ヘタフェMFヤンクトがセリエA復帰、昇格カリアリが獲得

2023.07.16 01:40 Sun
Getty Images
1年でセリエAに復帰したカリアリは15日、ヘタフェのチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)の獲得を発表した。契約期間は2025年6月までの2年間となっている。

スラビア・プラハの下部組織出身で、ウディネーゼでプロデビューを飾った左サイドのスペシャリストであるヤンクトは、2021年夏にサンプドリアからヘタフェに加入。
しかしヘタフェでは主力になりきれず、昨季はスパルタ・プラハにレンタル移籍していた。そのスパルタ・プラハでもケガもあってコンスタントに出場はできず、フォルトゥナ・リーガ15試合の出場に終わっていた。

ウディネーゼやサンプドリアでは主力として活躍していたヤンクト。慣れ親しんだイタリアで復活となるか。

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同性愛を公表のチェコ代表ヤンクトに無免許運転が発覚…精神的不安で引退も考慮か 「健康を考える時期」

スパルタ・プラハのチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)は現役引退を考えているのかもしれない。スペイン『Relevo』が伝えている。 チェコ代表として通算45キャップを誇るヤンクト。クラブキャリアではウディネーゼやサンプドリアに在籍経験があり、今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国のスパルタ・プラハに所属している。 そんなヤンクトだが、今年2月に同性愛者であることを公表。今もなお、自らの性的志向を発信することに躊躇する選手が多いとされるサッカー界において、ヤンクトの勇気ある告白は世界各国から多くの称賛が寄せられた。 あれから約2カ月、ヤンクトが所属するスパルタ・プラハは19日に公式サイトで以下のような声明を発表した。 「ヤンクトは個人的な問題に対処するため、双方合意のもとでチームを離れる。この間のトレーニングや試合には参加しない。これはヤクブの交通違反に対応したものだ。ファンとメディアには、ヤンクトの私生活に干渉しないでほしい」 どうやらヤンクトはこの声明の数時間前、本拠地近くで車を運転中に飲酒運転の疑いで警察に呼び止められた際、薬物検査への協力を拒否。飲酒検査は陰性だったものの、同時に今年初めに運転免許が取り消しとなっており、無免許運転をしていたことが発覚したという。 翌20日にはヤンクトが自身のSNSを更新。「ここ数年、特に最近は多くのことが蓄積していた。落ち着いて健康面を考える時期が来たと思う。僕の人生は18歳からサッカーを中心に回り、サッカーは僕にたくさんのものを授けてくれた。その一方で、サッカーが僕から奪っていったものもある」と現役引退を示唆したともとれる文章を綴った。 さらに「僕の健康状態と精神状態により、リーグ戦とカップ戦のために戦い続けることができず、残念に思う。言葉が見つからない。スパルタ・プラハの選手、コーチ、ファン、そしてメディアを含む全ての人たちのサポートに感謝している」と別れを告げるような言葉も並べている。 ほんの少し前は称賛を浴びたヤンクトだが、今回は無免許運転という許されざる行為で注目されることに。その一方で、勇気ある告白に対してより多くの精神的サポートを必要としていたのも事実かもしれない。続報が待たれるところだ。 2023.04.20 16:44 Thu

