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ようやく本物のCL決勝トーナメントが始まる…/原ゆみこのマドリッド
「アトレティコがダメダメだったんじゃなくて、あれはホントに相手が強かったのね」そんな風に私が認識を新たにしていたのは木曜日。CLのノックアウトフェーズ進出プレーオフ勝ち抜けチームと金曜日の抽選での対戦組み合わせ可能性をチェックしていた時のことでした。リーグフェーズ最終節でメトロポリターノにCL新参者チームのボデ・グリムトを迎えたアトレティコは勝てば、16強対決直接進出の目もあったかもしれないにも関わらず、1-2で敗戦。昨季の3月から続いていたホーム無敗記録にピリオドを打つ破目になったんですけどね。 それで一番下のベンフィカの1つ上の23位でプレーオフ進出となったノルウェーのチームはイタリアの名門、昨季CL準優勝だったインテルと対戦したんですが、何と1stレグで3-1、2ndレグで1-2と連勝。総合スコア2-5で勝ち上がっていたから、呆気に取られたのはきっと、私だけではなかった?ちなみにボデは16強対決でスポルティングかマンチェスター・シティのどちらか、まさにお隣さんと同じ選択オプションとなっているんですが、彼ら、リーグフェーズ7節でグアルディオラ監督のチームにも3-1で勝利。 つまりマンCと戦って勝ち抜ける可能性もあるってことで、いえ、リヴァプールかトッテナムと当たるアトレティコが奇跡的に勝ち上がっても、ボデとは準決勝まで縁がありませんけどね。北極圏にある人口5万人の町からまた、メトロポリターノに2000人のファンが駆けつける事態にはそうそうならないと思いますが、レアル・マドリーのアルベロア監督によると、「La gente ya se ha acostumbrado a un City-Real Madrid. Seguro que nos vuelve a tocar/ラ・ヘンテ・ジャー・セ・ア・アコストゥンブラードー・ア・ウン・シティ-レアル・マドリー。セグロ・ケ・ノス・ブエルベ・ア・トカール(人々はもうマンCvsレアル・マドリー戦に慣れている。きっとまた当たるに違いない)」なのだとか。 そう、ここ4シーズン、マドリーとマンCはずっと対戦し続けていて、今季もすでに12月のリーグフェーズ6節にベルナベウで顔を合わせ、1-2の逆転負けを喰らっているんですが、昨季は16強対決進出プレーオフで倒すという、いい思い出も。よって、マドリーファンも怯えることはないんですが、私にとって、今季の決勝トーナメントで何より有難いのは、CLマドリーダービーは決勝までないってことでしょうか。 え、それでマドリッドの両雄がプレーオフ突破を決めた2ndレグのホームゲームはどんなだったのかって?いやあ、先に火曜に試合をしたのは、クラブ・ブルージュと1stレグで3-3と分けていたアトレティコだったんですが、この日はリーガ前節エスパニョール戦で2ゴールを挙げていたセルロートを先発させたのが見事に当たってねえ。そう、前半23分には、「Oblak y yo hemos hablado de ello antes del partido・オブラク・イ・ジョ・エモス・アブラードー・デ・エジョ・アンテス・デル・パルティードー(オブラクとそのことについて試合前に話した)」(セルロート)という作戦を彼らは実行したんですよ。 GKオブラクがロングボールを送り、敵DFメヘレと争いながら、「Lo ha conseguido por su fuerza・ロ・ア・コンセギードー・ポル・ス・フエルサ(自身の力でボールを手に入れた)」(オブラク)大型FWがエリア内からシュート。GKミニョレのミスもあって、それが先制点になってくれたから、まだまだメトロポリターノでCLマッチを楽しみたいファンたちも大喝采だったんですが、やっぱりブルージュは曲者だったんです。 だってえ、リードする前にもバナケンのエリア内シュートをハンツコがゴール前でヘッドクリアするというピンチもあったアトレティコだったんですが、36分にはCKから同点にされちゃったんですよ。この時はメヘレが頭で繋いだボールを何故か、フリーだったオルドニェスに決められてしまったんですが、ちょっと、ちょっと。そんなんでは嫌でも昨季のCL最後となった16強対決でお隣さんと引分けて延長戦入り、悪夢のPK戦敗退だったのを思い出しちゃうじゃないですか。 しかも同点とされてからのアトレティコは相手の攻撃に苦しみ、オブラクのparadon(パラドン/スーパーセーブ)などもあって、何とか1-1のまま、ハーフタイムに辿りつく始末。