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奇跡は起きなかった…/原ゆみこのマドリッド
「奇遇なこともあるものね」そんな風に私が呟いていたのは木曜日、コパ・デル・レイの決勝カードが、この土曜午後6時30分(日本時間翌午前5時)にはもう、メトロポリターノで見られることに気がついた時のことでした。いやあ、3週間前に準決勝1stレグがあった後、ようやく今週の火水に2ndレグが行われ、4月18日にセビージャのカルトゥーハのピッチに立つファイナリスト2チームが決定したんですけどね。一足先にアトレティコが決勝進出を決めた後、水曜のアノエタでも1stレグ同様、レアル・ソシエダがアスレティックに1-0で勝って、コロナ禍の影響がまだあった2021年に無観客状態で掲げたトロフィーの懸かった大舞台に5年ぶりに戻って来ることに。 それが早くもこの週末に予行演習があるとはビックリですが、実はアトレティコは今年最初のリーガ戦でアノエタを訪れていて、いえ、アウェイ弱者が基調なのは、その時に始まった訳ではないんですけどね。セルロートのゴールで先制しながら、すぐにゲデスに同点にされ、試合は1-1の引き分けで終了。それがマタラッツオ新監督の初陣だったんですが、そこから彼らは2月中旬、ベルナベウでのレアル・マドリー戦が唯一の黒星という面替わり振りを見せることに。 え?でも今季はベティスがホームとしているカルトゥーハはピッチの芝の状態がいいせいで、コパ準々決勝でアトレティコが0-5のゴール祭りを披露した場所じゃないかって?うーん、確かにそうなんですが、どうも準決勝バルサ戦2ndレグの惨状を見た後ではあまり強気にはなれなくてねえ。実際、最後にアトレティコがコパ決勝に進出した2013年は会場がベルナベウだったこともあり、それまで何年も勝てていなかったマドリーダービーに勝利。 コケがアトレティコの旗をセンターサークルに広げる姿を私も我が目で見ることができたんですが、その前の2010年のコパ決勝はわざわざ、バルセロナまで遠征したにも関わらず、セビージャに負けてしまってねえ。それでもカンプ・ノウでファンに感謝の場内一周を延々としている選手たちの姿に呆気に取られたなんてことも。 よって、すでにホテルが1泊700ユーロ(約13万円)以上と高騰している中、現地観戦に赴く気はないんですが、まあ決勝までにはまだ、リーガやCLの試合が幾つもありますからね。その中でアトレティコが最近のジキルとハイド病を克服、自信を持って、コパ決勝に挑めるようになっているといいんですが、はあ。とりあえず、バルサとの2ndレグがどんなだったか、お伝えしていくことにしましょうか。 もちろん、メトロポリターノで4-0という大敗をしていた相手はラフィーニャとペドリも戻ったとあって、remontada(レモンターダ/逆転突破)を目指して、序盤から鬼のような攻勢をかけてきたんですが、いやあ、あんなに自陣に引き籠りっぱなしのアトレティコを見るのはいつ以来でしたかねえ。そのボールポゼッションが30%にも満たない状態は、前半12分に負傷でクンデがバルデに交代するアクシデントがあった後も変わらず、恐ろしいことにコケなど、自陣エリア近くでボールをフェルミンに贈り、GKムッソがparadon(パラドン/スーパーセーブ)を披露する破目に。他のシュートも相手の精度が悪くて助かっていたケースが多かったんですが、あれだけ撃たれていれば絶対、いつかはゴールになりますって。 とうとう30分、ショートのCKからジャマルがエリア内左奥に切り込み、そのラストパスをベルナルが押し込んで、まず1点目が入ったんですが、それでもたまに訪れたチャンスにグリーズマンのシュートが枠に嫌われなかったり、ルックマンのゴール前からのヘッドが決まっていれば、展開は少々、変わっていたかもしれないんですけどね。おまけに前半ロスタイムには、それまで一番いい守備を見せていたプビルがエリア内に侵入したペドリを倒してPKを献上。ハーフタイム入り直前にラフィーニャに2点目を奪われ、これは「前半に2点、後半に2点取ったらいい」というフリック監督の計画通りに事が進行しているようで、私も頭を抱えたものだったんですが…。 後半始まってすぐのフリアン・アルバレスのシュートもGKジョアン・ガルシアに容易くキャッチされてしまったアトレティコの主役はそれからもムッソのままで、いえ、何とか止めの1点を取ろうと、シメオネ監督も12分にはコケとルックマンをモリーナとセルロートに代え、ジョレンテを中盤に上げるお馴染みの手を打ったんですけどね。顔面骨折のレバンドフスキはいないとはいえ、バルサはフェラン・トーレスとフェルミンが下がっても、入るのがダニ・オルモとラッシュフォードとなれば、もう追加点を奪われる気しかしなかったのは私だけではない? ただ、27分に3点目を挙げたのは意外にもMFのベルナルで、バルデもケガをして引っ込んだ後、カンセロが入れたクロスをゴール右前からvolea(ボレア/ボレーシュート)。doblete(ドブレテ/1試合2得点のこと)を達成していたんですが、もうこうなると後はパニックしかなかったかと。ただそこで幸いしたのは、前半から攻撃に全振りしていた相手の体力が尽き欠けていたことで、ええ、負傷から復帰して間のないペドリなどもう、走れなかった程でねえ。 おかげで長い6分のロスタイムも必死に守ったアトレティコは、19本(うち枠内9本)もシュートを浴びながら、3-0のスコアで踏み留まることに成功。総合スコア3-4で、バルサに昨季のリベンジをして、決勝進出できたのは私も嬉しいんですが、あんなにやられまくっていながら、試合後、「Es la derrota que más alegría me ha dado・エス・ラ・デロータ・ケ・マス・アレグリア・メ・ア・ダードー(ボクに最高の喜びをくれた敗戦)」(コケ)なんて言えてしまうのもどうかと。 ちなみにシメオネ監督に言わせると、「Nos sacaron el tiempo que necesitábamos para jugar/ノス・サカロン・エル・ティエンポー・ケ・ネセシタバモス・パラ・フガール(プレーに必要な時間を奪われた)。ホームではその時間があって、もっと強度の高いプレーもしたから、4点を取れた」そうで、ええ、週2試合ペースが延々と続いているアトレティコが常に100%の力を出すのが不可能なのはわかりますけどね。 でもだからって、専守防衛で楽をして、「Somos el Atlético y estamos destinados a sufrir/ソモス・エル・アトレティコ・イ・エスアモス・デスティナードス・ア・スフリル(ウチはアトレティコだ。苦しむことが運命づけられている)」(シメオネ監督)で片づけているのは、素直には頷けないところ。こんなんでよくも、「フリック監督にはCL準々決勝で会えるようにと言った」もんですが、まずは週末のソシエダ戦、そして来週火曜のCL16強対決トッテナム戦1stレグでゴールを奪いに行くアトレティコが戻ってくれるといいのですが。 え、今週ミッドウィークにプレーしたマドリッド勢は彼らだけではなかったんじゃないかって?その通りで、水曜には2月7日にエスタディオ・バジェカスのピッチがプレー不可能とされ、延期されていたラージョのリーガ23節オビエド戦があったんですが、うーん、あの頃のスペインは暴風雨季真っ只中でしたからね。むしろ外出しないで済んだのが私も有難かったぐらいだったんですが、だってえ、今はもうヒートテックもフリースも着ないでいいんですよ。時間も午後7時と早かったため、まだ明るい中、一見、完璧なピッチでキックオフとなったところ…。 いやあ、先週末は兄貴分のアトレティコが最後のプレーでゴールを決め、ようやく0-1で勝ったオビエド相手たからか、ラージョが先制点を挙げるのにもちょっと時間がかかったんですが、前半はしょっちゅう選手たちが滑って転んでをリピート。やっぱりまだ芝に何かあるのかと疑ったものでしたが、大丈夫。44分、ラティウのエリア外からのシュートはGKエスカンデルに弾かれてしまったものの、こぼれ球をデ・フルートスが押し込んで先制点をゲットすることに。 最下位生活が長く、もう崖っぷちにいるオビエドは普段より早く、後半頭からカソルラを投入してきたんですが、再開早々、アイハドがエリア内でアルバロ・ガルシアを倒していてはねえ。デ・フルートスがPKで効率よく2点目を挙げてくれたとなれば、もうこっちのものですって。17分にもアルバロ・ガルシアが2度撃ちで3点目を奪い、イニゴ・ペレス監督も先週、ラージョを今季限りで退団することを発表したチームのレジェンド、トレホを早い時間にピッチに入れて、ファンを喜ばすことができましたしね。でももしかして、アトレティコが0-1でしか勝てなかった相手に3-0で勝って、ブタルケに河岸を変えた先日の試合ではそのアトレティコも3-0で破っているラージョって、もしや兄貴分より強い? まあ、後でイニゴ・ペレス監督も「Ha sido uno de los partidos más contundentes que hemos hecho/ア・シードー・ウノ・デ・ロス・パルティードス・マス・コントゥンデンテス・ケ・エモス・エッチョー(ウチがやった中で最もガツンと行けた試合の1つ)」と言っていたように、そう、いつもいつもラージョにゴールが入る訳ではないのも知っていますけどね。ただ、これで消化試合数が他のチームと並んだ彼らは降格圏から勝ち点6離れた12位に。日曜のセビージャ戦を済ませれば、心置きなく、来週木曜のコンフェレンスリーグ16強対決サムスンスポル戦1stレグのトルコ遠征に挑めるのは良かったかと。 そしてもう1つの弟分、ヘタフェはベルナベウでのマドリー戦20年ぶり勝利の余韻を持って、日曜にベティスをコリセウムに迎えるんですが、ええ、おかげでこちらも降格圏と勝ち点8差の11位ですからね。前節のセビージャダービーで、2点リードしながら、後半、セビージャに追いつかれ、失意のドローとなったペジェグリーニ監督のチームを恐れることもないんですが、もしかしたら、現在5位のベティスも来週木曜にEL16強対決パナシナイコス戦1stレグがあるため、ローテーションしてくれるかも。 一方、ヘタフェに負けて、オサスナ戦からリーガ2連敗となっているマドリーは、ええ、彼らは来週火曜にCL16強対決マンチェスター・シティ戦1sレグという大一番が控えていますからね。バライドスで待ち受けるセルタも木曜にEL16強対決オリンピック・リヨン戦1stレグがあるせいか、最初は土曜開催だったのを、金曜午後9時に繰り上げて、プレーすることになったんですが、いやあ、もうアルベロア監督のチームは今、恐ろしいことになっていてねえ。 というのもそのヘタフェ戦でケガから復帰したばかりのロドリゴがヒザの靭帯断裂という重傷を負ってしまい、今季&W杯絶望となってしまったからで、元々、現在リハビリ中の選手がミリトン、セバージョス、ベリンガム、エムバペと4人もいましたからね。ヘタフェ戦で久々の先発をしたアラバもふくらはぎを痛めてしまい、CL16強対決進出プレーオフ・ベンフィカ戦2ndレグでカマビンガと空中衝突し、首がまだ痛いアセンシオが出場を志願しているなんて話も。 更にはヘタフェ戦で累積警告となったハイセン、カレラス、そして退場したマスタントゥオノも出られないとなれば、木曜のバルデベバス(バラハス空港の近く)での練習にアルベロア監督が8人ものカンテラーノ(下部組織の選手)のヘルプを必要としたのも仕方ない?こんな頭数不足では、何せ相手はシーズン前半戦、ベルナベウで0-2と負けているセルタですからね。また勝てずに首位バルサとの勝ち点4の差が広がることになれば、いよいよリーガ逆転優勝の目も絶望的になってしまいますが…。ちなみにそのセルタに負けた12月も次戦がCLグループフェーズのマンC戦で、ベルナベウで2連敗というクライシスに陥った彼らなんですが、いやあ、本当に奇遇なことは結構あったりするんですね。 2026.03.07 13:18 Sat2
「メッシがかつて無いほど泣いた」スアレスが自身のバルサ退団時のエピソードを告白「レオから僕を引き離すことに執着した」
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、バルセロナでの最後の日について告白した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 アヤックス、リバプールで多くのゴールを決め続けていたスアレス。世界屈指のゴールゲッターであり、全盛期を過ごしていた中、2014年7月にバルセロナへと完全移籍した。 バルセロナでは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマールとのトリオがそれぞれのイニシャルを取り"MSN"と称されたほど、抜群の連携と結果を残していた。 しかし、2020年7月にアトレティコ・マドリーへと完全移籍。バルセロナでのプレーを求めていた中で、突然の移籍となった。 スアレスは『Star+』のインタビューにて、バルセロナでの最後の瞬間についてコメント。当時の様子を明かした。 「あの時は、メッシがかつて無いほどに泣いているのを見た。僕たちは皆、その状況に影響を受け、彼は自分が育ったクラブに何が起きたかを見て、打ちのめされていた」 「今でもなぜあんなことになったのか不思議だが、少なくとも僕は、アトレティコ・マドリーで幸せになるチャンスを得たんだ」 スアレスはバルセロナで公式戦283試合で195ゴール113アシストを記録。ラストシーズンとなった2019-20シーズンもラ・リーガで28試合に出場し16ゴール8アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)でも7試合で5ゴール3アシストを記録していた。 その中での突然の移籍。クラブが退団を迫り、難しい時期を過ごしていたことを告白した。 「僕は最高の顔でトレーニングに参加していたし、準備ができていた。でも、バルセロナはレオから僕を引き離すことに執着したんだ」 「毎日家に帰ると泣いているような辛い時期だったし、まるで僕たちのせいであるかのように、メッシが放って置かれているのを見るのは、僕も心を痛めた」 「その年、僕たちはチャンピオンズリーグでバイエルンに敗れたばかりだった。僕たちはみんな打ちのめされていた。それまで以上に団結する必要があったけど、クラブは最悪の方法で物事を解決することを決定した」 スアレスが退団した2020年夏には、クラブとメッシの間で軋轢が生まれたタイミング。スアレスに対するクラブの態度に怒りを覚えたメッシが、不信感を理由に退団の意思を表明した。 バルセロナはメッシの意思で退団できる条項を契約に盛り込んでいたが、期限切れと判断。一方で、当時は新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延し始めた頃であり、リーグが中断するなどしたため、有効であるとメッシは主張。その後も対立が続いたが、メッシが残留を決断。クラブ相手の裁判を避けてのものだったと明かしていた。 結果として1年後にメッシもクラブを去ることに。メッシ、ネイマールと良い関係を築いていたというスアレスは、その関係が崩れたことが、とても残念だったという。 「バルサにやって来た時、僕はレオに、『僕の唯一の目標は勝つことであり、誰からもポジションを奪うことではない』と話した。その瞬間から、レオは僕が彼に真実を話していると知り、その瞬間から僕たちはレオとネイマールの両方と、兄弟の絆を築いていた」 結果としてネイマール、スアレス、メッシと時期は異なるが全員がバルセロナから離れることに。スター選手たちの間に生まれていた絆は、やはり残念な形で終わりを迎えていたようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】メッシとスアレス、最強コンビの輝き</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ3aGZTTm5NZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2022.10.08 22:40 Sat3
「絶対同一人物ちゃう」バルサに復帰したトラオレの衝撃的なビフォーアフターに反響「サッカー選手のガタイじゃない」
バルセロナに復帰したスペイン代表FWアダマ・トラオレの変貌ぶりに注目が集まっている。 バルセロナのラ・マシア出身のトラオレは2013年にトップチームデビュー。その後、アストン・ビラやミドルズブラを渡り歩き、2018年夏からウォルバーハンプトンでプレー。爆発的なスピードとドリブルテクニック、プレミアリーグの並みいる屈強なDFにも当たり負けしない強靭なフィジカルを武器に評価を確立すると、29日に買い取りオプション付きのレンタルでバルセロナ加入が決定した。 6年半ぶりの古巣復帰となるトラオレだが、バルセロナの公式SNSが2011年の過去在籍と、今回の移籍時を比較した画像を投稿した。 もはや同一人物とは思えないサイズアップした姿にファンも「人間ってこんな風に成長するのね?」、「成長というか進化だな。もはや」、「絶対同一人物ちゃうやろ」、「やば過ぎ。サッカー選手のガタイじゃない。普通にUFCファイター並み」と驚きの声をあげた。 プレミアでは、決定力という課題もあったもののリーグ屈指のドリブラーとして活躍を見せていたトラオレ。スペインでもそのフィジカルとスピードでサイドを制圧できるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】本当に同一人物!?トラオレの衝撃ビフォーアフター</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">2011 2022 <a href="https://t.co/BdC2rNTfTZ">pic.twitter.com/BdC2rNTfTZ</a></p>— FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1487651800408895489?ref_src=twsrc%5Etfw">January 30, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.01.31 21:10 Mon4
ケガの原因は相手のタックル? アザール、23分に1回ファウルを受けていた
レアル・マドリーのベルギー代表FWエデン・アザールにまつわる驚きのデータが判明した。スペイン『マルカ』が伝えている。 2019年夏に夢だと公言していたマドリー移籍を実現させたアザール。しかし、開幕前のケガをきっかけに調子を崩すと、その後も戦線離脱が重なり、ここまで公式戦19試合に出場して1ゴールと期待外れな結果にとどまっている。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJWNEUyaTFGZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> しかし、アザールのケガの原因は自身だけではないのかもしれない。アザールは今シーズンここまでマドリーでラ・リーガ14試合に出場し1008分プレーしているが、その中で、44回ものファールを受けている。これは23分に1回はファウルを受けている計算だ。 その最たる例が、ラ・リーガではなかったものの、昨年のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で代表のチームメイトであるDFトーマス・ムニエから受けたファールだろう。アザールはこのタックルで負傷し、右足の腓骨を骨折していた。 今月のエイバル戦でようやく完全復帰したアザールだが、その試合でもちょうどケガを負っていた足首を相手選手に蹴られて倒れるなど、再三のファウルに苦しんでいた。 これには、アザールのプレースタイルも関係しており、ボールと足をほとんど離さずにドリブルすることが可能なアザールのテクニックが、返って相手ディフェンダーからの被ファウル数を増やしてしまっているようだ。 また、アザールが得意とするプレーの1つである左サイドからのカットインは、分かっていても止められないプレーであり、ディフェンダーとしてはファウルでしか止められない場面もある。 前所属のチェルシーではケガも少なく、目立った長期離脱もなかっただけに、気になるところだ。 2020.06.30 21:00 Tue5
ようやく本物のCL決勝トーナメントが始まる…/原ゆみこのマドリッド
「アトレティコがダメダメだったんじゃなくて、あれはホントに相手が強かったのね」そんな風に私が認識を新たにしていたのは木曜日。CLのノックアウトフェーズ進出プレーオフ勝ち抜けチームと金曜日の抽選での対戦組み合わせ可能性をチェックしていた時のことでした。リーグフェーズ最終節でメトロポリターノにCL新参者チームのボデ・グリムトを迎えたアトレティコは勝てば、16強対決直接進出の目もあったかもしれないにも関わらず、1-2で敗戦。昨季の3月から続いていたホーム無敗記録にピリオドを打つ破目になったんですけどね。 それで一番下のベンフィカの1つ上の23位でプレーオフ進出となったノルウェーのチームはイタリアの名門、昨季CL準優勝だったインテルと対戦したんですが、何と1stレグで3-1、2ndレグで1-2と連勝。総合スコア2-5で勝ち上がっていたから、呆気に取られたのはきっと、私だけではなかった?ちなみにボデは16強対決でスポルティングかマンチェスター・シティのどちらか、まさにお隣さんと同じ選択オプションとなっているんですが、彼ら、リーグフェーズ7節でグアルディオラ監督のチームにも3-1で勝利。 つまりマンCと戦って勝ち抜ける可能性もあるってことで、いえ、リヴァプールかトッテナムと当たるアトレティコが奇跡的に勝ち上がっても、ボデとは準決勝まで縁がありませんけどね。北極圏にある人口5万人の町からまた、メトロポリターノに2000人のファンが駆けつける事態にはそうそうならないと思いますが、レアル・マドリーのアルベロア監督によると、「La gente ya se ha acostumbrado a un City-Real Madrid. Seguro que nos vuelve a tocar/ラ・ヘンテ・ジャー・セ・ア・アコストゥンブラードー・ア・ウン・シティ-レアル・マドリー。セグロ・ケ・ノス・ブエルベ・ア・トカール(人々はもうマンCvsレアル・マドリー戦に慣れている。きっとまた当たるに違いない)」なのだとか。 そう、ここ4シーズン、マドリーとマンCはずっと対戦し続けていて、今季もすでに12月のリーグフェーズ6節にベルナベウで顔を合わせ、1-2の逆転負けを喰らっているんですが、昨季は16強対決進出プレーオフで倒すという、いい思い出も。よって、マドリーファンも怯えることはないんですが、私にとって、今季の決勝トーナメントで何より有難いのは、CLマドリーダービーは決勝までないってことでしょうか。 え、それでマドリッドの両雄がプレーオフ突破を決めた2ndレグのホームゲームはどんなだったのかって?いやあ、先に火曜に試合をしたのは、クラブ・ブルージュと1stレグで3-3と分けていたアトレティコだったんですが、この日はリーガ前節エスパニョール戦で2ゴールを挙げていたセルロートを先発させたのが見事に当たってねえ。そう、前半23分には、「Oblak y yo hemos hablado de ello antes del partido・オブラク・イ・ジョ・エモス・アブラードー・デ・エジョ・アンテス・デル・パルティードー(オブラクとそのことについて試合前に話した)」(セルロート)という作戦を彼らは実行したんですよ。 GKオブラクがロングボールを送り、敵DFメヘレと争いながら、「Lo ha conseguido por su fuerza・ロ・ア・コンセギードー・ポル・ス・フエルサ(自身の力でボールを手に入れた)」(オブラク)大型FWがエリア内からシュート。GKミニョレのミスもあって、それが先制点になってくれたから、まだまだメトロポリターノでCLマッチを楽しみたいファンたちも大喝采だったんですが、やっぱりブルージュは曲者だったんです。 だってえ、リードする前にもバナケンのエリア内シュートをハンツコがゴール前でヘッドクリアするというピンチもあったアトレティコだったんですが、36分にはCKから同点にされちゃったんですよ。この時はメヘレが頭で繋いだボールを何故か、フリーだったオルドニェスに決められてしまったんですが、ちょっと、ちょっと。そんなんでは嫌でも昨季のCL最後となった16強対決でお隣さんと引分けて延長戦入り、悪夢のPK戦敗退だったのを思い出しちゃうじゃないですか。 しかも同点とされてからのアトレティコは相手の攻撃に苦しみ、オブラクのparadon(パラドン/スーパーセーブ)などもあって、何とか1-1のまま、ハーフタイムに辿りつく始末。ええ、これにはシメオネ監督も「Ellos atacaban para ganar el partido y nosotros estábamos jugando a no sé qué/エジョス・アタカバン・パラ・ガナール・エル・パルティードー・イ・ノソトロス・エスタバモス・フガンドー・ア・ノー・セ・ケ(彼らは試合に勝つために攻撃していたが、ウチは何を目的にプレーしていたのかわからなかった)」と言っていましたしね。これは後半頭から、未だに器不足疑惑が払拭されていないバエナ、カルドーソ→ルックマン、グリーズマンのパターンかと思いきや…。 早まらなくて正解だったんです!そう、後半3分、CKから始まったプレーで敵DFがクリアしたボールをエリア前でカルドーソがゲット。そのシュートがゴール前の人込みを通り抜け、2点目となってくれたから。再びリードしたことで、ハーフタイムにシメオネ監督から与えられた「プレスの強度を上げて、もっとガツンと攻撃する」という課題を選手たちもこなしやすくなったか、いえまあ、13分には相変わらず、不調が続くフリアン・アルバレスをグリーズマンに、24分にはコケとバエナをモリーナとルックマンにして、ジョレンテを右SBから中盤に移したのも良かったんですけどね。 31分にはグリーズマンとの連携を経て、ルックマンがゴール左横から送ったラストパスが敵DFに当たってセルロートの真ん前に落ち、ノルウェー人FWが3点目を奪うと、42分にも彼はルッジェーリのクロスをvolea(ボレア/ボレーシュート)。とうとうハットトリックを達成してしまったとなれば、アトレティコの天敵だったブルージュだって、もう白旗を挙げるしかありませんって(最終スコア4-1、総合スコア7-4)。 いやあ、これでブルージュとの黒歴史に終止符が打てた上、理由はわかりませんが、「No es fácil jugar en el Atlético/ノー・エス・ファシル・フガール・エン・エル・アトレティコ(アトレティコでプレーするのは簡単ではない)」(コケ)というカルドーソもとうとうチームに貢献。バリオスがまだリハビリから帰っていない折、本当に助かるんですが、それはフリアンのゴール日照りを補って余りある、セルロートの今年になってもう10得点という好調ぶりも同じことで、このまま土曜午後9時(日本時間翌午前5時)のオビエド戦、来週火曜のコパ・デル・レイ準決勝バルサ戦2ndレグでも快進撃が続くといいんですが…。 といっても、リーガ最下位とのアウェイゲームは1月末に1-1で引き分けたレバンテ戦を連想させますし、またしてもシメオネ監督が大量ローテを計画しているというのは、あまり勇気づけられないような。ちなみにそのオビエドはアトレティコ戦の後、来週水曜にピッチ状態不良により延期されていたラージョ戦のためにエスタディオ・バジェカスを再訪。イニゴ・ペレス監督のチームはもう1週間程、お天気が続いているせいか、水曜にはスタジアム練習が可能となり、まずは土曜にアスレティック戦を迎えることに。 うーん、CLフリーとなった相手は8位で休養十分なため、手ごわそうですけどね。このホーム連戦でがっつり稼ぐことができれば、ラージョも現在、降格圏から勝ち点差2の15位から、かなり遠ざかって、心置きなく、3月第2週からのコンフェレンスリーグ16強対決に挑めるかと。 そして翌水曜はベルナベウに向かった私でしたが、いやもう、ビックリさせられましたよ。試合前日練習には姿を見せていながら、12月から左膝に痛みを抱えるエムバペが休養を決意。招集リストにも入らないなんて。もう1つの注目は、1stレグで退席処分を受け、ベンチに入れないベンフィカのモウリーニョ監督がどこで試合を見るのかで、マドリーがプレス用ボックスを手配していたため、キックオフした後も当人が現れるのを待って、8階のプレスエリアでは記者たちが群れなすことに。 でも結局、現れなかったんですよ。どうやらチームバスの中で観戦することにしたらしく、試合前後の記者会見も第2監督に任せた彼の姿が見られたのは前日、ベルナベウでのスタジアム練習の指揮を執った時と宿泊先ホテルの出入りぐらいだったんですが、まあ実際、プレーするのは選手たちですからね。 この日はfondo sur/フォンド・スール(ゴール裏南側席)に陣取る応援団も「No al racism/ノー・アル・ラシスモ(人種差別主義反対)」と書かれた横断幕を出して、ダ・ルスでプレスティアーニに「mono(モノ/猿)」と言われたと訴えたビニシウスに連帯を示しただけで、お馴染みの大弾幕やモザイクもなかったんですが、試合の方は早くも開始14分に動くことに。それも嫌な方向で、パブリディスのシュートをクリアしようとしたアセンシオのボールが自軍ゴールに向かったのはGKクルトワが必死で弾いたものの、こぼれ球をラファ・シウバにゴール前から押し込まれてしまってねえ。 あっという間に総合スコア1-1にされていたんですが、大丈夫。その2分後にはバルベルデが折り返したボールをチュアメニが弾丸シュートで撃ち込んで、再びリードを奪ってくれたから。おかげで序盤から、ビニシウスに向かってなのか、ベンフィカの選手たちに向かってなのか、よくわからないpito(ピト/ブーイング)が飛び交っていた場内もそれ程、ザワつかずには済んだんですが、そこからはなかなか追加点が入らず。32分にギュレルがこぼれ球を押し込んだゴールもVAR(ビデオ審判)に、その日CFを務めたゴンサロがオフサイドだったとされてしまったため、1-1のまま、後半35分まで進んだところ…。 いやあ、丁度、アセンシオがカマビンガと空中衝突して、担架退場した直後のことでした。センターでボールを取り戻したバルベルデが抜け出したビニシウスにスルーパス。エリアまでドリブルで到着した彼がGKトゥルビンを破ってくれたため、コーナーフラッグ前でのダンスの再演と共に試合は2-1となり、マドリーは2連勝の総合スコア3-1で16強対決進出を掴んだんですが、いやあ。うーん、アルベロア監督は「A todos los equipos se nos complica el bloque bajo. No solo nos pasa a nosotros/ア・トードス・ロス・エキポス・セ・ノス・コンプリカ・エル・ブロケ・バホ。ノー・ソロ・ノス・パサ・ア・ノソトロス(どのチームも低い配置を保って、プレーを難しくしてくる。ウチだけに起こることじゃない)」と言っていたんですけどね。 そこはお隣さんと違って、世界一のクラブの至高のサッカー力で解決してもらいたいところですが、これまではエムバペ頼り、これからしばらくはここ4試合連続得点中のビニシウス頼りとなるのは、ちょっと不安もなきにしろあらず。それでもリーガ次節、月曜午後9時にベルナベウにヘタフェを迎える兄弟分ダービーには、出場停止でベンフィカ戦に出られなかったロドリゴも戻ってきますし、CL16強手対決1stレグにはベリンガム、エムバペもおそらく復帰しているかと。 先週末のオサスナ戦で躓き、たった1週間で首位をバルサに奪還されてしまったマドリーには何より、「Creo que no estamos jugando genial, pero ganar ahora es lo que importa/クレオ・ケ・ノー・エスタモス・フガンドー・ヘニアル、ペロ・ガナール・アオラ・エス・ロ・ケ・インポルタ(今のボクたちは素晴らしいプレーをしているとは思わないけど、今、大事なのは勝つこと)」(クルトワ)ですからね。せっかくの2連勝がセビージャ戦で途切れてしまった弟分のヘタフェにも降格圏との勝ち点差5を広げるため、負けてもらいたくはないんですが、折しもこの26節、バルサは土曜に3位のビジャレアルと対戦。勝ち点3差で4位にいるアトレティコとの絡みもありますし、兄弟分ダービーでどっちを応援するかは、その結果を見て決めることになりそうです。 2026.02.28 13:04 Sat試合日程
2025年5月25日(日)
第38節
| ビジャレアル |
|
vs |
|
セビージャ |
| エスタディオ・デ・ラ・セラミカ | ||||
| ラージョ・バジェカーノ |
|
vs |
|
マジョルカ |
| カンポ・デ・フトボル・デ・バジェカス | ||||
| ヘタフェ |
|
vs |
|
セルタ |
| コリセウム | ||||
| ジローナ |
|
vs |
|
アトレティコ・マドリー |
| エスタディ・モンティリビ | ||||
| エスパニョール |
|
vs |
|
ラス・パルマス |
| RCDEスタジアム | ||||
| レガネス |
|
vs |
|
レアル・バジャドリー |
| ムニシパル・デ・ブタルケ | ||||
| アラベス |
|
vs |
|
オサスナ |
| エスタディオ・デ・メンディソローザ | ||||
| レアル・マドリー |
|
vs |
|
レアル・ソシエダ |
| サンティアゴ・ベルナベウ | ||||
| レアル・ベティス |
|
vs |
|
バレンシア |
| エスタディオ・ベニート・ビジャマリン | ||||
| アスレティック・ビルバオ |
|
vs |
|
バルセロナ |
| エスタディオ・サン・マメス | ||||
順位表
| 勝点 | 勝数 | 引分 | 負数 | 得点 | 失点 | 得失 | 試合 | |||
| 1 |
|
バルセロナ | 85 | 27 | 4 | 5 | 97 | 36 | 61 | 36 |
| 2 |
|
レアル・マドリー | 78 | 24 | 6 | 6 | 74 | 38 | 36 | 36 |
| 3 |
|
アトレティコ・マドリー | 70 | 20 | 10 | 6 | 60 | 29 | 31 | 36 |
| 4 |
|
アスレティック・ビルバオ | 67 | 18 | 13 | 5 | 53 | 26 | 27 | 36 |
| 5 |
|
ビジャレアル | 64 | 18 | 10 | 8 | 64 | 47 | 17 | 36 |
| 6 |
|
レアル・ベティス | 59 | 16 | 11 | 9 | 55 | 45 | 10 | 36 |
| 7 |
|
セルタ | 52 | 15 | 7 | 14 | 56 | 54 | 2 | 36 |
| 8 |
|
ラージョ・バジェカーノ | 48 | 12 | 12 | 12 | 39 | 43 | -4 | 36 |
| 9 |
|
オサスナ | 48 | 11 | 15 | 10 | 45 | 51 | -6 | 36 |
| 10 |
|
マジョルカ | 47 | 13 | 8 | 15 | 34 | 42 | -8 | 36 |
| 11 |
|
バレンシア | 46 | 11 | 13 | 12 | 43 | 51 | -8 | 36 |
| 12 |
|
レアル・ソシエダ | 43 | 12 | 7 | 17 | 32 | 42 | -10 | 36 |
| 13 |
|
ジローナ | 41 | 11 | 8 | 17 | 42 | 53 | -11 | 36 |
| 14 |
|
セビージャ | 41 | 10 | 11 | 15 | 40 | 49 | -9 | 36 |
| 15 |
|
エスパニョール | 41 | 10 | 11 | 15 | 37 | 47 | -10 | 36 |
| 16 |
|
ヘタフェ | 39 | 10 | 9 | 17 | 30 | 35 | -5 | 36 |
| 17 |
|
アラベス | 36 | 8 | 12 | 16 | 35 | 47 | -12 | 36 |
| 18 |
|
レガネス | 33 | 7 | 12 | 17 | 34 | 56 | -22 | 36 |
| 19 |
|
ラス・パルマス | 30 | 7 | 9 | 20 | 39 | 58 | -19 | 36 |
| 20 |
|
レアル・バジャドリー | 16 | 4 | 4 | 28 | 26 | 86 | -60 | 36 |
CL本戦
EL本戦
ECLプレーオフ
降格圏内
得点ランキング
| 順位 | 選手名 | チーム名 |
|
|
|
| 1 | ムバッペ |
|
レアル・マドリー | 28 | 32 |
| 2 | レヴァンドフスキ |
|
バルセロナ | 25 | 32 |
| 3 | ブディミル |
|
オサスナ | 20 | 36 |
| 4 | アジョセ・ペレス |
|
ビジャレアル | 18 | 29 |
| 4 | ハフィーニャ |
|
バルセロナ | 18 | 34 |
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