“チャビ後任”の目論見崩れたラファ・マルケスはバルセロナを去る可能性も?

2024.05.07 13:00 Tue
バルセロナ・アトレティックのラファエル・マルケス監督
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バルセロナ・アトレティックのラファエル・マルケス監督
バルセロナ・アトレティックのラファエル・マルケス監督(45)は続投か退任か。スペイン『Relevo』が伝えている。

バルセロナの一時代を支えた名脇役、ラファ・マルケス。指導者となった元メキシコ代表主将は現在、バルサのリザーブチームを指揮し、今季は3部から2部への昇格争いを続けている。
そんなマルケス監督、トップチームを率いる盟友チャビ・エルナンデス監督が今季限りで退任する意向を示して以来、自身が後任となることを望み、その意志を関係者に明言。クラブの財務状況から、外部招へいではなく、自身が内部昇格するチャンスは大、と踏んでいたようだ。

ただ、チャビ監督の続投が決定。そして自身のバルセロナ・アトレティックを指揮する契約も今季限り。現在はまだ昇格争いに全集中のため、契約延長交渉が行われていないという。

バルセロナ上層部としては、チャビ監督と袂を分かつ事態に備え、クラブを熟知したマルケス監督を内部に残しておきたい考え。その指導力はジョアン・ラポルタ会長らから高く評価されているとのことだ。
判明していないのは、バルサのトップチームを来季頭から率いるという願望が崩れたマルケス監督自身の意向。今のところ、バルサ残留or退団、どちらに転ぶかハッキリしていないようだ。

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チャビ監督の後任探し難航のバルセロナ、アトレティック率いるマルケス監督の昇格が最有力か

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督の後任候補が絞られてきているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 大敗が続いた1月にチャビ監督が今シーズン限りでの退任を表明し、新指揮官探しが課題となっているバルセロナ。しかし、ジョアン・ラポルタ会長は「彼に続けてもらいたい」とチャビ監督の続投を希望しており、本人の心変わりがあるのか注目となっている。 一方でバルセロナの後任探しは進行中。スポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏はブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督(44)と交渉を行っているというが、進展はなく、高額な契約解除条項も存在することから引き抜きは難しいと見られている。 また、ユリアン・ナーゲルスマン監督(36)ら複数の候補がいたドイツ方面で残っているのは、フリーの状態が続く元ドイツ代表監督ハンジ・フリック氏(59)だけとのこと。バルセロナは外部からの招へいを断念しつつある状況で、リザーブチームのバルセロナ・アトレティックを率いるラファエル・マルケス監督(45)の昇格を第一に考え始めているという。 デコ氏はパリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督(53)も検討しているようだが、現時点では難しいことからマルケス氏を選択。プライベートではすでに「我々の監督」と呼んでいるようだ。 バルセロナはチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのPSG戦や、ラ・リーガ首位を争うレアル・マドリーとの直接対決など大一番が控えており、この結果はクラブの今後を左右する可能性もあるが、このままマルケス氏の昇格が現実味を帯びていくのだろうか。 2024.04.15 18:11 Mon

チャビ監督は来週にも解任の可能性? 限界を感じる中でCLナポリ戦が運命の分かれ道か

今シーズン限りでの退任を発表したバルセロナのチャビ・エルナンデス監督だが、早々に解任される可能性があるという。スペイン『アス』が伝えた。 1月27日、ラ・リーガ第22節でビジャレアルに3-5で惨敗。その試合後、突如としてチャビ監督は今シーズン限りでの退任を発表した。 上位につけていながらも不安定な戦いが続くバルセロナ。財政問題も慢性的に抱えている状況であり、次々とカンテラ育ちの若手を含めて選手が台頭するも、かつての強さはかげりを見せている。 しかし、チームはチャビ監督退任発表後に連勝。起爆剤になるかと思われたが、11日に行われたラ・リーガ第11節のグラナダ戦では撃ち合いの末に3-3のドローに終わり、不安定さをまた見せてしまった。 起爆剤となるかと思われた効果も1週間で消滅。そんな中、20日に控えているチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのナポリ戦が運命の分かれ道になるようだ。 その前にセルタとのリーグ戦が控えているが、ナポリ戦で負けることがあれば、即時解任の可能性もあるとされ、その場合はバルサ・アトレティックを指揮するラファエル・マルケス監督が残りシーズンを引き継ぐことになるという。 ジョアン・ラポルタ会長やスポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏は限界を感じている旨の発言をしており、チャビ監督はこれに不快感を示していたが、予定を早めて両者が別れる日が来る可能性は高まっているようだ。 2024.02.13 12:45 Tue

「リーガでベンチに立つ姿が見られる」、ピケは元同僚ラファ・マルケスの指導者としての才能を評価

バルセロナのレジェンドである元スペイン代表DFジェラール・ピケは、元同僚の指導者としての才能を高く評価している。 バルセロナのリザーブチームにあたるバルサ・アトレティック(バルセロナB)は、昨シーズンからクラブOBでメキシコ代表のレジェンドであるラファエル・マルケスが指揮官を務めている。 就任1年目はプリメーラ・ディビシオンRFEF(スペイン3部)のグループ2で4位フィニッシュし、昇格プレーオフ進出に導く見事な手腕を発揮。今シーズンはここまで4勝2分け3敗の8位とやや出遅れているが、首位とのポイント差は「4」と今後の巻き返しは十分に可能だ。 その気鋭のメキシコ人指揮官に関して、現役時代にセンターバックでコンビを組んだピケは『ESPN』のインタビューでその手腕に太鼓判を押している。 「(マルケスが次のステップに進む準備はできているか?)イエス、もちろんだ」 「ラファはその姿勢、ゲームの知識、経験によって、(バルセロナの指導など)さまざまなことに対して十二分に準備ができている」 「彼は現在、指導者としての学習過程にあり、将来的にはリーガでベンチに立つ姿が見られると確信している。それがバルサなのか、他のチームなのかは分からないが、彼は素晴らしい準備をしている」 なお、今シーズンのバルセロナではファーストチームに多くの負傷者が出ており、マルケス監督が指導しているFWラミン・ヤマルを始め、MFフェルミン・ロペス、FWマルク・ギウといった多くの若手にも出番が与えられている。 そういった若手の活躍にも注目集まる28日のエル・クラシコに向けてピケは、「バルサは良いプレーをし、良い結果を出してホームでプレーする。クラシコではあるが、彼らが本命だよ。それに、彼らはレアル・マドリーよりも優れたチームを持っている」と、クラブOBらしく古巣の勝利を確信している。 2023.10.26 07:30 Thu

ラファ・マルケスが教え子ヤマルの将来性に太鼓判…「ロナウジーニョ、メッシ。次はラミンに…」

バルサ・アトレティックを率いるラファエル・マルケス監督が、ラ・マシアの新たな至宝の将来に太鼓判を押した。 近年、ペドリ(ラス・パルマス育ち)、ガビ、アレハンドロ・バルデとスペインの次代を担う大器を輩出するバルセロナ。その世界屈指の育成組織において、新たな超新星として眩い輝きを放っているのが、16歳FWラミン・ヤマルだ。 今年4月に15歳9カ月16日でのラ・リーガ最年少デビューを飾った左利きのアタッカーは、9月のジョージア代表戦で同じくスペインA代表の最年少デビューと共に最年少ゴール記録(16歳1カ月26日)も樹立。 さらに、直近のラ・リーガのグラナダ戦ではラ・リーガ最年少ゴール記録も樹立するなど、あらゆる最年少記録を更新するレコードブレイカーとして鮮烈なパフォーマンスを続けている。 その超新星について、リザーブチームにあたるバルサ・アトレティックの指揮官として直接指導を行ってきた元メキシコ代表DFは、自身が現役時代のブラウグラナで共闘したブラジル代表FWロナウジーニョやラ・マシアの偉大なる先達であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらに比肩するメガクラックとなる才能の持ち主であると考えている。 元バルセロナDFはスペイン『ムンド・デポルティボ』でヤマルを絶賛している。 「彼は天性の才能を持った才能豊かな少年たちのグループに属しており、年齢に関係なく、どんなカテゴリーでも競争し、変化をもたらすことができる」 「ロナウジーニョ、メッシ…。次はラミンになるかもしれない。彼はすべてのクオリティを備えている。もちろん、彼はまだ子供であり、明らかに我々は彼の成長に気を配らなければならない」 バルセロナではこれまで“第二のメッシ”と目された若手逸材が、その重圧や周囲の過度な期待によって伸び悩んできただけに、ヤマルはマルケス監督やファーストチームを率いるチャビ・エルナンデス監督ら周囲のしっかりとしたサポートを受けながら、新たなクラブのアイコンとしての活躍を期待したいところだ。 2023.10.15 08:30 Sun

バルセロナ、新たな至宝ヤマルと長期契約締結へ!

バルセロナがラ・マシアの新たな至宝と長期契約を締結する見込みだ。 これまで多くのスーパースターを輩出してきたバルセロナにおいて、新たなライジングスターとして注目を集めるのが、U-19スペイン代表FWラミン・ヤマル(15)だ。 2007年生まれの15歳の左利きアタッカーは、今年4月末に行われたラ・リーガのベティス戦で、21世紀でのクラブ最年少デビュー(15歳290日)を記録。積極果敢な仕掛けやシュートで早くも才能の片りんを示していた。 その超逸材に対しては、当然のことながらすでに国内外のビッグクラブが関心を示している。 だが、スペイン『ムンド・デポルティボ』は今月13日に16歳の誕生日を迎えるヤマルが今月末までに2028年までのプロ契約にサインする見込みだと報じた。 なお、チャビ・エルナンデス監督はヤマルをアメリカでのプレシーズンツアーに帯同させ、より多くの経験を積ませる意向だという。2023-24シーズンは、ラファエル・マルケス監督が率いるリザーブチームのバルセロナ・アトレティックが主戦場となるが、再びファーストチームでの起用を構想しているという。 2023.07.08 19:13 Sat

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バルセロナでプレーしたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)が、残留を改めて希望した。 アトレティコ・マドリーからのレンタル移籍でバルセロナに加入したフェリックス。予てからプレーしたかったというバルセロナのユニフォームに袖を通すと、ラ・リーガでは30試合で7ゴール3アシストを記録。公式戦44試合で10ゴール6アシストを記録した。 アトレティコとは長期契約を締結しており、2029年夏まで5年も契約が残っている状況。しかし、ディエゴ・シメオネ監督との関係も良くなく、昨シーズンのチェルシーに続いて2年連続でレンタル移籍しており、来シーズンもアトレティコに戻る気は無いとしてきた。 一方で、多額の移籍金をバルセロナが払うことは不可能。フェリックスを買い取ることはどう考えてもできない状況だ。 そんな中、フェリックスは『The Nude Project』のポッドキャストに出演。改めて自身の考えを口にした。 「僕はレンタル中であり、それは僕次第というものではない」 「もしそれが僕次第であるならば、すでにバルサを愛していると述べている。子供の頃からずっと想っていたクラブだったので、残りたいよ」 バルセロナでのプレー継続希望を改めて口にしたフェリックス。新シーズンからはハンジ・フリック監督が就任するが、フリック監督もフェリックスの残留を望んでいる状況だ。 なお、スペイン『アス』によれば、アトレティコはフェリックスを6000万ユーロ(約101億4000万円)と評価しているとのこと。レンタル延長という形が現実的だが、果たして願いは叶うだろうか。 2024.06.10 12:15 Mon

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