アル・ドゥハイル、新監督にシャフタールを退任したルイス・カストロ氏を招へい

2021.08.11 02:00 Wed
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カタールのアル・ドゥハイルは10日、新監督にポルトガル人指揮官のルイス・カストロ氏(59)を招へいしたことを発表した。契約期間は1年間とのことだ。

現役時代にプレーした母国のアゲダで指導者キャリアをスタートしたカストロ監督は、2006年からポルトのアカデミーの指導者に転身。2013年からリザーブチームにあたるポルトBの監督を務めると、2014年にトップチームを率いていたパウロ・フォンセカ監督の解任に伴い、暫定指揮官としてシーズン終了までポルトを指揮。
その後はリオ・アヴェ、シャヴェス、ヴィトーリアの監督を歴任し、2019年6月からは奇しくもフォンセカ監督が退任したシャフタール・ドネツクの監督に就任。2019-20シーズンはウクライナ・プレミアリーグ4連覇に導いたが、昨季はディナモ・キエフの後塵を拝して、王座を奪われると、2021年6月に契約満了で退任していた。

アル・ドゥハイルにはベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトやベルギー人FWエジミウソン・ジュニオール、元柏レイソルのケニア代表FWオルンガが在籍している。

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クロップ監督の右腕・リンダース氏がザルツブルクの監督就任! リバプールでコーチを務めたマトス氏がアシスタントに

レッドブル・ザルツブルクは15日、新監督にペピン・リンダース氏(41)が就任することを発表した。契約期間は3年間となる。 リンダース氏は、オランダ出身の指導者でPSVのユースでテクニカルコーチとしてキャリアをスタートさせた。 その後、ポルトの下部組織でテクニカルコーチを務めると、2013年7月からファーストチームでルイス・カストロ監督、パウロ・フォンセカ監督の下でテクニカルコーチを務めた。 2014年8月にはリバプールへと移りユースのコーチを務めると、2015年7月にブレンダン・ロジャーズ監督の下でアシスタントコーチに就任すると、その後に就任したユルゲン・クロップ監督の下でもアシスタントコーチとなった。 2018年1月にはNECナイメヘンで自身初となる監督業をスタート。シーズン終了で退任すると、再びリバプールに戻りアシスタントコーチを務めていた。 クロップ監督が今シーズン限りでリバプールを離れることが決定すると、リンダース氏も併せて退団。そして再び監督業を行うこととなった。 なお、ヴィトール・マトス氏(36)がアシスタントコーチとしてザルツブルクに到着予定。ポルト、リバプールでリンダース氏と仕事を共にしてきた。 2024.05.15 23:43 Wed

昨季ブラジレイロ・セリエA優勝を逃したボタフォゴが新監督にキケ・セティエン氏招へいか

昨年9月にビジャレアルを解任されたキケ・セティエン氏(65)に、ブラジルのボタフォゴFRが関心を示しているようだ。スペイン『アス』が報じている。 現役引退後に古巣であるラシン・サンタンデールで監督キャリアをスタートさせたセティエン氏。その後、赤道ギニア代表やログロニェス、ルーゴ、ラス・パルマス、レアル・ベティス、バルセロナなどで指揮。 2022年10月にアストン・ビラの監督に就任したウナイ・エメリ監督の後任としてビジャレアルの監督に就任。昨季はラ・リーガを5位で終え、ヨーロッパリーグ出場権を獲得。しかし、開幕4試合を終えて1勝3敗の15位と低迷すると、9月5日に解任が発表されていた。 現在までフリーの状態が続いているセティエン氏だが、昨季優勝に迫りながらも度重なる監督交代で終盤に失速し、28年ぶりのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAの優勝を逃したボタフォゴFRが同氏の招へいに関心を示しているようだ。 2023シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで絶好のスタートを切ったボタフォゴ。開幕5連勝で第3節から首位に立ったが、昨年6月にルイス・カストロ監督がサウジアラビアのアル・ナスルへ引き抜かれる形で退任。 この監督交代で流れの変わったボタフォゴは、後任となったブルーノ・ラージ監督をわずか3カ月で解任。その後、ルシオ・フラビオ暫定監督、チアゴ・ヌネス監督、ファビオ・マティアス暫定監督がチームを引き継いだが、負の流れを断ち切ることできず、最終的には5位でシーズンを終えていた。 なお、現時点ではボタフォゴはリストアップの状態にとどまっているが、早ければ来週にも最初の交渉が行われる見込みとのこと。そこで両者の合意が得られれば、セティエン氏は初めての海外クラブでの指揮を執ることとなる。 2024.03.25 07:30 Mon

メッシvsロナウドは実現せず…アル・ナスル指揮官が負傷ロナウドのインテル・マイアミ戦欠場明かす

世界最高峰のフットボーラー2人による“ラストダンス”は残念ながら実現しないことになった。 現在、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミは2024シーズンに向けたプレシーズンツアーを実施中。1月29日にはサウジアラビアの地でアル・ヒラルとのフレンドリーマッチ(3-4で敗戦)が行われた。 さらに、2月1日にはプレシーズンツアーの目玉であるアル・ナスル戦が組まれている。 同試合ではアル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシという稀代のメガクラック2人による、おそらくキャリア最後とみられる直接対決に注目が集まっていた。 しかし、同試合に向けた公式会見に出席したアル・ナスルのルイス・カストロ監督は、ロナウドが負傷によって同試合を欠場することを明かした。『ESPN』が伝えている。 「(メッシvsロナウドの試合は)見られない。ロナウドはグループに加わるための回復の最終段階にある。数日以内にチームとの協力を始められることを願っている。彼はこの試合に欠場するだろう」 今後、両チームによる再戦が決定した場合や代表でのフレンドリーマッチが組まれた場合、両雄による再競演が果たされる可能性は残されているものの、今回の報せは多くのフットボールファンをがっかりさせる辛いものとなった。 2024.02.01 00:16 Thu

ボタフォゴが今季3人目の監督交代! チアゴ・ヌネス氏の新監督就任を発表

ボタフォゴFRは15日、ブラジル人指揮官のチアゴ・ヌネス氏(43)を新監督に招へいした。 ボタフォゴでは、今年3月に就任したルイス・カストロ前監督が今夏の移籍市場でサウジアラビアのアル・ナスルに引き抜かれて退任。その後任としてブルーノ・ラージ監督が就任したが、10月初旬に成績不振で解任されていた。 その後は、アシスタントコーチのルシオ・フラビオ氏(44)が暫定監督を務めていたが、直近6試合勝利がなく12日のレッドブル・ブラガンチーノ戦(2-2 △)に引き分けたことで、首位から陥落していた。 1995年以来のリーグ優勝を目指すクラブは、立て直しを図るためにアトレチコ・パラナエンセで3つのタイトルを獲得したヌネス氏に白羽の矢を立てたようだ。 2010年にブラジル4部のリオ・ブランコで指導者キャリアをスタートしたヌネス氏は、これまでアトレチコ・パラナエンセやコリンチャンス、グレミオ、セアラーなど国内クラブで監督を歴任。直近では、ペルーのスポルティング・クリスタルの監督を務めていたが、ボタフォゴの監督就任に向けて今月11日に契約を解除していた。 2023.11.15 23:10 Wed

1995年以来のリーグ優勝を目指すボタフォゴFRがラージ監督の解任を発表!

ボタフォゴFRは4日、ブルーノ・ラージ監督(47)の解任を発表した。 サウジアラビアのアル・ナスルへ移籍したルイス・カストロこの後任として7月にボタフォゴFRの指揮官に就任したラージ監督だったが、就任後の公式戦15試合で4勝7分け4敗と振るわず、直近のゴイアス戦では下位に沈む相手に1-1の引き分けと、低調な結果に終わった。 現在、2位のレッドブル・ブラガンチーノに勝ち点7差をつけて首位に立っているボタフォゴFRだが、首脳陣はこれ以上の状況悪化を防ぐためにラージ監督の解任を決断した模様だ。 なお、新監督については明言されておらず、今後はアシスタントコーチのルシオ・フラビオ氏(44)が暫定監督を務めるとのことだ。 2023.10.04 23:30 Wed

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ルイス・アルベルトもラツィオ退団へ アル・ドゥハイル移籍がほぼ確実か

元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)がラツィオを退団へ。 シーズン中から今夏の退団示唆が波紋を広げていたL・アルベルト。背番号10を背負って長年ラツィオの攻撃を司ってきた存在だけに、クラブ内外に小さくない動揺が広がった。 来季に向けてのラツィオは、電撃辞任のイゴール・トゥドール監督に代わり、今季エラス・ヴェローナでセリエA残留達成のマルコ・バローニ監督(60)を招へいすることが確実。 一方で、鎌田大地絡みの二転三転で忘れられかけていたL・アルベルトの去就に関し、こちらは以前より噂があったクラブへの移籍がほぼ確実に。カタールのアル・ドゥハイルだ。 イタリア『カルチョメルカート』によると、移籍金は1100万ユーロ(約18億6000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億7000万円)。ファブリツィオ・ロマーノ氏などは、数日以内のカタール渡航を伝えている。 2024.06.09 21:45 Sun

コウチーニョが母国に帰る? カタールでも輝けず…古巣復帰の意思を示し、アストン・ビラと交渉へ

カタールのアル・ドゥハイルでプレーする元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(31)だが、母国へ帰還する可能性が高まっている。スペイン『アス』が伝えた。 インテルやエスパニョール、リバプール、バルセロナ、バイエルン、アストン・ビラでプレーしたコウチーニョ。リバプール時代の輝きは凄まじく、大きな期待が寄せられたものの、バルセロナでは大きく期待を裏切る形となってしまった。 今シーズンはアストン・ビラからレンタル移籍でアル・ドゥハイルでプレー。カタール・スターズリーグでは16試合で3ゴール2アシスト、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では3試合で2ゴール1アシストを記録するに終わっていた。 期待外れと言える結果に終わったコウチーニョ。アストン・ビラにレンタルバックされた中、クラブとの契約解除の話し合いを進めているという。 コウチーニョは、かつて自身が所属したヴァスコ・ダ・ガマに加入する可能性が高く、クラブのフットボール部門のディレクターを務めるペドロ・マルチンス氏は、5ガツ31日の記者会見で「彼が来ることは保証できないが、選手が期待という事実は基本的なことであり、楽観視している」とコメント。コウチーニョが復帰を望んでいることを明かした。 ただ、ヴァスコ・ダ・ガマは豊富な資金があるわけではないため、コウチーニョがアストン・ビラと交渉。フリーでの移籍が可能になるかどうかがポイントとなるようだ。 今シーズンのアストン・ビラはウナイ・エメリ監督の下で躍進。プレミアリーグでは4位に入り、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得していた。 居場所がなかったコウチーニョが戻る場所はもはやないともいえるなか、どういった話し合いが行われるか注目だ。 2024.06.01 23:35 Sat

アジア杯連覇のカタール代表、あのアルモエズ・アリが27歳で通算100キャップ到達

カタール代表におけるFWアルモエズ・アリ(27)の存在は絶対的だ。カタール『ガルフ・タイムズ』が伝えている。 アジア杯連覇のカタール代表、その絶対的エースと言えばアルモエズ・アリ。北アフリカのスーダンで生まれ、幼少期に移住先の中東カタールへ帰化したという経歴のストライカーだ。 所属するアル・ドゥハイルでは、キャプテンを担う一方、Jリーグでも無双したケニア代表FWマイケル・オルンガがセンターフォワードに君臨するため、アリの定位置は左ウイング。クラブ通算210試合で61ゴールと“並”のゴール数だ。 ところが、カタール代表だとそうではない。 27日、2026北中米W杯アジア2次予選第4節でクウェート代表と対戦したカタール代表。2トップの一角でフル出場したアリは、27歳にして通算100キャップ目であり、チームの全得点2ゴールを挙げ、2-1の勝利に貢献…A代表通算100試合で45ゴールだ。 「2試合1ゴール」に近いペースでネットを揺らすカタール代表でのアリ。アジア杯2023では2ゴール止まりだったが、反面チャンスメイクで奮闘して3アシスト。MVP級の活躍を披露した。また、W杯アジア2次予選では、第4節までで全チーム中最多の7ゴールを叩き出す。 『ガルフ・タイムズ』は、そんなアルモエズ・アリの“次のステップ”として、「カタールW杯では無得点…次のW杯でネットを揺らせ」と期待を寄せている。 2024.04.01 19:15 Mon

「期待通りにはならなかったけど…」現在はカタールでプレーのコウチーニョ、リバプールからバルサ移籍の決断に「後悔はない」

元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、かつてリバプールからバルセロナへ移籍した自身の決断を後悔していないと語った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 コウチーニョは2013年1月にインテルからリバプールへ加入すると、チームのアイコン的存在にまで成長。卓越したテクニックと目の覚めるようなミドルシュートを武器に、アンフィールドを大いに沸かせていた。 そんなコウチーニョだったが、2017年夏にバルセロナが獲得に動くと、移籍を熱望して練習をボイコットするなど強硬手段に。ユルゲン・クロップ監督からの説得にも耳を貸さず、2018年1月に移籍金1億2000万ユーロ(現レートで約195億円)でバルセロナ移籍を果たした。 しかし、バルセロナ移籍後は思うようなキャリアを歩めず。2019年夏には早くも放出論が過熱すると、バイエルン、アストン・ビラへのレンタル移籍を経て2022年夏にビラへ完全移籍。そのビラでも徐々に序列が低下すると、2023年9月にカタールのアル・ドゥハイルへのレンタル移籍が発表された。 31歳にして欧州から離れることになったコウチーニョ。リバプールからの移籍がキャリアの大きな転換点になったのは間違いないが、本人に後悔はなく常にベストを尽くそうとした結果だと語っている。 「後悔はまったくないよ。たしかに、物事は僕が想像していた通りにならず、人々の期待通りにもならなかった。僕の期待とも違うものになったと思う。でも、僕はフィールド上で自分自身に要求する最初の人間だ。すべてにチャレンジしたと思うし、常にプロフェッショナルである以上、何も後悔はない」 「バルサでプレーするのは、常に僕の夢だったんだ。あそこに行けたのは楽しかったし、多くの人々に出会い、タイトルも獲得できた。そのことは、僕の人生の物語の中に永遠に残るだろう」 「何も変えるつもりはないよ。今からあの頃に戻るのは不可能だし、すでに言ったように何も後悔していない。僕は今も昨年や来年と同じように、常にトレーニングで最善を尽くす。物事がうまくいけば素晴らしいし、そうでなければ忍耐が必要だ」 2024.02.28 11:10 Wed

カタール移籍失敗のコウチーニョ、今冬にレンタル先を変更か…MLSから興味

アストン・ビラからカタールのアル・ドゥハイルにレンタル移籍していた元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(31)だが、今冬に移籍先を変更する可能性があるようだ。スペイン『アス』が報じている。 2022年1月にバルセロナからアストン・ビラへレンタル移籍したコウチーニョは、同年7月に完全移籍。 昨シーズンはアストン・ビラでプレミアリーグ20試合に出場したが、シーズン後半戦から出場機会を失い、昨夏にアル・ドゥハイルへレンタル移籍。 コンスタントな出場機会を求めていたコウチーニョだったが、極東の地でもケガに悩まされるなど好況とは言えず、ここまでわずか公式戦9試合の出場にとどまっていた。 『アス』によれば、カタール移籍が失敗に終わったコウチーニョには、早期レンタルバックの可能性が浮上。しかし、ウナイ・エメリ監督は同選手の復帰を望んでおらず、冬の移籍市場で再び他クラブへレンタルに出されるとのこと。 なお、コウチーニョの移籍先としてはMLS(メジャーリーグ・サッカー)が有力視されており、特にFWリオネル・メッシやFWルイス・スアレスら元バルセロナの選手が多く在籍するインテル・マイアミや、DF吉田麻也やDF山根視来の在籍するロサンゼルス・ギャラクシーからの関心が噂されている。 2024.01.11 06:30 Thu

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