コラム

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若手の登竜門・ルヴァンカップで観たいヤングガンズ14名!《YBCルヴァンカップ》

▽15日、JリーグYBCルヴァンカップが開幕する。25周年を迎えるリーグカップ戦は、AFCチャンピオンズリーグに出場している鹿島アントラーズ、浦和レッズ、川崎フロンターレ、ガンバ大阪を除くJ1所属の14チームがグループステージから参加する。 ▽今大会からレギュレーションで、21歳以下の選手1名以上のスタメン起用が決定しており、若手の公式戦出場機会の確保を実現。各チームともにユース出身、高校からの新入団選手をスタメンに起用することになる。 ▽そこで、開幕を前に超ワールドサッカー編集部が各チームの21歳以下の選手を1名ずつピックアップ。グループステージに登場する14チームの注目ヤングガンズを紹介する。 【グループA】 ◆FW菅大輝(北海道コンサドーレ札幌) 1998年9月10日(18歳) ▽札幌が誇るアカデミー育ちの至宝。昨シーズンは2種登録されると、明治安田生命J2リーグで5試合に出場。天皇杯でも2試合でプレーした。 ◆MF茂木駿佑(ベガルタ仙台)(C)J.LEAGUE PHOTOS1996年10月2日(20歳) ▽仙台ユース出身の期待の若手。2015年にトップチーム昇格を果たすと、デビューシーズンにJ1で11試合に出場。2016年1月にはアイスランド1部リーグのヴィキングル・レイキャビクに練習参加するなど将来が期待されている。 ◆MF黒川淳史(大宮アルディージャ) 1998年2月4日(19歳) ▽大宮のユース出身で、U-20日本代表候補にも選ばれる逸材。期待された昇格1年目は開幕前に左ヒザ前十字じん帯損傷の大ケガを負い、1年目を棒に振った。今シーズンの飛躍に注目。 ◆DF古賀太陽(柏レイソル) 1998年10月28日(18歳) ▽今シーズンすでにJ1デビューを果たし、先発出場も経験。柏の下部組織で育った右サイドバックで、その名の通り“柏の太陽”になることが期待されている。 ◆DF小川諒也(FC東京)Getty Images1996年11月24日(20歳) ▽正確なクロスが売りの左サイドバック。昨シーズン序盤は先発出場を続けポジションを確保したかに思われたが、徐々にパフォーマンスを落とし18試合の出場に留まった。今シーズンはDF太田宏介の復帰でポジション争いが激化。カップ戦での活躍でポジションを奪えるか。 ◆FW北川航也(清水エスパルス)Getty Images1996年7月26日(20歳) ▽昨シーズンのJ2では途中出場がメインながら30試合に出場し9得点を記録。経験を積み、結果も残している。今季はカップ戦での活躍でスタメン奪取を目指したい。 ◆MF針谷岳晃(ジュビロ磐田)(C)CWS Brains,LTD.1998年10月15日(18歳) ▽ボールの扱いに長けており、攻撃の起点になることが期待される高卒新人。まだプロデビューは果たしていないものの、司令塔としての成長が期待されている。カップ戦で経験を積み、磐田の主軸になることが期待される。 【グループB】 ◆MF遠藤渓太(横浜F・マリノス)Getty Images1997年11月22日(19歳) ▽昨シーズンは途中出場が多かったもののJ1で23試合に出場。U-19日本代表としても活躍し、5大会ぶりのU-20W杯出場に貢献した。右サイドでの縦への推進力が魅力で、今シーズンはゴールに期待したい。 ◆FW森晃太(ヴァンフォーレ甲府)Getty Images1997年6月13日(19歳) ▽昨シーズンは途中出場から攻撃のアクセントになる機会が多かったものの、負傷により戦線を離脱。ポテンシャルは高いものを持っており、ゴールの匂いがする選手。 ◆MF原輝綺(アルビレックス新潟)(C)J.LEAGUE PHOTOS1998年7月30日(18歳) ▽高卒新人ながら開幕戦でJ1デビューを果たすと、3試合連続で先発出場。センターバックとしては異例の抜擢と言える。U-20日本代表としてもプレーし、今後の成長から目が離せない。 ◆MF丸岡満(セレッソ大阪) 1996年1月6日(21歳) ▽ドルトムントでの経験を経て、昨シーズン復帰した丸岡。昨シーズンは明治安田生命J2リーグでわずか3試合の出場に終わったが、今シーズンはここまでJ1で2試合に出場。経験を積んで先輩たちに追いつきたい所だ。 ◆MF中坂勇哉(ヴィッセル神戸)(C)J.LEAGUE PHOTOS1997年8月5日(19歳) ▽昨シーズンもルヴァンカップでブレイクを果たし、ニューヒーロー賞の候補にもノミネートされていた。ボックス付近での落ち着いたプレーと攻撃センスはピカイチ。今シーズンもカップ戦での活躍が期待される。 ◆MF森島司(サンフレッチェ広島)(C)J.LEAGUE PHOTOS1997年4月25日(19歳) ▽昨シーズンはリーグ戦の出場機会がなかったものの、今シーズンは開幕から3試合全てに出場。2シャドーの一角として持ち前のドリブルテクニックを駆使し、ゴールに絡むプレーが観たいところだ。 ◆FW田川亨介(サガン鳥栖) 1999年2月11日(18歳) ▽今シーズンからトップチームに昇格した田川は第2節の川崎フロンターレ戦でデビュー。サンフレッチェ広島戦にも出場し、着実に経験を積んでいる。まずはカップ戦で初ゴールを奪い、鳥栖の攻撃陣の一角を担う存在に成ることが期待される。 2017.03.15 18:45 Wed
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【2017 J1順位予想③】川崎Fの初タイトル、C大阪のジンクス破りを予想

▽2017シーズンの明治安田生命Jリーグは、25日のJ1を皮切りに、全カテゴリーが開幕を迎える。再び1シーズン制となる今シーズンから、10年総額2100億円で放映権契約を結んだ『DAZN』が参入。上位クラブに還元される配分金が手厚くなり、「共存から競争の時代」に突入する。 ▽その激戦必至のJリーグ開幕に先駆けて、超ワールドサッカー編集部が今シーズンにおけるJ1の順位を予想。本稿では編集部Nの予想を紹介していく。 Getty Images1位 川崎フロンターレ 2位 浦和レッズ 3位 鹿島アントラーズ 4位 サンフレッチェ広島▽まず、優勝候補に挙げたのが上記の4チーム。中でも、優勝候補筆頭に挙げたのは、川崎フロンターレだ。主力の放出はFW大久保嘉人のみに抑え、大宮アルディージャの躍進を支えたMF家長昭博や3冠経験者MF阿部浩之ら各チームのレギュラーを獲得。川崎Fに足りなかった才能と勝負強さが加え、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を並行してリーグ優勝を狙うだけの戦力を揃えた。また、新指揮官の鬼木達監督は「勝負にもこだわる」姿勢も見せており、風間八宏監督が創りあげた魅力ある攻撃サッカーを磨き上げることで念願のタイトルを獲得すると予想した。 ▽対抗は、浦和レッズと鹿島アントラーズ。川崎F同様、ACLも戦う両チームだが、浦和はFWラファエル・シルバやMF長澤和輝らを獲得し、選手層にも厚みを加えた。例年指摘される終盤の失速癖さえ露呈しなければ、優勝も十分狙える。一方の鹿島は昨年終盤からの戦いぶりを見れば、1位予想でもおかしくないチームだ。しかし、ACLもある今シーズンは、DFファン・ソッコが抜け、DF昌子源、DF植田直通の両センターバックが通年を通して戦い切れるかが気になるところ。 ▽また、優勝争いに名乗りを挙げそうなのがサンフレッチェ広島。今年はACLがなく、リーグ戦に専念できる状況に加え、オフにはFW工藤壮人を獲得するなどピンポイント補強に成功。新加入選手の早期フィットは不可欠だが、その問題を解消できれば、日程面で有利に立てる。ただ、長年クラブを支えてきたFW佐藤寿人とMF森崎浩司が退団した影響は気がかりな点だ。 Getty Images5位 ガンバ大阪 6位 FC東京 7位 セレッソ大阪 8位 柏レイソル 9位 サガン鳥栖 10位 ヴィッセル神戸 11位 横浜F・マリノス 12位 大宮アルディージャ▽次に、中位を争うのがこの8チーム。その中で、上位争いに加わる可能性が高いチームがガンバ大阪、FC東京、セレッソ大阪だ。昨シーズンからの主力がベースとなり、選手層に厚みを加えているが、上位に予想した4チームと比べると決定打に欠ける印象だ。続いて8位から12位に予想した柏レイソル、サガン鳥栖、ヴィッセル神戸、横浜F・マリノス、大宮は、チームの主軸を放出。しっかりと戦力補強は行っているものの、チームにフィットするかが未知数だ。 (c) CWS Brains, LTD.13位 ジュビロ磐田 14位 北海道コンサドーレ札幌 15位 清水エスパルス 16位 ベガルタ仙台 17位 アルビレックス新潟 18位 ヴァンフォーレ甲府▽最後に残留争い。13位のジュビロ磐田、14位の北海道コンサドーレ札幌、15位の清水エスパルスの3チームは、中位と比べて選手層が薄い印象。ただ、MF中村俊輔(磐田)、MF兵藤慎剛(札幌)、GK六反勇治(清水)など戦力的には実力者も加入し、下位3チームに比べると、残留争いで一歩リードしているように思える。ただし、ベガルタ仙台、アルビレックス新潟、ヴァンフォーレ甲府も新監督や新加入選手、新戦術がフィットすれば順位を上げるはず。シーズンを通じた残留争いは、この6チームで繰り広げられそうだ。 2017.02.24 23:50 Fri
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【2017 J1順位予想②】王者・鹿島の連覇、鳥栖の上位進出を予想

▽2017シーズンの明治安田生命Jリーグは、25日のJ1を皮切りに、全カテゴリーが開幕を迎える。再び1シーズン制となる今シーズンから、10年総額2100億円で放映権契約を結んだ『DAZN』が参入。上位クラブに還元される配分金が手厚くなり、「共存から競争の時代」に突入する。 ▽その激戦必至のJリーグ開幕に先駆けて、超ワールドサッカー編集部が今シーズンにおけるJ1の順位を予想した。本稿では編集部Kの予想を紹介していく。 Getty Images1位 鹿島アントラーズ 2位 浦和レッズ 3位 サガン鳥栖 4位 ガンバ大阪▽王者・鹿島アントラーズの連覇を予想する。昨シーズンのチャンピオンシップ、そしてクラブ・ワールドカップを経て得た経験値は、チームを1ランク上に上げた印象。さらに、MFレオ・シルバ、FWペドロ・ジュニオール、GKクォン・スンテを筆頭に、適材適所で大幅な戦力アップを敢行。不安要素が大きく減った印象だ。唯一あるとすればCBの厚さ。DF昌子源、DF植田直通に次ぐ選手のレベルアップが待たれる。 ▽対抗には、浦和レッズとサガン鳥栖を挙げたい。浦和レッズはリーグタイトルこそのがしたものの、昨シーズンの勝ち点1位は実力。さらに、FWラファエル・シルバ、MF矢島慎也、MF長澤和輝、MF菊池大介と補強。チームに馴染むまでは時間がかかりそうだが、終盤に戦力となっていれば優勝を争い続ける可能性は高い。また、ゼロ円補強でチームのベースアップを図ったサガン鳥栖を3位と予想する。マッシモ・フィッカデンティ監督の戦術も浸透し、昨シーズンの2ndステージは好調を維持。GK林彰洋の穴が心配されたが、GK権田修一を獲得し一件落着。全てにおいてベースアップが行えた印象だ。シーズン中に戦術がさらに浸透することを考えれば、J1で鳥栖旋風が起こる可能性は高い。 ▽4番手には、ガンバ大阪を挙げたい。昨シーズンは序盤につまづき、ホームである市立吹田サッカースタジアムで勝てないなどマイナス要素が強かったが、終わってみれば4位フィニッシュ。AFCチャンピオンズリーグの出場権も獲得した。選手の入れ替えは行ったものの、既存選手に合わせたスタイルであるボックス型の[4-4-2]を採用。強いガンバが復活する雰囲気を感じる。 Getty Images5位 サンフレッチェ広島 6位 大宮アルディージャ 7位 ヴィッセル神戸 8位 川崎フロンターレ 9位 セレッソ大阪 10位 横浜F・マリノス 11位 柏レイソル 12位 FC東京▽シーズン中の調子次第では上位争いを繰り広げられそうなチームとして8チームをピックアップした。5位に予想したサンフレッチェ広島は、FW佐藤寿人が退団したものの、積年の愛が実りFW工藤壮人を獲得。MFフェリペ・シウバも卓越したテクニックをプレシーズンで発揮するなど、攻撃陣に期待が懸かる。また、昨シーズン5位と躍進を果たした大宮アルディージャも6位と予想。MF家長昭博、MF泉澤仁の退団で評価が下がりそうだが、チームのベースアップは着実に果たしている。着実に力をつけていることを考えると、今年も上位に食い込みそうだ。 ▽また、ネルシーニョ体制3年目を迎えるヴィッセル神戸、鬼木達新監督を迎えた川崎フロンターレ、MF清武弘嗣が復帰したセレッソ大阪は6位〜8位に予想。選手個々の能力を見ればトップ4入りも可能だが、チームとして機能するまでに時間がかかりそうな印象がある。特に川崎Fは風間八宏監督の下、攻撃面では特に緻密なサッカーを展開していたが、前線の入れ替えにより崩れてしまう可能性が見て取れる。新戦力がどのタイミングでフィットするかが成績を左右するだろう。 Getty Images13位 ジュビロ磐田 14位 北海道コンサドーレ札幌 15位 ベガルタ仙台 16位 清水エスパルス 17位 ヴァンフォーレ甲府 18位 アルビレックス新潟▽残留争いも非常に予想が難しい。ポイントを昨シーズンのベースをどこまで残せているかに置き、清水エスパルス、ヴァンフォーレ甲府、アルビレックス新潟がJ2降格と予想する。外国人をすべて入れ替え、さらにDF舞行龍ジェームズ、MF小林裕紀とチームの軸を失った新潟は、厳しい戦いが待っているはずだ。指揮官も三浦文丈監督と監督として新潟を率いるのは初。どの様なチームになるのかは未知数だ。 ▽また、甲府も吉田達磨新監督を迎え、チームに変革をもたらせようとしている。昨シーズン崩壊した守備面の改善がどこまで進むのか。攻撃的に切り替えて結果が出なかった場合は厳しい結果が待っているだろう。また、清水もJ1を戦いぬく戦力を揃えたとは言い難い。FW鄭大世に頼り切りになりそうな攻撃陣がどこまで奮闘するか。1年での復帰とはいえ、J1を離れていた昨シーズンからの積み上げが大きく影響しそうだ。 2017.02.24 23:45 Fri
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【2017 J1順位予想①】優勝筆頭に広島、対抗に鹿島&浦和…鬼木体制の川崎Fは序盤戦苦戦の予感

▽2017シーズンの明治安田生命Jリーグは、25日のJ1を皮切りに、全カテゴリーが開幕を迎える。再び1シーズン制となる今シーズンから、10年総額2100億円で放映権契約を結んだ『DAZN』が参入。上位クラブに還元される配分金が手厚くなり、「共存から競争の時代」に突入する。 ▽その激戦必至のJリーグ開幕に先駆けて、超ワールドサッカー編集部が今シーズンにおけるJ1の順位を予想した。本稿では編集部Tの予想を紹介していく。 Getty Images1位 サンフレッチェ広島 2位 鹿島アントラーズ 3位 浦和レッズ 4位 ガンバ大阪▽本命はサンフレッチェ広島だ。優良助っ人のオーラを漂わせるMFフェリペ・シウバや、Jリーグで実績十分のFW工藤壮人ら適材適所な補強に成功し、過去5年で3度もJリーグ王者に導いた森保一監督の手腕も健在。ケガ人が出たときの選手層の薄さは気がかりだが、J1屈指のチーム完成度を誇る。さらに、AFCチャンピオンズリーグ(AFC)を戦わない日程面も鹿島アントラーズと浦和レッズとのJ1の覇権争いで優位に働くと予想した。 ▽対抗は、鹿島と浦和。両チームともに即戦力級を補強したことで、昨年以上のチーム力を手にした。ただ、先のFUJI XEROX SUPER CUP 2017での戦いを見る限り、昨年のJリーグ王者と天皇杯の2冠王者である鹿島が持ち前の勝負強さで頭一つ抜けている印象。とはいえ、浦和に優勝の可能性がないわけではない。シーズン中に何度か訪れる勝負どころで力を発揮できるかどうかがカギになりそうだ。 ▽4番手には、長谷川健太体制5年目を迎えたガンバ大阪の名前を挙げる。サガン鳥栖や川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪、FC東京の勢いも気になるところ。しかし、昨シーズンのJ1リーグ2ndステージ最終節で川崎Fに3-2で逆転勝利した戦いを見てのとおり、“ここぞ”というときの勝負強さは健在だ。今オフ、戦力の入れ替わりも含めて多くの変革があったが、経験値の部分で群を抜く存在に変わりはない。 Getty Images5位 サガン鳥栖 6位 川崎フロンターレ 7位 ヴィッセル神戸 8位 FC東京 9位 大宮アルディージャ 10位 セレッソ大阪 11位 横浜F・マリノス 12位 柏レイソル▽そして、上位争いを面白くしてくれそうな存在が、先述した鳥栖、川崎F、神戸、C大阪に、FC東京、大宮アルディージャ、横浜F・マリノス、柏レイソルを加えた8クラブ。いずれも新たな戦力を加えて試行錯誤の段階にあるクラブだけに、予想の順位よりも上に行く可能性もあれば、下を彷徨う可能性さえある。トップ4位に比べて劣る経験値を新戦力がカバーする働きを見せることができれば、優勝争いも十分に見込める。 ▽ただ、川崎Fに関しては開幕前の評価を低めに設定した。MF家長昭博、MF阿部浩之、DF舞行龍ジェームズら積極補強が際立ったが、ACLでの戦いを見る限り、序盤戦は鬼木達新監督の下で試行錯誤が続きそうだ。もちろん、実力的には申し分なく、波に乗れば昨シーズンと同様、優勝争いに食い込んでくる可能性は十分だが、上位争いを演じる上で重要な安定した戦いが継続して見せられるかどうか未知数なところがある。 Getty Images13位 ベガルタ仙台 14位 ジュビロ磐田 15位 ヴァンフォーレ甲府 16位 清水エスパルス 17位 アルビレックス新潟 18位 北海道コンサドーレ札幌▽最後に、下位に関しては、上記6チームを予想。MF中村俊輔の加入で今冬を賑わせたジュビロ磐田だが、現時点で不確定要素が多く、蓋を開けてみないとわからない状況。とはいえ、磐田にベガルタ仙台を加えた2チームは、戦力面からして残留争いの主役になることはないだろう。したがって、戦力値で劣るヴァンフォーレ甲府、清水エスパルス、アルビレックス新潟、北海道コンサドーレ札幌の4クラブによる残留争いが繰り広げられそうだ。 2017.02.24 23:45 Fri
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【2017 J1チーム診断】的を射た補強でフィッカデンティ2年目は飛躍のシーズンへ《サガン鳥栖》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は、的を射た補強で飛躍を遂げるシーズンとなりそうな鳥栖編をお届けする。 ◆成熟度に期待がかかるフィッカデンティ政権2シーズン目 ▽マッシモ・フィッカデンティ監督の就任初年度となった昨季の序盤は過去最高に苦しんだ時期となった。戦術家で知られる指揮官の下、これまでの堅守速攻にポゼッションに加えた新たなスタイルの構築に取り組んだ結果、1stステージでは15位に沈むなど降格争いに巻き込まれた。 ▽しかし、2ndステージではその状況が一転。フィッカデンティ監督の戦術が浸透すると8位で後半戦を終えた。年間通しては11位とやや不満が残り結果となるも、昨季の後半に見せた戦いぶりは新シーズンに期待が持てるものだった。さらにストーブリーグでもシント・トロイデンからFW小野裕二、名古屋グランパスからMF小川佳純、横浜F・マリノスからDF小林祐三、FC東京からGK権田修一を獲得するなど、各ポジションを補った。今季目指すは初のJ1タイトルだ。 ◆2017 シーズンの注目ポイント ▽これまでは堅守速攻のチームスタイルにFW豊田陽平の得点力が鍵を握っていた。しかし、今シーズンはアタッカーとして小野が加入し、豊田への負担が減らせるだろう。さらに中盤では小川や原川力(川崎フロンターレから期限付き移籍)で加入し、またFW鎌田大地の成長もあって、能動的なオフェンスができる選手が増えた。持ち味のハードワークに、自分たちから仕掛けるオフェンスがハマれば非常に面白い戦いを見せてくれるだろう。 ◆予想フォーメーション[4-3-1-2] (C)CWS Brains,LTD.GK:権田修一 DF:小林祐三、キム・ミンヒョク、谷口博之、吉田豊 MF:小川佳純、高橋義希、福田晃斗 MF:鎌田大地 FW:小野裕二、豊田陽平▽昨季同様に中盤ダイヤの[4-4-2]を採用。GK林彰洋が抜けた守護神のポジションには権田、兵役の関係で退団した金民友のところは、小川が埋める。右サイドバックは新加入の小林祐三とDF藤田優人がポジションを争うことになりそうだ。攻撃陣はトップ下の鎌田と前線の豊田は当確で、もう一枚のアタッカーを新加入の小野や昨季活躍したFW富山貴光らが争う。 ◆期待の新戦力Getty ImagesGK権田修一(日本) 1989年3月3日(27歳) 2016シーズン(オーストリア・2部):15試合▽2015年にオーバートレーニング症候群が発覚して戦列を離れていたが、ミランでプレーする日本代表FW本田圭佑がオーナーを務めるSVホルンに期限付き移籍で加入してリーグ戦にも出場した。今年1月にFC東京との契約を解除して海外でのプレーを目指すも新天地が見つからず。恩師でもあるフィッカデンティ監督の下で、2年ぶりにJリーグへと復帰した。守護神である林をFC東京に引き抜かれた鳥栖としては、今回のストーブリーグで最大の補強だったと言える。 ◆キープレーヤーGetty ImagesMF鎌田大地 1996年8月5日(20歳) 2016シーズン(J1):28試合7ゴール▽鳥栖が用いているフォーメーションの鍵となるトップ下を任されており、昨シーズンは得点力も開花して自身最多の7ゴールをマーク。今季も前線と中盤のリンクマンとしてだけでなく、得点でも結果を残したい。目標では、ライバル視している鹿島アントラーズのFW鈴木優磨の15ゴールを上回る16ゴールと公言。有言実行となれば、タイトル獲得に大きく近づくことができるだろう。 2017.02.24 17:55 Fri
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【2017 J1チーム診断】バンディエラ去り…新陳代謝必要もリーグ集中でACL圏以上へ《サンフレッチェ広島》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は、一昨シーズンの王者でありながら昨シーズン苦しみ、再び上昇を狙うサンフレッチェ広島編をお届けする。 ◆新陳代謝しながら前進できるか ▽リーグ連覇を目標とした昨シーズンは、負傷者が相次いだこともあって、年間順位6位と振るわず。1stステージは4位とまずまずの成績だったものの、夏にFW浅野拓麿が欧州に移籍した後の2ndステージは、10位と二桁順位の屈辱を味わった。長年クラブを支えた生え抜きのMF森崎浩司が昨季限りで引退し、オフシーズンにはクラブのバンディエラだったFW佐藤寿人が移籍。森保体制の6年目となる2017シーズンは、過渡期を迎えていると言えるチームを新陳代謝しつつも、昨季からの前進をアピールしたい。リーグに集中できる状況だけに、AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得のラインは狙っていきたいところだ。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽一昨シーズンからFWドウグラス、FW浅野、FW佐藤と抜けていった攻撃の“トリデンテ”の連係をいかに構築するかに注目。右ヒザ前十字じん帯断裂で全治8カ月となったDF佐々木翔の長期離脱は痛いが、最終ラインと中盤にはDF千葉和彦、DF塩谷司、DF水本裕貴、MF青山敏弘、MF柏好文といった経験と実績を備える計算可能な選手たちがおり、大崩れは考えにくい。そのため、課題はゴールを奪うための得点パターン確立。新戦力のFW工藤壮人を軸に、MF柴崎晃誠、MFアンデルソン・ロペス、MF宮吉拓実、MFフェリペ・シウバといったアタッカー陣のベスト構成をいかに早く見つけられるかがポイントになる。 ◆予想フォーメーション[3-4-2-1] (C)CWS Brains,LTD.GK:林卓人 DF:塩谷司、千葉和彦、水本裕貴 MF:ミキッチ、青山敏弘、稲垣祥、柏好文 MF:フェリペ・シウバ、柴崎晃誠 FW:工藤壮人▽森保監督が一貫して使用してきた[3-4-2-1]を引き続き採用する見込み。ヴァンフォーレ甲府から獲得したMF稲垣祥がMF丸谷拓也やMF森崎和幸と、ファジアーノ岡山から加わったGK中林洋次がGK林卓人とそれぞれポジションを争う。また、セカンドトップのポジション争いも激しくなりそうで、柴崎、宮吉、フェリペ・シウバ、アンデルソン・ロペス、MF茶島雄介らが2枠をかけて凌ぎを削る。 ◆期待の新戦力Getty ImagesFW工藤壮人(日本) 1990年5月6日(26歳) 2016シーズン(MLS:バンクーバー):17試合2得点▽電撃的な加入に驚いた人も多いであろう工藤に期待が懸かる。FWピーター・ウタカとはタイプが異なり、むしろFW佐藤に近いプレースタイル。オフ・ザ・ボールの動きに長けており、相手最終ラインとの駆け引きもうまい。ゴールだけでなくアシストもできるため、シャドーストライカー陣や両ウイングの選手は、可能な限り早く工藤の特徴を掴みたい。26歳という年齢から伸び代も大きく、すんなりフィットすれば2ケタ得点も期待できる。 ◆キープレーヤーGetty ImagesMF青山敏弘(日本) 1986年2月22日(30歳) 2016シーズン(J1):28試合2得点▽2014シーズンからクラブの主将を務めているが、今季はFW佐藤とMF森崎浩が抜けたことで、より一層とチームのまとめ役としての責任がかかる。昨シーズンは、優勝した一昨シーズンに比べれば出来が安定しなかっただけに、今シーズンは一貫したパフォーマンスを見せたい。献身的な守備のほか、持ち味であるロングフィード能力を生かし、裏への抜け出しが得意な工藤へのパス供給源としても期待。中盤をオーガナイズする主将のパフォーマンスがチームの浮沈のカギを握る。 2017.02.24 17:50 Fri
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【2017 J1チーム診断】ネルシーニョ体制3年目で目指すは2年連続のクラブ最高順位更新と初タイトル《ヴィッセル神戸》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回はネルシーニョ体制3年目で悲願の初タイトルを目指すヴィッセル神戸編をお届けする。 ◆噂の大物獲得先送りも悲願の初タイトルに向け充実補強 ▽ストーブリーグを賑わせた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの獲得は、今夏に先送りとなった模様だ。しかし、それぞれ鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田へ旅立ったFWペドロ・ジュニオール、DF高橋祥平の後釜にFW田中順也、MFウエスクレイ、DF渡部博文ら実力者を補強。加えて、ガンバ大阪から両サイドでプレー可能なサイドアタッカーのMF大森晃太郎、日本代表歴もあるマルチロールプレーヤーのMF高橋秀人らを獲得し、質と量を兼ね備えたスカッドの構築に成功している。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽新シーズンの注目ポイントは、今冬の積極補強で充実の戦力を与えられたJリーグ屈指の名将の采配だ。昨シーズン、攻守にバランスの取れた戦いで2ndステージを2位で終えるなど、クラブ史上最高位となる年間7位でフィニッシュした神戸は、来る新シーズンに悲願の初タイトルを目指す。巨大戦力を誇る鹿島や浦和レッズなど、その他の優勝候補に比べて選手層の面では劣るものの、神戸には卓越したマネジメント力、勝負勘、戦術眼を武器に、これまで多くのタイトルを獲得してきたブラジル人指揮官の存在という強烈なストロングポイントがある。 ▽新シーズンに向けては自身の戦術を知り抜く渡部、田中ら教え子に加え、複数のタスクをこなせる大森や高橋といった実力者が加入しており、複数のシステムや状況に応じた用兵を得意とするネルシーニョ監督の持ち味が遺憾なく発揮できる環境が整った。前述の新戦力とFWレアンドロやGKキム・スンギュらJ屈指のタレント、伸び盛りの有望な若手をうまく融合させることができれば、同じく就任3年目でJ1制覇を成し遂げた柏レイソル時代の再現は十分に可能だ。 ◆予想フォーメーション[4-4-2] (C)CWS Brains,LTD.GK:キム・スンギュ DF:高橋峻希、岩波拓也、渡部博文、橋本和 MF:三原雅俊、藤田直之、ニウトン、渡邉千真 FW:レアンドロ、田中順也▽昨シーズンと同様に[4-4-2]、[4-3-3]、[3-4-2-1]の3つの布陣を併用する見込みだが、基本フォーメーションは[4-4-2]となる見込みだ。スタメンに関しては、守護神と最終ライン、MFニウトン、FWレアンドロは当確として、それ以外のポジションに関しては、新戦力の見極めを含めて流動的な起用法となるはずだ。とりわけ、レアンドロとニウトンの相棒、両サイドハーフは、熾烈なポジション争いが繰り広げられており、新戦力のMF高橋秀人、大森、田中、ウエスクレイらには、積極的なアピールが求められる。 ◆期待の新戦力Getty ImagesFW田中順也(日本) 1987年7月15日(29歳) 2016シーズン(J1):21試合4得点▽ストーブリーグを賑わせたポドルスキではなく、同じパンチ力のある左足のキックを武器に和製ポドルスキと評される田中に注目したい。昨シーズンはスポルティング・リスボンから鳴り物入りで古巣柏レイソルに期限付き移籍で復帰した田中だが、下平監督の下で若手を中心に据えたスカッドの中で思うように出場機会を得ることができなかった。恩師ネルシーニョ監督の下で再起を図る今シーズンは、レアンドロの相棒や左右のサイドハーフのポジションでのプレーを通じ、リーグ13ゴールを記録して柏の初優勝に貢献した時代の輝きを取り戻したい。 ◆キープレーヤー Getty ImagesGKキム・スンギュ(韓国) 1990年9月30日(26歳) 2016シーズン(J1):34試合0得点▽昨シーズンの得点王レアンドロが攻撃の軸ならば、守備の軸は神戸2年目を迎える絶対的守護神キム・スンギュだ。昨シーズン、蔚山現代から神戸に加入したキム・スンギュは、高い身体能力と優れた判断力、確かなテクニックを武器に、圧巻のゴールキーピングを披露し、全試合フル出場を果たした。そして、Jリーグ屈指の総合力を誇る頼れる守護神は、第2GK山本海人のジェフユナイテッド千葉移籍で選手層に不安を抱えるチームで今季もフル稼働の活躍が期待される。また、神戸が悲願のタイトルを獲得するためには、昨季の43失点からさらに失点を減らす必要があり、最終ラインとの連係を深めて昨季以上の堅守を築きたい。 2017.02.24 17:45 Fri
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【2017 J1チーム診断】“才能”と“規律”の融合でJ1に桜旋風を巻き起こす《セレッソ大阪》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分での大幅な見直しが行われ、各クラブがタイトルを目指してこれまで以上に激しいリーグ戦が繰り広げられるはずだ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は、3年ぶりのJ1復帰を果たし、桜戦士が集結したセレッソ大阪編をお届けする。 ◆才能と組織力でジンクス破りの可能性大 ▽昨シーズンの明治安田生命J2リーグで4位に終わるも、J1昇格プレーオフを制し、3年ぶりのJ1復帰となったセレッソ大阪は、新指揮官にサガン鳥栖をJ1昇格、J1で5位に導いた経験を持つ尹晶煥監督を招へい。また、昨季の主力がほぼ残留し、成長著しいMF福満隆貴や鳥栖時代の教え子であるMF水沼宏太、Kリーグベストイレブンの実績を持つDFマテイ・ヨニッチと各ポジションで的確な補強を行った。さらに、ヨーロッパの移籍期間最終日には、日本代表で主力のMF清武弘嗣が4年半ぶりに帰還。J1復帰元年を戦うには充分すぎる戦力を揃えた。タレント揃いの攻撃陣と尹晶煥新監督のハードワークをベースにしたサッカーでプレーオフ昇格組初のJ1残留を目指す。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽今季の注目ポイントは“才能”と“規律”の融合だ。MF山口蛍やFW柿谷曜一朗、FW杉本健勇といったポテンシャル溢れる選手たちに加え、今シーズンはMF清武が復帰したことで、その凄味が増した。そんな“才能”溢れる彼らをまとめあげるのが、組織と規律を求める尹晶煥監督。手堅い指揮官のもとで、上手いチームから強いチームに変われるかに注目だ。鳥栖時代に同指揮官と師弟関係にあったMF水沼の存在も大きい。“才能”と“規律”がうまく融合できれば、残留はもちろん、目標に掲げている「9位以内」を達成し、今年のJ1に旋風を巻き起こすこと間違いないだろう。 ◆予想フォーメーション[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:キム・ジンヒョン DF:松田陸、山下達也、マテイ・ヨニッチ、丸橋祐介 MF:水沼宏太、山口蛍、ソウザ、清武弘嗣 FW:柿谷曜一朗、杉本健勇▽[4-4-2]が濃厚とみられるが、清武をトップ下に配置した[4-2-3-1]も考えられる。新戦力では、DFマテイ・ヨニッチ、MF水沼、MF清武の3人がスタメンに食い込んでくると思われ、ベースは昨季の主力となるだろう。控えにもMF山村和也、福満、FWリカルド・サントスといった有能な選手たちが揃っているだけに、加入2年目となるMF秋山大地、MF木本恭生、MF丸岡満、FW澤上竜二ら若手の突き上げが欲しいところ。懸念材料は守備陣の選手層の薄さか。 ◆期待の新戦力Getty ImagesMF清武弘嗣(日本) 1989年11月12日(27歳) 2016-17シーズン(リーガエスパニョーラ):4試合1得点▽今シーズン最も移籍市場を沸かしたのが現役日本代表のトップ下を任されるこの男の加入だろう。セビージャでは出場機会に恵まれなかったものの、加入当初は好調な滑り出しを見せていただけにJ1での活躍が楽しみだ。スルーパスとゲームを組み立てる能力は国内随一。タレント揃いの前線をどのように操るか、古巣でのプレーに期待がかかる。 ◆キープレーヤーGetty ImagesFW柿谷曜一朗(日本) 1990年1月3日(27歳) 2016シーズン(J2):20試合5得点▽清武の加入に最も期待に胸を弾ませているのがセレッソの至宝だろう。昨季は怪我で負傷離脱していたこともあり、今季にかける想いは強いはず。そんな中で、ゴールに専念できる状況となった柿谷にかかる期待は大きい。また、現役日本代表でプレーする清武とのコンビネーションで得点を量産できれば、日本代表復帰への評価にも直接つながる。年代別の日本代表で共にプレーをしていた水沼の加入もあり、自身がプレーしやすい環境は揃っている。ようやくJ1に戻ってきた天才がC大阪の躍進に貢献してくれるだろう。 2017.02.23 21:45 Thu
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【2017 J1チーム診断】昨季無冠の青黒軍団、バージョンアップで逆襲のシーズンに《ガンバ大阪》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は明治安田生命J1リーグ4位で初の無冠を味わった昨シーズンの雪辱を期するガンバ大阪編をお届けする。 ◆二兎も三兎も追う新生ガンバ ▽長谷川健太監督就任後、初めて無冠に終わった2016シーズン。5年目の指揮を執る長谷川監督は舵を切った。MF阿部浩之ら2014年の三冠メンバーに流失が相次いだ一方で、MF泉澤仁(大宮アルディージャ)やMF井出遥也(ジェフユナイテッド千葉)、DFファビオ(横浜F・マリノス)、DF三浦弦太(清水エスパルス)らを獲得。例年以上の戦力に入れ替わりが活発的だった中、布陣も中盤ダイヤモンド型の[4-3-1-2]を新たに導入した。チームのスローガンは『勝』で、長谷川監督も「二兎も三兎も追う」と気合十分。バージョンアップされた『新生ガンバ』で狙うは全冠だ。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽多くの変化があった今シーズンのG大阪におけるポイントは、長谷川監督が着手した「ボール(の主導権)を握って押し込むサッカー」の体現。この冬、阿部やMF大森晃太郎、DF岩下敬輔ら主力流失で戦力低下が懸念されたが、ここまでの戦いを見る限り、攻守両面においてダメージはない。むしろ、チームの根底にある鋭い攻守の切り替えはそのままに、ハイラインや前に人数を割いた攻め上がりといった、近年影を潜めてきた戦いを実現させている。あとは、その新たな戦い方の完成度をどこまで高めていけるか。その新スタイルが確立すると共に、MF堂安律やMF市丸瑞希、DF初瀬亮ら東京五輪世代がレギュラー争いに絡んでくれば、より魅力的な関西の雄をお目にかかれるはずだ。 ◆予想フォーメーション[4-3-1-2](C)CWS Brains,LTD.GK:東口順昭 DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝 MF:井手口陽介、遠藤保仁、今野泰幸 MF:倉田秋 FW:長沢駿、アデミウソン▽基本フォーメーションは、中盤ダイヤモンド型の[4-3-1-2]で、抜群の展開力と戦術眼を兼備するMF遠藤保仁のアンカーシステム。守備面で下り坂に差し掛かる遠藤のアンカー起用に関して、守備時のリスクが伴うことは長谷川監督も重々承知で、それよりも年々の迫力低下に苛まれる攻撃意識の再構築を優先した格好だ。ただ、長谷川監督は[4-2-3-1]やフラットな[4-4-2]を捨てたわけではない。対戦相手や試合状況に応じて、システムを使い分けてくるはずだ。 ◆期待の新戦力Getty ImagesDF三浦弦太(日本) 1995年3月1日(21歳) 2016シーズン(J2):29試合0得点▽ポテンシャルを秘めたリオ五輪世代の若き大型センターバック。スピード、一対一の強さ、ビルドアップで攻守両面の働きが可能で、すでにプレーオフを含むAFCチャンピオンズリーグ2試合で証明済みのセットプレーの強さも魅力の一つだ。いずれの能力もDF丹羽大輝やDF金正也ら既存のセンターバックにないもの。まだ荒削りな部分もあるものの、長らく適任不足に悩ましかった関西の雄にとって、待望の才能高きセンターバックの到着となる。 ◆キープレーヤーGetty ImagesMF今野泰幸(日本) 1983年1月25日(34歳) 2016シーズン(J1):33試合4得点▽新布陣[4-3-1-2]のキーマンは、今年34歳の誕生日を迎えたMF今野泰幸だ。今年1月28日に37歳の誕生日を迎えた遠藤のアンカー起用と、その機能性に注目が集まるところ。その両面で鍵を握る存在が今野とMF井手口陽介の両インサイドハーフとなる。昨年のJリーグヤングベストプレーヤーである井手口のプレーぶりから試行錯誤が目立つものの、今野は水を得た魚のように躍動感溢れるパフォーマンスを披露。新境地を開拓しつつあるボールハンターの攻守両面における働きから目が離せない。 2017.02.23 21:40 Thu
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【2017 J1チーム診断】天才レフティー加入&競争激化で得点力アップへ…目指すは1ケタ順位《ジュビロ磐田》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分での大幅な見直しが行われ、各クラブがタイトルを目指してこれまで以上に激しいリーグ戦が繰り広げられるはずだ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回はオフに大型補強を敢行し、上位進出を目指すジュビロ磐田編をお届けする。 ◆チーム内での競争で底上げと上位進出を目指す ▽J1復帰元年となった昨季を年間順位13位で残留を決め、2年目を迎えるジュビロ磐田。オフには、チームトップの14得点を記録したFWジェイを放出したものの、大幅な戦力ダウンは回避。その一方で、MF中村俊輔やFW川又堅碁といった日本代表経験者やウズベキスタン代表MFムサエフを獲得するなど、各ポジションでの補強に成功。就任4季目の名波浩監督が『競争』というフレーズを口にしたように選手層に厚みを加えることができた。昨シーズンJ1で経験を積んだ既存選手と新加入選手でチームの底上げと1ケタ順位を目指す。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽総得点37点と得点数の少なさが目立った昨シーズン。今シーズン期待されるのは新加入選手による攻撃パターンの増加だ。昨シーズンはジェイという圧倒的なターゲットがいたことで、クロスからの得点に偏り、スルーパスからのチャンスが少なかった。しかし、競り合いにも強く、裏への抜け出しも武器とする川又、一振りでチャンスを作り出す中村俊の加入で、スルーパスからのチャンスが増えることが予想される。さらに、攻撃的DF高橋祥平の加入により、高い位置でボールを奪い、短い時間でシュートまで持っていくことも期待できる。これまで以上に攻撃的なサッカーが展開されるだろう。新加入選手がフィットすれば、既存の武器であるMFアダイウトン、MF太田吉彰の両サイドの攻撃にバリエーションが増え、得点力アップにつながるだろう。 ◆予想フォーメーション[4-5-1](C)CWS Brains,LTD.GK:カミンスキー DF:山本康裕、大井健太郎、高橋祥平、宮崎智彦 MF:川辺駿、ムサエフ MF:太田吉彰、中村俊輔、アダイウトン FW:川又堅碁▽[4-5-1]がベースになると考えられるが、オフでの取り組みを見ると[3-5-2]の併用も考えられる。特にベテランの域に達している中村がフルで戦えるかが懸念されるが、MF上田康太やMF松井大輔ら既存選手はもちろん、名波監督は高卒選手を含めた若い選手を高く評価。MF荒木大吾、MF松本昌也、MF針谷岳晃らの起用も十分に考えられる。試合を組み立てる力がある選手が多いだけに、中盤の組み合わせにも注目だ。 ◆期待の新戦力(C)CWS Brains,LTD.MF中村俊輔(日本) 1978年6月24日(38歳) 2016シーズン(J1):19試合4得点▽今年のオフシーズンを賑わせたこの選手が新戦力の目玉だ。天才レフティーが繰り出すパスが、川又、FW小川航基や活気あるサイドの選手たちと息が合えば多くのチャンスが作り出せ、脅威となること間違いなし。プレースキックも未だ健在で、セットプレーからの得点にも期待が膨らむ。昨シーズンは勝ちきれなかった試合が多かっただけに、あらゆる位置からゴールに直結させるパスを出すことができる中村のパフォーマンスが、チームの結果に影響するだろう。同じ天才レフティーとして輝きを放った名波監督との共鳴が楽しみだ。 ◆キープレーヤーGetty ImagesMFアダイウトン(ブラジル) 1990年12月6日(26歳) 2016シーズン(J1):34試合6得点▽実力者の加入で新たな輝きを放つことが期待されるのがアダイウトンだ。昨シーズンは思うような結果を残せなかったが、圧倒的なスピードとドリブルは要所で存在感を示した。今シーズンは、ゲームを作れる選手が多く、より高い位置でドリブルをスタートさせることが可能となる。そうなれば、相手にとってさらに怖い選手となるだろう。また、アタッキングサードでの選択肢を増やすことができれば、そのスピードを最大限に発揮でき、自身の得点チャンスが多く訪れるはずだ。ジェイの退団があっただけに、アダイウトンの成長がチームの上位進出のカギを握るだろう。 2017.02.23 21:30 Thu
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【2017 J1チーム診断】大前流出も新進気鋭の若手&新加入の実力者でJ1定着を目指す《清水エスパルス》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は昨シーズンの明治安田生命J2リーグで2位となり、1年でのJ1復帰を果たした清水エスパルス編をお届けする。 ◆残留のカギは新鋭のさらなる成長 ▽J1復帰元年の今シーズン。当面の目標はJ1残留だ。小林体制2年目を迎えるにあたり、今オフには大黒柱FW大前元紀の流失に苛まれたが、リオ五輪世代のMF野津田岳人と日本代表招集経験者のGK六反勇治といった攻守両面で軸になり得る選手を獲得。全体的に選手層の薄さが気がかりだが、チームにはJ2での戦いを通じて頭角を現しつつあるDF松原后、MF白崎凌兵、FW金子翔太、FW北川航也らポテンシャルを秘めた新鋭が多く在籍している。彼らがJ1という舞台でも昨年と同様の活躍を見せることができれば、目標達成への機運も高まる。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽大前が抜けた攻撃陣がどれだけJ1で通用するかが一つポイントだ。昨シーズン、チーム全体で総得点85得点を記録したが、そのうち25得点は大前、36得点はFW鄭大世が演出したもの。それだけに、攻撃力の低下が不安視される。さらに、大前という相棒を失った鄭大世に対する負担も気になるところだ。そこで、カギとなり得るのが若手の存在。先述した白崎や、新加入の野津田ら才能溢れる若手が、J1というトップリーグで鄭大世をフォローすることができるか。チームが新体制発表会見で目標に掲げる「15勝、勝ち点50、9位以内」を達成するためには、若手の台頭が不可欠となるだろう。 ◆予想フォーメーション[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:六反勇治 DF:鎌田翔雅、犬飼智也、角田誠、松原后 MF:野津田岳人、河井陽介、竹内涼、白崎凌兵 FW:鄭大世、北川航也▽昨季に引き続き [4-4-2]がベースとなるだろう。左サイドのホットラインはほぼ当確。期限付き移籍期間の満了で退団したDF川口尚紀の右サイドバックの後釜と鄭大世の相方探しには、時間を要すと思われる。このポジションの問題解決と複数のポジションをこなすことができる新外国人選手のDFカヌとDFフレイレの適性の見極めが急務だ。 ◆期待の新戦力Getty ImagesMF野津田岳人(日本) 1994年6月6日(22歳) 2016シーズン(J1):18試合2得点▽レフティーモンスターから繰り出されるキックには、攻撃にアクセントを加え、昨季と違う得点パターンを増やす可能性を秘めている。また、長身選手が複数いるこのクラブでは、FKの場面で直接狙うだけでなく、味方に合わせるという選択も可能。状況を打破する強烈なシュートに磨きがかかれば、集中するであろう鄭大世のマークを分散させることにも繋がり、"リオ五輪世代のホープ"から"真のレフティーモンスター"に飛躍を遂げるだろう。 ◆キープレーヤーGetty ImagesMF白崎凌兵(日本) 1993年5月18日(23歳) 2016シーズン(J2):31試合8得点▽昨季は8得点6アシストと飛躍。J2で再起した鄭大世の得点力ももちろんだが、それを活かせるかどうかは、今季から背番号"10"を任されたこの男に懸かっている。抜群の攻撃センスと身体能力を兼ね備えたアタッカーに、チャンスメイクや前線の活性化が求められることはもはや当然。エースナンバー"10"を背負う以上、クラブの目的達成のために彼に期することは、戦いの舞台がJ1に上がろうとも、昨季に残した数字同等もしくはそれ以上の結果を残すこと以外にない。昨季から積み上げてきた松原、竹内との左サイドがオレンジ軍団復活への活路を見出してくれるはずだ。 2017.02.22 21:10 Wed
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【2017 J1チーム診断】“ダブル”シルバ流出を新外国人で埋められるか《アルビレックス新潟》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は昨シーズン薄氷のJ1残留を達成したアルビレックス新潟編をお届けする。 ◆主力入れ替わりの影響は ▽昨季は最終節でぎりぎり残留を決める薄氷のシーズンを送ったが、新シーズンに向けては中盤の要となっていたMFレオ・シルバと11得点を挙げて得点源となっていたFWラファエル・シルバの“ダブル”シルバが揃って移籍。さらに守備の要のDF舞行龍ジェームズに、レオ・シルバと中盤で不動のコンビを組んでいたMF小林裕紀、主力サイドバックのDFコルテースとDF松原健が移籍と、昨季までのレギュラー陣がごっそりチームを後にした。戦力ダウンに陥ったチームはブラジルからFWホニ、MFジャン・パトリック、MFチアゴ・ガリャルドの3選手を補強。彼らのパフォーマンスがチームの浮沈を左右することになるのは必至で仮にフィットできないようだと、昨季辛くも回避した降格が現実味を増すことになる。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽戦力ダウンに陥ったチームの指揮を任された三浦文丈新監督の手腕が、新シーズン最大の注目ポイントとなる。2013、14年と柳下正明監督の下、新潟でコーチを務めていた三浦監督は、昨シーズン明治安田生命J3リーグのAC長野パルセイロで3位に導く手腕を発揮。その三浦監督は吉田達磨監督がチャレンジした昨季のポゼッションスタイルから堅守速攻スタイルへの回帰を明言。新潟伝統のハードワークスタイルを再び定着させられるかに注目したい。 ◆予想フォーメーション[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:守田達弥 DF:矢野貴章、富澤清太郎、大野和成、堀米悠斗 MF:加藤大、小泉慶、ジャン・パトリック、チアゴ・ガリャルド FW:ホニ、山崎亮平▽新潟の伝統的システムであるフラットな[4-4-2]が基本布陣となるようだ。新戦力のDF矢野貴章、DF富澤清太郎の両ベテランがバックラインに入り、北海道コンサドーレ札幌から加入のDF堀米悠斗が左サイドバックで起用される見込み。FWホニとMFジャン・パトリックはチームの核としての活躍が期待されるが、MFチアゴ・ガリャルドは控えに回る可能性がある。サイドのポジションではMF酒井宣福やFW田中達也の起用も考えられる。 ◆期待の新戦力 FWホニ(ブラジル) 1995年5月11日(21歳) 2016シーズン(ブラジル・セリエB):35試合11得点▽浦和レッズに移籍したラファエル・シルバに劣らない爆発的なスピードと、切れ味鋭いドリブルが持ち味の小兵アタッカー。ブラジルの名門・クルゼイロ出身で昨シーズンはレンタル先のナウチコで35試合に出場して11ゴールとキャリアハイのシーズンを過ごした。堅守速攻スタイルを掲げる新潟にフィットしそうな新戦力だ。 ◆キープレーヤー(C)CWS Brains,LTD.DF大野和成(日本) 1989年8月4日(27歳) 2016シーズン(J1):28試合1得点▽アルビレックス新潟ユース出身のディフェンスリーダーに注目だ。今シーズンからキャプテンに就任した大野は、スピードと対人能力に優れたレフティーのセンターバック。コンパクトな陣形を保ってプレッシングを効かせたい新潟にとって、最終ラインの要である大野のラインコントロールが鍵を握る。 2017.02.22 20:45 Wed
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【2017 J1チーム診断】5年連続J1残留が最大使命! 変革もたらす新指揮官の手腕やいかに《ヴァンフォーレ甲府》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は吉田達磨新監督の下で5年連続J1残留を目指すヴァンフォーレ甲府編をお届けする。 ◆前線補強で課題の1つ改善も守備再建に一抹の不安 ▽引き抜きの噂が絶えなかったエースFWドゥドゥの残留成功に始まり、ベガルタ仙台で実績十分のFWウイルソン、京都サンガF.C.から2年ぶりの復帰を果たしたMF堀米勇輝と課題の得点力不足解消に繫がる前線の補強に成功。また、例年多くの主力を引き抜かれてきたが、今冬はMF稲垣祥がサンフレッチェ広島に旅立った以外、主力の流出がなかったこともプラス材料だ。その一方で、DF土屋征夫、DF山本英臣、DF津田琢磨を筆頭に高齢化が進む最終ラインの補強は、ブラジル人DFエデル・リマのみと思うような成果は上がらなかった。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽今シーズンの注目ポイントは、徹底的な堅守速攻で4年連続残留を勝ち取ってきたチームに、変革をもたらすべき招へいされた吉田達磨新監督の采配だ。前述の補強以外にMF小椋祥平、MF兵働昭弘と経験豊富なベテラン選手を中盤に加えたものの、昨シーズンから大きく陣容は変わっておらず、昨シーズンの年間14位で終えたチームに上積みをもたらすのは、新指揮官の手腕に他ならない。 ▽昨シーズンに就任したアルビレックス新潟では、柏レイソル時代と同じポゼッションスタイルを持ち込むも、チームの成績不振に伴い、志半ばにシーズン途中で退任。今季はその新潟よりも堅守速攻の色濃い甲府を率いるだけに不安は大きいが、チーム始動からキャンプを通じて自らの志向するスタイルに固執せず、守備の再構築、前からボールを奪いに行く意識を高めるなど、これまでの失敗を教訓に残留に向けてより現実的なアプローチに主眼を置いている。より成熟した新指揮官の下で変革のシーズンに臨む“新生ヴァンフォーレ”の船出はいかに…。 ◆予想フォーメーション[3-4-2-1](C)CWS Brains,LTD.GK:河田晃兵 DF:新井涼平、山本英臣、エデル・リマ MF:橋爪勇樹、小椋祥平、兵働昭弘、田中佑昌 MF:河本明人、ドゥドゥ FW:ウイルソン▽開幕に向けては[5-3-2]のシステムで臨む可能性が高いが、基本のシステムは[3-4-2-1]となる模様だ。新監督の下で試行錯誤が続いているうえ、比較的メンバーを固定しない傾向がある吉田監督だけに、現時点でのメンバーの予想は困難。昨シーズンのメンバーを軸に、ケガの影響で調整が遅れるFWドゥドゥ、DFエデル・リマを含め、シーズン半ばを見据えた予想布陣とした。したがって、J1最年長プレーヤーのDF土屋征夫やDF松橋優、MF堀米勇輝、MF黒木聖仁といった面子が先発に割り込んでくる可能性も十二分にある。 ◆期待の新戦力Getty ImagesMF小椋祥平(日本) 1985年9月8日(31歳) 2016シーズン(J1):2試合0得点▽甲府にとって今冬の補強の目玉は、待望の点取り屋であるFWウイルソンや2年ぶりの古巣復帰となるMF堀米勇輝ら攻撃陣。だが、シーズンを通じて重要な戦力となりそうなのが、今年1月末の練習参加から正式契約を勝ち取ったベテランMF小椋祥平だ。水戸ホーリーホックでプロデビューを飾り、横浜F・マリノス、ガンバ大阪、モンテディオ山形といったJ1屈指の名門を渡り歩いた小椋だが、昨シーズンはG大阪のトップチームで構想外となり、G大阪U-23を主戦場にJ3でのプレーを強いられた。さらに、昨季終了後にG大阪との契約が満了し、今季の所属先が見つからない苦難を味わった小椋は、甲府の地で捲土重来を図る。卓越したボール奪取能力を武器に、“マムシの祥平”の愛称で知られるベテランMFは、昨シーズンJ1ワースト2位タイの58失点を喫した甲府の堅守再建を担う働きが期待される。 ◆キープレーヤーGetty ImagesFWドゥドゥ(ブラジル) 1990年4月21日(26歳) 2016シーズン(J1):11試合4得点▽5年連続残留を目指す甲府のキーマンは、背番号10を背負うドゥドゥだ。昨年7月にフィゲイレンセから途中加入し、11試合4得点という数字以上のインパクトを残して甲府の残留に貢献したブラジル人FW。優れた身体能力に加え、ドリブルスキルに優れるアタッカーは、得点力を課題とする甲府攻撃陣の鍵を握る存在だ。ケガの影響で開幕には間に合わない見込みだが、FW河本明人や今冬加入のFWウイルソン、MF堀米勇輝らその他のアタッカーとの連係を深めて今季は最低でも二ケタゴールを目指したい。 2017.02.22 20:30 Wed
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【ACL2017】アジア制覇を目指す川崎Fが中韓の強豪と激突〜グループG〜

▽2月21日(火)、今シーズンのアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017の本戦がスタートする。日本からは、Jリーグ王者の鹿島アントラーズの他、浦和レッズ、川崎フロンターレ、そしてプレーオフを勝ち上がったガンバ大阪の4チームが出場する。 ▽日本勢でグループGに入ったのは、2016シーズンの明治安田生命J1リーグで3位になり、天皇杯でも決勝に駒を進めた川崎Fだ。2015年以来7度目のACLに臨む鹿島は悲願の初制覇を目指す。今回は出場各チームのACLにおける成績や注目選手などを紹介したい。■グループG 広州恒大(中国) 水原三星ブルーウィングス(韓国) 川崎フロンターレ(日本) イースタンSC(香港)★広州恒大(中国/6回目) 【出場資格】 中国スーパーリーグ2016 優勝 中国FAカップ2016 優勝 【前回出場】 2016年 【前回大会】 グループステージ敗退 【最高成績】 優勝(2013、2015)▽中国スーパーリーグを6連覇中と、言わずと知れた中国の強豪クラブ。“爆買い”の走りでもあり、現在は元ブラジル代表指揮官のルイス・フェリペ・スコラーリ監督が指揮を執る。コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスやブラジル代表MFパウリーニョらが所属。2大会ぶりのアジア制覇を目指す。 【注目選手】Getty ImagesFWジャクソン・マルティネス(コロンビア) 1986年10月3日(30歳)▽ポルトやアトレティコ・マドリーでゴールを量産していたJ・マルティネスだが、加入後は当時の輝きを魅せられず。昨シーズンのACLでは4試合無得点、中国スーパーリーグでも10試合4得点に終わった。今年はアジアの舞台でゴールを奪えるのか。 ★水原三星ブルーウィングス(韓国/8回目) 【出場資格】 韓国FAカップ2016 優勝 【前回出場】 2016年 【前回大会】 グループステージ敗退 【最高成績】 ベスト4(2011)▽昨シーズンの韓国FAカップ王者。Kリーグでは近年結果を残せていないものの、昨シーズンは6年ぶりのタイトルを獲得。2013年から指揮を執るソ・ジョンウォン監督の下、チームの成績は好転。昨シーズンはリーグ戦で7位と振るわなかったものの、カップ戦を制した。昨シーズンまでサガン鳥栖でプレーしたMFキム・ミヌやDFチェ・ソングが所属。その他にもJリーグ経験者が多く在籍する。 【注目選手】Getty ImagesMFキム・ミヌ(韓国) 1990年2月25日(26歳)▽昨シーズンまで7シーズンにわたってサガン鳥栖でプレー。Jリーグでも屈指のサイドアタッカーとして活躍。キャプテンも務めていた。母国で初のキャリアとなり、自身初のACLの舞台。水原三星にとっても大きな戦力になることは間違いない。 ★川崎フロンターレ(日本/5回目) 【出場資格】 明治安田生命J1リーグ2016 3位 【前回出場】 2014年 【前回大会】 不参加 【最高成績】 ベスト8(2007、2009)▽昨シーズン、タイトルにあと一歩のところまで迫った川崎F。今シーズンはエースFW大久保嘉人が退団も、MF家長昭博やMF阿部浩之らを獲得。鬼木達監督を新指揮官に迎え、国内タイトルだけでなく、国際タイトルも目指す。 【注目選手】Getty ImagesMF中村憲剛(日本) 1980年10月31日(36歳)▽昨シーズンのJリーグMVPを受賞した中村憲剛をピックアップ。正確なパスでのゲームメイクに加え、昨シーズンは得点数もアップ。新体制のチームにおいても、中心選手になることは間違いない。悲願のタイトル獲得には中村の存在は欠かせないだろう。 ★イースタンSC(香港/初出場) 【出場資格】 香港プレミアリーグ2015-16 優勝 【前回出場】 なし 【前回大会】 不参加 【最高成績】 なし▽香港プレミアリーグに所属するイースタンSCは、昨シーズン11年ぶりにリーグ戦を制覇。28歳の女性指揮官であるチャン・ユェンティン監督がチームを率いる。就任1年目でのリーグ制覇を考えれば、アジアの舞台でどのような戦いを見せるのか注目だ。 【注目選手】Getty ImagesDFジョシュア・ミッチェル(オーストラリア) 1984年6月8日(32歳)▽昨年7月にチームに加入したオーストラリア人DFジョシュア・ミッチェルに注目。ルーマニアの古豪であるウニヴェルシタテア・クラヨーヴァでのプレー経験もあるミッチェルは、Aリーグのパース・グローリーやニューカッスル・ジェッツでもプレー。守備の要としてイースタンSCを支える。 2017.02.22 16:00 Wed
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【ACL2017】G大阪、初優勝の地・アデレードから2度目のアジア統制へ出陣〜グループH〜

▽2月21日(火)、今シーズンのアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017の本戦がスタートする。日本からは、Jリーグ王者の鹿島アントラーズの他、浦和レッズ、川崎フロンターレ、そしてプレーオフを勝ち上がったガンバ大阪の4チームが出場する。 ▽日本勢でグループHに入ったのは、3大会連続9度目の出場となるG大阪だ。2008シーズン以来2度目のアジア制覇を目指す。今回は、出場各チームのACLにおける成績や注目選手などを紹介したい。■グループH アデレード・ユナイテッド(オーストラリア) 江蘇蘇寧(中国) 済州ユナイテッド(韓国) ガンバ大阪(日本) ★アデレード・ユナイテッド(オーストラリア/6回目) 【出場資格】 オーストラリア・リーグ2016 優勝 オーストラリア・リーグ2016グランドファイナル 優勝 【前回出場】 2016年 【前回大会】 プレーオフ敗退 【最高成績】 準優勝(2008)▽2016シーズンのオーストラリア・リーグ王者であるアデレード・ユナイテッド。2005-06シーズン以来、遠ざかっていた国内リーグ優勝を果たしての出場となる。指揮を執るのはスペイン人のギシェルモ・アモレ監督。しかし、今シーズンの国内リーグでは下位に低迷している。風向きを変えるためにも、22日にホームで開幕するグループステージ第1節でG大阪を叩きたい。 【注目選手】Getty ImagesFWババ・ディアワラ(セネガル) 1988年1月5日(29歳)▽セネガル人ストライカーに期待だ。これまでマリティモやセビージャ、レバンテ、ヘタフェを経て、今冬にフリートランスファーでアデレード・ユナイテッドに加入。アフリカ特有のバネを生かしたドリブルや、独特の間合いから放たれるシュートは、このアジアという舞台で相手の脅威になるに違いない。 ★江蘇蘇寧(中国/3回目) 【出場資格】 中国スーパーリーグ 2位 【前回出場】 2016年 【前回大会】 グループステージ敗退 【最高成績】 グループステージ敗退(2016)▽昨年、MFラミレスや、MFアレックス・テイシェイラら欧州で実績十分の大物を引き入れて話題をふるまった江蘇蘇寧。しかし。3年ぶりの出場となった前回大会は、グループステージ敗退に終わった。指揮を執るのは、かつてFCソウルを率いたチェ・ヨンス監督。昨年ほどの目玉補強こそなかったものの、チームの成熟度や組織力という面で昨シーズン以上だ。 【注目選手】Getty ImagesMFラミレス(ブラジル) 1987年3月24日(29)▽かつてチェルシーで異彩を放ったダイナモに注目だ。ラミレスは昨年から中国スーパーリーグに参戦。適正のボランチだけでなく、トップ下でもプレーし、昨シーズンのリーグ戦で26試合4ゴール1アシストを記録。昨年11発のアレックス・テイシェイラと、10発を記録したロヘル・マルティネスを繋ぐリンクマンとして輝く姿に期待したいところだ。 ★済州ユナイテッド(韓国/2回目) 【出場資格】 Kリーグ・クラシック2016 2位 【前回出場】 2011年 【前回大会】 不参加 【最高成績】 グループステージ敗退(2011)▽昨シーズンのKリーグ・クラシックを3位フィニッシュ。プレーオフから参戦のはずだったが、全北現代が違反行為で出場権を剥奪されたため、繰り上がりで本戦から出場することになった。前回大会はグループステージで敗退したが、同居したG大阪に2-1で勝利。2度目の出場となる今大会でも再び相まみえることになる。 【注目選手】Getty ImagesFWマルセロ・トスカーノ(ブラジル) 1985年5月12日(31)▽ブラジル人ストライカーをピックアップ。昨年から蔚山現代でプレーすると、昨シーズンのKリーグ・クラシックでチームトップの11ゴールを挙げた。武器は184cmの上背と足下のテクニック。クラブ史上初のグループステージ突破には、男の活躍が必要だ。 ★ガンバ大阪(日本/9回目) 【出場資格】 明治安田生命J1リーグ 4位 【前回出場】 2016年 【前回大会】 グループステージ敗退 【最高成績】 優勝(2008)▽2017年の明治安田生命J1リーグで年間勝ち点4位に滑り込み、天皇杯の結果により、繰り上げでアジアへの挑戦権を手にしたG大阪。今シーズンはスローガン『勝』に込められた思いのとおり、全てのタイトル獲得が目標だ。今オフは、ストライカー獲得の失敗やMF阿部浩之ら主力の流失が相次いだ一方で、DF三浦弦太(清水エスパルス)やDFファビオ(横浜F・マリノス)、MF泉澤仁(大宮アルディージャ)、MF井出遥也(ジェフユナイテッド千葉)らを獲得。戦術面や布陣の変更も含めて、フルカスタマイズされた新たなチームは、初優勝の2008年に舞台となったアデレードから2度目のアジア王者への戦いが始まる。 【注目選手】(c) J.LEAGUE PHOTOSDFファビオ(ブラジル) 1989年2月28日(27歳)▽今シーズンからG大阪に加入したファビオに注目。7日に行われたACLプレーオフで公式戦デビューを果たすと、守備面で強度を見せると共に、後方からのビルドアップやセットプレーから攻撃面でも存在感を発揮した。強烈な個が際立つアジアでの戦いにおいて、守備の耐久力は不可欠。自身2度目のACLという舞台で躍動する姿に期待だ。 2017.02.22 16:00 Wed
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【2017 J1チーム診断】3年目を迎えるモンバエルツ体制、新世代の台頭へ《横浜F・マリノス》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分での大幅な見直しが行われ、各クラブがタイトルを目指してこれまで以上に激しいリーグ戦が繰り広げられるはずだ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回はストーブリーグを賑わせ世代交代を推し量った横浜F・マリノス編をお届けする。 ◆トリコロールを背負う新世代の台頭へ ▽今オフ最もストーブリーグを賑わせたと言っても過言ではない横浜FM。エースMF中村俊輔がジュビロ磐田へ移籍すると、DF小林祐三がサガン鳥栖、MF兵藤慎剛が北海道コンサドーレ札幌、GK榎本哲也が浦和レッズとチームを支えてきた選手が退団した。一方で、DF松原健(アルビレックス新潟)、DF山中亮輔(柏レイソル)、MF扇原貴宏(名古屋グランパス)と若手を獲得。さらに、MF齋藤学の残留も確定し、ベテランと若手の融合で結果を残したい。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽注目ポイントはベテランと若手のバランスだ。前述の3名が退団したとはいえ、DF中澤佑二(39)、DF栗原勇蔵(33)、MF中町公祐(31)など経験豊富な選手は残っている。昨シーズン頭角を現したMF天野純(25)やDFパク・ジョンス(22)、新加入のMFダビド・バブンスキー(22)、DFミロシュ・デゲネク(22)と若手がベテラン勢を追い越す活躍を見せられるのか。ユース出身のMF遠藤渓太(19)やMF中島賢星(20)など、将来が楽しみな選手は多く控えている。 ◆予想フォーメーション[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:飯倉大樹 DF:松原健、中澤佑二、ミロシュ・デゲネク、金井貢史 MF:喜田拓也、中町公祐 MF:マルティノス、バブンスキー、齋藤学 FW:ウーゴ・ヴィエイラ▽基本フォーメーションはこの2シーズンと同じ[4-2-3-1]。ディフェンスラインには、DF小林祐三、DFファビオの代わりに、新戦力のDF松原健、DFデゲネクが入るだろう。DFパク・ジョンスがキャンプ中に負傷した影響もあり、デゲネクが堅守のカギを握りそうだ。また、トップ下はMF天野純とMFダビド・バブンスキーがポジションを争うことになりそうだ。チームに早くフィットした方が、レギュラーとなるだろう。1トップは新戦力のFWウーゴ・ヴィエイラ。長年の悩みであるストライカーとして活躍できるかがチームの成績を左右するだろう。 ◆期待の新戦力(C)CWS Brains,LTD.FWウーゴ・ヴィエイラ(ポルトガル) 1988年07月25日(28歳) 2016シーズン(セルビアリーグ):10試合7得点▽バルセロナの下部組織出身のバブンスキーやオーストラリアの新鋭・デゲネクにも注目が集まる中、チームの成績に直結するであろうFWウーゴ・ヴィエイラを注目選手に挙げる。横浜FMの大きな課題として長年頭を悩ませているストライカー問題。セルビアの名門レッドスター・ベオグラードで残した多くのゴールを日本でも奪えるのか。その右足にチームの命運が懸かっている。 ◆キープレーヤーGetty ImagesMF齋藤学(日本) 1990年4月4日(26歳) 2016シーズン(J1):33試合10得点▽言わずもがな、横浜FMの未来を担うMF齋藤学が今シーズンのキーマンだ。欧州への移籍に悩む中、チームと契約を更新。背番号もMF中村俊輔が背負っていた10番に変更し、キャプテンにも就任した。昨シーズンは2桁得点を記録し、Jリーグベストイレブンにも選出。昨シーズン以上の期待を懸けられる今シーズンはどのようなパフォーマンスを魅せるのかに注目だ。 2017.02.21 20:02 Tue
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【2017 J1チーム診断】知将&エースが退団も適材適所の補強で魅惑のパスサッカーは新章へ《川崎フロンターレ》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は、念願のタイトル獲得を目指す川崎フロンターレ編をお届けする。 ◆魅惑のパスサッカーは勝負強さを加えた“鬼木スタイル”へ ▽昨シーズンはクラブ史上最高の勝ち点72を獲得するも、悲願の初タイトルを懸けて臨んだチャンピオンシップでは、準決勝で鹿島アントラーズの前に惜敗。また、クラブ史上初の天皇杯決勝でも鹿島に苦汁を舐めさせられるなど、大一番での勝負弱さを露呈してしまった。 ▽雪辱に燃える今シーズンは、4年半にわたって指揮を執った風間八宏監督とチームの絶対的エースであったFW大久保嘉人が退団。知将とエースを失った川崎Fだが、ストーブリーグでは元日本代表MF家長昭博やガンバ大阪で3冠に貢献したMF阿部浩之、ブラジル人FWハイネルなど経験豊富なアタッカーを獲得。新監督には風間監督の下で4年半コーチを務めた鬼木達氏が昇格。風間監督の求めた魅惑のパスサッカーに勝負強さを取り入れた“鬼木スタイル”が完成すれば悲願のタイトルも夢ではない。 ◆2017 シーズンの注目ポイント ▽川崎Fとしては、悲願の初タイトル加え、3年ぶりとなるACLでの戦い方にも注目が集まる。アウェイへの移動も含め、トップチームを始めて指揮する鬼木新監督の選手起用も気になる所。新戦力としては、MF家長やMF阿部、FWハイネル、DF舞蹴龍ジェームズなど的確な補強を行い、各ポジションで激しい競争が起きるだろう。ACLとの二足のわらじをどの様に履きこなすのか、選手のパフォーマンスはもちろんのこと、監督の手腕も問われるシーズンになるだろう。 ◆予想フォーメーション[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:チョン・ソンリョン DF:エウシーニョ、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎 MF:大島僚太、エドゥアルド・ネット MF:阿部浩之、家長昭博、中村憲剛 FW:小林悠▽今シーズンは昨シーズン多用した[3-4-2-1]ではなく、[4-2-3-1]を基本フォーメーションに[4-4-2(4-4-1-1)]を併用する形が予想される。新加入組では、MF家長とMF阿部がスターティングメンバーで起用される可能性が高い。また、昨シーズンの主力であったDFエドゥアルド(右肩関節反復性脱臼)とDFエウシーニョ(脛骨骨折)が負傷により長期離脱を余儀なくされており、シーズン序盤はセンターバックにMF谷口彰悟と2度の頸骨骨折から復帰したDF奈良竜樹、右サイドバックではMF田坂祐介が起用されるだろう。 ◆期待の新戦力(C)CWS Brains,LTD.MF家長昭博(日本) 1986年6月13日(30歳) 2016シーズン(J1):26試合11得点▽注目の新戦力は、昨シーズン限りで退団した大久保嘉人の後釜として期待される元日本代表MF家長だ。純粋なる点取り屋の大久保とは毛色が違う家長だが、その類まれなるフィジカルと非凡な攻撃センスは一級品。昨シーズンは大宮アルディージャにおける日本人初となるシーズン2桁ゴールを記録するなど決定力もあり、大久保の抜けたことにより不安視されていたPKキッカーが務められる家長は、川崎Fの新たな攻撃の担い手になるだろう。 ◆キープレーヤーGetty ImagesFW小林悠(日本) 1987年9月23日(29歳) 2016シーズン(J1) :32 試合15得点▽昨シーズンのJリーグMVPであるMF中村憲剛や日本代表MF大島僚太など、注目選手に迷う川崎Fだが、今季の注目選手に挙げるのはFW小林悠だ。昨シーズンは大久保とともにチーム(自己)最多となる15ゴールを記録するなど、チームの躍進に大きく貢献。3年連続得点王に輝くなど絶対的エースとして君臨した大久保が退団した今シーズンは、川崎Fのバンディエラである中村からキャプテンマークも継承され、川崎Fの新エースとして昨シーズン以上の結果が求められる。 2017.02.21 20:01 Tue
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【2017 J1チーム診断】大久保など各ポジションに日本代表経験者を補強! 目指すは初のJ制覇《FC東京》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は積極補強で初のJリーグ制覇に挑むFC東京編をお届けする。 ◆大型補強で優勝争いできる陣容に ▽“多摩川クラシコ”のライバルでもある川崎フロンターレから獲得したFW大久保嘉人を筆頭に、中盤にFCソウルからMF高萩洋次郎、バックラインにフィテッセからDF太田宏介、守護神にサガン鳥栖からGK林彰洋を獲得。各ポジションに日本代表経験者を揃えた。リーグ制覇も夢ではない陣容を揃えただけに、篠田善之監督のマネジメント力が結果を左右することになるだろう。 ◆2017年の注目ポイント ▽上記の補強以外にも名古屋グランパスからFW永井謙佑を獲得。また、今季も主力としての活躍が期待されるMF中島翔哉、MF東慶悟、さらに控えに10番を背負うMF梶山陽平、FW阿部拓馬など攻撃陣は多くの駒を揃えている。篠田監督が求めるポゼッションサッカーが浸透できれば、非常に面白い攻撃ユニットを形成できるだろう。 ▽一方で、問題はバックライン。昨シーズンは固定できなかった左サイドバックに太田が復帰したことはポジティブな要素であり、DF徳永悠平、DF室屋成、DF小川諒也、DF橋本拳人とサイドバックの駒は揃った。それだけに、DF森重真人、DF丸山祐市に頼らざるを得ないセンターバックはケガや出場停止などをどのように乗り越えるかに注目だ。ただ、篠田監督は守備のスタイルとしてハードプレッシングを掲げているため、チームとして連動してボールを奪うディフェンスが機能できれば大崩れはないだろう。 ◆予想フォーメーション[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:林彰洋 DF:室屋成、森重真人、丸山祐市、太田宏介 MF:高萩洋次郎、田邉草民 MF:永井謙佑、東慶悟、中島翔哉 FW:大久保嘉人▽今季は[4-2-3-1]のフォーメーションを採用。1トップには、点取り屋のFW大久保嘉人が起用され、快速FWの永井謙佑、コンダクターのMF東慶悟、テクニックに秀でたアタッカーのMF中島翔哉が2列目でフォローする。新加入のMF高萩洋次郎はボランチ起用が濃厚で、相方として昨季同様にMF田邉草民がこのポジションを務める。バックラインでは固定できなかった左サイドバックにDF太田宏介が入り、GK秋元陽太が抜けたゴールマウスはGK林彰洋が守る。 ◆期待の新戦力(C)CWS Brains,LTD.FW大久保嘉人(日本) 1982年6月9日(34歳) 2016シーズン(J1):33試合15得点▽昨シーズンこそ得点ランキング4位タイに終わるも15得点をマーク。2013年、2014年、2015年には3シーズン連続で得点王に輝くなどゴールへの嗅覚は衰えを知らない。昨季のFC東京は総得点39点で10位タイと、得点力不足が上位進出を逃した要因だと言える。それだけに大久保にかかる期待は大きい。また、練習初日には「激しさが足りない」とダメ出しをするなど、ピッチ外でも早速チームへの影響力を示している。 ◆キープレーヤー(C)CWS Brains,LTD.DF森重真人(日本) 1987年5月21日(29歳) 2016シーズン(J1):32試合4得点▽日本代表でも主力として活躍するなど、キャリアの絶頂期を過ごす。クラブレベルでは、加入した2010年以降でタイトルは2011シーズンのJ2優勝のみ。それだけに大型補強に乗り出した今季は、J1でのタイトル獲得に燃えているだろう。昨季までは、守備だけでなく攻撃面での貢献も目立ったが、強力な前線が揃っただけに、本職でのさらなる活躍に期待がかかる。 2017.02.21 20:00 Tue
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【ACL2017】10年ぶりの戴冠へ…浦和がオスカル、フッキ擁する上海上港と同居〜グループF〜

▽2月21日(火)、今シーズンのアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017の本戦がスタートする。日本からは、Jリーグ王者の鹿島アントラーズの他、浦和レッズ、川崎フロンターレ、そしれプレーオフを勝ち上がったガンバ大阪の4チームが出場する。 ▽日本勢でグループFに入ったのは、昨シーズンの明治安田生命J1リーグ2位の浦和レッズだ。3大会連続でのACL出場となる浦和は、今シーズン国内タイトルを含めて4冠を宣言。2007年以来2度目のACL制覇を目指す。今回は出場各チームのACLにおける成績や注目選手などを紹介したい。■グループF FCソウル(韓国) 浦和レッズ(日本) 上海上港(中国) ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)★FCソウル(韓国/7回目) 【出場資格】 Kリーグ・クラシック2016 優勝 【前回出場】 2016年 【前回大会】 ベスト4(2016) 【最高成績】 ベスト4(2016)▽昨シーズンのKリーグ・クラシックチャンピオンに輝いたFCソウル。ACLでもグループステージから驚異的な得点力を見せると、ラウンド16では浦和レッズ、準々決勝では山東魯能を下してベスト4進出。しかし、準決勝でリーグ戦でもタイトルを争った全北現代モータースの前に敗退。FWアドリアーノやMF高萩洋次郎が退団したチームがどの程度の力を持っているかに注目だ。 【注目選手】Getty ImagesMFハ・デソン(韓国) 1985年3月2日(31歳)▽昨シーズンまでFC東京、名古屋グランパスでプレーしたMFハ・デソンに注目。昨シーズンまで高萩が務めたポジションでの起用が見込まれており、攻守両面での 貢献が期待されている。 ★浦和レッズ(日本/6回目) 【出場資格】 明治安田生命J1リーグ2016 2位 【前回出場】 2016年 【前回大会】 ラウンド16 【最高成績】 優勝(2007)▽2016シーズンの明治安田生命J1リーグで年間勝ち点1位を獲得しながらも、チャンピオンシップで敗れて2位に終わった浦和。昨シーズンのACLではPK戦の末に敗退と悔しい思いをしているだけに、国内タイトルだけでなくアジアタイトルの奪還を目指したい。 【注目選手】Getty ImagesFWズラタン(スロベニア) 1983年12月15日(33歳)▽注目選手にはズラタンをピックアップ。チームではFW興梠慎三の控えの位置付けにあるものの、アジアでの戦いを考えるとズラタンの力が必要となるだろう。全4冠を目指す中でも特に激戦が続くと予想されるACL。前線でのキープ力や馬力のある攻撃は浦和の大きな力となるだろう。 ★上海上港(中国/2回目) 【出場資格】 中国スーパーリーグ 3位 【前回出場】 2016年 【前回大会】 ベスト8 【最高成績】 ベスト8(2016)▽プレーオフを勝ち上がって出場権を獲得した上海上港。“爆買い”で話題となった昨シーズンは、ブラジル代表FWフッキを獲得してACLでも一定の結果を残した。今シーズンはチェルシーからブラジル代表MFオスカルを獲得。さらに、ポルトガル代表DFリカルド・カルバーリョもチームに加え、指揮官にはポルトやチェルシー、ゼニトで指揮を執っていたアンドレ・ビラス=ボアス監督を招へい。より一層チーム力を高め、アジアタイトルを目指す。 【注目選手】Getty ImagesMFオスカル(ブラジル) 1991年9月9日(25歳)▽チェルシーで中心選手として活躍し、ブラジル代表での将来も期待されていたオスカルに注目せざるを得ない。パスやシュートの精度の高さはもちろんのこと、ゲームを作る能力に長けており、攻守にわたって献身的なプレーも可能。チーム内でも一つ頭が抜けた存在あるものの、FWフッキにとってはプレーしやすい相棒を手に入れた形になる。欧州でもトップクラスの実力がアジアでどの様な結果を残すのかに注目だ。 ★ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア/3回目) 【出場資格】 Aリーグ2015-16 2位 【前回出場】 2015年 【前回大会】 不参加 【最高成績】 優勝(2014)▽3大会前にクラブ創設3年目でアジアを制したウェスタン・シドニー。かつてはMF小野伸二やMF高萩洋次郎、DF田中裕介と日本人選手が所属。今シーズンはサガン鳥栖から加入したMF楠神順平が所属している。オーストラリア勢はACLではあまり結果を残せていないが、4大会ぶりのアジアタイトルを目指す。 【注目選手】Getty ImagesMF楠神順平(日本) 1987年8月27日(29)▽川崎フロンターレやセレッソ大阪、サガン鳥栖でプレーしていたMF楠神順平に注目。出場機会を求めて昨年7月にウェスタン・シドニーへと移籍を果たすと、今シーズンのAリーグでは20試合に出場し3得点を記録するなど、チームの中心選手として活躍。川崎F、C大阪時代にもACLに出場していたが、新天地でのアジアタイトル獲得に挑む。 2017.02.21 14:00 Tue
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【ACL2017】悲願のアジアタイトル獲得にJ王者・鹿島が挑む〜グループE〜

▽2月21日(火)、今シーズンのアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017の本戦がスタートする。日本からは、Jリーグ王者の鹿島アントラーズの他、浦和レッズ、川崎フロンターレ、そしてプレーオフを勝ち上がったガンバ大阪の4チームが出場する。 ▽日本勢でグループEに入ったのは、2016シーズンのJリーグ王者であり、天皇杯との2冠を達成した鹿島だ。2015年以来7度目のACLに臨む鹿島は悲願の初制覇を目指す。今回は出場各チームのACLにおける成績や注目選手などを紹介したい。■グループE 鹿島アントラーズ(日本) ムアントン・ユナイテッド(タイ) ブリスベン・ロアー(オーストラリア) 蔚山現代(韓国)★鹿島アントラーズ(日本/7回目) 【出場資格】 明治安田生命J1リーグ2016 優勝、天皇杯2016度 優勝 【前回出場】 2015年 【前回大会】 不参加 【最高成績】 ベスト8(2008)▽2016年の明治安田生命J1リーグで年間勝ち点3位ながら、チャンピオンシップを制して見事にタイトルを獲得した鹿島アントラーズ。昨年12月に行われたFIFAクラブ・ワールドカップでは日本勢として初めて決勝に駒を進めると、欧州王者のレアル・マドリーと好ゲームを演じ、延長戦までもつれた末に惜しくも敗れていた。今シーズンは全てのタイトルを獲得するため、MFレオ・シルバ(アルビレックス新潟)、FWペドロ・ジュニオール(ヴィッセル神戸)、FW金森健志(アビスパ福岡)、DF三竿雄斗(湘南ベルマーレ)を獲得。さらに、昨シーズンのアジア王者である全北現代モータースの守護神・GKクォン・スンテを獲得するなど、悲願のアジア制覇を目指す。 【注目選手】(c) J.LEAGUE PHOTOSMFレオ・シルバ(ブラジル) 1985年12月24日(31歳)▽今シーズンから鹿島に加入したレオ・シルバに注目。浦和レッズとのFUJI XEROX SUPER CUPでは、スターティングメンバーに名を連ねると、パスや飛び出しで攻撃の組み立てに参加したと思えば、守備面でもしっかりと浦和攻撃陣を封じ込め、能力の高さを改めて見せつけた。アジアでの戦いは初経験となるが、レオ・シルバのゲームメイクで鹿島をアジア王者に導けるかに期待したい。 ★ムアントン・ユナイテッド(タイ/6回目) 【出場資格】 タイ・プレミアリーグ2016 優勝 【前回出場】 2013年 【前回大会】 プレーオフ敗退 【最高成績】 グループステージ敗退(2013)▽2016シーズンのタイ・プレミアリーグを制したムアントン・ユナイテッド。久々の国内リーグタイトル獲得により、4大会ぶりの出場を決めた。ACL出場に向け、元韓国代表で大宮アルディージャでもプレー経験のあるMF李浩を全北現代モータースから、蔚山現代からブラジル人DFセリオを獲得。さらにスペイン2部のコルドバからスペイン人FWシスコやベルギーのシント=トロイデンからコートジボワール人FWヤヤ・スマホロを獲得するなど、補強にも余念がない。また、清水エスパルスや横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府などでプレーした元日本代表DF青山直晃も所属している。 【注目選手】Getty ImagesFWティーラシン・デーンダー(タイ) 1988年6月6日(28歳)▽言わずと知れたタイ代表の絶対的エースであり至宝。若くして才能を見出され、マンチェスター・シティのU-21チームに移籍するもビザの問題でプレーできず。それでも、スイスのグラスホッパーズへレンタル移籍しセカンドチームでプレー。その後、2014年2月にアルメリアへと移籍していた。テクニックとスピードを生かした突破が魅力で、ロシア・ワールドカップ アジア最終予選の日本代表戦でもプレーしていた。 ★ブリスベン・ロアー(オーストラリア/4回目) 【出場資格】 Aリーグ2015-16 3位 【前回出場】 2015年 【前回大会】 不参加 【最高成績】 グループステージ敗退(2015)▽プレーオフを勝ち上がって出場権を獲得したブリスベン・ロアー。その相手は、アルゼンチン代表FWカルロス・テベスや元ナイジェリア代表FWオバフェミ・マルティンスを擁した上海申花だった。ACLではグループステージを突破したことがないものの、近年実力をつけているチームの1つだ。昨シーズンまでジュビロ磐田でプレーした元ギリシャ代表DFアブラアム・パパドプーロスが所属している。 【注目選手】Getty ImagesMFトーマス・クリステンセン(デンマーク) 1983年4月17日(33歳)▽デンマーク代表でもプレー経験があり、デンマークの名門・コペンハーゲンで長らくプレーしたクリステンセンに注目。FWハーフナー・マイクも所属しているADOデンハーグで昨シーズンまでプレーし、今シーズンからブリスベン・ロアーへと加入した。セントラルミッドフィルダーながら、今シーズンはすでに4得点を記録。ハードな守備からの攻撃参加に注目だ。 ★蔚山現代(韓国/4回目) 【出場資格】 Kリーグ・クラシック2016 4位 【前回出場】 2014年 【前回大会】 不参加 【最高成績】 優勝(2012)▽PK戦の末、プレーオフを制して本大会出場を決めた蔚山現代。全北現代モータースの出場権剥奪によって繰上げ出場となった。2012年にはACLを制したこともあるが、近年では国内リーグでも思うような成績が残せておらず。昨シーズンまでは、今シーズンからセレッソ大阪を率いる尹晶煥監督が指揮を執り、元日本代表MF増田誓志も所属していた。 【注目選手】Getty ImagesFWイ・ジョンホ(韓国) 1992年2月24日(24歳)▽韓国代表でもプレー経験があるイ・ジョンホは、全南ドラゴンズで長らくプレー。昨年1月に全北現代モータースへと移籍すると、1年で蔚山現代へと移籍した。Kリーグ・クラシックではここまで94試合に出場し21得点を記録。昨年のACLでは5試合に出場し1得点を記録し優勝を経験。クラブ・ワールドカップでも1試合でプレーした。 2017.02.21 14:00 Tue
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【2017 J1チーム診断】魅惑のカルテット+日立台育ちの若き力で悲願へ《柏レイソル》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。若い力で上位戦線への名乗りを上げる柏レイソル編をお届けする。 ◆目標は悲願のACL出場権獲得 ▽下平隆宏体制2年目となる今シーズンの目標は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内のトップ3フィニッシュ。「若手の成長が最大の補強」と話す下平監督は、今シーズンもホームの日立台で育ったアカデミー出身選手の台頭に期待を寄せており、方針転換することはない。その中で、目標達成のための補強として、FWハモン・ロペスやDFユン・ソギュン、DF小池龍太らを獲得。中でも、ハモン・ロペスにおいては、FWクリスティアーノ、FWディエゴ・オリヴェイラ、MF伊東純也の既存メンバーと形成するカルテットとして、大きな注目が集まるところだ。カルテット+アカデミー出身選手の活躍で、スローガン「柏から世界へ」の実現を狙う。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽若く大きな可能性を秘めたチーム構成だが、全体的に選手層が薄い。今冬に攻撃陣の補強に成功したものの、MF茨田陽生、MF秋野央樹ら両コンダクターの穴を埋める補強はなし。したがって、今シーズンも、昨年のDF中山雄太やMF小林祐介、GK中村航輔らのように、アカデミーで育ったヤングガンズのシーズン中の台頭がポイントになりそうだ。とはいえ、昨シーズンのように、若手中心のメンバー構成がゆえのシーズン中の浮沈は避けたいところ。シーズンを通じて、安定した戦いを見せられるかが焦点になる。 ◆予想フォーメーション[4-4-2] (C)CWS Brains,LTD.GK:中村航輔 DF:小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹 MF:伊東純也、小林祐介、大谷秀和、クリスティアーノ FW:ハモン・ロペス、ディエゴ・オリヴェイラ▽先述のカルテットを同時起用するのであれば、[4-4-2]。ただし、下平監督は[4-3-3]を基本フォーメーションとして常用していることから、対戦相手に応じてシステムを使い分けてくるはずだ。また、下平監督の頭の中に、固定システムは存在せず、状況に応じて臨機応変に[3-4-3]や[4-4-2]を駆使。そのため、選手たちは今シーズンも共通意識と戦術理解度が求められる。 ◆期待の新戦力Getty ImagesFWハモン・ロペス(ブラジル) 1989年8月7日(27歳) 2016シーズン(J1):32試合10得点▽スピード、パワー、テクニックを兼ね備えたゴールゲッター。昨シーズンのベガルタ仙台でキャリアハイの明治安田生命J1リーグ10ゴールを記録したJリーグ屈指の優良助っ人だ。しかし、ここまでの練習試合や、ちばぎんカップなどでのプレーを見る限り、新天地で新たなチームメートとの連係面や戦術の浸透に時間を要する様相。クリスティアーノ、ディエゴ・オリヴェイラ、伊東のトリデンテと噛み合った攻撃には、大きな魅力と破壊力が見込めるだけに、早い段階でチームにフィットしたいところだ。 ◆キープレーヤー(c)J.LEAGUE PHOTOSFWクリスティアーノ(ブラジル) 1987年1月12日(30歳) 2016シーズン(J1):34試合16得点▽今シーズンも男に懸かる期待は大きい。昨シーズン途中に日立台へと帰還し、ヴァンフォーレ甲府時代を含めて、キャリアハイの明治安田生命J1リーグ34試合16ゴールをマーク。パワフルな突破と強烈なシュートでファンを沸かせ、若い選手が多く、試合運びに難があるチームに多くの勝利をもたらした。言わずもがな、今シーズンは開幕から柏の選手として戦えるだけに、躍動感溢れるパフォーマンスぶりで昨シーズン以上に日立台を明るく照らしたい。 2017.02.20 16:32 Mon
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【2017 J1チーム診断】飛躍の1年から継続の1年へ…上位の定位置化に挑む《大宮アルディージャ》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分での大幅な見直しが行われ、各クラブがタイトルを目指してこれまで以上に激しいリーグ戦が繰り広げられるはずだ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は昨シーズン5位とクラブ史上最高位を記録した大宮アルディージャ編をお届けする。 ◆定位置づくりの1年へ ▽昨シーズンの明治安田生命J1リーグを5位で終え、クラブ史上最高位を記録した大宮アルディージャ。渋谷洋樹監督体制4年目を迎える今シーズンは過去の定位置に戻るのではなく、新たな定位置を作り上げることが求められる。川崎フロンターレにMF家長昭博、ガンバ大阪にMF泉澤仁と渋谷体制の主力選手が移籍したものの、FW大前元紀(清水エスパルス)、MF長谷川アーリアジャスール(湘南ベルマーレ)、MF茨田陽生(柏レイソル)と経験のある選手を獲得。チーム力をベースアップさせ、1ケタ順位でのフィニッシュを目指す。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽今シーズンの大宮の注目ポイントは“戦力の融合”だ。大前、長谷川、茨田と3人の即戦力を獲得したが、退団した家長、泉澤の穴埋めという印象はない。よりコレクティブなサッカーを体現するため、そして昨シーズン悩んだ代えが利かない選手を埋めるべく確実に補強した印象だ。それだけに、J2に在籍した2015年以降積み上げてきたサッカーにどのように融合させるのか。新戦力がチームの力になった時、昨シーズンと同等の結果がついてくるはずだ。 ◆予想フォーメーション[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:加藤順大 DF:奥井諒、菊地光将、河本裕之、大屋翼 MF:横谷繁、大山啓輔、茨田陽生、長谷川アーリアジャスール FW:江坂任、大前元紀▽基本フォーメーションは大宮伝統の[4-4-2]。ディフェンスラインは安定の4名が今年も支えるはずだ。守護神はGK加藤順大、GK塩田仁史の2枚看板が控えており、どちらが1stポジションなのかは読めない。ボランチは今シーズンの最激戦区となりそうなところ。昨シーズン定着したMF横谷繁を軸にも考えられるが、後半戦で成長を遂げたMF大山啓輔、パスで散らせるMF茨田陽生を起用。横谷はより攻撃に比重の置ける右サイドに戻ると予想する。この3名にMF長谷川アーリアジャスール、FW大前元紀、MF江坂任が関わることで、流動的なポジションチェンジを行い「ボールを動かし、イニシアチブをとる」サッカーが可能となるだろう。 ◆期待の新戦力Getty ImagesFW大前元紀(日本) 1989年12月10日(27歳) 2016シーズン(J2):29試合18得点▽MF長谷川アーリアジャスール、MF茨田陽生、MF瀬川祐輔と補強した中で、最も期待が懸かるのはFW大前元紀だ。失点数に比べ得点数に問題を抱える大宮にとって、フィニッシャーの確保は急務だった。FWドラガン・ムルジャが輝きを取り戻せれば問題はないが、大前が加入したことで復活する可能性もある。ボックス内での仕上げを行い、さらには精度の高いプレースキックも持っている。大前が大宮の攻撃に変化をもたらせられるかに注目が集まる。 ◆キープレーヤーGetty ImagesMF横谷繁(日本) 1987年5月3日(29歳) 2016シーズン(J1):31試合3得点▽MF江坂任も大きなカギを握る存在になるが、大宮の心臓とも言えるMF横谷繁をピックアップする。大宮では右サイドでのプレーがメインとなっていたが、昨シーズン途中からボランチに下がるとゲームメーカーとして機能。今シーズンはよりプレーの幅を持ったメンバーが揃ったことを考えても、横谷が昨シーズン以上に攻撃を司どることになるだろう。大前、江坂、ムルジャといった前線の選手を活かすプレー、後方からの飛び出しを生み出す動きとタスクは増えそうだが、横谷が機能すれば勝ち点3を掴む試合は増えるはずだ。 2017.02.20 16:31 Mon
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【2017 J1チーム診断】4冠明言で真の王者へ《浦和レッズ》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は、全冠奪取を狙う浦和レッズ編をお届けする。 ◆今年こそ勝負弱さのレッテル返上へ ▽2016シーズンはルヴァンカップ優勝、2ndステージ優勝とともに目標に掲げていた年間勝ち点1位の座を奪取。しかし、10年ぶり2度目のリーグ優勝を懸けたチャンピオンシップでは鹿島アントラーズの前にアウェイゴールの差で敗れ、最後の最後で悪癖の勝負弱さを露呈してしまった。雪辱を誓うミハイロ・ペトロヴィッチ体制6季目となる新シーズンは主力の流出がない中、昨季新潟で11ゴールを挙げたFWラファエル・シルバや岡山で成長したMF矢島慎也、両サイドでプレー可能なMF菊池大介、経験豊富なGK榎本哲也と各ポジションに即戦力を補強。Jリーグ、ACL、ルヴァンカップ、天皇杯の4冠を目指せるだけの分厚い選手層を手にした。慎重な姿勢を崩さなかった指揮官も今季は全タイトル獲得を明言した中、定着してしまった勝負弱さのレッテルを剥がしにかかる。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽JリーグとACLを平行して戦う浦和にとって両タイトルを目指すには2チーム分の戦力が必要不可欠となってくる。その厳しい戦いに向けてチームは即戦力を各ポジションに迎え入れ、ペトロヴィッチ監督も完全ターンオーバー制を敷くことを明言。新戦力がチームの底上げを図り、既存戦力との融合をいかにスムーズに行えるかがポイントとなる。 ◆予想フォーメーション[3-4-2-1](C)CWS Brains,LTD.GK:西川周作 DF:森脇良太、遠藤航、槙野智章 MF:関根貴大、柏木陽介、阿部勇樹、宇賀神友弥 MF:ラファエル・シルバ、武藤雄樹 FW:興梠慎三▽新戦力で確実にレギュラーに割って入ってきそうなのがラファエル・シルバだ。興梠が場合によってはシャドーに下がり、ラファエル・シルバがトップで起用される可能性があるかもしれない。その他、菊池や駒井がサイドでレギュラーポジションを掴む可能性がある。 ◆期待の新戦力Getty ImagesFWラファエル・シルバ(ブラジル) 1992年4月4日(24歳) 2016シーズン(J1):23試合11得点▽新潟で2年半を過ごし、昨季はケガがありながらも11ゴールをマークした成長過程にあるブラジル人アタッカーに期待したい。爆発的なスピードはこれまでの浦和に欠けていたカウンター時の脅威を増大させる上、優れたボールスキルは興梠とポジションチェンジを図りながら流動的に崩すことを可能にさせる。プレシーズンマッチではそんな自身の持ち味を既に発揮しており、早くもチームメートの信頼を掴んでいる。ラファエル・シルバが浦和の新たな攻撃のオプションとなれば、昨季以上の破壊力を手にすることになる。 ◆キープレーヤー(c)J.LEAGUE PHOTOSMF柏木陽介(日本) 1987年12月15日(29歳) 2016シーズン(J1):33試合5得点▽キープレーヤーは浦和の絶対的ゲームメーカーである柏木だ。ケガに強くコンスタントに30試合5ゴール以上の成績を残すレフティーは、浦和になくてはならない存在だ。攻撃のスイッチを入れる縦パスや精度の高いプレースキックで得点を演出し、守備面でも攻から守への切り替えの早さを徹底し、攻守に貢献している。昨季から10番を背負って逞しさが増す中、今季こそ自身初のリーグ優勝を目指す。 2017.02.20 16:30 Mon
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【2017 J1チーム診断】本気度は昨季以上…2冠王者に死角なし《鹿島アントラーズ》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は全冠を狙う昨シーズン2冠王者の鹿島アントラーズ編をお届けする。 ◆クオリティ兼備の戦力でアジア統制へ ▽昨シーズンのJリーグと天皇杯の2冠王者。先のFIFAクラブ・ワールドカップでレアル・マドリーと好勝負を演じた。しかし、通算の獲得トロフィー数で他を圧倒する19個のタイトルホルダーが、それだけで満足するようなクラブではない。その本気度は昨季以上。このストーブリーグに、FWペドロ・ジュニオール、FW金森健志、MFレアンドロ、MFレオ・シルバ、DF三竿雄斗、GKクォン・スンテらを獲得。未だ成し遂げていないAFCチャンピオンズリーグ(ACL)初優勝へ過密日程を乗り切るだけのクオリティ兼備の戦力を整えた。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽隙がない。質の高いチームを2つ作れるほど選手層は充実。主戦システムである[4-4-2]の前線からのプレッシングサッカーに加えて、鹿島の真骨頂である臨機応変さにもより磨きがかかる。難しいのは、実力者集いし面々からのメンバー選考。これまでにない規模のタレント集団を束ねる石井正忠監督が、ターンオーバーを含めた采配、メンタルケアに尽力できるかが鍵となりそうだ。 ◆予想フォーメーション[4-4-2] (C)CWS Brains,LTD.GK:曽ヶ端準 DF:西大伍、植田直通、昌子源、三竿雄斗 MF:遠藤康、小笠原満男、レオ・シルバ、土居聖真 FW:金崎夢生、ペドロ・ジュニオール▽基本フォーメーションは不変の[4-4-2]。ブラジル式のプレッシングサッカーが基本的な戦術で、状況に応じたハイラインプレスからのショートカウンターなど、鹿島の真骨頂である臨機応変さも健在だ。また、上述した通り、選手層も充実していて、層の薄かった左サイドバックや左サイドハーフ、海外移籍のMF柴崎岳の穴埋めに成功。死角はない。 ◆期待の新戦力(c)J.LEAGUE PHOTOSFWペドロ・ジュニオール(ブラジル) 1987年1月29日(30歳) 2016シーズン(J1):29試合11得点▽注目の新戦力は昨夏のMFカイオ流失後、後継者不在だったアタッカーとして期待されるFWペドロ・ジュニオールだ。昨シーズンは明治安田生命J1リーグでキャリアハイの11ゴールを記録。若き頃よりも利己的なプレーが少なくなり、ドリブルや得点力の部分にも磨きがかかる。ここまでのプレーぶりを見てもチームへの適応に時間を要するものの、Jリーグでの実績も十分だけに、「夢の実現」と語る鹿島で活躍する姿も期待大だ。 ◆キープレーヤー(c)J.LEAGUE PHOTOSFW鈴木優磨(日本) 1996年4月26日(20歳) 2016シーズン(J1):31試合8得点▽活躍を期待せずにはいられない。昨シーズンのリーグ戦で、わずか9試合の先発出場にとどまったものの、スーパーサブとして8ゴールをマーク。サイドでもプレー可能な器用さを兼ね備えたストライカーとしてはもちろん、個性派集団の面々に物怖じしないハートの強さも魅力の1つだ。プロ3年目の今シーズンは、現日本代表のFW大迫勇也らも着用した背番号を9番に継承し、先のFUJI XEROX SUPER CUP 2017で浦和レッズを相手に決勝点。20歳のストライカーから目が離せない。 2017.02.19 15:02 Sun
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【2017J1チーム診断】新システム導入&穴埋め補強で上位を狙う!!《ベガルタ仙台》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は新システムで上位進出を目指すベガルタ仙台編をお届けする。 ◆未来のために変革のシーズンへ ▽今回のストーブリーグでは各ポジションの選手たちが完全移籍でチームを去り、特に中盤以外では主力選手たちが退団した。そのため穴埋め的な補強が目立った。渡邉晋監督4年目を迎える今シーズンは、新システムを導入するなど変革の年になること掲げた。過去3シーズンを上回る成績を残すため、そしてクラブの未来のため、『STRONG』なチームを目指す。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽上記にあるように穴埋め補強ながらも守備陣では松本山雅FCからGKシュミット・ダニエルが復帰。清水エスパルスから期限付き移籍加入していたDF平岡康裕が完全移籍で加入。さらに、柏レイソルからはDF増嶋竜也を期限付き移籍で獲得した。また、FC東京から期限付き移籍加入だったMF三田啓貴が完全移籍となるなど戦力を維持できたことも大きい。 ▽一方で問題は前線。FWハモン・ロペス(柏レイソル)、FWウィルソン(ヴァンフォーレ甲府)、FW金園英学(北海道コンサドーレ札幌)の主力3選手が退団した。FC東京からFW平山相太、浦和レッズからFW石原直樹、トンデラ(ポルトガル)からFWクリスランを獲得して穴を埋めたものの、一からチーム作りをすることに。ハマるかハマらないか、今シーズンも攻撃陣の出来がカギを握る。 ◆予想フォーメーション[3-4-2-1](C)CWS Brains,LTD.GK:シュミット・ダニエル DF:大岩一貴、増嶋竜也、石川直樹 MF:パブロ・ジオゴ、富田晋伍、三田啓貴、中野嘉大 MF:梁勇基、奥埜博亮 FW:平山相太▽昨シーズンまでの[4-4-2]から大きく変化をもたらせ、[3-4-2-1]を採用。キャンプ序盤での戸惑いも解消され、「結構手ごたえを感じている」(増嶋)と口にするほど完成度も上がりつつあるようだ。新加入の増嶋を3バックの中央に置き、DF大岩一貴、DF石川直樹がサイドを固める。DF平岡康裕もここに加わってくるはずだ。また、1トップには新加入のFW平山相太をターゲットとして置き、2列目のMF梁勇基、MF奥埜博亮が狙う形。MF野沢拓也、FW石原直樹も控えている。 ◆期待の新戦力Getty ImagesFW平山相太(日本) 1985年6月6日(31歳) 2016シーズン(J1):15試合5得点▽全国高校サッカー選手権では2002年大会、2003年大会で得点王を獲得した“怪物”も今年で32歳を迎える。Jリーグで12シーズン目となる今季は、慣れ親しんだFC東京を離れて仙台に加入。得点力不足が言われるチームだけに、上位進出には平山の得点が不可欠だ。中盤には良質のパサーやプレースキッカーがいるだけに、チームにフィットできれば自身初となる2桁得点も夢ではないだろう。 ◆キープレーヤー(c)J.LEAGUE PHOTOSMF野沢拓也(日本) 1981年8月12日(35歳) 2016シーズン(J1):18試合3得点▽昨シーズンは2トップの一角を担うなど新たなポジションに挑戦し、前半戦は前線と中盤のリンクマンとして好パフォーマンスを見せた。しかし7月に肉離れで離脱すると、10月まで復帰がずれ込むなど、シーズンを通して見れば不甲斐ない結果となった。それだけに今季にかける意気込みは強いだろう。今季はターゲットマンとなる平山や裏に抜け出す技術が高いFW石原直樹が加入しただけに、野沢の高精度パスは不可欠となる。 2017.02.19 15:01 Sun
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【2017 J1チーム診断】まずはJ1残留へ…昨季のベースに経験値を上乗せできるか《北海道コンサドーレ札幌》

▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分での大幅な見直しが行われ、各クラブがタイトルを目指してこれまで以上に激しいリーグ戦が繰り広げられるはずだ。 ▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回はJ2王者として5シーズンぶりのJ1復帰を果たした北海道コンサドーレ札幌編をお届けする。 ◆5シーズンぶりのJ1 ▽昨シーズンの明治安田生命J2リーグで優勝を果たし、5シーズンぶりのJ1復帰を果たした北海道コンサドーレ札幌。チーム名に“北海道”を使用した元年にJ1復帰を決め、今シーズンは大きな期待が懸けられている。オフにはMF兵藤慎剛(横浜F・マリノス)やMF早坂良太(サガン鳥栖)、MF横山知伸(大宮アルディージャ)ら経験豊富な選手を獲得。手堅い補強で選手層に厚みを持たせ、J1残留を目指す。 ◆2017シーズンの注目ポイント ▽当面の目標はJ1残留になるだろう。昨シーズン気を吐いたFW都倉賢、FW内村圭宏、MFジュリーニョがJ1の舞台でどれほどの結果を残せるかには注目だ。攻撃陣の出来にはチームの浮沈がかかっているとも言える。また、前述の3名に加え、MF小野伸二やMF稲本潤一、MF河合竜二、MF菊地直哉などJ1の舞台で経験を積んだ選手が多くいる。若手との融合でチームを作り上げることができるか、初のJ1の舞台を迎える四方田修平監督の手腕にも注目したい。 ◆予想フォーメーション[3-4-3](C)CWS Brains,LTD.GK:ク・ソンユン DF:菊地直哉、横山知伸、福森晃斗 MF:マセード、深井一希、宮澤裕樹、田中雄大 FW:ヘイス、都倉賢、ジュリーニョ▽基本フォーメーションは[3-4-3]。新戦力と昨シーズンのJ2優勝の原動力となった選手が融合するとみる。MF小野伸二、MF稲本潤一も負傷が癒え、要所で起用することが可能。昨シーズン守備を支えたDF増川隆洋の長期離脱も問題なさそうだ。MF兵藤慎剛、MF早坂良太のユーティリティ性も長いシーズンでは大きな力となるはず。MFマセード、FWヘイス、MFジュリーニョのブラジル人トリオがJ1でどの程度プレーできるのかも攻撃面ではカギを握るだろう。 ◆期待の新戦力Getty ImagesMF横山知伸(日本) 1985年3月18日(31歳) 2016シーズン(J1):19試合1得点▽経験者を補強した中でもチームのカギを握りそうなのは大宮から加入したMF横山知伸だ。大宮との契約更新後に急遽期限付き移籍が発表された横山。3バックを採用する札幌において、スイーパーの位置を任させることになりそうだ。ロングフィードを得意とし、高さもある横山の加入は、昨シーズンの要であり長期離脱中のDF増川隆洋の穴埋めになるはずだ。守備を安定させられれば、J1残留の目標は達成できるだろう。 ◆キープレーヤーGetty ImagesMF深井一希(日本) 1995年3月11日(21歳) 2016シーズン(J2):25試合0得点▽札幌の注目選手といえば昨シーズンのJ2で40試合出場19得点を記録したエースのFW都倉賢になりがちだが、あえてMF深井一希をキープレーヤーに挙げたい。昨シーズンは夏場に負傷し長期離脱。25試合の出場にとどまったが、ポテンシャルの高さはチーム随一。下部組織出身の至宝がJ1の舞台でどれほど輝けるかはチームの成績に関わるだろう。中盤でのパワフルなプレーはJ1の選手といえども戸惑いを見せるはず。流れが一気に転じる可能性も秘めている深井のボール奪取&攻撃参加にも注目だ。 2017.02.19 15:00 Sun
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【ACLプレーオフ プレビュー】苦手春先で迎える本大会行きに向けた第一歩《G大阪vsJDT》

▽AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017のプレーオフラウンドが7日(火)にアジア各国で開催。プレーオフラウンドからの参戦となるガンバ大阪は、ホームの市立吹田サッカースタジアムでマレーシアのジョホール・ダルル・タクジム(JDT)を迎え撃つ。 ◆初経験のPO Getty Images▽2008年のアジアタイトル奪回を目標に臨んだ昨シーズンのACL2016で、未勝利でグループステージ敗退という散々な結果に終わったG大阪。過去8度のACL出場歴を持つ関西の雄にとって、プレーオフから参戦するのはクラブ史上初となる。 ◆迎え撃つはマレーシアの絶対王者 ▽予選プレーオフを勝ち上がってきた対戦相手のJDTは、国内リーグ3連覇中の絶対王者。2015年にはACLの1つ下のカテゴリーであるAFCカップで初優勝したマレーシアの強豪クラブだ。戦力にはアルゼンチンなど外国籍選手も多く在籍しており、気が抜けない相手であることは間違いない。 ◆変革期を迎えたチーム状況 ▽主力の入れ替わりが顕著なチーム状況ということもあり、今シーズン初の公式戦となるJDT戦に向けて鍵となりそうなのは、守備陣の安定感。新布陣の中盤ダイヤモンド型の[4-3-1-2]も手応えこそありつつも、まだ手探り段階だ。一発勝負ということを考えてみても、まずは守備の安定感がクラブ9度目となる本大会行きのポイントになるだろう。 ◆超短期調整Getty Images▽泣いても笑っても一発勝負のプレーオフを迎えるにあたって、G大阪にはいくつか不安要素がある。まず、16日のキャンプインからわずか3週間程度という日程面。例年以上に戦力の入れ替わりも多かった中、戦術の浸透度と新戦力のフィット具合が気がかりだ。 ◆悪癖 ▽また、チームの悪癖となりつつある春先のスロースターターぶりも気になるところ。国内3冠を達成した2014年を含めて過去、5年連続で公式戦開幕戦において白星がない。勝敗によっては今シーズンのチームを取り巻く状況も変わってくるだけに、ここでの悪癖露呈は許されない。 ◆予想スタメン&フォーメーション [4-3-1-2] (c) CWS Brains, LTD.GK:東口順昭 DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝 MF:遠藤保仁、井手口陽介、今野泰幸、倉田秋 FW:アデミウソン、長沢駿 負傷者:GK藤ヶ谷陽介、DF米倉恒貴、MF藤本淳吾、FW呉屋大翔 ◆GK東口順昭はぶっつけ本番 ▽フォーメーションは、今シーズンのプレシーズンから導入されている[4-3-1-2]の新システム。MF遠藤保仁がアンカーの位置で機能できるかどうかがカギとなる。負傷者においては、両太ももの違和感で別メニュー調整続くGK東口順昭が3日の練習から完全合流。このプレシーズン期間の2試合を欠場しており、実戦から遠ざかっているが、ぶっつけ本番での出場が濃厚だ。 ◆注目プレーヤー MF倉田秋(ガンバ大阪/No10) Getty Images▽昨シーズンのJ1リーグでキャリア初の全試合に出場したものの、肝心の攻撃面でわずか2ゴールと振るわなかった副主将。今シーズンは、「チームの顔として先頭に立ってやりたい」「より相手の脅威になりたい」との思いから、クラブの生え抜きで先輩のMF二川孝広が着用してきた伝統の10番を志願して継承した。 ▽そんな中、今シーズン初の公式戦となるJDT戦ではトップ下として先発濃厚。アウグスブルクでプレーする後輩のFW宇佐美貴史をしてチーム屈指のテクニシャンと言わしめた確かなスキルを生かし、今シーズンの抱負とする「ゴールやアシスト」の部分でより存在感を示していきたいところだ。 2017.02.07 13:00 Tue
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【2017Jリーグ補強診断】ゼロ円補強でベースアップ、守護神問題も解決し躍進に期待《サガン鳥栖》

▽2月25日に開幕を迎える2017シーズンの明治安田生命J1リーグ。3年ぶりの1シーズン制が復活となり、全18チームがタイトルを目指してしのぎを削る。開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全クラブの補強を診断。フィッカデンティ体制2年目を迎えるサガン鳥栖編をお届けする。 ◆フィッカデンティ色を出した人員整理Getty Images【OUT】 GK 藤嶋栄介(25)→松本山雅FC/期限付き 林彰洋(29)→FC東京/完全 牲川歩見(22)→ジュビロ磐田/期限付き終了 DF 磯崎敬太(36)→現役引退 小林久晃(37)→現役引退 岸田翔平(26)→大分トリニータ/完全 丹羽竜平(31)→未定 坂井達弥(26)→大分トリニータ/期限付き MF 清武功暉(25)→ジェフユナイテッド千葉/完全 チェ・ソングン(25)→水原三星ブルーウィングス(韓国)/完全 金民友(26)→水原三星ブルーウィングス(韓国)/完全 中美慶哉(25)→ツエーゲン金沢/期限付き延長 菊地直哉(32)→北海道コンサドーレ札幌/期限付き延長 岡本知剛(26)→松本山雅FC/完全 早坂良太(31)→北海道コンサドーレ札幌/完全 白星東(25)→水原FC(韓国)/完全 アイメン・タハール(27)→ガズ・メタン(ルーマニア)/完全 FW 平秀斗(22)→未定 山﨑凌吾(24)→徳島ヴォルティス/期限付き→完全 岡田翔平(27)→ザスパクサツ群馬/完全 ムスタファ・エル・カビル(28)→アンタルヤシュポル(トルコ)/完全▽兵役の関係でチームを去ったMF金民友や守護神のGK林彰洋、ユーティリティ性が高かったMF早坂良太らが退団。さらに期限付き移籍していた選手の大半が完全移籍でチームを去るなど、フィッカデンティ色を強めた人員整理を敢行した。 ◆補強診断(★5つが最高) ★★★★☆ ▽大半が余剰戦力の放出となった一方で、チームの軸であったGK林彰洋、MF金民友の退団はチームに大きな影響を与えるだろう。経験値が豊富な選手の獲得でウィークポイントを着実に埋めていく中、GKの獲得が難航。それでも、フィッカデンティサッカーを知る守護神をゼロ円でゲットした。 ◆守護神問題もゼロ円で解決【GK&DF】Getty Images【IN】 権田修一(27)←無所属/完全 小林祐三(31)←横浜F・マリノス/完全 フランコ・スブットーニ(27)←アトレティコ・トゥクマン(アルゼンチン)/完全▽横浜F・マリノスで長らく不動のレギュラーとして右サイドバックを務めていたDF小林祐三の加入は大きな補強となった。さらに190cmの大型CBとしてDFフランコ・スブットーニを獲得しディフェンスラインを強化。不安視されていた守護神問題もFC東京を退団していた元日本代表GK権田修一を獲得し解決。無事に戦力は整った。 ◆ゼロ円補強で着実に底上げを達成【MF】Getty Images【IN】 小川佳純(32)←名古屋グランパス/完全 原川力(23)←川崎フロンターレ/期限付き 太田徹郎(27)←柏レイソル/完全 水野晃樹(31)←ベガルタ仙台/完全 石川啓人(18)←サガン鳥栖ユース/昇格▽名古屋の10番を背負い続けたMF小川佳純、日本代表歴もあるMF水野晃樹、ハードワークが売りのMF太田徹郎を獲得。さらに、リオ・デジャネイロ五輪にも出場したMF原川力を期限付きで獲得し、移籍金をかけずに実力者を揃えた。ユースから昇格のMF石川啓人を含め、中盤の補強をゼロ円でまとめあげたことは補強以上に良い成果となった。 ◆エースの相方を無事に確保【FW】(C)Getty Images【IN】 小野裕二(24)←シント=トロイデン(ベルギー)/完全 田川亨介(17)←サガン鳥栖ユース/昇格▽前線は外国人選手を含め様々な噂が挙がっていた中、補強したのはベルギーでプレーを続けたFW小野裕二。横浜FMの下部組織出身で、大きな期待を寄せられていたストライカーの加入はエース・豊田を生かすにうってつけ。富山や池田らとのポジション争いにも注目だ。 2017.02.06 21:17 Mon
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【2017Jリーグ補強診断】FW工藤壮人ら定評のピンポイント補強で成果大《サンフレッチェ広島》

▽2月25日に開幕を迎える2017シーズンの明治安田生命J1リーグ。3年ぶりの1シーズン制が復活となり、全18チームがタイトルを目指してしのぎを削る。開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全クラブの補強を診断。目先の目標として5年連続のJ1残留を掲げる2015シーズン以来のJ1王者奪還を目指すサンフレッチェ広島編をお届けする。 ◆ストーブリーグを有効活用Getty Images【OUT】 GK 増田卓也(27)→V・ファーレン長崎/期限付き DF 大谷尚輝(21)→FC町田ゼルビア/期限付き期間延長 キム・ボムヨン(26)→清水エスパルス/期限付き期間延長 MF 森崎浩司(35)→現役引退 野津田岳人(22)→清水エスパルス/期限付き 宮原和也(20)→名古屋グランパス/期限付き 川辺駿(21)→ジュビロ磐田/期限付き期間延長 吉野恭平(22)→京都サンガF.C./期限付き期間延長 FW 佐藤寿人(34)→名古屋グランパス/完全 ピーター・ウタカ(32)→去就未定 ▽FW佐藤寿人や、MF森崎浩司というチームの顔が退団。また、交渉が難航している昨シーズンのJ1得点王であるFWピーター・ウタカを除けば、主力級の流失はない。一方で、若手を期限付き移籍で武者修行の旅に送り出すなど、育成クラブとしての動きも抜かりなく、このストーブリーグをうまく活用した印象を受ける。 ◆補強診断 (★5つが最高) ★★★★☆ ▽新戦力の数こそ少ないものの、チームカラーにマッチした適材適所なピンポイント補強を敢行。今オフの序盤はやや出遅れた感が否めなかったが、MF稲垣祥を獲得したあたりから定評のある無駄の少ない補強が際立った。さらに、報道にもなっていなかったFW工藤壮人の引き入れを成功させ、今オフのストーブリーグを沸かせたといっても過言ではない。 ◆次代を担う有望株の育成を優先【GK&DF】Getty Images【IN】 中林洋次(30)←ファジアーノ岡山/完全 イヨハ理ヘンリー(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格 ▽昨シーズンを通じて故障者続出で苦しむなど主力の高齢化が進む守備陣だが、今オフの補強は控え目。とはいえ、長期の負傷離脱から復帰近のDF佐々木翔や、DF野上結貴の存在を考えれば頭数は足りている。それだけに、森保一監督は即戦力級の確保よりも、次代を担う有望株の育成を優先したのかもしれない。 ◆お得意のピンポイント補強で実力者確保【MF】Getty Images【IN】 フェリペ(26)←セアラ/完全 稲垣祥(25)→ヴァンフォーレ甲府/完全 松本泰志(18)←昌平高校/新加入 ▽守備陣と同様に、中盤のポジションにおいても穏やかな補強の動きだった。とはいえ、U-19ブラジル代表歴を持つフェリペ、昨シーズンのヴァンフォーレ甲府でリーグ戦33試合5ゴールを記録したMF稲垣祥といった実力者を補強。派手さこそないものの、森保監督好みの実績が伴った顔ぶれを引き入れた印象だ。 ◆適任のスコアラー候補を手中に【FW】Getty Images【IN】 工藤壮人(26)←バンクーバー・ホワイトキャップス/完全 アンデルソン・ロペス(23)←トンベンセ/期限付き期間延長 ▽このストーブリーグにおける広島のトピックは、言わずもがな工藤の電撃加入だろう。しかも、工藤はタレント性だけでなく、チームの基本システムである1トップ+2シャドーでプレー可能であり、退団した佐藤に代わる背後への飛び出しを得意とするストライカー。まさにドンピシャのスコアラーを確保したといえそうだ。 2017.02.06 21:16 Mon
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【2017Jリーグ補強診断】FWポドルスキ報道錯綜もJ1初V十分の面々集結《ヴィッセル神戸》

▽2月25日に開幕を迎える2017シーズンの明治安田生命J1リーグ。3年ぶりの1シーズン制が復活となり、全18チームがタイトルを目指してしのぎを削る。開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全クラブの補強を診断。ヴィッセル神戸編をお届けする。 ◆課題はペドロ・ジュニオールの穴埋めGetty Images【OUT】 GK 松澤香輝(24)→徳島ヴォルティス/完全 山本海人(31)→ジェフユナイテッド千葉/完全 DF 相馬崇人(35)→現役引退 高橋祥平(25)→ジュビロ磐田/完全 田中雄大(28)→北海道コンサドーレ札幌/完全 村松大輔(27)→清水エスパルス/期限付き期間満了 MF 増山朝陽(20)→横浜FC/期限付き 前田凌佑(22)→大分トリニータ/期限付き 野田樹(18)→FC今治/期限付き FW 田代容輔(21)→契約満了 石津大介(27)→アビスパ福岡/期限付き期間満了 ペドロ・ジュニオール(30)→鹿島アントラーズ/完全 松村亮(22)→徳島ヴォルティス/期限付き 向井章人(18)→FC今治/期限付き▽戦力ダウンは回避。ただ、昨シーズンのリーグ戦で11ゴールを記録したFWペドロ・ジュニオールの抜けた穴は小さくない。シーズンを通じて、どのようして穴埋めを図るのか。ネルシーニョ監督の手腕に注目だ。 ◆補強診断(★5つが最高) ★★★★☆ ▽ネルシーニョ体制3年目を迎える今シーズンに向けて、充実の補強を敢行。鹿島アントラーズや、川崎フロンターレ、FC東京ら上位を争うであろうライバルと共に、このストーブリーグを多いに賑わせた。さらに、まだガラタサライの元ドイツ代表FWポドルスキ獲得にも動いていることから、今後も注目が集まるところだ。 ◆守備陣整備【GK&DF】Getty Images【IN】 吉丸絢梓(20)←大分トリニータ/期限付きから復帰 前川黛也(22)←関西大学/新加入 橋本和(30)←浦和レッズ/完全 渡部博文(29)←ベガルタ仙台/完全 山口真司(20)←大分トリニータ/期限付きから復帰▽GKキム・スンギュがファーストGKを務める見込みのGK陣こそ2人の若手GKを補強するにとどまったが、DF陣にはネルシーニョ監督にとって柏レイソル時代の教え子であるDF橋本和、DF渡部博文を獲得。また、他クラブも注目するDF岩波拓也の慰留成功したのも大きい。 ◆魅力的な中盤形成【MF】Getty Images【IN】 大森晃太郎(24)←ガンバ大阪/完全 高橋秀人(29)←FC東京/完全 ウエスクレイ(25)←アトレチコ・ミネイロ/完全 野田樹(18)←ヴィッセル神戸ユース/昇格 安井拓也(18)←ヴィッセル神戸ユース/昇格▽MF陣に関しても即戦力を確保。MF大森晃太郎は気の利いたサイドアタッカーで、高橋はセンターバック起用も可能なユーティリティ性を兼ね備えたボランチだ。ウエスクレイにおいてはJリーグ初参戦ということもあり、未知数なところもあるが、攻撃スキルに秀でた左利きのアタッカー。三者三様の特徴を持った実績十分を揃えたといえる。 ◆ターンオーバーな前線【FW】Getty Images【IN】 大槻周平(27)←湘南ベルマーレ 田中順也(29)←スポルティング・リスボン/完全 向井章人(18)←ヴィッセル神戸ユース/昇格▽FW陣にも渡部と同様、ネルシーニョ監督の教え子であるFW田中順也を獲得。さらに、FW大槻周平も加え、ターンオーバーも十分可能な陣容を整えた。あとは、今オフ最大の目玉補強であるポドルスキが加入するか否か。ポドルスキが加わるようであれば、悲願のタイトル獲得への機運も高まるばかりだ。 2017.02.06 21:15 Mon
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