混迷ナポリがSDを交代へ…ジュントリ後任のメルーゾ氏は任期満了確実、候補は現状3人か

2024.04.01 20:20 Mon
エンポリのピエトロ・アッカルディSD(右)がナポリ行きか
Getty Images
エンポリのピエトロ・アッカルディSD(右)がナポリ行きか
ナポリがスポーツ・ディレクター(SD)を変えるようだ。

ナポリは昨季スクデットのチームを築き上げた敏腕SD、クリスティアーノ・ジュントリ氏(現ユベントス)が昨夏で退任し、後任にはマウロ・メルーゾ氏(59)を選任した。

しかし、スペツィアやレッチェ、フロジノーネといった中小クラブでのリクルート経験しか持たないメルーゾ氏は、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長を満足させていないとのこと。
前任のジュントリ氏が長い歳月をかけてひとつの大きな栄光をもたらしたことを考えれば、もう少し我慢しても良さそうだが、メルーゾ氏はどうやら1年で任期満了になる見通しだという。

イタリア『カルチョメルカート』によると、現状で後任候補は3人。昨夏もポスト・ジュントリに挙がったエンポリピエトロ・アッカルディSD(41)、前ミランSDのリッキー・マッサーラ氏(55)、エラス・ヴェローナのショーン・ソリアーノSD(53)とのことだ。
ミランの復権に一役買ったマッサーラ氏と異なり、エンポリのアッカルディSDとヴェローナのソリアーノSDは、現職メルーゾSDと同じくビッグクラブでの要職歴がなし。

ただ、アッカルディSDは41歳と若く、選手キャリア最後のクラブとなったエンポリでマネージャー職からSDへと昇格した叩き上げ。エンポリで要職を与えられてちょうど10年…そろそろステップアップが視野に入る。

混迷するナポリだが、メルーゾSDの任期満了はほぼ確実とのことで、この3人の中から新たなリクルート班トップを選ぶことになるのか。

クリスティアーノ・ジュントリの関連記事

パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)は、代理人がユベントスと接触しているそうだ。 かつてインテルに所属し、インテリスタから絶大な信頼を得たシュクリニアル。クラブのスクデット奪還に寄与し、腕章を巻き、未来永劫その関係性が続くかとさえ思われた。 しかし、在籍ラスト1年 2024.10.30 20:55 Wed
ユベントスは23日、元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)との契約延長を発表した。契約期間は2027年6月までとなる。 ペリンはジェノアの下部組織出身で、2011年5月にファーストチームデビュー。2度のレンタル移籍を経て正守護神として活躍した。 2018年7月にユベントスへ完全移籍。加入後はポーランド 2024.10.23 22:23 Wed
ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)、クリスティアーノ・ジュントリ氏がイタリア『スカイ・スポーツ』で選手編成に言及した。 ジュントリSDは22日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節・シュツットガルト戦に先立ち、定例の取材対応。 最終ライン中枢のグレイソン・ブレーメルが長期離脱していること 2024.10.23 13:45 Wed
ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が、元フランス代表MFポール・ポグバの処遇について語った。 2023年8月にドーピング疑惑が浮上し、当初は4年間の出場停止処分が科せられたポグバ。しかし、「故意ではなかった」という訴えが認められ、処分期間が18カ月まで短縮となり、来年 2024.10.20 20:33 Sun
ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が今夏を振り返った。 ボローニャを躍進させたチアゴ・モッタ監督を招へいし、新たな船出を切った今シーズンのユベントス。セリエAでは直近3試合連続でゴールレスドローも開幕から無敗を維持し、2シーズンぶりに復帰したチャンピオンズリーグ(CL 2024.09.27 16:55 Fri

ナポリの関連記事

ナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが、スクデット獲得への自信を語った。 今季から就任したアントニオ・コンテ監督の下で、現在セリエA首位と好調のナポリ。29日に行われたセリエA第10節のミラン戦では、開始早々にロメル・ルカクのゴールで先制に成功すると、43分にはクワラツヘリアの得点で2点差に。後半 2024.10.30 10:45 Wed
ミランのパウロ・フォンセカ監督が、0-2で敗れたナポリとの上位対決を振り返った。 ミランは29日、サン・シーロで行われたセリエA第10節でナポリと対戦。前半立ち上がりにFWロメル・ルカク、前半終盤にFWクヴィチャ・クワラツヘリアに決められた2点が最後まで響き、ホームで0-2の敗戦を喫した。 26日に開催予定 2024.10.30 10:00 Wed
ナポリのアントニオ・コンテ監督がスクデットへの野心を示した。 ナポリは29日、敵地サン・シーロで行われたセリエA第10節でミランと対戦。FWロメル・ルカク、FWクヴィチャ・クワラツヘリアが前半に奪ったゴールを守り切って2-0の快勝を収めた。 これでセリエA5連勝を達成したパルテノペイは、暫定ながら2位インテ 2024.10.30 09:30 Wed
セリエA第10節、ミランvsナポリが29日に行われ、0-2でナポリが勝利した。 前節ボローニャ戦が悪天候により延期となった8位ミラン(勝ち点14/1試合未消化)は、テオ・エルナンデスとラインデルスが出場停止で欠場となった中、テラッチアーノとムサが代役に起用された。 対する首位ナポリ(勝ち点22)は前節レッチ 2024.10.30 06:40 Wed
週末に行われた前節、スクデットの行方を占うイタリア・ダービーが開催され、スペクタクルな打ち合いの末、4-4決着となった。迎える第10節は今季初めてミッドウィークに行われ、火曜にミランvsナポリのビッグマッチが組まれている。 8位ミラン(勝ち点14/1試合未消化)は前節ボローニャ戦、悪天候によりレナト・ダッラーラが 2024.10.29 18:00 Tue

記事をさがす

クリスティアーノ・ジュントリの人気記事ランキング

1

PSGで不遇のシュクリニアル陣営がユベントスと接触中 かつてインテルを暗黒時代から救った29歳CB

パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)は、代理人がユベントスと接触しているそうだ。 かつてインテルに所属し、インテリスタから絶大な信頼を得たシュクリニアル。クラブのスクデット奪還に寄与し、腕章を巻き、未来永劫その関係性が続くかとさえ思われた。 しかし、在籍ラスト1年で各所との関係が冷え込み、最後はフリートランスファーでPSGへ移籍。現在はPSGでなかなか試合に絡めない。 そんなシュクリニアル、最終ラインの中枢たるDFグレイソン・ブレーメルが長期離脱となったユベントスとの紐付けが数日前から始まっており、古巣の宿敵への移籍に前向きとの見方も。 イタリア『カルチョメルカート』いわく、ユーベは来年1月の第一目標を「センターバック獲得」に設定。水面下でシュクリニアル側に打診し、先方の反応は良好だったそうだ。 ただし、判明している限り、現在のユーベにとってシュクリニアルは、数ある候補の1人。クリスティアーノ・ジュントリSDはいかなる条件交渉もスタートさせていないという。 シュクリニアル獲得へ漕ぎ着けるという点では、決して安くない年俸の一部、または大半を、PSGが負担する形で半年レンタル...という一択か。ゆえに容易ではないが、不可能ではないとされる。 2024.10.30 20:55 Wed
2

「舞台裏で何かをしなければ」1月補強を見据えるユベントスSD…ローン加入中のコンセイソン、2番手GKぺリンにも言及

ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)、クリスティアーノ・ジュントリ氏がイタリア『スカイ・スポーツ』で選手編成に言及した。 ジュントリSDは22日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節・シュツットガルト戦に先立ち、定例の取材対応。 最終ライン中枢のグレイソン・ブレーメルが長期離脱していることなどを念頭に置き、「来年1月に向け、舞台裏で何かをしなければならない事が明白だ」と補強の意向を明言。「適切なリソース、機会を窺っている」とした。 また、今季レンタル加入で頭角を表すポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソン(21)について、「一緒に続けていく同意さえあれば十分と言いたいが、すぐには決着しない」と、完全移籍移行の意志を示しつつ、報じられている保有元ポルトとの協議を認めた。 一方、2番手GKとしてユーベを支える元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)に関し、「今まさに話し合っている」と契約更新交渉中だと明言。「プラス2年で進めている。真のプロフェッショナルであり、クラブへの愛着も含め、それに値する選手だ」と敬意を示している。 ユーベは新たな最終ラインのリーダーとなったイタリア代表DFフェデリコ・ガッティ(26)とも契約更新交渉を進めており、同選手は2029年6月までの期間延長と、200万ユーロ(約3.3億円)への昇給が予定されているとのことだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ペリン、笑顔なきMOM受賞</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Cuando una foto vale más de 1000 palabras<a href="https://twitter.com/hashtag/Juventus?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Juventus</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Juve?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Juve</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Champions?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Champions</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ChampionsLeague?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ChampionsLeague</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/JuveStoccarda?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JuveStoccarda</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/JuveVfB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JuveVfB</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/JUVVfB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JUVVfB</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Perin?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Perin</a> <a href="https://t.co/FgNivpBnmy">pic.twitter.com/FgNivpBnmy</a></p>&mdash; PuebloJuve (@Pueblo_Juve) <a href="https://twitter.com/Pueblo_Juve/status/1848866224698233165?ref_src=twsrc%5Etfw">October 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.23 13:45 Wed
3

ユベントスの控えGKペリンが2027年まで契約延長! 直近のCLシュツットガルト戦ではMOTMに

ユベントスは23日、元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)との契約延長を発表した。契約期間は2027年6月までとなる。 ペリンはジェノアの下部組織出身で、2011年5月にファーストチームデビュー。2度のレンタル移籍を経て正守護神として活躍した。 2018年7月にユベントスへ完全移籍。加入後はポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーの控えに甘んじ、2020年1月~2021年6月は古巣のジェノアへレンタル移籍してプレーした。 ユベントス復帰後も第2GKとしてチームに貢献。シュチェスニーがチームを去り、イタリア代表GKミケーレ・ディ・グレゴリオが加入した今シーズンは、ここまでセリエAで2試合、チャンピオンズリーグ(CL)で2試合プレーしている。 22日に行われたCLリーグフェーズ第3節のシュツットガルト戦では、出場停止のディ・グレゴリオに代わって先発。敗れこそしたものの、PKストップも含む好セーブを連発し、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。 ユベントスでは通算51試合に出場。契約最終年を迎え、ペリン自身やスポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏が契約更新を示唆していた矢先での発表となった。 <span class="paragraph-title">【動画】PKストップもあったペリンがMOTM! ユベントスvsシュツットガルト ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9U1-hCi1lLs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.23 22:23 Wed
4

首都2クラブへの売り込みは好感触…ベルナルデスキが今冬のイタリア復帰を切望、カナダで代理人からの吉報を待つ

トロントFCの元イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキ(29)がイタリア復帰を切望中だという。 元ユベントスのベルナルデスキ。2021-22シーズン限りで契約満了を迎えると、同胞のロレンツォ・インシーニェとともにMLSトロントへ加入し、背番号10を背負って北中米カリブ海屈指の強豪をけん引している。 移籍に伴ってイタリア代表からフェードアウトしたなか、契約は2026年末まで…昨年末ごろからイタリア復帰が報じられるようになり、オフシーズンで帰国していた選手自らユベントスへの復帰希望を口に。トップレベルが懐かしくなったのだろうか。 年が明けて現在はカナダへ戻っているようだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、代理人は今日現在もイタリアにとどまり、古巣ユベントス、ローマ、ラツィオと協議しているという。 「ベルナルデスキが帰りたい場所」と位置付けられるユベントスについては、スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏が獲得に躊躇。ナポリ時代に無名の若手獲得で名を上げた同SDは、人件費が安くないことは明らかな29歳をさほど必要としていないとのことだ。 ローマとラツィオの首都2クラブについては、イタリアの代理店が仲介する形でベルナルデスキ側から売り込み。両クラブともアンタッチャブルな存在になりうる右ウインガーの獲得を興味深いアイデアとして捉えており、ユベントスよりも可能性が高いとみられている。 ただし、完全移籍で獲得する余裕はなく、トロント側が格安レンタル料、または無償レンタルを容認することが大前提。500万ユーロ(約8億円)の現年俸については、ベルナルデスキ自身が大幅カットに同意済みとみられている。 1月移籍市場の閉幕まで残り1週間…トロント側は何らかの形で放出を許可するのか。今夏のユーロ2024に向けたイタリア代表復帰が念頭にあるとされるベルナルデスキ。代理人からの吉報をカナダで待ち続ける。 2024.01.25 20:50 Thu
5

ユーベ残留のためなら金銭面も覚悟のポグバだが…SDがスタンス明かす「チームは満員」

ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が、元フランス代表MFポール・ポグバの処遇について語った。 2023年8月にドーピング疑惑が浮上し、当初は4年間の出場停止処分が科せられたポグバ。しかし、「故意ではなかった」という訴えが認められ、処分期間が18カ月まで短縮となり、来年3月に活動再開が認められることになった。 その後、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでは「今の僕の焦点は再びユーベのユニフォームを着ること」、「またユーベでプレーするためなら、金銭面の犠牲もいとわない」と復帰希望を明言していた。 しかし、ジュントリSDは19日に行われたセリエA第8節のラツィオ戦前に、ポグバの扱いを語った。 「ポグバに関する我々のスタンスは非常に明確だ。ポールは偉大なフットボーラーだったが、長い間活動を休止していた。ここ数年は他の選手に投資せざるを得なかったし、チームは満員だ」 新天地候補としては、フランス代表でチームメイトだったGKウーゴ・ロリス、FWオリヴィエ・ジルーが所属するメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCや、サウジアラビアのクラブが挙がっているポグバ。3月には戦線復帰が可能となるが、どこでプレーすることになるのだろうか。 2024.10.20 20:33 Sun

ナポリの人気記事ランキング

1

残った黄金世代の統制を取れなくなったベルギー代表に現地議論「モチベーションがないのだろう」

ベルギー代表の現状について、同国の識者たちが議論した。ベルギー『RTBF』が伝える。 エデン・アザール氏やケビン・デ・ブライネなどのいわゆる“黄金世代”が突き抜けていたベルギー代表。彼らが脂の乗った状態で迎えた2018年W杯は、堂々たる3位入賞である。 そこから峠を下り、4年後の2022年W杯はグループステージ敗退。ユーロ2024のラウンド16止まりに、もう驚きはなかったと言える。 一方、現状を考えるうえで外せないのが「統制が取れなくなった残りの黄金世代」。 ドメニコ・テデスコ監督は昨春の就任後、ティボー・クルトワと衝突し、選手側から代表引退。デ・ブライネに散々戦術への不満をぶちまけられ、表立った軋轢なきロメル・ルカクからも「クラブに集中」と当面の招集を断られた。 これらについて、ベルギーのジャーナリストや元選手らがポッドキャスト番組で議論し、テデスコ監督招へいが全てを招いたと結論。 「(監督は)世界最高のGKとのコミュニケーションを管理できず、そこから、代表チームの主人公たちがエゴカードを発動し始めた。テデスコに最高レベルでの指導経験はない」 また、デ・ブライネとルカクに話が及ぶと、両者のモチベーションを疑問視。 「ロメルは冷め切っているね。ベルギー代表に対する炎がない。私たちは、彼やデ・ブライネを連れ戻すためにひざまずくべきか?」 「素晴らしい選手たちではある。しかし、2人はまだ、自分の国のユニフォームを着て、自らの経験を年下のプレーヤーたちに共有する気があるか? 自らより遥かに若くなったグループに? そんな気はないとみてもいいだろう」 「来年6〜9月まで2人を待つ考え方もあるが、彼らにはどのみち連盟と話し合ってもらわねば。若い選手たちと関係を築く気持ちがあるのかないのか、はっきりさせてほしい」 2024.10.22 22:00 Tue
2

ミランのガッビアが肉離れで離脱…テオ、ラインデルス、エイブラハムも欠いて首位ナポリ戦へ向かう最悪の事態に

ミランのイタリア代表DFマッテオ・ガッビアがしばらく離脱へ。イタリア『カルチョメルカート』などが伝える。 今やミランのセンターバック陣でもっとも信頼できる男となったガッビア。インテル撃破の89分弾を皮切りに、少年時代から過ごすクラブで初めてポジションを確立し、勢いそのままにイタリア代表まで駆け上がった。 ただ、10月の代表ウィーク明け初戦を肉離れで欠場し、29日のナポリ戦へ向けたトレーニングセッションで同じ箇所を痛めた模様。ミランは首位との一戦において、出場停止のテオ・エルナンデスとタイアニ・ラインデルスだけでなく、ガッビアまで欠く最悪の事態だ。 ガッビアは少なくとも、続くモンツァ戦、チャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦までは欠場か。タミー・エイブラハムも肩のケガでナポリ戦に出場できないミランである。 2024.10.28 17:30 Mon
3

ルカク&クワラツヘリア弾の堅守ナポリがミランをシャットアウト、5連勝で首位堅守【セリエA】

セリエA第10節、ミランvsナポリが29日に行われ、0-2でナポリが勝利した。 前節ボローニャ戦が悪天候により延期となった8位ミラン(勝ち点14/1試合未消化)は、テオ・エルナンデスとラインデルスが出場停止で欠場となった中、テラッチアーノとムサが代役に起用された。 対する首位ナポリ(勝ち点22)は前節レッチェ戦、2戦連続ウノゼロ勝利で4連勝とした。そのナポリはレッチェ戦のスタメンからネレスとウンゴニエに代わってクワラツヘリアとポリターノが先発に戻った。 試合は開始5分に動く。アンギサのパスを引き出したルカクがパブロビッチとの競り合いに勝ってボックス内へ、GKとの一対一を確実に制した。 早々に失点したミランが前がかり、敵陣でのプレーを増やしていったが、好機を生み出すには至らない。 すると36分、ナポリはポリターノが際どいシュートを浴びせて牽制すると、43分にファインゴールで加点。左サイドからカットインしたクワラツヘリアが見事なシュートを決めきった。 迎えた後半、開始2分にミランが1点差としかける。CKの流れからモラタがヘッドで押し込んだが、VARが入ってオフサイド判定となりノーゴールに。 際どい判定でゴールを取り消されたミランは62分にレオンとプリシックを投入。リスクを負って前に出ていくも、ナポリの集中した守備をこじ開けることができない。 83分にようやくレオンのカットインシュートでゴールに迫ったミランだったが、鉄壁のナポリがシャットアウト勝利。5連勝で首位を堅守している。 ミラン 0-2 ナポリ 【ナポリ】 ロメル・ルカク(前5) クヴィチャ・クワラツヘリア(前43) 2024.10.30 06:40 Wed
4

「責める点はほぼない」4連勝の首位ナポリ、内容にも満足のコンテ監督は次節ミラン戦へ「本当の試練になる」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA前節は3連勝を達成し、首位をキープしたナポリ。26日の第9節ではレッチェをホームに迎えた。 ネットを揺らす場面もありながらゴールレスで折り返すと、73分にイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォが右CKのこぼれ球を押し込んで今度こそ先制。そのまま逃げ切り、2戦連続の1-0で4連勝を達成した。 結果的には1得点も、試合を終始支配した内容にコンテ監督は満足。ゴールもいずれ生まれると確信していたようだ。 「チームを責める点はほとんどない。24本のシュートを放ち、16本のコーナーキックを得た。彼らは良く守っていたが、我々は攻めた。そして、得点が入らなければナーバスになってしまう。私は選手たちを落ち着かせる必要があった」 「少し不安げでナーバスになる瞬間もあったが、遅かれ早かれゴールが決まることはわかっていた。いつだって忍耐強くなければならない。前節レッチェが0-6で敗れたのは大きな出来事だった。彼らは価値あるチームで、今日もそれを示した」 また、27日に行われる2位インテルvs3位ユベントスの上位対決については、「我々が最大限のリスペクトを払う、非常に強力な2チームであることを承知の上で見るつもりだ」とコメント。一方、29日に行われる次節のミラン戦にも目を向けた。 「ミラン戦に向かう。昨シーズン、我々に22ポイント差をつけ、夏に大型補強した強力なチームとの対戦は本当の試練になるだろう。これまで稼がなければならなかった勝ち点は得ている。今度はより高いレベルで競ってみよう。サン・シーロでの試合は決して楽なものではない」 <span class="paragraph-title">【動画】ディ・ロレンツォが決勝点もぎとる!ナポリvsレッチェ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="2Cp8S02coYE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.27 19:01 Sun
5

【セリエA第10節プレビュー】ミランvsナポリのビッグマッチ、彩艶がユベントスに挑戦

週末に行われた前節、スクデットの行方を占うイタリア・ダービーが開催され、スペクタクルな打ち合いの末、4-4決着となった。迎える第10節は今季初めてミッドウィークに行われ、火曜にミランvsナポリのビッグマッチが組まれている。 8位ミラン(勝ち点14/1試合未消化)は前節ボローニャ戦、悪天候によりレナト・ダッラーラが使用できず延期に。過密日程となっていた中での束の間の休息となったが、リフレッシュして大一番に臨めることとなった。なお、ボローニャ戦で出場停止処分を受ける予定だったDFテオ・エルナンデスとMFラインデルスの両主力はこのナポリ戦に出場できず、その点はミランにとってマイナスポイントとなる。 対するナポリは前節レッチェ戦、FWクワラツヘリアとFWポリターノをベンチスタートとする余裕を見せた中、主将DFディ・ロレンツォの決勝弾で2戦連続ウノゼロ勝利とした。4連勝で首位を堅守した中、ミランを叩いて独走態勢への足がかりとしてしまうか。 一時は4-2とリードしながらもユベントスに追いつかれてしまった2位インテル(勝ち点18)は水曜に10位エンポリ(勝ち点11)と対戦。試合内容、展開を考えれば勝ち切らなければならなかったイタリア・ダービーだが、切り替えることはできるか。決定機を逸してしまったFWラウタロ、4失点の守備陣の奮起が求められる。 そのインテルにFWユルドゥズの起死回生のドッピエッタで同点に持ち込んだ3位ユベントス(勝ち点17)は、GK鈴木彩艶の17位パルマ(勝ち点8)と対戦。敗色濃厚の流れから途中出場のNo.10が窮地を救ったイタリア・ダービー。貴重な勝ち点1を拾った中、この流れをパルマ戦に持ち込みたい。 対するパルマは前節、終盤に逆転の絶好機となるPKを獲得するもエースFWボニーの失敗で1-1のドローに終わってしまった。今季2勝目が遠いパルマだが、ユベントス相手にミランに次ぐジャイアントキリングとなるか。ユルドゥズ、FWコンセイソン、FWヴラホビッチらユベントスのアタッカーと彩艶の対決に注目だ。 そして木曜に11位ローマ(勝ち点10)が9位トリノ(勝ち点14)と対戦する。ローマは前節フィオレンティーナ戦、1-5の大敗。言い訳のできないような惨敗劇となった中、ユリッチ監督が昨季まで指揮官を務めていた古巣との対戦で首を繋げる勝利を手にできるか。 ◆セリエA第10節 ▽10/29(火) 《26:30》 カリアリvsボローニャ レッチェvsヴェローナ 《28:45》 ミランvsナポリ ▽10/30(水) 《26:30》 エンポリvsインテル ヴェネツィアvsウディネーゼ 《28:45》 アタランタvsモンツァ ユベントスvsパルマ ▽10/31(木) 《26:30》 ジェノアvsフィオレンティーナ 《28:45》 コモvsラツィオ ローマvsトリノ 2024.10.29 18:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly