コラム

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【J1クラブ通信簿】中村航輔ら若手の成長曲線と共に躍進《柏レイソル》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第15弾は4位でフィニッシュした躍進の柏レイソルを総括する。 ◆シーズン振り返り(C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●ハイプレス的中 ●太陽王のDNAを継ぐ若手に確かな成長曲線 ●2000年以来17年ぶりの8連勝 ●目標を「勝ち点60、ACL出場権獲得」から「J1優勝」に上方修正 ●成長の跡を示す4位フィニッシュ▽昨年に引き続き「柏から世界へ」のスローガンを掲げた下平隆宏体制2年目の柏。太陽王のDNAを受け継ぐ若手の活躍と共に、優勝争いにも絡む充実したシーズンを送った。 ▽序盤戦は、開幕から6試合で2勝4敗とスタートダッシュに失敗。だが、ここからの巻き返しが凄まじく、ポゼッションサッカーの中にハイプレス戦術を取り入れ、第7節から続いた8連勝を含む10戦無敗で一時は首位に立ち、優勝争いに名乗りを上げた。 ▽その中で、GK中村航輔らアカデミー育ちの若手が急激に成長を遂げ、首位の鹿島アントラーズを2ポイント差で追う11勝1分け5敗の3位で前半戦を終了。若手の著しい成長曲線が柏の躍進の原動力となり、前半戦の大きなトピックを飾った。 ▽だが、目標を当初の「勝ち点60、ACL出場権獲得」から「J1優勝」に上方修正した後半戦は、課題とする勝負どころの詰めの甘さを露呈。第17節から19節の1分け2敗、第28節から31節の2分け2敗が響き、優勝争いから脱落した。 ▽それでも、最終的には天皇杯の結果次第でACL出場権が転がり込んでくる4位締め。2011年以来のJ1制覇とはならなかったが、天皇杯でベスト4まで勝ち残っており、元日決勝を制するとなれば、より実り多き1年になる可能性がある。 ◆チームMVPGetty ImagesGK中村航輔(22) 明治安田生命J1リーグ34試合出場(先発34試合)/33失点▽躍進の中心にいたのが中村だ。ホームの日立台を煌々と照らし続けたユース出身の若き守護神は、武者修行先のアビスパ福岡から復帰して2年目の今シーズン、自身初の全試合フルタイム出場。神がかったショットストップもさることながら、ポジショニングや反射神経にも磨きがかかり、GKの評価を左右する失点数においても試合数以下にとどめる充実のシーズンを過ごした。 ▽また、その活躍により、Jリーグベストイレブンを初受賞を果たしただけでなく、日本代表としてもデビュー。この調子でいけば、日本代表の正守護神の座を射止める日はそう遠くないかもしれない。 ◆補強成功度「B」(評価:S〜E)Getty Images▽今シーズンの補強も申し分なかった。チーム内に無駄な不満分子を生むことのない適材適所を確実に埋めるピンポイント補強で、チームの底上げに成功。FWハモン・ロペスに関しては、結果的に物足りなさこそあるものの、DF小池龍太が泣きどころだった右サイドバックのレギュラーを掴み、フロント陣の期待に応えた。 ▽また、MF細貝萌やDFユン・ソギョンにおいては、若手が多く在籍するチーム内の競争意識を高めたという面で一定の成果を挙げた。さらに、今夏加入のMFキム・ボギョンに至っては、チームの心臓として才能の片鱗を見せつつあったMF手塚康平の長期離脱をカバーする働きを披露。フロント陣の見極める力が際立った。 ◆総合評価 「A」(評価:S〜E)Getty Images▽優勝争いを演じていただけに、悔やまれるところもあるが、チームとしての成長曲線を考えれば、来シーズンの布石となる成功の1年だった。堂々たるパフォーマンスでチームをリードし続けた中村の圧倒的な活躍により、他の選手の頑張りが薄れて見えるが、DF中谷進之介とDF中山雄太の若きセンターバックコンビを筆頭に、若手多きチームの精神的支柱であるMF大谷秀和、FWクリスティアーノとFW伊東純也の両アタッカーといった各ポジションにおける軸の働きも見逃すことはできない。 ▽来シーズンに向けては、今シーズンの戦いをベースに、チームとしてまだ余りある伸び代をどう伸ばしていけるかがポイントになるだろう。リーグタイトルにあと一歩届かなかった今シーズンを踏まえると、成熟度を高めていく必要がありそうだ。Getty Images▽今シーズンは、地に足をつけた戦いで確実にポイントを積み上げたが、鹿島アントラーズや川崎フロンターレといった強敵の戦いに比べると、試合運びの面で劣る。勢いだけでなく、悪い内容でも勝ち切れる自力を身に付けたいところ。若手の台頭と共に迎えつつある新たな時代をより確固たるものするためにも、チームとしての完成度を極めたい。 2017.12.10 22:02 Sun
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【J1クラブ通信簿】試行錯誤の末に辿り着いた形…リーグ制覇に向け新たな船出へ《横浜F・マリノス》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第14弾は5位フィニッシュの横浜F・マリノスを総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●MF中村俊輔ら主力の大量放出 ●DFミロシュ・デゲネクやMFダビド・バブンスキー、FWウーゴ・ヴィエイラら3人の外国人選手の獲得 ●DF山中亮輔、DF松原健、MF扇原貴宏ら若手の獲得 ●DF中澤佑二がJ1通算連続フル出場記録更新 ●MF齋藤学の長期離脱▽昨シーズン、失意の10位に終わった横浜FMはチーム改革を行った。長年チームを支えてきたMF中村俊輔をはじめ、GK榎本哲也、DF小林祐三、MF兵藤慎剛らを放出。一方で、MFダビド・バブンスキー、DFミロシュ・デゲネク、FWウーゴ・ヴィエイラの3人の外国人選手を獲得し、さらにDF山中亮輔、DF松原健、MF扇原貴宏ら有望な若手の迎え入れも成功させた。 ▽エリク・モンバエルツ体制3年目を迎えた今シーズン、主力を大量に放出したチームは周りの予想に反して開幕から2連勝を飾ると、一時調子を崩したものの、その後は引き分けを挟んで6連勝を飾るなど、6位でシーズンを折り返す。 ▽後半戦に入っても勢いは衰えず、第19節からは6戦4勝無敗の好スタートを切った。一方で、ひとたび崩れると立て直しに時間がかかる脆さも露呈。一度負けると決まってその後の2戦も勝利できないという奇妙なジンクスが1年を通して付きまとった。 ▽シーズン終盤では攻撃をけん引してきたMF齋藤学が右ヒザ前十字じん帯損傷で長期離脱。さらに、チーム内得点王のウーゴ・ヴィエイラが負傷のため一時帰国するなどアクシデントに見舞われたが、うまくポジションを入れ替えたことで大崩れせずシーズンを乗り切った。 ▽最終的に5位という成績で終えた今シーズン。昨季の10位と比べれば上々の結果だが、2004年以来の悲願のリーグ優勝に向けて、クラブはモンバエルツ監督と袂を分かつことを決断。これから新シーズンに向けて新たな船出を切ることになった。 ◆チームMVPGetty ImagesDF中澤佑二(39) 明治安田生命J1リーグ34試合出場(先発34試合)/1得点▽改革を進めるチームにあって変わらずバックラインから支え続けてきたのがこの男だ。39歳という年齢でありながら第17節の大宮アルディージャ戦でJ1通算140試合フル出場の歴代最多記録を樹立。その後も記録を更新し、今シーズンの全34試合にフル出場を果たした。 ▽ミロシュ・デゲネクやパク・ジョンスとコンビを入れ替えながらも前半戦は横浜FMのゴール前に鉄壁を築き、最小失点に貢献した。終盤戦にかけては、疲労のせいか、全体で失点が増えたものの、新戦力が増えたチームがここまで戦えたのも中澤のキャプテンシーがあってこそ。年齢を重ねても知性と経験値で補って余りあるベテランの姿がそこにはあった。 ◆補強成功度「A」(評価:S~E)Getty Images▽補強は成功と言っていいだろう。ミロシュ・デゲネクはパク・ジョンスと入れ替わりながらも中澤の隣できっちりと役割をこなした。ウーゴ・ヴィエイラは一時離脱はあったがチーム最多の10ゴールを記録。ダビド・バブンスキーも後半戦では出場機会は減ったものの、開幕2戦連続ゴールを決めるなど、バルセロナのカンテラ育ちとあって今後の成長に期待できる。 ▽また、松原は右サイドバックでレギュラーを獲得。山中は後半戦から左サイドバックでチャンスを掴んだ。扇原もMF天野純がトップ下にポジションを移してから本職のボランチで起用されるようになり、齊藤やウーゴ・ヴィエイラの負傷離脱によってポジションチェンジを強いられたチームが大きく崩れなかったのも新加入選手の活躍が大きく影響していた。 ◆総合評価 「B」(評価:S~E))Getty Images▽惜しくも来季のACL出場を逃してしまう結果となったが、昨季の順位を考えれば、今シーズンの5位という成績は上々だったと評価できる。なにより、軒並み30歳を超えたベテランたちを放出し、代わりに獲得した外国人選手や若手がチームにフィットしたことで、及第点以上の活躍を残せたことが何よりの収穫だ。 ▽しかし、シーズン中に散見された“脆さ”から目をそらすことはできない。前述のような不安定さは昨シーズンにも見られ、一度崩れると立て直すのに時間がかかってしまっていた。それでも、勝ち始めたときの勢いは凄まじく、リーグ中盤戦の14戦無敗、しかも10勝という記録は優勝した川崎フロンターレに引けを取らない。いかに敗戦から上手くバウンスバックできるかが来シーズンの課題となるだろう。 ▽試行錯誤を繰り返していた前半戦とは打って変わり、後半戦に入って土台はできてきた。選手やポジションを入れ替えることで見えてきた課題と武器は来季以降の横浜FMにとってプラスとなるだろう。” 齋藤やウーゴ・ヴィエイラが負傷離脱していなければ”という思いもあるが、そこはポジティブに捉えるしかない。また、新加入のミロシュ・デゲネクやパク・ジョンスらが、中澤に代わるCBに成長することを期待したい。 ▽モンバエルツ監督の辞任が決定し、来シーズンの横浜FMを誰が指揮するのかは不透明なままだが、今季積み上げたものを崩さず進化させることが出来れば、リーグ制覇も夢じゃないはずだ。 2017.12.10 22:01 Sun
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【J1クラブ通信簿】的確補強によるリーグNo.1堅守への変貌で躍進《ジュビロ磐田》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第13弾は的確補強により躍進を見せたジュビロ磐田を総括する。 ◆シーズン振り返り(C)CWS Brains,LTD【主なトピック】 ●安定した守備組織の構築でリーグ最小失点 ●4バックシステムと3バックシステムの併用 ●FW小川航基、全治8カ月の重傷で早々に今季終了 ●MF松井大輔のポーランド2部のオドラ・オポーレ移籍 ●ドイツ2部カールスルーエからMF山田大記が3年ぶり復帰 ●J1復帰2年目でACL出場権を争うチームに▽名波浩監督就任3シーズン目を迎えた今シーズン、チーム内得点王のFWジェイが退団。一方で、DF高橋祥平やMFムサエフ、MF中村俊輔、FW川又堅碁といった実力者を獲得して、J1復帰2年目を迎えた。 ▽シーズン開幕からDF大井健太郎とDF森下俊ら既存メンバーの安定や高橋、ムサエフといった新加入選手の早期フィットで強固なディフェンスを形成。一方で、ジェイという得点源がいなくなったことやセンターラインが大きく変わったことが響き、序盤こそ不安定な戦いを見せた。しかし、4バックから3バックシステムに変更すると、チームで得点を目指すスタイルの浸透と共に、第7節のサガン鳥栖戦(○2-1)、第8節の鹿島アントラーズ戦(○3-0)と今シーズン初の連勝。さらに第14節のガンバ大阪戦から浦和レッズ、FC東京、アルビレックス新潟を連破して、11年ぶりの4連勝でシーズンを折り返した。 ▽後半戦に入っても、ヴァンフォーレ甲府(○1-0)、川崎フロンターレ(○5-2)を下して好調を維持。第20節のサンフレッチェ広島戦(●2-3)でこそ、連勝が「6」でストップしたものの、昨シーズン残留争いに巻き込まれた一因でもある苦手の夏場をこの黒星のみで乗り越えた。シーズン終盤には開幕当初に採用していた4バックシステムも併用し、チーム事情や対戦相手を加味した戦いで着々と勝ち点を蓄積。わずかにAFCチャンピオンズリーグ出場圏内の3位には届かなかったものの、最終節では連覇に向けて高いモチベーションを持っていた鹿島アントラーズも抑え込み、優勝を阻止する底力も披露した。14度のクリーンシートを達成して、昨シーズンのリーグワースト5位だった50失点をリーグ最小の30にまで減らし、昨シーズンの13位を大きく上回る6位という成績を残した。 ◆チームMVPGetty ImagesDF大井健太郎(33) 明治安田生命J1リーグ32試合出場(先発32試合)/5得点▽リーグ最小失点の堅守を見せたチームの中心にいたのが、今シーズンからゲームキャプテンに就任したベテランの大井だった。併用された4バックと3バックの両システムにも適応力を披露。ディフェンスラインを統率し、身体を張った守備で幾度となく相手攻撃陣の前に立ちはだかった。 ▽また、守備だけでなく、中村俊輔という最高のキッカーを味方につけ、セットプレーでも相手の脅威になり続けた。優れた動き出しと181cmの身長を生かしたヘディングでキャリアハイの5ゴールを記録。攻守において闘志溢れるプレーでチームの躍進を支えた。 ◆補強成功度「S」(評価:S~E)Getty Images▽高橋とムサエフ、中村俊輔、川又の新加入組が主力として躍進を支えた。中でも、中村俊輔は、堅守速攻のスタイルに持ち前のゲームコントロールとセットプレーで攻撃の幅を増加させただけでなく、豊富な経験をチームの意識に還元し、自信を植え付けた。 ▽また、MF松本昌也は18試合出場、MF針谷岳晃はリーグ戦での出場はなかったものの、YBCルヴァンカップで経験を積み、U-20日本代表にも選出。未来への投資も順調で、フロント陣の的確な補強が光った。 ◆総合評価 「A」(評価:S~E)Getty Images▽昨シーズンを上回る成績でシーズン前に掲げた「一桁順位」という目標を達成できたこと高評価。その主因である守備面では、リーグ最小失点と14度のクリーンシート達成で大きな手応えを掴んだはずだ。また、攻撃面でも攻撃陣にも前線からの守備を要求する中で、昨シーズンの37得点を50得点にまで増加。攻守において1ランク上のチームへと進化を遂げた。 ▽また、全体で見ればDF小川大貴や松本、MF上原力也といった若手の突き上げにより、選手層は厚みを増したが、苦しい試合展開時に流れを変えられるようなジョーカー的な存在がいなかった。結果、引き分けは、最多11回を記録したヴァンフォーレ甲府に次ぐ10回。その部分で、上位勢に遅れをとった感が否めない。Getty Images▽来シーズンに向けては名波監督も育成への注力を目指しており、小川航の復帰や筑波大学のFW中野誠也も加入する。リアリストの名波監督がどのようにして選手層を厚くし、チームに上位勢と張り合えるだけの反発力を植え付けるかが来シーズンのカギを握るだろう。 2017.12.10 22:00 Sun
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【J1クラブ通信簿】リーグ戦の低迷でペトロヴィッチ体制に終止符も10年ぶりのACL優勝《浦和レッズ》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第12弾は10年ぶりにACLを制した浦和レッズを総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●6年目でペトロヴィッチ監督解任 ●MF関根貴大がインゴルシュタットへ完全移籍 ●MF長澤和輝が初の日本代表入り ●堀監督就任でACL優勝 ●FW興梠慎三が自身初の20ゴール達成で初のベストイレブン入り▽全タイトル獲得を目標に掲げたシーズンだったが、クラブ最長となる6年目の指揮を任されたミハイロ・ペトロヴィッチ監督が、リーグ優勝が厳しくなった第20節終了後に解任の憂き目に遭った。その要因は、失点の多さに他ならなかった。攻撃に比重を置くあまり、昨シーズン28失点の堅守が崩壊し、リーグワースト3の54失点を数えた。 ▽また、メンバーの固定による勤続疲労も顕著だった。ペトロヴィッチ監督の愛弟子たちは軒並み30歳を超え、シーズン序盤を過ぎるとパフォーマンスが落ちていった。そんな 中で新戦力として機能したのはFWラファエル・シルバのみで、戦力の上積みがなかったことも響いた。 Getty Images ▽ペトロヴィッチ監督の解任でチームは崩壊の一途を辿るかとも思われたが、後任の堀孝史監督が守備をテコ入れ。リーグタイトルが難しい状況だったこともあり、ACLに照準を絞ったことが奏功した。 ▽逆転優勝の望みがほぼないJリーグと国内カップ戦で一部主力を温存しつつ、ACLで最大限のパワーを発揮できるような選手起用を継続。システムもペトロヴィッチ監督の代名詞でもあった[3-4-2-1]から[4-1-4-1]に変更。これがハマり、見事に10年ぶりにACLを制覇。リーグ戦ラスト3試合の上位陣との対戦では、全て0-1で敗れたものの、後半戦の巻き返しで7位フィニッシュ。新シーズンへの方向性も見せた。 ◆チームMVPGetty ImagesFW興梠慎三(31) 明治安田生命J1リーグ33試合出場(先発33試合)/20得点▽昨シーズン記録した14ゴールのキャリアハイをさらに上回る大台の20ゴール乗せを達成した。得点王こそ逃したが、エースストライカーとしての役割を十分に果たした。 ▽シーズン序盤はラファエル・シルバとの好連係で得点を量産し、2度のハットトリックを達成。堀監督就任後はチームが守備に比重を置いたことからゴールが減ったが、それでも持ち前のポストプレーでチームに貢献していた。 ▽出場機会はなかったが日本代表にも招集され、自身初のベストイレブンにも選出。まだまだスコアラーとしての伸びしろを感じさせるシーズンとなった。 ◆補強成功度「C」(評価:S~E)Getty Images▽各ポジションにバックアッパーを補強した印象の今シーズンは、ペトロヴィッチ監督の下でラファエル・シルバがすんなりチームにフィットした。そして、堀監督就任後に途中加入のDFマウリシオ、そしてペトロヴィッチ体制下ではチャンスがなかったMF長澤和輝がレギュラーに定着した。 Getty Images▽生え抜きでファジアーノ岡山から復帰のMF矢島慎也は堀監督の下でチャンスが与えられたものの、活かせず。FWオナイウ阿道、MF菊池大介、DF田村友、GK榎本哲也らは国内カップ戦でチャンスが与えられたが、実力不足だった感が否めない。 ◆総合評価 「C」(評価:S~E)Getty Images▽11年ぶりの優勝を目指したJリーグでは7位と凡庸な成績に終わったが、ACLで10年ぶりの優勝を果たしたことからこの評価とした。ACLでは済州ユナイテッド戦と川崎フロンターレ戦で劇的な逆転劇を見せ、準決勝の上海上港戦、決勝のアル・ヒラル戦と劣勢ながらも粘り強い戦いを見せて優勝をもぎ取った。 ▽とはいえ、過去2年は70を超えていたリーグ戦での勝ち点が49にまで激減したことと、YBCルヴァンカップ、天皇杯といずれも(出場した)初戦敗退に終わったことはいただけない。 ▽ACL王者でありながら、来シーズンは出場できず、国内3大会に絞られる。リーグ戦は2006年、天皇杯は2006年から優勝できていない。ルヴァンカップも昨シーズン13年ぶりに制しただけに、アジア王者としての力を国内で発揮できるか。自ずと目標は国内3冠になるだろう。 2017.12.09 19:00 Sat
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【J1クラブ通信簿】積極補強で昨季以上の成績も躍進ならずの中位フィニッシュ《サガン鳥栖》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第11弾は積極補強に動くも波に乗り切れなかったサガン鳥栖を総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●GK権田修一、FW小野裕二を筆頭に積極補強 ●コロンビア代表FWビクトル・イバルボがレンタルで加入 ●イバルボがシーズン中に退団するもその後完全移籍で復帰 ●MF鎌田大地がシーズン途中にフランクフルトへ移籍 ●第13節の札幌戦で『値段のないスタジアム』チケット販売を実施▽ストーブリーグではこれまで鳥栖を支えてきたGK林彰洋やMF早坂良太らが退団。一方でFWビクトル・イバルボ、FW趙東建、GK権田修一、FW小野裕二、MF小川佳純、DF小林祐三ら実力者を補強し、期待が懸かるマッシモ・フィッカデンティ体制2年目の船出となった。 ▽しかし、開幕戦の柏レイソル戦では1-3で敗戦すると、続く川崎フロンターレ戦でも1-1のドローに終わるなど、序盤から暗雲が立ち込める。第4節のセレッソ大阪戦で初勝利を挙げるが、その後も連敗こそないものの連勝できず。それでもシーズンが進むにつれて調子を上げていくと、第13節の北海道コンサドーレ札幌戦から第17節のヴァンフォーレ甲府戦まで2勝3分けと5試合を無敗で乗り切った。 ▽復調傾向にある中、夏に攻撃のタクトを振るっていたMF鎌田大地がフランクフルトへと移籍。ビクトル・イバルボも契約の問題で一時的にチームを離れるなど、チームの核を失う。また、エースFW豊田陽平も調子が上がらず、小野や水野ら新加入の攻撃陣も結果を残せずに苦しい時期を過ごした。 ▽それでも、夏の移籍市場でビクトル・イバルボが完全移籍で復帰。さらに鎌田の穴埋めとして河野広貴を獲得。また、最終ラインにも韓国代表DFチョン・スンヒョンを迎え入れ、立て直しを図る。 ▽しかし、後半戦も波に乗り切ることができず、連勝は第19節のサンフレッチェ広島戦(1-0〇)、第20節の清水エスパルス戦(2-1〇)のみ。出入りの激しい星取表となった結果、勝ち点を効果的に積み上げることができずにシーズンを終えた。昨シーズンよりは3つ順位を上げたが、もう少し上を目指せた感は否めない。 ◆チームMVPGetty ImagesMF原川力(24) 明治安田生命J1リーグ33試合出場(先発31試合)/7得点▽後半戦で攻撃陣を牽引したFWビクトル・イバルボは結果以上の貢献度はあったと考えられるが、シーズンを通してのMVPはMF原川力にあげたい。今シーズンレンタル移籍で加入した原川は、攻守にわたってチームに貢献。得点は7とチーム最多であり、数字も残すことに成功した。 ▽特筆すべきはキック精度。今シーズンは直接FKを3本沈めた他、クロスやパスの精度も高く、前線でパワーをもたらす豊田やビクトル・イバルボ、趙東建を上手く使っていた印象だ。また、FW田川享介のスピードも生かすパスを連発。サイドを使った攻撃にも彩りを添えた。 ▽川崎フロンターレからの完全移籍も決定した来シーズンは、更なる核となることが期待される。司令塔として鳥栖を牽引し、ACL出場権獲得、優勝争いへのキーマンになる可能性も秘めている。 ◆補強成功度「C」(評価:S~E)Getty Images▽ストーブリーグでの大型補強は、今シーズンの躍進に期待できる内容だった。実際に川崎Fからレンタル移籍で加入した原川は中盤で代えの利かない選手として33試合に出場し、チームトップの7得点をマーク。ビクトル・イバルボも途中は登録を外れる期間がありながらも25試合5得点を奪った。さらに守護神・林が抜けた穴はGK権田修一がしっかりと埋めた。 ▽活躍が期待された小川は夏の移籍市場で、FW富山貴光とともに新潟へ期限付き移籍。小林は19試合に出場にとどまり、FW趙東建、FW小野裕二もそれぞれ17試合5得点、18試合2得点と結果を残せなかった。DFフランコ・スブットーニは身体の強さこそ見せたが、途中退団となり、総合的には“外れ”が多かった。 ▽また、夏の移籍で獲得した河野も後半戦で7試合の出場に終わり、力を発揮できたとは言えない。チョン・スンヒョンはディフェンスラインの一角に収まったが、全体としてはプラスに働いた補強とは言い難い。 ▽それでも、ユースから昇格した田川には、将来性を感じさせられた。持ち前のスピードを生かし、24試合に出場して4得点。リーグ戦では1試合の出場に終わったが、同じユースからの昇格組であるMF石川啓人もこの先の飛躍が期待される。 ◆総合評価 「C」(評価:S~E)Getty Images▽フィッカデンティ体制2年目として昨シーズンよりも上位でシーズンを終えたことは評価したい。しかし、大型補強を敢行したにも関わらず、成績は安定せず。好不調の波が激しく、目標に掲げていた「継続性のある戦い」はできなかった印象が強い。中でもホームでは11勝1分け5敗とある程度の結果を残しながらも、アウェイでは2勝7分け8敗と内弁慶ぶりを露呈した。 ▽連敗に関しては第24節のG大阪戦(1-3)と第25節の仙台戦(1-4)、第33節の磐田戦(0-2)と第34節の札幌戦(2-3)の2度のみと大型連敗は喫していない。しかし連勝についても第19節の広島戦(1-0)、第20節の清水戦(2-1)の1度だけと、波に乗り切れなかった。 ▽ゴール数に関しては昨シーズンが36ゴールだったのに対して今シーズンは41ゴールと増加。しかしエース・豊田は不調に陥り5ゴールに留まる。原川がチーム内得点王であることを考えると、前線のさらなる奮起があればACL出場権争いに食い込めていた可能性は高い。 Getty Images ▽守備に関しては昨シーズンの37失点から44失点に増加。特にセンターバックはDFキム・ミンヒョクの相方が定まらず、DFチョン・スンヒョン、DF青木剛、DF谷口博之の中で固定できる選手が出てこなかった。特にセットプレーからの失点が目立っただけに、新シーズンの課題の1つとなるだろう。継続した戦いをするのであれば、ある程度メンバーの固定が必要。そういう意味では今シーズンは前線、トップ下、センターバックとチームの軸の部分でメンバーの入れ替わりが激しかったシーズンだったと言える。 ▽それでも、2シーズンを戦いチームのベースは出来上がったといえる。MF高橋義希、MF福田晃斗のハードワーク、DF吉田豊、DF小林祐三、DF藤田優人のサイドバックの攻撃参加、FKやCKからの得点力。更なる上積みができれば、来シーズンはさらに飛躍も可能だろう。 2017.12.09 18:15 Sat
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【J1クラブ通信簿】ポドルスキ加入に沸くもネルシーニョ体制終焉…積極補強実らず厳しい1年に…《ヴィッセル神戸》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第10弾はビッグネーム獲得を実現したヴィッセル神戸を総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●昨季得点王のFWレアンドロが長期離脱 ●元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが加入 ●今季3度目の3連敗でネルシーニョ監督解任 ●東北楽天ゴールデンイーグルス球団社長の立花陽三氏が新社長就任 ●吉田孝行監督の続投発表▽世界的なスタープレーヤー、FWルーカス・ポドルスキの加入で日本国内だけではなく、世界的な注目を集める1年となったが、ネルシーニョ体制3年目で更なるステップアップが期待された今シーズンは期待外れの9位という結果に終わった。 ▽ストーブリーグの時期からポドルスキ獲得報道で沸いた中、指揮官の教え子であるFW田中順也やDF渡部博文、MF大森晃太郎、MF高橋秀人など、各ポジションに実力者を迎え入れ、開幕4連勝と最高の滑り出しを見せた。だが、シーズンが進むにつれて開幕戦で重傷を負った昨季得点王のFWレアンドロの不在が響き攻撃陣が得点力不足に陥った。 Getty Images▽その後も度重なる負傷者の影響で守備を含めた全体の歯車が狂い始め、8月中旬には今季3度目の3連敗を受けて、ネルシーニョ監督の解任および吉田孝行ヘッドコーチの暫定指揮官就任が発表。吉田暫定政権では徐々に復調をみせ、ネルシーニョ監督解任時の11位から2つ上の9位でフィニッシュしたものの、開幕前の期待と費用対効果を考えれば、失望の1年だったと言わざるを得ない。 ▽今シーズンの低迷の要因に関しては、2度の離脱を強いられたエースFWレアンドロを筆頭に度重なる負傷者、3年目を迎えたネルシーニョ監督の求心力の低下なども一因に挙げられるが、ポドルスキやFWハーフナー・マイクをはじめ、期待外れに終わった攻撃陣の不調が一番の要因だ。とりわけ、守備面や組み立て、動き出しの部分で貢献が少ないアタッカー陣が要の決定力を欠き、チーム全体にマイナスの影響を与えていた印象だ。 ◆チームMVPGetty ImagesDF渡部博文(30) 明治安田生命J1リーグ33試合出場(先発33試合)/3得点▽新加入ながらシーズンを通して安定したパフォーマンスを継続し、最終ラインを支えてきた渡部が文句なしのMVPだ。今シーズン、ポドルスキやハーフナー・マイク、大森ら攻撃陣の補強が目立った神戸だったが、蓋を開けてみれば最も効果的な補強となったのが渡部だった。柏時代の恩師ネルシーニョ監督の解任を防ぐことはできなかったものの、持ち味の空中戦の強さ、堅実な守備を武器に得点力不足のチームを粘り強い守備で支えた。 ◆補強成功度「D」(評価:S~E)Getty Images▽Jリーグ屈指の潤沢な資金を惜しげもなく使い、年俸6億円と言われるスーパースター、ポドルスキを始め、ハーフナー・マイク、MF大森晃太郎、FW田中順也、MFウェスクレイら攻撃陣に多くの実力者を獲得した。 Getty Images▽しかし、補強の目玉となったポドルスキは7月加入というエクスキューズがあったものの、わずか5ゴールと期待外れの結果に終わり、攻撃陣の新戦力は一様に苦戦を強いられた。その一方で、DF岩波拓也の相棒として獲得した渡部は期待以上の活躍を見せた。 ◆総合評価 「D」(評価:S~E)Getty Images▽ネルシーニョ体制3年目で昨シーズンの7位を上回るクラブ最高順位更新と初タイトルを目指して大型補強を敢行したことを考えれば、9位という順位は大いに不満が残る。とりわけ、ストロングポイントになると思われた攻撃陣は、昨季得点王のFWレアンドロの長期離脱があったものの、昨季から16得点も少ない40得点と見かけ倒しの低調ぶりだった。 ▽それでも、渡部、岩波、GKキム・スンギュを中心とした守備陣が粘り強い守備をみせるなど、吉田孝行監督代行の下でやや復調傾向を見せたチームは、最終盤に3連敗を喫したものの、まずまずの形でシーズンを終えた。 ▽吉田監督続投となる来シーズンに向けては、より自由を与えられて調子を取り戻してきたポドルスキを中心とした攻撃陣の整備に加え、やや選手層に不安を抱える最終ラインや中盤に効果的な補強を行い、捲土重来のシーズンとしたい。 2017.12.09 18:00 Sat
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【J1クラブ通信簿】2年連続無冠、ブーイングに包まれながら長谷川体制終焉《ガンバ大阪》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第9弾は長谷川体制のラストイヤーを10位でフィニッシュしたガンバ大阪を総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●U-20日本代表MF堂安律が今夏、フローニンヘンに期限付き移籍 ●主力に故障者続出 ●FWアデミウソンが絶不調 ●シーズン途中に長谷川健太監督の今季退任を発表 ●クラブワースト記録を連発 ●2012年以来の二桁順位で終了▽ホーム最終戦でのサポーターの大ブーイングが長谷川体制ラストイヤーの評価を物語る。最終成績は11勝10分け13敗(勝ち点43)の10位。2013年に長谷川健太監督が就任以降、2014年に国内三冠(J1、天皇杯、Jリーグカップ)を達成するなど、毎年のように終盤のタイトル争いに絡んできた“西の雄”だったが、今年は2012年以来の2桁順位に終わり、一時代の終焉を告げるシーズンとなった。 ▽序盤戦こそ苦手の春先を乗り越え、一時は首位に立つなど4位でターンしたが、後半戦によもやの大ブレーキ。成長をチームの結果に還元しつつあったMF堂安律の途中退団や、守備の要として出色ぶりが際立ったDFファビオら主力の相次ぐ故障離脱、FWアデミウソンの絶不調といった数々のエクスキューズがあるにせよ、クラブのブランド力や歴史、総タイトル数を鑑みても、あまりにも酷すぎた。 ▽後半戦の獲得勝ち点数は、総合順位で最下位の大宮アルディージャと並び18チーム中最低の11ポイント。9月の長谷川監督退任発表後は、「公式戦13試合未勝利」、「リーグ戦10試合未勝利」、「リーグ戦19試合連続失点」とクラブワースト記録を連発。結果的に、クラブ上層部のシーズン中盤での監督交代発表という決断は、“早過ぎた”と言わざるを得ない。チーム全体で迷走ぶりを極めた。 ◆チームMVPGetty ImagesMF井手口陽介(21歳) 明治安田生命J1リーグ30試合出場(先発29試合)/4得点▽チームが混迷を極めた中、個人として煌々と輝き続けたのがMF井手口陽介だ。今シーズンから背番号8を背負った21歳の怪物は、30試合に出場して4ゴールをマーク。序盤こそ負傷離脱した時期もあったが、無尽蔵のスタミナと攻守の積極性を武器に、G大阪でMF遠藤保仁とMF今野泰幸による聖域を奪っただけでなく、代表でも「欠かせない選手」に成長を遂げた。その結果、今年ベストイレブンを初受賞。今冬の海外移籍にも注目が集まる自身のサッカー人生にとって、大きな意味を持つシーズンになったに違いない。 ◆補強成功度「C」(評価:S~E)Getty Images▽日本代表に選出されたDF三浦弦太は、その事実が示すとおり、期待値以上の活躍を披露。ファビオに関しては、シーズン途中の故障が痛かったが、離脱前まで三浦と共に身体能力を生かしたセンターバックの一角としてフル回転していただけに好印象だ。また、終盤にトップチームで出番を増やしたMF中原彰吾の台頭も来シーズンに向けて評価すべきだろう。 ▽一方で、MF泉澤仁とMF井出遥也の両アタッカーは、前線にも守備のタスクを求める長谷川監督の下、持ち場を固めることに苦戦。シーズン前に噂されながら今夏に加入がずれこんだFWファン・ウィジョにおいては、戦術を理解し切れていない中でも潜在能力を示していただけに、13試合3ゴールという成績でも「開幕前に加入していれば」と同情の余地がある。 ◆総合評価 「E」(評価:S~E)Getty Images▽毎シーズンの優勝争いが義務付けられたクラブであることを考えると、今シーズンの戦いぶりは不甲斐なさ過ぎた。その要因として、生え抜きで働き盛りだったMF阿部浩之とMF大森晃太郎の流失を含むフロントの不穏な戦力入れ替えを指摘したいところだが、長谷川監督の偏りすぎた堅守速攻スタイルにも今シーズンの低迷を引き起こした責任がありそうだ。 ▽長谷川監督が指揮して以降、G大阪は西野朗前監督時代の「取られたら取り返す」攻撃的なスタイルを一新。チーム全体にハードワークを求める守備的なスタイルを落とし込み、4つのタイトルを獲得した。だが、それはFW宇佐美貴史とFWパトリックのスペシャルな存在が前線にいたからこそ成り立ち、彼らを失った今、そのスタイルはボヤけて映る。 Getty Images▽そのなかで、長谷川監督の信頼を勝ち取ったFW長沢駿が全34試合に出場してチームトップの10ゴールと奮闘。だが、周囲を生かすプレーでの貢献度が低く、タイトルを狙うクラブのストライカーとしては不適任さが否めない。既にポテンシャルを秘めたファン・ウィジョがいるが、頼りになるストライカーの獲得が今オフの最大のテーマになるだろう。 ▽そして、来シーズンからレヴィー・クルピ氏が監督に就任する。かつてセレッソ大阪でMF香川真司やMF山口蛍らの才能を見出した名伯楽であり、攻撃的なサッカーの志向者でもあるブラジル人指揮官の下、G大阪は失った立ち位置とスタイルをどう再確立していくのか。常勝を求められる関西の雄に2年連続の躓きは許されない。 2017.12.08 22:20 Fri
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【J1クラブ通信簿】「北海道とともに、世界へ」16年ぶりの残留、J1定着&更なる飛躍を感じさせる《北海道コンサドーレ札幌》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第8弾は悲願のJ1残留を果たした北海道コンサドーレ札幌を総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●昨季J2優勝を果たし5年ぶりにJ1リーグ参戦 ●主力選手の慰留に成功し意図の明確な補強を敢行 ●イングランド人FWジェイ、“タイのメッシ” MFチャナティップが7月に加入 ●2試合を残した時点で16年振り2度目の残留に成功 ●ミハイロ・ペトロヴィッチ氏の来季監督、現・四方田修平監督のヘッドコーチ就任が報道▽昨シーズンJ2リーグで優勝を果たした札幌は、クラブ20周年の節目で5年ぶりにJ1に参戦。MF堀米悠斗をアルビレックス新潟に放出した以外は、FWヘイスやFW都倉賢を慰留し、DF福森晃斗を完全移籍で継続して確保するなど主力の流出を回避する。さらに、MF兵藤慎剛、MF早坂良太、DF横山知伸などハードワーカーかつユーティリティ性のある選手を堅実に補強した。 ▽そして迎えた開幕戦。J1でも引き続き3バックを機軸としたハードワーク、カウンターからのチャンスメイクを基本として戦う札幌だったが、序盤から洗礼を浴びることに。開幕戦でベガルタ仙台に競り負けると、第2節の横浜F・マリノス戦では0-3で敗北と連敗を喫する。 ▽ホームでは上々な戦いを続けつつもアウェイでの敗北を重ねると、アウェイの連戦が2つ組まれた第11節~第16節の期間に6連敗とどん底に。しかし、第17節の昇格組対決である清水エスパルス戦に1-0で勝利すると、徐々に調子は上向いた。 ▽中断明け、第19節の浦和レッズをホームに迎えた試合では、夏加入のMFチャナティップ・ソングラシンとFWジェイが初出場して持ち味を発揮。ジェイの初弾を含む2発を浴びせて2-0で勝利することに成功した。 ▽そこからリーグ終了までは、最終順位の高かったチームとの試合こそ落としたものの、粘り強く勝ち星を積み上げていく。特に第29節で柏レイソルに3-0の快勝を収めた次の試合では、FC東京のホームに乗り込んでアウェイ初勝利を果たした。残留争いの壁を越えた印象の強い第29節から最終節までの6試合では5勝1敗で駆け抜け、アウェイでも3連勝。ジェイはその間8得点と躍動し、11位でシーズンを終えた。 ◆チームMVP(C)J.LEAGUE PHOTOSDF福森晃斗(24) 明治安田生命J1リーグ33試合出場(先発33試合)/3得点▽後半戦で決定的な活躍をみせたFWジェイも推したいが、シーズンを通しての貢献で選出。昨シーズンも主力として活躍した福森は、「札幌が自分を成長させてくれた。J1で結果を出して感謝の思いを示したい」と語り、浦和からのオファーを蹴って札幌に残留。そして、「J1で結果を出す」というその言葉を見事に成就してみせた。 ▽この選手を記述する上で第一に触れなくてはならないのは、その左足の精度だろう。3バックの左CBに入ることが多い福森は、最前線のFW都倉にピンポイントで高精度のフィードを供給。ワンステップで多彩なキックを蹴ることができるため、J1のプレッシャーの中で札幌の攻撃の多くは彼から始まる形となっていた。 ▽セットプレー時には、ジュビロ磐田のMF中村俊輔に近い期待感を抱かせる。第18節大宮アルディージャ戦での活躍は、特に印象的だ。残留に向けた直接対決と評されていたこの試合で、札幌は終盤まで2点のビハインドを追う展開を強いられてしまう。しかし、福森が81分、96分と立て続けにFKを沈める大車輪の働き。1試合で直接FKを2発決めたJ1史上7人目の選手となり、チームの最重要選手であることを改めて示した。 ▽さらに、守備面においても確かに向上している。昨シーズンは、チェックに行く余り失点に絡む場面も少々みられた。しかし、今シーズンは相手を追い込むような形の冷静な対応も目立ち、J1の舞台に適応してみせた。リーグ屈指のディフェンダーでありながら、成長を続けている選手だ。 ◆補強成功度「B」(評価:S~E)Getty Images▽明確なプランを持って実行した補強が的中している。中盤の中央ではMF兵藤慎剛が複数ポジションをこなしつつ経験を与え、MF早坂良太、FW菅大輝、DF石川直樹はウィングバックで規律に沿ったプレーを実行。DF横山知伸はディフェンスラインに欠かせない選手となり、DF菊地直哉、DFキム・ミンテも選手層に厚みを与えた。 (C)J.LEAGUE PHOTOS▽そして、金脈を掘り当てたとも表現できるのが夏に加入したFWジェイとMFチャナティップだ。ジェイは加入後の14試合(10試合に先発)に出場して10得点を記録。この選手のゴールで勝ち点を得ることも多く、期待値を上回る活躍を披露し、残留に多大なる貢献をした。 ▽また、チャナティップは華のある巧みなボールコントロールで、堅守速攻だった札幌の戦術に深みを作った。出始めの数試合こそ、やや守備面で適応に苦しんだものの、経験を重ねるごとに向上。どのチームも彼への対応は簡単ではなかったはず。 ▽一方で、FW金園英学やDF田中雄大はあまり出場機会を確保できず。金園に関しては、開幕時点で危惧されていたとおり、FW都倉やFWヘイス、FWジュリーニョら昨シーズンからの主力組に割って入ることは叶わなかった。田中もシーズン途中の負傷離脱が大きく、離脱後は出場がなかった。 ◆総合評価 「B」(評価:S~E)Getty Images▽札幌の今シーズンの目標が残留であったことは明白だ。そして、着実にチームのレベルを向上させることで目標を達成。実に2001年以来16年ぶりに残留を果たしていることは、それ1つでこのクラブにとって非常に大きなトピックだろう。 ▽2001年には当時の16チーム中で年間11位、翌シーズンは最下位で降格となった。次にJ1に昇格した2008年には現在と同じ18チームで戦い、4勝6分け24敗の勝ち点18で最下位に沈み降格。2012年にも4勝2分け28敗の勝ち点14に終えて降格を喫したが、11位で終えた今シーズンは12勝7分け15敗で勝ち点を「34」積み上げた。この数字を見比べると、クラブ史上最高成績のシーズンになったとも評価できる。 ▽シーズン序盤は苦しい戦いを強いられたが、あまり大敗することはなく虎視眈々と力を付け、中盤ごろから徐々に開花。順位の近い相手との試合を落とすことが減少し、戦術に幅を持たせ始めていく。そして、リーグ最終盤には苦手としたアウェイ戦も克服した。 ▽目に見える形で向上した札幌は、最終節のサガン鳥栖戦に3-2で勝利した後、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の招へいが報じられた。功労者たる四方田監督はヘッドコーチとしてクラブに残ることが濃厚で、更なる飛躍へ基盤を固めている。「北海道とともに、世界へ」このスローガンの実現に向けて、札幌は今シーズン大きな一歩を踏み出した。 2017.12.08 22:10 Fri
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【J1クラブ通信簿】後半戦は新スタイルが浸透、来季に繋がったシーズン《ベガルタ仙台》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第7弾は新たなスタイルに着手したベガルタ仙台を総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●第3節ヴィッセル神戸戦は、東日本大震災発生後初めて3月11日に仙台で試合開催 ●第4節柏レイソル戦でJ1通算100勝達成 ●クラブ史上初となるYBCルヴァンカップベスト4進出 ●西村拓真がYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞を受賞 ●期待の新加入・平山相太は度重なるケガで出場なし▽渡邉晋政権下4年目を迎えた今シーズンは、チームの戦い方を大きく変えたシーズンとなった。ストーブリーグでは積極的な補強を行い、これ前の[4-4-2]による堅守速攻のスタイルから [3-4-3]に変更し、能動的かつ流動的な攻撃を仕掛けるサッカーへの切り替えに挑んだ。 ▽開幕2連勝を飾るなど順風満帆の船出となったが、第3節の神戸戦では東日本大震災後、初めて仙台で試合が行われるも0-2で敗戦。第4節の柏戦でJ1通算100勝を達成したが、そこから3連敗を喫し4戦未勝利(1分け3敗)と停滞。1つ白星を挟んで2連敗と不安定な戦いが続き、再び2連勝をするも第15節から第21節までの7試合で3分け4敗と苦戦を強いられた。 Getty Images▽それでもチームは今シーズンのスタイルを貫き続けると、中断期間後の第19節からは徐々にシステムが浸透しイニシアチブを握る試合が増加。相手に合わせたポジショニングや攻撃の仕掛けを続ける展開が増えたが、結果がなかなかついてこない苦しい時期が続いた。 ▽それでも、第31節のG大阪戦で引き分け残留が決定。リーグ戦のみならず、YBCルヴァンカップを利用して若手の経験値もアップさせ、結果以上にチームとして一回り大きくなれたシーズンだった。 ▽シーズン前の補強を考えると1桁順位も期待されたが、結果は昨年と同様の12位。しかしこれまでのリアクションサッカーから脱却し、アクションサッカーへのスタイル変更を考慮すべきだろう。後半戦の戦いぶりが新シーズンに継続され、ワンランク上の選手を補強できれば、1桁順位、ACL出場権獲得も期待できるだろう。 ◆チームMVPGetty ImagesFW石原直樹(33) 明治安田生命J1リーグ31試合出場(先発31試合)/10得点▽今シーズン浦和レッズから加入した石原だがすっかりチームの顔となった。ポゼッション志向となった仙台にとって、前線でタメを作れ、周りを使うプレーができる石原が重宝されたのは納得。前半戦ではクリスランが1トップに入ることもあったが、チームにフィットしてからは、より周りを使ったプレーができる石原が起用された。 ▽監督の期待に応えるように、自身も後半戦だけで6得点をマーク。3年振りの2桁得点を達成するなど、点取り屋としての復活を印象付けるシーズンとなった。期限付き移籍でのプレーだっただけに、新シーズンも留まらせることがチームとしては最優先すべきだろう。 ◆補強成功度「D」(評価:S~E)Getty Images▽守備陣に関しては新加入のDF増嶋竜也が主力として3バックの一角を形成。DF永戸勝也も新人ながら負傷するまでは出色の出来を見せていた。しかし失点数はワースト5であり、数字だけを見ると成功したとは言えない。 ▽中盤ではMF中野嘉大がケガから復帰してポジションを掴むも再び離脱し、そのままシーズンが終了。途中加入のMF野津田岳人、ウイングバックとしてプレーした古林将太もレギュラーとしてチームの力になった。 ▽前線に関しては石原とクリスランが奮闘も、期待されていたFW平山相太は度重なるケガにより公式戦では1試合もプレーできずに、移籍初年度を終えた。補強が失敗だったとは言えないが、シーズン前の期待値を考えるとやや物足りない結果に終わったと言える。 ◆総合評価 「D」(評価:S~E)Getty Images▽チームスタイルの変更に伴い、ボールを奪いに行く攻撃的な守備に変わったことで、昨シーズンは48だった失点数が53に増加した点は、ある程度目をつぶらなければいけない。ただ、期待された得点の部分で、昨シーズンの39得点から微増となる44得点では今の順位も仕方ないと言える。 ▽守備に関して言えば、システムの変更による「ツメの甘さ」が散見された。中でも問題視されるべきは球際の弱さ。ボールを奪いにかかる際の寄せの甘さ、強度の低さにより、簡単にアタッキングサードを攻略される場面が散見された。さらに3バックの両脇に対するケアも甘く、新シーズンに向けて、まだまだ改善点は多い。 ▽攻撃に関しても、改善の余地が多い。シーズンが進むにつれて、アタッキングサードまでボールを運ぶ回数は増えたが、絶対的なフィニッシャーの不在が響いた。ボールを握れても、最後は個の能力がモノを言う。来シーズンはチャンスをゴールに結びつけるストライカーの補強が必要だろう。 ▽西村の台頭は大きく、大岩一貴、奥埜博亮、三田啓貴と中堅どころが力をつけてきている印象が強い。ベースアップを含め、積み上げを行っている仙台。期限付き移籍中の選手をどこまで留められるかが、新シーズンの成績を左右するだろう。 2017.12.08 21:35 Fri
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【J1クラブ通信簿】豪華補強後の許されない低迷・・・最後までチームとしての戦い方示せず《FC東京》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第6弾は大型補強を敢行も下位に低迷したFC東京を総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●日本人最多得点のFW大久保嘉人&昨季得点王ピーター・ウタカら大型補強 ●前半戦で守備の要・主将DF森重真人が全治4カ月の負傷 ●MF中島翔哉がポルティモネンセに期限付き移籍 ●篠田善之監督の解任、及び安間貴義コーチの新監督就任 ●FW石川直宏の引退、DF徳永悠平のV・ファーレン長崎への移籍が発表 ●FW久保建英、MF平川怜の2名がトップチームデビュー▽昨年の7月から指揮を執る篠田監督に率いられて2年目を迎えたFC東京は、年間9位という順位で終えた昨シーズンを払拭するべく大型補強を敢行。FW大久保嘉人、FW永井謙佑、MF高萩洋次郎、DF太田宏介、GK林彰洋ら実力者を続々と獲得し、一躍優勝候補に躍り出た。 ▽そして迎えた開幕戦で、昨シーズン王者の鹿島アントラーズに1-0で勝利。幸先の良いスタートを切ったクラブは、3月には昨シーズンの明治安田生命J1リーグ得点王であるピーター・ウタカを補強し、さらなる飛躍を期待させた。 ▽しかし、4月に入ると昇格組である北海道コンサドーレ札幌に敗北を喫するなど、暗雲が立ち込め始める。その後、3戦連続完封勝利などマッシモ・フィッカデンティ体制時を彷彿とさせるような戦いぶりで盛り返したものの、徐々に得点力が鳴りを潜め始めると第15節から第20節の6試合では3分け3敗。また、その間にはチームの要であるDF森重真人が負傷するなど、最悪の状態で折り返した。 ▽また、夏には攻撃でアクセントになっていたMF中島翔哉がポルトガル1部のポルティモネンセへ期限付き移籍。戦力のダウンに加え、夏の中断期間中にドイツ遠征を行い練り上げた、DF太田宏介やDF室屋成を生かす新システム[3-1-4-2]も機能せず、泥沼の中で篠田監督は退任することに。 ▽さらに、後任に据えられた安間監督は初陣こそ勝利したものの、クラブを立て直すことはできず。同監督の下で得た勝利は初陣の1勝のみに終わり、さらに攻撃に特色を持つ監督であるにも関わらず、就任後の複数得点は無く平均得点は0.67得点と篠田監督時代の1.24得点を大きく下回った。 ▽リーグ終盤にはMF石川直宏の引退、DF徳永悠平の長崎への移籍が明らかに。優勝、AFCチャンピオンズリーグ出場、降格、全てのチャンスとピンチが消滅している中でも、退団する両功労者への花向けに発起が期待されたが、最終節のガンバ大阪戦もゴールレスドローで終了。最後の8試合で4分け4敗と、光明が見出せぬままシーズンを終えることとなった。 ◆チームMVP(C)J.LEAGUE PHOTOSMF高萩洋次郎(31) 明治安田生命J1リーグ30試合出場(先発29試合)/1得点▽数字を参考にすればFW大久保とFWウタカがリーグ8得点で並んでいるものの、チームMVPにはMF高萩を選出。アタッキングサードで攻撃にクオリティを発揮することが持ち味な高萩だが、今シーズンのFC東京ではやや下がり目の位置での起用が目立った。 ▽ゴールに直結するプレーという部分では鳴りを潜めたものの、左右への散らし、ボールを受ける動きという面では持ち味を発揮。さらに特筆すべきは、スペースを埋める動きだ。ややチームとしてのまとまりに欠ける印象の強いFC東京の中で、他の選手のチャレンジ時には細かくポジションを修正。高萩の動きに周囲が連動していれば、もう少々上の順位で終えることも可能だっただろう。 ▽来シーズンに向けてクラブが向上していくためには、最重要選手として捉えるべき選手だと主張したい。今のFC東京に必要なものは何か、といったことを示し続けていた高萩は、チームの崩壊をギリギリの所で止める防波堤のように数字以上の多大な貢献をしていた。 ◆補強成功度「E」(評価:S~E)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽優勝が期待された陣容で、終わってみれば13位。当初からの期待値を考えれば補強は失敗と評価せざるを得ない。しかし最低評価ではあるものの、活躍していた選手もまた今シーズン加入組だ。 ▽MVPに挙げたMF高萩を筆頭として、GK林彰洋はリーグ序盤から中盤にかけて勝ち点に直結するようなセーブを披露。FW大久保、FWウタカはそれぞれ8得点でチーム得点王タイに。FW永井も攻撃の選択肢を増やすという意味では貢献しており、DF太田はセットプレーなどでチームの得点に大きく関わっていた。期待値の高かった加入組は所によりクオリティを発揮していただけに、起用法等のマネジメント面で失敗したという印象を拭えない。 ◆総合評価 「E」(評価:S~E)Getty Images▽幾度も触れなくてはならないのは、豪華な選手層と最終順位のギャップだろう。FW3名、MF5名、DF5名、GK1名の計14名。これは、日本代表経験者の数だ。DF森重やFW大久保を負傷で欠いたとしても、それを低迷の理由にできる選手層ではない。 ▽昨シーズン終盤の勢いを引き継いでか、序盤こそ勝ち星を拾えていたものの、中盤、終盤と日程を消化していくごとに低迷。チームの戦い方をみていくと、守備のプレッシングでは単発で終わることが多いため、相手にかわされる場面が目立ち、ボックス前ではプレスの判断やマークの受け渡しに難が感じられ、ショートパスで崩されるといった状態が散見された。 ▽さらに攻撃面では、FC東京の全37得点の内、約35%の13得点がセットプレーからのものだ。次に多かったのはクロスからの得点で、これは10得点と約25%を占める。確かにキックの精度が高い選手が豊富なため、こういったパターンが多いのは頷けると共に、リーグ3位のセレッソ大阪もかなり近い分布となっている。 ▽必ずしも悪い数字ではないが、併せて考えなくてはならないのは総得点が37得点という部分だ。C大阪の場合はリーグ2位となる65得点を決めており、セットプレーやクロス以外の得点も多い。しかし、FC東京は「攻撃の形」が定まっていないが故に、攻撃の大部分を選手の質に依存していたのではないだろうか。 ▽指揮官交代後、安間監督は篠田監督の終盤の流れを引き継ぎ、チームの布陣をDF室屋やDF太田をウィングに上げる[3-1-4-2]にほぼ固定。だが、この固定が功を奏するかに思えたのは束の間、狙いのはっきりとしたサイド攻撃、アンカーを務めたMF高萩の両脇に空いたスペースに相手クラブが対策を用意し始めると、未勝利の泥沼へと足を踏み入れることとなった。 Getty Images▽さらに、クラブに魂を注入してきたMF石川、DF徳永が今シーズン限りで退団。チームに発破をかけられる貴重な選手が抜けることに。それでもリーグ終盤、第32節では17歳6カ月29日でMF平川怜が、第33節では16歳5カ月22日でFW久保建英がJ1リーグデビュー。確かな才能を持った2名がピッチ上で堂々としたプレーを披露し、新たな時代の幕開けを感じさせた。 2017.12.07 21:35 Thu
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【J1クラブ通信簿】負傷者トラブルで苦戦も最後は名門が意地の残留《清水エスパルス》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第5弾は最終節で意地を見せ、J2からの昇格3チーム目の残留を決めた清水エスパルスを総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●J2で見せた攻撃力は通じず、残留争い ●負傷者トラブル ●前半は守備陣、後半は攻撃陣に問題 ●最終節で名門の意地を見せる ●J1昇格&残留に導いた小林伸二監督を解任▽昨シーズンのJ2リーグで85得点という圧倒的な攻撃力を見せつけ、1年でJ1に返り咲いた清水。今シーズンは負傷者に悩まされたことが大きく響き、最終節まで残留を争うことになった。 ▽前半戦から中盤戦にかけては、主力であるDF犬飼智也とDF角田誠が負傷離脱する時期があり、センターバックを固定できずに守備面で安定感を欠いた。また、新戦力のDFカヌとDFフレイレがなかなかフィットしなかったことも、チームにとって計算外となり、耐久性を欠くチームは前半戦で4勝6分け7敗と苦戦した。 ▽後半戦では、精神的な支柱でもあるFW鄭大世が8月と10月に立て続けに離脱。さらに、攻守にわたってチームに貢献していたMF六平光成の負傷離脱も響き、第26節から第33節の8試合では5敗3分けとチームの成績は落ち込んだ。それでも、最終節で名門の意地を見せてヴィッセル神戸を1-3で下し、辛くもJ1残留を果たした。 Getty Images▽しかし、シーズン終了後に小林伸二監督との契約を解除。クラブをJ1昇格に導き、残留争いに勝利した指揮官と袂を分かつことを決断し、来シーズンは新監督の下で飛躍を目指す。 ◆チームMVPGetty ImagesDF松原后(21) 明治安田生命J1リーグ32試合出場(先発32試合)/2得点▽苦しみ続けたチームにあって、数少ない明るい材料が左サイドバックの新鋭・松原の存在だ。元サッカー選手の松原真也氏を父に、同じく松原良香氏を叔父に持つJリーグ界屈指のサラブレッドは今シーズン、32試合に出場して2ゴールを記録。持ち前の攻撃センスに一層と磨きがかかり、タイミングのいいオーバーラップと鋭い仕掛けから幾度もチャンスを演出した。 ▽また、走力も非凡なものがあり、労を惜しまないアップダウンで清水の左サイドを支えた。さらに、日本人サイドバックとしては珍しく上背もあり、今後の成長が楽しみな存在。守備の安定感やトップレベルでの経験を積んでいけば、日本代表入りもそう遠くないだろう。 ◆補強成功度「E」(評価:S~E)Getty Images▽補強策が功を奏さなかったことも、今シーズン清水が残留争いに巻き込まれた大きな要因だ。DFカヌはチームに馴染むことに苦しみ、DFフレイレも最後まで定位置を掴むには至らず、外国人新戦力がシーズン前の期待に応えることができなかったのは誤算だった。 ▽また、MF野津田岳人もインパクトを残せず、シーズン途中にベガルタ仙台に移籍。そのため、シーズン通じての戦力アップという意味ではGK六反勇治のみという結果。加入後の数試合でポテンシャルの高さを見せたFWチアゴ・アウベスがより一貫性を見せていれば、もう少しチームは楽になったかもしれない。 ◆総合評価 「D」(評価:S~E)Getty Images▽昨シーズンが圧倒的な攻撃力を擁していただけに、やや守備が不安な中でもチームを押し上げられると楽観的に考えた部分もあったかもしれない。しかし、やはりJ1は厳しい場所だと改めて感じさせられたシーズンだったと言えそうだ。 ▽負傷者の多さはエクスキューズとなるものの、得点数が「36」にとどまった一方で、補強で強化を成功させられなかった守備では失点数が「54」。J2からの昇格組が3チーム揃ってJ1残留を決めたことは初の出来事だが、最も下に位置したことを考えれば、より厳しいシーズンになることは明確だ。 ▽新シーズンに向けては、まずは新体制をしっかりと築くこと。出遅れは禁物だ。そして、新監督の戦術プランに基づいた的確な補強が求められることとなり、オフシーズンのフロントの仕事が浮沈のカギを握るだろう。 2017.12.07 19:30 Thu
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【J1クラブ通信簿】バンディエラ退団でチーム崩壊も後半戦の改革で間一髪J1残留《サンフレッチェ広島》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第4弾は終盤の2度の連勝で残留を手繰り寄せたサンフレッチェ広島を総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●佐藤寿人や森崎浩司ら“バンディエラ”の退団 ●塩谷司がアル・アイン移籍 ●森保一監督辞任&ヤン・ヨンソン監督就任 ●パトリックと丹羽大輝のガンバ大阪コンビを獲得 ●土壇場で残留を勝ち取る▽広島の新シーズンは佐藤寿人と森崎浩司の退団から始まった。長年チームの核を担ってきたバンディエラたちからの卒業を決意し、工藤壮人やフェリペ・シウバといった実力者を加え、気持ち新たに迎えた2017年。しかし、蓋を開けてみれば見るも無残な結果となった。 ▽開幕から5戦勝ちなしで調子の上がらない近年の成功者たちは、シーズン半ばにきても改善の傾向がみられず、わずか2勝でシーズンを折り返した。そしてついに7月、5年で3度のJ1優勝を果たした森保一監督が辞任。後任として広島でのプレー経験もあるヤン・ヨンソン監督が就任した。夏の補強期間では、期待外れの工藤に代わる点取り屋としてパトリック、UAEのアル・アハリに移籍した塩谷司の後釜に丹羽大輝をガンバ大阪から獲得し、チームの立て直しを図った。 Getty Images▽迎えた後半戦、夏の補強の効果もあってか少しずつ調子は上向きに。慣れ親しんだ[3-4-2-1]から[4-2-3-1]にシステムを変更すると、新加入のDF丹羽が右サイドバックにフィット。パトリックも工藤からレギュラーの座を奪うなど夏の改革がポジティブに働いた。第26節、第27節にかけては広島にとってシーズン初の連勝を記録。そして、ホーム最終戦となった第33節のFC東京戦で勝利し、J1残留を決めた。 ◆チームMVPGetty ImagesMFアンデルソン・ロペス(24) 明治安田生命J1リーグ32試合出場(先発29試合)/10得点▽攻撃陣がゴール欠乏症に陥る中で1人気を吐いたのがアンデルソン・ロペスだった。開幕前に期限付き移籍期間を延長し、在籍2年目を迎えた同選手は新加入の工藤や皆川佑介、宮吉拓実らが得点を奪えないでいる中、安定してゴールを重ねた。チームワークが売りだった広島において、やや個の力に頼る部分もあったものの、それがチームの助けとなっていたことは間違いない。チーム最多のリーグ戦10ゴールは確実に広島のJ1残留に最も大きな成果をもたらした。 ◆補強成功度「D」(評価:S~E)Getty Images▽まず、シーズン開幕前の主な補強は2人。工藤壮人とフェリペ・シウバだ。前者は特に佐藤の後継者として多くの期待が集まったが、実際に集まったのは不安とため息。その姿を見たのは前半戦だけだった。フェリペ・シウバはレギュラーを掴めず途中出場が多いシーズンだったが、終盤に2戦連続ゴールなど貴重な得点を奪った。 ▽期待外れに終わった工藤に代わり、後半戦からは夏に加入したパトリックが台頭。ゴール数こそ多くなかったものの、4ゴール3アシストで及第点の活躍をみせた。同じく夏の加入となった丹羽は右サイドバックで安定感を示した。丹羽らしい堅実なプレーでヤン・ヨンソン監督の指示を忠実に体現し、広島の新システムにピタリとはまった。FC東京から加入したネイサン・バーンズはプレー機会なし。戦力にならなかった。 ◆総合評価 「D」(評価:S~E)Getty Images▽最低限、残留を決めたことが評価に繋がった。近年の成績と比べれば最低評価でもよいのだが、終盤に見せた意地と底力は評価に値した。それでも、やはり過去5年で3度の優勝を知る者からしたら『どうした!?広島』だった。重鎮たちの退団や昨シーズンのゴールゲッターだったピーター・ウタカの移籍がここまで悪影響を及ぼすとは思いもしなかっただろう。 ▽また、過渡期を迎えたチームが上手くリフレッシュできなかったのもここまで低迷した要因の1つと言える。退団した佐藤や森崎浩らがチームにもたらす影響は大きかったが、そもそも彼らに代わる選手が現れなかったのだ。前線では宮吉や皆川らがゴールを奪えず、中盤では茶島雄介や森島司が噛み合わず攻守で隙が生じた。 ▽それでもチーム改革を行った後半戦は確実に負けは減り、少しずつ勝ち点を重ねていった。目に見えて変わったのは失点の減少。ヤン・ヨンソン監督が3バックから4バックにしたことで、元々守備力の高かった千葉和彦と水本裕貴の守備がより安定感を増し、思うように得点が奪えない攻撃陣を援護した。終盤にかけて勝負強さを発揮したチームは、2度の2連勝でJ1残留を掴み取るなど、不遇のシーズンで最低限の評価を得た。 2017.12.07 19:00 Thu
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【J1クラブ通信簿】6季ぶりのJ2降格…守備劇的改善も深刻な得点力不足響く…《ヴァンフォーレ甲府》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第3弾は終盤に失速し6年ぶりのJ2降格となったヴァンフォーレ甲府を総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●吉田達磨新監督就任 ●J1ワースト記録の6戦連続無得点でクラブワーストの10戦未勝利 ●エース候補のFWウイルソンが途中退団 ●在籍17年のバンディエラ、MF石原克哉が今季限りで引退 ●6シーズンぶりのJ2降格決定▽ベガルタ仙台との今シーズン最終節をFWリンスの劇的ゴールで勝利した甲府だったが、15位の清水エスパルスの勝利によって6シーズンぶりのJ2降格が決定した。これまで毎年のように残留争いを制し、驚異的な“残留力”を発揮してきた甲府だが、一段階上のステージに到達するためポゼッションスタイルを志向する吉田達磨新監督を招へいした。 ▽シーズン序盤では大宮アルディージャ、北海道コンサドーレ札幌に連勝を記録するなど、真骨頂である堅守を軸とした戦いで順調に勝ち点を積み重ね、余裕の残留圏内をキープ。だが、その後は深刻な得点力不足に陥り、第10節のジュビロ磐田戦から第19節の鹿島アントラーズ戦までクラブワーストの10戦未勝利と急失速。さらに、この間にJ1ワーストタイの6戦連続無得点を経験するなど、厳しい時期を過ごした。その後、FWドゥドゥの復調、今夏加入のFWリンスの活躍で盛り返すも、シーズン最終盤のアルビレックス新潟、大宮アルディージャとの直接対決で痛恨の取りこぼし。16位で無念のJ2降格となった。 Getty Images▽J2降格となった最も大きな要因は深刻な得点力不足だ。リーグ戦34試合で23得点という数字はリーグ最小であり、今シーズンのJ1得点王に輝いた川崎フロンターレFW小林悠の得点数と同じ。もちろん、エースストライカー候補として獲得したFWウイルソンの大不振、昨シーズン以上の成績が期待されたドゥドゥの不調が大きかったが、わずか5得点(PK2本は除く)に終わったセットプレーを含め、チームとして得点を取る形を構築できなかったことが響いた。 ◆チームMVPGetty ImagesDFエデル・リマ(31) 明治安田生命J1リーグ31試合出場(先発30試合)/1得点▽苦難のシーズンを過ごした甲府にあって最も印象的なパフォーマンスを披露していたのが、新加入のエデル・リマだ。第4節の大宮アルディージャ戦から3バックの左ストッパーに定着した187cmの痩身DFは、卓越した身体能力と出足の鋭さを武器に対人守備で抜群の強さを見せた。さらに、ボールを持たされる展開において脆さを見せたチームの中で、中盤の選手顔負けの持ち出しや左足の正確なパスでビルドアップやカウンターの局面で存在感を放った。 ◆補強成功度「D」(評価:S~E)Getty Images▽J1最低クラスの限られた予算の中でDFエデル・リマ、MF小椋祥平、FWリンスと要のセンターラインの補強が見事に当たった。その一方で、エースストライカー候補だったFWウイルソンがわずかに2ゴールと期待外れに終わり、シーズン途中にチームを去った。 ▽そのほか、同じく中盤補強の目玉となったMF堀米勇輝もノーインパクト、FWジュニオール・バホスとMFオリヴァー・ボザニッチ、FWビリーと助っ人外国人補強の失敗も痛かった。 ▽ただ、復帰組のDF阿部翔平、DF高野遼、MF島川俊郎、DF小出悠太らもまずまず試合に絡んでおり、限られた予算での補強という意味ではまずまずだったという印象だ。 ◆総合評価 「E」(評価:S~E)Getty Images▽昨シーズンの課題だった守備は58失点から39失点に大きく改善され、失点数だけをみれば、リーグ3位のセレッソ大阪(43失点)より少ないリーグ6位の素晴らしい数字だ。しかし、その堅守と引き換えに、得点数は昨シーズンの32得点を大きく下回る23得点にとどまった。 ▽それでも、昨シーズンに比べて得失点差の大幅な改善、勝ち点自体も1プラスとなり、勝利数も同じ7勝と、ある意味例年通りのシーズンを送ったともいえる。そのため、降格は外的な要因だったという見方もできる。 ▽また、吉田新監督の下でシーズン終盤にかけてはビルドアップなど、マイボール時のプレーにも成果が見え始めていただけに、アタッキングサードでの質の低さが今後の課題だ。 ▽6シーズンぶりのJ2挑戦となるが、2012シーズンに優勝したときに比べて、J2のレベルは格段に上がっており、前線の補強を含めて攻撃面の劇的改善がなければ、1年でのJ1復帰は相当厳しいタスクとなるはずだ。 2017.12.06 22:50 Wed
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【J1クラブ通信簿】ダブル・シルバ流出でクラブ史上初の降格《アルビレックス新潟》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第2弾は終盤に驚異的な追い上げを見せるもクラブ史上初のJ2降格となったアルビレックス新潟を総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●ダブル・シルバの流出 ●三浦文丈監督辞任&呂比須ワグナー監督就任 ●クラブワーストの16試合勝利なし ●クラブ史上初のJ2降格&15年ぶりのJ2▽2004年に昇格して以降、14シーズンにわたって戦ってきたJ1の舞台からついに降格した。MFレオ・シルバ(鹿島アントラーズ)とFWラファエル・シルバ(浦和レッズ)の両主軸が流出したチームは、10試合を終えた段階でわずか1勝に終わり、三浦文丈監督が辞任に追い込まれた。 Getty Images▽その後、呂比須ワグナー監督を迎えるも16試合未勝利のクラブワースト記録を更新と、チーム状態は好転せず。終盤こそ4連勝と粘ったが、2試合を残してのJ2降格が決まった。 ▽降格の要因は主力の流出と、代役の外国人選手たちが機能しなかったことに他ならない。レオ・シルバは鹿島でJ1準優勝、ラファエル・シルバは浦和でACL優勝に、コルテースはグレミオでコパ・リベルタドーレス優勝にそれぞれ貢献したことを考えれば、失った戦力の大きさは計り知れないものだった。皮肉にも、ラファエル・シルバ、コルテースはクラブ・ワールドカップに出場することとなる。 ▽代役として迎えた助っ人では俊足のFWホニこそ戦力となったものの、MFジャン・パトリック、MFチアゴ・ガリャルドはシーズン中に契約解除に至り、後半戦の起爆剤として期待されたFWドウグラス・タンキは2ゴールに終わり、いずれも期待に応えることはできなかった。 ◆チームMVPGetty ImagesMF小泉慶(22) 明治安田生命J1リーグ33試合出場(先発33試合)/2得点▽本職はボランチの小泉だが、シーズン後半戦は右サイドバックとしてチームを支えた。累積警告による出場停止で1試合を欠場した以外はフル稼働し、三浦監督、呂比須監督の両指揮官に多大なる信頼を置かれていた。また、キャプテンを任されるなど22歳ながら精神的支柱としての役割も果たしていた。 ◆補強成功度「E」(評価:S~E)Getty Images▽補強は完全に失敗したと言わざるを得ない。助っ人はホニを除いていずれも期待外れだった。夏には最下位を脱出するべく名古屋からMF磯村亮太とDF大武峻、鳥栖からMF小川佳純とFW富山貴光を獲得も、チームにフィットするのに時間がかかり、低空飛行が続いた。 ▽シーズン前に加入したGK大谷幸輝は正守護神の座を奪い、新人のMF原輝綺は序盤こそレギュラーポジションを確保していたが、後半戦は出場機会に恵まれなかった。大幅な戦力流出を補えなかった点は、J2降格に影響したと言わざるを得ない。 ◆総合評価 「E」(評価:S~E)Getty Images▽リーグ最多失点、ワースト2位の得点では残留を果たすのは至難の業だ。開幕前の予想通り、主力の大量流出があったチームを、J1で指揮を執った経験のない監督が率いて残留できるほど甘くはなかった。 ▽昨シーズンは15位、薄氷のJ1残留と厳しいシーズンとなったものの、オフの動きは鈍かった。前述の通り主力流出を止めることができず、選手の数こそ多くチームに迎えたが、補強失敗から監督の選考まで、結果として何もかもが噛み合わなかった。 ▽最終盤、6戦無敗、4連勝でのシーズンフィニッシュと意地を見せる戦いはしたものの、立役者の1人である呂比須監督は、今シーズンでチームを去ることが決定している。当然の降格という結果に終わったが、久々に戦うJ2の舞台でシーズン終盤の勢いが出せるかは、オフの動き次第。1年前の二の舞にならないことを願うべきだろう。 2017.12.06 22:20 Wed
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【J1クラブ通信簿】不安定さを拭えず、12戦未勝利&最下位でのJ2降格と最悪の結末《大宮アルディージャ》

▽歴史が動き、シーズンが閉幕した2017明治安田生命J1リーグ。最終節まで優勝争い、残留争いが繰り広げられ、最後まで目が離せない白熱したシーズンとなった。 ▽「DAZN」マネーにより、シーズンの成績で今後のクラブ強化に大きな影響を及ぼすこととなった2017シーズン。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブを総括。トピックやチームMVP、補強成功度、総合評価で振り返る。第1弾は失意の最下位でのJ2降格となった大宮アルディージャを総括する。 ◆シーズン振り返り (C)CWS Brains,LTD. 【主なトピック】 ●わずか1得点で開幕6連敗 ●2度指揮官を交代し元鹿島指揮官の石井正忠監督にラスト3を託す ●12戦勝利なしの最下位でJ2降格▽苦難のスタートとなった2017シーズン。開幕当初からメンバーを固定することができず、攻撃の形が全く作れないままシーズンイン。昨シーズン見せた堅守も発揮できず、わずか1得点で開幕6連敗を喫した。第9節の浦和レッズとの“さいたまダービー”でシーズン初勝利を挙げるも勢いは続かず、第13節の柏レイソル戦はミスがらみで大敗。渋谷洋樹監督がこの試合を最後に解任され、コーチの伊藤彰氏が監督に就任した。 ▽伊藤監督は初戦のサガン鳥栖戦で引き分ける(1-1)と、続くアルビレックス新潟戦(〇2-1)、サンフレッチェ広島戦(〇3-0)と連勝。残留に向けて勢いに乗るかと思われたが、その後は自滅する試合も散見され結果が出ず。第22節の新潟戦(〇1-0)での勝利が最後となり、第31節のセレッソ大阪戦後に解任となった。 ▽ラスト3試合を任された石井監督だったが、崩壊したチームを立て直すことは容易ではなく、3試合で8失点無得点。さらに、驚異的な追い上げを見せた新潟にも抜かれ、最下位でJ2降格となった。 ▽最終節では、2004年にJ1昇格を決めた“同期”である川崎フロンターレに大敗すると、初タイトルとなる逆転でのJ1優勝、FW小林悠の得点王&初ハットトリックを目の前で見ることに。厳しいシーズンを象徴するかのようなシーズン閉幕となった。 ◆チームMVPGetty ImagesMF江坂任(25) 明治安田生命J1リーグ34試合出場(先発34試合)/7得点▽最下位でのJ2降格が決定したチームにおけるMVPは「該当者なし」と言いたいところ。強いて挙げるのであれば、全試合先発出場を果たし、チーム最多の7得点と気を吐いた江坂だろう。 ▽加入1年目となった昨シーズンもトップやサイドハーフなど様々なポジションでプレーしたが、今シーズンはより役割が不明確になった印象。ゴールを奪うことに集中させることができていれば、降格という結果は免れたかもしれない。 ▽得点、崩し、組み立てと多くのタスクを与えられたことで、徐々にゴールから離れた位置でプレーすることになってしまったのは残念であり、今後はよりボックス付近でのプレーを期待したい。それでも、シーズン5勝のうち3試合で得点を奪っていることを考えると、エースとしての役割は多少果たしたとも言えるだろう。 ◆補強成功度 「E」(評価:S〜E)Getty Images▽シーズン開幕前に獲得したMF茨田陽生、MF長谷川アリーアジャスール、MF瀬川祐輔、FW大前元紀の移籍加入組では、茨田が唯一レギュラーとしてプレー。瀬川は度重なるケガで計算が立たなかった。フィニッシャーとして期待された大前も25試合で2得点と寂しい結果となった。長谷川もベンチ入りする機会は多かったが、試合で起用される回数は少なかった。 Getty Images▽監督交代後に迎えた夏の補強では、DFキム・ドンス、MFカウエ、FWマルセロ・トスカーノを補強。キム・ドンスは出場がないままシーズンを終え、カウエは14試合1得点、マルセロ・トスカーノは15試合1得点に終わった。残留争いを繰り広げていたライバルクラブに比べ、夏に補強した選手が結果を残せなかった大宮。チームの方向性が決まっていないことが大きく影響したのか、補強はシーズン通して成功したとは言い難い。 ◆総合評価 「E」(評価:S〜E)Getty Images▽昨シーズンはクラブ史上最高位のJ1で5位という結果を残した大宮。選手の入れ替え、スタイルの変更などはあったにせよ、最下位でのJ2降格は評価に値しない。 ▽今シーズンの最大の問題は、セカンドプランがなかったこと。そして、軸となる戦い方を確立できないままシーズンインし、結局最後まで見つけられなかったことだ。 ▽失点の多さが目立ち、守備面に目が行きがちだが、大宮の最大のウィークポイントは攻撃面だ。フィニッシュの精度、得点を奪う形がなかった。そして最大の課題は、単純な「ミス」が散見されたこと。1つ1つのプレーに丁寧さが欠け、攻撃が中途半端に終わってしまうことで、相手の逆襲を受けて失点するといった形が幾度となく見られた。 ▽また、「スピード」が欠けていることもシーズンを難しくした要因と考えられる。パス、プレー判断、オフザボールの動き、攻守の切り替え…単純な走力としての「スピード」も足りていない印象だった。特に、上位陣との戦いでは大きな差を感じたはず。チーム力のなさが最下位になった要因だろう。 ▽最悪の形でシーズンを終え、来シーズンは再びJ2に戦いの場を移す。石井監督の続投も発表され、的確な戦力の維持と補強、そしてコーチングスタッフの招へいと、石井監督がチーム作りをできる環境を整えることが重要だ。 ▽そしてなにより、J1に1年で戻るのではなく、J2に降格しないチームの土台を作れるかどうか。「クラブ」が明確なビジョンを示し、“勝者のメンタリティ”を持つ石井監督とともに選手、スタッフ、ファン・サポーターが真剣に取り組むことができれば、自ずと望んでいる結果がついてくるだろう。 2017.12.06 21:30 Wed
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【イケメンアンケート番外編】C大阪&川崎Fの美女サポーターが選ぶイケメンは?! ルヴァン杯決勝で行われた”もう1つの決戦”

▽埼玉スタジアム2002で4日に行われ、劇的な展開でセレッソ大阪が川崎フロンターレに勝利して幕を閉じた2017JリーグYBCルヴァンカップ決勝。その会場の裏では、両軍の誇る美女サポーターによる、“もう1つの決戦”が行われていた…! ▽ルヴァン杯決勝のカードとなったC大阪vs川崎F。その両クラブはイケメン揃い! ということはサポーターも美女揃いに違いない、という完全無欠な理論を組み立てた編集部のNとHが、決戦の地である埼玉スタジアムに足を運んで、美女探し&イケメンアンケートを敢行して参りました! ▽今回は、両クラブからそれぞれ5名ずつをピックアップした計10名を候補者として、サポーターの方に両クラブから1名ずつの計2名を選んでいただきました! 編集部が選定した候補者は以下の通り。 ◆セレッソ大阪(5名) MF山口蛍 27歳 MF清武弘嗣 27歳 MF山村和也 27歳 FW杉本健勇 24歳 FW柿谷曜一朗 27歳 ◆川崎フロンターレ(5名) DFエドゥアルド 24歳 MF谷口彰悟 26歳 MF家長昭博 31歳 MF大島僚太 24歳 FW小林悠 30歳 ▽それでは、突撃取材の模様をお伝えしていきます! (C)CWS Brains,LTD.[左からめいさん、かほさん]◆川崎フロンターレ めいさん:家長昭博 かほさん:エドゥアルド めいさん:「この中だと家長選手ですね!ダンディな感じ!こんなパパだったら嬉しい!」 かほさん:「顔がカッコイイ!外国人ですし!」 ──この中以外に好きな選手が? めいさん:「憲剛…。 イケメンじゃないけど(笑)」 ◆セレッソ大阪 めいさん:杉本健勇 かほさん:杉本健勇 めいさん:「川崎Fにいた時はまあまあカッコよかった(笑)」 かほさん:「今は敵対心もあってカッコよく見えない(笑)」 (C)CWS Brains,LTD.[ 左からさきんちょさん、あいかぴーさん]◆セレッソ大阪 さきんちょさん:山口蛍 あいかぴーさん:山口蛍 さきんちょさん:「顔がもろタイプ~!」 あいかぴーさん:「猿っぽい顔が良いです!」 ◆川崎フロンターレ さきんちょさん:家長昭博 あいかぴーさん:谷口彰悟 さきんちょさん:「もう顔ですね」 あいかぴーさん:「セレッソ大阪にいた時からカッコよすぎて好きです」 (C)CWS Brains,LTD.[ 左からゆきさん、ゆかさん]◆川崎フロンターレ ゆきさん:谷口彰悟 ゆかさん:家長昭博 ゆきさん:「とにかくイケメン!フロンターレのイケメン担当なので(笑)」 ゆかさん:「大人の色気があって~!大人の安心感と余裕感があるので良いです!」 ◆セレッソ大阪 ゆきさん:柿谷曜一朗 ゆかさん:清武弘嗣 ゆきさん:「カッコイイです!」 ゆかさん:「大好きなので!」 (C)CWS Brains,LTD.[ 左からりほさん、まこさん]◆セレッソ大阪 りほさん:山口蛍 まこさん:清武弘嗣 りほさん:「笑った時の笑顔!こんなイカつい顔してても笑った時がめっちゃ可愛いねん」 まこさん:「プレーも素敵やけど子供大事にしているとことか…」 りほさん:「そこ!?」 まこさん:「いやそこやろ~!あと雰囲気がいっちゃん優しそう!どう見ても!」 りほさん:「優しいな(笑)」 まこさん:「人の感じから滲み出てるやん」 ◆川崎フロンターレ りほさん:谷口彰悟 まこさん:エドゥアルド りほさん:「こいつめっちゃ好きやねん!」 まこさん:「うちこの人が良い!」 りほさん:「ほんま外国人好きやな(笑)」 まこさん:「普通に顔がカッコイイ!彫りも深いし」 りほさん:「そこ!?」 りほさん:(谷口選手は)「ただただカッコ良い」 (C)CWS Brains,LTD.[左からさきさん、ゆうこさん、ゆきさん]◆セレッソ大阪 さきさん:山口蛍 ゆうこさん:山口蛍 ゆきさん:山口蛍 さきさん:「男らしい!」 ゆうこさん:「クールなカッコよさ!」 ゆきさん:「同じなんだけど…(笑)」 ◆川崎フロンターレ さきさん:谷口彰悟 ゆうこさん:大島僚太 ゆきさん:家長昭博 さきさん:「世間一般的なカッコよさ!」 ゆうこさん:「可愛いタイプやな!弟みたい」 ゆきさん:「ワイルドでカッコイイ!」 (C)CWS Brains,LTD.[ 左からなっちゃんさん、めぐちゃんさん]◆川崎フロンターレ なっちゃん:エドゥアルド めぐちゃん:大島僚太 なっちゃん:「もう顔が本当にカッコイイと思います」 めぐちゃん:「カッコイイカッコイイって感じなんですけど、可愛らしさもあって一番タイプです」 ◆セレッソ大阪 なっちゃん:柿谷曜一朗 めぐちゃん:柿谷曜一朗 なっちゃん:「笑顔が好き!笑った顔がめちゃくちゃカッコイイ!」 めぐちゃん:「ワイルドもあって、ちょっと可愛さもあるしオールマイティな気がします!」 (C)CWS Brains,LTD.[ 左からまちゃみさん、あっきーさん]◆セレッソ大阪 まちゃみさん:清武弘嗣 あっきーさん:杉本健勇 まちゃみさん:「プレーも好きですし、海外から帰ってきた時のセレッソ愛がとても共感できてカッコ良いと思います」 あっきーさん:「プレースタイルも含めて好きです!普段の私服もカッコ良いですし、一度フロンターレに行って帰ってきてから人間としても一回りイケメンになったなと思います!」 ◆川崎フロンターレ まちゃみさん:谷口彰悟 あっきーさん:家長昭博 まちゃみさん:「もうただのイケメンなので(笑)」 あっきーさん:「チームに馴染むのが早くてフロンターレの顔になりつつあるのを感じます!顔も好きです」 (C)CWS Brains,LTD.[左からカルピスさん、Aさん、Kさん]◆川崎フロンターレ カルピスさん:谷口彰悟 Aさん:大島僚太 Kさん:谷口彰悟 カルピスさん:「プレーもイケメンで万能な感じが!」 Aさん:「ずっと応援しててプレーも全部かっこいいので!」 Kさん:「もう王道です!」 ◆セレッソ大阪 カルピスさん:柿谷曜一朗 Aさん:杉本健勇 Kさん:山村和也 カルピスさん:「チャラい感じが良いです」 Aさん:「今得点めっちゃ決めててカッコイイなと思います」 Kさん:「身長が高いのとちょっと可愛い感じが…お茶目な感じが見受けられるので」 (C)CWS Brains,LTD.[左からAさん、NAHさん]◆川崎フロンターレ Aさん:小林悠 NAHさん:エドゥアルド Aさん:「カッコイイです!」 NAHさん:「顔が本当にイケメン!」 ◆セレッソ大阪 Aさん:山口蛍 NAHさん:清武弘嗣 Aさん:「もうすごいイケメン!言うことないです!」 NAHさん:「キヨは可愛い!」 (C)CWS Brains,LTD.[ 左からのんさん、しいちゃんさん]◆川崎フロンターレ のんさん:大島僚太 しいちゃん:家長昭博 のんさん:「フロンターレになくてはならない存在ですし、プレーがイケメン!」 しいちゃん:「走る姿がカッコイイですし、ボールを全然奪われない!めちゃくちゃカッコイイです!」 ◆セレッソ大阪 のんさん:山村和也 しいちゃん:清武弘嗣 のんさん:「セレッソは今年山村くんの貢献があってのことだと思います!鹿島に居た時とは全然違う活躍ぶりで監督もすごいなと! あとカッコイイです」 しいちゃんさん:「顔が好きです!」 (C)CWS Brains,LTD.[左からANさん、AMさん、ARさん]◆セレッソ大阪 ANさん:清武弘嗣 AMさん:柿谷曜一朗 ARさん:柿谷曜一朗 ANさん:「清武きっかけでセレッソが好きになったので!」 AMさん:「全部が好きです」 ARさん:「同じです」 ◆川崎フロンターレ ANさん:大島僚太 AMさん:谷口彰悟 ARさん:エドゥアルド ANさん・AMさん:「この人が一番カッコイイ!」 ARさん:(エドゥアルドを指しながら)「いや!この人でしょ!絶対!!!」 ANさん:「いきなり入ってきた(笑)」 ARさん:「鼻高いしカッコよくない?」 AMさん:「なんで敵チームなのにテンション上がってんだよ!(笑)」 AMさん:(谷口彰悟を選んだ理由は)「顔です!三浦春馬っぽい!」 ANさん:(大島僚太を選んだ理由は)「結構好きなの!」 AMさん:「てか知ってんのかよ(笑)」 ANさん:「ずっと言ってたよ~!」 AMさん:「あれ?この人だっけ?でも今日出ないって言ってたよね」 ANさん:「そう!ケガしてて!」 ──先ほどスタメンが発表されて復帰しましたよ ANさん、AMさん、ARさん:「ヤバイじゃん!!(笑)」 ▽緊迫の決勝の直前にご協力いただいた皆様、ありがとうございます! 「全員好きだから悩む・・・」「今日は相手のクラブからは選べません! 」といったお声がチラホラとありつつも、ノリ良く笑顔でお応えいただけました。それでは、サポーターから選ばれたイケメン選手ベスト5を発表します! ◆5位 (得票率10.7%) Getty imagesDFエドゥアルド(川崎フロンターレ) ▽5位に入ったのは甘いマスクが魅力のエドゥアルド選手! エドゥアルド選手を選ぶ方は、脇目を振らずに即決で票を投じる傾向が高かった印象です。彫りの深さに端正な顔立ちと、もはや嫉妬をする気にもなりません! ◆同率5位 (得票率10.7%) Getty images MF清武弘嗣(セレッソ大阪) ▽続きましては、同率で日本代表に待望論も多い清武選手がランクインしました! 「優しそう」「可愛い」といった意見が多く、C大阪のみならず川崎Fサポーターの方々からも満遍ない人気を誇っております。 ◆3位 (得票率12.5%) Getty images MF家長昭博(川崎フロンターレ) ▽3位に入ったのは、潜在能力は日本人選手ナンバー1とも噂される家長選手! 特徴とする抜群のキープ力を場外まで延長し、ボール同様ファンの方々のハートもがっちりと掴んでいるようです。 ◆同率3位 (得票率12.5%) Getty images MF山口蛍(セレッソ大阪) ▽これまた同率で3位となったのは、豊富な運動量でC大阪&日本代表の中盤を支える山口選手! 今回ランクインした山口選手は、なんと獲得票のほとんどがC大阪サポーターによるもの。対戦相手に緊張を走らせる存在となっている一方で、キンチョウでは愛されております! セレ女票ナンバー1! ◆2位 (得票率14.3%) Getty images FW柿谷曜一朗(セレッソ大阪) ▽同率5位、同率3位、と続いて単独2位に躍り出たのは“伝統の8番”を着用する柿谷選手です! 柿谷選手はそのプレーぶりを表すように、「可愛い」「笑顔が素敵」「かっこいい」など様々な理由で女性のハートを射抜いた、まさに万能型イケメン! 敵味方問わずそのトラップに溜息が出てしまうよう、票も両サポーターから均等に集まりました。 ◆1位 (得票率16.1%) Getty images MF谷口彰悟(川崎フロンターレ) ▽そして、栄えある1位に輝いたのは谷口選手! やはりこの男か・・・! 「とにかくイケメン」「顔が整っている」など、ぐうの音も出ない意見が多く、票の内訳は川崎Fサポが3割、C大阪サポが6割といった割合。相手サポーターですら虜にするその魔性の魅力・・・1%でいいから分けていただきたい・・・! ▽今回のイケメンアンケートは以上のような結果に。上位6名の内、5位と3位が同率でお互い譲らなかったものの、頂上決戦で谷口選手が柿谷選手を上回り、“もう1つの決戦”では川崎Fが勝利を収める形となりました。今回ランクインした選手以外では、大島選手や杉本選手が惜しくも選外に。主に一般の方を対象に行っていた10月中アンケートでは、2名とも高い人気を誇っていただけに、今回の激戦具合がうかがえました。 ▽番外編として行った今回のアンケートは、いかがでしたでしょうか? C大阪のサポーターの方、川崎Fのサポーターの方、それぞれが応援するクラブへの愛情をたっぷりに伝えていただけましたので、編集部Hなどは決勝でどちらを応援していいか分からない状態に(笑)。そして、そんな編集部Hが私見を一言。「美女サポーター対決はどちらも優勝です! 」 2017.11.08 19:45 Wed
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【編集部コラム】“勝利”を知る石井正忠監督を招へいした大宮、指揮官の熱き想いに応えられるか

▽失意のJ2降格、J2優勝、クラブ史上最高のJ1・5位フィニッシュ── 2004年のJ1初挑戦からほぼ毎シーズンのように残留争いを繰り広げてきた大宮アルディージャ。ここ数年は浮き沈みが激しいシーズンを過ごし、今シーズンは再びJ2降格の窮地に迫っている。 ▽そんな中、大宮はクラブをよく知り、約3年間指揮を執ってきた渋谷洋樹監督を5月に解任。後任にはコーチを務めていた伊藤彰監督を据えたが、11月5日、シーズン3試合を残して突然の解任を決断した。そして、後任に招へいしたのは、今年5月まで鹿島アントラーズを率いていた、石井正忠監督だった。 ▽突然の発表に、大宮サポーターだけでなく、鹿島サポーター、その他のJクラブサポーターも驚いた方は少なくないはずだ。事実、石井監督就任のリリースを目にした時は、私も驚きの声を挙げてしまった。 ◆窮地に立たされる“古巣”を救うために立ち上がる(C)CWS Brains,LTD.「このチームへの思い入れもあり、今回はこの状況をどうにか脱したい。リーグ戦残り3試合、勝利で終わりたい。そういった気持ちで、監督のオファーを受けました」 ▽監督就任発表から2日後、7日に石井監督は就任会見に臨んだ。午後からの初練習を終え、大宮アルディージャ仕様のネクタイ、クラブのピンバッチをつけ、報道陣の前に登場した石井監督は、冒頭に力強く語った。 ▽順天堂大学から1989年にNTT関東へ入団した石井監督は、1990年まで2年間所属。1991年に鹿島アントラーズの前身である住友金属工業へと移籍し、Jリーグ開幕からは鹿島でプレー。1998年にアビスパ福岡で現役を引退した。 ▽アマチュアでありながら新卒として2年間プレーした大宮アルディージャへの想いは、石井監督の心の中に眠っていたようだ。 ◆期待される勝者のメンタリティの伝播Getty Images▽石井監督は、現役時代に6年間、指導者として約19年間、“常勝軍団”鹿島アントラーズで“勝利”を目指すメンタリティを培ってきた。 ▽2015シーズンにはトニーニョ・セレーゾ監督の解任に伴い、監督に就任すると、同年のナビスコカップ(現ルヴァンカップ)を制覇。2016シーズンは明治安田生命J1リーグの1stステージを優勝。年間勝ち点で3位になったものの、チャンピオンシップを制しリーグ優勝。さらに、天皇杯も制し、2シーズンで国内3タイトルを獲得した。 ▽J1残留争いをし続けてきた大宮に足りないものは、ずばり“勝利”。そして、石井監督がサッカー人生で追い求め続けてきたものは、その“勝利”だ。残り3試合でJ1逆転残留を目指す大宮にとって、最も必要なものをもたらせてくれるかもしれない。 ▽「勝負に対する執着心を伝えていきたいと思います」。石井監督は鹿島アントラーズで培ってきたものの中で一番伝えたいことを聞かれて答えた。残り3試合で残留を掴むために必要なもの。それはまさに「勝負に対する執着心」だろう。 ◆石井監督が訴えた大きなもの(C)CWS Brains,LTD.▽就任会見で受け答えている石井監督は1つのことを何度も主張していた。それは「クラブ」のあり方だ。 「クラブが一体となって1つの方向に向いていることが一番大きな部分だと思います」 「クラブ全体が現場をサポートして行くべきだと感じています」 ▽鹿島で石井監督が培ったものは、この「クラブ」という考え方だろう。鹿島のタイトル数は、当然ながら選手、監督、コーチングスタッフの努力があったからに違いない。しかし、ファン・サポーター、フロント、その他、地元住民も含めてクラブに関わる多くの人が、同じものを求めたからこそとも言える。そして、それが大宮アルディージャには欠如しているとも感じたのかもしれない。 「今までの大宮アルディージャは、それぞれの選手が非常に頑張っていると思いますが、チームの一体感という部分が少し欠けているなと感じました」 ▽選手の能力の高さ、大宮の長所についても敵将として把握していた石井監督。そして、足りていない部分も当然ながら見えていた。だからこそ、自身がそこに変化をもたらせ、クラブの大きな目標である「J1残留」を掴むべく、厳しいミッションに挑むことを決断したのだろう。 ◆熱き想いに大宮アルディージャは応えられるかGetty Images▽残り3試合となったJ1だが、次節にも降格が決定してしまう可能性がある。そんな難解なミッションに挑むことになる石井監督は、会見中に思わず言葉に詰まり、目に光るものを浮かべながら決意を口にした。 「本当に厳しい状況で、大変な仕事だと思いますが、それを今までやってきた選手、コーチ、指導者、監督、そういった私の経験をこの短期間でもクラブに何か残すことができればという思いもあって、この状況でも引き受けることを決断しました。最大限の努力をしたいと思います」 「本当に言葉で言うのは簡単ですが、この状況を短い期間で、クラブ全体で勝ち取りたいと思います」 「そういった気持ちでやらないと、この3試合は絶対に勝ちきれないと思うので、その気持ちを全面に出して3週間、4週間を過ごしていきたいと思います」 ▽その姿から、改めて大宮を残留させるための強い決意を持ち、窮地の古巣を救うべくオファーを受けたのだと感じさせた。そして、その熱い想いを持つ指揮官に対し、残り3試合となったシーズンで選手、クラブは応えなくてはいけない。そして、ファン・サポーターもそれは同じだ。 ▽勝者のメンタリティを持つ指揮官に率いられ、残り3試合での逆転残留。それは、石井監督と親交が深い渋谷元監督、そして志半ばで解任の憂き目にあった伊藤前監督のためにも、果たさなくてはいけない使命とも言えるだろう。クラブに関わる全ての人が1つになり、勝利を求めることが必要だ。 ▽来週末から再開するJ1リーグ。残留争い百戦錬磨の大宮が、降格圏からの大逆転を果たすストーリー。石井監督の就任によって、その筋は描かれたように思う。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2017.11.07 23:00 Tue
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【編集部コラム】17年越しのリベンジを果たした尹晶煥がC大阪にもたらした変革

▽「私自身の歴史も、新しいものが始まりました」。試合後に笑顔で語ったのは、セレッソ大阪の尹晶煥監督。積年の想いを、自身が作り上げ、変革をもたらした古巣のセレッソ大阪で果たすことに成功した。 ▽現役時代に韓国代表としても活躍した尹晶煥監督は、2000年に桜色のユニフォームに袖を通した。選手として3シーズンを過ごしたセレッソ大阪の指揮官に就任した尹晶煥監督は、チームの改革に動く。 ◆J2仕様からJ1仕様へ(C)CWS Brains,LTD.▽2014年にJ2へと降格したセレッソ大阪は、2015年に昇格を争いながらもプレーオフで敗退。2016年は、バーゼルからFW柿谷曜一朗、川崎フロンターレからFW杉本健勇、シーズン途中にハノーファーからMF山口蛍が復帰し、J1昇格プレーオフを制してJ1復帰を果たした。 ▽3年ぶりのJ1挑戦となったセレッソ大阪の指揮官に就任した尹晶煥監督は、J1で戦うべく古巣に改革をもたらす。サガン鳥栖時代にも見せていた“ハードワーク”を選手たちに植え付け、各個人の守備意識に変化をもたらした。 ▽テクニックに秀でた選手が多く、攻撃で違いを生み出せる選手が揃っていただけに、シーズン当初は噛み合わない時期もあった。それでも、選手たちに意識が芽生え、チームは安定した成績を残し、ルヴァンカップの決勝でも破壊力のある川崎フロンターレ相手にその成果を見せつけた。 ◆植え付けられた守備の意識(C)CWS Brains,LTD.「まずは失点しないことが大事ですが、やっぱりどうやって守備をするかが大事です。それを今選手たちは凄く良くやっていると思います」 ▽尹晶煥監督のサッカーは、守備をベースに置きながらも、ただ守るだけではなく、相手の長所を消すスタイルを用いている。「(長所を)出せなくすることが良く当たっていた試合だと思います」。尹晶煥監督は、自身が植えつけた戦い方に満足感を見せていた。 ▽また、選手たちの口からも、守備のことが語られる。清武は「相手が明らかに僕のサイドを押し込んできていたので、そこで割り切って、守備に専念して、カウンターを狙うことにした」とコメント。攻撃面で違いを出せる清武でさえも、MF家長昭博、DFエウシーニョと対峙した左サイドでは、ピッチ内で判断し守備に奔走。最終ラインに吸収されてまで守備を遂行した。 ◆川崎フロンターレへのリベンジ(C)CWS Brains,LTD.▽尹晶煥監督は優勝決定後の会見で過去の出来事を回想した。 「川崎といえば、17年前のことを思い出します。優勝を目の前にして、優勝を逃した記憶が蘇ります。17年たって、やり返すことができたと思います」 ▽尹晶煥監督の現役時代、セレッソ大阪に加入した2000年のJ1は2ステージ制だった。セレッソ大阪は、1stステージの第14節を終えた時点で首位。最終節の川崎フロンターレ戦に勝利すれば、ステージ優勝が達成できた。 ▽J2から昇格1年目だった川崎フロンターレは、1stステージで15位と苦戦。セレッソ大阪としては勝利が濃厚と思われていたが、試合はホームで1-2と敗戦。横浜F・マリノスに首位の座を奪われ、タイトルを逃していた。 「歴史というものは、こういう風に勝って歴史を書き換えられると思います。今日の勝利で、セレッソの新しい歴史が加わると思います」 ▽現役時代にセレッソ大阪で成し遂げられなかったタイトル獲得。タイトルに近づいた当時を知る尹晶煥監督にとって、この日は待ち遠しかったに違いない。冒頭にも書いた「私自身の歴史も、新しいものが始まりました」というフレーズ。尹晶煥監督は現役時代にタイトルと縁がなく、自身にとっての初タイトルがセレッソ大阪にとっての初タイトルとなった。 ◆再びカップをピンクに染められるか(C)CWS Brains,LTD.▽晴れて無冠から脱出したセレッソ大阪。今シーズンのリーグ優勝はなくなったが、2冠の可能性は残されている。2018年の元日に行われる天皇杯決勝。再び、カップをピンクに染めるチャンスが待っている。 ▽「メンバーだけを見れば、優勝という言葉も出てくるでしょうが、全てが揃っているとは思わないです」とシーズン前の尹晶煥監督はコメントしていた。下馬評の高さに踊らされない芯の強さを感じたコメント。しかし、ルヴァンカップを制した後は「これが決して終わりではありません」と更なる結果を残す意欲を口にした。 ▽準決勝、決勝と残されているが、天皇杯は自分たちの力で掴むことができる状況に立っている。「全選手を信じて起用し、選手たちがそれに応えてくれたので、信頼感が高くなったと思います。その結果、こういったチームになったと思います」。尹晶煥監督は、自身が作り上げたチームに自信を持っている。 「大勢の方々がスタジアムに足を運んでもらって、我々に声援を送っていただければ、その力で後押しに走る姿をお見せします」 (C)CWS Brains,LTD.▽シーズン前に尹晶煥監督はこう口にしていた。そして、開幕から約8カ月が経った11月4日、その約束を果たし、ファン・サポーターの後押しを受けたチームは、悲願のタイトルを獲得した。 ▽ファン・サポーターを含め、レギュラー組、ベンチメンバー、ベンチ外のメンバー、さらにはスタッフなどクラブ一丸となって初タイトルを獲得したセレッソ大阪。チームはまだ途上にあるが、尹晶煥監督がクラブにもたらしている変革は、大きなものになるに違いない。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2017.11.06 21:50 Mon
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【編集部コラム】自信に満ちた鬼木フロンターレでも乗り越えられなかった壁

▽タイトルに手が届きそうで届かない。川崎フロンターレはまたしても壁にぶち当たった。 ▽11月4日に埼玉スタジアム2002で行われた2017JリーグYBCルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪戦。川崎Fは0-2で負け、クラブ史上初のタイトル獲得を逃した。 「勝てなかったことは本当に悔しいですし、自分の力不足を感じています。何が何でも選手たちにタイトルを獲らせてあげたいという思いがありましたけど、なかなかそういう結果に結びつけることができず残念であります」 ▽今シーズンから川崎Fを率い、「クラブに初載冠を!」との重責を託された鬼木達監督はC大阪との決勝戦後、そう敗戦の弁を絞り出した。 ◆自信に満ちた決勝前日(C)CWS Brains,LTD.▽それもそのはずで、過小評価するわけではないが、決勝の相手は、自分たちと同じようにタイトルに無縁だったC大阪。Jリーグ最多タイトル数を誇る鹿島アントラーズでなければ、次点のガンバ大阪でも、浦和レッズが相手でもなかった。それだけに、悔しさは一入だったはずだ。 ▽さらに付け加えれば、近年に経験したタイトルマッチという場数の面においても、C大阪よりも川崎Fの方に分があった。両クラブの監督と選手を交えた前日記者会見でも、鬼木監督はある程度の手応えと自信に満ちていた。 「今年、『絶対にタイトルを獲ろう』という思いの下、キャンプをスタートさせた。なので、タイトルの懸かった試合を戦えることを本当に幸せに思う。選手全員の力でここまで上がってきたので、是非ともタイトルを獲って、フロンターレの歴史を変えたい」 ◆充実感と成熟度が自信に(C)CWS Brains,LTD.▽鬼木監督は、今シーズンから前任の風間八宏監督(現名古屋グランパス監督)の後任として川崎Fの監督に就任。風間監督の下で良くも悪くも“攻撃偏重”のチームに、キャンプ時から“激しさ”と“守備意識”の植え付けに着手した。 ▽その頑張りは、シーズンが進むに連れて、選手の戦いからも見て取れるようになっていった。さらに、新加入のMF阿部浩之、MF家長昭博もフィットの兆しを見せ、鬼木監督自身も試合を追うごとに采配の部分で指揮官らしさに磨きがかかっていった。 ▽充実感と成熟度が増した中で、チームとして掴み取ったC大阪とのタイトルマッチ。内容を追うばかりに2007年と2009年の決勝で涙を呑んできた川崎F一筋15年のMF中村憲剛の前日コメントからも、“鬼木イズム”の浸透度具合が感じ取れた。 「ここで勝つために1年間やってきたので、良い試合というよりも勝つ試合をしたい」 ◆改めて痛感させられた力不足(C)CWS Brains,LTD.▽しかしながら、夢はまたしても儚く散った。結果は0-2で、チームにとって通算4度目の準優勝。試合後のミックスゾーンで取材陣のインタビューに応じた中村自身も、「正直、自分の中でもわからない」と何が足りなかったのか首をかしげるほどだ。 ▽記者席から試合を見ていると、川崎Fの面々は動きが硬かった。その中で、DFエドゥアルドの処理ミスから大会史上最速となる47秒での失点。前日の取材対応で「一発勝負なので、立ち上がりはすごく大事になる。気合が入りすぎてもダメだし、テンションが高すぎてもダメ」と話していた中村の言葉が悪い形で的中した。 ▽早々の失点は、リード後のベタ引きで守備に徹してきたC大阪の対応にも乗じて、川崎F陣営に焦りの気持ちを助長させた。ボールポゼッションを高めて相手の狭いスペースに鋭くパスを入れるが、一向にゴールをこじ開けられない。シュートチャンスが巡ってきたかと思えば、ボールは枠の外か、甘いコースにしか飛ばなかった。 ▽その中で、鬼木監督は、3つの交代カードで流れを変えようと知恵を振り絞った。だが、MF阿部浩之を投入する際には、MF大島僚太を下げるのか、MFエドゥアルド・ネットを下げるのか、テクニカルエリアでやや迷う姿も。チーム全体で迷いが生じていた感が否めなかった。 ▽そして、後半アディショナルには前がかりに出た隙を突かれ、カウンターからMFソウザにトドメを刺される一発を被弾。川崎Fのタイトルを懸けた戦いは、終戦を告げられてしまった。 ▽改めて痛感させられた力の足りなさ。鬼木監督は試合後、「力不足」の具体性を求められると、「やはり1つは交代の部分も含めて、もっともっとパワーを出せたのではないかという思いがあります」と考えられる範囲で敗戦理由をそう導き出した。 ◆真価が問われる今季残り3試合(C)CWS Brains,LTD.▽川崎Fには、明治安田生命J1リーグ優勝というタイトルの可能性が残されており、戦いを終えるにはまだ早い。首位に立つ鹿島との勝ち点差は「7」。残り3節ということを踏まえると、厳しい状況に変わりはないが、まだ逆転優勝の可能性がないわけではない。 ▽代表ウィーク明けにホームで行われる第32節では、ガンバ大阪と対戦する。あとは、選手たちがこの敗戦を受けて、どう立ち直り、どう糧にして真の強豪へとのし上がっていくかが大事になる。鹿島だって、G大阪だって、浦和だって、あらゆるタイトルを簡単に手にしてきたわけではない。強豪にのし上がる背景には必ずタイトルマッチでの敗戦がある。 ▽「今日の負けで全てが終わったわけじゃない。自分たちがやってきたことがなくなるわけでもない」と、自身に言い聞かせるように語気を強めた中村の言葉は正しく、C大阪とのタイトルマッチに敗れたからといって、チームとして築き上げてきたものが一瞬にしてリセットされるわけではない。 ▽継続は力なり――シルバーコレクターという汚名を返上する時はまた必ずやってくるはず。このチームは既に他クラブのファンをも魅了する攻撃的なサッカーを体現している。足りないのは、壁にぶち当たった後のリアクション。今シーズンの残されたリーグ戦3試合の戦いぶりでチームとしての真価が問われそうだ。 《超ワールドサッカー編集部・玉田裕太》 2017.11.06 21:00 Mon
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【イケメンアンケート総集編】投票総数約200票! 女性が選ぶ「イケメン選手」は?!

▽10月中に4回に渡ってお送りしてきた『イケメン選手アンケート』も、気付けば投票総数は延べ182名に! 各地で美女の施しを受けてランキングを作成してきた我々ですが、このタイミングでこれまでの結果を振り返りつつ、総合結果を発表! 最も“モッテる選手”の座は誰の手に?! ▽まずは例によって、編集部の独断と偏見で選出した数名の候補者をご紹介いたします。 【編集部選定のイケメン候補】 ◆国内組(10名) DF宮原和也(名古屋グランパス):21歳 MF酒井宣福(アルビレックス新潟):24歳 MF細貝萌(柏レイソル):31歳 MF大島僚太(川崎フロンターレ):24歳 MF谷口彰悟(川崎フロンターレ):26歳 MF増田誓志(清水エスパルス):32歳 FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌):31歳 FW田中順也(ヴィッセル神戸):30歳 FW江坂任(大宮アルディージャ):25歳 FW杉本健勇(セレッソ大阪):24歳 ◆海外組(8名) GK川島永嗣(メス/フランス):34歳 DF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部):29歳 MF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ):33歳 MF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン):25歳 FW大迫勇也(ケルン/ドイツ):27歳 FW南野拓実(ザルツブルク/オーストリア):22歳 FW武藤嘉紀(マインツ/ドイツ):25歳 FW本田圭佑(パチューカ/メキシコ):31歳 ▽それでは、『東京ゲームショウ(TGS)2017』でキャンペーンガールの方々を目当てに…ではなく対象に行った、幕張メッセでのアンケートからおさらいしていきます! (C)CWS Brains,LTD. [投票結果~幕張メッセで聞き取りマッセ! 編~] ◆国内組 1位(得票率25.0%):MF谷口彰悟(川崎フロンターレ) 2位(得票率20.8%):DF宮原和也(名古屋グランパス) 3位(得票率16.7%):MF増田誓志(清水エスパルス) ◆海外組 1位(得票率33.3%):DF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部) 2位(得票率16.7%):MF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 3位(得票率12.5%):FW大迫勇也(ケルン/ドイツ) ▽幕張メッセでは以上のような結果に。国内組3位に入った増田選手はこの回でのみ、ベスト3にランクイン! 「優しそう! 」「黒髪がいい」などプレースタイル同様、硬派な印象が票を集めていたようです。 ▽お次は、キリンチャレンジカップ2017の日本代表vsハイチ代表が行われた日産スタジアムで行ったアンケート! 日本代表の女性サポーターの方々に、選んでいただきました。 (C)CWS Brains,LTD. [投票結果~ハイチ戦の前に「ハイチーず! 」編~] ◆国内組 1位(得票率33.3%):MF谷口彰悟(川崎フロンターレ) 2位(得票率27.8%):DF宮原和也(名古屋グランパス) 3位(得票率22.2%):FW杉本健勇(セレッソ大阪) ◆海外組 1位(得票率28.6%):DF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部) 2位(得票率19.0%):GK川島永嗣(メス/フランス) 2位(得票率19.0%):MF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 4位(得票率14.3%): MF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) ▽注目はなんといっても、この日に代表初ゴールを決めた杉本選手が3位に入っていることです! また、海外組で同率2位に入っている川島選手には「ゴールが決まった時に見えていない所で喜んでいるところがかわいい」など、試合を観ているサポーターの方ならではのコメントが目立ちました。 ▽続いては、お仕事帰りのお姉さま方にご意見を伺った、新橋での突撃取材! 「サッカーに詳しくないお仕事帰りのお姉さんなら、今までとは違った結果になるかも」という内田選手&谷口選手の3連覇阻止を狙って行ったこの回、どのような結果に? (C)CWS Brains,LTD. [投票結果~内田篤人&谷口彰悟ノ3連覇ヲ阻止セヨ編~] ◆国内組 1位(得票率30.0%):MF谷口彰悟(川崎フロンターレ) 2位(得票率25.0%):FW杉本健勇(セレッソ大阪) 3位(得票率20.0%):MF大島僚太(川崎フロンターレ) ◆海外組 1位(得票率50.0%):DF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部) 2位(得票率25.0%):MF長谷部誠 (フランクフルト/ドイツ) 3位(得票率15.0%):MF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) ▽内田選手&谷口選手の3連覇阻止を狙って行った結果・・・得票率増えちゃいました! 内田選手の50%ってどういうことですか、半数に好かれるって反則ではありませんかね? しかし、よくよく考えてみれば、プレーを知らないなら正統派イケメンが選ばれる率は上がるのは当たり前・・・自らメンタルを抉りに行った回でした。 ▽さて、内田選手&谷口選手の人気が揺ぎないことを確認したところで、気を取り直して代々木公園での模様を振り返ります! 正統派イケメンが好まれるのならせめて、緑に囲まれた中で若くて可愛い女性に癒されたい・・・そんな極めて純粋な動機で、アンケートを行って参りました。 (C)CWS Brains,LTD. [投票結果~可愛い女子を求めて編~] ◆国内組 1位(得票率33.0%):MF大島僚太(川崎フロンターレ) 2位(得票率24.0%):FW杉本健勇(セレッソ大阪) 3位(得票率19.0%):DF宮原和也(名古屋グランパス) ◆海外組 1位(得票率52.0%):DF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部) 2位(得票率19.0%):MF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 3位(得票率14.0%):GK川島永嗣(メス/フランス) ▽内田選手52%って・・・とウッチー人気の凄さにドン引きしていましたが、よくよくみると3連覇していた谷口選手が陥落! 「よし、これで正統派イケメンではない我々にも希望の光が・・・! 」とテンションの上がった編集部男子一同でしたが、直後に誰かが一言「大島選手も正統派イケメンだよね? 」。あの衝撃は忘れません・・・。 ▽現実を突きつけられた我々ですが、もうここまできたら現実を直視しましょう! 以下、ここまでの4回のアンケートを通して、全ての票を合算したランキングをお伝えします。まずは、国内組から! ◆国内組3位(得票率17.4%)Getty Images MF大島僚太(川崎フロンターレ) ▽まずは、川崎フロンターレのMF大島僚太が3位を獲得! 総得票率でサンフレッチェ広島のMF宮原和也に0.1%差で競り勝ってのランクインです。前半2回では影を潜めていたものの、後半2回で見事な立て直し。3連覇中だったチームメイトMF谷口彰悟の牙城も崩すことにも成功したキュートなゲームメイカー大島の今後の戦いぶりにも期待です。 ◆国内組2位(得票率18.0%)Getty Images FW杉本健勇(セレッソ大阪) ▽続いて、2位にランクインしたのはセレッソ大阪のFW杉本健勇! スタートこそ躓いたものの、その後は安定した票の蓄積で上位をキープ! プレー面でも絶好調なこの男、日本代表でアピールすることができれば一気に知名度も向上するだけにこのイケメンランキングに桜旋風を巻き起こす可能性を無限に秘めていることでしょう。 ◆国内組:1位(得票率21.9%)Getty imagesMF谷口彰悟(川崎フロンターレ) ▽見事、総集編国内組1位に輝いたのは、川崎フロンターレのMF谷口彰悟! 3度の首位獲得に文句なしの受賞です! しかし、4回目の代々木公園編ではまさかのランク外だったこともあり油断は禁物。次回、首位奪還なるか注目です。 ▽というわけで、国内組では川崎Fの谷口選手&大島選手にC大阪の杉本選手が挟まれるような構図に。まるで実際の試合のようなポジショニングとなりました。今月4日に行われるルヴァン杯決勝を待たずして、バチバチにやり合っております! そして、続きまして海外組の総合ランキング発表です! ◆海外組:3位(得票率10.7%)Getty imagesMF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) ▽日本人選手の鬼門・リーガエスパニョーラで挑戦を続けるヘタフェのMF柴崎岳が3位にランクイン! 9.5%と迫っていた日本代表の守護神・川島選手をクールにかわしました。人気の高まりと同時に、今後の更なる活躍にも期待です! ◆海外組:2位(得票率20.0%)Getty imagesMF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) ▽全ての回で安定の結果を残した長谷部選手が総合2位に! 今回の候補者の中では最年長でしたが、「爽やか」「良い人そう」など蓄積された内面からの魅力がドバドバと出まくっていたようです。うーん、さすがキャプテン! ◆海外組:1位(得票率41.6%)Getty imagesDF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ) ▽そして、海外組のトップに輝いたのはもちろんこの男、内田選手です! 2位の長谷部選手(20.0%)にダブルスコアをつける快走っぷり。他の候補者もイケメン揃いなはずですが、恐るべし…これだけの人々に愛されているわけですから、是非また日本代表でもプレーして欲しいものです。 ▽海外組では、4回のアンケート全てで入賞を果たした内田選手&長谷部選手が当然のようにワンツーフィニッシュ。2度ずつランクインした柴崎選手&川島選手がそれに続く形となりました。幕張メッセでのみ3位に入った大迫選手は、後半は尻すぼみになり選外に。それでも、キャンペーンガールに「可愛い」「愛嬌がある」なんて印象を抱かれていたのは羨まし過ぎます! ▽そんなこんなで、総合結果は内田選手の人気を再確認する形に。正統派イケメンの手堅さに肩を落としていた我々ですが、それでも1つ分かったことがあります。杉本選手が急激に票を伸ばしたのは、日本代表に選出された後…つまり、「モテたかったら日本代表に選出されるべし! 」ということ! これを見ているサッカー少年よ、夢は君たちに託した…。 2017.11.02 18:00 Thu
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【編集部コラム】レヴィー・クルピ、ガンバらしさを取り戻すにはうってつけの人材

▽長谷川健太監督が今シーズン限りで退任することが決定しているガンバ大阪。次期監督人事に関して、以前から筆頭とされてきたレヴィー・クルピ氏の就任の可能性が極めて高まっている。 ▽クルピ氏は10月28日、シーズン途中でのサントス監督の退任が決定。かねてより長谷川監督の後任として一本化したとみられてきたクルピ氏の招へいに向けた障害がなくなり、スムーズに交渉できるシチュエーションが整った。あとは契約の詳細を詰めるのみとみられており、11月中にも“クルピ・ガンバ誕生”の一報が届いてもおかしくない情勢だ。 ▽事前の報道によれば、G大阪がクルピ氏に提示した年俸は推定1億7000万円。Jリーグ史上監督最高額の2億円という説もある。長谷川監督の推定年俸が1億円であることを考えると、G大阪上層部のクルピ氏に対する期待感は、その額だけでも一目瞭然だ。 ▽クルピ氏は来年2月で65歳になる。長期政権を築くには高齢ではあるが、クラブ首脳陣は以前から選手のみならず、監督やコーチもユース出身者で固める構想を長らく温めてきた。そういった背景を踏まえると、G大阪U-23で指導者キャリアをスタートさせているクラブOBの宮本恒靖監督に、良い形でバトンタッチする橋渡し役にも期待しているのだろう。 Getty Images▽クルピ氏は、1997年、2007〜2011年、2012年8月〜半年間の計3度にわたり、G大阪にとってはライバルでもあるセレッソ大阪を指揮。個々の特性を生かしたフォーメーション構築と、ボールのイニシアチブを握った創造性溢れるアタッキングフットボールを信条とし、2010年のJ1リーグでクラブ史上最高位の3位、AFCチャンピオンズリーグ出場権をもたらした実績の持ち主である。 ▽そのクルピ氏の売りは、何といっても若手の育成だ。過去3度指揮したC大阪時代には、MF香川真司(ドルトムント)、MF乾貴士(エイバル)、MF清武弘嗣(C大阪)、MF南野拓実(ザルツブルク)ら錚々たる面々を指導。いずれも現在の日本代表に絡む選手たちばかりであり、若手の潜在能力を見極める力と引き出す力は確かである。 ▽また、躍進著しい現在のC大阪でプレーするFW柿谷曜一朗や、FW杉本健勇、MF山口蛍らの主軸もクルピ氏の息がかかった選手。中でも、やんちゃだった若手時代にクルピ氏の逆鱗に触れた柿谷は、期限付き移籍で徳島ヴォルティスに放され、プロとしての自覚と責任感を養わされた逸話がある。褒めて伸ばすだけではなく、刺激を与えて伸ばす術もクルピ氏の指導法の1つだ。 Getty Images▽育成力は、現在のG大阪にとって魅力的だ。現在、DF初瀬亮、MF市丸瑞希、FW高木彰人のU-20代表組に加えて、U-17日本代表GK谷晃生、DF野田裕喜、MF高江麗央、MF妹尾直哉、FW食野亮太郎ら有望な若手が多数在籍。そういった状況は、若手育成に定評のあるクルピ氏の手腕を実に発揮しやすい環境といえるだろう。 ▽また、長谷川監督が志向してきた選手に激しさと献身性を求める守備的な戦術により、失いつつあるG大阪らしい攻撃的なスタイルを取り戻すという面でも、アタッキングフットボールを好むクルピ氏の招へいは理にかなう。C大阪時代のようなサイクルで指揮を執ることができれば、G大阪でも攻撃的かつ将来性溢れるチーム作りが期待できる。 ▽クルピ氏の志向するアタッキングフットボールの特長を挙げるとすれば、主に「相手陣内での攻撃時間が長い」「両サイドバックの高い位置取り」「奪われたら瞬時に前から圧力をかける守備」だ。[4-2-3-1]の布陣を用いて好成績を収めた2010年は、より試合を支配することを求めるクルピ氏の思惑が良い形で表れたシーズンだった。 ▽ただ、当時は選手たちに攻めの姿勢を求めるあまりに“攻撃偏重”で、カウンターの餌食になる試合も多々。それでも、守備の綻びを補う創造性溢れた攻撃面は魅力的であり、G大阪にとっても長谷川体制下のここ2年間でチームに漂う停滞感を払しょくするにはうってつけの人材といえそうだ。 Getty Images▽気がかりな点といえば、クルピ氏はC大阪時代、タイトルに無縁だったということ。2014年以降、同年の国内三冠達成を含む計4つの主要タイトルを獲得してきたG大阪を率いるとなれば、タイトルの味をしめたサポーターとうまく付き合っていくことが必要であり、若手の育成と並行して結果を追い求めるマネジメント力も求められてくる。 ▽決して色褪せることのない成功に満ちた5年間の長谷川監督とのサクセスストーリーに終止符を打ち、新たな監督の下、新たな章に突き進むことを決断したG大阪。まだ正式に発表はされていないが、クルピ・ガンバ誕生となれば、西野朗体制、長谷川体制に続く第三次黄金期到来に向けた礎の構築に期待せざるを得ない。 《超ワールドサッカー編集部・玉田裕太》 2017.11.02 16:00 Thu
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【編集部コラム】浦和に差し込んだ希望の光、“デュエルマスター”長澤和輝

▽浦和レッズに差し込んだ1つの光──チャンスを掴んだMF長澤和輝は、霧に包まれた浦和の希望となるかもしれない。 ▽堀孝史体制になり、ここに来てパフォーマンスが向上して来た浦和。新体制におけるキーマンになりつつあるのが、長澤だ。 ▽2015年12月にケルンから浦和へと完全移籍で加入。しかし、そのままジェフユナイテッド千葉へと期限付き移籍し、リーグ戦41試合に出場。Jリーグでの経験を積み、満を持して浦和へと復帰した。 ▽しかし、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下では出場機械に恵まれず、層の厚いチームにおいて、競争にも参加できない時期を過ごす。時期を同じくして浦和に復帰したMF矢島慎也とともに、苦汁を嘗める時期が続いた。 ◆監督交代がターニングポイントに(C)CWS Brains,LTD.▽長澤にとって、ペトロヴィッチ監督の解任はプラスに働いた。リーグ戦の出場はゼロ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)も第2節のFCソウル戦の74分から途中出場のみと、試合に絡むことはほとんどなかった。 ▽堀監督に交代してからも、出場機会はすぐには訪れなかったが、第24節の清水エスパルス戦で途中出場を果たし、J1デビュー。第27節のサガン鳥栖戦、第28節のベガルタ仙台戦と続けて途中出場を果たすと、ACLで結果を残すことになる。 ◆上海上港戦で出色のパフォーマンス(C)CWS Brains,LTD.▽ブラジル代表FWフッキや同代表MFオスカルを擁する上海上港とのACL準決勝。長澤はアウェイでの第1戦に先発出場。すると、鋭い出足からの守備と粘り強さを見せ、チームのドローに貢献した。 ▽そして迎えた第2戦。ここでも先発出場を果たした長澤は、出色の出来を見せる。インサイドハーフのポジションで出場した長澤は、第1戦と同様に激しい守備で上海上港の中盤を機能不全に。デュエルの強さを見せ、浦和の中盤を支えていた。 ▽さらに、攻撃能力の高さをみせ、1トップの興梠慎三に絶妙なパスを何度も供給。攻守にわたる活躍で、浦和の10年ぶりの決勝進出に貢献。[4-1-4-1]にシフト変更した浦和にとって、欠かせないピースとなった。 ◆J1でもチャンスを掴む ▽そんな上海上港戦から中3日で迎えたリーグ戦。相手はガンバ大阪と実力のあるチームであり、これまで通り矢島が先発すると思われたが、インサイドハーフには長澤の名前があった。 ▽上海上港を相手に2試合ともしっかりと期待に応えた長澤は、自身のJ1初先発となったG大阪戦でも持ち味を発揮。日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が求める“デュエル”の強さを備えるインサイドハーフであり、ボールを運べることも新たな境地を開いたように感じる。 ◆積み上げた努力が代表への道筋に(C)CWS Brains,LTD.▽上海上港戦での長澤は、攻守に躍動。試合後には「運動量を求められるポジションだったけど、何とかやり遂げられて良かった」とコメントしていた。ハードワークと正確なプレーが求められるインサイドハーフ。日本代表としては、多くの選手がプレーできるポジションだが、最適解を見つけていないポジションとも言える。 ▽浦和加入後に出場機会がなかった長澤だが、「常に良い準備をしているから、あれだけ走れた。これからまた機会が巡ってくるかわからないので、良い準備して、出たときに最善を尽くしたい」と語る。腐らずに、努力を続け、掴んだチャンスをしっかりと生かす。日本代表の選手としても、必要な能力の1つと言えるだろう。 ▽日本代表は11月にブラジル代表、ベルギー代表と対戦する欧州遠征を控えている。12月にはEAFF E-1 東アジアサッカー選手権2017を控えており、日本代表はJリーグ勢で構成される。長澤がこのままのプレーを続ければ、12月の招集はおろか、11月の招集も可能性がないわけでは無いだろう。 ▽ただし、浦和がACL制覇となれば、クラブ・ワールドカップに出場するため、12月の招集は見送られるはずだ。そうなると、チャンスは11月の欧州遠征と考えるべきかもしれない。持ち味を結果として示し始めた長澤和輝──残りシーズンの浦和が好調を維持するならば、そのチームを支えているのはこの男かもしれない。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2017.10.24 21:45 Tue
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【イケメンアンケート第3回】女性が選ぶ『イケメン選手』は?! in新橋

▽イケメンアンケート企画第3回!10月から行っている本企画も3回目に突入。今回は超ワールドサッカー編集部NとDが初コンビを組み、取材に行って参りました。 ▽3回目の舞台は新橋駅前。サッカーとは無縁とも思われるこの街で、帰路につく人、まだまだ仕事の人、これから飲みにいく人…様々な思いを抱え行き交う女性の方に例によって日本人イケメン選手を選んでもらいました!今回も国内組・海外組からそれぞれ数名の候補選手を用意し、それぞれ1人ずつ選んでいただきました。以下、その模様をお伝えしております! 【編集部選定のイケメン候補】 ◆国内組(10名) DF宮原和也(名古屋グランパス):21歳 MF酒井宣福(アルビレックス新潟):24歳 MF細貝萌(柏レイソル):31歳 MF大島僚太(川崎フロンターレ):24歳 MF谷口彰悟(川崎フロンターレ):26歳 MF増田誓志(清水エスパルス):32歳 FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌):31歳 FW田中順也(ヴィッセル神戸):30歳 FW江坂任(大宮アルディージャ):25歳 FW杉本健勇(セレッソ大阪):24歳 ◆海外組(8名) GK川島永嗣(メス/フランス):34歳 DF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部):29歳 MF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ):33歳 MF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン):25歳 FW大迫勇也(ケルン/ドイツ):27歳 FW南野拓実(ザルツブルク/オーストリア):22歳 FW武藤嘉紀(マインツ/ドイツ):25歳 FW本田圭佑(パチューカ/メキシコ):31歳 (C)CWS Brains,LTD.[ありささん、えみさん]◆国内組 ありささん:宮原和也 えみさん:谷口彰悟 ありささん:「かっこ良い!」 えみさん:「優しそうだけど男らしい!どっちも兼ね備えてる感じ」 ◆海外組 ありささん:内田篤人 えみさん:内田篤人 えみさん:「甘いフェイスをしているのに試合になると男らしさがある」 ──ご結婚してお子さんもできましたけど印象は変わりました? えみさん:「逆に良くなりました!」 (C)CWS Brains,LTD.[たまさん]◆国内組 たまさん:宮原和也 たまさん:「横顔が綺麗そう!」 ◆海外組 たまさん:内田篤人 たまさん:「ザ・イケメンて感じがして良いです」 (C)CWS Brains,LTD.[Cさん、Kさん、Sさん]◆国内組 Cさん:谷口彰悟 Kさん:酒井宣福 Sさん:大島僚太 Cさん:「ぱっと見でこの人です!」 Kさん:「ハーフ良いです!」 Sさん:「一番さわやかそうです!サッカーっぽくない顔してる感じですね!彫りが深いとサッカーぽいですけど」 ◆海外組 Cさん:内田篤人 Kさん:内田篤人 Sさん:長谷部誠 Cさん、Kさん:「普通にかっこ良い」 Sさん:「柴犬顔が良いです!内面ももちろん良いですけど柴犬顔が良いです!」 (C)CWS Brains,LTD.[ギンさん、かやまるさん]◆国内組 ギンさん:杉本健勇 かやまるさん:大島僚太 ギンさん:「私が元々関西人でヴェルディにレンタル移籍していた時から好きでした!ロンドンオリンピックに出るためにセレッソからヴェルディに移籍して活躍して、インタビューでもしっかりと答えてて…今もセレッソですごく活躍していて良かったね健勇っ!て思っています!(笑)」 ◆海外組 ギンさん:柴崎岳 かやまるさん:内田篤人 ギンさん:「旬な人なので!」 かやまるさん:「ケガされてた時からもすごく頑張ってる姿がよくTVでも特集されていましたし、ウッチーと同い年なんですけど、インタビューとか見ていても夢持って頑張っているんだなというところが私も頑張らなきゃ!と思います(笑)」 ▽以上、協力して頂いた一部の方を抜粋して載せさせていただきましたが、ほかにも十人十色な意見が多く寄せられました。前回のハイチ戦の時とは違い、サッカーにあまり詳しくない方々の声は、容姿に対してよりストレートな理由が多く、ぐっと一般の声が反映された結果につながるのではないかと思います。お忙しい中ご協力して頂いた皆さん、ありがとうございました。さて、集計も終了し、いよいよ結果発表です。今回も国内組・海外組のそれぞれベスト3となった選手を、3位から順に発表していきます。まずは、国内組です! ◆国内組:3位(得票率20%)Getty ImagesMF大島僚太(川崎フロンターレ) ▽まずは、川崎フロンターレのMF大島僚太選手が初のランクイン!「さわやかそう」「清潔そう」といった女性に好かれそうな意見が寄せられて見事3位に選ばれました。前回はチームメイトの谷口彰悟選手に票が流れる傾向がありましたが、新橋ではしっかり表を集めた模様です。「笑顔がかわいい」という声が挙がった反面、「お父さん感がある」といった意外な意見も聞くことができました。 ◆国内組:2位(得票率25%)(C)J.LEAGUE PHOTOSFW杉本健勇(セレッソ大阪) ▽2位にランクインしたのは、前回の3位から順位を上げたセレッソ大阪FW杉本健勇選手!「さわやか!」「お肌がツルンとしてる感じが良い」と新橋でも安定のイケメンぶりを発揮。偶然お会いした関西出身の方は、東京ヴェルディにレンタルしていた頃から応援していたようで、その活躍だけでなくインタビューにも真摯に応える内面も人気の理由の1つにあるようです。 ◆国内組:1位(得票率30%)Getty imagesMF谷口彰悟(川崎フロンターレ) ▽そして、見事1位に輝いたのは川崎フロンターレMF谷口彰悟選手!3連覇達成です!その端正な顔立ちはどこに行こうが人気のようで、「男らしい!」「性格良さそう!」と非の打ち所がない意見を頂きました。開幕3連勝を飾った谷口選手は早くも殿堂入りを考えなければなりません。 ▽まずは国内組のベスト3を発表しましたが、谷口選手はやはり強かった...。サッカーに詳しくない分、パッと見で選ばれる方からはかなりの票を獲得していました。一方で、第1回、第2回と2位に入っていたサンフレッチェ広島の宮原和也選手は、票は集めたものの、惜しくもランク入りを逃すという結果に。続いて海外組。 ◆海外組:3位(得票率15%)Getty imagesMF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) ▽一定の票を集めたヘタフェMF柴崎岳選手が前回から順位を1つ下げたものの3位にランクイン!日本代表サポーターも認めるルックスには「真剣な眼差しがカッコよい!」「クールそう!」といった声が。シンプルなカッコよさは、新橋の女性の心も掴んだようです。 ◆海外組:2位(得票率25%)Getty imagesMF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) ▽2位にはフランクフルトMF長谷部誠選手!ここまですべての回でランクインを果たしました。「柴犬顔が良い!」というこれまでになかった意見を得ながらも、「性格が面白い」「優しさが滲み出てる」といった表情から伝わる性格の良さもやはり人気の理由の根本にありました。 ◆海外組:1位(得票率50%)Getty imagesDF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部) ▽そして、第3回海外組第1位に輝いたのはやはりこの男...ウニオン・ベルリンDF内田篤人!5割の票を集めて圧倒的首位に立ちました!「可愛さとカッコよさを兼ね備えている」「とにかくカッコいい!」といった嫉妬も通り越す絶賛の嵐の中、自分も頑張らなきゃと思わせてくれる内面の部分も褒めちぎられていました。 ▽以上、国内組・海外組のベスト3を発表しましたが、谷口選手と内田選手の3連覇を許してしまう形になってしまいました。やはり「所変われば品変わる」わけにはいかず、圧倒的なイケメンは相手を選ばないようです。これは本気で彼らの殿堂入りを考えなければいけない、そう思わせるアンケート結果でした。 2017.10.19 12:00 Thu
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【日本代表サポーター】ハイチ戦の前に「ハイチーず!」女性サポーターが選ぶ『イケメン選手』は?!

▽超ワールドサッカー編集部が、キリンチャレンジカップ2017のハイチ代表戦が行われた日産スタジアムに出没。今回は、サポーターの皆さんに突撃しました。前回の『東京ゲームショウ編』で味をしめた編集部Hが、鼻息を荒くして再び参戦!さらに、今回は新たに編集部Dを引き連れて、イケメン調査を行いました! (C)CWS Brains,LTD.▽今回もキックオフ前に90分勝負を挑み、果敢に攻め込んだ編集部の2人。果たしてその成果は…?テーマは前回同様に『日本最強のイケメンサッカー選手は誰だ?! 』として、国内組・海外組からそれぞれ数名の候補選手を用意し、アンケートを実施。日本代表を応援してきた女性サポーターに意見をお伺いしました!以下、その模様をお伝えしております! 【編集部選定のイケメン候補】 ◆国内組(10名) DF宮原和也(名古屋グランパス):21歳 MF酒井宣福(アルビレックス新潟):24歳 MF細貝萌(柏レイソル):31歳 MF大島僚太(川崎フロンターレ):24歳 MF谷口彰悟(川崎フロンターレ):26歳 MF増田誓志(清水エスパルス):32歳 FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌):31歳 FW田中順也(ヴィッセル神戸):30歳 FW江坂任(大宮アルディージャ):25歳 FW杉本健勇(セレッソ大阪):24歳 ◆海外組(8名) GK川島永嗣(メス/フランス):34歳 DF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部):29歳 MF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ):33歳 MF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン):25歳 FW大迫勇也(ケルン/ドイツ):27歳 FW南野拓実(ザルツブルク/オーストリア):22歳 FW武藤嘉紀(マインツ/ドイツ):25歳 FW本田圭佑(パチューカ/メキシコ):31歳 (C)CWS Brains,LTD.[左からゆうこさん、さくらこさん、めぐみさん]◆国内組 3人とも:「特にいないです…」 ◆海外組 ゆうこさん:大迫勇也 さくらこさん:柴崎岳 のぞみさん:内田篤人 (C)CWS Brains,LTD.[左からはなさん、匿名さん]◆国内組 はなさん:谷口彰悟 匿名さん:大島僚太 ◆海外組 はなさん:大迫勇也 匿名さん:柴崎岳 (C)CWS Brains,LTD.[左からトミーさん、ミンチョさん]◆国内組 トミーさん:谷口彰悟 ミンチョさん:宮原和也 ◆海外組 トミーさん:川島永嗣 ミンチョさん:武藤嘉紀 (C)CWS Brains,LTD.[左からエリーさん、めぐっぺさん]◆国内組 エリーさん:宮原和也 めぐっぺさん:杉本健勇 ◆海外組 エリーさん:長谷部誠 めぐっぺさん:内田篤人 (C)CWS Brains,LTD.[左からYさん、Aさん]◆国内組 Yさん:谷口彰悟 Aさん:宮原和也 ◆海外組 Yさん:内田篤人 Aさん:内田篤人 (C)CWS Brains,LTD.[左からメグミルクさん、アリサさん]◆国内組 メグミルクさん:細貝萌 アリサさん:田中順也 ◆海外組 メグミルクさん:長谷部誠 アリサさん:柴崎岳 (C)CWS Brains,LTD.[左からチハルさん、リサさん]◆国内組 チハルさん:杉本健勇 リサさん:谷口彰悟 ◆海外組 チハルさん:南野拓実 リサさん:柴崎岳 (C)CWS Brains,LTD.[左からはーちゃんさん、ちーちゃんさん]◆国内組 はーちゃんさん:谷口彰悟 ちーちゃんさん:谷口彰悟 ◆海外組 はーちゃんさん:川島永嗣 ちーちゃんさん:内田篤人 (C)CWS Brains,LTD.[左からじゅんさん、ちひろさん、はるかさん、ちなみさん]◆国内組 じゅんさん:宮原和也 ちひろさん:杉本健勇 はるかさん:宮原和也 ちなみさん:杉本健勇 ◆海外組 じゅんさん:川島永嗣 ちひろさん:内田篤人 はるかさん:川島永嗣 ちなみさん:長谷部誠 ▽その他にも、ご協力いただいたたくさんのサポーターの皆様、ありがとうございました!企画柄、写真を撮らせていただくときに、こちらが「ハイチ戦だけに?!」という掛け声の後に「ハイチーず!」と皆さん快く受け答えをして頂きました。さて、集計も終了し、いよいよ結果発表です。今回は、国内・国外のそれぞれベスト3となった選手を、3位から順に発表していきます。まずは、国内組です! ◆国内組:3位(得票率22.2%)Getty ImagesFW杉本健勇(セレッソ大阪) ▽国内組3位には、杉本健勇選手が初のランクイン!C大阪サポーターからの絶大な支持はもちろん、その男らしくたくましい顔立ちから多くの女性ファンの票を得ました。C大阪のゴールゲッターは、今回のハイチ戦で代表初ゴールを決めたことで、これからますます票が伸びる可能性を感じました。 ◆国内組:2位(得票率27.8%)(C)J.LEAGUE PHOTOSDF宮原和也(名古屋グランパス) ▽そして2位には、前回と同じく宮原和也選手が選ばれました。これまで代表招集はないものの、その端正な顔立ちから安定して票を獲得。名古屋グランパスで活躍中の宮原選手はまだ21歳。今後代表招集があれば、1位奪取も夢じゃない?! ◆国内組:1位(得票率33.3%)Getty imagesMF谷口彰悟(川崎フロンターレ) ▽栄えある国内組1位は、川崎Fの谷口彰悟選手!前回から2連覇達成です!谷口選手を選んだ女性からはなんといっても”イケメン”という意見が多数。また、「ヘディングが強いところ」と外見だけでなくプレースタイルからの指示も得ました。やはり日本代表サポーターは目が肥えていらっしゃいました。 ▽国内組その他の意見としては、「写真のスーツ姿がかっこいい」という理由から、細貝萌選手が選ばれたり、田中順也選手はシンプルにかっこいいという意見で票を集めたりしましたが、惜しくもランク入りを逃してしまう結果になりました。川崎Fファンの中には、大島僚太選手か谷口選手かで頭を悩ます方もいらっしゃいました。続いて海外組。 ◆海外組:3位(得票率14.3%)Getty imagesMF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) ▽海外組3位にランクインしたのは、我らがキャプテン・長谷部誠選手!顔立ちもさることながら、「優しそう」「真面目そう」といった内面の部分での支持を得て見事3位に。フランクフルトでも任される”キャプテン”という立場はそれだけ人の心を動かすのでしょうか。 ◆海外組:同率2位(得票率19%)Getty imagesMF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) ▽2位には柴崎岳選手が初のランクイン!鹿島時代から応援しているという方も何人もおられ、その人気ぶりはスペインに行っても衰えを知らないようです。ヘタフェではあのバルセロナからスーパーゴールを決めたことも、女性サポーターの印象に深く残っているようでした。 Getty imagesGK川島永嗣(メス/フランス) ▽更に、守護神・川島永嗣選手が同率2位にランクイン!男らしい顔とその笑顔に魅了されている女性は多く、「ゴールが決まった時に見えていない所で喜んでいるところがかわいい」など、たまに見せるお茶目な姿も人気の1つのようです。また、フランス・メスでゴールマウスを守る川島選手に対しては、「守ってくれそう」という声が多かったのも守護神ならではの意見でした。 ◆海外組:1位(得票率28.6%)Getty imagesDF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部) ▽そして、改めて発表する必要もないですが、海外組1位に輝いたのは現在ドイツ2部のウニオン・ベルリンでプレーする内田篤人選手!前回からは差が縮まったものの、見事に1位を堅守しました。イケメンともかわいいともとれるその恵まれた顔面と、最近は子どもとの普段見せないパパの顔にオトされる女性ファンも多いようです。中には、内田選手を応援しにドイツまで行ったという猛者も。ただ、結婚して子供ができたことで票を入れなかった方もいることはここだけの話です…(笑) ▽これが世論なのか…首位に輝いたのは内田選手、谷口選手と前回と同じ結果に。女性が考えるイケメンはやっぱり一緒なのか!? 本当にそうなのか!? という嫉妬にも似た感情を覚えた編集部H。2強の牙城を崩す意見を追い求め、新たな街での調査に繰り出すことを決意したのでした。 2017.10.11 23:30 Wed
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【美女】幕張メッセで聞き取りマッセ! キャンペーンガール好みの『イケメン選手』は?!

▽一般社団法人コンピューターエンターテインメント協会(CESA)主催の『東京ゲームショウ(TGS)2017』が、先月21日~24日に幕張メッセで開催。KONAMIの『ウイニングイレブン 2017』も出展されるとのことで、サッカーゲームをこよなく愛する編集部NとHが参加してきました! ▽諸々の事情により、90分勝負でのイベント参加を強いられていた我々は、スタジアムである幕張メッセに着き次第、速やかにボックス内(KONAMIブース)に侵攻。…の予定でしたが、ピッチ上には複数のキャンペーンガールという名のディフェンダーの姿が…! (C)CWS Brains,LTD.▽ワールドカップで優勝経験もある日本女子たちの魅力に圧倒された我々は、急遽予定を変更! 思いっきり翻弄されることにしちゃいました!(笑) 美女の笑顔を引き出すためには自分たちのペースに引き込むことが必要、という発想に至った我々は『日本最強のイケメンサッカー選手は誰だ?! 』というテーマで国内組・海外組からそれぞれ数名の候補選手を用意し、アンケートを実施。以下、その模様をお伝えしております! 【編集部選定のイケメン候補】 ◆国内組(10名) DF宮原和也(名古屋グランパス):21歳 MF酒井宣福(アルビレックス新潟):24歳 MF細貝萌(柏レイソル):31歳 MF大島僚太(川崎フロンターレ):24歳 MF谷口彰悟(川崎フロンターレ):26歳 MF増田誓志(清水エスパルス):32歳 FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌):31歳 FW田中順也(ヴィッセル神戸):30歳 FW江坂任(大宮アルディージャ):25歳 FW杉本健勇(セレッソ大阪):24歳 ◆海外組(8名) GK川島永嗣(メス/フランス):34歳 DF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部):29歳 MF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ):33歳 MF柴崎岳(ヘタフェ/スペイン):25歳 FW大迫勇也(ケルン/ドイツ):27歳 FW南野拓実(ザルツブルク/オーストリア):22歳 FW武藤嘉紀(マインツ/ドイツ):25歳 FW本田圭佑(パチューカ/メキシコ):31歳(C)CWS Brains,LTD.[最初にお聞きしたのは株式会社DMM.comのこのお二人]◆国内組 女性A:酒井宣福 女性B:細貝萌 女性A:「この方バラエティにたまに出ていますよね?あれ違う? 勘違いしてるかも(笑)」 女性B:「カッコいいですよね! 顔が好みです」 ──もしかしてDF槙野智章(浦和レッズ)? 女性A「あーその人です! 違うんですか? だからカッコいいとか言ってました(笑)」 ◆海外組 女性A:内田篤人 女性B:川島永嗣 女性A:「良いパパをやっていそうですよね!一途だったそうですし!」 女性B:「ワイルドでカッコいいです!」 (C)CWS Brains,LTD.[お次は株式会社ナムコのこの方]◆国内組 女性C:谷口彰悟 女性C:「ただただカッコいいですね」 ◆海外組 女性C:大迫勇也 女性C:「さわやかそうなので」 ──ワイルド系よりも可愛い系が好み? 女性C:「というよりは普通の顔の人が良いですかね。冴えない人が好きなので(笑)」 (C)CWS Brains,LTD.[お次は株式会社アイ・オー・データ機器のお三方]◆国内組 女性D:大島僚太 女性E:大島僚太 女性F:細貝萌 女性D:「顔の系統が好みです」 女性E「とにかく優しそうです」 女性F:「一番顔がハッキリしててカッコいいです」 ◆海外組 女性D:内田篤人 女性E:内田篤人 女性F:長谷部誠 女性D:「さわやかで良いです!好青年ですよね」 女性E「とにかく顔が好みです」 女性F:「有名なので(笑)」 (C)CWS Brains,LTD.[お次は株式会社シフォンのこの方]◆国内組 女性G:宮原和也 「顔立ちがすごいハッキリとしていて、男らしさを感じます。それでいて綺麗ですし」 ◆海外組 女性G:武藤嘉紀 「日本男児というような顔が良いですね!海外でも通用しそうなイケメンだと思います。アジア風で」 (C)CWS Brains,LTD.[お次はインテル株式会社のこの方]◆国内組 女性H:宮原和也 「顔がキュッと引き締まっている感じが良いです!」 ◆海外組 女性H:本田圭佑 「目に力がある感じが男らしくて良いです! 髪の毛もオシャレでサッパリしていて、スポーツ選手なら短髪の方が良いですね」 (C)CWS Brains,LTD.[お次はエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社のお二人]◆国内組 女性I:大島僚太 女性J:谷口彰悟 女性I:「色気があって、優しそうです」 女性J:「可愛い感じが良いです。少しオラついてそうだけど、顔が可愛いのが良いです」 ◆海外組 女性I:長谷部誠 女性J:内田篤人 女性I:「色気がありますよね(笑)」 女性J:「顔が可愛いです」 (C)CWS Brains,LTD.[お次は株式会社インターグローのこのお二人]◆国内組 女性K:谷口彰悟 女性L:増田誓志 女性K:「筋肉がすごそう! 上半身裸でもこの人を選びますね(笑)」 女性L:「すごい優しそう!」 ◆海外組 女性K:本田圭佑 女性L:内田篤人 女性K:「うーん、サングラスが似合う(笑)」 女性L:「もう内田篤人だもん!」 (C)CWS Brains,LTD.[お次はニキ株式会社のお二人]◆国内組 女性M:谷口彰悟 女性N:増田誓志 女性M:「眉毛が凛々しくてかっこよいです」 女性N:「黒髪が良いですね!」 ◆海外組 女性M:大迫勇也 女性N:柴崎岳 女性M:「全体的にオシャレです」 女性N:「ドシっとしていてホクロが素敵です!」 ▽ご協力いただいた皆様、ありがとうございました! 色々な意味で! さて、集計も終了し、いよいよ結果発表です。今回は、国内・国外のそれぞれベスト3となった選手を、3位から順に発表していきます。まずは、国内組です! ◆国内組:3位(得票率16.7%) getty imagesMF増田誓志(清水エスパルス) 「歯が白い!キレイ!」 「優しそう!」 ◆国内組:2位(得票率20.8%) (c) J.LEAGUE PHOTOSDF宮原和也(名古屋グランパス) 「顔が整っていてイマドキっぽい感じが良いです」 「骨格がキレイ!スッキリしている」 「明るい髪型が似合っている!」 ◆国内組:1位(得票率25%) getty imagesMF谷口彰悟(川崎フロンターレ) 「顔が好き!ダルビッシュ有に似てる!」 「カッコいいと可愛いのバランスが良い!」 「ただただカッコいい!」 ▽やはり、川崎Fで大人気の谷口選手がナンバー1だったようです。同クラブの大島選手も上位につけていましたが、経験豊富な増田選手にタッチの差でまくられ、ランクインならず。期待の若手・21歳の宮原選手は、見事2位に輝きました。これからのイケメンサッカー選手界の覇権を握る選手になるかもしれませんね! 続いては、海外組の発表です! ◆海外組:3位(得票率12.5%) getty imagesFW大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「可愛い!」 「愛嬌がある感じが良いです!」 「海外で活躍しているのに控えめっぽい雰囲気があって良い!」 ◆海外組2位(得票率16.7%) getty imagesMF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 「ゴツそうだけど笑顔が可愛い!ギャップ!」 「笑顔が素敵!」 「色気を感じる!」 ◆海外組1位(得票率33.3%) getty imagesDF内田篤人(ウニオン・ベルリン/ドイツ2部) 「とにかくカッコいい!」 「目がパッチリしている!髪も染めてて良い!」 「笑顔が可愛い!童顔で性格が良さそう!」 「若くてとにかく可愛い!」 ▽圧倒的得票率で、内田選手が1位です! 次に同様の企画を行う場合には、殿堂入りにしなければなりません(笑)。2位の長谷部選手も、流石の人気といったところでしょうか。日本代表の主将は、どの場面でも整っています。3位の大迫選手は、スペインで輝いている柴崎選手に僅差で勝利! しっかりと前線でボールを収めました。 ▽…ぐぬぬ。内田選手や谷口選手といった、正統派イケメンが大人気という結果を目にした超ワールドサッカー編集部は、TGSキャンペーンガールに大敗北という結果に。レベルアップ(主にメンタル面)して次戦に臨むことを誓うのでした。次は、10月10日の日本代表vsハイチ戦でリベンジ?! 2017.10.03 22:00 Tue
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【編集部コラム】メンディの長期離脱は覇権争いを左右する重大案件

▽マンチェスター・シティのフランス代表DFバンジャマン・メンディ、右膝前十字靭帯断裂――。少なくとも半年は離脱することが確実で、復帰できるとしてもシーズン終盤。今季中にトップコンディションでプレーすることは難しいと思われる。 ◆「痛い」ではなく「大打撃」 ▽メンディの手術は、シティにとって「痛い」という表現よりも、「大打撃」と言えるニュースだ。DF史上最高額となる推定移籍金5200万ポンドで今夏にモナコからシティ入りしたメンディは、適応が難しいプレミアリーグにもすぐさま対応。モナコ時代同様、縦への推進力を生かした攻撃参加とバリエーション豊富かつ鋭いクロス、強靭なフィジカルなど自身の持ち味を存分に発揮していた。 ▽今季、メンディは公式戦5試合に出場。その5試合でシティは5勝、22得点1失点、4度のクリーンシートと、ほぼパーフェクトの成績を残していた。攻撃では左サイドの幅と厚みをもたらしており、リーグ戦4試合でのクロス数は29本。守備でも6度のインターセプト、19度のリカバリー、11度のデュエル勝利と、フィジカル面に特長があるプレミアリーグでも身体的な面はむしろ際立っていた。 ▽ガエル・クリシとアレクサンドル・コラロフが退団した今、シティにとってメンディは唯一の左サイド(ウイング)バックのスペシャリスト。ジョゼップ・グアルディオラは、「我々にはファビアン・デルフ、ダニーロ、フェルナンジーニョ、ジンチェンコという選択肢がある」とコメントしているが、いずれの選択肢にも不安が残る。 ◆フィジカル面と守備の不安を抱えるデルフ ▽メンディが負傷した試合であるクリスタル・パレス戦、そして26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループF第2節のシャフタール戦と、直近の2試合でメンディの代役を担ったのがデルフだ。アストン・ビラ時代に左サイドバックとしてのプレー経験があるデルフは、いずれの試合でも問題なく役割をこなした。 ▽ただ、デルフはもともと負傷が多く、フィジカル面の不安は拭いきれない。2009-10シーズン以降で、太もも、アキレス腱、肩、そけい部など様々な部位を故障しており、リーグ戦で25試合以上出場したシーズンはわずか1シーズンのみだ。全てのタイトルを狙うシティにおいて過度な信頼は置けず、サイズの面から押し込まれた際の守備にも不安を抱える。ローテーション要員の1人以上の存在として計算するのは危険だ。 ◆ダニーロとフェルナンジーニョもベストポジションではない Getty Images▽左右のウイングバック、セントラルMF、ストッパーとユーティリティなダニーロは、守備面でより計算できる存在だ。だが、プレーエリアで言えば右側がベター。ブレーキとまでは言わないが、やはりオーバーラップからクロスの流れは左利きのメンディに比べればスムーズさを欠く。 ▽フェルナンジーニョに関してはダニーロと同様に器用な上、確実に計算が立つ選手だ。だが彼はアンカーとして現在のチームで欠かせない存在となっている。ヤヤ・トゥーレのコンディションが上がってくれば実用的なオプションになるが、やはり右利きの彼もダニーロと同様にプレーエリアは右のため、攻撃力の低下は否めない。 ▽最後に、ポテンシャルが高く評価されている20歳のオレクサンドル・ジンチェンコに関しては、もともと攻撃的なポジションの選手で守備に不安が残る上、トップでの出場機会がなくあまりにも未知数だ。 ◆補強も現実的な候補は… ▽グアルディオラ自身が来年1月の移籍市場を見据えていることからも分かる通り、現有戦力での左サイドバックの代役は一長一短の面をのぞかせる。ただ、1月の移籍市場でメンディの存在を補うとしても、「プレミアリーグの適応に問題なく」、「CLに出場可能」な選手まで選ぶと、補強は困難を極める。 ▽『マンチェスター・イブニング・ニュース』など報道で噂に上っている有力どころでは、スパーズのDFダニー・ローズ(現在負傷離脱中)、ユベントスのDFアレックス・サンドロらが代役の候補。しかし、DFカイル・ウォーカーを差し出したスパーズがシティに対してさらに1人サイドバックを譲り渡すことは考えにくく、今季もユベントスのレギュラーとしてプレーしてきているA・サンドロに関しても非常に困難なオペレーションとなることは間違いない。 ▽そのほかでは、エスパニョールのU-21スペイン代表DFアーロン・マルティン(20)、セルティックのスコットランド代表DFキーラン・ティアニー(20)らも候補だが、それぞれ海外リーグでのプレー経験すらなく、即戦力として頼るのは危険だ。 ▽世間の反応では、メンディの長期離脱よりもセルヒオ・アグエロの自動車事故での肋骨骨折(2カ月離脱の見込みと報道)が話題を呼んでいるが、ガブリエウ・ジェズスが確実に計算できるレベルであることを証明しているチームにとっては、前者のニュースの方がよっぽど懸念すべき案件だ。個人的には、“特異な存在”であるメンディの離脱はプレミアリーグの覇権争いの行方を左右する決定打にもなり得るとみている。 ◆チェルシー戦の人選と戦術に注目 Getty Images▽いずれにしても、グアルディオラは今回の問題に対処しなければならない。基本的にはローテーションで回していくことになりそうだが、それでも軸は決めておきたい。その点で言えば、30日に行われるプレミアリーグ第7節では、早くもアウェイでのチェルシー戦という大きなテストがある。 ▽チェルシー戦では、おそらくデルフかダニーロが左ウイング(サイド)バックに入るだろうが、[3-4-3]の左ウイングバックにリロイ・ザネを起用し、左ウイングに中央寄りでプレーするダビド・シルバかケビン・デ・ブライネを配する“攻撃は最大の防御”の策を採ってくることもグアルディオラならあり得る。チェルシー戦では、メンディの代役となる選手のパフォーマンス、そしてそこに関連するグアルディオラの戦術的な采配(ポジショニング指示)に注目して観たいところだ。 《超ワールドサッカー編集部・音堂泰博》 2017.09.29 19:50 Fri
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【編集部コラム】“柏から世界へ”を体現した30人目の日本人ブンデスリーガー・伊藤達哉

▽24日、ドイツの地で新たな日本人選手がデビューを果たした。その名は伊藤達哉。ハンブルガーSVに所属する20歳のストライカーは、30人目の日本人ブンデスリーガーとなった。 ▽伊藤は、柏レイソルの下部組織出身でU-12から所属。順調にステップアップしていた中、U-18に所属していた2015年7月にハンブルガーSVへの移籍が発表。3年契約を結び、トップチームを経験することなく、ドイツの地へと渡った。 (C)J.LEAGUE PHOTOS[柏レイソルの最終ラインを支えるDF中山雄太はユースで共にプレー]▽柏U-18時代には、2014年4月にUAEで開催されたアル・アインインターナショナルチャンピオンシップでチームを準優勝に導く活躍。その才能の高さを発揮し、大会MVPにも輝いた。また、同年のプレミアリーグではDF中山雄太、DF古賀太陽、MF手塚康平、FW大島康樹ら現在柏のトップチームでプレーする選手と共にプレー。チームはイーストで首位になりチャンピオンシップへ進むも、セレッソ大阪U-18に0-1で敗れ優勝を逃していた。 ▽伊藤は166cm、59kgと小柄な体格。屈強な外国人選手の中でプレーすれば、その体格差は明らかだ。しかし、レギオナルリーガ(ドイツ4部)のハンブルガーSV IIで経験を積み、2016-17シーズンは20試合に出場し1ゴール、今シーズンは7試合で1ゴール5アシストを記録。故障者の影響もあったが、実力でブンデスリーガでのベンチ入りを前節果たし、ついにレバークーゼン戦でブンデスリーガデビューを勝ち取った。 Getty Images▽マルクス・ギズドル監督も「彼はとても爽快であり、トレーニングでの印象も確認した。彼のような青年を見るのは良いことだ」と語っており、単に人手不足ではなく、伊藤の力を見込んでの起用というところだろう。 ▽デビューを果たしたレバークーゼン戦では、82分から登場。左サイドのポジションに入ると、精力的に動きまわり攻守に奔走。交代直後にチームは痛恨の3失点目を喫するが、得意のドリブルで相手DFを翻弄しラストパス。これは味方に繋がらなかったが、才能の片鱗をみせた。チームも3-0で敗れたものの、ブンデスリーガデビューという一歩を踏み出せたことは、伊藤にとっても重要な経験だったはずだ。 Getty Images▽デビュー戦を終えた伊藤はクラブ公式サイトを通じ「監督が僕を信頼してくれたことはもちろん嬉しいです。僕たちが負けたとしても、僕は多くのことを受け取れますし、もっと良くなるように自分を出せると思います」とコメント。悔しいデビュー戦となったが、この先もトップチームでの成長を続けていきたいと意気込んでいる。 ▽ドイツ挑戦3年目。今シーズンが契約最終年となる。ハンブルガーSVでの挑戦を続けるには、今掴んでいるチャンスを活かし、結果に繋げる必要があるだろう。チームには、日本代表であり、ブンデスリーガでの経験が豊富なDF酒井高徳も所属している。先輩のアシストを受けながら、飛躍を遂げられるかに期待は懸かる。 ▽これまで代表歴がない伊藤だが、実は東京オリンピック世代の1人。ドイツでの成功は、日本代表が自国開催のオリンピックでメダルを獲得することに繋がる可能性もある。U-20ワールドカップに出場したメンバーでは、MF堂安律(フローニンヘン)、MF坂井大将(AFCトゥビーズ)が海を渡り挑戦中。GK山口瑠伊もフランスのロリアンからスペインのエストレマドゥーラUDへと挑戦の場を移した。伊藤がブンデスリーガで成長できれば、オリンピックで日の丸を背負ってプレーする姿が見られるかもしれない。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2017.09.26 20:30 Tue
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【編集部コラム】モウリーニョの慧眼、マティッチがレッド・デビルズの帝王に

▽“2年目のモウリーニョは強い”。この言葉通り、マンチェスター・ユナイテッドが好調だ。今季はここまでリーグ戦5試合で4勝1分け。16得点2失点の内容はほぼ完璧で、同じく優勝候補筆頭のマンチェスター・シティと共に首位に位置している。 ◆的確な補強 Getty Images▽モウリーニョは過去、ポルト、チェルシー(第1期、第2期)、インテル、レアル・マドリー時代のいずれも2年目にリーグ制覇を達成している。「クラブの性質を理解すること」や「選手たちの個性の把握」、「モチベーターとしての効果のピーク」と、その要因は様々なことが考えられるが、最も大きな要因の1つに1年目のシーズンを受けての“的確な補強”が挙げられるだろう。 ▽今夏、モウリーニョが選択したのは、MFネマニャ・マティッチとFWロメル・ルカク、DFビクトル・リンデロフの3選手。23歳のリンデロフは投資の意味も大きいため、実際にレギュラー級の即戦力として計算できると期待されたのはマティッチとルカクだ。 ▽その2人は、見事にモウリーニョの期待に応えており、チームの好調を支える不動の主力となっている。ルカクはここまで、公式戦7試合で7得点。それも固め取りではなく、公式戦7試合のうちゴールがなかったのは1試合という点は、安定して力を出せていることの証左でもある。 ▽FWズラタン・イブラヒモビッチと遜色ないポストプレーヤーであるルカクだが、スピードや前線での動きの量は元スウェーデン代表FWを遥かに凌ぐ。ポストワークでボールを捌いた後、自らフリーランでボックスに侵入していける点は、ベテランとなったイブラヒモビッチには繰り返すことができない動きのため大きな強みだ。今季、ルカクの効果によりユナイテッドのロングカウンターのクオリティは昨季に比べて遥かに向上している。 ◆懐疑論も… ▽そして、ルカク以上にインパクトを残しているのがマティッチだ。シーズン前、アンカーの補強を目指すユナイテッドのターゲットには、モナコのブラジル代表MFファビーニョ、スパーズのイングランド代表MFエリック・ダイアー、そしてマティッチがリンクされていた。 ▽イングランドの選手であるE・ダイアーの獲得が困難なミッションであったことはさておき、報道によればこの3人のうちでモウリーニョが望む第1候補はマティッチだった。23歳のE・ダイアーとファビーニョに対し、マティッチは今年で30歳。すぐさまフィットしなかった場合のリスクは大きい。 ▽それもあり、私を含めてこれまでユナイテッドを見続けてきた人も “ファビーニョ派”だった人は少なくなかった。しかし、モウリーニョとマティッチは懐疑論を見事に一蹴している。 ▽ユナイテッドでのマティッチは、チェルシー時代の2セントラルの一角というよりも、より守備的でアンカー的な役割を担っている。経験に裏打ちされた絶妙なポジショニングと展開力はMFマイケル・キャリックの後釜として打ってつけ。それに加えてマティッチには、キャリックにはないプレス強度とそれを何度も継続できるスタミナがある。マティッチが高い位置でボールを“強奪”することにより、ショートカウンターでも相手への脅威は増している。 ◆マティッチは既に帝王 Getty Images▽残念ながら現在は負傷離脱中だが、マティッチの相棒であるMFポール・ポグバは今季のリーグ戦4試合で2ゴール2アシストを記録。ポグバが今季、攻撃面で結果を残しているのは、マティッチの存在により守備の負担が減ったことが要因であることは明らかだ。 ▽まるでマティッチは、ユナイテッドに5年も10年も在籍してきたかのようなプレーを見せている。元来、攻撃参加を好むタイプではあるが、モウリーニョはユナイテッドで彼がオーバーラップすることをかなり制限しているように見える。 ▽そして、この判断は非常に的確と言える。マティッチのリーグ戦でのスタッツを見ると、タックル数(12回)、タックル成功数(9回)、インターセプト数(10回)、パス成功数(332本)、タッチ数(457回)はいずれもチーム最多。マティッチは既に、レッド・デビルズの中盤における“帝王”として君臨している。“守備に特化させたマティッチ”はここまで、チェルシー時代以上に輝いている。 ▽正直に言えば、マティッチがこれほどまでフィットするとは思っていなかった。だが、モウリーニョは以下のように語っていた。 「昨年、ユナイテッドに加入した時点で、マティッチのような選手が必要だと感じていた」 ▽改めて、ジョゼ・モウリーニョという監督の慧眼には舌を巻く。3度にわたってプレミアリーグを制覇しているモウリーニョは、このリーグがいかにタフであるかということを完全に理解している。だからこそルカクだけでなく、プレミアリーグで実績のあるマティッチをチョイスした。「4000万ポンドは安い」。「チェルシーが放出したのは驚き」「今夏のベスト補強」。オフシーズンにはまったく聞こえなかったような声は、日に日に増している。 ◆マティッチはユナイテッドの最重要選手の1人 ▽とはいえ、これまでのマティッチはシーズン終盤にかけて疲労が蓄積するとともにパフォーマンスを低下させる印象がある。モウリーニョは、うまくマティッチを休ませながらシーズンを進める必要があり、さらに言えばMFマイケル・キャリックやMFマルアン・フェライニ、MFアンデル・エレーラらポグバ不在時に相棒となる選手たちが、いかにこのセルビア代表MFの負担を軽減させるパフォーマンスを披露できるのかも、ユナイテッドが2012-13シーズン以来のリーグタイトルを奪還するためには重要となってくる。 「彼はフットボーラーに求められる忠誠心、安定感、野心、チームプレーヤーという全ての要素を体現している」 ▽マティッチ加入後、懐疑的な声に反発するようにそう語ったモウリーニョ。“スペシャル・ワン”の全幅の信頼を得るマティッチが、今季のユナイテッド成功の鍵となる最重要人物の1人であることを疑うものは、もはやいない。 《超ワールドサッカー編集部・音堂泰博》 2017.09.20 22:00 Wed
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【特集】女子必見の第2弾! CL登場の超絶イケメン選手たち(グループE~H)

▽昨日お届けした「チャンピオンズリーグに参戦するイケメン特集」第2弾です! 昨日はグループA~Dまでのイケメン8選手をご紹介しましたが、本日はグループE~Hのイケメン8選手をピックアップします! ▽なお、超WSは各選手を以下のようなタイプ別に分類しました。 (C)CWS Brains,LTD.タイプA:ロールキャベツ系男子(見た目は草食、中身は肉食) タイプB:肉食系男子 タイプC:草食系男子 タイプD:アスパラベーコン系男子(見た目は肉食、中身は草食) ※ルックスとキャラクターを考慮しておりますが、勝手な主観ですので参考程度に御覧ください。表中の「Cute」「Wild」はルックス面(顔)、「Hot」「Cool」はプレー中のキャラクターイメージです。 【グループE】 Getty Images名前:MFヘスス・ナバス チーム:セビージャ(スペイン) 出身:スペイン 年齢:31歳 身長:170cm インスタグラム:@jnavas15 超WS診断:タイプD(アスパラベーコン系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽高速ドリブルが特長のヘスス・ナバスは、今年の夏にマンチェスター・シティから古巣のセビージャに復帰したウインガー。顔の彫りが深く、まるで彫刻のようで見とれてしまいます。ブルーの瞳も魅力的で、吸い込まれそう! 【グループE】 Getty Images名前:GKロリス・カリウス チーム:リバプール(イングランド) 出身:ドイツ 年齢:24歳 身長:189cm インスタグラム:@lorisk21 超WS診断:タイプD(アスパラベーコン系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽このコーナー、初めてのゴールキーパーからのピックアップ! イケメン殿堂入りのデイビッド・ベッカムに、どことなく似ていますよねっ! Getty Images▽ちなみに、カリウスのインスタグラムは超オシャレなんです! ズバリこの人、自分がイケメンって自覚しているタイプです…。日本人的な感覚だとちょっと嫌味に感じるかもですが、ここまで抜けてカッコイイと納得です、はい。 【グループF】 Getty Images名前:MFドリエス・メルテンス チーム:ナポリ(イタリア) 出身:ベルギー 年齢:30歳 身長:169cm インスタグラム:@driesmertens 超WS診断:タイプB(肉食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽メルテンスは、昨季セリエAの3位で今季も開幕3連勝と好調のナポリを支えるドリブラーです。このコーナー、唯一の身長160cm台からの選出となりましたっ! Getty Images▽少しタレ目のメルテンスは、笑顔がとても素敵な選手。その一方で、ナポリの選手らしく、試合中はすぐカッっとなったりして闘争心溢れる面も。インスタでは、オシャレな私服姿や素晴らしい筋肉美も見れますよ! 【グループF】 Getty Images名前:MFダビド・シルバ チーム:マンチェスター・シティ(イングランド) 出身:スペイン 年齢:31歳 身長:173cm インスタグラム:@david21lva 超WS診断:タイプC(草食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽マンチェスター・シティのファンタジスタことシルバも選出!シルバの母親は日本にルーツがあると言われており、どことなく親近感が沸くルックスですよねっ! シルバが好きな日本の女性サポーターも多そうです。 Getty Images▽最近、丸刈りにしたシルバ。カッコイイのはカッコイイですが、評判はいまいち!? 【グループG】 Getty Images名前:GKイケル・カシージャス チーム:ポルト(ポルトガル) 出身:スペイン 年齢:36歳 身長:185cm インスタグラム:@ikercasillas 超WS診断:タイプB(肉食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽言わずと知れたレアル・マドリーのレジェンドGK、カシージャスは現在ポルトで活躍中。胸板が厚くて、しっかり守ってくれそうな男らしさがありますよねっ! Getty Images▽指示を出すカシージャス。こんなイケメンに指示されたら、何でも言うこと聞いちゃいそう! 【グループG】 Getty Images名前:FWラダメル・ファルカオ チーム:モナコ(フランス) 出身:コロンビア 年齢:31歳 身長:177cm インスタグラム:@falcao 超WS診断:タイプB(肉食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽“ティグレ(=虎)”の愛称を持つファルカオは、モナコでプレーするゴールハンター。濃い目の顔で熱いハートを持つファルカオですが、ピッチを離れれば優しいパパ。2人の娘さんがよくインスタに登場しますが、とても可愛いんです! 【グループH】 Getty Images名前:DFマルク・バルトラ チーム:ドルトムント(ドイツ) 出身:スペイン 年齢:26歳 身長:183cm インスタグラム:@marcbartra 超WS診断:タイプD(アスパラベーコン系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽バルトラは昨年の夏にバルセロナからドルトムントに移籍したセンターバック。日本の若手俳優的な雰囲気とルックスで素敵ですよねっ! Getty Images▽細マッチョで綺麗な筋肉! ちなみにパートナーもすごく綺麗な方で、インスタでは娘さんも登場します! 【グループH】 Getty Images名前:MFトニ・クロース チーム:レアル・マドリー(スペイン) 出身:ドイツ 年齢:27歳 身長:182cm インスタグラム:@toni.kr8s 超WS診断:タイプC(草食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽このコーナー、最後に紹介するのはレアル・マドリーの天才パサー、クロースです! トリに相応しいイケメンっぷり! Getty Images▽息子ちゃんを抱っこ。絶対、いいパパです! 息子ちゃん、指と反対の方向を向いてます(笑)。 Getty Images▽きゃー! 裸も美肌でサイコーです! 裸にジャージ。まさに、裸にエプロンの男版です! ▽以上、CLに登場するイケメン特集、楽しんでいただけましたでしょうか。好評だったら今後も継続するかも!? 2017.09.13 19:02 Wed
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【特集】女子必見! CL登場の超絶イケメン選手たち(グループA~D)

▽本日12日からUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の新シーズンがスタートします。コアなサッカーファン向けのコンテンツが多い超ワールドサッカーですが、「たまには女性が楽しめるコンテンツも」ということで、今回はCLに登場するイケメン選手たちをグループごと2選手ずつピックアップしました! 写真中心なので、気軽に見ていただければと思います! 本日はA~Dグループ。明日はE~Hグループから2選手ずつ紹介します。 ▽なお、超WSは各選手を以下のようなタイプ別に分類しました。 (C)CWS Brains,LTD.タイプA:ロールキャベツ系男子(見た目は草食、中身は肉食) タイプB:肉食系男子 タイプC:草食系男子 タイプD:アスパラベーコン系男子(見た目は肉食、中身は草食) ※ルックスとキャラクターを考慮しておりますが、勝手な主観ですので参考程度に御覧ください。表中の「Cute」「Wild」はルックス面(顔)、「Hot」「Cool」はプレー中のキャラクターイメージです。 【グループA】 Getty Images名前:MFダレイ・ブリント チーム:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 出身:オランダ 年齢:27歳 身長:180cm インスタグラム:@blinddaley 超WS診断:タイプA(ロールキャベツ系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽まずは、マンチェスター・ユナイテッドのブリント。ブリントは、センターバックや左サイドバック、セントラルMFなど、複数のポジションをこなせるユーティリティプレーヤーです。 Getty Images▽こちらはスーツ姿。甘い顔なのに、蓄えたお髭と後ろに流した髪によって男らしさも強調されてますよねっ! このギャップ、たまりません! Getty Images▽笑顔のブリントさん。日本人女性にも好まれそうなキュートさ! インスタグラムには、私服姿やワンちゃんとの写真、肉体美も見れますので、是非チェックしてみて下さい! 【グループA】 Getty Images名前:MFフランコ・セルビ チーム:ベンフィカ(ポルトガル) 出身:アルゼンチン 年齢:23歳 身長:170cm インスタグラム:@cervifranco 超WS診断:タイプC(草食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽グループAからはもう1人、ベンフィカに所属するセルビ! こちらは男性ユーザーでもご存知ない方が多いかもしれませんよね。 Getty Images▽左ウイングを主戦場とするセルビですが、攻撃的なポジションならどこでもプレーできる万能アタッカー。高いテクニックと抜群の瞬発力を生かしたドリブルを得意としている将来性豊かなイケメンです! ▽インスタグラムでは、パートナーとの写真もたくさん! 「セルビってイケメンだよね」なんてボソっとつぶやけば、「サッカー通だな」と思われること間違いなしですよ! 【グループB】 Getty Images名前:MFハメス・ロドリゲス チーム:バイエルン(ドイツ) 出身:コロンビア 年齢:26歳 身長:180cm インスタグラム:@jamesrodriguez10 超WS診断:タイプA(ロールキャベツ系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽ハメスは日本メディアへの露出もあるのでご存知の方も多いと思います! 今年の夏にレアル・マドリーからバイエルンに移籍した左利きのテクニシャンです! Getty Images▽二重のパッチリ目に凛々しい眉、セクシーな唇と白い歯! う~ん、素敵です。 Getty Images▽綺麗な夜景に負けないスマイル! 一緒に夜景、見たいです(笑) 【グループB】 Getty Images名前:MFアドリアン・ラビオ チーム:パリ・サンジェルマン(フランス) 出身:フランス 年齢:22歳 身長:188cm インスタグラム:@adrienrabiot_25 超WS診断:タイプA(ロールキャベツ系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽ボンジュール! これぞイケメンのフランス人、という印象のラビオ。美白で鼻が高くて長身! 口説かれたら、即KOされちゃいそう!Getty Images▽ラビオは顔だけじゃなく、プレーもエレガントなんです! 高い足元の技術に加えて自らドリブルで仕掛けることができるMFで、DFとFWをつなぐ役割を見事にこなします! 【グループC】 Getty Images名前:MFダニエレ・デ・ロッシ チーム:ローマ(イタリア) 出身:イタリア 年齢:34歳 身長:184cm インスタグラム:なし! 超WS診断:タイプB(肉食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽「もっとワイルドな男いない?」っと思っていた方、おまたせです! ローマのキャプテンを務めるデ・ロッシは、顔だけでなくプレーも常に全力のちょいワル系イタリア人です! スーツ姿、シビれますよね!Getty Images▽国歌斉唱も全力! ちなみに、デ・ロッシはインスタのアカウントがありません。過去にはサッカー選手のインスタの使い方に苦言を呈したことも! 男も惚れる男でしょ!? 【グループC】 Getty Images名前:FWフェルナンド・トーレス チーム:アトレティコ・マドリー(スペイン) 出身:スペイン 年齢:33歳 身長:185cm インスタグラム:@fernandotorres 超WS診断:タイプB(肉食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽グループCにはアトレティコ・マドリーが入っているので、この人を紹介しないわけにはいかないですよね! ご存知、エル・ニーニョ(神の子)ことトーレスです! トーレスは20代の頃は「キュート系」の顔立ちでしたが、年齢とともに「ワイルド系」になってきました!Getty Images▽筋肉の具合もいい感じ! こんなに優しそうなのに、実はプレー中にすぐカッっとなるところも。それもまた、女心をくすぐるんですよねっ! 【グループD】 Getty Images名前:FWパウロ・ディバラ チーム:ユベントス(イタリア) 出身:アルゼンチン 年齢:23歳 身長:177cm インスタグラム:@paulodybala 超WS診断:タイプC(草食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽「なんで顔、隠してるの~!」っていう方がいたらゴメンなさい! これはディバラがよくやっているゴールパフォーマンスなんです! でも、顔隠しててもイケメンって分かりますよねっ!Getty Images▽やっぱりイケメンでした~! でも、この髪形はちょっとワイルド。吸い込まれそうな笑顔にもヤラれちゃいそう! 耳もキュート! 【グループD】 Getty Images名前:MFクラウディオ・マルキジオ チーム:ユベントス(イタリア) 出身:イタリア 年齢:31歳 身長:179cm インスタグラム:@marchisiocla8 超WS診断:タイプB(肉食系男子) (C)CWS Brains,LTD.▽「さっきのデ・ロッシ的なの、おかわり!」という方のために、ユベントスからもう1人、イタリアの伊達男! これまた男前!Getty Images▽スーツ似合い過ぎ! いい香りがしそうです(笑)。Getty Images▽髪が乱れていてもヤバいです。顔のどのパーツを見ても非の打ちどころがなく、整い過ぎですっ。 ▽以上、A~Dグループのイケメンを紹介しました。明日はE~Hグループのイケメン8選手を紹介するので、お楽しみに! 2017.09.12 19:00 Tue
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