同性愛者であることを告白したチェコ代表MFヤンクトが改めて自身の思い語る 「今は本当に自由で、素晴らしい気分」

先日にゲイであることをカミングアウトしたスパルタ・プラハのチェコ代表MFヤクブ・ヤンクトが、改めて自身の考えを語った。イタリア『Mediaset』が伝えている。 ヤンクトは今月13日、自身の公式ツイッターに投稿した動画を通じて、自身が同性愛者であることを告白した。 「僕はヤクブ・ヤンクトで、他のみんなと同じように長所もあれば短所もある」 「僕には家族がいて、友達がいる。そして、仕事があって、長年に渡って真剣に、プロフェッショナルに、情熱を持って、ベストを尽くしてきた」 「他のみんなと同じように、僕も恐れることなく、偏見なく、暴力もなく、愛を持って自由に生きたいと思っている」 「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したいとは思っていない」 男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドのジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズに続く、カミングアウトとなったヤンクト。 そのカミングアウトに対しては、常にコミュニケーションを取っていたスパルタ・プラハ、レンタル元のヘタフェを含めた多くのクラブ、世界中のフットボーラーから全面的な支持の声が挙がった。また、先日に行われたヤブロネツ戦で同選手が途中出場した際にはスタンドのサポーターから温かな拍手が捧げられていた。 そういった多くの理解者が存在する一方、宗教的な観点や個人的な偏見によってLGBTQを嫌悪する声は一定数以上あり、ヤンクト自身も今回のカミングアウトを決断した際、そういったリスクを覚悟していたという。 「フットボール界はホモフォビア(同性愛嫌悪)なのか? 間違いなく、少しはそうだと思っている。なぜなら、もし僕がクローゼットからカミングアウトした最初のフットボーラーなら、そんな感じだろうね」 それでも、ヤンクトは今回の自身の決断に満足感を示しており、以前よりも生きやすさを感じているという。また、自身と同じ悩みを持つ多くの人たちの助けになりたいと新たな決意を示している。 「この決断はとても重要であり、僕はとても満足している。ある人にとっては革命的なことかもしれないけど、僕にとっては絶対的に普通なことなんだ」 「26年もの間、その壁に阻まれて、自分が思うように生きることができなかった。だけど、カミングアウトした後は本当に自由で、素晴らしい気分だよ」 「クローゼットから出ることを恐れている人はたくさんいる。僕たちは、そういった人たちの手助けもするつもりだよ」 2023.02.23 08:00 Thu

同性愛者であることを告白したチェコ代表MFヤンクト、元妻が告白を祝福「とても誇りに思う」「重要なのは彼が安全で幸せであること」

同性愛者であることを告白したチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)に対し、多くの称賛の声が寄せられている中、元妻であるマルケタ・オットマンスカさんがコメントした。スペイン『マルカ』が伝えた。 ヤンクトはオットマンスカさんと結婚。息子も1人いたが、現在は離婚している。 元妻であるオットマンスカさんは、今回のヤンクトの告白についてコメント。元夫が大きな一歩を踏み出したことを祝福した。 「私はこのことをとても誇りに思っています。このような形で公表できたことを誇りに思います」 「現役のサッカー選手で発表したのは、彼が初めてです。認めているのは引退した選手だけ。それ以外の人は秘密にしています」 「人々がどう言うかを恐れていました。これから成長していかなければならない息子のことを考えると、私は避けることを好みます。ただ、これはヤクブの話、彼の告白です」 「ヤクブから話を聞いた時、彼は私に大きな自由も与えてくれました。今重要なことは、彼が安全で幸せであることです。きっと安心して、何も蝕まれることはないでしょう」 ヤンクトが同性愛者だと知っていたオットマンスカさん。今回の告白を喜ぶ一方で、世間からの脅威を受けることを心配した。 「彼は人々がありのままの自分を受け入れてくれないのではないかと恐れていた。彼はそのことでストレスと感じていた。でも、みんなは今と同じように彼を愛してくれるでしょう」 「彼がすべきことは彼らに親切にすることだけ。彼に個人的なメッセージを書いて脅迫する人はまだたくさんいる。これが今日も続くのは恐ろしいことです。他人の人生に興味を持つ見知らぬ人たちからのね」 <span class="paragraph-title">【写真】同性愛を告白したヤンクトを祝福する元妻のオットマンスカさん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/B6814keHv21/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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「私は嬉しく思う」同性愛者であることを告白したチェコ代表MFにバイエルン指揮官がメッセージ「隠れることは重荷だっただろう」

バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督が、同性愛者であることを告白したチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)へメッセージを送った。ドイツ『Sport1』が伝えた。 13日、ヤンクトは自身の公式ツイッターに動画を投稿。同性愛者であるということを告白した。 ヘタフェから現在スパルタ・プラハにレンタル移籍しているヤンクトだが、クラブも併せて声明を発表し、サポートをしていくことを発表した。 この発表を受け、パリ・サンジェルマン(PSG)とのチャンピオンズリーグ(CL)に臨むナーゲルスマン監督が記者会見で言及。勇気ある告白に感謝をしながら、こういったことが普通になるべきだとした。 「私はそれを勇敢だと考えているが、勇敢だと話していることが残念でもある」 「本来なら当たり前のはずだ。プレッシャーのために何年も言いたくないかもしれない人々の立場になって考えている。これは快適な生活ではなく、とても憂鬱になる可能性がある」 「人々にとって、このプレッシャーに対処しなければならないこと、カミングアウトを許可されず、常に隠れていることはとても重荷になるはずだ」 「彼がそうしてくれたことを嬉しく思う。なぜなら、彼はより快適な生活を送ることができるからだ。それを私は願っている」 男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズがゲイであることをカミングアウトしており、その数はまだ多くはない。 <span class="paragraph-title">【動画】自身が同性愛者であると告白したヤクブ・ヤンクト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="zxx" dir="ltr"><a href="https://t.co/PZNSAteOch">pic.twitter.com/PZNSAteOch</a></p>&mdash; Jakub Jankto (@jakubjanktojr) <a href="https://twitter.com/jakubjanktojr/status/1625117590182928384?ref_src=twsrc%5Etfw">February 13, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.14 14:35 Tue

チェコ代表MFヤンクトがゲイを公表…「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したくない」

スパルタ・プラハに所属するチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)が、ゲイであることを告白した。 ヤンクトは13日、自身の公式ツイッターに投稿した動画を通じて、自身が同性愛者であることを告白した。 「僕はヤクブ・ヤンクトで、他のみんなと同じように長所もあれば短所もある」 「僕には家族がいて、友達がいる。そして、仕事があって、長年に渡って真剣に、プロフェッショナルに、情熱を持って、ベストを尽くしてきた」 「他のみんなと同じように、僕も恐れることなく、偏見なく、暴力もなく、愛を持って自由に生きたいと思っている」 「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したいとは思っていない」 また、現所属クラブのスパルタ・プラハは今回のカミングアウトの前にヤンクトとじっくりと話し合いを行っており、今回の公表と併せて声明を発表。クラブとして同選手を全面的にサポートしていくことを伝えた。 「しばらく前に、クラブの経営陣、監督、チームメイトとの彼の性的指向について話し合いを行いました」 「他のすべては彼の個人的な生活に関係していますし、クラブとしてこれ以上のコメントはありません。これ以上の質問もありません。君は私たちのサポートを受けています。自分の人生を生きてほしい、ヤコブ」 母国スラビア・プラハの下部組織出身でイタリアのウディネーゼでプロキャリアをスタートしたヤンクトは、サンプドリアを経て2021年夏にヘタフェへ完全移籍で加入。今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国の名門スパルタ・プラハでプレーしている。 また、2017年3月にデビューを飾ったチェコ代表ではここまで45試合に出場するなど、中盤の主力を担っている。 なお、男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズがゲイであることをカミングアウト。 ヤンクトは両選手に続く形で自身の性的指向を明かした選手となった。 2023.02.13 23:18 Mon

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カリアリの指揮官を退任したラニエリ監督、クラブの指揮は終了「他のクラブを指導することはない」

カリアリの指揮をとるクラウディオ・ラニエリ監督(72)。今シーズン限りでの退任がすでに発表されている中、クラブを指揮することはもうないようだ。 カリアリを指揮するのは指導者キャリアで2度目。1988年7月から1991年6月まで指揮すると、その後はナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・アドリー、チェルシー、パルマ、ユベントス、ローマ、インテル、モナコ、ギリシャ代表、レスター・シティ、ナント、フルアム、サンプドリア、ワトフォードと数多くのチームを指揮した。 レスターでは元日本代表FW岡崎慎司らを擁して、2015-16シーズンに奇跡のプレミアリーグ優勝に導くと、バレンシアではコパ・デル・レイ、フィオレンティーナではコッパ・イタリアを制するなどしてきた。 カリアリでは過去にセリエC1からセリエAまで昇格させると、今回はセリエBからセリエAへと昇格させ、チームを残留に導いていた。 カリアリは23日に行われた最終節のフィオレンティーナ戦でシーズンが終了。ラニエリ監督の指揮も終了した。 そんな中、試合前にイタリア『スカイ・スポーツ』でジョルジョ・ポッラ氏の独占インタビューに応じていたラニエリ監督。もうクラブで監督を務めることはないと語っていた。 「カリアリに加入したとき、私はここでクラブ監督としてのキャリアを終えるつもりだと言った」 「もし明日、イタリアとは限らない代表チームが来て私を刺激したら、イエスと言うだろう。だが、他のクラブを指導することはないだろう」 クラブの監督キャリアは今シーズンのカリアリで終了。監督業からの引退はしないが、代表チームに限るという。 2024.05.24 22:40 Fri

カリアリ退団のナンデス、ローマ行き噂もサウジアラビア移籍が決定

ウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)のサウジアラビア行きが決定した。 アル・カーディシーヤFCは24日、ナンデスがフリートランスファーで加入することを発表した。 2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF。 今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる実力者に対しては、現役時代にボカ・ジュニアーズで共にプレーしたダニエレ・デ・ロッシ監督が率いるローマへの移籍が取り沙汰されていた。 しかし、その新天地はサウジアラビアのアル・カーディシーヤとなった。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、レアル・マドリーのレジェンドであるミチェル監督が指揮し、元アルゼンチン代表FWルシアーノ・ビエット、ペルー代表FWアンドレ・カリージョ、元マルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスらを擁するクラブは、年俸1000万ユーロ(約17億円)の3年契約という好条件のオファーで実力者の獲得に成功したとのことだ。 2024.05.24 19:35 Fri

