モンペリエ、デル・ザカリアン氏を新指揮官に招へい! 1年半ぶりの再任に

2023.02.08 22:27 Wed
Getty Images
モンペリエは8日、ミシェル・デル・ザカリアン氏(59)の新監督招へいを発表した。

今シーズン開幕から苦戦が続くモンペリエは、昨年10月中旬にオリヴィエ・ダロリオ前監督を解任。さらに、降格圏と2ポイント差の15位に低迷するチームは、7日にロマン・ピトー監督を解任した。
そして、後任指揮官に任命されたのは、選手、監督としてクラブに在籍経験のあるデル・ザカリアン氏。

現役時代にアルメニア代表DFとしてモンペリエで活躍したデル・ザカリアン氏は、2017年から2021年まで古巣を指揮。守備的な[5-3-2]、より攻撃的な[4-3-3]の2つの布陣を併用し、在任4シーズンでヨーロッパリーグ出場権獲得にあと一歩まで迫る安定したチームを作り上げていた。

現在、モンペリエでは失点数がリーグワースト4位の45失点と勝ち点逸の大きな要因となっており、ソリッドな守備構築に定評がある前指揮官の再任は的確な動きと見ていいはずだ。
なお、デル・ザカリアン新体制の初陣は同監督が今季途中まで指揮し、勝ち点で並ぶスタッド・ブレスト戦となる。

ミシェル・デル・ザカリアンの関連記事

元仏代表DFサコーの新天地がジョージアに決定! かつてPSGやリバプールでプレー

元フランス代表DFママドゥ・サコー(34)の新天地がジョージアに決定した。 ジョージアのトルペド・クタイシは11日、サコーの加入を発表した。 フランス代表として通算29試合に出場し、過去にはパリ・サンジェルマンやリバプールでもプレーしたサコー。 2021年には母国のモンペリエにフリートランスファーで加入したが、その新天地では定位置を確保するには至らず。さらに、昨年10月にはトレーニング中にミシェル・デル・ザカリアン監督との乱闘騒ぎによって謹慎。そのまま契約を解消する形で退団となっていた。 2024.06.12 13:00 Wed

指揮官と衝突した元仏代表DFサコーがモンペリエとの契約を解消…

モンペリエは2日、元フランス代表DFママドゥ・サコー(33)との契約を双方合意の下で解消した。クラブとサコー本人が声明で契約解消を発表している。 フランス『レキップ』によると、サコーは先月末のトレーニングセッションで、ミシェル・デル・ザカリアン監督の「泣き虫」との発言をきっかけに口論に発展。その後、同選手は指揮官の胸倉を掴んだ後、タックルのような形で転倒させる暴力行為を働いたという。 これを受け、クラブはすぐさま聞き取り調査を行い、衝突の翌日にトレーニング場を訪れたサコーに対して、一時的な謹慎処分を言い渡していた。 クラブは今回の契約解消に際して、「10日間の反省を経て、両当事者は誠意を持って、自分たちを結びつけていた契約関係に終止符を打つことに同意した」と、両者が納得した上での契約解消であることを強調した。 一方、自身の公式SNSに声明を発表したサコーは、「リスペクトが提供されなくなったときにテーブルを離れる方法を知っておく必要がある」と、クラブや指揮官に不満を抱いた中での決断であることを示唆。ただ、クラブやメディカルスタッフや過去の監督への感謝の思いを綴るなど、今後クラブと事を構える意思はないようだ。 フランス代表として通算29試合に出場し、過去にはパリ・サンジェルマンやリバプールでもプレーしたサコー。モンペリエにはクリスタル・パレス退団後の2021年に3年契約で加入した。 母国クラブでは加入1年目こそリーグ戦29試合に出場したが、以降は負傷やパフォーマンスの問題で控えに甘んじており、今シーズンここまではリーグ戦1試合の途中出場のみとなっている。 2023.11.03 05:30 Fri

モンペリエの元仏代表DFサコーが指揮官と衝突で謹慎処分…口論後にタックル見舞う

モンペリエの元フランス代表DFママドゥ・サコー(33)が、監督との衝突によってクラブから謹慎処分を科されたようだ。フランス『レキップ』が報じている。 報道によると、サコーは今週のトレーニングセッションで、ミシェル・デル・ザカリアン監督の「泣き虫」との発言をきっかけに口論に発展。その後、同選手は指揮官の胸倉を掴んだ後、タックルのような形で転倒させる暴力行為を働いたようだ。 これを受け、クラブはすぐさま聞き取り調査を行い、25日朝にはトレーニング場を訪れたサコーに対して、一時的な謹慎処分を言い渡した模様。さらに、今後の調査と話し合いでは今シーズン終了までとなる契約を解除するという結論が下される可能性が高いようだ。 また、『レキップ』によると、24日から25日にかけての夜間に、トレーニングセンターの入り口で大規模な攻撃的な落書きメッセージが発見されたという。この落書きはサコーとその家族をターゲットに、直ちにモンペリエから立ち去るよう要求するものだったという。そして、クラブはすぐに落書きを覆い、除去したとのことだ。 フランス代表として通算29試合に出場し、過去にはパリ・サンジェルマンやリバプールでもプレーしたサコー。モンペリエにはクリスタル・パレス退団後の2021年に3年契約で加入した。 母国クラブでは加入1年目こそリーグ戦29試合に出場したが、以降は負傷やパフォーマンスの問題で控えに甘んじており、今シーズンここまではリーグ戦1試合の途中出場のみとなっている。 2023.10.26 08:00 Thu

ブレストがエリック・ロワ氏を新指揮官に招へい!

スタッド・ブレストは3日、エリック・ロワ氏(55)を新監督に任命したことを発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 今シーズン開幕から1勝3分け6敗の最下位に低迷していたブレストは、昨年10月にミシェル・デル・ザカリアン監督(59)を更迭。 以降はリザーブチームを率いるブルーノ・グロウジ監督を暫定的指揮官に据え、現在は3勝4分け10敗の17位に位置している。 今回、ブレストの残留を託されたロワ氏は、現役時代にニースやリヨン、マルセイユ、サンダーランドで活躍したフランス人MF。引退後は2010年から1年間古巣のニースを指揮し、直近ではRCランスとワトフォードでスポーツディレクターを務めていた。 2023.01.04 00:24 Wed

リーグ・アン最下位のブレストがデル・ザカリアン監督を更迭…14日の経営陣会議後に解任へ

スタッド・ブレストは11日、ミシェル・デル・ザカリアン監督(59)を更迭した。 ブレストは2021年夏にモンペリエへ引き抜かれたオリヴィエ・ダロリオ監督の後任として、奇しくもモンペリエ前指揮官のデル・ザカリアン監督を招へい。 就任初年度となった昨シーズンは前年17位のチームを11位に大きく躍進させたが、今シーズンは開幕から不振に陥り、1勝3分け6敗の最下位に低迷していた。 この成績不振を受け、クラブは14日に実施される経営陣の会議まで同監督のレイオフを決定。解任は同会議後に正式に言い渡される見込みだが、それまでの期間はリザーブチームを率いるブルーノ・グロウジ監督が暫定的にチームを指揮することになる。 ただ、グロウジ監督はリザーブチームを率いた直近の試合で退席処分を受けており、16日に予定されるリーグ次節のナント戦ではベンチ入りできない。そのため、クラブは同試合までに後任監督を招へいする必要があるという。 2022.10.11 22:51 Tue

モンペリエの関連記事

偉大なるジルー、その分岐点は若き日のフランス代表デビュー戦…惚れ込んだヴェンゲル氏「夢中になってしまった」

フランス代表歴代最多得点者のFWオリヴィエ・ジルー(37)。その選手キャリアにおける分岐点は、自身のA代表デビュー戦を観戦したアーセン・ヴェンゲル氏との出会いだった。 今季でミランを退団、フランス代表からもユーロ2024を最後に引退、MLSはロサンゼルスFCへの移籍を持って、欧州で見納めとなるであろう37歳ジルー。 モンペリエ時代の11-12シーズンにリーグ・アン優勝&得点王。翌季から5年半アーセナルに在籍し通算105得点。チェルシー時代は控えを抜け出せずも、34歳で加入したミランがクラブキャリアのハイライトか。1年目でスクデット奪還に大貢献、得点数だけでは語れない技量・存在感で3年間チームを引っ張り、その威圧感は老練なカルチョのDFを苦しめた。 また、フランス代表では3度のW杯出場に2018年ロシア大会優勝、そして同国代表歴代最多の57得点。ティエリ・アンリ氏の得点記録を抜くのがジルーになるなど、一体誰が予想しただろうか。まさに、年齢を重ねるごとに輝きを増していったストライカーだ。 フランス『Canal+』は、そんなジルーの半生を追いかけたドキュメンタリー番組を制作し、選手キャリアの分岐点として、当時アーセナル指揮官だったヴェンゲル氏の目に留まった“2011年11月11日”をピックアップ…ヴェンゲル氏自ら証言する。 「初めてオリヴィエを観た日のことをよく覚えている。当時彼はモンペリエの選手で、すでにそれなりの成績を収めていたが、そのプレーをこの目で確認し、『ああ、この男はフットボールを完全に理解している』と確信した。私は彼に夢中になってしまった(笑)」 “2011年11月11日”は、ジルーがフランス代表初キャップを飾ったアメリカ代表戦。スタッド・ド・フランスで観戦してジルーに惚れ込んだヴェンゲル氏は自らジルーへ接触。2012年夏のアーセナル加入に漕ぎ着けた。 しかし、代理人のミシェル・マヌエロ氏は当時、ジルーに「アーセナルなんか行くべきじゃない」とアドバイスしたと言う。 「私は彼に言った。『アーセナルはダメだ。ロビン・ファン・ペルシがいるんだぞ。ピッチ脇で味方のゴールに拍手する時間を過ごすことになるぞ』ってね。どう考えてもオリヴィエにストライカー以外はできないし、不可能なミッションに挑もうとしているように思えたんだ」 「彼は『わかった、他のクラブも考えてみよう』と言ったんだ。ところが1カ月半後、突然『やっぱりアーセナルへ行く』ってね(笑)」 ジルーがアーセナル行きを決めると、ほどなくしてマヌエロ氏の懸念だったファン・ペルシ氏がマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定。結果的に、ジルーは加入後すぐにセンターフォワードの定位置に収まった格好だ。 フランス代表デビュー戦にて、ヴェンゲル氏に認められたところから階段を駆け上がっていったジルー。13年もの歳月が経ち、男はフランス代表で通算131キャップ、通算57得点で歴代最多得点者となっている。 2024.05.27 14:00 Mon

伊東純也&中村敬斗先発のS・ランスはモンペリエに敗戦…日本人コンビは前半見せ場作るも4戦未勝利【リーグ・アン】

リーグ・アン第30節、スタッド・ランスvsモンペリエが21日にスタッド・オーギュスト・ドローヌで行われ、アウェイのモンペリエが1-2で勝利した。なお、ランスのMF伊東純也はフル出場、FW中村敬斗は57分までプレーした。 前節、伊東のアシストから中村が先制点を記録したものの、数的不利の影響でストラスブールに1-3の逆転負けを喫した8位のランス。4試合ぶりの白星を狙ったホームゲームでは13位のモンペリエと対戦した。この一戦で伊東と中村は[4-3-3]の左右のウイングでスタメンに名を連ねた。 互いに集中した入りを見せると、開始6分には伊東にいきなりの見せ場。右のハーフスペースで縦に運んだ伊東は一度右に流れる味方に預けて中央でクロスを右足ボレーで狙うが、これは枠を捉え切れない。この直後にはペナルティアーク付近で浮いた中村にもチャンスが訪れて右足を振り抜くが、DFにディフレクトしたシュートは枠の左に外れた。 前節同様に日本人コンビが良い入りを見せたが、決定機まで持ち込めずにいると、相手のセットプレーから先にゴールを奪われる。26分、右CKのショートコーナーからショタールが上げたクロスを、ゴール前で競り勝ったサニャンがヘディングシュート。これをGKディウフが見事な反応ではじき出したかに思われたが、ゴールライン・テクノロジーの結果、アウェイチームのゴールが支持された。 何とか前半のうちに追いつきたいランスは、ここから攻勢を強めていく。失点直後には中村がミドルシュートを狙うと、40分にはボックス左で見事な仕掛けを見せた中村が完璧なクロスを供給するが、ゴール前フリーのムネツィのヘディングシュートはGKルコントの好守に遭う。さらに、伊東らにも幾度かシュートチャンスが訪れたが、いずれも枠に飛ばせず。 1点ビハインドで試合を折り返したランスは後半も勢いを持って試合に入ったが、アタッキングサードで苦戦。逆に、相手のロングカウンターに手を焼く難しい戦いを強いられる。 これを受け、スティル監督は57分に中村とリシャルドソンを下げてテウマ、スタンブリを同時投入。この交代で攻撃が活性化されると、ムネツィの右ポスト直撃のヘディングシュートなど際どい場面を作り出す。 そして、66分には左CKの場面でテウマの左足アウトスウィングのクロスをアグバドゥがドンピシャのヘディングで右隅に流し込み、同点に追いついた。 1-1の振り出しに戻ってからは完全にホームチームのペースで進む。そして、幾度かボックス内で逆転ゴールに迫ったが、仕留め切れない。すると86分、虎視眈々とカウンターからの一発を狙っていたモンペリエにサヴァニエのスルーパスに抜け出したアル・ターマリにGKディウフの股間を抜くシュートを流し込まれて痛恨の勝ち越しゴールを許した。 何とか勝ち点1でも得ようと最終盤に猛攻を仕掛けたものの、相手にうまく時計を進められて1-2のスコアでタイムアップを迎えた。この結果、ホームで敗れたランスはリーグ4戦未勝利となった。 2024.04.22 00:00 Mon

ムバッペのハットトリックなど大量6得点を奪ったPSGがリーグ戦4試合ぶりの白星!【リーグ・アン】

パリ・サンジェルマン(PSG)は17日、リーグ・アン第26節でモンペリエと対戦し6-2で勝利した。 リーグ戦3試合連続ドロー中の首位PSG(勝ち点56)が、前節のニース戦で3試合ぶりの白星を飾った14位モンペリエのホームに乗り込んだ一戦。 3トップにバルコラ、コロ・ムアニ、ムバッペを並べたPSGは14分、ムバッペからのパスをバイタエルエリア中央で受けたヴィティーニャがドリブルで仕掛けると、ペナルティアーク左手前からコントロールショット。これがゴール右隅に吸い込まれた。 幸先良く先制したPSGは、24分にもコロ・ムアニとのパス交換でボックス左深くに侵入したムバッペがゴールネットを揺らし、追加点を奪った。 その後も攻勢を続けるPSGだったが、相手にワンチャンスをモノにされる。30分、左サイドヲオーバーラップしたミンカレッリがDFとGKの間に高速クロスを供給すると、DFダニーロの足にディフレクトしたボールをゴール右手前に走り込んだノルダンにヘディングで押し込まれた。 1点を返されたPSGは、44分にもピンチ。短くなったダニーロのバックパスにクリバリが反応すると、飛び出したGKドンナルンマとボックス内で接触。すると、主審は一拍置いてPKを宣告。このPKをサヴァニエにゴール左に決められ、PSGは2-2で前半を終了した。 迎えた後半、PSGはリュカ・エルナンデスを下げてヌーノ・メンデスを投入。すると50分、左サイド高い位置でボールを受けたバルコラのマイナスパスをボックス左手前で受けたムバッペが右足一閃。クロスバーの内側を掠めた絶妙なコントロールショットがゴールネットを揺らした。 さらに53分には、ボックス右手前でパスを受けたイ・ガンインがコロ・ムアニとのパス交換で中に切り込むと、ペナルティアーク手前からミドルシュート。これがゴール左に突き刺さった。 後半の主導権を握ったPSGは63分、センターサークル内で獲得したFKからヴィティーニャが素早くリスタートすると、このロングパスでDFの裏に抜け出したムバッペがGKとの一対一を難なく制し、ハットトリックを達成した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。すると、PSGは81分にピンチ。ボックス右から侵入したアル・ターマリをメンデスが倒すと、主審はこの試合2本目のPKを宣告したが、VARの末にノーファウルと判定され、このPKは取り消された。 終盤にかけても攻撃の手を緩めないPSGは、89分にメンデスがゴールネットを揺らし、6-2で圧勝。PSGがリーグ戦4試合ぶりの白星を挙げた。 2024.03.18 06:45 Mon

「キレッキレ」「こんな選手がいたのか」韓国代表を打ち砕く!ヨルダン10番の圧巻60m独走弾に反響!「今大会最高のゴール」

ヨルダン代表FWムサ・アル・ターマリ(モンペリエ)が、その名を知らしめた。 アジアカップ2023で、グループステージをE組3位で勝ち上がったヨルダン。決勝トーナメントではイラク、タジキスタンに勝利していた中、6日の準決勝で韓国代表と対戦した。 試合は、コンディション面で有利なヨルダンがペースを握るも、韓国が盛り返す展開に。前半を0-0で折り返すと、53分に韓国がミスから失点。アル・ターマリが相手の軽率なバックパスを奪うと、ラストパスを受けたヤザン・アル・ナイマトが絶妙なループシュートを決めた。 そして、見る者に衝撃を与えたのは66分。ヨルダンが自陣でボールを奪うと、アル・ターマリが自陣右サイドからドリブルを開始。緩急と細かいステップワークを駆使したドリブルでペナルティアーク付近まで一人で持ち込み、最後は得意の左足で外側から巻いたシュートをゴール左隅に突き刺した。 約60mを1人で独走して決めた圧巻のゴール。ファンも「キレッキレや」、「すごいドリブルだな」、「今大会最高のゴール」、「上手すぎる」、「こんな選手がいたのか」と、所属するモンペリエでも右サイドの主力として活躍するヨルダンのエースの一撃に称賛のコメントを寄せている。 アル・ターマリの1ゴール1アシストの活躍で韓国を打ち砕いたヨルダンは、史上初の決勝進出。決勝でイラン代表vsカタール代表の勝者と対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】ヨルダンの10番アル・ターマリが韓国相手に圧巻60m独走弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xqRIq00siHw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.07 10:45 Wed

ピッチ内外で苦境のファン・ウィジョに仏モンペリエ行きの可能性…

プライベートでの問題を抱える韓国代表FWファン・ウィジョ(31)にモンペリエ移籍の可能性が浮上している。フランス『レキップ』が報じている。 今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)のノリッジ・シティにレンタル移籍してプレーしていたファン・ウィジョ。チャンピオンシップでは17試合で3ゴール1アシストを記録。しかし、ケガの影響もあってか、ノリッジはレンタル契約を終了し、ノッティンガム・フォレストに復帰していた。 また、プライベートにおいては2023年11月に女性が性行為を違法に撮影されたとして訴えを起こし、警察の捜査を受けることに。さらに、今月15日には女性に二次加害を与えたとして追加起訴。ファン・ウィジョはギリシャで盗まれたスマートフォンから流出したと主張していたが、その際に訴えた女性について「彼女はテレビ出演もしている有名人であり、結婚もしている。彼女の同意を得て撮影したものだ」と明かしており、個人情報を漏らしたとして更なる被害を与えたと訴えられることとなった。 この一件によって、韓国代表を一時的に追放されたファン・ウィジョは、アジアカップも欠場している。 ピッチ内外で問題を抱える韓国代表FWだが、ここに来てかつてプレーしたフランスへの移籍の可能性が浮上している。 『レキップ』によると、ジェノアからレンタル中のイタリア人FWケルビン・イェボアのレンタル打ち切りを決断したモンペリエは、今冬の移籍市場閉幕までにアタッカーの補強を画策。 そのなかでファン・ウィジョは、トリノのフランス人FWヤン・カラモーと共に獲得候補にリストアップされているという。 前述のプライベートの問題が移籍に影響を与える可能性は大きいが、ボルドー時代に活躍を見せたフランスの地で再起を図ることになるのか…。 2024.01.31 22:20 Wed

リーグ・アンの関連記事

中村敬斗がスキンケアブランドのイベントに出席 「びっくり。こんなにもたくさんのファンが来てくれるとは」…クラブ&代表での1年総括

スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗が16日に都内でメンズスキンケアブランド『KINGU』のブランドアンバサダー就任イベントに出席した。 駆けつけたファンの多くが女性を占めてのイベントではトークショーも行われ、オフ中のプライベートや選手内の美容ケア事情などが話題に。愛用する『KINGU』の商品にも「洗い終わった後は肌がつるつるになっている感じがあって気持ちが良い」と使い心地の良さをアピールした。 そのトークイベント後、取材に応じた中村は「実際にここに来てびっくりした。こんなにもたくさんのファンが来てくれるとは思っていなかったので。心の底から嬉しい」と振り返った。 今季の中村はスタッド・ランスでリーグ・アン初挑戦の1年で、ケガもあったが、最終的に公式戦26試合に出場。得点関与の部分では4ゴールに1つのアシストをマークした。 かたや代表ではデビューから10試合で8ゴールの活躍ぶり。この6月の活動でも2ゴールを決め、3バックにトライするチームのなかで左ウイングバックとして存在感を大きくした。 「ケガもあったけど、フランスリーグに初めて行って、すごく学んだものが多かった。代表でもアジアカップがあって、負けてしまった悔しさもあったりとか、個人的には成長した1年だったかなと思う」 代表での1年を振り返ると、期待感を抱かせる選手の1人だったが、「正直、チームメイトが良いパスをくれて決めるだけのシーンがほとんど。ラッキーだなという思いだけ」と謙遜した。 左ウイングバックでのプレーにも「ウイングよりも守備を求められるポジション。より突破とクロスも求められる。そこはまだまだ足りないし、もっと成長できたらと思う」と話す。 代表での活躍で環境も変わり、「今日のようなイベントは今までなかった」と語ると、代表選手としての自覚を強くする言葉も。2年後のワールドカップ(W杯)出場にも「まずは個人的に自チームで活躍して、それからやっと代表」と述べた。 2024.06.16 17:15 Sun

GK陣刷新のPSG、ロシア代表の守護神サフォノフを獲得

パリ・サンジェルマン(PSG)は14日、FCクラスノダールのロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフ(25)の獲得を発表した。契約期間は2029年6月までの5年間。移籍金はフランス『レキップ』によると2000万ユーロ(約33億7000万円)とのことだ。 PSGではジャンルイジ・ドンナルンマが守護神を務めるが、ケイロル・ナバスとアレクサンドル・ルトゥリエが契約満了に伴って今シーズン限りで退団。さらに、セカンドGKを担うアルナウ・テナスもレンタル移籍を希望しているとの報道もあり、GK陣の刷新が求められていた。 クラスノダールの下部組織出身のサフォノフは、2017年8月に18歳でファーストチームデビュー。2019-20シーズンに守護神のポジションを獲得すると、ここまで公式戦175試合に出場。ロシア代表では13試合に出場し、こちらでも守護神を務めている。 2024.06.15 06:30 Sat

ブライトンの監督退任のデ・ゼルビ氏、マルセイユの新監督就任が近づく? 3年契約、違約金は約10億円か

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの監督を退任したロベルト・デ・ゼルビ氏(45)が、マルセイユの監督就任に近づいているという。フランス『レキップ』が伝えた。 フォッジャ、パレルモ、ベネヴェント、サッスオーロとイタリアクラブを指揮し、その後シャフタール・ドネツクで指揮したデ・ゼルビ監督。2022年9月にグレアム・ポッター監督が退任した後、ブライトンの監督に就任した。 2022-23シーズンはクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ。クラブ初となるヨーロッパリーグ(EL)出場を果たすと、2023-24シーズンはそのELでラウンド16に進出。一方で、ケガ人が続出したチームはプレミアリーグで苦戦。日本代表MF三笘薫も腰を痛めて長期離脱となっており、チームは11位でシーズンを終えていた。 電撃的にブライトンの監督を退任したデ・ゼルビ氏。今後の去就が注目される中、ここに来てマルセイユが強い関心を示しているという。 当初、マルセイユはポルトの監督を退任したセルジオ・コンセイソン氏を招へいするとみられていたが、ここに来て方向転換。デ・ゼルビ氏の招へいに力を注いでいるという。 移籍市場に精通しているジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、3年契約で合意する予定と詳細を伝えており、600万ユーロ(約10億1800万円)をブライトンに支払って監督に迎えるつもりのようだ。 2024.06.13 22:15 Thu

