「なぜそこに田中碧」「反応速度がエグい」田中碧が持ち味発揮の貴重なゴール! デュッセルドルフはポカール4強に進出

2024.01.31 13:20 Wed
田中碧が持ち味発揮の勝ち越しゴールを記録
Getty Images
田中碧が持ち味発揮の勝ち越しゴールを記録
デュッセルドルフの日本代表MF田中碧が劇的なゴールを記録した。アジアカップ2023には参加していない田中。元日のタイ代表戦では結果を残したが、デュッセルドルフに戻りプレーを続けている。
30日にはDFBポカール準々決勝のザンクト・パウリ戦が行われ、田中は先発出場。1-1で迎えた延長戦に見事なゴールを記録した。

デュッセルドルフは相手のクリアボールを繋ぐと、ボックス手前からクリストフ・デファナーが右足で強烈なミドルシュート。枠を捉えたボールはGKがセーブするも、いち早く反応していた田中がこぼれ球に対して滑り込みネットを揺らした。GKも愕然と落ち込む。

GKも食らいついた中で、こぼれ球に詰めるという田中らしさも出た一撃には「動き出しがFWなのよ」、「ボランチとは思えない」、「さすがなんだよなー」、「反応速度がエグい」、「なぜそこに田中碧」、「相変わらずFWの仕事してる」とコメントが集まった。
なお、試合はその後に追いつかれPK戦へ。しかし、デュッセルドルフはしっかりと勝利し、ベスト4入りを果たした。

1 2

田中碧の関連記事

田中碧の移籍計画に疑問符? クラブは売却計画も代理人が仕事せずと指摘

今夏の移籍が濃厚とみられているフォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF田中碧(25)。クラブ側も売却を考えなければいけなくなったが、問題が1つあるという。 2021年7月に川崎フロンターレからレンタル移籍でデュッセルドルフに加入した田中。1年後に完全移籍に切り替わっていた。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で3シーズン目を戦った田中。これまでの移籍市場で、ステップアップを目指した中で失敗。2023-24シーズン序盤はそのせいもありパフォーマンスが上がらないと、大きな批判を受けていた。 しかし、10月の日本代表活動で結果を残すと、その後は一気にパフォーマンスが改善。2.ブンデスリーガでは30試合で7ゴール4アシストを記録。チームは3位でフィニッシュすると、昇格プレーオフではボーフムと対戦したが、0-3で勝利した1stレグのリードを生かせず、ホームでの2ndレグでまさかの逆転負け。来シーズンも2部で戦うこととなった。 ドイツ『ビルト』によれば、デュッセルドルフは、1部に昇格した場合には2025年6月までとなっている田中の契約を延長するつもりだったとのこと。しかし、再び2部を戦うことになったため、今夏の売却に動くことになるとみている。 田中も4シーズンもドイツ2部で戦う気はなく、今夏のステップアップがキャリアの重要なポイントに。昨夏はケガの影響もあり買い手が見つからなかったが、今夏はパフォーマンスを上げていたことで買い手も見つかるとみられている。 デュッセルドルフとしては絶対に来夏フリーで手放すことだけは避けたい状況。田中の移籍金は300〜400万ユーロ(約5億1000万〜6億8000万円)程度となっている。 ただ、『ビルト』が指摘した問題点が。どうやら田中の代理人が仕事をしていないというものだ。 『ビルト』によれば、田中の代理人は、クラブを探すことをしていない可能性があるとのこと。交渉の中では新たなクラブの名前を挙げることはなく、他クラブがいくら払うかという話を示唆することもないという。 デュッセルドルフ側が買い手を探すという事態起きているとのこと。クライアントである田中が移籍を希望するのであれば、代理人としては仕事をしていないことになり、大きな疑問符がつくようだ。 契約を延長してくれるのであれば、デュッセルドルフ側としてはありがたいことだろうが、果たして今夏どのような動きを見せるのか注目だ。 2024.06.06 17:15 Thu

日本代表、ミャンマー代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介

日本代表は6日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選でミャンマー代表と対戦する。 この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表vsミャンマー代表 試合日程・キックオフ時間</span> 2次予選では4連勝を飾った日本と1分け3敗で最下位のミャンマー。日本時間2024年6月6日(木)21:10にキックオフ予定となっている。 2023年11月にパナソニックスタジアム 吹田で行われた試合は、5-0で日本が勝利していた。 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表vsミャンマー代表 放送・配信予定</span> 8大会連続8度目のW杯出場を懸けて戦う日本。すでに最終予選への進出は決定している中、今回の試合は、地上波では『日本テレビ』にて全国生中継される。 またインターネットでは『Tver』で同時配信となり、無料で視聴することが可能だ。 ◆2026北中米ワールドカップW杯アジア2次予選兼2027アジアカップ予選 ミャンマー代表戦詳細 日時:2024年6月6日(木)21:10キックオフ 会場:トゥウンナ・スタジアム(ベトナム/ヤンゴン) 対戦国:ミャンマー代表 vs 日本代表 放送局:日本テレビ系列にて全国生中継、ネット配信は「Tver」 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表vsミャンマー代表 無料視聴方法</span> 今回は地上波の「日本テレビ」と無料で楽しめるインターネットサービスの『Tver』で放送されるため、誰でも無料で視聴が可能となる。 <span class="paragraph-subtitle">■日本代表メンバー(vsミャンマー代表)</span> GK 前川黛也(ヴィッセル神戸) 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 長友佑都(FC東京) 谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール) 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー) 冨安健洋(アーセナル/イングランド) 伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ) 橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド) 菅原由勢(AZ/オランダ) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 南野拓実(モナコ/フランス) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 鎌田大地(ラツィオ/イタリア) 相馬勇紀(カーザ・ピア/ポルトガル) 小川航基(NECナイメヘン/オランダ) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ) 川村拓夢(サンフレッチェ広島) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 鈴木唯人(ブレンビー/デンマーク) 監督:森保一 <span class="paragraph-subtitle">■2026北中米ワールドカップW杯アジア2次予選兼2027アジアカップ予選</span> アジアの36カ国が4カ国ずつ9組に分かれ、ホーム・アンド・アウェイの2回総当たりで対戦。各組1位、2位のチームが、3次予選に進出すると同時に、アジアカップ2027の出場権を獲得することができる。 日本は2023年11月に行われたミャンマー代表戦(ホーム)とシリア代表戦(アウェイ)をどちらも5-0と快勝スタート。3月の2試合では、北朝鮮との連戦となった中、ホームゲームは1-0で勝利したものの、アウェイゲームは突如中止に。最終的には没収試合となり、日本の3-0での不戦勝となり、2次予選を突破した。 6月はミャンマー、シリアと連戦。9月から最終予選が始まる。 2024.06.06 13:30 Thu

【日本代表プレビュー】3バックを試す機会、可変システムで最終予選の準備を/vsミャンマー代表【W杯アジア2次予選】

ヨーロッパのシーズンも終了し、海外でプレーする選手たちにとってはシーズンを締めくくる2試合となる今回の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選。3月の戦いですでに突破が決まっている中での2試合となる。 勝敗に関しては関係ないため消化試合とも見られるが、9月から始まる最終予選に向けては最後に集まって戦える機会。少しでもチームの力を上げておきたいところだ。 今回はアウェイでミャンマー代表と、ホームでシリア代表と戦う中、2次予選全勝で乗り切りたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆上積みへ、2チームを構成か</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240606_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 森保一監督が直接選手を指導できる最後の機会。合流初日はビルドアップのチェックとミニゲームが公開された中、明確に2チームを作っていた。 メンバー構成はほとんど変えず、[4-2-3-1]と[3-4-3]の2つのシステムを試していたが、3バックと4バックの併用を目指すことに。アジアカップで苦戦したことも踏まえ、チームとして相手を上回る戦いを準備する必要があると考えたのだろう。 3バックに関しては守備固めという意味で試合終盤には何度か試したが、しっかりと攻撃の形も踏まえての時間はこれまで取れていなかった。日本の新たな武器にするためにも、この機会でやっておきたいはずだ。 さらに、チームを2つに分けていたことを考えれば、この2試合では2つのチームを当てる可能性もある。結果を気にしない試合であるだけに、もちろん勝利を目指しながらも、選手やシステムを試すという機会にすると考える。 9月の最終予選には、パリ・オリンピックを戦った選手たちも入ってくる可能性もあり、継続して招集している選手たちに戦い方を植え付ける良いチャンスだろう。 <span class="paragraph-subtitle">◆アジアカップに繋がる戦いを</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240606_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するミャンマーは4試合を終えて最下位。勝ち点差で見れば2位になれる可能性はあるが、、得失点差が2位のシリアと「20」も離れていることを考えれば、現実的に2次予選突破は難しい。 一方で、2027年のアジアカップ予選も兼ねており、3次予選に回ることが確実。来年から行われる3次予選でアジアカップの出場権を掴むためにも、しっかりと繋がる試合を見せていきたいところだろう。 11月に行われた第1節では5-0で惨敗。上田綺世にハットトリックを許すなどしてしまったが、まずはこの予選の初勝利を目指して、死にに物狂いで日本相手に臨むことになりそうだ。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[3-4-3]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240606_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> GK:大迫敬介 DF:冨安健洋、谷口彰悟、町田浩樹 MF:相馬勇紀、田中碧、守田英正、中村敬斗 FW:堂安律、小川航基、旗手怜央 監督:森保一 前述の通り、今回の活動では3バックにも重点を置いている森保監督。ミャンマー相手にも可変ながら、3バックをベースに挑むと予想する。 GKは大迫敬介(サンフレッチェ広島)と予想。今回招集された3人では最も経験があり、安定感もある守護神。シリア戦が広島で行われるため、親心を見せるのであればGK谷晃生(FC町田ゼルビア)の起用もありそうだ。 そして3バックは、冨安健洋(アーセナル)、谷口彰悟(アル・ラーヤン)、町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)と予想する。トレーニングでもこの3人が軸となっており、可変にも対応できる3人だ。 ボランチは田中碧(デュッセルドルフ)と守田英正(スポルティングCP)と予想。川崎フロンターレ時代から知る2人の関係で、よりスムーズなビルドアップと守備関係を見せてくれるだろう。そしてウイングバックは右に相馬勇紀(カーザ・ピア)、左に中村敬斗(スタッド・ランス)と予想する。時にはサイドバックも務めていた両者。ウイングバックという攻守にわたって激しい運動量を求められるポジションだが、攻撃次の破壊力は十分だ。互いの特徴を出してもらいたい。 そして3トップは右に堂安律(フライブルク)、左に旗手怜央(セルティック)、中央に小川航基(NECナイメヘン)と並ぶと予想する。展開によっては、堂安がトップ下に入る形で、[4-2-3-1]になることもあり、旗手がインサイドハーフに入り、相馬がサイドバックに落ちて[4-3-3]という形も有り得る。いずれにしても、流動的にポジションと戦い方を変えらえる11人が並ぶことになると予想する。 最終予選に向けたテストマッチにもなるミャンマー代表戦は6日(木)の21時10分にキックオフ。日本テレビ系列で全国生中継。無料視聴が可能だ。 2024.06.06 12:52 Thu

ブンデス昇格逃した田中碧がイタリア行き? ジェノアが獲得に関心…プレミアからも興味

プレーオフまで進出するもブンデスリーガへの昇格を果たせなかったデュッセルドルフ。日本代表MF田中碧(25)は、今夏も移籍の噂が浮上している。 昨夏はステップアップを望んだ田中だったが、2022-23シーズン終盤に負傷したこと、そして移籍金が高いことでオファーがなかなか来ず、デュッセルドルフに残留した。 すると、シーズン序盤は低調なパフォーマンスとなり、批判が集中。それでも徐々にパフォーマンスを取り戻すと、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で30試合に出場し7ゴール4アシストを記録。昇格プレーオフでも2試合に出場したが、2ndレグでボーフムに大逆転負けを喫し、昇格が叶わなかった。 昇格を果たせば契約延長という可能性もあった田中だが、2部に残ることとになったため、今夏の移籍話が再燃。イタリア『ラ・スタンパ』によれば、ジェノアが獲得を目指しているという。 田中の移籍金は350万ユーロ(約6億円)程度でお買い得という見方も。また、セリエAに昇格するパルマやプレミアリーグのエバートンも関心を寄せているとみられている。 ジェノアはかつて“キング・カズ”こと三浦知良が所属しており、移籍が決まれば日本人としては2人目。日本代表MF鎌田大地がラツィオを退団することから、日本人がセリエAに不在になるところだったが、田中がイタリアを新天地に選ぶだろうか。 2024.06.04 15:40 Tue

「結果を出して、内容もこだわる」トレーニングでは複数ポジションでプレーした旗手怜央、アピールを誓うも「チームの状況を見ながら」

日本代表MF旗手怜央(セルティック)が、今回の日本代表活動を発表した。 3日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表が活動をスタート。メディア公開されたトレーニングは、FC東京のDF長友佑都のみが別メニューで調整となった。 トレーニングは1時間半ほどして終了。ビルドアップの確認やミニゲームなどを行い、ミャンマー対策を行っていた。 トレーニング後のメディア取材に応じた旗手。アジアカップでのケガにより久々の代表招集となったが「光栄なことなので、シーズンは終わりましたけど、また頑張りたいです」とコメント。代表活動への意気込みを語った。 トレーニングではインサイドハーフやトップ下、ウイングと様々なポジションで起用されていた。 「新しいことをチャレンジするのは凄く良いと思います」とコメント。「個人としてもチームとしてもしっかりと頭の中を整理して、ピッチ上でそれを表現できればと思います」と、落ち着いてプレーしていきたいとした。 既に予選は突破しているが、9月からの最終予選に向けては大事な2試合に。「自分にとってもチームにとっても大事な2試合だと思うので、しっかりチームとして良い結果を出して、内容もこだわってやっていければと思います」と語り、しっかりと結果を求めたいとした。 熾烈なポジション争いもある状況である旗手。「自分の結果は求めていきたいですけど、それに固執してしまうとチームにとって良い影響を与える時もあれば、悪い影響を与える時もあるので、そこをしっかり自分の中でチームの状況を見ながら、狙えるシーンがあれば狙っていきたいです」とコメント。ゴールなどの数字を残したいとしながらも、チームとしてしっかりと機能させたいとした。 トレーニングでは川崎フロンターレ時代のチームメイトでもあるMF守田英正(スポルティングCP)、MF田中碧(デュッセルドルフ)と中盤を構成することが多かった。 「比較的やってきた年数が多かったというのもありますけど、それだけじゃなく自分の良さである状況を見ながらプレーするというのができれば、より長くやってきた選手なので、良さを引き出してもらって、自分も良さを引き出せると思います」と、よく知っている相手である上で、相乗効果も出せる可能性があるとした。 2024.06.03 22:30 Mon

デュッセルドルフの関連記事

田中碧の移籍計画に疑問符? クラブは売却計画も代理人が仕事せずと指摘

今夏の移籍が濃厚とみられているフォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF田中碧(25)。クラブ側も売却を考えなければいけなくなったが、問題が1つあるという。 2021年7月に川崎フロンターレからレンタル移籍でデュッセルドルフに加入した田中。1年後に完全移籍に切り替わっていた。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で3シーズン目を戦った田中。これまでの移籍市場で、ステップアップを目指した中で失敗。2023-24シーズン序盤はそのせいもありパフォーマンスが上がらないと、大きな批判を受けていた。 しかし、10月の日本代表活動で結果を残すと、その後は一気にパフォーマンスが改善。2.ブンデスリーガでは30試合で7ゴール4アシストを記録。チームは3位でフィニッシュすると、昇格プレーオフではボーフムと対戦したが、0-3で勝利した1stレグのリードを生かせず、ホームでの2ndレグでまさかの逆転負け。来シーズンも2部で戦うこととなった。 ドイツ『ビルト』によれば、デュッセルドルフは、1部に昇格した場合には2025年6月までとなっている田中の契約を延長するつもりだったとのこと。しかし、再び2部を戦うことになったため、今夏の売却に動くことになるとみている。 田中も4シーズンもドイツ2部で戦う気はなく、今夏のステップアップがキャリアの重要なポイントに。昨夏はケガの影響もあり買い手が見つからなかったが、今夏はパフォーマンスを上げていたことで買い手も見つかるとみられている。 デュッセルドルフとしては絶対に来夏フリーで手放すことだけは避けたい状況。田中の移籍金は300〜400万ユーロ(約5億1000万〜6億8000万円)程度となっている。 ただ、『ビルト』が指摘した問題点が。どうやら田中の代理人が仕事をしていないというものだ。 『ビルト』によれば、田中の代理人は、クラブを探すことをしていない可能性があるとのこと。交渉の中では新たなクラブの名前を挙げることはなく、他クラブがいくら払うかという話を示唆することもないという。 デュッセルドルフ側が買い手を探すという事態起きているとのこと。クライアントである田中が移籍を希望するのであれば、代理人としては仕事をしていないことになり、大きな疑問符がつくようだ。 契約を延長してくれるのであれば、デュッセルドルフ側としてはありがたいことだろうが、果たして今夏どのような動きを見せるのか注目だ。 2024.06.06 17:15 Thu

ブンデス昇格逃した田中碧がイタリア行き? ジェノアが獲得に関心…プレミアからも興味

プレーオフまで進出するもブンデスリーガへの昇格を果たせなかったデュッセルドルフ。日本代表MF田中碧(25)は、今夏も移籍の噂が浮上している。 昨夏はステップアップを望んだ田中だったが、2022-23シーズン終盤に負傷したこと、そして移籍金が高いことでオファーがなかなか来ず、デュッセルドルフに残留した。 すると、シーズン序盤は低調なパフォーマンスとなり、批判が集中。それでも徐々にパフォーマンスを取り戻すと、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で30試合に出場し7ゴール4アシストを記録。昇格プレーオフでも2試合に出場したが、2ndレグでボーフムに大逆転負けを喫し、昇格が叶わなかった。 昇格を果たせば契約延長という可能性もあった田中だが、2部に残ることとになったため、今夏の移籍話が再燃。イタリア『ラ・スタンパ』によれば、ジェノアが獲得を目指しているという。 田中の移籍金は350万ユーロ(約6億円)程度でお買い得という見方も。また、セリエAに昇格するパルマやプレミアリーグのエバートンも関心を寄せているとみられている。 ジェノアはかつて“キング・カズ”こと三浦知良が所属しており、移籍が決まれば日本人としては2人目。日本代表MF鎌田大地がラツィオを退団することから、日本人がセリエAに不在になるところだったが、田中がイタリアを新天地に選ぶだろうか。 2024.06.04 15:40 Tue

チーム外された正守護神の代役…チームを降格から救うPKセーブのボーフムGKルーテが試合後に引退を明かす「プロサッカー選手として最後の試合だった」

ボーフムのGKアンドレアス・ルーテが昇格降格プレーオフを振り返った。ドイツ『キッカー』が伝えた。 27日、ブンデスリーガの昇格降格プレーオフの2ndレグが行われ、ボーフムはアウェイでフォルトゥナ・デュッセルドルフと対戦した。 1stレグはホームで戦いながらも0-3と惨敗に終わったボーフム。最低でも90分間で3点差をつけなければ、その瞬間に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に降格する状況だった。 それでも18分に、長距離のFKからのクロスをフィリップ・ホフマンがヘッドで合わせてボーフムが先制すると、66分には高速クロスをホフマンが再び頭で合わせて2点目を奪う。 それでもまだデュッセルドルフがリードしていた中、68分にはマティアス・ツィンマーマンがハンド。このPKをケビン・シュテーガーが決めて、3点差をボーフムが追いつく。 延長戦ではゴールが生まれず、PK戦へ。するとルーテはデュッセルドルフの1人目、アンドレ・ホフマンのシュートを横っ飛びでセーブ。その後はサドンデスまで突入すると、デュッセルドルフはDF内野貴史が失敗。ボーフムが逆転でブンデスリーガ残留を決めた。 今年1月にカイザースラウテルンから加入したルーテ。大事な試合で PKセーブという大きな仕事を果たした中、試合を振り返った。 「信じられないような気分だ。1月にここに来た時、実際には仕事は1つだけだった。それはほとんどバックアップだった。今日、ここでまた手伝うことができたという事実に、なんと言って良いか分からない」 「今日も楽しまないといけなかった。キャリアの中でも特別な日だ。素晴らしい瞬間はこれまでもたくさんあったが、これはまた最高の飾りになった」 「ドレッシングルームに入ったら、選手たちがまた優しく迎えてくれて。今日は夜が昼に変わることを願っているよ」 「これはクラブの歴史に残るだろう。本当にこれをやり遂げた人は多くない」 ボーフムの下部組織で育ち、ファーストチームにも昇格したルーては、その後アウグスブルク、ウニオン・ベルリン、カイザースラウテルンでプレー。37歳のベテランGKは、今シーズンのブンデスリーガでは1試合の出場に終わっていたが、この昇格降格プレーオフではチームメイトへの態度が問題視されたGKマヌエル・リエマンが外されることとなり、ルーテに出番が回ってきた。 そのルーテはこの戦いでスパイクを脱ぐことを決断。現役最後の試合で、チームを救えたことを喜んだ。 「僕はプロになって約16年になる。結局のところ、僕はただプレーしただけ。人生で学んだことを全てやった。僕よりも外の人たちが興奮していたと思う。チームが達成したいことのために、自分の役割を果たしただけだ」 「今日がプロサッカー選手として最後の試合だった。もう続けない」 「もうそれは僕の心のためではない。自分の健康についても考えなければならない」 「僕は信じられないほど美しいキャリアを積んできた。そして、今が正しい時だと思う。リーグに残留したクラブに感謝を伝える良い機会だったし、それは良かった」 <span class="paragraph-title">【動画】現役ラストマッチでPKセーブ! チームの降格を救ったGKルーテ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MK2vLHx4IQ8";var video_start = 97;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.28 11:45 Tue

「このような結果は不公平…」3点差追いつきPK戦で残留掴んだボーフム、指揮官は選手たちを称える「逆転できると信じていたチームを誇りに思う」

ボーフムのハイコ・ブッチャー監督が、昇格降格プレーオフを振り返った。 27日、ブンデスリーガの昇格降格プレーオフの2ndレグが行われ、ボーフムはアウェイでフォルトゥナ・デュッセルドルフと対戦した。 1stレグはホームで戦いながらも0-3と惨敗に終わったボーフム。最低でも90分間で3点差をつけなければ、その瞬間に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に降格する状況だった。 それでも18分に、長距離のFKからのクロスをフィリップ・ホフマンがヘッドで合わせてボーフムが先制すると、66分には高速クロスをホフマンが再び頭で合わせて2点目を奪う。 それでもまだデュッセルドルフがリードしていた中、68分にはマティアス・ツィンマーマンがハンド。このPKをケビン・シュテーガーが決めて、3点差をボーフムが追いつく。 その後はゴールが生まれずPK戦へ。互いに1本ずつを失敗した中、7人目をボーフムが決めるも、デュッセルドルフは内野貴史が外してしまい終了。ボーフムが3点差を追いつき、PK戦の末に軌跡の残留を果たした。 試合後、ブッチャー監督は試合を振り返り、諦めずに戦った選手たちを評価。一方で、昇格を果たせなかったデュッセルドルフを労った。 「今は適切な言葉を見つけるのが本当に難しい。信じられないような試合だった。4日前の初戦の後は、本当に調子が悪かった。今はなんとかやってくれた」 「もちろん、我々は本当に嬉しく思っているし、逆転できると信じていたチームをとても誇りに思う」 「試合後でまだ虚しさも残っており、これ以上は言いたくない。彼らは素晴らしい戦いを見せ、私はフォルトゥナを最大限リスペクトしている」 「このような結果になるのは不公平だろう。ただ、スポーツはそんな瞬間もある。それが達成できて、本当に嬉しい」 <span class="paragraph-title">【動画】日本人に明暗…ボーフムが3点差追いつき残留を掴み取る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MK2vLHx4IQ8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.28 10:10 Tue

「内野貴史を見ると、涙が溢れてくる」3-0からまさかの逆転負け…デュッセルドルフ指揮官は「敗北は当然だった」と力の差を認める

フォルトゥナ・デュッセルドルフのダニエル・ティウーヌ監督が、昇格降格プレーオフを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、ブンデスリーガの昇格降格プレーオフの2ndレグが行われ、デュッセルドルフはホームにボーフムを迎えた。 1stレグはアウェイで0-3と大勝したデュッセルドルフ。大きなアドバンテージを持ち、ホームでの戦いとなったが、思わぬ展開となった。 18分、長距離のFKからのクロスをフィリップ・ホフマンがヘッドで合わせてボーフムが先制すると、66分には高速クロスをホフマンが再び頭で合わせて2点目を奪う。 それでもまだデュッセルドルフがリードしていた中、68分にはマティアス・ツィンマーマンがハンド。このPKをケビン・シュテーガーが決めて、3点差をボーフムが追いつく。 まさかの3点差を追いつかれてしまったデュッセルドルフ。これが1部と2部の差なのか、ゴールに迫るも、気迫の守りにゴールを奪えず、試合は延長戦へ。PK戦にまでもつれ込む展開となった中、互いに1本ずつを失敗して迎えた7人目。デュッセルドルフの内野貴史が大きく外してしまい終了。デュッセルドルフのブンデスリーガ昇格は夢と消えた。 試合後、ティウーヌ監督は激戦を振り返り、まずはボーフムのハイコ・ブッチャーを祝福。一方で、試合は力の差を感じる内容だったと語った。 「ハイコ、残留おめでとう。スポーツの観点で言えば、0-3での敗北は当然だった。ボーフムは、彼らがブンデスリーガでプレーする理由を90分間にわたって見せてくれた」 「0-1となった後、試合に戻るのは信じられないほど難しかった。サッカーをする局面もあったが、0-2、0-3とダブルパンチを受け、ダメージが大きすぎた。選手たちはもうそこから脱出できなかった」 ただ、今シーズンは昇格に向けて良いシーズンを過ごし、プレーオフに参戦。あと一歩のところで逃すこととなり、悔しさ以上に虚しさがあるという。 「なんと言えばいいだろうか。残酷な空虚さがある。私は自分のチームに誇りを持っている。彼らとは素晴らしい1年を過ごしてきた。私は素晴らしい瞬間を一緒に経験することができた。今、私はたくさんの涙を見てきた。彼らがそんなことになるはずでは絶対なかった。彼らには来シーズン、2.ブンデスリーガでプレーする以上の価値がある」 また、試合展開もメンタル面に大きな影響があるとコメント。3-0から逆転で敗れたことが響いているとし、最後にPKを失敗してしまった内野を慮った。 「もし、ボーフムで1-0で勝ち、ここで2-0で負けていたら、冷静に耐えることができただろう。しかし、この120分間のドラマ…そして内野貴史を見ると、涙が溢れてくる」 「今日までチームと共に、この度に参加できたことを本当に感謝する。ただ、それが何の役に立つかは、誰にも分からない」 デュッセルドルフは来シーズンも2.ブンデスリーガを戦うことに。日本人対決となったが、明暗が分かれてしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】日本人に明暗…デュッセルドルフはPK戦で夢破れる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MK2vLHx4IQ8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.28 09:53 Tue

DFBポカールの関連記事

来季DFBポカール1回戦の組み合わせ決定! 連覇狙うレバークーゼンは4部と激突

2024-25シーズンのDFBポカール1回戦の組み合わせが決定した。 今シーズンはブンデスリーガに続きレバークーゼンの優勝に終わったポカール。 大会連覇を狙う王者レバークーゼンは4部のカールツァイス・イェーナとの対戦が決定。覇権奪還を目指すバイエルンやドルトムント、RBライプツィヒといった強豪チームはSSVウルム(2部)、フェーニクス・リューベック(4部)、ロートヴァイス・エッセン(3)といったクラブと激突することになった。 なお、1回戦は2024年8月16~19日の期間に開催予定。ただ、DFLスーパーカップに出場するレバークーゼンとシュツットガルトの試合は同月27.28日に行われる。 ◆2024-25 DFBポカール1回戦 ▽8/16~19 ディナモ・ドレスデン(3) vs デュッセルドルフ(2) アルミニア・ビーレフェルト(3) vs ハノーファー(2) ヤーン・レーゲンスブルク(2) vs ボーフム ブラウンシュヴァイク(2) vs フランクフルト エルツゲビルゲ・アウエ(3) vs ボルシアMG シュポルトフロインデ・ロッテ(5) vs カールスルーエ(2) ブレーマーSV(4) vs パーダーボルン(2) SVメッペン(4) vs ハンブルガーSV(2) ヴュルツブルガー・キッカーズ(4) vs ホッフェンハイム フェーニクス・リューベック(4) vs ドルトムント ヒルデスハイム(5) vs エルフェアスベルク(2) FC08フィリンゲン(5) vs ハイデンハイム ザールブリュッケン(3) vs ニュルンベルク(2) エネルギー・コットブス(3) vs ブレーメン TuSコブレンツ(4) vs ヴォルフスブルク ロートヴァイス・エッセン(3) vs RBライプツィヒ ヴェーエン・ヴィースバーデン(3) vs マインツ インゴルシュタット(3) vs カイザースラウテルン(2) SVザントハウゼン(3) vs ケルン(2) SSVウルム(2) vs バイエルン キッカーズ・オッフェンバッハ(4) vs マクデブルク(2) VfRアーレン(4) vs シャルケ(2) ハンザ・ロストック(3) vs ヘルタ・ベルリン(2) ハレシャーFC(4) vs ザンクト・パウリ オスナブリュック(3) vs フライブルク グライフスヴァルトFC(4) vs ウニオン・ベルリン ショット・マインツ(4) vs グロイター・フュルト(2) テウトニア・オッテンセン(4) vs ダルムシュタット(2) ヴィクトリア1889ベルリン(4) vs アウグスブルク アレマニア・アーヘン(4) vs ホルシュタイン・キール ▽8/27.28 プロイセン・ミュンスター(2) vs シュツットガルト カールツァイス・イェーナ(4) vs レバークーゼン 2024.06.04 15:22 Tue

国内無敗で2冠達成のレバークーゼン、シャビ・アロンソ監督は誇らしげ「大成功の物語」

レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が2つ目のタイトル獲得を振り返った。ブンデスリーガ公式サイトが伝えた。 ブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げたものの、ヨーロッパリーグ(EL)決勝ではアタランタに敗れたレバークーゼン。今シーズンの公式戦無敗記録が「51」で途絶えたなか、2冠を目指して25日のDFBポカール決勝に臨んだ。 相手は2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)所属ながら決勝まで勝ち上がってきた名門カイザースラウテルン。レバークーゼンは17分、スイス代表MFグラニト・ジャカのミドルシュートで先制する。 しかし、前半終了間際には足裏で相手を踏みつけてしまったコートジボワール代表DFオディロン・コヌスが2枚目のイエローカードを受けて退場に。数的不利で後半を迎えたが、1点を最後まで守りきり、国内無敗を維持して1992-93シーズン以来2度目の優勝を果たした。 アロンソ監督は退場者を出しながら2つ目のタイトルを勝ち取ったチームを称賛。今シーズン全体も振り返り、「大成功」と評価した。 「1人退場しながらも、クラブ、ファン、コーチ陣、そして選手たち自身のために我々はよく戦った。ハーフタイム中に話し合い、試合にさらなるスピードをもたらした。まさにチーム全体で見せたパフォーマンスだった」 「最も重要なのは選手たちの信念だ。彼らは戦う準備ができていたし、見事にそれをやり遂げた。私は本当に誇りに思っている。我々は2冠に大いに値するし、大成功の物語だ」 「今シーズンがいかに素晴らしかったかを理解するにはもう少し時間が必要だ。今はこの瞬間を楽しまなければならない。選手全員が自分の役割を果たした。それは私にとって非常に重要なことだった」 2024.05.26 10:11 Sun

“国内無敗”のレバークーゼンがシーズン2冠! 退場者出すも“ジャカ砲”で奪った1点守り抜く【DFBポカール】

DFBポカール決勝のカイザースラウテルンvsレバークーゼンが25日にベルリン・オリンピアシュタディオンで行われ、0-1で勝利したレバークーゼンが1992–93シーズン以来2度目の優勝を果たした。 1990年代に2度のブンデスリーガ、DFBポカール制覇を成し遂げた名門カイザースラウテルン。2011-12シーズンの降格以降は2部、3部で苦闘が続き、今季の2.ブンデスリーガでも13位フィニッシュ。それでも、今大会はケルンを除き同カテゴリーか下部カテゴリーと組み合わせに恵まれた中、準決勝ではバイエルン、フランクフルト、ボルシアMGを連破したザールブリュッケンの快進撃をストップ。見事にファイナル進出を果たした。 一方、先日にブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げたレバークーゼン。直近のヨーロッパリーグ決勝でアタランタに0-3で敗れ、開幕からの公式戦無敗が「51」でストップした中、シーズン2冠を目指して1992–93シーズン以来2度目の同タイトルを狙った。シャビ・アロンソ監督はアタランタ戦から先発5人を変更。アンドリッヒやコスヌを復帰させ、前線は1トップのシックの下にヴィルツ、ホフマンを並べた。 立ち上がりは臆せずにアグレッシブに入ったカイザースラウテルンのぺースに。4分にはボックス右のハンスリックが際どいシュートを放つが、ここはGKフラデツキーの好守に阻まれた。 これに対して時間の経過と共にエンジンがかかり始めたブンデスリーガ王者は、自慢の両ウイングバックを起点に2シャドーが絡む形でチャンスを作り始める。そして、17分にはペナルティアーク付近で仕掛けたヴィルツが引っかけられたこぼれに反応したジャカが圧巻の左足ミドルシュートをゴール左上隅の完璧なコースに突き刺し、自分たちの流れの中で先制に成功した。 “ジャカ砲”によって先手を奪ったレバークーゼンは、以降も安定したボール保持でゲームをコントロール。ライン間でボールを引き出す2シャドーが良い形でアクセントを付けると、ボックス付近で駆け引きを繰り返すシックが幾度となく際どいシーンに顔を出す。 ただ、カイザースラウテルンが最後の局面で粘りの対応をみせて1点差を維持すると、前半終了間際に試合の流れを左右するアクシデント発生。 立ち上がりに1枚イエローカードをもらっていたコスヌが故意ではなかったものの、相手の足を足裏で踏みつける形で2枚目のイエローカードをもらって退場に。これで数的優位を手にしたカイザースラウテルンは前半アディショナルタイムに厚みのある攻撃からボックス右のラシュルが決定的なシュートを放ったが、これはわずかに枠の左へ外れた。 迎えた後半、シャビ・アロンソ監督はハーフタイムで2枚替えを敢行。シックに代えてスタニシッチ、ホフマンに代えてアドリを投入。これでアドリを最前線に配した[4-4-1]に変更し、フリンポンとヴィルツが中盤のサイドに入った。 後半も数的不利のレバークーゼンがボールの主導権を握ったが、カイザースラウテルンも決定機を創出。59分、ペナルティアーク付近でボールを受けた途中投入のアヘが鋭い右足のシュートを枠の左に飛ばすが、これはGKフラデツキーのビッグセーブに遭う。 後半半ば以降は試合が膠着。75分にはレバークーゼンの鋭いカウンターが発動するが、ボックス右に持ち込んだフリンポンはシュートではなく中への折り返しを選択してしまい、絶好の追加点のチャンスを逃した。 その後、カイザースラウテルンは攻撃的な選手を次々に投入して最後の勝負に出るが、高い集中力を示すレバークーゼンの堅守を最後までこじ開けることはできず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、アタランタ戦での今季初黒星を払しょくしたレバークーゼンが国内無敗締めでシーズン2冠を達成した。 2024.05.26 05:05 Sun

レバークーゼンが田中碧欠場のデュッセルドルフに快勝、国内2冠に迫る【DFBポカール】

DFBポカール準決勝、レバークーゼンvsデュッセルドルフが3日に行われ、4-0でレバークーゼンが快勝した。デュッセルドルフのMF田中碧とDF内野貴史は欠場している。 準々決勝でシュツットガルトを下したレバークーゼンと、ザンクト・パウリをPK戦の末に下した2部デュッセルドルフによる決勝進出を懸けた一戦。 田中が急性虫垂炎で欠場となったデュッセルドルフに対し、シック、ヴィルツ、アドリの1トップ2シャドーで臨んだレバークーゼンが立ち上がりから押し込むと7分に先制する。ジャカのパスが流れ、ボックス右のフリンポンがダイレクトで蹴り込んだ。 さらに20分、ロングカウンターに転じたレバークーゼンはヴィルツのパスを受けたアドリがボックス左まで持ち上がってシュートを決めきり追加点。 そして36分には3点目。相手GKのパスをアンドリッヒがカットした流れから、アドリのラストパスを受けたヴィルツがシュートを蹴り込んだ。 前半で勝負を決めたレバークーゼンが迎えた後半も押し込む流れとした中、54分にツォリスに枠内シュートを打たれたもののGKコヴァルがセーブ。 すると57分、シックのヘディングシュートが相手DFの手に当たってVARの末にPK判定に。これをヴィルツが決めて4-0とした。 余裕のレバークーゼンは65分にヴィルツやシックをお役御免とし、負傷明けのボニフェイスを投入。終盤にかけても危なげなく試合を締め、4-0で快勝。 カイザースラウテルンの待つ決勝に進出し、国内2冠に迫っている。 2024.04.04 05:43 Thu

2部カイザースラウテルンが28季ぶりに決勝進出、3部ザールブリュッケンの進撃を止める【DFBポカール】

DFBポカール準決勝、ザールブリュッケンvsカイザースラウテルンが2日に行われ、0-2でカイザースラウテルンが勝利し決勝に進出している。 バイエルンやフランクフルト、ボルシアMGと1部クラブを次々に破って勝ち上がった3部のザールブリュッケンと、準々決勝でヘルタ・ベルリンを下した2部のカイザースラウテルンによる決勝進出を懸けた一戦。 互角の攻防で推移した試合は膠着状態が長らく続いた中、前半終盤の42分、ザールブリュッケンに好機。FKからブリュンカーがダイビングヘッドで狙ったシュートがわずかに枠を外れた。 ゴールレスで迎えた後半、徐々にカイザースラウテルンが押し込む流れとすると、53分に均衡を破る。トゥーレの右クロスにリッターがヘディングで合わせた。 さらに75分、カイザースラウテルンに追加点。プハチのFKからトゥーレのヘディングシュートが決まった。 終盤の82分にはCKの流れからストイコビッチのボレーで3点目に迫ったカイザースラウテルンが2-0で勝利。優勝した1995-96シーズン以来となる決勝に進出し、レバークーゼンvsデュッセルドルフの勝者とファイナルで対戦することが決まった。 2024.04.03 05:59 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly