「可愛すぎるだろ」「さすが勝利の女神!」浦和Lの遠藤優がファン絶賛の完璧なレッズコーデで浦和のホーム最終戦を観戦「最高すぎ」

2023.11.30 08:30 Thu
【写真】ファンも絶賛!遠藤優が完璧なレッズコーデで浦和のホーム最終戦観戦!





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WEリーグMVPは20ゴールで得点王の浦和FW清家貴子が受賞! ベストイレブンには連覇の浦和から最多5名、3年連続受賞者は4名

7日、「2023-24WEリーグアウォーズ」が行われ、2023-24シーズンの最優秀選手賞とベストイレブンが発表された。 三菱重工浦和レッズレディースの連覇で幕を閉じたWEリーグ。優秀選手賞30名が発表されていた中、最優秀選手に選ばれたのは浦和のFW清家貴子だった。 清家は浦和の中心選手としてリーグ戦22試合に出場し20ゴールを記録。チームの連覇に大きく貢献するとともに、WEリーグのシーズン最多得点記録を樹立し得点王に輝いた他、10試合連続ゴールという偉業も成し遂げていた。なお、来季からは海外クラブへ移籍することとなる。 また、ベストイレブンには清家を含み浦和から最多の5名が選出。DF石川璃音、DF遠藤優、MF柴田華絵、MF塩越柚歩が選出され、遠藤と塩越は嬉しい初受賞。清家、柴田は3年連続での受賞となり、石川は2年連続の受賞となった。 その他、2位のINAC神戸レオネッサからGK山下杏也加、DF北川ひかる、FW田中美南の3名が受賞し、山下と田中は3年連続、北川は初受賞となった。3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザからはMF木下桃香、FW藤野あおばの2名が受賞し、ともに2年連続での受賞。11ゴールを決め得点ランキング2位となったサンフレッチェ広島レジーナのFW上野真実も初受賞となった。 ◆2023-24 WEリーグベストイレブン GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)/3年連続3回目 DF 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)/2年連続2回目 遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース)/初受賞 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)/初受賞 MF 柴田華絵(三菱重工浦和レッズレディース)/3年連続3回目 塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース)/初受賞 木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)/2年連続2回目 FW 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)/3年連続3回目 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)/2年連続2回目 田中美南(INAC神戸レオネッサ)/3年連続3回目 上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)/初受賞 <span class="paragraph-title">【動画】得点王に輝いた清家貴子の今季ゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XhbedzyOaBo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.07 19:30 Fri

WEリーグ優秀選手30名が発表! 20得点の得点王・清家貴子ら連覇の浦和から10名が選出、ベテランの元なでしこも受賞

2023-24シーズンのWEリーグ優秀選手賞30名が発表された。 三菱重工浦和レッズレディースが見事に連覇を果たしたシーズン。12クラブの監督と選手の投票結果をもとに、優秀選手30名が決定した。 最多の選出は連覇を果たした浦和から10名。20ゴールを記録し得点王にも輝いたなでしこジャパンのFW清家貴子やキャプテンのMF柴田華絵、なでしこジャパンのDF石川璃音らが選出された。 また、2位のINAC神戸レオネッサは7名が選出され、なでしこジャパンのGK山下杏也加、DF守屋都弥、DF北川ひかる、FW田中美南が受賞した。 3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザも6名が受賞。FW藤野あおばらが名を連ねた。 また、ベテラン勢でも今シーズン限りでの引退を表明した大宮アルディージャVENTUSのDF鮫島彩、得点力も見せたアルビレックス新潟レディースのMF川澄奈穂美が受賞している。 この30名の中から、最優秀選手賞、ベストイレブンが選ばれることに。6月7日(金)の「2023-24WEリーグアウォーズ」で発表される。 ◆2023-24WEリーグ優秀選手賞受賞選手(30名) GK 1.池田咲紀子(三菱重工浦和レッズレディース/31歳) 21試合(1886分)14失点 31.野田にな(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/20歳) 14試合(1260分)10失点 1.平尾知佳(アルビレックス新潟レディース/27歳) 21試合(1890分)17失点 1.山下杏也加(INAC神戸レオネッサ/28歳) 18試合(1620分)10失点 DF 3.石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース/20歳) 20試合(1690分)0得点 16.水谷有希(三菱重工浦和レッズレディース/28歳) 22試合(1674分)0得点 17.遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース/26歳) 22試合(1968分)2得点 3.鮫島彩(大宮アルディージャVENTUS/36歳) 22試合(1908分)0得点 20.岸みのり(ちふれASエルフェン埼玉/29歳) 22試合(1980分)1得点 3.村松智子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/29歳) 20試合(1767分)2得点 2.守屋都弥(INAC神戸レオネッサ/27歳) 21試合(1874分)3得点 3.土光真代(INAC神戸レオネッサ/28歳) 22試合(1918分)0得点 5.三宅史織(INAC神戸レオネッサ/28歳) 22試合(1951分)1得点 13.北川ひかる(INAC神戸レオネッサ/27歳) 22試合(1890分)6得点 MF 5.伊藤美紀(三菱重工浦和レッズレディース/28歳) 22試合(1707分)6得点 6.栗島朱里(三菱重工浦和レッズレディース/29歳) 18試合(1352分)1得点 18.柴田華絵(三菱重工浦和レッズレディース/31歳) 22試合(1924分)0得点 19.塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース/26歳) 20試合(1402分)3得点 10.鴨川実歩(ジェフ千葉レディース/26歳) 20試合(1530分)5得点 7.北村菜々美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/24歳) 20試合(1689分)6得点 8.菅野奏音(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/23歳) 20試合(1626分)1得点 10.木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/21歳) 22試合(1876分)4得点 19.川澄奈穂美(アルビレックス新潟レディース/38歳) 20試合(1609分)3得点 10.成宮唯(INAC神戸レオネッサ/29歳) 22試合(1858分)5得点 11.中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ/24歳) 21試合(1710分)1得点 FW 11.清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース/27歳) 22試合(1868分)20得点 15.島田芽依(三菱重工浦和レッズレディース/22歳) 22試合(1251分)9得点 11.藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/20歳) 21試合(1721分)9得点 9.田中美南(INAC神戸レオネッサ/30歳) 22試合(1965分)8得点 9.上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ/27歳) 22試合(1850分)11得点 2024.06.04 08:30 Tue

首位浦和が11連勝&5連続クリーンシートで連覇に前進! 2位INAC神戸もしっかり勝利で追走【WEリーグ】

2023-24WEリーグ第18節が2日、3日に行われた。 首位の三菱重工浦和レッズレディースを追いかける2位のINAC神戸レオネッサはホームに5位のちふれASエルフェン埼玉を迎えた。 1試合消化が少ないながらも首位を追いかけるI神戸は負けられない戦いに。試合はI神戸が支配して進んでいく。右サイドを中心に仕掛けると13分、守屋都弥のパスを相手をいなして受けた田中美南がロングシュート。今季7ゴール目が決まりI神戸が先制する。 EL埼玉は耐えながらも攻勢に出るがゴールは奪えず。こう着状態のまま後半に入ると66分には山本摩也の左CKからのクロスを北川ひかるがヘッドで合わせて追加点。78分には守屋がカットインから左足でクロス。これをボックス内で髙瀬愛実がヘディングで合わせて3点目。3-0で勝利を収めた。 前節は大宮アルディージャVENTUに7ゴールを奪った4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザは、ホームに3連勝中の3位アルビレックス新潟レディースを迎えた。 上位対決となったこの一戦。序盤から東京NBが押し込んでいくが、新潟Lの堅い守備の前にゴールを奪えず。それでも前半アディショナルタイムに藤野あおばがドリブルを仕掛けると鈴木陽がつないで、最後は坂部幸菜が決めて東京NBがリードして後半を迎える。 後半はリードしている東京NBが押し込みチャンスを作っていくが、フィニッシュの精度を欠いてしまい追加点が奪えず。新潟Lは70分にパスに抜け出した杉田亜未がGKと一対一となるが野田にながセーブする。それでも80分、FKを獲得した新潟Lは上尾野辺めぐみのクロスをニアで山谷瑠香がフリック。これに三浦紗津紀が飛び込んでネットを揺らした。 終盤に追いついが新潟L。しかし88分、東京NBはPKを獲得すると藤野が中央にシュート。GK平尾知佳は触るもネットを揺らし、東京NBが勝利し勝ち点3を積み上げた。 現在10連勝、首位を走り連覇に向かっていく三菱重工浦和レッズレディースは、9位のセレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦。ホームゲームとなった戦いは、浦和が強さを見せた。 立ち上がり8分にはC大阪がカウンター。田中智子がDFをかわしてGKとの一対一となるが、シュートはクロスバーに嫌われる。 ピンチを凌いだ浦和は34分にビッグチャンス。裏に抜け出した清家貴子が持ち込んでボックス内からシュートもGK山下莉奈がセーブする。しかし、これで得たCKから塩越柚歩のクロスを島田芽依がヘッド。伊藤美紀が触れないものの、そのままゴールに入り、浦和が先制する。 1点リードで迎えた後半は、なかなかこう着状態となる中72分、C大阪はカウンター。矢形海優が持ち出しラストパス。高和芹夏がボックス内で良い形でボールを受けたが、シュートがもたつきネットを揺らせない。 すると85分、浦和はボックス内を遠藤優が仕掛けるとハンドでPKを獲得。これを清家がゴール右にしっかりと沈めて追加点。今季16ゴール目を決め、2-0で浦和が勝利。また一歩連覇に前進した。 その他、7位サンフレッチェ広島レジーナは10位AC長野パルセイロ・レディース相手に2-0で勝利を収めて6位に浮上した。 ◆2023-24WEリーグ第18節 ▽5/2(木) INAC神戸レオネッサ 3-0 ちふれASエルフェン埼玉 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-1 アルビレックス新潟レディース ジェフユナイテッド千葉レディース 1-1 ノジマステラ神奈川相模原 ▽5/3(金・祝) 大宮アルディージャVENTUS 0-0 マイナビ仙台レディース 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース サンフレッチェ広島レジーナ 2-0 AC長野パルセイロ・レディース ◆順位表(第18節終了時) 1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点50/+35/19試合) 2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点43/+26/18試合) 3位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点38/+10/19試合) 4位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点36/+24/18試合) 5位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点23/-5/18試合) 6位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点22/-1/18試合) 7位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点22/-13/18試合) 8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点18/-6/18試合) 9位:マイナビ仙台レディース(勝ち点16/-17/18試合) 10位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点15/-12/18試合) 11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点15/-15/18試合) 12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6/-26/18試合) 2024.05.03 22:55 Fri

「素敵です」「益々綺麗に」浦和Lの遠藤優が結婚2周年を報告、ファンからも祝福の声「より一層幸せに」

三菱重工浦和レッズレディースのMF遠藤優が、結婚2周年を報告した。 埼玉県さいたま市出身、浦和で育った遠藤は、浦和レディースの下部組織育ち。2016年に正式にトップチームに昇格し、現在もWEリーグを戦っている。 根っからのレッズファンでもある遠藤は、男子チームの応援にもたびたび訪れるほど。その遠藤は、2022年4月5日に一般男性と入籍していた。 浦和レディースの右サイドバックとしてプレーし、今シーズンもWEリーグで14試合1得点、WEリーグカップでも5試合1得点を記録するなど、主軸として活躍している。 現在は中断期間の中、遠藤は自身のインスタグラムを更新。結婚2周年のディナーに行ったことを報告した。 「Dinner。結婚2周年でした。これからもパワフルに頑張ります‼︎」 ご褒美ディナーとして鉄板焼きを食べに行ったという遠藤。ファンは「おめでとうございます!」、「もう2年経ったんですね!」、「より一層幸せになってください」と祝福。また、ジャケット姿の遠藤には「素敵です」、「益々綺麗に」とコメントも集まっている。 <span class="paragraph-title">【写真】ファンも祝福!結婚2周年のディナーを楽しむ遠藤優</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C5aqBh5yhJ9/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C5aqBh5yhJ9/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C5aqBh5yhJ9/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">遠藤 優(@yu_endo.17)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.04.06 23:02 Sat

浦和・栗島朱里が示した立ち位置の妙 連戦下でも充実感「すごく今サッカーが楽しい」「もっと強いチームになれる」

三菱重工浦和レッズレディースのMF栗島朱里が、アルビレックス新潟レディース戦勝利のキーマンとなった。 浦和は27日、2023-24 WEリーグ第20節でアルビレックス新潟レディースと対戦。2位・3位の直接対決に2-0で勝利し、暫定ながらも首位に浮上した。 ワンタッチの浮き球パスで先制点をアシストした栗島は、「距離感が良かったので、自分がダイレクトで裏に置けたのがポイントだったと思います。走り出してくれたのが(清家)貴子で、裏に置けば絶対に走り勝てると分かっていたので、いい感じのところに落ちてくれて、点に繋がって良かったです」と、該当シーンを振り返る。 中央を閉める新潟Lの守備に対し、浦和がどのように攻略するのかが焦点となった前半。時間の経過とともに栗島はサイドへ開いてボールを引き出す回数を増やし、遠藤優を押し上げたかと思えば、再びピッチ中央でトライアングルを作るなど、様々な工夫を凝らしながら機をうかがった。 「自分がそれをやられたら嫌だなと思うので、(センターバックの脇に)入れるタイミング、様子はうかがっていました。それから、前期の新潟戦を見ていて、全部プレスを真に受けている感じがありました。自分は出ていませんでしたが、外から『このプレスをどうにかしたら外せるな』と思いながら見ていたので、前回の反省を生かして、相手のプレスをずらすような位置取りをしました」 相手が崩れないのであれば、自分たちの立ち位置を崩して揺さぶりをかける。前回対戦も踏まえた栗島のポジショニング試行により、空いた中央のスペースは柴田華絵や伊藤美紀がケアし、時には水谷有希がインナーラップと、ボールだけでなく各選手に動きにもリズムが生まれ、徐々に新潟Lの守備ラインを押し下げていった。 先制点のアシストはもちろんのこと、追加点となったカウンター時も、中盤相手陣内のスペースへ真っ先に飛び出していったのは栗島だった。 連戦が続く中でも5試合連続フル出場中。楠瀬直木監督をして、浦和の肝と称されるボランチは、「復帰してから前みたいなプレーができなかったり、もどかしい気持ちはあったんですけど、すごく試行錯誤した中でこうやって90分何試合が出られていて、すごく今サッカーが楽しいですね」と充実の表情を浮かべる。 チームの課題の1つであった後半の戦い方やマネジメントも、この日は追加点を奪ったうえでの完封勝ち。終わってみれば浦和が勝負強さを見せ付けた恰好だが、「もっと強いチームになれると思う。そこは突き詰めていきたい」と、栗島は一層の向上心を覗かせた。 「最近は前半に点が取れていますけど、(90分)トータルで(マネジメント)考えたときには、中にいる選手が、ポジションなど感じ取ったことを伝えながら対応していく力が必要かなと思います。試合重ねるごとに向上していると感じますし、もっともっと強いチームになれると思うので、そこは突き詰めていきたいなと思います」 2024.03.29 10:05 Fri

浦和レッズの関連記事

浦和MFグスタフソンがスウェーデン代表で左ヒザ負傷…帰国は代表活動終了後に

浦和レッズは9日、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンの負傷を報告した。 現在スウェーデン代表に合流中のグスタフソンはトレーニング中に左ヒザを負傷。日本への帰国は代表活動終了後となる。 今シーズンから浦和でプレーしているグスタフソンはアンカーとしてチームを支え、ここまで明治安田J1リーグで15試合に出場。2得点を記録している。 スウェーデンはユーロ2024に出場しないが、今回のインターナショナル・マッチウィークでデンマーク代表、セルビア代表との国際親善試合を実施。5日のデンマーク戦で90分間ベンチを温めたグスタフソンは、6日のトレーニング中に負傷したと見られており、8日のセルビア戦はメンバー外となっていた。 2024.06.09 10:15 Sun

浦和がストライカー補強? 得点王に輝きヘグモ監督とリーグ優勝経験の元スウェーデン代表FWに関心と報道

パナシナイコスに所属する元スウェーデン代表FWアレクサンデル・イェレメイエフ(30)が、浦和レッズに加入する可能性があるようだ。ギリシャ『SDNA』が伝えた。 イェレメイエフは、スウェーで出身で、母国のヘッケンやマルメでプレー。その後、ドイツのディナモ・ドレスデンへと完全移籍すると、オランダのトゥヴェンテでもプレー。2021年1月からはヘッケンに戻り、その後2023年1月にパナシナイコスに完全移籍。半年間はレバディアコスFCにレンタル移籍し、今シーズンはパナシナイコスでプレーしていた。 今シーズンはギリシャ・スーパーリーグで10試合に出場し7ゴールを記録。プレーオフでは5試合で1ゴール1アシストに終わっていた。 パナシナイコスとの契約は2025年末まである中、移籍を考慮しているという。 得点力はありながらも出場機会の少なさに不満を覚えたイェレメイエフは、日本行きを検討。『SDNA』は、5月に京都サンガF.C.からの関心を伝えていたが、最近ではトーンダウンしているとのこと。しかし、今度は浦和が関心を強めているという。 イェレメイエフはヘッケン時代に、ペア・マティアス・ヘグモ監督の下でプレーしており、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンとともに監督がよく知る選手。サッカーも理解しているはずだ。 2022シーズンはアルスヴェンスカンで27試合22ゴール3アシストと大暴れ。グスタフソン、ヘグモ監督と共にリーグ優勝を経験している。 ただ、パナシナイコスはイェレメイエフを売る気がない様子。ただ、監督交代が行われるようで、監督の考え方が去就に影響を与えることになりそうだ。 2024.06.07 21:40 Fri

浦和にも影響? グスタフソンがスウェーデン代表の練習中にヒザを捻って離脱…追加で検査の可能性

浦和レッズのMFサミュエル・グスタフソンが、スウェーデン代表活動中に負傷したという。スウェーデン『fotbollskanalen』が伝えた。 今シーズンから浦和でプレーしているグスタフソン。アンカーのポジションでチームを支える活躍を見せ、明治安田J1リーグでは15試合に出場している。 スウェーデンはユーロ2024に出場しないものの、今回のインターナショナル・マッチウィークでは国際親善試合に臨んでおり、グスタフソンも消臭を受けていた。 そのグスタフソンは、6日のトレーニング中に負傷したとのこと。片ヒザに包帯を巻いた姿が確認されたとのことだ。 『fotbollskanalen』によると、グスタフソンはミニゲーム中にヒザを捻ったとのこと。ピッチに横たわったまましばらく治療を受けていたが、そのままピッチを去り、トレーニングを後にしたという。 グスタフソンはさらに検査を受けるとのこと。8日にはセルビア代表との試合が控えているが、どうやら出番はなさそうだ。 2024.06.07 20:45 Fri

浦和vs町田の観戦者が中指を立てる行為で無期限入場禁止処分…試合後浦和サポーターに対する侮辱的行為「未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした」

浦和レッズは5日、観戦者の違反行為を報告。処分を下したことを発表した。 事件が起きたのは5月26日に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田J1リーグ第16節のFC町田ゼルビア戦。この日が2度目の観戦となった観客の1人が、試合終了後に浦和サポーターに対して中指を立てていた。これは侮辱的行為にあたる。 対象者は無期限の入場禁止処分に。国内外を問わず、浦和レッズ、三菱重工浦和レッズレディース、浦和レッズアカデミーの出場する全ての試合が対象となる。 浦和は昨シーズンの天皇杯でサポーターが大きな問題を起こし、今シーズンの天皇杯の参加資格を剥奪されていた。クラブは「昨年、天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 4回戦において大変多くの方々に多大なるご迷惑をお掛けした当事者として、引き続き違反行為の発生を防止するべく、さらに感度と練度を高めてまいる所存です」とし、今回の経緯を説明している。 事案発生時、浦和のスタッフが現地でこの侮辱的行為を目視。直後、処分対象者に対する行為確認を行い、映像の確認を実施。飲酒していた状態であったため、後日対面での事情聴取をすることとなった。 翌日の27日、処分対象者に加え、同行者と対面で事情聴取を実施。行為に及んでいた場合は処分対象となる旨を通達。28日、29日と発生現場付近にいた試合運営関係者等へのヒアリングを実施し、当該関係者等による証言、事情聴取の結果、映像確認の結果を突合する形での検証を実施した。 その後、クラブの試合運営管理規程とJリーグ試合運営罰則規定と照らし合わせ、処分方針を決定。31日にコンプライアンス委員会を招集し、処分を決定した。 そして迎えた4日、処分に合意する念書を処分対象者から取得したとのことだ。 クラブは「試合運営管理規程違反行為の発生を未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした。浦和レッズは引き続き、違反行為発生防止施策への注力と、違反事案に対する適時適正且つ毅然とした対応を徹底し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に全力を投じてまいります」と謝罪している。 2024.06.05 10:17 Wed

浦和のソルバッケン、マルメ行き取り沙汰されるも給与面が障害に…

マルメ行きが取り沙汰される浦和レッズのノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン(25)だが、給与面を巡る問題を抱えているようだ。スウェーデン『Fotbolldirekt』が報じている。 ソルバッケンは、ローマから2024年1月に半年間の期限付き移籍で浦和へ加入。しかし、ケガの影響で全く試合に絡めず、トレーニングでも姿が見られない時期が続いた。 それでも、5月22日のYBCルヴァンカップ3回戦のV・ファーレン長崎戦でデビュー。26日の明治安田J1第16節のFC町田ゼルビア戦で先発デビューも果たすと、直近のヴィッセル神戸戦では元日本代表MF中島翔哉の同点ゴールをアシストするなど徐々に才能の片りんを見せ始めている。 ただ、浦和との契約は6月末までとなっており、現状では2027年まで契約を残す保有元ローマへの帰還が既定路線となる。 しかし、そのローマでは完全に構想外の扱いを受けており、クラブは今夏のタイミングでの放出を目指している。 先日にはそのノルウェー代表FWにスウェーデン屈指の強豪マルメからの関心が伝えられたが、直近の『Fotbolldirekt』の報道では選手サイドとクラブサイドの間で給与を巡る問題が生じているという。 ローマで70万ユーロ(約1億1700万円)を受け取っているとされるソルバッケンの給与は、マルメにとって支払うのが困難な金額であり、移籍成立にはソルバッケンが減俸を受け入れるか、クラブサイドが要求通りの金額を支払う必要があるという。 2024.06.04 21:50 Tue

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「常に我々は劣勢な立場」強豪を退けた末のアジアの頂点、就任半年のクレスポ監督が回想「最初は誰も信じてくれなかった」

アル・ヒラルのエルナン・クレスポ監督が、アジア王者を喜んだ。『Dzair Sport』が伝えた。 2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が25日に終了。決勝2ndレグが行われ、アル・アイン(UAE)が横浜F・マリノスを5-1で下し、2戦合計6-3で勝利を収めた。 共にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)になってから初のアジアの頂点を目指した戦い。1stレグは横浜FMが粘りを見せて逆転勝利したものの、2ndレグは2-1とアル・アインがリードしていた中で、GKポープ・ウィリアムが前半アディショナルタイムにDOGSOで一発退場。数的不利となると、後半にアル・アインが3ゴールを奪い、21年ぶりのアジアの頂点に立つこととなった。 見事に21年ぶりにアジアタイトルを手にしたアル・アイン。クレスポ監督は2023年11月にチームを指揮し始めており、半年でのビッグタイトル獲得となった。 悲願のアジア制覇を成し遂げた中、喜びを語り、多くの人への感謝を口にした。 「国全体が幸せだ。この感情を言葉で表現することは難しい。選手たちはアル・アインだけではなく、国全体にとっても素晴らしい功績を残した」 「この素晴らしいクラブを指揮する機会を与えてくれた選手だけでなく、クラブの役員にも感謝したい。全てを行うのは選手たちであり、私は幾つかの計画を立て、個人的なトレーニングのやり方を考えるが、全てを行っているわけではない」 アル・アインは今大会では非常に厳しい戦いを繰り広げ、準々決勝ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらを擁するサウジアラビアのアル・ナスルと対戦し、PK戦の末に勝ち上がり。準決勝では34戦無敗を誇ったアル・ヒラルと対戦し、2戦合計5-4で勝ち上がってきた。 常に相手の方が期待値が高かった中での戦いを制し、決勝も1stレグで破れてからの大逆転勝利。選手たちの奮闘を改めて評価した。 「我々はこのタイトルに値する。準々決勝、準決勝、さらには決勝まで、常に我々は劣勢な立場だった。アル・ナスルやアル・ヒラルに対して、優れた成績を収めるに値した」 「最初は誰も我々を信じてはくれなかったが、我々はそれをやり遂げた。この選手たちは大きなことを成し遂げた」 <span class="paragraph-title">【動画】ホームの大観衆の前で横浜FMを撃破したアル・アインがアジア王者に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GmYmKjvETPA";var video_start = 279;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.26 10:50 Sun

「クラブの最優先事項はタイトル」横浜FMの夢を砕きMVP&13ゴールで得点王受賞のアル・アインFWラヒミ「全ての方に祝福を」

2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が25日に終了。決勝2ndレグが行われ、アル・アイン(UAE)が横浜F・マリノスを5-1で下し、2戦合計6-3で勝利を収めた。 共にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)になってから初のアジアの頂点を目指し戦い。1stレグは横浜FMが粘りを見せて逆転勝利したものの、2ndレグは2-1とアル・アインがリードしていた中で、GKポープ・ウィリアムが前半アディショナルタイムにDOGSOで一発退場。数的不利となると、後半に3ゴールを喫してしまい、アル・アインが21年ぶりのアジアの頂点に立つこととなった。 試合後、今大会の表彰式が行われ、大会MVPにはアル・アインのモロッコ代表FWソフィアン・ラヒミが選出された。 ラヒミは決勝2ndレグでは決勝ゴールを含む2ゴールの活躍。大会ゴールを13ゴールに伸ばし、得点王も同時に受賞することとなった。 アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトがコメントを伝えている。 「僕がアル・アインと契約した時、最初に言われたメッセージは、クラブの最優先事項はタイトル獲得だったということを覚えている」 「他で不利な結果がでた時でも、僕たちは決意を持って戦った。僕たちは集中力を保った。チームメイトやスタッフ、そして僕たちをサポートしてくれた全ての方々に祝福を贈りたいと思う」 ラヒミはモロッコの名門であるラジャ・カサブランカで育血、2021年8月にアル・アインに完全移籍で加入した。 これまで公式戦105試合で43ゴール37アシスト。ACLは今シーズンが初出場となり、13試合で13ゴール6アシストと圧倒的な数字で優勝の原動力となった。 なお2021年1月からモロッコ代表としてプレー。ベスト4入りと躍進した2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)には招集されていなかったが、今年3月におよそ2年ぶりに代表に再招集されていた。 <span class="paragraph-title">【動画】横浜FMの夢を砕いた、ラヒミの技あり決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GmYmKjvETPA";var video_start = 279;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.26 10:25 Sun

「レフェリーにかなり崩された」アジア制覇を逃した横浜FM、キューウェル監督は不満もサポーターに感謝「いつも最高の後押しをしてくれた」

横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝を振り返った。 25日、ACL2023-24決勝2ndレグで横浜FMはアル・アイン(UAE)と対戦した。 1stレグは2-1で逆転勝利を収めた横浜FM。大アウェイの中での決勝は、立ち上がりに2失点し、逆転を許すこととなる。 それでも40分にヤン・マテウスが1点を返し、2戦合計で同点に。しかし、前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムが一発退場。ボックス外のファウルがDOGSOとなり、数的不利に。ACLデビュー戦となるGK白坂楓馬が急遽出場した。 2-1のまま前半を終えるが、後半は一方的に押し込まれてしまう形に。それでもなんとか耐えていたが、67分に失点し勝ち越されることに。するとなかなか攻撃の形が作れず、後半アディショナルタイムにはコジョ・フォ=ドー・ラバに2ゴールを許し終戦。5-1で敗れ、2戦合計6-3でアジア制覇はならなかった。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じたキューウェル監督は「まずはアル・アインに優勝をおめでとうと言いたい」とコメント。「選手たちが90分を通して本当によく戦ってくれた」と、数的不利ながらも戦い続けてきた選手を称えることに。「ただ、レフェリーによって、かなり崩されたのは事実だ」と、ジャッジの面で不満があるとした。 前半にPKで失点したシーンも去ることながら、横浜FMへのプレーがファウルにならなかったり、ポープ・ウィリアムの退場も非常に微妙なところ。試合中から苛立ちを見せていた。 また、試合前には2000人のサポーターにトラブル。チケットの割り当てを急遽減らされるという問題が発生し、現地にいても試合が見られない可能性が浮上した。 クラブが交渉に奔走した結果、最終的には全員がスタジアムに入れたようだが、大きな声援を送り続けたファン・サポーターに向けてもコメントした。 「遠くまで多くのサポーターが来てくれて本当に嬉しかった」 「この残念な結果を見せたくはなかった。それが全てだと思うが、我々のサポーターは本当にいつも最高の後押しをしてくれた」 悲願のACL制覇はあと一歩のところで逃すこととなった横浜FM。新フォーマットになるACLで再びこの舞台へ戻り、今度こそはトロフィーを掲げる姿を見せてほしいものだ。 <span class="paragraph-title">【動画】試合の流れを大きく変えたDOGSO退場…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/3Zjwi3s5em">pic.twitter.com/3Zjwi3s5em</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794414454857199984?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 07:45 Sun

横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】

横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】 横浜F・マリノスは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝戦2ndレグのアル・アイン戦を戦い、1-5で敗戦。2戦合計3-6で敗れて悲願の初優勝を逃した。 アジア王者を目指し、熾烈な東地区の激闘を勝ち抜いた横浜FMは、西地区を勝ち抜いたUAEのアル・アインとクラブ史上初のACL王者を懸けて激突。 11日にホームで行われた1stレグは前半序盤に先制を許したが、後半半ば以降に植中朝日、渡辺皓太が決めた連続ゴールによって2-1の逆転勝利。悲願達成へ王手をかけた。 1stレグ後のアルビレックス新潟戦、FC東京戦を1分け1敗で終えたハリー・キューウェル監督率いるチームは、敵地での大一番に向けて前回対戦から先発2人を変更。エドゥアルド、ナム・テヒに代えて上島拓巳、渡辺を起用した。 日本からも割り当て上限のサポーターが集ったものの、完全アウェイの空気の中で幕を開けた運命のファイナル第2戦。立ち上がりはアドバンテージを意識しつつリスク回避の落ち着いた入りを見せたトリコロールだが、早い時間帯にゴールをこじ開けられる。 8分、相手の左サイドを起点としたカウンターからラヒミにボックス手前までドリブルで運ばれると、起点となったナデルに中央から斜めのランニングでポケットを取られてヒールで落としたボールを、ラヒミに右足でゴール右隅へ蹴り込まれた。 これで2戦合計2-2のイーブンに戻された横浜FMだが何とか守勢を撥ね返すと、16分には相手のビルドアップのミスを突く形から松原健が枠の右隅を狙ったミドルシュートで相手GKを脅かす。 勝ち越しゴールには至らずも、ひとまず五分の展開に持ち込んだ横浜FM。だが、前半半ば過ぎには再び一瞬の隙を突かれてしまう。29分、右サイドから背後に流し込んだボールに反応したラヒミとDF畠中槙之輔がボックス内で交錯。当初、ラヒミのシュミレーションとの判定が出たが、オンフィールド・レビューの結果、畠中の微妙なアフターチャージによるPKに判定が変更。これをキッカーのアレハンドロ・ロメロが右下隅に蹴り込み、34分の追加点とした。 これで2戦合計2-3と逆転を許したアウェイチームはすぐさま反撃に出たいところだが、引き続き後方からのボールの前進で苦戦。逆に、相手が狙うカウンターからラヒミに決定機も作られる。 それでも、序盤から可能性のある仕掛けを見せていたトリコロールの右の矢が決定的な仕事を果たす。41分、相手左センターバックのクアディオが後ろ向きで浮き球のボールをコントロールした際に死角からプレッシャーをかけてまんまとボール奪取。そのままボックス右に持ち込むと、ヒールを使った巧みな切り返しから最後は左足のグラウンダーシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ヤン・マテウスの価千金のゴールによって2戦合計3-3のイーブンに戻したキューウェルのチームは、試合展開でもイーブンの形に戻す。そして、10分が加えられた前半アディショナルタイムではうまくディフェンスラインの背後を取ったアンデルソン・ロペスにビッグチャンス。馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス右に持ち込むが、左足シュートは相手GKの好守に阻まれる。 すると、この決定機直後には中央でオフサイドラインをかいくぐったラヒミの突破に対してペナルティアーク付近に飛び出したGKポープ・ウィリアムが接触。ギリギリで足を引っ込めたようにも見えたが、この決定機阻止のファウルに対してレッドカードが掲示された。これで守護神を欠くことになったチームは前線のエウベルを削って控えGK白坂楓馬をスクランブル投入した。 2戦合計イーブンも数的不利で後半に臨んだ横浜FM。後半の守勢の展開を想定してか、植中朝日を下げて榊原彗悟をハーフタイム明けに左サイドに入れた。 後半序盤は粘り強く守れていたが、トリコロールに再びのアクシデント発生。競り合いの際に右ヒザを痛めた畠中が一度はプレーに復帰したものの続行叶わず。そして、63分にエドゥアルドがスクランブル投入となり、同じタイミングで喜田拓也から山根陸への交代も行われた。 するとこの交代から数分後の67分、ボックス手前でボールを動かされて波状攻撃を受けると、ボックス右でクリアボールを回収したラヒミに深い切り返しから強烈な左足シュートをニアに突き刺された。 耐え切れずに痛恨の勝ち越しゴールを許した横浜FMは相手の攻勢を何とか撥ね返しながら、少ないチャンスをモノにすべく粘り強く戦う。79分にはヤン・マテウスを下げて個で局面を打開できる宮市亮を最後の交代カードとして切った。 だが、序盤から守備に走らされたことで最終盤の勝負所でパワーを出せずにいると、10分が加えられたアディショナルにはGK白坂のクリアミスを含め途中出場のコジョ・ラバに2点を叩き込まれて万事休す。クラブ悲願のACL初制覇の夢は潰えた。 一方、アル・アインは2002-03シーズン以来、通算2度目のアジア制覇を成し遂げている。 アル・アイン 5-1(AGG:6-3) 横浜F・マリノス 【アル・アイン】 ラヒミ(前8、後22) アレハンドロ・ロメロ(前34)【PK】 コジョ・フォ=ドー・ラバ(後45+1、後45+6) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前40) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが冷静に決めた貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/YwwvNOofgg">pic.twitter.com/YwwvNOofgg</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794410557933584784?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 03:19 Sun

いざアジアの頂点へ! 予期せぬチケット問題も…横浜FMが試合前からアル・アインと戦い、チケットを追加で確保「涙出る」「努力に感謝します」

アジアの頂点を決める戦いはこのあと25日の25時にキックオフを迎える。 近年Jリーグで優勝争いを続ける横浜F・マリノスは、クラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に向けて決勝2ndレグをアウェイで戦うこととなる。 相手はUAEの強豪アル・ナスル。1stレグは日本で行われ、2-1で横浜FMが逆転勝利を収めていた。 悲願のアジア制覇へアウェイでの戦いに臨む横浜FMだが、試合を前にトラブルが。当初2000枚が予定されていたチケットの割り当てが、直前に1000枚に減少。すでにUAEへと旅立っていたサポーターもおり、現地に入ってもチケットがない可能性が浮上していた。 そして実際に現地まで訪れていたサポーターでチケットがない人が出てしまうことに。これに対し、多くの人が試合を観られるように動いていた中、クラブも粘り強く交渉していた。 横浜FMは試合当日に「重要なお知らせ」とし、アル・アインとの交渉を続けてきた結果、40枚を追加で割り当てられることが決定したと報告。試合前から相手と戦っているなか、しっかりとその努力が報われる形が出ていた。 ーーーーーー 【重要なお知らせ】 本日開催される ACL 2023/24 決勝 第2戦 アルアイン戦チケット落選者の皆さまへ 現地に滞在されている皆さまにチームへのサポートをお願いしたく、相手クラブとの交渉を続けて参りました。 その結果、救済措置として現在40枚のチケットがご用意できました。さらに枚数を確保すべく相手クラブとの交渉は続けて参ります。 この度は私たちをサポートしていただける多くの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をお掛けし、大変申し訳ございません。 心よりお詫び申し上げます。 集合場所 : Hazza bin Zayed Stadium 9ゲート前 時間 : 現地時間18:00 席種 : アウェイ側ゴール裏、メイン側を予定 ※応募者多数の場合には抽選を行います。 ※既にチケットをお持ちの方は対象外となります。 ※メイン側の席種はホーム席の可能性があります。観戦ルールの厳守をお願いいたします」 ーーーーーー 日本で見守る横浜FMファンも何かできないか策を考えたり、現地を訪れるサポーターが試合を見られるように願う事態に。 横浜FMもクラブとして粘り強い戦いを続け、40枚でも確保したことは素晴らしい出来事と言えるだろう。 ファンも「涙出る」、「流石!!」、「努力に感謝します」、「現地のみんなにチケットが渡りますように」、「本当に有難い」、「絶対勝つ!!」とコメントを寄せている。 キックオフが近づいた中、どういう結末になるかは不明。選手たちはスタジアムに到着し、着々と準備を進めている。アジアの頂点に横浜FMが立てるのか、試合は25時にキックオフを迎える。 <span class="paragraph-title">【動画】横浜FMの選手たちが決戦のスタジアムに到着!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/fmarinos?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#fmarinos</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/ACLFinal?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ACLFinal</a> <a href="https://t.co/2sBdAocxuQ">pic.twitter.com/2sBdAocxuQ</a></p>&mdash; 横浜F・マリノス (@prompt_fmarinos) <a href="https://twitter.com/prompt_fmarinos/status/1794371503804596622?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【煽り動画】いざアジアの頂点へ! 横浜FMが最後の戦いに挑む!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="ZSma-QRyRHQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.25 23:37 Sat

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