オーストラリアがチェコに4発完封勝利でロシアへ弾み! 《国際親善試合》

2018.06.01 21:50 Fri
Getty Images
オーストラリア代表は6月1日、国際親善試合でチェコ代表とホームで対戦し、4-0で快勝した。

▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でフランス代表、ペルー代表、デンマーク代表と同居しているオーストラリアは、レッキーやクルーズ、ナバウトを前線に入る[4-3-3]で試合をスタート。中盤にはムーイ、ロギッチ、ルオンゴが入った。
▽32分、オーストラリアが試合を動かす。右サイドからのクロスをボックス左で受けたクルーズがワンタッチで中央に折り返すと、走り込んでいたレッキーが反応。倒れ込みつつもフリーの状態で右足を伸ばし、ネットを揺らした。

▽折り返した試合、後半に入ってもオーストラリアが追加点を奪い切る。54分、後方からのフィードをボックス手前右で収めたアンドリュー・ナバウトが、ボックス内に侵攻して右足を一閃。さらにチェコを突き放した。

▽さらに72分、ムーイのスルーパスに反応したレッキーが、ボックス内右で右足のシュートフェイントを入れ、素早く左足でニアを狙うとこれが自身のこの日2点目となった。そして80分、オウンゴールでオーストラリアがスコアを4-0として、試合が終了することに。
▽快勝した4大会連続5度目のW杯出場となるオーストラリアは、6月16日にグループC第1節でフランスとの初戦を迎える。

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オーストラリア代表が6月のW杯予選で若手をテスト? 主将は招集外濃厚、バイエルン移籍の18歳を初招集か

オーストラリア代表は、6月に開催される2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア二次予選のラスト2試合で若手をテストか。 豪代表は日本代表と同じく、W杯アジア二次予選の突破が決定済み。現在I組首位で2位パレスチナ代表とは勝ち点「5」差…そのパレスチナおよびバングラデシュ代表と対戦する6月で勝ち点1でも積めば、ほぼ確実に首位突破だ。 そんなこんなで新戦力、また若手をテストする余地がある模様。豪『news.com.au』によると、キャプテンで正守護神のGKマシュー・ライアン(32)は6月招集外になる見込みという。 また、オランダ1部・エールディビジのAZで日本代表DF菅原由勢とチームメイトのライアンは、6月末の契約満了に伴う退団が濃厚。豪代表としては、不動の正GKに6月を新天地探しに専念してもらう意向だ。 これに伴い、6月6日のバングラデシュ戦、11日のパレスチナ戦は、アジア杯後にプレミアリーグのアストン・ビラへ移籍した通算2キャップのGKジョー・ガウチ(23)がゴールマウスを守ることになるとみられている。 なお、豪代表のグラハム・アーノルド監督は、U-23豪代表がパリ五輪行きを逃したことを恩恵として捉え、この世代の選手に初めて声をかける可能性も。 今夏バイエルンへ移籍するアデレード・ユナイテッドのFWネストリ・イランクンダ(18)を、ドイツ渡航前にA代表デビューさせることを検討し、ラージリストに含めているとのことだ。 アーノルド監督は、25日に行われるAリーグ・メン(豪1部)のオールスターゲームを視察したうえで、6月の最終メンバー23人を選定する。 2024.05.23 17:20 Thu

U-17女子代表がオーストラリアに4発快勝! 佐藤ももサロワンウエキが圧巻の個人技ゴール含む2得点【U-17女子アジアカップ】

10日、AFC U17女子アジアカップ2024の第2節がインドネシアで行われ、U-17日本女子代表はU-17オーストラリア女子代表と対戦し、1-4で勝利した。 上位3カ国はドミニカ共和国で今年行われU17女子ワールドカップの出場権を獲得できる今大会。初戦のタイ戦で4-0と勝利していた日本は、8名を変更して臨んだ。 続けて出場したのは、キャプテンのMF眞城美春、DF朝生珠実、MF本多桃華の3名。 GKは坂田湖琳、4バックは青木夕菜、太田美月、朝生、牧口優花が並び、ボランチに 眞城と本多、2列目は右に根津里莉日、中央に平川陽菜、左に菊地花奈が入り、1トップは佐藤ももサロワンウエキとなった。 試合は始3分、太田のロングフィードをボックス手前中央で佐藤が胸トラップ。反転してボックス内に入ると、そのまま左足で決めて日本が先制する。 素晴らしい個人技で先制ゴールを奪った日本。すると5分、相手のミスから平川が奪いクロスを佐藤がボックス中央でシュート。しかし、これは浮いてしまう。 それでも10分、左サイドのスペースに出たボールを菊地がグラウンダーで折り返すと、これを佐藤が落ち着いてダイレクトで流し込み追加点を奪う。 日本のペースで進む試合。16分には、根津の仕掛けからパスを受けた菊地がボックス内からシュートも、クロスバーを叩いてしまう。 33分にはボックス右の離れた位置でFKを獲得した日本は眞城がクロス。これを相手GKが対応できないと、本多がボックス内でこぼれ球をシュートも、なんとか凌がれてしまう。 前半を2点リードで折り返した日本。49分にはカウンターから左サイドを抜け出た菊地が自ら持ち込んでシュートもGKにセーブされる。53分には右サイドの根津からのグラウンダーのクロスをGKが弾くと、こぼれ球を佐藤が詰めるが、枠を捉えられない。 それでも65分、太田のロングフィードに抜け出た眞城が、前に飛び出たGKをかわして無人のゴールに流し込んで3点差とした。 さらに80分には、縦パスを受けた平川がやや離れた位置からミドルシュート。これがゴール左に吸い込まれ、リードを4点に広げた。 日本が主導権を握り続けていたが、後半アディショナルタイムにはPKを取られることに。これをインディアナ・ドス・サントスが決めてオーストラリアが1点を返すも、そのまま1-4で日本が連勝。グループステージが決定し、準決勝に駒を進めた。 U-17オーストラリア女子代表 1-4 U-17日本女子代表 【得点者】 0-1:3分佐藤 もも サロワンウエキ(日本) 0-2:10分佐藤 もも サロワンウエキ(日本) 0-3:65分眞城美春(日本) 0-4:80分平川陽菜(日本) 1-4:96分インディアナ・ドス・サントス(オーストラリア) 【出場メンバー】 GK 18.坂田湖琳(開志学園JAPANサッカーカレッジ高校) DF 2.青木夕菜(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 3.牧口優花(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 4.太田美月(大商学園高校) 17.朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) MF 7.菊地花奈(マイナビ仙台レディースユース) →83分13.菅原千嘉(マイナビ仙台レディースユース) 11.根津里莉日(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18) →69分8.木下日菜子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 14.眞城美春[C](日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 15.本多桃華(十文字高校) →69分5.榊愛花(JFAアカデミー福島) 22.平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースユース) FW 9.佐藤ももサロワンウエキ(大商学園高校) →83分10.古田麻子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) <span class="paragraph-title">【動画】日本が2試合連続4ゴール! 佐藤ももサロワンウエキが圧巻個人技</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="HXHu0VAvmis";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.11 18:25 Sat

オーストラリア国内最強FWのマクラーレンがインド1部に移籍へ Aリーグ歴代最多得点者&4季連続得点王

オーストラリア代表FWジェイミー・マクラーレン(30)がインドへ。豪『news.com.au』が伝えている。 Aリーグ・メン(オーストラリア1部)のメルボルン・シティは4月30日、キャプテンも務める絶対的エース・マクラーレンが、契約満了に伴い23-24シーズン限りで退団すると発表した。 マクラーレンはメルボルン・シティでAリーグ4季連続得点王の偉業を成し遂げ、リーグ通算154ゴールは歴代最多。2019年1月加入のメルボルン・シティに限っても、公式戦163試合115ゴールを叩き出している点取り屋だ。 ただ、今季は開幕から深刻なゴール欠乏症に陥り、長年継続招集されてきたオーストラリア代表はアジアカップ2023でまさかの落選。3月の代表ウィークも声がかからなかった。 メルボルン・シティでチームタイトルと個人タイトルに恵まれ、絶対的な存在まではいけずもA代表でも長くプレーしたマクラーレン。A代表復帰が困難と捉えたのか、30代にも突入したなか、選手生活の幕引きも見据えた新たな冒険に出るようだ。 『news.com.au』いわく、マクラーレンの新天地はインディアン・スーパーリーグ(インド1部)でほぼ間違いなし。具体的なクラブこそまだ判明せずも、メルボルン・シティの契約延長オファーよりも遥かに好条件の提示をインド側から受け取ったことが明らかになったとのことだ。 2024.05.02 17:10 Thu

“3試合無得点”で五輪消滅…オーストラリアで再注目される今大会招集外の同国No.1若手イランクンダ「行きたかったけど…」

今夏バイエルンへ移籍するアデレード・ユナイテッドのU-23オーストラリア代表FWネストリ・イランクンダ(18)。仲間たちのパリ五輪アジア予選敗退について口を開いた。豪『news.com.au』が伝えている。 現在開催中のAFC U23アジアカップ。どのチームにとっても一筋縄ではいかない過密日程の厳しい戦いが繰り広げられるなか、少なくとも準々決勝進出は堅いだろう、と目されたU-23オーストラリア代表がグループステージ敗退…「グループ3試合無得点」でパリ五輪への道を絶たれている。 この惨劇から豪州国内で再注目されたのが、トニー・ヴィドマー監督の判断で今大会招集外となったイランクンダ18歳。今夏ドイツ1部・バイエルンへ移籍する同国No.1の若手アタッカーだ。 なぜ招集外となったか。この点については明確で、まだ若いイランクンダは精神面の不安定さが度々指摘されており、ヴィドマー監督も今大会直前に「彼はパリ五輪より今後10年が重要」などと、渡欧前に落ち着いてアデレードでの戦いに集中させたい旨をコメントしていた。 しかしだ。 そんなイランクンダもアデレード関係者の尽力により、ここのところ精神面の成長が顕著。実際それはプレーにも体現され、Aリーグ・メン(オーストラリア1部)の直近6試合で6得点2アシスト。指宿洋史とのホットセットで大活躍中なのだ。 その裏でU-23オーストラリア代表がパリ五輪逸。国内では「アジア予選だけでもイランクンダがいれば…」の声が上がり、この点を取材対応で問われた18歳。ヴィドマー監督の配慮には感謝を示しつつ、「自分ならなんとかできた」という思いも垣間見える。 「(ヴィドマー)監督から言ってもらったように、今の僕はリラックスしてアデレードでの戦いだけに気持ちを傾けているよ。周囲の評価を気にする必要はないし、代表チームに関する論評も見ていない…」 「オーストラリアの試合? ああ、それはもちろん最初の試合から観てたよ。そうだね…いや、僕も行きたかったけど、選ばれてないからね…僕にはどうすることもできない」 2006年生まれのイランクンダは、2028年のロサンゼルス五輪も22歳で出場できる世代。ただ、今夏で欧州移籍…世代別代表を卒業で今後はA代表へという流れも考えられる。 「今回招集されなかったことの失望はない。僕の夢はまずサッカールーズ(A代表)で初キャップを飾ること、ゴールを決めること、そして歴史を作ることだ。成長は時の流れが教えてくれると思う。頑張ってやっていくよ」 イランクンダは6月にドイツへ渡る。 2024.04.26 14:55 Fri

初出場インドネシアが圧勝し2位通過! オーストラリアは最下位敗退…日本は2位通過だとカタールと準々決勝で対戦【AFC U23アジアカップ】

21日、AFC U23アジアカップのグループA最終節が行われた。 グループAはU-23日本代表が属するグループBと準々決勝で対戦することが決定しており、すでに開催国のU-23カタール代表が突破を決めている中、もう1カ国の行方が注目された。 突破を決めているカタールは最下位のU-23オーストラリア代表と対戦した。 下馬評では、カタールとオーストラリアが日本のライバルになる可能性が高かったが、オーストラリアは未勝利で最下位に。勝利して、2位での通過を目指したいところだった。 試合は勝利したいオーストラリアが押し込むかと思われたが、序盤はカタールが優勢に。積極的にゴールに迫っていくが、徐々にオーストラリアが盛り返していったものの得点は生まれない。 ゴールレスで迎えた後半も勝利が必須のオーストラリアがペースを掴むことに。シュートも多く浴びせるが、精度を欠いてしまい1点が遠い。結局最後までゴールは生まれず、0-0のドロー。オーストラリアの敗退が決定した。 2位のU-23インドネシア代表と3位のU-23ヨルダン代表の試合。勝った方が準々決勝進出を決めらる戦いとなる中、試合はインドネシアが押し込んだ。 すると21分、ボックス内でラファエル・ストライクが倒されファウルを受けると、これをマルセリーノ・フェルディナが落ち着いて決めてインドネシアが先制。40分にはボックス右手前からのフェルディナンの横パスをリスキ・リドがダイレクトで前に送ると、最後はウィタン・スレイマンがボックス内右で左足シュート。見事な巻いたシュートがゴール左に決まり、インドネシアがリードを広げる。 余裕を持って突破を決められそうなインドネシアは後半も圧倒。70分には、左サイドへ展開すると昨季まで東京ヴェルディに在籍したプラタマ・アルハンのグラウンダーのパスを受けたフェルディナンがボックス際で受けて横パス。スレイマンがダイレクトで裏のスペースに浮き球で送ると、フェルディナンが飛び出したGKより先に触り流し込んで3点目を奪う。 ヨルダンも勝利すれば良いという状況だけに必死にゴールに迫るが、GKの好セーブもあり得点を奪えず。それでも79分にオウンゴールで1点を返したが、86分にはアルハンのロングスローをコマン・トゥグがヘディングで合わせて4点目。1-4で圧勝し、インドネシアがグループ2位で準々決勝進出を決めた。 これにより、日本はグループ1位で突破するとインドネシアと、2位で突破するとカタールと準々決勝で対戦。最低でも準決勝まで到達しなければパリ・オリンピック行きは潰えることとな流。 なお、グループB最終節のU-23日本代表vsU-23韓国代表の一戦は、22日の22時キックオフ。テレビ朝日とDAZNで生中継される。 U-23カタール代表 0-0 U-23オーストラリア代表 U-23ヨルダン代表 1-4 U-23インドネシア代表 【得点者】 0-1:23分 マルセリーノ・フェルディナン(インドネシア)[PK] 0-2:40分 ウィタン・スレイマン(インドネシア) 0-3:23分 マルセリーノ・フェルディナン(インドネシア) 1-3:23分 オウンゴール(ヨルダン) 1-4:23分 コマン・トゥグ(インドネシア) <span class="paragraph-title">【動画】インドネシアが圧巻のパスワークから、見事なシュートを叩き込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ICjbYVCwMeM";var video_start = 401;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.22 09:42 Mon

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プレミアリーグがバーンリーのモーゼス獲得を阻止…選手はロシアから特例措置での移籍望む

プレミアリーグが、バーンリーの元ナイジェリア代表FWヴィクター・モーゼス(31)獲得の動きを阻んでいるようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』など複数メディアが報じている。 モーゼスは昨年夏にチェルシーからスパルタク・モスクワに完全移籍。今年2月にはクラブとの契約を2024年6月まで延長していた。 しかし、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、両国のリーグでプレーする選手に関しては、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)が少なくとも今年6月末まではフリーエージェントと見なし、国外のクラブへの移籍を許可する特例の措置を決定。 これにより、モーゼスはロシアを一時離れ、家族がいるイングランドでのプレーを熱望。そして、同選手の窮状を理解しつつ、重要な戦力としても評価するバーンリーが移籍先として名乗りを挙げて交渉を進めていたという。 しかし、プレミアリーグは降格圏の19位に低迷するバーンリーが、通常の移籍期間外に重要な戦力となり得るモーゼスを獲得した場合、コンペティションの公平性が脅かされる可能性を危惧し、「スポーツインテグリティ」の問題を理由にこの動きを阻止しているようだ。 なお、FIFAとUEFAの特例措置ではロシア、ウクライナを除く国外のリーグでは各クラブが最大2名を獲得できるルールとなっている。ただ、その特例措置を受け入れるかどうかは各リーグに一任されており、セリエAとブンデスリーガではプレミアリーグと同様の理由で獲得を許可していない。 その一方で、ラ・リーガやリーグ・アン、イングランドでもチャンピオンシップ(イングランド2部)は、この特例措置を利用して選手を受け入れている。 そのため、セリエAとブンデスリーガ同様にプレミアリーグに対しては、今回のモーゼスの一件に関して賛否両論の声が挙がっており、元フィンランド代表のキャプテンで、社会問題への発言力でも注目されるティム・スパルフ氏は、「私たちは彼らに、彼らが安全だと感じる場所に行ってプレーする機会を与える必要がある。これは人道上の問題だ」と、リーグ側に対してプレーヤーズファーストを求めている。 2022.03.27 07:30 Sun

ブレントフォードがエリクセンに短期オファーか、クラブはデンマークと深い結びつきも

ブレントフォードが、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(29)へ短期契約のオファーを出したようだ。イギリス『アスレティック』が報じている。 昨年6月に行われたユーロ2020のフィンランド代表戦で、試合中に卒倒したエリクセン。意識を失い、ピッチ上で心肺蘇生が行われるなどしたが、無事に一命を取り留めて回復した。 その後、心臓発作の再発を防ぐための植え込み型除細動器(ICD)を装着しながら、ユース時代に在籍した古巣オーデンセで個人トレーニングを実施。現場復帰へ努力を続けていたが、ICDを装着したままではプロスポーツは行えないイタリアスポーツの決まりのもと、先月半ばにインテルと契約解除に至っていた。 新天地が注目される中、今季から初めてプレミアリーグで戦うブレントフォードが今季終了までの短期契約を打診したとのこと。同クラブはエリクセンと同胞のトーマス・フランクが監督を務めているほか、MFクリスティアン・ノルゴーアとMFマティアス・イェンセンが在籍しており、デンマークとは深い結びつきがある。 現在はスイス3部のFCキアッソでより実戦的なトレーニングを積んでいるエリクセン。先日に『DR』のインタビューで、「目標はカタールのワールドカップでプレーすること」、「身体に違和感はないし、自分の中では復帰できると確信している」と、キャリア続行の意思を改めて明言していた。 2022.01.17 21:59 Mon

ナポリ、ゼニトで活躍中のイラン代表FWに注目か

ナポリが、ゼニト所属のイラン代表FWサルダール・アズムン(25)に関心を示しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。 2013年に母国のセパハンFCの下部組織からルビン・カザンへ移籍したアズムンは、ロストフへのレンタル移籍を繰り返しながら2019年2月にゼニトに加入した。 主戦場はセンターFWだが、機敏性や足元の技術力を生かしたドリブルが得意で、一部では“イランのメッシ”と言われるほど。今シーズンはリーグ戦21試合で10ゴール6アシストの成績を残しており、ナポリは1月にも獲得を試みたようだ。 ナポリでは、FWアルカディウシュ・ミリクが契約延長を拒否したと伝えられており、その代役を探しているところ。候補にはレアル・マドリーのFWルカ・ヨビッチの名前も挙がっているが、アズムンに比べ高額な移籍金が必要となる。 一方で、アズムンは『transfermarkt』によれば現在の市場価値は1800万ユーロ(約21億2500万円)程だが、ゼニトとの契約が2021年まで残っていることや、放出が望まれていないことから高騰すると見込まれている。 2020.04.08 16:21 Wed

海外で入院する際はクレジットカードがマスト/六川亨の日本サッカーの歩み

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、東京都などは先週末に「外出自粛」を要請した。29日は関東地方で降雪もあり、繁華街の人通りは少なかったものの、都内の感染者は過去最多の68人を記録した。これまでは海外からの帰国者の感染が多かったが、病院や福祉施設での感染が拡大している。そしてタレントの志村けん氏も新型コロナウイルスに感染し、闘病の末、昨夜逝去した。 一方、海外に目を向ければ、イタリアやスペインを始めヨーロッパの主要リーグはストップしたままで、6月までに再開できなければ打ち切りという非常事態も懸念されている。南米ペルーでは国境封鎖となり、空港も封鎖されたことで、現地に足止めされている日本人260人が出国できずに困っているという報道もあった。幸い、チャーター機で少しずつではあるが帰国の途についているという。無事に帰国できることを願うばかりだ。 今回の新型コロナウイルスではないが、海外で取材中に知人が緊急入院したことがあった。2003年にフランスで開催されたコンフェデレーションズカップでのことだ。この年のヨーロッパは酷暑に見舞われた。それが影響したのかどうかは不明だが、94年のアメリカW杯と02年の日韓W杯に出場したカメルーン代表のフォエが、準決勝のコロンビア戦の72分に心臓発作を起こし、45分後に搬送されたメディカルセンターで死亡した。享年28歳の若さだった。 知人はというと、試合のない日にテニスをしていて熱中症になり、病院に搬送された。2週間ほどの入院だったが、彼いわく「入院中は毎日、入れ替わり立ち替わり看護婦からクレジットカードは何枚持っているか聞かれた」そうだ。 というのも、海外での治療は日本のように保険はきかない。実費で支払う必要がある。知人が2週間の入院で請求された総額は約200万円。もちろん、そんな高額な現金を持っているわけはない。そして1枚のクレジットカードで使える上限も決められている。だから看護婦らは何度も「クレジットカードを何枚持っているか」確認していたのだった。 帰国に際しても、ドクターからは「エコノミークラスではなくビジネスクラスかファーストクラスで」と言われたため、それだけで100万円近く使ったと言う。もちろん、帰国後はカード会社から補填してもらったが、海外で入院すると予想外の出費がつきまとうということを実体験した、03年のコンフェデレーションズカップだった。 このため、帰国後は複数のクレジットカードを申し込み、海外で使える金額も上限を申し込んだものだ。幸い、これまで海外取材で入院したことはないが、「備えあれば憂いなし」と言うように、海外取材の際は国内取材にも増して複数のクレジットカードを持参するようにしている。 今回の新型コロナウイルスで、ペルーから帰国するチャーター便は自己負担になるそうだ。その額がどのくらいかは分からないが、当然前払いとなるだろう。やはりクレジットカードは、年会費が負担になるものの、海外へ行く際は「万が一の保険」と思って複数枚を持って行くことをお勧めする。 <div id="cws_ad"><hr>【文・六川亨】<br/>1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。</div> 2020.03.30 21:30 Mon

セビージャ就任のロペテギ、ナチョ獲得を希望

セビージャが、レアル・マドリーのスペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(29)に関心を寄せているようだ。スペイン『アス』が伝えている。 今月4日に新たにセビージャに就任したフレン・ロペテギ監督がマドリー時代に指導したナチョの獲得を望んでいるという。ナチョは今シーズン、公式戦30試合に出場。その中でロペテギ監督がマドリーを指揮した時期は、リーグ戦7試合、チャンピオンズリーグ1試合に出場した。 本職のセンターバックに加え、両サイドバックもこなせる力は守備力強化を図るロペテギ監督にとって魅力的だと『アス』は述べる。しかし、マドリーは最低でも3000万ユーロ(約36億6800万円)は要求すると見られており、有能な若手を育てて売るというモンチSD(スポーツ・ディレクター)の方針にそぐわない。また、高額な給与もネックとなっているようだ。 ナチョにはインテルやローマ、ナポリと言ったイタリアの強豪クラブも興味を示している模様。マドリーも同選手を縛り付けておくつもりはないというが、セビージャにとって越えなければならない壁は少なくない。 2019.06.22 17:33 Sat

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