スタッド・レンヌ、前ミランのマッサーラ氏の新SD招へいを発表

スタッド・レンヌは10日、前ミランのリッキー・マッサーラ氏(55)のスポーツディレクター(SD)就任を発表した。 クラブはマッサーラ氏の招へいに際して「この任命は、クラブの長期的発展を目的とした重要な投資サイクルの一環であり、プロチームの高いスポーツ的野心を維持すること。ヨーロッパで最も効率的であると認められているアカデミーを強化することという2つの柱に焦点を当てている」と、同氏が育成部門からトップチームまで、クラブのスポーツ戦略を率いることになると、その役割を説明している。 ローマ時代にワルテル・サバティーニ氏やモンチ氏の右腕としてリクルート部門で活躍したマッサーラ氏。その後、2019年7月にSDとしてミランに招へいされると、テクニカルディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏との二人三脚で名門復活の礎を築き、2021-22シーズンのセリエA優勝の立役者となった。 しかし、オーナーのジェリー・カルディナーレ氏との確執によって、昨年6月にマルディーニ氏と共にクラブを離れていた。 以降は古巣ローマやナポリといった国内クラブでの仕事も取り沙汰されたが、新天地はフランスとなった。 2024.06.11 14:10 Tue

RCランスがスティル氏の監督就任を発表! 昨季終盤まで伊東純也&中村敬斗所属のスタッド・ランス指揮

RCランスは10日、ウィル・スティル氏(31)の監督就任を発表した。契約期間は3年となり、共に戦うスタッフの構成は近々発表される。 選手としてのプロキャリアがないスティル氏は、10代後半に指導者キャリアをスタート。シント=トロイデンやスタンダール・リエージュ、リールセ、ベールスホットと母国クラブでアナリストやスカウト、コーチを歴任した。 2021年1月にはベールスホットの正指揮官に就任。28歳での指揮はジュピラー・プロ・リーグにおける史上最年少記録となった。 その後、2021年7月にスタッド・ランスでアシスタントコーチとなると、3カ月でスタンダール・リエージュに復帰。2022年7月にスタッド・ランスへ戻ると、オスカル・ガルシア監督が解任された同年10月に監督へ昇格。30歳での指揮は欧州5大リーグにおける史上最年少記録となった。 日本代表MF伊東純也も擁するチームを率いてからは、リーグ・アン15位に低迷していたなかでリーグ戦19試合無敗を達成。その後は負けが込み、結局11位で2022-23シーズンを終えた。 日本代表FW中村敬斗が加入した2023-24シーズンも続投したが、リーグ戦残り3試合の2024年5月に退任。フランク・エズ監督をニースに引き抜かれたRCランスが、フリーのスティル氏を後任候補の1人に定めていた。 RCランスのゼネラル・ディレクター(GM)を務めるピエール・ドレッシ氏は、スティル氏の就任についてコメントしている。 「ウィル・スティルをレーシング・クラブ・ドゥ・ランスに迎えられることを嬉しく思う。ウィルが監督に就任し、クラブが新たなサイクルをスタートさせることは我々の最優先事項だった」 「ウィルは早熟な記録を塗り替えた有望な監督なだけでなく、勝利に執着し、団結力にこだわる性格の持ち主だ。真の情熱家であり、征服者であり、優れた戦術家であるウィル・スティルは、スタッド・ドゥ・ランスでその足跡を残し、歴史的な19試合無敗記録を含む数々の説得力ある結果を残した」 「我々はウィル、そして彼のリーダーシップ、彼の伝染するエネルギーをラ・ガイレット(練習施設)とボラルト=デレリス(スタジアム)に迎えることを喜んでいる!」 2024.06.10 22:07 Mon

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly