アーセナル在籍8年のエルネニーが今季限りでの退団を発表「とても寂しい」

2024.05.18 07:00 Sat
Getty Images
アーセナルのエジプト代表MFモハメド・エルネニー(31)が、今季限りで退団することを発表した。

エルネニーは2016年1月にバーゼルからアーセナルに加入。中盤のバックアッパーとしても重要な役割を担っていた中、徐々に出番を失い、2019年9月にはベシクタシュにレンタル移籍したが、翌年に復帰するとここまで在籍8年間で公式戦161試合に出場し、6ゴール10アシストを記録していた。
ミケル・アルテタ監督の下では、手薄となったボランチを支える活躍を見せたが、昨年1月に右ヒザの手術を受け、長期離脱を強いられて以降はほとんどプレーできておらず、今季もここまで公式戦6試合の出場でプレー時間は95分間にとどまっていた。

退団を決断したエルネニーは、自身の公式SNSでメッセージ動画を投稿。そのなかで今季限りでの退団することを明かし、ファンへ以下のように感謝を語った。

「グナーズの皆さんへ。僕は今日、君たちにメッセージを送り、皆さんの愛、サポート、優しさに対して別れを告げるためにここに来た。君達と離れるのはとても寂しいよ。どれだけ愛しているか、どれだけ大切な存在か、そして僕を支えてくれたことを決して忘れないと伝えたい。日曜日にエミレーツ・スタジアムで、直接会ってお別れを言うよ。また会おう、グナーズ」

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「人生で最高の8年間」アーセナル退団のエルネニーがクラブやファンに感謝「すべてを愛している」

アーセナル退団が発表されたエジプト代表MFモハメド・エルネニーが、クラブへの愛と感謝を語った。クラブ公式サイトが伝えている。 エルネニーは2016年1月にバーゼルからアーセナルへ加入。主に中盤のバックアッパーとしての役割を担っており、2019-20シーズンはベシクタシュへのレンタル移籍も経験した。 ミケル・アルテタ監督の下では絶対的な主軸に定着することはなかったが、頼れるベテランとして信頼されていたエルネニー。しかし、今シーズンは昨年1月に右ヒザの手術を受けた影響もあってほとんどプレーの機会はなく、公式戦6試合の出場にとどまると、3日に契約満了による退団が発表された。 8年以上を過ごしたクラブに別れを告げることとなったエルネニーは、大きな愛情と感謝を述べている。 「これほど長い間、このクラブでプレーできたことは僕にとって大きな意味があった。人生で最高の8年間だったよ。このクラブを、ファンを、アーセナルのすべてを愛している」 「心が張り裂けそうだ。感情が溢れすぎてしまうから、(表彰式で)ピッチに出るのは断ったんだよ。でも、それが人生さ。ここでの僕の時間は終わりを迎えた。そして、このクラブのため自分が成し遂げたことをとても誇りに思っている」 「僕はファンを愛し、持てるすべてを捧げてきた。良い時も悪い時も、彼らが僕のためしてくれたことすべてに感謝しているよ。ファンは永遠に僕の心の中にいる」 「ミケル(・アルテタ)が引退する前の6カ月間、僕は彼と一緒にプレーした。彼と一緒にプレーすることも、指導してもらうことも楽しかったよ。彼から多くを学んだし、彼が僕やクラブのためしてくれたすべてに感謝している」 「彼は現役時代から賢く、その後は多くの優秀なコーチと仕事をしてきた。リーダーシップは明らかであり、特別な存在になれると感じていたよ」 「こうしたグループを僕は見たことがない。みんながお互いを支え合い、愛し合い、家族のように働いている。彼らと会えなくなるのは寂しいね。長い間、僕の友人だった」 「僕たちは永遠の友だ。これからはテレビの前で彼らを応援し、時にはスタジアムで観戦したいね。来シーズンも素晴らしいものになると思う。彼らはそれに値するのだから」 2024.06.04 11:50 Tue

アーセナルがエルネニーやソアレスらを含む19選手の退団を発表

アーセナルは3日、今シーズン限りで契約が満了する19選手の退団を発表した。 今回、トップチームから退団が発表されたのはエジプト代表MFモハメド・エルネニー(31)、ポルトガル代表DFセドリック・ソアレス(32)、イングランド人GKアーサー・オコンクウォ(22)の3選手。 2016年1月にバーゼルからアーセナルに加入したエルネニーは、中盤のバックアッパーとしても重要な役割を担っていた中、徐々に出番を失い、2019年9月にはベシクタシュにレンタル移籍したが、翌年に復帰するとここまで在籍8年間で公式戦161試合に出場し、6ゴール10アシストを記録。 ミケル・アルテタ監督の下では、手薄となったボランチを支える活躍を見せたが、昨年1月に右ヒザの手術を受け、長期離脱を強いられて以降はほとんどプレーできておらず、今季もここまで公式戦6試合の出場でプレー時間は95分間にとどまっていた。 2020年1月にサウサンプトンからアーセナルへレンタル移籍で加入したセドリックは、半年後に完全移籍。サイドバックのバックアッパーを主な役割として、これまで公式戦64試合2ゴール5アシストの成績を残している。 しかし、昨シーズンから出場機会は減少中であり、今シーズンもベン・ホワイト、オレクサンドル・ジンチェンコ、冨安健洋、ヤクブ・キヴィオルらより序列で下回る状態に。公式戦出場は6試合にとどまっており、プレミアリーグでは3試合に途中出場するのみとなっている。 8歳でアーセナルの下部組織に入団したオコンクウォは、早くから頭角を現し、15歳の時点でU-18チームのベンチに登録され、17歳でU-21チームの試合に出場すると、2021年7月にプロ契約を締結。 しかし、トップチームでの出場機会はなくリーグ2(イングランド4部)のクルー・アレクサンドラやオーストリアのシュトルム・グラーツに武者修行に出されると、今シーズンもリーグ2のレクサムへレンタル移籍に出されていた。 なお、アーセナルU-21からは今季リーグ1(イングランド3部)にレンタルされたFWタイリース・ジョン=ジュールスら12選手、アーセナルU-18からは4選手の退団が発表された。 今回発表された退団選手は以下の通り。 【アーセナル】 MFモハメド・エルネニー(31) DFセドリック・ソアレス(32) GKアーサー・オコンクウォ(22) 【アーセナルU-21】 GKオヴィ・エジェヘリ(21) GKテイラー・フォラ(20) GKヒューバート・グラチィク(21) GKジェームス・ヒルソン(23) DFヘンリー・ジェフコット(20) DFアレックス・カーク(20) DFジェームス・スウィート(20) MFマウロ・バンデイラ(20) MFカタリン・チルジャン(21) FWヘンリー・デイビーズ(19) FWタイリース・ジョン=ジュールス(23) FWキド・テイラー・ハート(21) 【アーセナルU-18】 GKノア・クーパー(18) DFルイス・ブラウン(18) FWオマリ・ベンジャミン(18) FWカマルニ・ライアン(18) 2024.06.04 00:35 Tue

ベシクタシュがマティッチ&エルネニーを獲得候補に

ベシクタシュが元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(35)、エジプト代表MFモハメド・エルネニー(31)をリストアップしているという。 現在スュペル・リグ(トルコ1部)で4位のベシクタシュ。すでに首位フェネルバフチェと勝ち点「21」差がつき、優勝の可能性が途絶えかけている状況だが、トルコ『Fanatik』によると、後半戦に向けて中盤を強化する思惑のようだ。 最優先で獲得に動いているのはマティッチ。かつてマンチェスター・ユナイテッドにチェルシーでも活躍した35歳の大型ボランチは、現所属スタッド・レンヌとの関係が悪化し退団を望んでいるとされ、リヨンも獲得に前向き。ただし、レンヌ側に易々と手放す気はないとされている。 次点候補としてはエルネニー。現在エジプト代表としてアフリカ・ネーションズカップに参戦する一方、アーセナルでは昨季からのケガもあってほとんどプレーできておらず、契約は今季限り…ベシクタシュには2019-20シーズンにレンタル移籍で1年間在籍し、主軸に君臨した経験がある。 ベシクタシュはマティッチ獲得が不可だと判断した場合にエルネニーへ移行する方針。アーセナルとの契約が今季限りということもあり、来夏の新戦力として迎え入れる可能性もあるようだ。 2024.01.25 13:50 Thu

久保建英の同僚MFスビメンディにアーセナル関心も1月の獲得は見送りか? 中盤補強の第一候補に

アーセナルが中盤の補強候補として獲得に関心を示しているレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(24)だが、1月の獲得は非常に低いようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。 予てから中盤の補強が噂されているアーセナル。夏にはイングランド代表MFデクラン・ライスを1億500万ポンド(約197億3500万円)で獲得すると、すでに主力としてチームを支える好パフォーマンスを見せている。 しかし、そのライスはクリスタル・パレス戦で負傷交代。状態が心配される一方で、ガーナ代表MFトーマス・パルティは筋肉系の負傷で今シーズンは欠場が続いており、残り契約は1年に。イタリア代表MFジョルジーニョは今シーズン終了後に契約満了を迎える状況。1年間の延長オプションはあるが行使するかは現時点では不透明だ。 また、エジプト代表MFモハメド・エルネニーも今季限りで契約が満了を迎える状況。出場機会は少ないが、本人はアーセナルに残りたい意向を示している。 30歳を超える選手たちで構成されるアーセナルの中盤問題。その解決策の1人がスビメンディであり、アストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイスと並んでターゲットになっている。 スビメンディは5300万ポンド(約100億円)の契約解除条項があり、支払えばソシエダは応じる姿勢を示している状況。ただ、本人はソシエダに残留することを望んでいるという。 加えて、アーセナルは2億ポンド(約376億円)以上を夏に投資しているため、多くの資金を1月に費やすことに慎重な姿勢を保っている状況。もちろん補強の可能性はゼロではないが、1月には動かない可能性が高いようだ。 ただ、スビメンディにはバイエルンも関心を寄せているという報道もあり流動的な状況。果たしてどういった結末を迎えるか注目だ。 2024.01.22 23:05 Mon

アルテタ監督へアピール成功? 今季CL初先発ネルソンが自身のパフォーマンスに満足感「笑顔でプレーできた」

アーセナルのイングランド人FWリース・ネルソンがPSV戦を振り返った。 アーセナルは12日、チャンピオンズリーグ(CL)グループB最終節でPSVの本拠地に乗り込み、1-1のドロー決着。すでに首位でのラウンド16進出を決めていたなか、ミケル・アルテタ監督は“1.5軍”をスタメン11人に並べた。 その顔ぶれは今季リーグ戦で出場ゼロのDFセドリックや、来年1月の退団も噂されるDFヤクブ・キヴィオル、MFモハメド・エルネニーといった面々。その中で普段ベンチウォーマーのネルソンも先発から89分までピッチに立った。 クラブ公式サイトのインタビューで試合を振り返ったウインガーは「自分のパフォーマンスにある程度満足しているよ」と語った。 「笑顔でプレーできたよ。これこそが僕にとって最も重要なことだった。さまざまな局面で自分のクオリティを示せたと思う」 ネルソンはこの試合でドリブル成功「5」回、デュエル勝利「12」回などなど、データ面でも優れた数値を計測し、42分にはFWエディ・エンケティアの先制点をアシストしている。 「エド(エンケティア)との連携はそれ自体が喜び。今日は長い間プレーしていなかった選手も多かったけど、セドリックにモハ(エルネニー)も上手くプレーしたね。チーム全体で良かったと思うし、たとえ1ポイントでも取れたことが大きい」 「CLで先発するのは本当に久しぶりだ。素晴らしい機会だったよ。この先もケガをせず、自由に動け、ピッチで笑顔になれるようなら、きっと素晴らしいプレーを披露できると思う。アーセナルもCLでかなり先まで進めるはずさ」 ネルソンはEFLカップ(カラバオ・カップ)でこそ2試合連続スタメンも、それ以外は今回のPSV戦を除いて全て途中出場。今季の公式戦13試合出場で1ゴール2アシストとなっている。ひとまずアルテタ監督へはアピールできただろう。 2023.12.13 16:30 Wed

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アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

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アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

15日、アーセナルやエバートンはOBの元イングランド人FWケビン・キャンベル氏が54歳で亡くなったと発表した。 ジャマカにルーツを持つキャンベル氏は、アーセナル下部組織出身のストライカーで、18歳時の1988年にファーストチームデビュー。レンタル移籍も経験しながら1995年まで在籍し、クラブ通算228試合に出場し59ゴールを記録した。 その後はノッティンガム・フォレスト、トラブゾンスポルと渡り歩き、1999年にエバートンへレンタル移籍。完全移籍に切り替わると、黒人選手としてクラブ史上初のキャプテンも務めた。 エバートンでは2005年までプレーし、通算164試合51ゴールを記録。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、カーディフ・シティでキャリア晩年を過ごし、2007年に現役を引退した。 引退後はメディア上で解説者としても活躍。なお、息子のタイリース・キャンベルもプロサッカー選手で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに在籍している。 エバートンは5月に、キャンベル氏が大病を患い、入院していることを報告。「非常に体調が悪い」と発表していた。また、アーセナルは「元ストライカーのケビン・キャンベルが短い闘病の末に亡くなったと知り、大きな悲しみに暮れている」としており、病に臥したことを伝えている。 2024.06.15 22:04 Sat

「前半の方がやりやすかった」3バックに一定の手応えを語った冨安健洋、キャプテンマークは特別な感情話も「もう若くないな」

日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 3バックの一角で先発出場し、後半は右サイドバックに入った冨安。試合を振り返り、「勝てて良かったです」と6戦全勝で終われたことを喜んだ。 3バックについては「ビルドアップのところでもノッキングはなかったですし、個人的にもやりやすくやれました」と一定の手応えがあったとのこと。同サイドのMF堂安律については「守備のところでできるだけ律を前に出してやりたいという気持ちもありましたし、それはできたと思います」と語り、「律も勝手に行ってくれるので、後ろを調節して、ポジティブな内容だったと思います」と、コンビネーションでも上手くバランスを取ってやれたようだ。 後半はDF伊藤洋輝を入れて4バックの関係になったが、「選手を入れ替えて、特徴的に4枚に見えたと思いますけど、ビルドアップの時は4とか3は相手を見て変えました」と、相手の動きに合わせて、立ち位置を変えていたという。 また「前半上手くいっていたので、4だから、3だからとあまり変わらないようにと後ろでは喋っていっていました。立ち位置のところは相手を見ながら意識してやりました」と、ピッチ上でしっかりと判断し、上手く対応したと振り返った。 どちらのシステムもプレーした冨安は「個人的に言えば、前半の方がやりやすさがありました」と、[3-4-2-1]に手応えがあったとし、「後半は立ち位置のところでは有効的ではなかったかなと思います」と、少し後半は問題を抱えていたという。 具体的には[4-4-2]の相手に対し「埋めるべきスペースがあって、それを全員が共有できているわけではないです」と、コメント。「ただ、このチームが求められていることでもないので、選手との関係で調整していく感じですね」と振り返り、チームとして上手くポジションを取り切れなかったとした。 MF遠藤航が途中交代したことで、キャプテンマークを巻くこととなった冨安。「特にはないです笑」と、特別な感情はなかったとしたが「年齢的に上になって来ていますし、代表だけでなくアーセナルでも。もう若くないなと思っています」と、そういった役割を担う年齢になっていることを感じているという。 アジアカップでは苦戦した日本。最終予選ではその苦しんだ相手たちとの対戦が待っている。 「まずはしっかり無失点で2次予選を終えられたことはポジティブです」と語った冨安は、「最終予選はレベルが数段上がると思うので、また集まったときにしっかり勝てる準備をしたいですし、それぞれ自分のチームでの時間の方が長いので、出場時間を伸ばすだったり、体調を整えたりすることが大事ですね」と、良いコンディションで9月を迎えることが大事だとした。 現在の日本代表は、ディフェンスラインは海外組ばかり。今回のメンバーは、DF長友佑都(FC東京)以外は全員海外組。長友も長らくヨーロッパでプレーしたため、カタールでプレーするDF谷口彰悟以外は高いレベルを経験した選手ばかりだ。 冨安はディフェンスラインについて「間違いなく厚みはできていると思います」と、選手が揃っているとコメント。「今までの代表だと前の選手のタレントが見られがちでしたけど、今はチーム全体的にどのポジションにも良い選手たちがいることは間違いなく良いことです」と、守備の選手たちを含め、チーム全体の個々のクオリティが上がっているとした。 2024.06.12 06:45 Wed

ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

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留任のテン・ハグ監督、経緯を語る 「私にトゥヘルと話をしたと言ったが…」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督(54)が来季の続投見通しを認め、その経緯を語った。 ユナイテッドを率いて2年が過ぎ、初年度のカラバオカップに続いて、今季もFAカップのタイトルに導いたテン・ハグ監督。最終的に来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を手にしたが、プレミアリーグに目を向ければクラブワーストの8位で終戦したほか、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ最下位に終わった。 ケガ人の多さも大きく影響した1年ではあったが、ユナイテッド内では共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏のもとで新組織となり、テン・ハグ監督の進退も不透明に。そのなかで、解任されるのではとの見方が強く、後任探しの動きも取り沙汰されたが、最近では今季総括を経て、留任の見通しと報じられる。 イギリス『BBC』によると、渦中のオランダ人指揮官は母国のテレビ局『NOS』でその件にこう述べたという。 「私がイビサ島で休暇を過ごしていると、クラブの経営陣はその私のところまで来た。突然のことだったが、私の目の前に現れ、彼らから続投させたいと言われたんだ」 「マンチェスター・ユナイテッドは(後任候補の1人に浮上したトーマス・)トゥヘルと話をしたと言ったが、最終的にもうベストな監督がいるとの結論に達したと説明した」 「『INEOS』は時間をかけているが、新しくフットボール界に参入したばかりで、シーズンを振り返るのもごく普通のこと。複数の後任候補と話をしたのは周知の事実だ」 そう明かしたテン・ハグ監督は続投に伴ってクラブと来季までの契約を巡り、延長交渉も噂に。その件にも口を開いた。 「マンチェスター・ユナイテッドと私は新契約に関してまだ合意していない。簡単にいくものでもないし、まだ話し合わないといけない」 2024.06.17 12:55 Mon

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アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

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