堂安所属のビーレフェルト、奥川に続いて元U-21オランダ代表MFフラップをレンタルで獲得

2021.02.02 13:25 Tue
Getty Images
MF堂安律、MF奥川雅也が所属するアルミニア・ビーレフェルトは1日、アンデルレヒトから元U-21オランダ代表MFミヘル・フラップ(23)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。レンタル期間はシーズン終了までとなる。

フラップは、ヘーレンフェーンの下部組織出身で、2015年7月にファーストチームへと昇格。2019年7月にアンデルレヒトへと完全移籍していた。
へーフェンフェーンでは公式戦65試合に出場し21ゴール9アシストを記録していたフラップは、アンデルレヒトでも出場機会を掴むと、ここまで公式戦36試合に出場し11ゴール3アシストを記録。今シーズンはジュピラー・プロ・リーグで11試合に出場し1ゴールを記録していた。

ビーレフェルトのウーベ・ノイハウス監督は「ミヘルはチームにいないタイプの選手。攻撃的なMFとして、いくつかのポジションでプレーが可能だ」とコメント。「セカンドトップとしてもプレーできる。身減るとともに、我々はさらに多くのゴールチャンスを作るだろう」と攻撃面での期待を語った。

ビーレフェルトは、ザルツブルクから奥川も獲得しており、今冬は攻撃面に新たな選手を迎えることとなった。

堂安律の関連記事

北朝鮮が逆転突破、石井正忠監督のタイはあと1点足りず中国が突破…クウェートは最下位からの大逆転突破! アジア最終予選進出の18カ国が決定【2026W杯アジア2次予選】

11日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われた。 すでに18カ国中、13カ国の最終予選出場が決まっている中、そのうちの1つである日本代表はホームでシリア代表と対戦。対戦相手のシリアは第5節で北朝鮮代表に敗れたことで、この試合で勝利しなければ敗退が濃厚となる中、FW上田綺世、MF堂安律、オウンゴール、MF相馬勇紀、MF南野拓実のゴールで5-0と圧勝。日本が6試合連続無失点で6連勝と圧倒した。 この段階では2位につけていたシリア。逆転での突破を目指す北朝鮮は、ホーム扱いながらラオスで行われたミャンマー代表戦で、4-1と快勝。リ・ジョグクがハットトリックの活躍を見せ、グループBでは日本とともに最終予選行きの切符を掴んだ。 大きな注目を集めたのはグループC。すでに韓国代表が突破を決めている中、2位争いで中国代表とタイ代表が熾烈な争いとなった。 中国はアウェイでその韓国と対戦。均衡した試合となった中、61分にイ・ガンインがゴール。この1点を守った韓国が、1-0で勝利を収めた。 これにより、タイはシンガポール代表に大量得点差で勝利すれば2位に滑り込める中、タイの石井正忠監督とシンガポールの小倉勉監督の日本人指揮官対決に。試合はタイペースで進み、ティーラトン・ブンマタン、チャナティップ・ソングラシン、スパチョーク・サラチャートとJリーグ経験者が揃って先発した中、3-1でタイが勝利。これにより得失点差で並んだものの、直接対決が中国の1勝1分けとなり、2位に中国が入ることに。タイは2次予選で敗退となった。 グループAではカタール代表が突破を決めていた中、3チーム三つ巴の戦いに。2位のインド代表はそのカタールと対戦し、2-1で敗戦。勝ち点で並んでいた3位のアフガニスタン代表と、勝ち点1差で追いかける4位のクウェート代表の対戦は、1-0でクウェートが勝利。これにより、クウェートが最下位からの逆転で2位突破を決めた。 グループDはオマーン代表がすでに突破決定。キルギス代表は引き分け以上で2位が決定する中、オマーンと1-1のドロー。3位のマレーシア代表はチャイニーズ・タイペイ代表と対戦し、3-1で勝利を収めたものの、勝ち点1届かず3位で敗退となった。キルギスは初の最終予選進出を決めた。 グループEはすでにイラン代表とウズベキスタン代表の突破が決定している状況。両者は直接対決となったがゴールレスドローとなった。また、3位のトルクメニスタン代表と香港代表の試合も0-0のゴールレスドロー。順位変動なく最終節を終えた。 グループFはイラク代表がすでに首位を決めている中、2位のインドネシア代表と3位ベトナム代表が勝ち点差1で2位を争うことに。逆転を目指すベトナムは首位のイラクと対戦したが、3-1で敗戦。イラクは6連勝で2次予選を通過。2位のインドネシアはホームにフィリピン代表を迎えて2-0で快勝。2位での通過を決め、初の最終予選進出を決めた。 グループGはサウジアラビア代表、ヨルダン代表の通過が決定。両者は最終節で直接対決となった中、アウェイのヨルダンが1-2でサウジアラビアに勝利。これにより、グループ首位がヨルダン、2位がサウジアラビアとなった。 グループHはすでにUAE代表とバーレーン代表の通過が決定。両者は最終節で直接対決し、1-1のドロー。3位のイエメン代表と4位のネパール代表の試合も2-2-のドローに終わった。ネパールは最後に勝ち点1を獲得した。 グループIはオーストラリア代表の首位、パレスチナ代表の2位が決定。両者は直接対決し、オーストラリアが5-0で圧勝。日本とともに6連勝、無失点で2次予選通過を決めた。3位レバノン代表はバングラデシュ代表に4-0で快勝して予選を終えた。 これにより、3次予選に進出する18カ国のうち、13カ国が最終節を残して決定した。 <span class="paragraph-subtitle">◆2026年北中米W杯 アジア2次予選</span> ※赤字は3次予選進出決定 <span style="font-weight:800">■グループA</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:カタール/13pt/+14</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:クウェート/7pt/0</span> 3位:インド/5pt/-4 4位:アフガニスタン/5pt/-11 <span style="font-weight:800">■グループB</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:日本/18pt/+24</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:北朝鮮/9pt/+4</span> 3位:シリア/7pt/-3 4位:ミャンマー/1pt/-24 <span style="font-weight:800">■グループC</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:韓国/16pt/+19</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:中国/8pt/0</span> 3位:タイ/8pt/0 4位:シンガポール/1pt/-19 ※直接対決で中国が1勝1分けとなり2位が決定 <span style="font-weight:800">■グループD</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:オマーン/13pt/+9</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:キルギス/11pt/+6</span> 3位:マレーシア/10pt/0 4位:チャイニーズ・タイペイ/0pt/-15 <span style="font-weight:800">■グループE</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:イラン/14pt/+12</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:ウズベキスタン/14pt/+9</span> 3位:トルクメニスタン/2pt/-10 4位:香港/2pt/-11 <span style="font-weight:800">■グループF</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:イラク/18pt/+15</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:インドネシア/10pt/0</span> 3位:ベトナム/6pt/-4 4位:フィリピン/1pt/-11 <span style="font-weight:800">■グループG</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:ヨルダン/13pt/+12</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:サウジアラビア/13pt/+9</span> 3位:タジキスタン/8pt/+4 4位:パキスタン/0pt/-25 <span style="font-weight:800">■グループH</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:UAE/16pt/+14</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:バーレーン/11pt/+8</span> 3位:イエメン/5pt/-4 4位:ネパール/1pt/-18 <span style="font-weight:800">■グループI</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆1位:オーストラリア/18pt/+22</span> <span style="font-weight:600 ; color:#d41414">☆2位:パレスチナ/8pt/+0</span> 3位:レバノン/6pt/-3 4位:バングラデシュ/1pt/-19 2024.06.12 09:20 Wed

「久保選手の声が聞こえた」絶妙な判断でのパスが起点、2試合で2G1Aの中村敬斗はWBに手応え「攻撃は修正すべきところはあまりない」

日本代表MF中村敬斗(スタッド・ランス)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 6日のミャンマー代表戦でフル出場すると、続けて先発した中村。左ウイングバックのポジションで、45分間躍動した。 FW上田綺世の先制ゴールに繋がったクロスをあげた中村は「試合前から話をしていてクロスをあげたので、それが実現できて良かったです」とコメント。擦り合わせていた形だと振り返った。 また、2点目のMF堂安律のミドルシュートに繋がったカウンターでは、中村の判断が起点に。自陣の左サイドでボールを持ち、相手に囲まれた中で、中央で浮いていた久保建英にパスを通した。 中村はあのシーンを振り返り、「ビルドアップのところで自分が少し低い位置で受けて、前で組み立てていくというのを練習でやっていました」とコメント。「斜めのパスは久保選手の声が聞こえていて、右足で持っていたので上手く早いパスをつけられたなと思います」と、準備していた形の中で、しっかりと周りが見えていたと語った。 2試合連続スタメン出場で、結果を残した中村。「ミャンマー戦90分出たあとでしたけど、ミャンマー戦は自分でも手応えがあって出たいという気持ちでした。スタメンで使ってもらえて、凄く嬉しいですし、感謝しています」と、期待の起用に感謝のコメントを残した。 ウイングバックというポジションについては「攻撃的な部分は自分の中では修正するところはあまりなく、やり続けるところかなと」と手応えを語り、「守備のところはポジショニングというよりは、ディフェンスをやる以上、潰す意識が足りないので、そういうところをもうちょっとやりたいです」と、守備面ではまだまだ伸び代があるとした。 <span class="paragraph-title">【動画】中村敬斗のクロスから上田綺世のドンピシャヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">前半13分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%95%AC%E6%96%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/7yUzlsiQh8">https://t.co/7yUzlsiQh8</a><a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/gobeyond?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#gobeyond</a> <a href="https://t.co/fApHGXcPva">pic.twitter.com/fApHGXcPva</a></p>&mdash; フジテレビサッカー (@cxfootball) <a href="https://twitter.com/cxfootball/status/1800478003262308701?ref_src=twsrc%5Etfw">June 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】中村敬斗の見事な判断が起点!最後は堂安律が強烈ミドル!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">前半19分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/7yUzlsiQh8">https://t.co/7yUzlsiQh8</a> <a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/gobeyond?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#gobeyond</a> <a href="https://t.co/kBCxUzi5So">pic.twitter.com/kBCxUzi5So</a></p>&mdash; フジテレビサッカー (@cxfootball) <a href="https://twitter.com/cxfootball/status/1800480842885841271?ref_src=twsrc%5Etfw">June 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.12 08:15 Wed

「ケガは怖かったけど…」限定出場だったと明かした久保建英、堂安律との共存に手応え「僕がウイングだったら欲しい」

日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 2シャドーの一角で先発出場した久保。右ウイングバックのMF堂安律、シャドーで並んだMF南野拓実、トップのFW上田綺世と良い関係性を築いて攻撃の形を作っていた。 特に右ウイングバックの堂安とのコンビネーションは冴え渡り、[4-2-3-1]ではトップ下と左サイドの関係になったり、[4-1-4-1]ではポジションが重なることで共存しにくいなど問題もあった。 この日は今までとは違う関係でのコンビとなったが、右サイドを2人で崩すシーンが何度も生まれ、1-0で迎えた19分にはカウンターから久保が持ち出すと堂安へパス。カットインからミドルシュートをねじ込みゴールが生まれた。 久保は堂安との関係性について「彼が基本的に中にカットインしてくるので、僕としてはあまり彼に近づきすぎず、浮いたポジションで受けてターンしようと考えていました」とコメント。良い距離感を取ることが大事だったとし、「彼が高い位置を取っている時はあまり考えずに、僕がウイングだったらボールが欲しいので、簡単に前を向いてパスを出すことを意識しました」と、共感できる2人だからこその判断をするようにしたと語った。 堂安との関係だけでなく、下がってボランチのMF遠藤航、MF田中碧のサポートに入ることや、ボールを持てば仕掛けに加えて、スルーパスでチャンスを作るなど、良いプレーを見せていた。 「質の高い選手が4枚いたら、相手はいかに中に絞っていると言っても捕まえるのは難しいです。チームでやっているときも僕らが4枚も中にいたら、スペインリーグのレベルで守備は固いけど、捕まえるのは難しくなってくるので、あれは引いてくる相手に有効なのかなと思います」 ダブルボランチとの関係、ウイングバックとの関係、シャドー同士の関係、そしてトップとの関係と、今まで以上に多くの選手と関わりながらも、逆にお互いが生きる形となった今回のシステム。久保は62分で交代となったが、これはケガのリスクを考えての予定通りだったとした。 「1試合目は練習でちょっとモモ裏がイキかけちゃって間に合わなかったので、2試合目なんとか間に合えばいいなという話の中で、最初から60分という時間限定つきでした」 「ケガは怖かったですけど、終わってみたらスプリントもできて、うまくやれたかなと思います」 代表活動前に行われた東京ヴェルディとの試合でも太ももの違和感もあり後半早々で交代していた久保。しっかりとコンディションを整えながらも、無理はしなかった。 長いシーズンも一旦終了。新シーズンと9月からの最終予選に向けて、しっかりとまずは体を休めることが必要そうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英のカウンターから最後は堂安律圧巻の左足ミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">前半19分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/7yUzlsiQh8">https://t.co/7yUzlsiQh8</a> <a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/gobeyond?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#gobeyond</a> <a href="https://t.co/kBCxUzi5So">pic.twitter.com/kBCxUzi5So</a></p>&mdash; フジテレビサッカー (@cxfootball) <a href="https://twitter.com/cxfootball/status/1800480842885841271?ref_src=twsrc%5Etfw">June 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.12 07:30 Wed

「代表でのゴールは常に特別」新システムに手応えを語る南野拓実、スタジアムにも感激「もっとこういうスタジアムが日本にできたら」

日本代表MF南野拓実(モナコ)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 前半はシャドーでプレーし、後半はトップ下にも入った南野。今回の[3-4-2-1]のシステムについては「配置的にもそれぞれ特徴が出しやすかったと思いますし、欲しいタイミングで得点がポンポンと取れて、上手く試合を運ぶことができました」と、一定の手応えを感じたという。 ミャンマー戦は出番がなかったが、9名を入れ替えてもしっかりと機能した新システム。後半は[4-2-3-1]と、これまでやってきた形に変えて戦った。 システム変更については「ボールを支配できて、相手も運動量が落ちていたこともありますけど、[4-2-3-1]になった時にアジアカップで難しいシチュエーションになった時に、どうしたら良かったかは個人的にも考えました。ワイドに張ってスペースを空けて、どのタイミングで関わっていくか。自分が得意なシチュエーションで中に入っていって、外を任せるというところをうまく連係しながらできたと思います」と振り返り、「3バックに関しても、しっかり前半は攻撃的な意味での3バックのプレーをしようという意識も、2次予選なので相手はありますが、上手く行けたかなと思います」と、2つのシステムでそれぞれ手応えはあったという。 シャドーのポジションではMF久保建英、トップのFW上田綺世、左WBのMF中村敬斗、ポジションを変えることで右WBのMF堂安律とも絡み、攻撃面では多くの形を作ることに。後半もMF鎌田大地、MF相馬勇紀と交代で入った選手とも形を作って行った。 この2試合で3バックを試したことについては「ミャンマー戦は出ていないですけど、今日の試合は最初から森保さんが3バックをやるという意図があった中で、シリア、崖っぷちの相手に良いシチュエーションでボールを握った時の感覚、味方同士の距離感、握りやすさは3バックの方が良いのかなと思います」とコメント。「相手によるんですが、今日は1つのオプションを見せるというところでは良かったです」と、森保一監督が試したこの2試合は、オプションを増やす点では良かったとした。 再三のチャンスを前半から迎えた中、後半にはミドルシュートでゴール。「ゴールは狙っていましたし、代表でのゴールは常に特別なので良かったです」とコメント。初めてプレーしたエディオンピースウイング広島については「素晴らしかったです。ここでプレーできる選手が羨ましいなと思いますし、もっとこういうスタジアムが日本にできたらと思います」と、良いスタジアムだったと印象を持ったようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】南野拓実が技ありのミドルシュートでダメ押し!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">後半40分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E6%B4%8B%E8%BC%9D?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"><a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/gobeyond?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#gobeyond</a> <a href="https://t.co/Z00tvFk3Ki">pic.twitter.com/Z00tvFk3Ki</a></p>&mdash; フジテレビサッカー (@cxfootball) <a href="https://twitter.com/cxfootball/status/1800503654358954417?ref_src=twsrc%5Etfw">June 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.12 07:10 Wed

「前半の方がやりやすかった」3バックに一定の手応えを語った冨安健洋、キャプテンマークは特別な感情話も「もう若くないな」

日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 3バックの一角で先発出場し、後半は右サイドバックに入った冨安。試合を振り返り、「勝てて良かったです」と6戦全勝で終われたことを喜んだ。 3バックについては「ビルドアップのところでもノッキングはなかったですし、個人的にもやりやすくやれました」と一定の手応えがあったとのこと。同サイドのMF堂安律については「守備のところでできるだけ律を前に出してやりたいという気持ちもありましたし、それはできたと思います」と語り、「律も勝手に行ってくれるので、後ろを調節して、ポジティブな内容だったと思います」と、コンビネーションでも上手くバランスを取ってやれたようだ。 後半はDF伊藤洋輝を入れて4バックの関係になったが、「選手を入れ替えて、特徴的に4枚に見えたと思いますけど、ビルドアップの時は4とか3は相手を見て変えました」と、相手の動きに合わせて、立ち位置を変えていたという。 また「前半上手くいっていたので、4だから、3だからとあまり変わらないようにと後ろでは喋っていっていました。立ち位置のところは相手を見ながら意識してやりました」と、ピッチ上でしっかりと判断し、上手く対応したと振り返った。 どちらのシステムもプレーした冨安は「個人的に言えば、前半の方がやりやすさがありました」と、[3-4-2-1]に手応えがあったとし、「後半は立ち位置のところでは有効的ではなかったかなと思います」と、少し後半は問題を抱えていたという。 具体的には[4-4-2]の相手に対し「埋めるべきスペースがあって、それを全員が共有できているわけではないです」と、コメント。「ただ、このチームが求められていることでもないので、選手との関係で調整していく感じですね」と振り返り、チームとして上手くポジションを取り切れなかったとした。 MF遠藤航が途中交代したことで、キャプテンマークを巻くこととなった冨安。「特にはないです笑」と、特別な感情はなかったとしたが「年齢的に上になって来ていますし、代表だけでなくアーセナルでも。もう若くないなと思っています」と、そういった役割を担う年齢になっていることを感じているという。 アジアカップでは苦戦した日本。最終予選ではその苦しんだ相手たちとの対戦が待っている。 「まずはしっかり無失点で2次予選を終えられたことはポジティブです」と語った冨安は、「最終予選はレベルが数段上がると思うので、また集まったときにしっかり勝てる準備をしたいですし、それぞれ自分のチームでの時間の方が長いので、出場時間を伸ばすだったり、体調を整えたりすることが大事ですね」と、良いコンディションで9月を迎えることが大事だとした。 現在の日本代表は、ディフェンスラインは海外組ばかり。今回のメンバーは、DF長友佑都(FC東京)以外は全員海外組。長友も長らくヨーロッパでプレーしたため、カタールでプレーするDF谷口彰悟以外は高いレベルを経験した選手ばかりだ。 冨安はディフェンスラインについて「間違いなく厚みはできていると思います」と、選手が揃っているとコメント。「今までの代表だと前の選手のタレントが見られがちでしたけど、今はチーム全体的にどのポジションにも良い選手たちがいることは間違いなく良いことです」と、守備の選手たちを含め、チーム全体の個々のクオリティが上がっているとした。 2024.06.12 06:45 Wed

ビーレフェルトの関連記事

ビーレフェルトMF水多海斗が手錠をかけられ一晩を警察で過ごす…3部残留争い中のスキャンダルに指揮官「好ましくない」

3.リーガ(ドイツ3部)のアルミニア・ビーレフェルトに所属する日本人MF水多海斗(23)が手錠をかけられたという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 マインツのセカンドチームから今シーズン加入した水多。今シーズンのドイツ3部では22試合に出場し4ゴール5アシストを記録している。 チームの中心にもなっている水多だが、まさかのスキャンダルが発覚。16日の夜に逮捕されていたことが判明した。 『ビルト』によると、16日の1時45分ごろ、ビーレフェルトのディスコ「カフェ・ヨーロッパ」の前に警察が出動した。暴徒がディスコの前でトラブルを起こしたとして通報されたが、それが水多だったという。 水多はディスコに入れてもらえなかったとのこと。その後、ディスコのスタッフが警察に通報。水多がその場を立ち去ることを拒否したとのことで、手錠をかけられて連行。拘留されたという。 水多は酒に酔っていた状態だったとのことで、独房で一晩を過ごすことに。朝には釈放されたという。 プロイセン・ミュンスター戦の前に記者会見に臨んだミッチ・クニアト監督は「この事件のことは承知している」とコメント。「カイトはすぐにクラブとチームに謝罪した。どのように進めるかは内部に残っており、土曜日にチームに加わるかどうかもまだ明らかではない。もちろん、我々の状況においてそのような出来事は好ましくない」とコメント。何らかの処分がクラブから下されることになるようだ。 2部昇格を目指すビーレフェルトは、3部でも苦戦。残留争いの真っ只中におり、チームを牽引していた水多の不祥事は大きな痛手となることは間違いない。 2024.03.22 11:15 Fri

浅野拓磨が今季初ゴール!振り向きざまの反転シュートで劣勢のボーフムに喝

ボーフムの日本代表FW浅野拓磨がチームの今季初ゴールを挙げた。 昨季は辛うじて1部残留を果たしたボーフム。12日にはブンデスリーガ開幕に先立ち、アウェイでアルミニア・ビーレフェルトとのDFBポカール1回戦に臨んだ。 劇的残留の立役者、ボーフムでの3季目を迎える浅野は先発出場。前半終了間際に今季初ゴールを奪った。 今季は3.リーガ(ドイツ3部)に回るビーレフェルトを相手に2点を先行されたボーフムは、前半終了間際に浅野が反撃の狼煙を上げる。 左サイド深い位置で起点を作ったボーフムは細かいパスワークからポケットを取ると、ケビン・シュテーガーの横パスを収めた浅野が反転から右足を一振り。左下隅へと流し込んだ。 早々に今季初ゴールをマークし、好スタートを切った浅野。だが、チームはシモン・ツォラーの得点で後半終了間際に追い付いたものの、PK戦の末に敗戦。早々にカップ戦から姿を消し、19日にブンデスリーガ開幕戦へ向けてももやもやが残る結果となった。 なお、ビーレフェルトの水多海斗はフル出場し、勝負を決める最後のPKを沈めている。 <span class="paragraph-title">【動画】浅野拓磨がコントロールからの見事な反転シュートで今季初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Kpyivb1lzHM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.08.13 15:30 Sun

アウグスブルク、ビーレフェルトから奥川雅也を完全移籍で獲得!

アウグスブルクは5日、ビーレフェルトから日本人MF奥川雅也(27)を完全移籍で獲得した。契約期間は2026年6月30日までで、フリートランスファーでの加入となる。 ブンデスリーガ個人昇格となった奥川は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「アウグスブルクの関係者とは以前から連絡を取り合っていたし、再びブンデスリーガでプレーできることをとても嬉しく思っている。プレシーズンの期間で最高のプレーを見せて、できれば先発メンバーに名を連ねたいと思っているよ」 2021年の夏にビーレフェルトに加入した奥川は、在籍2シーズンで公式戦80試合に出場し16ゴール13アシストを記録。昨季は2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で30試合に出場して5ゴール10アシストをマークしたが、チームは16位に終わって3部降格となっていた。 2023.07.05 23:30 Wed

ビーレフェルトがMF水多海斗を完全移籍で獲得、ドイツ4部のマインツⅡで大活躍…4年前はドイツ5部でプレー

アルミニア・ビーレフェルトは29日、マインツのMF水多海斗(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 水多は東京都出身で、FC東京ジュニアユースから前橋育英高校に入学すると、前年王者として臨んだ2018年の第97回全国高等学校サッカー選手権大会に出場。高校卒業後の2019年にドイツへ渡り、当時オーバーリーガ(ドイツ5部)に所属していたシュトラーレンに入団した。 攻撃的ポジションであれば複数でプレー可能なユーティリティ性に加え、スピードとテクニックを兼ね備える水多は、2021年5月にマインツへ完全移籍。セカンドチームでプレーしていた。 今シーズンはレギオナルリーガ・ズュートヴェスト(ドイツ4部)で31試合に出場し10ゴール10アシストの活躍。2シーズンで66試合15ゴール17アシストを記録し、大きなステップアップを果たした。 水多はクラブを通じてコメントしている。 「3部リーグでのキャリアの次のステップを楽しみにしています。自分のプレーでチームに貢献できると確信しています」 「アルミニアの再編に参加でき、とても嬉しいですし、チームメイトと一緒にピッチに立てるのが待ちきれません」 ビーレフェルトはMF奥川雅也も所属していたが、2022-23シーズンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で苦戦。16位でレギュラーシーズンを終えると、入れ替え戦ではヴェーエン・ヴィースバーデンに2戦合計5-2で敗れて3部に降格していた。 <span class="paragraph-title">【写真】ドイツ5部から3部にステップアップ!ビーレフェルトに加入した水多海斗</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Tach, Kaito Mizuta<br><br>Wir haben den 23-jährigen vielseitigen Offensivspieler von Mainz 05 verpflichtet.<a href="https://twitter.com/hashtag/immerdabei?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#immerdabei</a> <a href="https://t.co/nO7rJwr1j6">pic.twitter.com/nO7rJwr1j6</a></p>&mdash; DSC Arminia Bielefeld (@arminia) <a href="https://twitter.com/arminia/status/1674410520764645377?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Hallo Liebe Arminia Fan<br>Ich bin sehr glücklich, für diese Mannschaft spielen zu dürfen<br>Mein Ziel ist mit dieser Mannschaft in die 2.Liga zurückzukehren<br>Ich werde mein Bestes geben für Arminia.<br>Wir sehen uns sehr bald Danke!! <a href="https://t.co/Ody1lZAMVs">pic.twitter.com/Ody1lZAMVs</a></p>&mdash; Kaito Mizuta/水多海斗 (@Kaitom0408) <a href="https://twitter.com/Kaitom0408/status/1674515358219116547?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.30 13:54 Fri

ボルシアMG、昨季2部で10GのFWハックを完全移籍で獲得

ボルシアMGは26日、アルミニア・ビーレフェルトからドイツ人FWロビン・ハック(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。 カールスルーエなどの下部組織を経て、2012年にホッフェンハイムの下部組織に入団したハックは、2017年10月1日のフライブルク戦でプロデビューを飾ると、ブンデスリーガデビュー戦で初ゴールを記録。しかし、その後はトップチーム定着までには至らず、2019年夏に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に降格したニュルンベルクへ完全移籍。 その後、2021年8月にビーレフェルトに移籍すると、在籍2年で公式戦68試合に出場。今季は左ウィングを主戦場にリーグ戦33試合に出場し10ゴール5アシストを記録したが、チームは16位で3部のヴィースバーデンとの入れ替え戦に臨むと、まさかの連敗を喫して3部降格が決定していた。 スポーツ・ディレクターのローランド・ヴィルクス氏は、新加入のハックについて以下のようにコメントしている。 「ロビン・ハックはゴールを脅かすダイナミックなアタッカーで、すでに1部や2部での経験も豊富だ。ここ数年の彼の成長は目覚ましく、私たちは彼に多くの可能性を見出している。彼がボルシアへの移籍を決めたことを嬉しく思っている」 2023.06.27 07:30 Tue

ブンデスリーガの関連記事

バイエルンの新鋭パブロビッチが2029年夏までの新契約にサイン! 「クラブからの信頼の証。その期待に応えたい」

バイエルンは16日、ドイツ代表MFアレクサンダル・パブロビッチ(20)との契約延長を発表した。新契約は2029年夏までの5年となる。 ミュンヘン生まれの若き中盤は7歳の頃からバイエルンでプレー。今季のブンデスリーガでトップチーム初出場を果たしてから、どんどんと出番を増やし、トータルで22試合2得点2アシストをマークした。 両親の国籍がセルビアとあって、そちらの代表入りも取り沙汰されたが、今年3月にドイツ代表から招集を受け、ユーロ2024の最終メンバーに。大会前のウクライナ代表戦で初キャップもマークした。 だが、直前に扁桃炎を患って無念の離脱。パブロビッチは「残念ながら、扁桃炎で自国開催のユーロに出る夢が叶わなかった」としつつ、バイエルンとの契約延長を喜び、決意を新たにした。 「それはすごく残念だけど、バイエルンとの契約を2029年夏まで延長できて嬉しく思う。これはバイエルンが僕のことを信頼してくれている証で、その期待に応えたい。バイエルンは僕のホーム。誇りに思い、幸せで、感謝している。このチームとともにトロフィーを掴み、個人としての成長も続けたい」 2024.06.16 17:55 Sun

バルサ行き浮上のフリンポン、「単なる噂」と一蹴

レバークーゼンのオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(23)が去就に関する噂に反応した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 2021年1月にセルティックからレバークーゼンへ移籍し、今シーズンはチームのブンデスリーガ無敗優勝などに大きく貢献したフリンポン。攻撃的な右ウイングバックとして公式戦47試合で14ゴール12アシストの成績を残した。 レバークーゼンとの契約は2028年6月まで残すが、今夏のステップアップが噂に。クラブは残留を望む一方、有効期限は不明瞭なものの、4000万ユーロ(約67億5000万円)の契約解除条項が存在するともいわれている。 プレミアリーグをはじめ、数々のビッグクラブからの関心が取り沙汰されるなか、バルセロナが獲得に動いているとの報道も。しかし、フリンポンはこの話題を自らの言葉で一蹴した。 「バルサからの関心? それらは単なる噂だ…噂(の記事)なんて読まない!」 「噂は噂でしかないし、誰でも何とでも言える」 オランダ代表の一員としてユーロ2024の初戦を間近に控えるフリンポンは、6日に行われたカナダ代表との国際親善試合でウイングとしてプレーし、1ゴール1アシストを記録。ユーロ本番でも活躍が期待される。 2024.06.15 13:52 Sat

テルジッチ電撃退任のドルトムント、アシスタントコーチのシャヒン氏を新指揮官に任命

ドルトムントは14日、ヌリ・シャヒン氏(35)を新指揮官に任命したことを発表した。契約期間は2027年6月までの3年間となっている。 ドルトムントでは前日、エディン・テルジッチ監督(41)が契約解除を要請し電撃退任していた。 シャヒン氏はドルトムントの下部組織育ちで公式戦274試合に出場し、ユルゲン・クロップ監督の下でブンデスリーガとDFBポカールを制したクラブのレジェンド。 引退後はアンタルヤスポルで監督を務めると、今年1月からドルトムントのアシスタントコーチに就任し、古巣の復調に貢献していた。 シャヒン氏はドルトムントの指揮官就任について「大変光栄。私に信頼を寄せてくれたクラブの責任者全員に感謝したい。可能な限りの成功を達成すべく、多大なエネルギーと情熱を注いで就任初日から取り組むつもりだ」と意気込みを語った。 2024.06.15 00:30 Sat

今夏来日のドルトムント、フンメルスも退団決定…合計13年在籍で508試合出場「大きな名誉であり喜びだった」

ドルトムントは14日、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)の退団を発表した。 バイエルンの下部組織で育ったフンメルス。2007年1月にファーストチームに昇格するも、2008年1月にレンタル移籍でドルトムントに加入。レンタル期間が終了した2009年7月に完全移籍で加わった。 その後、ドルトムントでプレーを続けるも、2016年7月にバイエルンへと完全移籍。それでも2019年7月に再びドルトムントに加入した。 合計13シーズンをドルトムントで戦ったフンメルス。公式戦通算508試合に出場し38ゴール23アシストを記録。ユルゲン・クロップ監督時代には2度のブンデスリーガ制覇やDFBポカールで優勝。エディン・テルジッチ監督の下でも2020-21シーズンにDFBポカールを制している。 2023-24シーズン限りで契約が満了を迎え、退団の話も出ていた中、正式にチームを去ることに。すでに先に退団が決まっていた元ドイツ代表MFマルコ・ロイスと共に、一時代を築いた1人がまたチームを去ることとなった。 フンメルスはクラブを通じてコメントしている。 「ファンのみんな、合計13年以上に及ぶ僕の黒と黄色の時代が終わりを迎える。長い間ドルトムントでプレーできたこと、そして2008年1月から今日のボルシア・ドルトムントに至るまでの旅に参加できたことは、僕にとって大きな名誉であり喜びだった」 「ファンのいるこのクラブはとても特別なものであり、僕にとってはそれ以上のものだ」 「また、このクラブのために素晴らしい仕事をしてくれたドルトムントのスタッフ全員、そしてもちろん、ここで出会うことができた数えきれないほどの素晴らしい監督やチームメイトにも感謝したい」 「できるだけ早く、みんなががボルジクプラッツ(広場)で再会してお祝いできるよう、僕は心から願っている。それまでは遠くから、できればスタジアムで時々応援したいと思う。これから寂しくなるよ」 2024.06.14 21:00 Fri

「信頼してくれてありがとう」 サンチョが退任テルジッチに深く感謝

イングランド代表FWジェイドン・サンチョがドルトムントで共闘したエディン・テルジッチ監督に感謝した。 今季のマンチェスター・ユナイテッドで開幕からしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との対立で干され、今年1月にシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 そんな24歳FWを思った以上に早く試合勘を取り戻させ、輝かせたのがテルジッチ監督で、自身のもとで公式戦21試合に起用。もちろん、CL決勝でも87分までプレーさせ、大きな信頼を寄せた41歳のドイツ人指揮官だが、クラブに自ら辞任を申し出て、話し合いで退任が決まった。 自身もユナイテッドが完全売却を視野に入れるとあって、さらなるローン契約での引き留めを目指すドルトムントに残れるか微妙な状況のなか、テルジッチ監督の退任を知ったサンチョはインスタグラムのストーリーでメッセージを発信した。 「僕を信頼してくれてありがとう。ずっと感謝する。次の章での幸運を祈る!」 2024.06.14 17:58 Fri

記事をさがす


NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly