜け出したマディソンに2点目のチャンスが訪れたが、ここも相手GKの好守に阻まれた。 結局、1点リードで試合を折り返したアウェイチームは後半もボールを握りながら攻め手を窺う。立ち上がりはやや攻撃が停滞していたが、畳みかける攻めで一気にホームチームを突き放した。 まずは60分、相手陣内左サイドでのソン・フンミンの仕掛けからボックス内でマディソン、ファン・デ・フェンと連続シュート。このこぼれを回収したブレナン・ジョンソンからのマイナスの落としをポロが鋭い右足シュートで突き刺した。 続く65分にはソン・フンミンのスルーパスに抜け出したマディソンがボックス左で折り返すと、タイミング良くゴール前に走り込んできたクルゼフスキがDFと交錯しながらもワンタッチでゴール右隅に流し込み、この試合自身2点目のゴールを奪った。 その後はホイビュアやエメルソンら今季限りでの退団が濃厚とされる選手をピッチに送り込み、試合をクローズに入ったポステコグルーのチーム。最終盤にはソン・フンミン、マディソンを下げて来季の飛躍が期待されるスカーレット、ムーアと生え抜きの若手も投入した。 そして、11試合ぶりのクリーンシートで締めくくったスパーズは連勝で今季の戦いを終え、5位での来季EL出場権獲得に成功した。 2024.05.20 02:19 Mon

シェフィールド・ユナイテッド、重鎮DFバシャムら5選手が今季限りで退団…

シェフィールド・ユナイテッドは16日、イングランド人DFクリス・バシャム(35)、ギリシャ代表DFジョージ・バルドック(31)、イングランド人GKウェズ・フォダリンガム(33)、元北アイルランド代表MFオリバー・ノーウッド(33)、イングランド人MFマックス・ロウ(27)の5選手の今シーズン限りでの退団を発表した。 バシャムはボルトン、ブラックプールを経て2014年に当時フットボール・リーグ1(イングランド3部)のブレイズに加入。以降は9シーズンに渡ってディフェンスラインの主軸に定着し、2016-17シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)昇格、2018–19シーズン、2022-23シーズンのプレミアリーグ昇格に貢献。2015年からキャプテンを務め、ここまで公式戦394試合に出場していた。ただ、今シーズンは昨年10月に左足首に重傷を負い、ここまで長期離脱を強いられていた。 ギリシャにルーツを持ちイングランドで生まれ育ったバルドックは、右サイドバックを主戦場とするバルドックは2017年にMKドンズからブレイズに加入。ここまで公式戦219試合に出場した。 2020年にレンジャーズから加入したフォダリンガムは、加入2年目に正GKに昇格すると、守護神として昨シーズンのプレミアリーグ昇格に貢献。今シーズンは終盤まで正GKを務めていた。 マンチェスター・ユナイテッドでプロキャリアをスタートしたノーウッドは、2016-17シーズンにブライトンのプレミアリーグ昇格に貢献したものの、出場機会を求めて2018-19シーズンにブレイズへレンタル加入。翌シーズンに完全移籍に移行すると、中盤の主力として活躍。今シーズンも公式戦30試合に出場していた。 左のサイドプレーヤーのロウは2020年にダービー・カウンティから加入。ノッティンガム・フォレストへのレンタルを経て、直近2シーズンは公式戦41試合に出場していた。 2024.05.17 16:40 Fri

シェフィールド・ユナイテッド、3節を残して1年でのチャンピオンシップ降格が決定…

シェフィールド・ユナイテッドのチャンピオンシップ(イングランド2部相当)降格が決定した。 ポール・ヘッキングボトム監督のもとで3シーズンぶりのプレミアリーグ昇格を果たしたブレイズ。しかし、今シーズンは開幕から昇格組の洗礼を受け、プレミアリーグ14試合を消化して1勝2分け11敗で最下位と低迷すると、昨年12月にヘッキングボトム監督を解任。 その後、2018-19シーズンに同クラブを昇格に導いたクリス・ワイルダー氏を新監督に招へい。しかし、就任後は21試合を指揮し2勝5分け14敗とチームを立て直すことはできず。 そして、勝利を逃せば降格が決定する27日のプレミアリーグ第35節ではニューカッスルに1-5で敗戦し、3節を残しての降格が決定した。 2024.04.28 07:00 Sun

ブルーノが逆転導く2ゴールで直近5戦7発! 「一番は勝つこと」

マンチェスター・ユナイテッドの大黒柱がプレミアリーグ5試合ぶりの勝利を呼び込んだ。 ユナイテッドは24日の第29節延期分でシェフィールド・ユナイテッドをホームに迎え撃ち、4-2で勝利。最下位に沈み、残留に厳しい戦いが続く相手に2度もリードを許したが、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが1-2の61分に同点となるPK弾を決めると、81分に勝ち越し弾もマークし、逆転に導いた。 85分のダメ押しとなるデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド弾もアシストして、2得点1アシストの活躍を披露したブルーノはイギリス『BBC』によると、失点を反省しつつ、逆転勝ちを喜び、不安定な戦いぶりにも言及している。 「僕らはいつだってクリーンシートの話をしているし、やりたいと思っている。その点ではシェフィールド・ユナイテッドの功績だ」 「でも、最後は僕らが挽回した。自分たちで勝つのを難しくしたけど、少しはキャラクターを示したと思う。前半のように試合をコントロールするなら、チャンスをモノにしないといけないのを認識する必要がある」 「僕らは多くのゴールを決めた。チームとして必要なのはコンパクトさだ。ゴールを決められたのは本当に嬉しいけど、そんなことよりも勝ちたい。ゴールも僕の役割ではあるけど、一番は勝つことなんだ」 「最近、僕らは本来ほど多く勝てているわけじゃない。それも仕事の一部で、8、9試合続けて勝ったりもするけど、負ければ批判されるもの。マンチェスター・ユナイテッドの選手である限り、勝利が求められる」 なお、ブルーノはこれで直近の公式戦5試合で7得点2アシスト。プレミアリーグでは4戦連発だ。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsシェフィールド・ユナイテッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qS24vORE20w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.25 10:45 Thu

テン・ハグ監督がネガティブな点もありと語る逆転劇 「学ばないと。勝利には満足だがね」

マンチェスター・ユナイテッドがプレミアリーグ5試合ぶりの白星を掴んだ。 24日の第29節延期分でシェフィールド・ユナイテッドをホームに迎え撃ったユナイテッド。最下位相手に2度もリードを許したが、大黒柱ブルーノ・フェルナンデスの2得点1アシストもあり、4-2で逆転勝ちした。 先のFAカップ準決勝でPK戦にもつれる熱戦を演じた直後のリーグ戦も勝利で飾り、公式戦連勝のエリク・テン・ハグ監督はイギリス『BBC』の番組『 Match of the Day』で反省も口にしつつ、勝利に満足した。 「多くのポジティブがある日だ。2度にわたってリードを許してから反撃する挽回力もあった。ネガティブな点もあったがね。失点はあってはならないし、受け入れられない。学ばないとね。だが、勝利に関しては満足だし、次に進まないといけない」 また、「(ビハインドになってからの動揺?) いや、ないよ。試合を通じてチャンスを作り続けた。(ラスト15分はベストな出来?) いや、ウェンブリーでの70分間の方がずっと良かったよ」と振り返っている。 FAカップに続いて、センターバックとしてプレーしたカゼミロにも「ハリー(・マグワイア)とともに、彼はとても良いセンターバックだと思う。ポゼッションの有無に関わらず、非常に安定している」と評した。 そして、直近の公式戦5試合で7ゴールを記録するブルーノの働きぶりにも「彼は非常に一貫性がある。今の彼は非常に調子が良いね」と話している。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsシェフィールド・ユナイテッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qS24vORE20w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.25 10:15 Thu

プレミアリーグの関連記事

エバートンのクラブ買収話が決着か…フリードキン・グループとの基本合意報道

エバートンのクラブ売却話がフリードキン・グループで収まるかもしれない。 ファルハド・モシリ氏がオーナーを務めるエバートンだが、近年の財政難により、クラブ売却の動きが噂に。セビージャなども保有する777パートナーズが買収に動いたが、期限までに書類が揃わず、破談した。 そこでエバートンに救いの手を差し伸ばしたのがローマも保有するフリードキン・グループ。イギリス『BBC』によると、他にも4つの入札者がいたが、エバートンと買収の話を進める方向で基本合意に至ったという。 そんなフリードキン・グループは今週末までにもファルハド・モシリ氏から株式94%を買い取るか否かを近く決断しうるといい、取引の具体的な構造についても柔軟に対応していくスタンスとのことだ。 サウジアラビア王族を含むコンソーシアムらを退け、エバートン買収に近づくというフリードキン・グループはダン・フリードキン氏がトップに立ち、純資産は48億ポンド(約9579億8000万円)にのぼるとされる。 今季のプレミアリーグでリーグが定める収益と持続可能性のルール(PSR)に引っかかり、勝ち点剥奪処分を受けるなど、厳しい財政事情が表面化するエバートンだが、このままフリードキン・グループ入りとなるか。 2024.06.15 15:45 Sat

ユナイテッドが来週から男子トップチーム施設の改修開始! 投資額は100億円…「また最高水準に」

マンチェスター・ユナイテッドが14日に男子トップチームの施設を改修すると発表した。 改修工事は来週から。5000万ポンド(約99億7000万円)を投じてのプロジェクトとなり、建物内のあらゆるエリアが改装され、これからの成功の礎となるポジティブな環境を備えた世界トップクラスのフットボール施設に生まれ変わるという。 この工事は来季にもまたがり、最初に着手するのはジム、メディカル部門、食事、リカバリーエリアで、施設内のその他に関しても順次、改修が行われる見込みだ。 ユナイテッドでは昨夏に1000万ポンド(現レートで約19億9000万円)で女子チーム、およびアカデミー用の施設を最新鋭に新装。今回のをあわせると、この2年間で施設向上に6000万ポンド(約119億7000万円)が投じたことになる。 新組織作りとともに、補強に乗り出すなか、施設の改修にも動く共同オーナーのジム・ラトクリフ氏は「我々はチームが勝つためにワールドクラスの環境を作りたい」とコメントした。 「キャリントンのトレーニング施設を徹底的に調査するなかで、男子トップチームの選手たちと話をしても、他のクラブと比べて基準の低さが明らかだった。このプロジェクトにより、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニング場はまた最高水準に改修される」 2024.06.15 13:15 Sat

ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat

監督探しのブライトン、ヒュルツェラー氏招へいが決定的…プレミア最年少指揮官に

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの新監督はドイツの青年指揮官で決まりのようだ。 ロベルト・デ・ゼルビ監督の退任により、後任探しに着手するブライトン。当初のターゲットだったイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督は契約延長による残留が決まり、招へいが叶わず、その後に白羽の矢を立てたのがザンクト・パウリ指揮官のファビアン・ヒュルツェラー氏(31)だ。 ヒュルツェラー氏とは早くに個人条件で合意に至り、ザンクト・パウリとの補償金を巡る話し合いが焦点とされるなか、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、このクラブ間でのやりとりも成立。ブライトンとの契約は2027年夏までの3年になるという。 また、ドイツ国内の移籍に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルフ氏によれば、補償金の額は600万~700万ユーロ(約10億1000万〜11億7000万円)。こちらはまだ詰めが残るとするが、ロマーノ記者と同じくブライトン行きが確実視される状況を主張した。 このままブライトン行きが決まれば、38歳のジェームズ・ミルナーよりも7歳下の指揮官に。プレミアリーグでは最年少指揮官となる。 2024.06.15 10:45 Sat

ララナがサウサンプトン帰還! 「すべてが始まった場所に戻れてすごく嬉しい」

来季からプレミアリーグ復帰のサウサンプトンは14日、元イングランド代表MFアダム・ララナ(36)の加入を発表した。契約は1年となる。 セオ・ウォルコット氏や、ガレス・ベイル氏らとともに、サウサンプトンのアカデミー育ちと知られるララナにとって、実に10年ぶりの古巣復帰に。原点のクラブに帰還を果たす36歳MFは喜びの思いとともに、決意を語った。 「僕からすると、馴染み深い場所。息子がアカデミーにいるから、僕も見に行ったりするけど、こんなにも身近に感じるのは初めてだし、アメージングだ。現実離れした感じがあるけど、すごくありがたい機会だし、楽しみだよ」 「ラッセル(・マーティン)と話し始めて、少し興味があるのがわかったとき、すぐに自分の心のなかで、この機会を逃すわけにはいかないと感じた。すべてが始まった場所に戻れてすごく嬉しいよ。おとぎ話のようだけど、僕にはまだやるべきことがあるし、このクラブにまだ多くをもたらせるという自信がある」 サウサンプトンのトップチーム入りから通算265試合で60得点45アシストをマークし、2014年夏にリバプール行きのララナは2020年夏からブライトン&ホーヴ・アルビオンへ。そこで4シーズンを過ごし、今季で契約満了となった。 2024.06.15 09:25 Sat

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly