【プレミアリーグ第21節プレビュー】フォレストvsリバプールの上位対決に、NLダービー開催!
2025.01.14 19:30 Tue
後半戦初戦となった第20節はリバプール、アーセナル、チェルシーの上位陣が揃ってドロースタートとなったなか、快勝のノッティンガム・フォレストが3位に浮上した。また、下位に沈むエバートンとウェストハムがダイチ監督、ロペテギ監督を解任し、それぞれモイーズ、ポッターを新指揮官に招へいしている。
先週末はFAカップ開催に伴い、約10日ぶりのミッドウィーク開催となる第21節。今節は3位ノッティンガム・フォレストと首位リバプールの上位対決、2位アーセナルと12位トッテナムのノースロンドン・ダービーに大きな注目が集まる。
破竹の6連勝で後半戦も白星スタートを飾った躍進のフォレストは前節、新体制で無敗だったウォルバーハンプトンに3-0の完勝。さらに、FAカップ3回戦でもルートン・タウンに2-0で勝利し好調を維持。とりわけ、公式戦5試合連続クリーンシートと守備の安定が光る。前回対戦では今回の対戦相手に初黒星を与えており、1-0で競り勝った一戦と同じアプローチでシーズンダブルを狙いたい。
対するリバプールは前節、マンチェスター・ユナイテッドと2-2のドロー。戦前には大勝も期待されたが、DFアレクサンダー=アーノルドらの不調や対戦相手の予想以上の奮闘もあってホームで勝ち点をとりこぼした。さらに、直後のEFLカップ(カラバオカップ)準決勝1stレグではトッテナムに0-1で敗戦。公式戦25試合ぶりの黒星を喫した。それでも、直近のFAカップでは4部のアクリントン相手にアレクサンダー=アーノルドの鮮烈なミドルシュートや、FWキエーザの加入後初ゴールなどで4-0の完勝。センターバック起用となったMF遠藤航も抜群の安定感で勝利に貢献している。難敵相手にリベンジを期すアウェイでの上位対決ではFAカップで温存された主力が復帰となる見込みだが、ボールを握る展開のなかでユナイテッド、トッテナム戦で出た課題の修正がポイントになりそうだ。
2位のアーセナルは宿敵との今季2度目のダービーで公式戦4試合ぶりの白星を狙う。前節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦はMFヌワネリのゴールで先制に成功したが、後半は物議を醸したFWジョアン・ペドロのPKによって追いつかれて1-1のドロー。さらに、EFLカップ準決勝1stレグではニューカッスルに0-2で敗戦、直近のFAカップでは10人のユナイテッドに相手に120分で決着を付けられず、PK戦の末に無念の敗退となった。ヌワネリ、FWガブリエウ・ジェズスと、ここに来て前線に負傷者が増加しているなか、ホーム開催のダービーでのシーズンダブルに向けてはFWハヴァーツらの奮起に期待したい。
直近の公式戦3連勝で復調気配の6位マンチェスター・シティは、11位ブレントフォードとのアウェイゲームに臨む。前節は不振のウェストハムに引導を渡す4-1の快勝を飾ると、4部のサルフォードとのFAカップでは大幅なターンオーバーを敢行したなか、MFマカティーのハットトリックやMFオライリー、FWムバマの初ゴールによって8-0の圧勝。キャプテンのDFウォーカーの退団希望報道で激震走るも、FWマーモウシュ、DFクサノフ、DFヴィトール・レイスと新戦力獲得が近づいており、後半戦の巻き返しに向けた体制を整えている。ただ、対戦相手はFWエンベウモ、FWウィサと強力な攻撃陣を擁する難敵となり、カウンターの守備対応には細心の注意を払いたい。好調攻撃陣では殻を破った印象のあるFWサヴィオの躍動に期待だ。
4位のチェルシーは年末年始に入ってリーグ4戦未勝利と不振に陥り、前節はクリスタル・パレスに追いつかれての1-1のドロー。センターバックに離脱者が重なるなか、そのカバーが期待された攻撃陣もやや失速中だ。それでも、直近のFAカップでは4部相手に伏兵DFアダラビオヨ、FWフェリックスがともに2ゴールを挙げて5-0の圧勝。ボーンマス戦では主力が復帰する形となるが、途中出場の選手が勝敗のカギを握るか。
7位躍進のボーンマスは直近のリーグ戦8試合無敗と絶好調だが、FWエヴァニウソンにFWウナルとセンターフォワードが揃って負傷。今回の一戦ではFAカップで2ゴールのFWワタラやFWクライファートら代役のパフォーマンスに注目したい。
13位のマンチェスター・ユナイテッドはDF菅原由勢が所属する最下位のサウサンプトンと対戦。前節はリバプール、直近のFAカップではアーセナル相手に粘りの戦いをみせた。記録上は2戦連続ドローで公式戦6試合未勝利だが、PK戦による勝利はチームに自信をもたらしたはずだ。最下位をホームで迎え撃つ一戦では10人で60分以上を戦った疲労が懸念材料となり、元気な前半のうちに優位な試合運びができるか。
対戦相手のサウサンプトンは直近のFAカップのスウォンジー戦で3-0の快勝を収めてユリッチ新体制初勝利。ただ、リーグ戦では新体制3戦全敗且つ直近はブレントフォードに0-5の惨敗を喫している。なお、前節は後半頭から出場となった菅原だが、ほぼ主力起用のスウォンジー戦では出番なしとなっており、先発復帰は微妙なところだ。
MF三笘薫所属の10位ブライトンは4戦連続ドロー且つ8戦未勝利のリーグ戦で、復調のイプスウィッチ相手に9戦ぶりの勝利を狙う。直近のFAカップでは2部のノリッジ相手にFWリュテールの2ゴールなどで4-0の圧勝。約1カ月半ぶりの白星を挙げた。ただ、その一戦で3試合ぶりのスタメン復帰となった三笘は決定的な仕事は見せられず、リーグ戦ではベンチスタートの可能性もありそうだ。
そのほかではポッター初陣となる新生ウェストハムとフルアムのロンドン・ダービーに、モイーズ帰還の新生エバートンが強豪アストン・ビラをホームに迎える一戦。絶好調のニューカッスル、MF鎌田大地のスタメン復帰も期待したいクリスタル・パレスの戦いにも注目だ。
《プレミアリーグ第21節》
▽1/14(火)
《28:30》
ブレントフォード vs マンチェスター・シティ
ウェストハム vs フルアム
チェルシー vs ボーンマス
《29:00》
ノッティンガム・フォレスト vs リバプール
▽1/15(水)
《28:30》
エバートン vs アストン・ビラ
レスター・シティ vs クリスタル・パレス
ニューカッスル vs ウォルバーハンプトン
《29:00》
アーセナル vs トッテナム
▽1/16(木)
《28:30》
イプスウィッチ vs ブライトン
《29:00》
マンチェスター・ユナイテッド vs サウサンプトン
先週末はFAカップ開催に伴い、約10日ぶりのミッドウィーク開催となる第21節。今節は3位ノッティンガム・フォレストと首位リバプールの上位対決、2位アーセナルと12位トッテナムのノースロンドン・ダービーに大きな注目が集まる。
破竹の6連勝で後半戦も白星スタートを飾った躍進のフォレストは前節、新体制で無敗だったウォルバーハンプトンに3-0の完勝。さらに、FAカップ3回戦でもルートン・タウンに2-0で勝利し好調を維持。とりわけ、公式戦5試合連続クリーンシートと守備の安定が光る。前回対戦では今回の対戦相手に初黒星を与えており、1-0で競り勝った一戦と同じアプローチでシーズンダブルを狙いたい。
2位のアーセナルは宿敵との今季2度目のダービーで公式戦4試合ぶりの白星を狙う。前節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦はMFヌワネリのゴールで先制に成功したが、後半は物議を醸したFWジョアン・ペドロのPKによって追いつかれて1-1のドロー。さらに、EFLカップ準決勝1stレグではニューカッスルに0-2で敗戦、直近のFAカップでは10人のユナイテッドに相手に120分で決着を付けられず、PK戦の末に無念の敗退となった。ヌワネリ、FWガブリエウ・ジェズスと、ここに来て前線に負傷者が増加しているなか、ホーム開催のダービーでのシーズンダブルに向けてはFWハヴァーツらの奮起に期待したい。
一方、前節はニューカッスル相手に善戦も1-2で敗れたトッテナムは直近1分け3敗のリーグ4戦未勝利と低迷。それでも、前述のリバプール戦をMFベリヴァルの初ゴールで競り勝つと、FAカップでは5部相手に延長戦まで持ち込まれる失態も、最終的には3-0で勝利。公式戦連勝という形でダービーに臨む。FWムーアに続きFWリシャルリソンの復帰が期待される一方、脳震とうのMFベンタンクールが新たに加わった守備陣の離脱者は変わらず。セットプレーの守備対応含め、引き続き急造守備陣のパフォーマンスが勝利のカギを握る。
直近の公式戦3連勝で復調気配の6位マンチェスター・シティは、11位ブレントフォードとのアウェイゲームに臨む。前節は不振のウェストハムに引導を渡す4-1の快勝を飾ると、4部のサルフォードとのFAカップでは大幅なターンオーバーを敢行したなか、MFマカティーのハットトリックやMFオライリー、FWムバマの初ゴールによって8-0の圧勝。キャプテンのDFウォーカーの退団希望報道で激震走るも、FWマーモウシュ、DFクサノフ、DFヴィトール・レイスと新戦力獲得が近づいており、後半戦の巻き返しに向けた体制を整えている。ただ、対戦相手はFWエンベウモ、FWウィサと強力な攻撃陣を擁する難敵となり、カウンターの守備対応には細心の注意を払いたい。好調攻撃陣では殻を破った印象のあるFWサヴィオの躍動に期待だ。
4位のチェルシーは年末年始に入ってリーグ4戦未勝利と不振に陥り、前節はクリスタル・パレスに追いつかれての1-1のドロー。センターバックに離脱者が重なるなか、そのカバーが期待された攻撃陣もやや失速中だ。それでも、直近のFAカップでは4部相手に伏兵DFアダラビオヨ、FWフェリックスがともに2ゴールを挙げて5-0の圧勝。ボーンマス戦では主力が復帰する形となるが、途中出場の選手が勝敗のカギを握るか。
7位躍進のボーンマスは直近のリーグ戦8試合無敗と絶好調だが、FWエヴァニウソンにFWウナルとセンターフォワードが揃って負傷。今回の一戦ではFAカップで2ゴールのFWワタラやFWクライファートら代役のパフォーマンスに注目したい。
13位のマンチェスター・ユナイテッドはDF菅原由勢が所属する最下位のサウサンプトンと対戦。前節はリバプール、直近のFAカップではアーセナル相手に粘りの戦いをみせた。記録上は2戦連続ドローで公式戦6試合未勝利だが、PK戦による勝利はチームに自信をもたらしたはずだ。最下位をホームで迎え撃つ一戦では10人で60分以上を戦った疲労が懸念材料となり、元気な前半のうちに優位な試合運びができるか。
対戦相手のサウサンプトンは直近のFAカップのスウォンジー戦で3-0の快勝を収めてユリッチ新体制初勝利。ただ、リーグ戦では新体制3戦全敗且つ直近はブレントフォードに0-5の惨敗を喫している。なお、前節は後半頭から出場となった菅原だが、ほぼ主力起用のスウォンジー戦では出番なしとなっており、先発復帰は微妙なところだ。
MF三笘薫所属の10位ブライトンは4戦連続ドロー且つ8戦未勝利のリーグ戦で、復調のイプスウィッチ相手に9戦ぶりの勝利を狙う。直近のFAカップでは2部のノリッジ相手にFWリュテールの2ゴールなどで4-0の圧勝。約1カ月半ぶりの白星を挙げた。ただ、その一戦で3試合ぶりのスタメン復帰となった三笘は決定的な仕事は見せられず、リーグ戦ではベンチスタートの可能性もありそうだ。
そのほかではポッター初陣となる新生ウェストハムとフルアムのロンドン・ダービーに、モイーズ帰還の新生エバートンが強豪アストン・ビラをホームに迎える一戦。絶好調のニューカッスル、MF鎌田大地のスタメン復帰も期待したいクリスタル・パレスの戦いにも注目だ。
《プレミアリーグ第21節》
▽1/14(火)
《28:30》
ブレントフォード vs マンチェスター・シティ
ウェストハム vs フルアム
チェルシー vs ボーンマス
《29:00》
ノッティンガム・フォレスト vs リバプール
▽1/15(水)
《28:30》
エバートン vs アストン・ビラ
レスター・シティ vs クリスタル・パレス
ニューカッスル vs ウォルバーハンプトン
《29:00》
アーセナル vs トッテナム
▽1/16(木)
《28:30》
イプスウィッチ vs ブライトン
《29:00》
マンチェスター・ユナイテッド vs サウサンプトン
遠藤航
ジョアン・ペドロ
ガブリエウ・ジェズス
リシャルリソン
ヴィトール・レイス
サヴィオ
エヴァニウソン
菅原由勢
三笘薫
鎌田大地
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「監督にとって夢のような選手」出番限定も仕事をこなす遠藤航、シュツットガルト時代を知る元ドイツ代表MFが賛辞「彼は超プロフェッショナル」
リバプールの日本代表MF遠藤航に対して、かつてのチームメイトが賛辞を送った。 日本代表ではキャプテンを務め、リバプールでもピッチ上で存在感のある遠藤。湘南ベルマーレ、浦和レッズ、シント=トロイデン、シュツットガルトでプレーし、2023年8月にリバプールに加入した。 加入当初は懐疑的な目を向けられていた遠藤だったが、ユルゲン・クロップ監督の信頼は厚く中盤の底で安定したプレーを発揮。今シーズンはアルネ・スロット監督が就任すると、大きく出番は減っているが、出場すればしっかりと仕事をこなし、カルトヒーロー的な存在となっている。 今シーズンはプレミアリーグは9試合、チャンピオンズリーグ(CL)では4試合、EFLカップで4試合、FAカップで1試合に出場。出場時間こそ短いものの、スロット監督も信頼を置いている遠藤だが、シュツットガルト時代には会長を務めていた元ドイツ代表MFのトーマス・ヒツルスペルガー氏が『The Athletic』で称賛した。 「彼は監督にとって夢のような選手だ。なぜなら、20試合は出場しないかもしれないが、21試合目に先発すれば、求められたことをきちんとこなす優秀な選手だからだ」 「時には、出場しないことで選手を怒らせたいこともあるが、彼は問題を起こすような選手ではない。彼に与えられる最高の賛辞は、彼がちゃんと機能しているということだ。これは否定的な言葉のように聞こえるが、ある意味、まさに望まれていることだ」 人格者でもある遠藤を知るヒツルスベルガー氏。笑顔でいる遠藤は良い状態だと明かした。 「ああいった選手がいるならば、彼らに任せれば良い。彼は超プロフェッショナルであり、家族思いの人間だ。笑顔でいると、何もかもが上手くいっているように感じる」 「英語は悪くはないけど、彼からはあまり何も聞くことはない。ただトレーニングをし、家族思いの人、夫、父親でいることが幸せだ」 そのヒツルスベルガー氏は遠藤との思い出について言及。シュツットガルト加入時には会長だった中、元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスとの会話を回想し、デビュー戦でのインパクトが凄かったとした。 「彼のデビュー戦だ。当時の監督は、彼が到着した後の最初の2試合は起用しなかった。ただ、マリオ・ゴメスと話していて、彼が『ワタルは最高の選手だ。出場させるべきだ』と言っていたのを覚えている」 「彼が初めて先発出場したカールスルーエとのダービーでは、本当に素晴らしかった。中盤でヘディングで全て競り勝ち、優位に立った。その瞬間から、彼は振り返ることなく、我々にとって素晴らしい選手になるだろうと分かっていた。だから今、世界最高のチームで彼が活躍しているのを見ることは嬉しい」 2025.02.01 22:40 Sat2
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日本人6人目を獲得したサウサンプトン/六川亨の日本サッカー見聞録
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すでにCL決勝T進出決定のリバプールは多くの主力が休養、スロット監督はターンオーバーの理由について「1位でも2位でもまったく問題はない」
リバプールのアルネ・スロット監督が、チャンピオンズリーグ(CL)で大幅なターンオーバーを行う予定であることについて理由を説明した。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズン、首位を快走するプレミアリーグだけでなくCLでも絶好調のリバプール。ここまで唯一無傷の7連勝を飾っており、すでに決勝トーナメントストレートインを確定させている。 29日に行われるCLリーグフェーズ最終節のPSV戦では、引き分け以上で首位通過が決定する状況。しかし、スロット監督は敵地で行われるこの試合、FWモハメド・サラーやDFヴィルヒル・ファン・ダイク、MFライアン・グラフェンベルフ、MFドミニク・ソボスライ、MFアレクシス・マク・アリスターなどほとんどの主力選手を帯同すらさせなかった。 これにより、PSV戦ではMF遠藤航やMFハーヴェイ・エリオットら普段出場機会に恵まれていない選手や、アカデミー出身の若手が多く先発する見込み。スロット監督は前日会見にて主力休養の理由について語りつつ、だからと言って負けるつもりはないと強気の姿勢を示している。 「(帯同しなかった選手は)明日(水曜日)、休むことになる。可能なら試合の3日前は休みを取っておくべきなのだが、試合数が多いといつもそうできるとは限らない。木曜日にはトレーニングがあるので、数人のスタッフが木曜日の朝早くに戻り、残ったスタッフと一緒にトレーニングをする。でも、明日は休みだ」 「この新しいCLの形式を理解するのに少し時間がかかった。私はいつも、100%確信しているときでも『99.9』と言ってきたが、今は100%確信している。この順位表では、1位でも2位でもまったく問題はないとね」 「我々は現在1位か2位になる状況で、3位に落ちることはない。だから、リーグフェーズでの順位表の結果は重要ではないんだ。だが、ある非常に賢明な人がかつて私にこう言った。『フットボールの試合に負けて、何か良いことが起こるのは見たことがない』とね。だから、我々は明日の試合に負けるつもりはない。もちろん、勝つために全力を尽くす」 「(明日出場する)選手たちが、実力を証明する必要はない。彼らの実力はわかっているからだ。ヨーロッパの他チームと同様、我々も数多くの試合を戦っており、選手たちは準備ができている」 2025.01.29 17:20 Wed5
首位リバプールがボーンマスに12戦ぶり黒星与える! サラーが今季リーグ20点到達でランパード超えのPL歴代6位の得点数【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第24節、ボーンマスvsリバプールが1日にヴァイタリティ・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが0-2で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は88分から途中出場した。 リーグ連勝中で首位に立つリバプールは、リーグ11戦無敗で7位に浮上したボーンマスとの上位対決に臨んだ。前節はイプスウィッチ相手に4-1の完勝を収めた一方、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では大幅なターンオーバーを敢行したPSVとのアウェイゲームで2-3の逆転負け。リーグフェーズ全勝突破は逃したものの、首位通過を達成した。 週明けに逆転を目指すトッテナムとのEFLカップ準決勝2ndレグを控えるなか、直近の2試合でニューカッスル、フォレストに大勝するなど現在最も手ごわいチェリーズとのアウェイゲームに向けてスロット監督はロバートソン、ガクポを除く先発9人を変更。守護神アリソンやエースのサラーら主力が復帰し、1トップにはルイス・ディアスが入った。 開始10秒過ぎには高い位置でボールを奪ったセメンヨが左からのカットインで鋭い右足シュートを枠に飛ばし、ホームチームが挨拶代わりのファーストシュートを記録する。 以降はリバプールも押し込んでセットプレーを獲得し、すぐさまリアクション。ここから攻守が目まぐるしく入れ替わる見応え十分の攻防が繰り広げられていく。 より効果的にカウンターを繰り出すホームチームが13分にクライファート、20分にセメンヨとボックス左からニアサイドを狙った鋭いシュートでゴールを脅かすも、ポストなどに嫌われて先制点とはならず。 これに対して攻撃回数は少ないものの、リバプールもガクポの強烈なミドルシュートに、ボックス右に抜け出したソボスライのシュートでGKケパに好守を強いる。 流れ的にはホームチーム優勢も先にゴールをこじ開けたのはアウェイチーム。27分、左サイドで背後へスプリントしたガクポがボックス内でDFクックと交錯。このプレーでPKを獲得すると、キッカーのサラーが強烈なシュートを右隅に突き刺し、今季リーグ戦のゴール数を「20」の大台に乗せた。 やや不運な形の失点でビハインドを背負うも全く士気を落とさないボーンマスは37分、ボックス左で収めたセメンヨがオーバーラップしたケルケズを使って折り返しが供給されると、これをファーに走り込んだブルックスが左足ダイレクトシュートでゴール左隅に流し込む。だが、これは際どいオフサイド判定でノーゴールに。 前半終盤にかけてはよりオープンな展開となり、リバプールがより効果的に決定機を作り出したが、絶妙な攻撃参加でゴール前に飛び込んだアレクサンダー=アーノルドのヘディングシュートはGKケパの正面を突き、2点目を奪うには至らなかった。 後半もハイインテンシティの攻防が繰り広げられると、立ち上がりの50分にはボックス左でクリスティのスルーパスに抜け出したセメンヨに決定機も、ここは勇敢に間合いを潰したGKアリソンのビッグセーブに遭う。 以降も一進一退の攻防が続く中、60分を過ぎて両ベンチが動きを見せると、決定力の差が明暗を分けた。 まずは70分、途中出場のタヴァーニアがボックス手前から得意の左足を振ると、左ポストを叩いたこぼれ球がボックス右でフリーのクライファートの足元にこぼれるが、絶好調のオランダ代表FWはこのイージーフィニッシュを枠に飛ばせず。痛恨の同点機を逸した。 これに対してアレクサンダー=アーノルドの負傷交代に続くピンチを凌いだリバプールは75分、ロングカウンターから途中出場のカーティス・ジョーンズからボックス右でパスを受けたサラーがほぼ予備動作なしから見事な左足コントロールシュートをゴール左隅に突き刺した。そして、これでプレミアリーグ通算178点目となったサラーはフランク・ランパードを抜いて歴代6位に浮上した。 このエースの2点目で勝利に大きく近づいたリバプールはここからゲームクローズに向かうと、試合終盤にはクローザー役の遠藤をエースに代えて投入。守護神アリソンの好守で終盤のピンチも冷静に凌ぎ切り、敵地での上位対決を見事に2-0で制した。 この結果、リーグ3連勝のレッズは首位快走とともに週明けのスパーズ戦に弾みを付けた。一方、善戦も敗れたボーンマスはリーグ12試合ぶりの黒星となった。 ボーンマス 0-2 リバプール 【リバプール】 モハメド・サラー(前30[PK]、後30) <span class="paragraph-title">【動画】サラーが圧巻フィニッシュでランパード超え!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">耐え忍んだ後半<br>緊迫した展開を切り裂いたのは<br>サラーのスペシャルな<br>今日2点目<br>プレミア通算178ゴール<br><br>プレミアリーグ 第 24節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ボーンマス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/CfoQpX9JMt">pic.twitter.com/CfoQpX9JMt</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1885730724038459398?ref_src=twsrc%5Etfw">February 1, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.02 02:33 Sunノッティンガム・フォレストの人気記事ランキング
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「僕たちは再びどん底に」ブライトンがまさかの0-7大惨敗…引き金となったOGの主将ダンクも肩落とす「全てが恥ずかしい」
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三笘薫がHTで交代のブライトンが惨敗で今季初のリーグ連敗…ウッド3発のフォレストが大敗払拭の7発圧勝【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第24節、ノッティンガム・フォレストvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが1日にシティ・グラウンド・スタジアムで行われ、ホームのフォレストが7-0で圧勝した。なお、ブライトンのMF三笘薫は前半のみの出場となった。 3位のフォレストは前節ボーンマス相手に衝撃的な0-5の惨敗で無敗試合が「8」でストップ。トップ4争いへ踏みとどまる上でリバウンドメンタリティが試されるヌーノのチームは、ホームゲームで曲者撃破を狙った。 一方、9位のブライトンも前節はエバートン相手に7試合ぶりのリーグ戦黒星を喫しており、こちらもバウンスバックの勝利が必須。そんななか、サウジアラビアからの巨額オファーによってにわかに大きな注目を集めた末に残留の運びとなった三笘は左ウイングでスタメンに入った。 立ち上がりは三笘の鋭いカットインなどアウェイのブライトンが押し込む入りとなったが、フォレストも堅守速攻のスタイルでしっかりと応戦。球際で激しくやり合いながら拮抗した攻防が続く。 そんななか、12分にはダニーロの右へのダイレクトの展開からギブス=ホワイトがボックス内に持ち込んで折り返した高速クロスがDFダンクのクリアミスを誘発し、ツキにも恵まれたホームチームがいきなり先手を奪った。 以降はブライトンがやや押し返したが、先にゴールをこじ開けたのはホームチーム。25分、エランガの右足インスウィングの正確な左CKをニアに飛び込んだギブス=ホワイトが頭でコースを変えて流し込む。さらに、32分には三笘が治療のためピッチ外に出ていた状況で右サイドをアイナ、エランガで崩すと、最後はゴール前でグラウンダークロスに反応したウッドがワンタッチで合わせ、畳みかける3点目とした。 その後、39分にはウェルベックの鋭いミドルシュートでゴールに迫ったブライトンだったが、これはGKがわずかに指先でコースを変えた結果、クロスバーを叩いて反撃の狼煙を上げるゴールとはならず。 敵地で3点ビハインドを背負ったブライトンはハーフタイムに3枚替えを敢行。三笘とヒンシェルウッド、ジョアン・ペドロを下げてアディングラ、オライリー、ディエゴ・ゴメスと中盤色の強い選手やアタッカーをピッチに送り出した。なお、前半の治療の影響もあったか、三笘は消化不良の形でピッチを後にした。 後半はブライトンが勢いを持って入ったが、集中したフォレストの守備を前に決定機まで至らず。これに対して、ホームチームは前半同様の決定力を見事に発揮した。 64分、右サイド深くに侵攻したエランガのこの試合3アシスト目でウッドが後半最初のゴールを挙げると、70分にはギブス=ホワイトがボックス内で倒されて得たPKをウッドが冷静に右へ蹴り込み、ハットトリックを達成した。 この連続ゴールによって完全に勝利を決定づけたフォレストは、殊勲のアタッカー陣をベンチに下げてゲームクローズに入る。だが、終盤に入っても攻撃の手を緩めないホームチームは後半終了間際に集中力を欠いたブライトンに対して、ニコ・ウィリアムズ、ジョタ・シウバの連続ゴールでこの日のゴールショーを締めくくった。 この結果、フォレストはボーンマス戦の大敗を補って余りある7-0の圧勝。一方、今季最多7失点で惨敗のブライトンは今季初のリーグ連敗となった。 ノッティンガム・フォレスト 7-0 ブライトン 【フォレスト】 オウンゴール(前12) モーガン・ギブス=ホワイト(前25) クリス・ウッド(前32、後19、後25[PK]) ニコ・ウィリアムズ(後44) ジョタ・シウバ(後46) 2025.02.01 23:31 Sat3
ウェストハムがFKの名手ウォード=プラウズを呼び戻し、フォレストにレンタルもプレミア9試合の出場に終わる
ウェストハムは3日、イングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズ(30)がノッティンガム・フォレストから復帰することを発表した。 ウォード=プラウズは、サウサンプトンの下部組織出身。そのままファーストチームに昇格すると、FKの名手として名を馳せる。 デイビッド・ベッカム氏に続いてプレミアリーグ歴代2位の直接FKからのゴール数を誇るなか、チームがチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格した2023-24シーズンにウェストハムへと完全移籍した。 今シーズンは開幕戦こそウェストハムでプレーしたが、8月末にフォレストにレンタル移籍。ただ、フォレストではすぐに出番を失い、プレミアリーグ9試合の出場に終わっていた。 グレアム・ポッター監督が就任し、後半戦で巻き返しを誓うウェストハムでしっかりとそのキックを見せることができるか注目だ。 2025.02.03 20:55 Mon4
FKの名手ウォード=プラウズが半年でウェストハム復帰へ、今季フォレストにレンタル加入も立ち位置確保できず
ノッティンガム・フォレストのイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズ(30)が、ウェストハムに復帰するようだ。『The Athletic』が報じた。 サウサンプトンの下部組織出身で、2012年7月のファーストチーム昇格から長きに渡りチームを支えたウォード=プラウズ。チャンピオンシップ(イングランド2部)降格に伴い、2023年8月にウェストハムへ完全移籍した。 ウェストハム1年目はデイビッド・モイーズ監督の下で主力として戦ったが、フレン・ロペテギ監督が後を継いだ今シーズンはプレミアリーグ開幕戦からベンチスタート。夏の移籍市場最終日にフォレストへのレンタル移籍が決まった。 しかし、新天地でも出場機会は限られ、ここまでプレミアリーグでの先発は5試合。レンタル契約を早期で打ち切り、ロペテギ監督からグレアム・ポッター監督へ交代したウェストハムに復帰するという。 ポッター監督のもと、現在15位からの巻き返しを狙うウェストハム。フリーキックの名手の復帰が追い風となるのだろうか。 2025.02.03 18:30 Mon5