サッスオーロで主軸、三橋眞奈がチームに別れ「私にとって家族のような存在」

2022.07.12 20:25 Tue
Getty Images
サッスオーロ女子のMF三橋眞奈(27)がチームを離れ、新たな挑戦に臨むと明かした。年代別の代表やユニバーシアード日本女子代表の経験を持つ三橋は、2019シーズンを最後にマイナビベガルタ仙台レディース(現:マイナビ仙台レディース)を離れ、2020-21シーズンにサッスオーロへ加入した。
6番を背負ってセンターバックやボランチとして加入初年度からリーグ戦で全試合フル出場。チームは2位・ミランと勝ち点「1」差の3位に終わり、惜しくも女子チャンピオンズリーグ(UWCL)出場権を逃したが、躍進を支える1人となった。

2年目の昨季も主力として存在感を発揮。トータル42試合に出場し、3得点という数字を残している。

現在は帰国中で、6月19日にはPROTAGONISTAの一員として女川スタジアムでのチャリティーマッチに参加。2日にはスペランツァ大阪のトレーニングにも顔を出していた。
インテルローマ行きの噂も囁かれている三橋は12日に自身のインスタグラムを更新。「感謝」と題し、イタリア語と日本語でチームへの想いと別れを告げた。

「この2年間は私にとって新しい経験で、最初は言葉が分からない私をチームメイトやスタッフは親切に助けてくれました」

「まさに私にとって家族のような存在です。この決断は本当に難しいものでしたが、新たな環境での挑戦を選択しました」

「イタリアを大好きになったのもサッスオーローのお陰です。本当にありがとうございました。大好きです。三橋眞奈」

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