「ホッコリする」チャビ監督と元同僚の試合中のハグ&頭ポンポンに反響「ジーンときた」

2021.12.22 20:01 Wed
Getty Images
21日に行われたラ・リーガ第4節延期分のバルセロナvsセビージャの一戦で微笑ましい場面が生まれた。11月にバルセロナの指揮官に正式就任したチャビ・エルナンデス監督。立て直しを図る中、前節のアトレティコ・マドリー戦の勝利に続いて就任後初の連勝を目指した。
リーグ2位のセビージャ相手に、バルセロナは先制を許すも、DFロナルド・アラウホのゴールで同点に。さらに、64分には相手DFジュール・クンデが一発退場となったことで数的有利になったが、チャンスを生かすことができないまま1-1で試合を終えた。

連勝を逃したバルセロナだが、セビージャ戦の最中にはクレ(バルセロナサポーターの愛称)をほっこりさせる場面が。セビージャがFKを獲得したシーンで、セビージャのMFイバン・ラキティッチがタッチライン際で倒れた。

偶然にもそこはテクニカルエリアに出ていたチャビ監督の目の前。チャビ監督の現役時代にバルセロナで過ごした最後のシーズンとなった2014-15にプレーした元同僚に対し、チャビ監督は右手を差し伸べるとラキティッチを引き上げ、その流れで軽いハグをかわしていた。
わずか数秒の出来事ではあったが、2人の仲の良さが伺える場面には、ファンも「いいシーン」、「ジーンときた」、「エモい!」、「ホッコリするね」と反応していた。

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