18歳の若さでこの世を去ったバラック氏の次男に、パートナーが哀悼のメッセージ

2021.08.09 20:30 Mon
Getty Images
ドイツ代表MFのミヒャエル・バラック氏(44)の次男に、父の長年のパートナーがメッセージを送った。5日、かつてバイエルンチェルシー、レバークーゼンで活躍したバラック氏の次男、エミリオ・バラック(18)が四輪バイクの事故で逝去したと伝えられた。
事故はバラック氏が数年前にリスボン南西のトロイアに購入した家の近くで発生。エミリオは事故当時にクアッドバイクの車両から消防士によって救出されたが、その後に死亡が確認されたとのことだ。

2002年に生まれたエミリオはバラック氏が前妻のシモーネ・ラム(45)との間に設けた3人の息子の内の一人で、兄弟には1歳違いの兄であるルイ、4歳下の弟であるジョルディがいた。

バラックの家族はまだエミリオの死について公に何かを伝えてはいない。ただ、長年交際を続けているナターシャ・タヌスさん(37)が自身のインスタグラムで哀悼の意を示している。
「私が最初にあなたに会ったとき、あなたは12歳でした。信じられない性格で、いつも人気がありました」

「とても魅力的で、かくれんぼを1日4回するように頼んだり、にらめっこをせがんだりしてきました」

「私はまだサマーキャンプの話を思い出して笑ってしまいます。あなたはただみんなを笑わせて、笑顔をもたらてくれました」

「私は人生で、決して争わず常に人々を助けようとするティーンエイジャーを見たことがありません。いつも真ん中に立って、パシフィケーターのように振る舞います。あなたは信じられないほどでした」

「私はあなたがどんな努力をしても成功するだろうと確信していました。あなたが持っているもの。あなたの人生全体。しかし、それは短すぎました。失われてしまいました」

「この悲劇を説明する言葉はありません。とても恐ろしい悪夢です」

「あなたは太陽の光でした。あなたはもういない、不公平ではないですか?」

「唯一の慰めは、あなたに会えたこと、とても恵まれていることです。そして幸運にも5年近く多くの時間を過ごしました」

「試験前にビデオゲームをプレイし続けることを許可したり、今思えば、もっとしてあげられることがあったのかも…」

「あなたは青春を天使のように生きてきました。そして、あなたは去りました。私はエミリオ、あなたのために祈ります」

「この非常に困難で悲惨な瞬間、私の考えはあなたの両親、ルイ&ジョルディ、オマ&オパ、家族とともにあります」

「どんな言葉も慰めにはなりません。エミリオ、あなたは私たち一人一人に永遠に触れています。あなたは今、誰の心にも癒せない傷跡を残しています。いつまでも」

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ミヒャエル・バラック氏に悲劇…18歳の次男エミリオが交通事故で急逝…

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力なく敗れたドイツを酷評するバラック氏「チームは無気力かつ無力であり、何もしなかった」

元ドイツ代表MFのミヒャエル・バラック氏が、ユーロ敗退となった母国チームを辛辣に批判した。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。 ドイツは29日に行われたユーロ2020ラウンド16で、イングランド代表と対戦。過去の対戦成績を見ても相性のいい相手だったが、後半先制点を許す展開に。その後の反撃も振るわず、さらなる失点を喫するとそのまま0-2のスコアで敗れた。 この結果、ドイツのユーロはラウンド16で終了。この大会を最後に退任となるヨアヒム・レーブ監督の花道を飾ることはできなかった。 試合後、ドイツ『MagentaTV』に出演していたバラック氏は、代表チームのパフォーマンスを酷評。積極的な姿勢を見せなかった選手や、交代で後手に回ったレーブ監督を批判している。 「チームは無気力で無力だった。前半は解決策が見つからなかったのか、不必要に引いてしまったのは明らかだね。我々は試合のなかであまりに何もせず、相手を楽にさせてしまった。そして、イングランドの弱点を突くこともできずじまいだ。なぜ監督は交代カードを切るのにあれほど時間をかけたのか、理解できない」 同じく『MagentaTV』に出演していた元ドイツ代表FWのフレディ・ボビッチ氏も、バラック氏の意見に同調。チームが勝利に向け勇気を示さなかったことを残念がっている。 「チームは敗退して当然だったと思う。勇気を示すことはなかった。失点後も、1つのチャンスを除けばピッチ上で何も起こらなかったね。とても受け身だった。代表チームが準々決勝進出のチャンスを逃したことは、非常に残念だ」 2021.06.30 16:37 Wed

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アウグスブルク、クロアチア代表GKラブロビッチを獲得

アウグスブルクは11日、リエカのクロアチア代表GKネディリコ・ラブロビッチ(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの5年間となっている。 2021年夏からリエカでプレーするラブロビッチは今季、国内リーグ35試合に出場。30失点に抑え、18度のクリーンシートを達成していた。 3月には代表デビューを飾り、ユーロ2024に臨むクロアチア代表のメンバーにも選出されている。 アウグスブルクでは今季、マインツより加入のフィン・ダーメンが正GKを務めていたが、ブンデスリーガ31試合出場52失点、クリーンシートは3度とやや厳しいスタッツに終わっていた。 2024.06.12 07:00 Wed

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