ええ、これにはシメオネ監督も「Ellos atacaban para ganar el partido y nosotros estábamos jugando a no sé qué/エジョス・アタカバン・パラ・ガナール・エル・パルティードー・イ・ノソトロス・エスタバモス・フガンドー・ア・ノー・セ・ケ(彼らは試合に勝つために攻撃していたが、ウチは何を目的にプレーしていたのかわからなかった)」と言っていましたしね。これは後半頭から、未だに器不足疑惑が払拭されていないバエナ、カルドーソ→ルックマン、グリーズマンのパターンかと思いきや…。 早まらなくて正解だったんです!そう、後半3分、CKから始まったプレーで敵DFがクリアしたボールをエリア前でカルドーソがゲット。そのシュートがゴール前の人込みを通り抜け、2点目となってくれたから。再びリードしたことで、ハーフタイムにシメオネ監督から与えられた「プレスの強度を上げて、もっとガツンと攻撃する」という課題を選手たちもこなしやすくなったか、いえまあ、13分には相変わらず、不調が続くフリアン・アルバレスをグリーズマンに、24分にはコケとバエナをモリーナとルックマンにして、ジョレンテを右SBから中盤に移したのも良かったんですけどね。 31分にはグリーズマンとの連携を経て、ルックマンがゴール左横から送ったラストパスが敵DFに当たってセルロートの真ん前に落ち、ノルウェー人FWが3点目を奪うと、42分にも彼はルッジェーリのクロスをvolea(ボレア/ボレーシュート)。とうとうハットトリックを達成してしまったとなれば、アトレティコの天敵だったブルージュだって、もう白旗を挙げるしかありませんって(最終スコア4-1、総合スコア7-4)。 いやあ、これでブルージュとの黒歴史に終止符が打てた上、理由はわかりませんが、「No es fácil jugar en el Atlético/ノー・エス・ファシル・フガール・エン・エル・アトレティコ(アトレティコでプレーするのは簡単ではない)」(コケ)というカルドーソもとうとうチームに貢献。バリオスがまだリハビリから帰っていない折、本当に助かるんですが、それはフリアンのゴール日照りを補って余りある、セルロートの今年になってもう10得点という好調ぶりも同じことで、このまま土曜午後9時(日本時間翌午前5時)のオビエド戦、来週火曜のコパ・デル・レイ準決勝バルサ戦2ndレグでも快進撃が続くといいんですが…。 といっても、リーガ最下位とのアウェイゲームは1月末に1-1で引き分けたレバンテ戦を連想させますし、またしてもシメオネ監督が大量ローテを計画しているというのは、あまり勇気づけられないような。ちなみにそのオビエドはアトレティコ戦の後、来週水曜にピッチ状態不良により延期されていたラージョ戦のためにエスタディオ・バジェカスを再訪。イニゴ・ペレス監督のチームはもう1週間程、お天気が続いているせいか、水曜にはスタジアム練習が可能となり、まずは土曜にアスレティック戦を迎えることに。 うーん、CLフリーとなった相手は8位で休養十分なため、手ごわそうですけどね。このホーム連戦でがっつり稼ぐことができれば、ラージョも現在、降格圏から勝ち点差2の15位から、かなり遠ざかって、心置きなく、3月第2週からのコンフェレンスリーグ16強対決に挑めるかと。 そして翌水曜はベルナベウに向かった私でしたが、いやもう、ビックリさせられましたよ。試合前日練習には姿を見せていながら、12月から左膝に痛みを抱えるエムバペが休養を決意。招集リストにも入らないなんて。もう1つの注目は、1stレグで退席処分を受け、ベンチに入れないベンフィカのモウリーニョ監督がどこで試合を見るのかで、マドリーがプレス用ボックスを手配していたため、キックオフした後も当人が現れるのを待って、8階のプレスエリアでは記者たちが群れなすことに。 でも結局、現れなかったんですよ。どうやらチームバスの中で観戦することにしたらしく、試合前後の記者会見も第2監督に任せた彼の姿が見られたのは前日、ベルナベウでのスタジアム練習の指揮を執った時と宿泊先ホテルの出入りぐらいだったんですが、まあ実際、プレーするのは選手たちですからね。 この日はfondo sur/フォンド・スール(ゴール裏南側席)に陣取る応援団も「No al racism/ノー・アル・ラシスモ(人種差別主義反対)」と書かれた横断幕を出して、ダ・ルスでプレスティアーニに「mono(モノ/猿)」と言われたと訴えたビニシウスに連帯を示しただけで、お馴染みの大弾幕やモザイクもなかったんですが、試合の方は早くも開始14分に動くことに。それも嫌な方向で、パブリディスのシュートをクリアしようとしたアセンシオのボールが自軍ゴールに向かったのはGKクルトワが必死で弾いたものの、こぼれ球をラファ・シウバにゴール前から押し込まれてしまってねえ。 あっという間に総合スコア1-1にされていたんですが、大丈夫。その2分後にはバルベルデが折り返したボールをチュアメニが弾丸シュートで撃ち込んで、再びリードを奪ってくれたから。おかげで序盤から、ビニシウスに向かってなのか、ベンフィカの選手たちに向かってなのか、よくわからないpito(ピト/ブーイング)が飛び交っていた場内もそれ程、ザワつかずには済んだんですが、そこからはなかなか追加点が入らず。32分にギュレルがこぼれ球を押し込んだゴールもVAR(ビデオ審判)に、その日CFを務めたゴンサロがオフサイドだったとされてしまったため、1-1のまま、後半35分まで進んだところ…。 いやあ、丁度、アセンシオがカマビンガと空中衝突して、担架退場した直後のことでした。センターでボールを取り戻したバルベルデが抜け出したビニシウスにスルーパス。エリアまでドリブルで到着した彼がGKトゥルビンを破ってくれたため、コーナーフラッグ前でのダンスの再演と共に試合は2-1となり、マドリーは2連勝の総合スコア3-1で16強対決進出を掴んだんですが、いやあ。うーん、アルベロア監督は「A todos los equipos se nos complica el bloque bajo. No solo nos pasa a nosotros/ア・トードス・ロス・エキポス・セ・ノス・コンプリカ・エル・ブロケ・バホ。ノー・ソロ・ノス・パサ・ア・ノソトロス(どのチームも低い配置を保って、プレーを難しくしてくる。ウチだけに起こることじゃない)」と言っていたんですけどね。 そこはお隣さんと違って、世界一のクラブの至高のサッカー力で解決してもらいたいところですが、これまではエムバペ頼り、これからしばらくはここ4試合連続得点中のビニシウス頼りとなるのは、ちょっと不安もなきにしろあらず。それでもリーガ次節、月曜午後9時にベルナベウにヘタフェを迎える兄弟分ダービーには、出場停止でベンフィカ戦に出られなかったロドリゴも戻ってきますし、CL16強手対決1stレグにはベリンガム、エムバペもおそらく復帰しているかと。 先週末のオサスナ戦で躓き、たった1週間で首位をバルサに奪還されてしまったマドリーには何より、「Creo que no estamos jugando genial, pero ganar ahora es lo que importa/クレオ・ケ・ノー・エスタモス・フガンドー・ヘニアル、ペロ・ガナール・アオラ・エス・ロ・ケ・インポルタ(今のボクたちは素晴らしいプレーをしているとは思わないけど、今、大事なのは勝つこと)」(クルトワ)ですからね。せっかくの2連勝がセビージャ戦で途切れてしまった弟分のヘタフェにも降格圏との勝ち点差5を広げるため、負けてもらいたくはないんですが、折しもこの26節、バルサは土曜に3位のビジャレアルと対戦。勝ち点3差で4位にいるアトレティコとの絡みもありますし、兄弟分ダービーでどっちを応援するかは、その結果を見て決めることになりそうです。 2026.02.28 13:04 Sat2
「絶対同一人物ちゃう」バルサに復帰したトラオレの衝撃的なビフォーアフターに反響「サッカー選手のガタイじゃない」
バルセロナに復帰したスペイン代表FWアダマ・トラオレの変貌ぶりに注目が集まっている。 バルセロナのラ・マシア出身のトラオレは2013年にトップチームデビュー。その後、アストン・ビラやミドルズブラを渡り歩き、2018年夏からウォルバーハンプトンでプレー。爆発的なスピードとドリブルテクニック、プレミアリーグの並みいる屈強なDFにも当たり負けしない強靭なフィジカルを武器に評価を確立すると、29日に買い取りオプション付きのレンタルでバルセロナ加入が決定した。 6年半ぶりの古巣復帰となるトラオレだが、バルセロナの公式SNSが2011年の過去在籍と、今回の移籍時を比較した画像を投稿した。 もはや同一人物とは思えないサイズアップした姿にファンも「人間ってこんな風に成長するのね?」、「成長というか進化だな。もはや」、「絶対同一人物ちゃうやろ」、「やば過ぎ。サッカー選手のガタイじゃない。普通にUFCファイター並み」と驚きの声をあげた。 プレミアでは、決定力という課題もあったもののリーグ屈指のドリブラーとして活躍を見せていたトラオレ。スペインでもそのフィジカルとスピードでサイドを制圧できるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】本当に同一人物!?トラオレの衝撃ビフォーアフター</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">2011 2022 <a href="https://t.co/BdC2rNTfTZ">pic.twitter.com/BdC2rNTfTZ</a></p>— FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1487651800408895489?ref_src=twsrc%5Etfw">January 30, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.01.31 21:10 Mon3
ケガの原因は相手のタックル? アザール、23分に1回ファウルを受けていた
レアル・マドリーのベルギー代表FWエデン・アザールにまつわる驚きのデータが判明した。スペイン『マルカ』が伝えている。 2019年夏に夢だと公言していたマドリー移籍を実現させたアザール。しかし、開幕前のケガをきっかけに調子を崩すと、その後も戦線離脱が重なり、ここまで公式戦19試合に出場して1ゴールと期待外れな結果にとどまっている。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJWNEUyaTFGZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> しかし、アザールのケガの原因は自身だけではないのかもしれない。アザールは今シーズンここまでマドリーでラ・リーガ14試合に出場し1008分プレーしているが、その中で、44回ものファールを受けている。これは23分に1回はファウルを受けている計算だ。 その最たる例が、ラ・リーガではなかったものの、昨年のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で代表のチームメイトであるDFトーマス・ムニエから受けたファールだろう。アザールはこのタックルで負傷し、右足の腓骨を骨折していた。 今月のエイバル戦でようやく完全復帰したアザールだが、その試合でもちょうどケガを負っていた足首を相手選手に蹴られて倒れるなど、再三のファウルに苦しんでいた。 これには、アザールのプレースタイルも関係しており、ボールと足をほとんど離さずにドリブルすることが可能なアザールのテクニックが、返って相手ディフェンダーからの被ファウル数を増やしてしまっているようだ。 また、アザールが得意とするプレーの1つである左サイドからのカットインは、分かっていても止められないプレーであり、ディフェンダーとしてはファウルでしか止められない場面もある。 前所属のチェルシーではケガも少なく、目立った長期離脱もなかっただけに、気になるところだ。 2020.06.30 21:00 Tue4
“笑顔”が似合う稀代の天才、記録以上に記憶に残るロナウジーニョ
サッカー界にはこれまでも数々の天才と呼ばれる選手は存在した。 大半はその国を代表する選手であり、引退後もレジェンドとして大きく扱われ、事あるごとに駆り出されることが多い。もちろん、タイトルも獲得し、名実ともに世界的に名の知れた選手たちだ。 テクニックのある選手、多くのゴールを決めた選手、タイトルを数多く獲った選手など様々。中には、スタジアムや大会に名を残す人もいる。 数いる天才の中、最もサッカーを楽しみ、最も楽しませてくれた男と言っても過言ではないのがロナウジーニョだ。 <span class="paragraph-title">◆“笑顔”が似合う天才</span> ロナウジーニョの名前を聞いてまず最初に思い浮かべるのは何か。素晴らしいテクニック、あっと驚くパフォーマンス…どれも間違ってはいないが、やはりあの“笑顔”だろう。 ロナウジーニョ以上にタイトルを獲った選手も、ロナウジーニョ以上に功績を残した選手も多くいる中、あの笑顔でプレーを続けた選手はいない。誰よりもサッカーを楽しみ、それがどんな場面であっても崩れることはない。まるで遊んでいるかのようなプレースタイルは、一気にファンを虜にした。 その笑顔には歴代のレジェンドたちも称賛の言葉を残しておりミシェル・プラティニ氏は「あの笑顔でみんなを引きつける」と評価すると、最大のライバルであるアルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏も「楽しそうにプレーし、その喜びをピッチにもたらしている」と称賛したほどだ。 そのロナウジーニョはブラジルのグレミオでキャリアをスタート。2001年にパリ・サンジェルマン(PSG)に引き抜かれヨーロッパへと渡る。 当時のPSGは今のクラブとは違い、多くの資金をバックに選手を獲得していたわけではなかった。それでも、その才能には多くのクラブが注目しており、アーセナルもPSGより前に目をつけていた。しかし、イギリスの労働許可証が取得できずに断念していた過去もある。 自身初のヨーロッパ挑戦となったロナウジーニョ。テクニックの高さはあるものの、激しいプレースタイルのフランスで当初は苦しむ。 しかし、徐々にサッカーに慣れると、得点を奪うようになる一方で、ブラジル人に有りがちなピッチ外での問題で監督との仲も怪しくなった。 <span class="paragraph-title">◆キャリアを変えたバルセロナへの移籍</span> 2003-04シーズンにバルセロナへと加入したロナウジーニョ。この移籍がキャリアを大きく変えることとなる。 バルセロナが当初狙っていたのはマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFデイビッド・ベッカムだったが、宿敵レアル・マドリーへの移籍が決定してしまう。そこで、バルセロナはユナイテッドが狙っていたロナウジーニョに手を出し、獲得に成功する。 バルセロナ加入当初もケガなどで苦しんだロナウジーニョだが、ここでも慣れると才能を発揮。高いテクニックを生かしたプレーや、緩急をつけたドリブル、ボディフェイントを駆使した突破など、対峙するディフェンダーを翻弄させ続けた。 現在バルセロナのエースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのキャリアスタート時にも共にプレー。メッシの凄さは説明するまでもないが、そのメッシを上回るほどの存在感を見せていたのはロナウジーニョだった。 バルセロナではラ・リーガで2度、チャンピオンズリーグで1度と数多くのタイトルを獲得したわけではない。しかし、印象に残るプレー、印象に残るゴールは数々残しており、バルセロナで大きな成功を収めている印象が強いはずだ。 その後はミランやフラメンゴ、アトレチコ・ミネイロ、ケレタロ、フルミネンセと渡り歩き、現役を引退している。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残る天才</span> ロナウジーニョのプレーは、挙げればキリがないほど記憶に残るスペクタクルなプレーが数多くある。 輝かしいキャリアとなったバルセロナでは、初ゴールが何よりも衝撃だった。 2003年9月3日のラ・リーガ第2節セビージャ戦。バルセロナ1点ビハインドの0-1で迎えた58分、GKビクトール・バルデスが左サイドのロナウジーニョに展開すると、ボールを受けたロナウジーニョはドリブルを開始。まずは相手MFホセ・ルイス・マルティを簡単にかわすと、追いかけてきたMFハビエル・カスケーロもフェイントでいなす。そして、スピードに乗ったロナウジーニョはゴールまでおよそ27mの位置から右足を一閃。矢のようなシュートは、相手GKアントニオ・ナタリオの手をかすめ、クロスバーを直撃してゴールに吸い込まれた。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJrWGVOMUc3NCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> これが、ロナジウジーニョ伝説のスタートとなるラ・リーガ初ゴール。いきなり見せつけた格好となった。 数々のドリブルスキルで翻弄されたDFもたくさんおり、多くの相手が止めるのに苦労したロナウジーニョ。本人はその試合中にも笑顔を絶やさず、常に楽しそうにプレーを続けていた。 その姿はありえない相手からの称賛を受けることにもつながる。 <span class="paragraph-title">◆ベルナベウでのスタンディングオベーション</span> それが起こったのは、2005-06シーズンの11月に行われた、レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”だ。 前年の2004-05シーズンにはFIFA最優秀選手賞を受賞したロナウジーニョ。シーズン最初の“エル・クラシコ”で圧巻プレーを見せる。 リオネル・メッシのゴールで先制したバルセロナ。59分にロナウジーニョがまずは見せる。 ハーフウェイライン付近の左サイドからドリブルを開始したロナウジーニョは、対峙したDFセルヒオ・ラモスを簡単にかわして侵攻。そのままボックスに入り込むと、立ちはだかったDFイバン・エルゲラに対し全くスピードを落とすことなく、上半身のボディフェイントだけで何事もなかったようにエルゲラをかわしてシュート。ロベルト・カルロスが必死にブロックするも、間に合わずにゴールを奪う。 さらに、77分には、スペースがある中でロナウジーニョがパスを受けると、一気にスピードを上げてドリブル開始。再び対峙したDFセルヒオ・ラモスをあっさりかわすと、ボックス内左から冷静にシュート。2点目を奪ってみせたのだ。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJQZkNxdVk5YiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 圧巻の個人技で2発。若き日のセルヒオ・ラモスをいとも簡単にかわしてゴールを奪ったロナウジーニョに対し、サンティアゴ・ベルナベウに詰め掛けた8万7000人もの観客は、スタンディングオベーションでそのパフォーマンスを称えた。 永遠のライバルであるレアル・マドリーのファンにまでも、拍手をさせたロナウジーニョのプレーはこの世のものとは思えないと言えるだろう。 <span class="paragraph-title">◆ロナウジーニョらしさが凝縮した一撃</span> チームが敗れてもなおインパクトを残しているシーンもある。それがバルセロナ2シーズン目。2004-05シーズンのチャンピオンズリーグ ラウンド16のチェルシー戦でのゴールだ。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJHOHVITjdkSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2005年3月8日に行われた試合。ホームでの1stレグで2-1と先勝していたバルセロナは、準々決勝進出に向けて敵地で対戦。しかし、開始19分でまさかの3失点という衝撃の展開となる。 逆転を許しているバルセロナだったが、ロナウジーニョはPKを決めて1点差とすると、39分に衝撃のゴールを決めた。 前線にロングボールが送られるもジョン・テリーがクリア。しかし、これを拾ったアンドレス・イニエスタが横パスを出すと、ペナルティアークでロナウジーニョがパスを受ける。 すると、リカルド・カルバーリョが立ちはだかるも、ロナウジーニョは左、右とキックフェイント。動じないカルバーリョだったが、一瞬の隙を突いたロナウジーニョは突然トゥキック。狭いコースを抜けたシュートはゴール左隅に吸い込まれた。 チェルシーの守護神であり、世界でも指折りのGKだったペトル・チェフも全く反応できない完璧なゴール。まるで時を止めたかのようなシュートはロナウジーニョを語る上で外せないゴールだ。なお、試合はチェルシーが追加点を奪い、バルセロナは敗退。しかし、ロナウジーニョのゴールの衝撃が強すぎる試合となっている。 記録以上に記憶に残る数々のプレーを見せてきたロナウジーニョ。引退後は何かとお騒がせなイメージもあるが、その時でも“笑顔”は忘れない。いつだって楽しむことを忘れない稀代の天才は、この先どんな凄い選手が現れようとも、その存在が薄れることはないだろう。 <div id="cws_ad"><hr>パリ・サンジェルマンやバルセロナ、ミランなどのクラブチームで活躍し、ブラジル代表としてもワールドカップを制したロナウジーニョが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せた誰もを魅了するスーパープレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/f7dd12&c=sega_20210715_2" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210715.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.07.19 11:40 Mon5
「メッシがかつて無いほど泣いた」スアレスが自身のバルサ退団時のエピソードを告白「レオから僕を引き離すことに執着した」
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、バルセロナでの最後の日について告白した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 アヤックス、リバプールで多くのゴールを決め続けていたスアレス。世界屈指のゴールゲッターであり、全盛期を過ごしていた中、2014年7月にバルセロナへと完全移籍した。 バルセロナでは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマールとのトリオがそれぞれのイニシャルを取り"MSN"と称されたほど、抜群の連携と結果を残していた。 しかし、2020年7月にアトレティコ・マドリーへと完全移籍。バルセロナでのプレーを求めていた中で、突然の移籍となった。 スアレスは『Star+』のインタビューにて、バルセロナでの最後の瞬間についてコメント。当時の様子を明かした。 「あの時は、メッシがかつて無いほどに泣いているのを見た。僕たちは皆、その状況に影響を受け、彼は自分が育ったクラブに何が起きたかを見て、打ちのめされていた」 「今でもなぜあんなことになったのか不思議だが、少なくとも僕は、アトレティコ・マドリーで幸せになるチャンスを得たんだ」 スアレスはバルセロナで公式戦283試合で195ゴール113アシストを記録。ラストシーズンとなった2019-20シーズンもラ・リーガで28試合に出場し16ゴール8アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)でも7試合で5ゴール3アシストを記録していた。 その中での突然の移籍。クラブが退団を迫り、難しい時期を過ごしていたことを告白した。 「僕は最高の顔でトレーニングに参加していたし、準備ができていた。でも、バルセロナはレオから僕を引き離すことに執着したんだ」 「毎日家に帰ると泣いているような辛い時期だったし、まるで僕たちのせいであるかのように、メッシが放って置かれているのを見るのは、僕も心を痛めた」 「その年、僕たちはチャンピオンズリーグでバイエルンに敗れたばかりだった。僕たちはみんな打ちのめされていた。それまで以上に団結する必要があったけど、クラブは最悪の方法で物事を解決することを決定した」 スアレスが退団した2020年夏には、クラブとメッシの間で軋轢が生まれたタイミング。スアレスに対するクラブの態度に怒りを覚えたメッシが、不信感を理由に退団の意思を表明した。 バルセロナはメッシの意思で退団できる条項を契約に盛り込んでいたが、期限切れと判断。一方で、当時は新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延し始めた頃であり、リーグが中断するなどしたため、有効であるとメッシは主張。その後も対立が続いたが、メッシが残留を決断。クラブ相手の裁判を避けてのものだったと明かしていた。 結果として1年後にメッシもクラブを去ることに。メッシ、ネイマールと良い関係を築いていたというスアレスは、その関係が崩れたことが、とても残念だったという。 「バルサにやって来た時、僕はレオに、『僕の唯一の目標は勝つことであり、誰からもポジションを奪うことではない』と話した。その瞬間から、レオは僕が彼に真実を話していると知り、その瞬間から僕たちはレオとネイマールの両方と、兄弟の絆を築いていた」 結果としてネイマール、スアレス、メッシと時期は異なるが全員がバルセロナから離れることに。スター選手たちの間に生まれていた絆は、やはり残念な形で終わりを迎えていたようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】メッシとスアレス、最強コンビの輝き</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ3aGZTTm5NZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2022.10.08 22:40 Sat試合日程
2025年5月25日(日)
第38節
| ビジャレアル |
|
vs |
|
セビージャ |
| エスタディオ・デ・ラ・セラミカ | ||||
| ラージョ・バジェカーノ |
|
vs |
|
マジョルカ |
| カンポ・デ・フトボル・デ・バジェカス | ||||
| ヘタフェ |
|
vs |
|
セルタ |
| コリセウム | ||||
| ジローナ |
|
vs |
|
アトレティコ・マドリー |
| エスタディ・モンティリビ | ||||
| エスパニョール |
|
vs |
|
ラス・パルマス |
| RCDEスタジアム | ||||
| レガネス |
|
vs |
|
レアル・バジャドリー |
| ムニシパル・デ・ブタルケ | ||||
| アラベス |
|
vs |
|
オサスナ |
| エスタディオ・デ・メンディソローザ | ||||
| レアル・マドリー |
|
vs |
|
レアル・ソシエダ |
| サンティアゴ・ベルナベウ | ||||
| レアル・ベティス |
|
vs |
|
バレンシア |
| エスタディオ・ベニート・ビジャマリン | ||||
| アスレティック・ビルバオ |
|
vs |
|
バルセロナ |
| エスタディオ・サン・マメス | ||||
順位表
| 勝点 | 勝数 | 引分 | 負数 | 得点 | 失点 | 得失 | 試合 | |||
| 1 |
|
バルセロナ | 85 | 27 | 4 | 5 | 97 | 36 | 61 | 36 |
| 2 |
|
レアル・マドリー | 78 | 24 | 6 | 6 | 74 | 38 | 36 | 36 |
| 3 |
|
アトレティコ・マドリー | 70 | 20 | 10 | 6 | 60 | 29 | 31 | 36 |
| 4 |
|
アスレティック・ビルバオ | 67 | 18 | 13 | 5 | 53 | 26 | 27 | 36 |
| 5 |
|
ビジャレアル | 64 | 18 | 10 | 8 | 64 | 47 | 17 | 36 |
| 6 |
|
レアル・ベティス | 59 | 16 | 11 | 9 | 55 | 45 | 10 | 36 |
| 7 |
|
セルタ | 52 | 15 | 7 | 14 | 56 | 54 | 2 | 36 |
| 8 |
|
ラージョ・バジェカーノ | 48 | 12 | 12 | 12 | 39 | 43 | -4 | 36 |
| 9 |
|
オサスナ | 48 | 11 | 15 | 10 | 45 | 51 | -6 | 36 |
| 10 |
|
マジョルカ | 47 | 13 | 8 | 15 | 34 | 42 | -8 | 36 |
| 11 |
|
バレンシア | 46 | 11 | 13 | 12 | 43 | 51 | -8 | 36 |
| 12 |
|
レアル・ソシエダ | 43 | 12 | 7 | 17 | 32 | 42 | -10 | 36 |
| 13 |
|
ジローナ | 41 | 11 | 8 | 17 | 42 | 53 | -11 | 36 |
| 14 |
|
セビージャ | 41 | 10 | 11 | 15 | 40 | 49 | -9 | 36 |
| 15 |
|
エスパニョール | 41 | 10 | 11 | 15 | 37 | 47 | -10 | 36 |
| 16 |
|
ヘタフェ | 39 | 10 | 9 | 17 | 30 | 35 | -5 | 36 |
| 17 |
|
アラベス | 36 | 8 | 12 | 16 | 35 | 47 | -12 | 36 |
| 18 |
|
レガネス | 33 | 7 | 12 | 17 | 34 | 56 | -22 | 36 |
| 19 |
|
ラス・パルマス | 30 | 7 | 9 | 20 | 39 | 58 | -19 | 36 |
| 20 |
|
レアル・バジャドリー | 16 | 4 | 4 | 28 | 26 | 86 | -60 | 36 |
CL本戦
EL本戦
ECLプレーオフ
降格圏内
得点ランキング
| 順位 | 選手名 | チーム名 |
|
|
|
| 1 | ムバッペ |
|
レアル・マドリー | 28 | 32 |
| 2 | レヴァンドフスキ |
|
バルセロナ | 25 | 32 |
| 3 | ブディミル |
|
オサスナ | 20 | 36 |
| 4 | アジョセ・ペレス |
|
ビジャレアル | 18 | 29 |
| 4 | ハフィーニャ |
|
バルセロナ | 18 | 34 |
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