なでしこジャパン高倉麻子監督が5年間で蒔いた種、開いた強豪国との差

2021.08.30 20:00 Mon
◆2019~2021年:世代は変わったが課題は克服し切れず

欧米勢との対戦ではスピードやフィジカルで劣り、主導権を握れずに勝ち切れないという課題を抱えたまま臨んだ2019年のフランス女子W杯。高倉ジャパンの中心であった阪口夢穂が負傷明けながら実戦経験のないまま帯同されたことが波紋を呼ぶ。結果的にほかにも負傷者が相次ぎ、予選は1勝1分け1敗と辛うじて突破したものの、ベスト16でオランダに惜敗してフランスを後にした。

この頃から、ヨーロッパ勢がフィジカルベースだけでなく、ポゼッションの技術や戦術的な戦い方を身に付けて進化していった一方で、なでしこジャパンの持ち味であったパスワークがもはや日本だけの特権ではないと、周囲にも認知され始めた。

国内での親善試合やアジアでの戦いでは、そういった課題に砂をまぶしながら勝利を手にすることができた。同年のEAFF 女子E-1サッカー選手権では全勝で優勝し、アジア3冠を手にするも、翌2020年3月のShe Believes Cupではスペイン女子代表、イングランド女子代表、アメリカ女子代表に3連敗。さらには、新型コロナウイルスが猛威を振るい、国際試合が組めないという事態もマイナスに働いてしまった。

一方で、なでしこチャレンジと称してトレーニングキャンプを実施し、なでしこジャパンへの門戸を広げもした。林穂之香北村菜々美らは、育成年代での活躍からなでしこチャレンジを経てA代表へ入っている。

そして迎えた2021年。親善試合では大勝を収めるも、東京オリンピック本番ではグループステージから苦しみ、決勝トーナメントではスウェーデン女子代表に敗れてベスト8止まり。戦前の予想を覆すことはできず、戦術性や応用力を欠いたまま自国大会を終えることになった。

なでしこジャパンが抱えている課題は明確だ。戦術面における先進国との開きは明らかで、もはや精神論では片づけられない。今後はフィジカルや技術、粘り強さだけを語るだけなく、頭の中を整理しながら戦えるようなチーム作りが必要となってくるだろう。

種はすでに蒔かれ、芽吹き始めてもいる。スウェーデン戦後に長谷川は「ヨーロッパのサッカーが変化している中で、理論的に立ち位置なども理解しながら、もっと突き詰めないといけない」と語った。その長谷川は今シーズンからイングランドのウェストハムでプレーする。世界トップの戦術を肌で吸収するまたとない機会だ。

若くしてすでに海外でのプレーを選択している林や宝田沙織も、ここからさらに伸びるだろう。同じように早くして海を渡った先輩、岩渕真奈熊谷紗希のように、なでしこの主軸へと進化できるかだ。

さらに、9月からはWEリーグも開幕する。高倉監督が裾野を広げたこともあり、代表入りを現実的な目標にできる環境も整いつつある。日の丸を経験した選手たちが個や組織でのプレー基準を上げていけば、国内サッカー全体のレベルアップ、ひいてはなでしこジャパンの復権に繋がっていくだろう。

《超ワールドサッカー編集部・江原正和》

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広島レジーナ退団の松原志歩がデンマークの強豪フォルトゥナ・イェリングへ!U17では長谷川唯らと世界一を経験

サンフレッチェ広島レジーナは17日、海外挑戦のために退団を発表していた松原志歩(26)がデンマーク女子1部のフォルトゥナ・イェリングに加入することを発表した。 大阪府出身の松原はセレッソ大阪堺レディース(現:セレッソ大阪ヤンマーレディース)の出身で、アルビレックス新潟レディースへ期限付き移籍を経て、WEリーグ発足年の2021年にS広島Rへと完全移籍で加入した。両サイドや中盤守備的な位置を主戦場とする。 年代別の日本代表にも名を連ね、2014年には高倉麻子監督率いるU-17女子日本代表で長谷川唯や長野風花らとともに、ホルヘ・ビルダ監督(現:スペイン女子代表監督)のU-17スペイン女子代表を下して世界一に輝いた実績を持つ。 なでしこリーグでは通算141試合32得点、WEリーグでは8試合に出場している。 フォルトゥナ・イェリングは国内リーグ11度の優勝を誇る強豪でUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)にも度々出場しているが、この2年はHBキューゲが台頭。今季は3季ぶりの優勝を目指す。 初の海外挑戦へ向け、松原はS広島Rの公式サイトを通じて意気込みを語っている。 「このたび、デンマーク1部のFORTUNA HJORRINGに移籍が決まりました。言葉や食事など大変なこともありますが、とにかく色んなことにチャレンジし大好きなサッカーを全力で楽しんで、大きな相手にも負けないように頑張ります。少し遠いですが応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします!」 <span class="paragraph-title">【写真】松原志歩の加入を歓迎するフォルトゥナ・イェリング</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CwCVqOMth3X/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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本田美登里監督がウズベキスタン女子を率いパリ五輪アジア1次予選突破の快挙! 苦難、享受、なでしこと対戦の可能性にも言及「10年後ぐらいは面白いんじゃ」

日本女子サッカーの先駆者の1人、現在はウズベキスタン女子代表の監督を務める本田美登里氏が、日本サッカー協会(JFA)のオンラインインタビューに登壇した。 現役時代は日本女子代表としても通算44試合に出場し、指導者としても岡山湯郷Belle、AC長野パルセイロ・レディース、静岡SSUアスレジーナ(現:静岡SSUボニータ)などで指揮を執ってきた本田監督。2022年1月からはJFAによる指導者海外派遣の一環として、ウズベキスタン女子代表の監督を務めている。 海外挑戦の動機には、JFAからのアプローチに加え、日本サッカーの現状は外部からどのように見えるのかと、めぐる想いもあったようだ。 「長い間、日本の女子サッカーを見てきている中で、ちょっと外から見てみたらどんな風に見えるのか。高倉(麻子)ジャパンをすごく応援していたんですけれども、なかなかいい成績出せないままに終わってしまって、(日本に)何が足りて何が足りなくてっていうところを見てみたいっていう思いがあった」 ウズベキスタン女子は3月24日付のFIFAランキングでは50位、アジアでは10番目に位置している。本田監督は就任後、アメリカ遠征やトルコ遠征など精力的に強化を進め、今年4月に開催されたパリ・オリンピックのアジア1次予選を3連勝で見事に突破してみせた。 予選では3試合で19得点無失点。成績だけなら盤石に思われるが、「日本では起こり得ないことがものすごいたくさん起きて、一次予選突破もできないかなというくらい」と残すほどの大仕事だったようだ。 「まぁ、アジアのあるあるですよ」とこぼしたのは、規律の甘さだ。選手のみならずスタッフも含めて時間にルーズで、遠征時でも集合時間通りに顔を出すのは2、3人。練習当時のグラウンドもないこともあれば、スリッパにピアス着用も当然といった中、規律を求めることに苦労したという。 「国民性がそうなのか、怒ったところで改善がないので怒るだけ損。なので、対応力というよりは忍耐力」と語ったが、レジェンド級の選手を一時招集外とするなど、荒療治も決行。とはいえ、「日本の選手もウズベクの選手も、見てほしい、声を掛けてほしいっていう選手は非常に多い。20人いたら20人の選手に目を配ることは今までもしてきまたし、日本とは変わらない部分」と、選手に寄り添う姿勢も忘れない。なお、ウズベキスタンの選手の方が「プレミアというか賞金に対しての目の色が違うので、UFA(ウズベキスタンサッカー協会)がニンジンをぶら下げるっていう作業はしていると思います」と、ならではの情報も明かした。 パリ・オリンピック女子サッカーの出場チームはホスト国を含めて「12」。アジアには2枠が割り当てられている。 アジア2次予選にはウズベキスタンのほか、1次予選を突破したイラン、ベトナム、タイ、フィリピン、チャイニーズ・タイペイ、インドに加え、1次予選を免除されている朝鮮民主主義人民共和国、日本、オーストラリア、中国、韓国が参加。4チーム3グループに分かれての総当たり戦で、各組1位と2位の成績最上位が3次予選へ向かい、2組のホーム&アウェイ戦で出場権を争う。 10月に行われる2次予選の組み合わせはまだ決定していないが、ウズベキスタンがなでしこジャパンと対戦する可能性も大いにある。「(ここ数試合の)日本の失点も見ているので、ちょっとボールを放り込んだら面白いかなと思ったりはしています」と、日本を分析している。 「(ウズベキスタン選手の)ポテンシャルは身体能力含めてものすごい高い。でも、それがサッカーという競技にイコールになっていないので、磨きをかければかけるだけ素晴らしいものが生まれるポテンシャルを持っている。今ではないですけど、10年後ぐらいのウズベキスタンは面白いんじゃないかなっていう風に思います。10年はいませんけど」と、将来性にも期待している本田監督。ウズベキスタンの今後の飛躍、そして本田監督の手腕にも大きな期待が寄せられている。 2023.04.18 19:55 Tue

なでしこMF長野風花がリバプール加入、背番号は「8」番に

リバプールは14日、ノースカロライナ・カレッジのなでしこジャパンMF長野風花(23)が加入することを発表した。 背番号は「8」。なお、契約期間などは公表されていない。 長野は現:三菱重工浦和レッズレディースの育成組織出身。2014年に15歳でトップチームに登録された逸材で、世代別の代表ではコスタリカで開催された2014年のU-17女子ワールドカップ(W杯)に飛び級招集。高倉麻子監督に率いられて優勝を経験し、2年後のヨルダン大会では大会MVPに輝いている。 2018年には韓国の仁川現代製鉄レッドエンジェルズへと海外移籍を果たし、翌年からはちふれASエルフェン埼玉でプレー。2021年からはマイナビ仙台レディースへ籍を移してWEリーグに臨み、中盤の絶対的な存在となった。2022年夏にアメリカのノースカロライナへと完全移籍し、11試合出場2得点1アシストをマークしている。 なでしこジャパンでは16試合のキャップを持つ長野は、今年開催されるオーストラリア&ニュージーランド女子W杯でも主軸として期待がかかっている。 リバプールの女子チームはFA女子スーパーリーグ(FAWSL)で2度の優勝経験を持つが、一昨季、昨季は2部を戦い、今季は昇格組。現在は12チーム中、暫定9位につけている。 さらなる飛躍を志す長野は加入に際し、リバプールの公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 「このような素晴らしいチームに加入できてとてもうれしいです。偉大な歴史を持つクラブでプレーできることを本当にうれしく思います」 「チームの一員として全力を尽くし、できる限りハードワークしたいと思っています」 「自分は中盤からのパスでチャンスを作るタイプですが、このリーグではタフさが求められているので、強さに適応してファンに自分の力を示したいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】リバプールの8番を着用した長野風花</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/GjamdjPi?ref_src=twsrc%5Etfw">@GjamdjPi</a> <a href="https://t.co/GbaJ5auMe6">pic.twitter.com/GbaJ5auMe6</a></p>&mdash; Liverpool FC Women (@LiverpoolFCW) <a href="https://twitter.com/LiverpoolFCW/status/1614205310373167104?ref_src=twsrc%5Etfw">January 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.14 20:40 Sat

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南野拓実や清水梨紗らも参加! 「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催、子供からお年寄りまで251名が参加

26日、高円宮記念JFA夢フィールドにて「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催された。 キリンホールディングス株式会社と日本サッカー協会(JFA)が共同で開催したイベント。「年齢、性別、サッカー経験や障がいの有無にかかわらず、大人も子どもも一緒に楽しめる」ウォーキングフットボールイベントとして、「キリンファミリーチャレンジカップ」を開催した。 イベント当日は0歳〜70代まで、合計251名の方が参加。イベントには、日本代表MF南野拓実(モナコ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)、なでしこジャパンDF清水梨紗(ウェストハム)、U-23日本代表GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)もゲストとして参加した。 イベントでは、ウォーミングアップを兼ねて、EXILE TETSUYAさん監修のもとJFAが開発した「クラッキ!ダンス」を選手や参加者全員で実施。その後に実際の試合を行った。 251名が32チームに分かれて参加。5人制でGKなしのウォーキングフットボールを実施。幅広い年代で構成されたそれぞれのチームが思い思いのゴールパフォーマンスを考え、ゴール後には渾身のパフォーマンスを披露していた。 ゲスト参加した選手たちは、イベントを終えてそれぞれコメントしている。 南野は今回のイベントについて「子どもから大人まで皆さんで、サッカーを通じて楽しい時間を共有できたことはとても良かったです。自分も皆さんからパワーをもらいました」とコメント。中村は「さまざまな方と交流ができて、コミュニケーションをはかれたのでとても楽しい時間を過ごせました」と振り返った。 清水は「年代問わず家族全員で参加できるなど、いつものサッカーにはない楽しさがあったので、自分も楽しみながらプレーができました」と感想を述べ、小久保は「小さい子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、一つになって楽しむことができたので、いつものサッカーとは違う感覚でプレーできました。皆さんからエネルギーをもらえたのでとても楽しかったです」と、多くの人と交流したことでパワーをもらえたとした。 改めて、今回のイベントについて南野が振り返り、全国的に広がってほしいとした。 「キリンさんが行っているこのイベントは、いろいろな方たちとボールを通じて触れ合える、素晴らしい企画だと思います」 「ウォーキングフットボールという色々な年齢の方とプレーができる、素晴らしいアイデアだと思うので、これがどんどん全国に広まっていけば良いと思いますし、今後も機会があれば自分も参加させていただきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」の様子</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw0.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:JFA 2024.05.28 21:15 Tue

初戦延期となった加藤純一氏のムラッシュFC、南米王者相手に「キングス・ワールドカップ」で敗戦…加藤氏はPKを決め切りチーム初得点

27日(日本時間28日)、キングス・ワールドカップ1回戦で、日本のムラッシュFCはRaniza FC(ウルグアイ)と対戦した。 26日に行われる予定だった初戦だったが、大嵐の影響で機材トラブル。照明に問題があり、急遽延期となっていた。 1日待たされた中での初戦。世界的に人気のゲーム実況者としても知られる加藤純一氏がオーナーのムラッシュFCが対戦したRaniza FCは、南米で行われている「アメリカス・キングス・リーグ」の王者だ。 20分ハーフで行われる試合は、立ち上がりからRaniza FCが押し込む展開に。サガン鳥栖でもプレーしたGK深谷圭佑のビッグセーブなどもあり凌いでいたが、オベド・マルティネスに2分と4分にゴールを許してしまう。 さらに13分にはホセ・ロチンにもゴールを許し、苦しい展開となる中、ムラッシュFCは「キングス・リーグ」のオリジナルルールである「プレジデントペナルティ」を発動。加藤純一氏が16分にPKを決めて1点を返す。 しかし、17分には那須大亮がオウンゴールをしてしまい、再び3点差。Raniza FCも「プレジデントペナルティ」を発動も、こちらは蹴り直しとなった中で失敗に終わる。 18分からはサイコロが振られ、2vs2の戦いに。Raniza FCは2ゴールを重ねると、ムラッシュFCは小田崚平がPKを失敗するも、その後にしっかりゴールを決め、前半を2-6で折り返す。 後半に入り、Raniza FCは各チームが試合前に手にする「シークレットカード」を発動。「スタープレイヤー」としてバルク・オチョアを指名する。 一方もムラッシュFCは、28分に那須が一発退場。5分間数的不利な状況となる中で、2ゴールを許す展開となる。 2-8となった中、34分にムラッシュFCは「シークレットカード」の「ダブルゴール」を発動。4分間は得点が2倍になる中で36分に元浦和レッズユースの清川大輝がゴールを決め、4-8とする。 さらに38分以降は得点が2倍になる中、アディショナルタイムにRaniza FCが追加点。4-10でRaniza FCが勝利し、ムラッシュFCは黒星スタートとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】オーナー・加藤純一氏が有言実行のPKを決め切る!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/KingsWorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#KingsWorldCup</a> <a href="https://t.co/LEU3RTdHLw">pic.twitter.com/LEU3RTdHLw</a></p>&mdash; Kings League InfoJobs (@KingsLeague) <a href="https://twitter.com/KingsLeague/status/1795277393973645781?ref_src=twsrc%5Etfw">May 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.28 12:15 Tue

ビーチサッカー日本代表、茂怜羅オズ監督が退任「これからも選手として努力していきます」、新監督は8大会連続ビーチサッカーW杯出場の田畑輝樹氏

日本サッカー協会(JFA)は23日、ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ監督(38)の退任を発表。新たに田畑輝樹氏(45)が監督に就任することを発表した。 茂怜羅オズ監督はリオ・デ・ジャネイロ出身。16歳でビーチサッカーを選ぶと、ブラジル代表からの誘いもあった中でドイツへと渡った。2007年に21歳で来日。沖縄のレキオスFCでキャリアをスタートすると、2012年に日本へ帰化。ビーチサッカー日本代表としてプレーした。 圧倒的なスキルを見せつけ選手としてプレーする傍ら、2020年7月には監督にも就任。選手と兼任すると、2021年のビーチサッカーワールドカップで準優勝し、史上最高の記録を残すことに。2023年のビーチサッカーアジアカップでも準優勝の成績を残していた。 ビーチサッカー日本代表として150試合に出場し145得点を記録。今後も選手としてプレーを続けていく。 新監督の田畑氏は、アルビレック新潟や沖縄かりゆしFC、FC琉球、静岡FCでサッカー選手としてプレー。その後ビーチサッカーに転向し、レキオスFC 、東京レキオスBS、ヴァスコ・ダ・ガマ、ヴィアティン三重BSでプレーした。 東京レキオスBS、ヴィアティン三重BSでは選手兼監督として活躍。2020年からビーチサッカー日本代表のコーチを務めていた。 ビーチサッカー日本代表として133試合37得点を記録。8大会連続でビーチサッカーワールドカップにも出場していた。 両氏はJFAを通じてコメントしている。 ◆茂怜羅オズ監督 「日本代表の監督を務めることができ、非常に光栄でした。監督としての4年間を振り返って一番印象深いのは、2021年のFIFAビーチサッカーワールドカップで世界2位という結果を残せたことです。チームが一丸となり、日本のビーチサッカー界に新たな歴史を刻むことができたことは一生忘れません」 「日本代表の皆さん、そして今まで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。心から感謝しています。これからも選手として努力していきますので、応援のほど宜しくお願いいたします」 ◆田畑輝樹氏 「この度、ビーチサッカー日本代表の監督に就任いたしましたこと、大変光栄に思います」 「私は小学校3年生からサッカーを始め、Jリーグを経験した後、28歳からビーチサッカーに転向と、私の人生は常にサッカーと共にありました。そして、今回、ビーチサッカー日本代表に初選出されてから17年間関わってきたビーチサッカー日本代表の監督を拝命したことを心から嬉しく思っています」 「ビーチサッカー日本代表監督としての新たな冒険を楽しみにしていると同時に、これまで選手、代表コーチ、そして代表監督代行として培ってきた経験をすべて注ぎ込み、世界一を目指すチームを作り上げたいと考えています。まずは、AFCビーチサッカーアジアカップで優勝すること、そしてFIFAビーチサッカーワールドカップ出場権の獲得を直近の目標とし、さらにFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021であと一歩のところで手が届かなかった優勝を目指します」 「また、日本のビーチサッカー界の成長と発展にも注力してまいります。現在、日本のビーチサッカーは競技環境が整っているとは言い難い状況です。そこで、プレーの言語化や強化・育成の仕組みづくりなどを通じて、ビーチサッカーの文化を築いていきたいと考えています。選手、関係者、ファン・サポーターの皆が楽しみ、より興味を持ってもらえる競技として発展させ、次世代にもビーチサッカーの魅力を伝えることを目指します」 「日本はビーチサッカーにおいて世界でも高いポテンシャルを持っており、世界一になれる可能性があると信じています。ここ数年で日本の各大会、クラブ、それを支えてくださっているスタッフ、ファン・サポーターの熱量がより大きくなっていると感じています。皆様の想いと期待を背負い、挑戦し、闘うビーチサッカー日本代表を作り上げていきたいと思います。今後とも、皆様のご支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます」 2024.05.23 19:15 Thu

「オリンピックに向けての準備を進める」ニュージーランドとの連戦に向けなでしこジャパンの池田太監督が意気込み「1人1人がやれることを見ていきたい」

なでしこジャパンの池田太監督が、スペイン遠征のメンバーを発表し、意気込みを語った。 パリ・オリンピックへの出場が決まっているなでしこジャパン。5月から6月にかけてスペイン遠征を行い、ニュージーランド女子代表と2試合を戦うことに。7月にはガーナ女子代表と金沢で対戦し、オリンピック本大会に臨むこととなる。 貴重な本大会前の国際試合。池田監督は今回の活動についてコメントした。 「なでしこジャパンはパリ・オリンピック本戦に向けて準備として、今回スペインでニュージランドと戦うことになります。また、この戦いを終えて、日本での直前キャンプ、そして本大会という流れになり、数少ない国際親善試合の1つでもありますし、ここからのメンバー選考も含めて、チームもそうですし、1人1人の重要な活動になってくると思っています。限られた時間を大切にしながら、チームの強化とオリンピックに向けて進んでいきたいと思います」 しっかりとオリンピックに向けた準備をするための2試合にしたいという池田監督。メンバーにサプライズはなく、これまで招集してきた選手がほとんど。コンディションの問題での入れ替わりだけとなった。 同じ相手と連戦となるため、気になるのは選手の起用法。「2試合同じ相手ということなので、もちろん1試合目を見て、次の試合に準備するということもあります。選手の起用方法、誰を使うかはここでは申し上げられませんが、色々な組み合わせ、また1人1人の選手が何ができるかを見て判断していきたいと思います」とコメント。状況を見て判断していくとした。 チームを構築していく部分と、新たな試しをするのかという点についても「どちらか一方という偏りを考えてはいません」と語った池田監督。「戦い方で後ろの人数をどうしようとかよりは、このニュージーランドと戦う上で、1人1人がやれることを見ていきたいです」と語り、「システムとしての積み上げ、チームとしての積み上げも考えていきますが、1人1人のやれること、役割から戦い方も考えていこうかなと思います」と、選手選考のためにも、チーム作りのためにもチェックをしたいとした。 その中で、3月のアメリカでのSheBelieves Cupは不在だったDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)が復帰した。 池田監督は高橋について「WEリーグの所属チームで少し負傷していましたが、しっかり回復して、試合にも出場してしっかりとしたパフォーマンスを見せてくれています。彼女の良さである部分は、これまでの活動でも把握しているので、招集できるタイミングとなりました」とコメント。千葉については「フランクフルトでも役割をしっかりと全うしてプレーしていると見ていましたし、彼女の良さであるゴールに向かう推進力は彼女の特徴でもあり、我々に力ももたらしてくれるところも見たいなというところで招集メンバー入りしました」と語り、改めて状態をチェックしたいとした。 先日まではU-17日本女子代表がアジアカップを戦っており、準優勝の成績を残した。飛び級での招集については「全く考えていないということはないですが、今回のタイミングではオリンピックに向けての準備を進めるという観点が強いです」と語り、このタイミングでの招集は考えていなかったと語った。 改めて、今回のスペイン遠征の目的については「前回の活動もそうでしたし、色々な選手の組み合わせですとか、それぞれのポジションの役割ができるかということもあります」と語り、「それぞれ1人が持っているポテンシャルをしっかり発揮しているか。前回の活動から選手たちは所属チームで成長してくれたと思いますので、その選手の成長を見てみたいなという部分も、この活動の目的、狙いでもあります」と語り、2カ月の間の成長もチェックしたいと語った。 なでしこジャパンは5月31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦。今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 2024.05.22 15:25 Wed

長谷川唯や熊谷紗希など主軸組が順当に選出! パリ五輪へ強化続くなでしこジャパンメンバー22名が発表!【スペイン遠征】

日本サッカー協会(JFA)は22日、スペイン遠征に臨むなでしこジャパンのメンバー22名を発表した。 パリ・オリンピック本大会へ向け、重要な強化の場となる今回の遠征。スペインでニュージーランド女子代表との2試合を戦う。 池田太監督は、キャプテンの熊谷紗希(ローマ)や長谷川唯(マンチェスター・シティ)らを順当に選出。また、ケガから復帰したDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)ら、3月に不在だったメンバーも招集した。 なでしこジャパンは31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦を行う。なお、今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 今回発表されたなでしこジャパンのメンバーは以下の通り。 ◆なでしこジャパンメンバー22名 ※は現地で合流予定 GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 大場朱羽(ミシシッピ大学)※ FP 熊谷紗希(ローマ/イタリア)※ 田中美南(INAC神戸レオネッサ) 清水梨紗(ウェストハム/イングランド) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ) 林穂之香(ウェストハム/イングランド) 南萌華(ローマ/イタリア)※ 長野風花(リバプール/イングランド) 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)※ 植木理子(ウェストハム/イングランド) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 浜野まいか(チェルシー/イングランド)※ 谷川萌々子(FCローゼンゴード/スウェーデン)※ 古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)※ 2024.05.22 13:08 Wed

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