ローマが今夏フリーのナンデス獲得に動く…デ・ロッシ監督たっての希望

ローマが、カリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)の獲得に向けて交渉を進めているようだ。 元ポルトガル代表MFレナト・サンチェスのパリ・サンジェルマンへのローンバックが既定路線のローマは、同選手に代わるボックス・トゥ・ボックスMFの獲得を優先事項としている。 そういったなか、2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF獲得への動きを本格化させている。 ナンデスは今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる。イタリア『Leggo』によると、ローマは同選手に対して年俸200万ユーロ(約3億4000万円)程度の3年契約をオファーしているという。 また、ナンデス獲得はダニエレ・デ・ロッシ監督の特別なリクエストだという。デ・ロッシ監督と同選手はボカ・ジュニアーズ時代に短期間ながらチームメイトとしてプレーしており、青年指揮官は元同僚の実力や人となりを把握した上で、クラブに対して獲得を求めているようだ。 なお、ローマは同選手がコパ・アメリカへ参戦する前に交渉を完了させたい考えだ。 2024.05.22 16:30 Wed

カリアリを残留に導いたラニエリ監督が辞任、監督業からの引退は未定

カリアリは21日、クラウディオ・ラニエリ監督(72)が今季をもって辞任することを発表した。2025年6月まで残していた契約を双方合意の下で解除している。 カリアリは19日に行われたセリエA第37節サッスオーロ戦で2-0の勝利。15位に浮上し、最終節を前に残留を確定させていた。 1988~1991年にカリアリをセリエCからAに引き上げて監督キャリアの礎を築いたラニエリ監督は、その後ナポリやバレンシア、アトレティコ・マドリー、チェルシー、ユベントス、ローマ、インテルと各国のビッグクラブの指揮官を歴任。レスター・シティでは2015-16シーズンにプレミアリーグ優勝の偉業を成し遂げた。 そして2022年12月、セリエBで14位と低迷していたカリアリの指揮官に復任。5位へと押し上げ昇格プレーオフの末、昨季セリエA復帰に導いた。今季は苦戦したもののセリエA残留を果たし、カリアリの救世主として役割を全うした。 なお72歳と高齢のラニエリ監督だが、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば監督業から引退するかは未定とのことだ。 2024.05.22 06:30 Wed

ミランが今季最多5ゴールで5試合ぶり勝利【セリエA】

ミランは11日、セリエA第36節でカリアリをホームに迎え、5-1で圧勝した。 前節ジェノア戦を3-3の引き分けに持ち込まれたものの来季のチャンピオンズリーグ出場を確定させた2位ミラン(勝ち点71)は、レオンやテオ・エルナンデス、トモリら一部主力をベンチスタートとした。 残留争い中の15位カリアリ(勝ち点33)に対し、ジルー、プリシック、チュクウェゼの3トップで臨んだミランがボールを持つ展開で推移した中、11分にフロレンツィのボレーでGKを強襲。 その後、ルブンボのロングカウンターで何度か牽制されたミランは、カリアリの守備ブロックを崩せない状況が続く。 それでも36分に先制する。チュクウェゼのシュートのルーズボールをベナセルが押し込んだ。 ミランが1点をリードして迎えた後半、レオン、トモリ、オカフォーを投入した中、開始4分に追加点のチャンス。プリシックの右クロスに合わせたレオンのボレーがバーに直撃した。 それでも59分に追加点を奪いきる。ロングカウンターの流れからレオンのスルーパスを受けたプシリックがGKとの一対一を制した。 その後、63分にナンデスに1点差とされるゴールを許したミランはテオ・エルナンデスを投入した中、74分に勝負を決める3点目。中央からラインデルスの強烈なミドルシュートが決まった。 80分にCKの流れからショムロドフのシュートがバーに直撃するピンチがあったものの、83分にレオン、87分にプリシックがドッピエッタとなる5点目を決めたミランが今季最多ゴールでの勝利。5試合ぶりの白星を飾っている。 2024.05.12 05:38 Sun

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サウジアラビアがミランの10番に関心、契約解除金は296.5億円だが…

ミランの10番を背負うポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)に対して、サウジアラビアからの関心が強まっているという。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えた。 2019年8月にリールからミランへと加入したレオン。左ウイングを主戦場にミランの攻撃の軸となり、2023-24シーズンはセリエAで34試合9ゴール10アシスト。公式戦47試合で15ゴール14アシストを記録した。 その才能は多くのクラブの関心の対象となっており、ヨーロッパのビッグクラブも関心を見せている中、当然のようにサウジアラビアからも関心があるという。 『TuttoMercatoWeb』によれば、アル・ヒラルが関心を持っているとのこと。現時点では正式なオファーは出されていないようだが、今後数週間以内にミランにオファーを出すとのこと。レオンの獲得に動くという。 ただ、ミランも当然売却する意思はない。2028年夏までの契約をレオンと結んでいるが、契約解除条項として1億7500万ユーロ(約296億5000万円)を設定している状況。この金額以下で獲得することは不可能であり、交渉する気はないという。 一方で、レオン自身は現在はポルトガル代表として臨むユーロ2024に集中。少なくとも、大会が終了するまでは去就については考えないと見られている。 2024.06.18 18:40 Tue

バルサ行き破談濃厚のアルゼンチン代表MF、新天地はセリエA強豪か…

バルセロナ行き破談濃厚となったアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス(30)の新天地は、セリエAの強豪となるかもしれない。 今シーズン限りでレアル・ベティスを退団する守備的MFは、一時バルセロナ行きが既定路線となっていた。 条件面ではプレ合意に至っていたが、チャビ・エルナンデス監督の解任にハンジ・フリック新監督の就任によって状況に変化。財政難のクラブはその他のターゲットの獲得に失敗した場合の保険としての可能性を残している模様だが、ほぼカタルーニャ行きの線は消えたという。 これにより、去就が振り出しに戻ったギド・ロドリゲスだが、イタリア『Il Giorno』の報道によれば、アタランタが新天地となる可能性があるようだ。 ブラジル代表MFエデルソンに引き抜きの噂が絶えないラ・デアは、その後釜としても中盤の選手層を埋める存在にもなり得るアルゼンチン代表MFへオファーを掲示。過去にはマンチェスター・ユナイテッド、ナポリも関心を示した大型ピボーテは、その他の選択肢を考慮に入れているものの、少なくとも条件面では納得できるオファーとなっているとのことだ。 コパ・アメリカ2024にも招集中の実力者は、そのプレースタイル的にもアタランタにフィットする可能性が高いが、今夏のセリエA初挑戦は実現するのか…。 2024.06.18 08:00 Tue

ラツィオがルイス・アルベルト&鎌田の後釜を確保…“ナイジェリア代表の未来”23歳フィサヨ・デレ=バシル

ラツィオがナイジェリア代表MFフィサヨ・デレ=バシル(23)の獲得に漕ぎ着けたという。 デレ=バシルはスュペル・リグ(トルコ1部)のハタイスポルに所属する186cmセントラルハーフ。マンチェスター・シティの下部組織で育まれた、ストライドの大きいクラックだ。 昨秋はナイジェリア代表デビューを飾り、初試合で決勝点をアシスト。今年1月のアフリカ杯こそ落選も、先日の2キャップ目で初ゴールを決め、今後のナイジェリアを背負っていく存在の1人であることが明確になった。 そんな23歳の獲得が近づくラツィオ。 長年の“背番号10”ルイス・アルベルト(31)を売却し、鎌田大地(27)も契約満了に伴う退団が確実…来季から攻撃のタクトを振るう役割もデレ=バシルに求められる。 ファブリツィオ・ロマーノ氏は17日、ラツィオが移籍金700万ユーロ(約11.8億円)でクラブ間交渉をまとめ上げたとレポート。最後の一押しとメディカルチェックは数日中、とのことだ。 2024.06.17 21:35 Mon

やはりルカクはサウジ行きが妥当? 関心寄せるナポリは大金得たとて…

ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)はやはりサウジアラビア行きが妥当な線か。 2020-21シーズンのセリエA得点王・ルカク。この時点でインテルの“顔”だったストライカーは、21年夏にクラブの財政状況から売却を迫られたこともあり、チェルシーへ。 21-22シーズンはチェルシーで期待外れに終わり、22-23シーズンはインテルにローン復帰で一定のインパクトも急な心変わりで実質的な喧嘩別れ、23-24シーズンはローマにやはり1年ローンで拾われてそこそこ活躍。 ここ数年の成績はともかく、保有元チェルシーはルカクを売却したいところだが、金銭的な事情により、なかなか完全移籍で買い取ってくれるところがない、というのが現状。無論ローマも買い取り不可能とされる。 そこへサウジ勢とナポリからの関心が。 ファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)を売却した場合に限って、ルカク獲得の可能性がわずかに上昇。人気銘柄オシムヘンを売れば、そこそこの金額が懐に入ってくることは想像に難くない。 しかし、前述の通り、ルカク獲得の可能性は極小。 大金を得たとて、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がチェルシーの希望通り(4300万ユーロ/約72.1億円/リリース条項)に財布の紐を緩めることは、どうしたって考えにくい。 したがって、ルカクは資金力が突き抜け、札束の雨を降らせることに躊躇がないサウジアラビアのトップクラブ行きが、現実的なキャリアのネクストステップか。 ルカクの扱い方をよく知るアントニオ・コンテ新監督がどれだけ望もうとも、デ・ラウレンティス会長が4300万ユーロの支払いを許可することは流石になさそうだが、果たして。 2024.06.17 16:50 Mon

インテルがジェノアへ若手を大量提示…ジョゼップ・マルティネスの獲得コスト削減へ譲歩狙う

インテルがジェノアへ若手を大量に提示しているという。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 スイス代表GKヤン・ゾマー(35)の後継者探しに本腰を入れるインテル。アトレチコMGのブラジル代表GKベントを「高額すぎる」として諦め、現在獲得交渉中なのが、ジェノアの元スペイン代表GKジョゼップ・マルティネス(26)だ。 交渉成立に備えてジェノアが日本代表GK鈴木彩艶(21)をリストアップする一方、インテルは何としてでも今夏中にGKを確保しておきたい模様。J・マルティネスの獲得交渉にあたり、若手の譲渡をジェノアへ提示したそうだ。 その面々は、ウルグアイ代表FWマルティン・サトリアーノ(23)、U-21イタリア代表MFガエタノ・オリスタニオ(21)、U-21イタリア代表FWセバスティアーノ・エスポージト(21)、U-21イタリア代表DFマッティア・ザノッティ(21)。いずれもレンタル放出中の21〜23歳だ。 J・マルティネスの獲得と引き換えに、インテルから1人ないし2人がジェノアへ…レンタル移籍か完全移籍か形態は不明瞭だが、マロッタ・インテルがJ・マルティネスに注力していることは間違いなさそうだ。 2024.06.17 16:10 Mon

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ヤクブ・ヤンクトの記事ランキング

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「私は嬉しく思う」同性愛者であることを告白したチェコ代表MFにバイエルン指揮官がメッセージ「隠れることは重荷だっただろう」

バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督が、同性愛者であることを告白したチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)へメッセージを送った。ドイツ『Sport1』が伝えた。 13日、ヤンクトは自身の公式ツイッターに動画を投稿。同性愛者であるということを告白した。 ヘタフェから現在スパルタ・プラハにレンタル移籍しているヤンクトだが、クラブも併せて声明を発表し、サポートをしていくことを発表した。 この発表を受け、パリ・サンジェルマン(PSG)とのチャンピオンズリーグ(CL)に臨むナーゲルスマン監督が記者会見で言及。勇気ある告白に感謝をしながら、こういったことが普通になるべきだとした。 「私はそれを勇敢だと考えているが、勇敢だと話していることが残念でもある」 「本来なら当たり前のはずだ。プレッシャーのために何年も言いたくないかもしれない人々の立場になって考えている。これは快適な生活ではなく、とても憂鬱になる可能性がある」 「人々にとって、このプレッシャーに対処しなければならないこと、カミングアウトを許可されず、常に隠れていることはとても重荷になるはずだ」 「彼がそうしてくれたことを嬉しく思う。なぜなら、彼はより快適な生活を送ることができるからだ。それを私は願っている」 男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズがゲイであることをカミングアウトしており、その数はまだ多くはない。 <span class="paragraph-title">【動画】自身が同性愛者であると告白したヤクブ・ヤンクト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="zxx" dir="ltr"><a href="https://t.co/PZNSAteOch">pic.twitter.com/PZNSAteOch</a></p>&mdash; Jakub Jankto (@jakubjanktojr) <a href="https://twitter.com/jakubjanktojr/status/1625117590182928384?ref_src=twsrc%5Etfw">February 13, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.14 14:35 Tue
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チェコ代表MFヤンクトがゲイを公表…「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したくない」

スパルタ・プラハに所属するチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)が、ゲイであることを告白した。 ヤンクトは13日、自身の公式ツイッターに投稿した動画を通じて、自身が同性愛者であることを告白した。 「僕はヤクブ・ヤンクトで、他のみんなと同じように長所もあれば短所もある」 「僕には家族がいて、友達がいる。そして、仕事があって、長年に渡って真剣に、プロフェッショナルに、情熱を持って、ベストを尽くしてきた」 「他のみんなと同じように、僕も恐れることなく、偏見なく、暴力もなく、愛を持って自由に生きたいと思っている」 「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したいとは思っていない」 また、現所属クラブのスパルタ・プラハは今回のカミングアウトの前にヤンクトとじっくりと話し合いを行っており、今回の公表と併せて声明を発表。クラブとして同選手を全面的にサポートしていくことを伝えた。 「しばらく前に、クラブの経営陣、監督、チームメイトとの彼の性的指向について話し合いを行いました」 「他のすべては彼の個人的な生活に関係していますし、クラブとしてこれ以上のコメントはありません。これ以上の質問もありません。君は私たちのサポートを受けています。自分の人生を生きてほしい、ヤコブ」 母国スラビア・プラハの下部組織出身でイタリアのウディネーゼでプロキャリアをスタートしたヤンクトは、サンプドリアを経て2021年夏にヘタフェへ完全移籍で加入。今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国の名門スパルタ・プラハでプレーしている。 また、2017年3月にデビューを飾ったチェコ代表ではここまで45試合に出場するなど、中盤の主力を担っている。 なお、男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズがゲイであることをカミングアウト。 ヤンクトは両選手に続く形で自身の性的指向を明かした選手となった。 2023.02.13 23:18 Mon

カリアリの記事ランキング

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カリアリ退団のナンデス、ローマ行き噂もサウジアラビア移籍が決定

ウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)のサウジアラビア行きが決定した。 アル・カーディシーヤFCは24日、ナンデスがフリートランスファーで加入することを発表した。 2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF。 今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる実力者に対しては、現役時代にボカ・ジュニアーズで共にプレーしたダニエレ・デ・ロッシ監督が率いるローマへの移籍が取り沙汰されていた。 しかし、その新天地はサウジアラビアのアル・カーディシーヤとなった。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、レアル・マドリーのレジェンドであるミチェル監督が指揮し、元アルゼンチン代表FWルシアーノ・ビエット、ペルー代表FWアンドレ・カリージョ、元マルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスらを擁するクラブは、年俸1000万ユーロ(約17億円)の3年契約という好条件のオファーで実力者の獲得に成功したとのことだ。 2024.05.24 19:35 Fri
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ユベントスがナンデス獲得に動く! アルトゥールの去就に影響も…

ユベントスがカリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(26)の獲得に動くようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏など複数メディアが報じている。 今冬の移籍市場でセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチを獲得したほか、ボルシアMGのスイス代表MFデニス・ザカリアの獲得をほぼ決定的なものとしているユベントス。 ここに来てウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール、スウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキのトッテナムへの売却交渉も進む中、クラブは3人目の補強としてナンデスの獲得に動くようだ。 豊富な運動量、球際の強さ、リーダーシップ、推進力を併せ持つカリアリの主力MFは、以前からインテルが熱視線を注ぐなど国内屈指の実力者。マッシミリアーノ・アッレグリ監督もクオリティ不足の中盤を強化するに適した人材として獲得を望んでいるようだ。 そして、ユベントスとカリアリは現在、U-20ブラジル代表FWカイオ・ジョルジのレンタル交渉と並行する形で、ナンデスの交渉を行っているようだ。 両者はレンタル移籍を基本線にカリアリサイドは、2019年の獲得時にボカ・ジュニアーズと結んだリセール時の移籍金10%の支払いを含め、レンタル契約終了後の買い取り義務を要求している模様。この部分が交渉の肝となりそうだ。 なお、仮にナンデスのユベントス移籍が確定した場合、アーセナル行きの可能性が取り沙汰されるブラジル代表MFアルトゥール・メロの去就にも動きがあるかもしれない。 2022.01.31 01:03 Mon
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カリアリの指揮官を退任したラニエリ監督、クラブの指揮は終了「他のクラブを指導することはない」

カリアリの指揮をとるクラウディオ・ラニエリ監督(72)。今シーズン限りでの退任がすでに発表されている中、クラブを指揮することはもうないようだ。 カリアリを指揮するのは指導者キャリアで2度目。1988年7月から1991年6月まで指揮すると、その後はナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・アドリー、チェルシー、パルマ、ユベントス、ローマ、インテル、モナコ、ギリシャ代表、レスター・シティ、ナント、フルアム、サンプドリア、ワトフォードと数多くのチームを指揮した。 レスターでは元日本代表FW岡崎慎司らを擁して、2015-16シーズンに奇跡のプレミアリーグ優勝に導くと、バレンシアではコパ・デル・レイ、フィオレンティーナではコッパ・イタリアを制するなどしてきた。 カリアリでは過去にセリエC1からセリエAまで昇格させると、今回はセリエBからセリエAへと昇格させ、チームを残留に導いていた。 カリアリは23日に行われた最終節のフィオレンティーナ戦でシーズンが終了。ラニエリ監督の指揮も終了した。 そんな中、試合前にイタリア『スカイ・スポーツ』でジョルジョ・ポッラ氏の独占インタビューに応じていたラニエリ監督。もうクラブで監督を務めることはないと語っていた。 「カリアリに加入したとき、私はここでクラブ監督としてのキャリアを終えるつもりだと言った」 「もし明日、イタリアとは限らない代表チームが来て私を刺激したら、イエスと言うだろう。だが、他のクラブを指導することはないだろう」 クラブの監督キャリアは今シーズンのカリアリで終了。監督業からの引退はしないが、代表チームに限るという。 2024.05.24 22:40 Fri
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カリアリ、ローマからウズベキスタンのエースFWショムロドフをレンタルで獲得

カリアリは27日、ローマからウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(28)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 ウズベキスタン代表の主将ショムロドフは、190cmの大型のアタッカー。母国のブニョドコルでキャリアをスタートし、ロシアのロストフを経て2020年の夏ジェノアに完全移籍で加入。 加入当初はセリエAへの適応に苦戦を強いられたが、ようやくイタリアの水になれたシーズン最終盤の6試合では5ゴールを挙げる爆発力をみせ、デビューシーズンで31試合8ゴールと上々の数字を残すと、この活躍が認められ、2021年夏に名門ローマ移籍を果たした。 ローマではジョゼ・モウリーニョ監督の下で貴重なオプションとなるも、途中出場がメインということもあり、ゴール数は伸び悩み。昨季は公式戦8試合151分間の出場にとどまると、今年1月からはスペツィアへレンタル移籍。 スペツィアでは、センターFWの準主力として公式戦16試合に出場し1ゴールに留まり、チームは17位に終わってヴェローナとの残留プレーオフの末、セリエBに降格していた。 2023.07.28 06:00 Fri
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辞任要請のラニエリ監督、選手たちの説得で残留を決意…

カリアリを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、16日の公式会見で辞任を撤回し、チームに残留することを明かした。 ラニエリ監督は昨年12月末に、1年でのセリエA復帰を目指しながらもファビオ・リベラーニ前監督の下、セリエBで14位に低迷していたカリアリの新指揮官に就任。 1988年に監督を務め、セリエC1からセリエAまで引き上げ、監督として自身の名をあげた古巣復権を託された中、レギュラーシーズンで9勝8分け2敗の見事な戦績を残し、昇格プレーオフ圏内の5位でフィニッシュ。さらに、プレーオフでは準決勝でパルマ、決勝でバーリを下して1年でのセリエA復帰に導く卓越した手腕を発揮した。 しかし、復帰1年目となった今季は開幕から9戦勝利なしと低迷すると、その後も不安定な戦いが続き、現在は降格圏の19位。直近10試合ではわずか2勝止まりで、目下4連敗中だった。 この成績を受けてラニエリ監督は、10日に行われたラツィオ戦の翌日に選手たちに辞任を決断したことを明かしたが、選手たちからの説得により考え直したとようだ。 「チームにはショック療法が必要だと伝えた。私は辞任すると伝えたが、選手たちはそれを反対した。彼らは戦おうと言い、私もそう思った。だから彼らに『わかった、この任務を成し遂げるために戦おう』と伝えたんだ。その後、彼らはトレーニングに戻りたいと言ったので、今はここに残ることにしたんだ」 「(ウディネーゼ戦は)かなり厳しい試合になるだろうが、何とか良い結果をホームに持ち帰りたい」 「私は大丈夫だよ。多くの監督は、日曜日のミーティングの時点でチームのサポートを受けられなかっただろうね。私はすごく落ち込んでいたけれど、選手たちが私に大きなモチベーションを与えてくれた。"一緒に戦おう "と言ってくれたんだ」 2024.02.17 06:30 Sat

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