「痛くて残念な結果」2点先行も後半に逆転負けのトッテナム、ポステコグルー監督は負傷者に頭を抱える「20分で彼を失うと…」
2024.12.09 20:00 Mon
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がチェルシー戦の逆転負けを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。8日、プレミアリーグ第15節でトッテナムはホームにチェルシーを迎えた。
試合は立ち上がりからトッテナムペース。5分にドミニク・ソランケ、11分にデヤン・クルゼフスキがゴールを奪い2点をリード。しかし、15分にクリスティアン・ロメロが負傷交代してしまう。
すると17分にチェルシーが1点を返し前半終了。後半はチェルシーが2つのPKを決めるなど3点を奪い2-4と逆転を許すと、ソン・フンミンが最終盤にゴールを奪うも3-4で逆転負けを喫した。
ホームでの2点差からの逆転負けにポステコグルー監督は痛かったと振り返り、ロメロの負傷交代が大きく影響したとコメント。チャンスも活かしきれていなかったと語った。
「試合でもシーズンでも、本当の足がかりを得る時間が取れていないようだ。そのせいで少し混乱した。相手が得点したのは明らかだが、それでも前半は我々の方が大きなチャンスがあり、試合を終わらせる3点目も取れたと感じている」
「後半は相手が勢いづいて同点に追いつき、その後ソニー(ソン・フンミン)が3-2とリードする大きなチャンスがあり、そこから試合の流れが変わった。我々はそのチャンスを逃し、ボックス内で2つの下手なチャレンジでPKを与えてしまった。そのせいで相手に優位に立ってしまい、我々は苦境に立たされた」
また、前半の良い状態の時に試合を終わらせることが大事かと問われると、ケガで選手を失わなければもっと良かったと語り、ロメロ、そして終盤に負傷交代したミッキー・ファン・デ・フェンについて言及した。
「ある程度はそうだが、センターバックを直後に失わないことも助けになる。選手たちは全力を尽くしている。今、このチームでは選手層が薄く、そのポジションでもうひとりの選手を失うのは避けたかった」
「正直に言えば、心配していたのはクリスティアンではなくミッキー(・ファン・デ・フェン)だった。ミッキーはまったく別のケガで退場した。クティはリーダーで、ワールドカップ優勝者だ。試合をコントロールする選手が欲しいなら、彼こそがその男だ。20分で彼を失うと、それができなくなる。その後も、3点目を決めて試合を終わらせる大事な瞬間があったと感じた」
試合は立ち上がりからトッテナムペース。5分にドミニク・ソランケ、11分にデヤン・クルゼフスキがゴールを奪い2点をリード。しかし、15分にクリスティアン・ロメロが負傷交代してしまう。
ホームでの2点差からの逆転負けにポステコグルー監督は痛かったと振り返り、ロメロの負傷交代が大きく影響したとコメント。チャンスも活かしきれていなかったと語った。
「もちろん、痛くて残念な結果だ。試合の入りは再び非常に良く、得点以外にも素晴らしいサッカーができた。しかし、2点目を決めた後、クリスティアン(・ロメロ)が抜けてしまった。これが我々の現状だ」
「試合でもシーズンでも、本当の足がかりを得る時間が取れていないようだ。そのせいで少し混乱した。相手が得点したのは明らかだが、それでも前半は我々の方が大きなチャンスがあり、試合を終わらせる3点目も取れたと感じている」
「後半は相手が勢いづいて同点に追いつき、その後ソニー(ソン・フンミン)が3-2とリードする大きなチャンスがあり、そこから試合の流れが変わった。我々はそのチャンスを逃し、ボックス内で2つの下手なチャレンジでPKを与えてしまった。そのせいで相手に優位に立ってしまい、我々は苦境に立たされた」
また、前半の良い状態の時に試合を終わらせることが大事かと問われると、ケガで選手を失わなければもっと良かったと語り、ロメロ、そして終盤に負傷交代したミッキー・ファン・デ・フェンについて言及した。
「ある程度はそうだが、センターバックを直後に失わないことも助けになる。選手たちは全力を尽くしている。今、このチームでは選手層が薄く、そのポジションでもうひとりの選手を失うのは避けたかった」
「正直に言えば、心配していたのはクリスティアンではなくミッキー(・ファン・デ・フェン)だった。ミッキーはまったく別のケガで退場した。クティはリーダーで、ワールドカップ優勝者だ。試合をコントロールする選手が欲しいなら、彼こそがその男だ。20分で彼を失うと、それができなくなる。その後も、3点目を決めて試合を終わらせる大事な瞬間があったと感じた」
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プレミアリーグ第17節、トッテナムvsリバプールが22日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのリバプールが3-6で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 10位のトッテナム(勝ち点23)は前節、サウサンプトン相手に5-0の完勝。公式戦6試合ぶりの勝利で長いトンネルを抜けた。続くEFLカップ(カラバオカップ)でもマンチェスター・ユナイテッドとの壮絶な打ち合いを4-3で制し、公式戦連勝とともにベスト4進出を決めた。引き続き多くの離脱者を抱える状況で迎えた中2日の首位チームとの一戦ではユナイテッド戦と全く同じスタメンを採用した。 一方、首位のリバプール(勝ち点36)は、ニューカッスル戦に続き前節のフルアム戦を2-2のドローで終えるなど、ここにきてやや失速。それでも、大幅なターンオーバーを敢行した直近のEFLカップではサウサンプトンに2-1の勝利。若手の積極起用に遠藤航を可変式のセンターバックで起用するオプションが見事に機能し、白星を取り戻した。今回のアウェイゲームではそのカップ戦で温存したサラーやマク・アリスター、ファン・ダイクら主力を復帰させ、ベストメンバーを起用。1トップにルイス・ディアス、2列目に右からサラー、ソボスライ、ガクポを配置した。 試合は開始直後にトッテナムのビルドアップのミスを突いたリバプールに決定機。GKフォースターのミスパスをボックス右でカットしたサラーが左足を振るが、これは枠の右に外れる。 しかし、このプレーをきっかけに完全に主導権を握ったアウェイチームは長短交えたパスで相手を揺さぶりつつ、前がかりな守備で自由を与えず。その流れでサラーがクロスバー直撃のシュートなどゴールを色濃く匂わせると、圧巻のコンビプレーから先制点を奪い切った。 23分、右サイドへのスムーズな展開からフリーのアレクサンダー=アーノルドにボールが渡ると、GKとディフェンスラインの間のスペースへピンポイントクロスを供給。これに抜群のタイミングで飛び込んだディアスがダイビングヘッドで合わせた。 均衡が破れた後はしばらく一進一退の展開が続いたが、活動量とクオリティで勝るリバプールが押し切る。36分、左サイドからのロバートソンのクロスをゴール前で競ったソボスライのヘディングシュートが浮き球の形でこぼれると、勢いを持って飛び込んだマク・アリスターがGKフォースターの寸前で頭で押し込んだ。 厳しい連続失点となったトッテナムだが、41分にはクルゼフスキがアグレッシブな守備でマク・アリスターを潰してショートカウンターを発動。GKアリソンがポジションを取れずにいるなか、マディソンが右足ミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。 一瞬の隙を突かれて1点差に詰め寄られたものの、流れは渡さないリバプール。前半終了間際には高速カウンターに転じると、サラーの絶妙なスルーパスにボックス右で反応したソボスライがGKの股間を抜くシュートを流し込み、再び突き放して前半を終えた。なお、このアシストで今季リーグ戦10アシスト目となったレッズのエースはプレミア史上初となる年越し前の10ゴール(13ゴール)10アシスト達成者となった。 アウェイチームに勢い、ホームチームにダメージが与えられたこの3点目によって後半はワンサイドゲームとなった。 後半も主導権を握ったリバプールは54分、自陣中央でのボール奪取から相手を完璧に引っくり返すと、ボックス左に抜け出したガクポの折り返しで生まれたゴール前の混戦を制したサラーが冷静に無人のゴールへ蹴り込み、得点ランキング単独トップの14点目を記録した。 さらに、トッテナムが2枚替えを敢行した直後の61分には再び高速カウンターからボックス左に抜け出したソボスライからの丁寧な折り返しを、再びサラーが左足ワンタッチで合わせ、トドメの5点目とした。 これで勝利を確信したスロット監督はマク・アリスター、ガクポを下げてジョタ、カーティス・ジョーンズを同時投入。引き続きカウンターでチャンスを窺いつつ、やや相手に持たせて省エネモードの戦いにシフトする。 一方、敗色濃厚もホームサポーターの前で気概を示したいトッテナムは相手の強力な攻撃に食らいつきつつ、クルゼフスキ、ソランケを中心に疲労困憊のなかでも果敢にゴールを目指す。 すると、72分には左サイドで起点となったクルゼフスキが中央のソランケに預けてゴール前に飛び込むと、浮き球のリターンパスがDFファン・ダイクにディフレクトして落ちてきたところを見事な左足ボレーでゴールネットへ突き刺した。 このゴールを受けて、ホームサポーターからの聖者の行進の大合唱で奮い立ったスパーズは83分、ベリヴァルの左クロスをファーで競り勝ったブレナン・ジョンソンが頭で折り返すと、ゴール前のソランケがDFファン・ダイクごと巻き込むような反転ボレーを流し込み、一気に2点を返した。 これでスタジアムのボルテージが一気に上がったが、前がかりな相手の隙をしたたかに突いたリバプールが突き放す。85分、ボックス手前右でボールを持ったサラーがボックス右のディアスにラストパスを通すと、コロンビア代表FWがグラウンダーの対角シュートを左隅へ突き刺した。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、サラーの2ゴール2アシストの圧巻の活躍も光った首位リバプールがド派手な打ち合いを制してリーグ3戦ぶりの勝利。今節引き分けた2位チェルシーとの勝ち点差を4ポイントに広げた。 トッテナム 3-6 リバプール 【トッテナム】 ジェームズ・マディソン(前41) デヤン・クルゼフスキ(後27) ドミニク・ソランケ(後38) 【リバプール】 ルイス・ディアス(前23、後40) アレクシス・マク・アリスター(前36) ドミニク・ソボスライ(前46) モハメド・サラー(後9、後16) <span class="paragraph-title">【動画】サラーが絶妙アシストに鮮やかカウンターから今季15点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">サラーからソボスライ<br>前半でリヴァプール3点目<br>サラーはこれで13G10A<br>クリスマス前に<br>二桁ゴール二桁アシストは<br>プレミア史上初<br><br>プレミアリーグ 第17節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/yxMruiQIb9">pic.twitter.com/yxMruiQIb9</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870886056377425988?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">この試合2G1A<br>エースが止まらない<br>サラーはゴールランクトップの<br>15ゴール目<br><br>プレミアリーグ 第17節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/00Hq5JEl6E">pic.twitter.com/00Hq5JEl6E</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870892834146209853?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.23 03:34 Mon4
スパーズに敵地で6発のリバプール、スロット監督は3失点にも言及「走る必要がないと思えば…」
リバプールのアルネ・スロット監督が22日に行われたプレミアリーグ第17節、6-3で勝利したトッテナム戦を振り返った。 リバプールは敵地での一戦、オープンな展開となった中、61分までに5-1とリード。その後、トッテナムに2点を返されたが、終盤にダメ押しの6ゴールを決めて勝利した。 スロット監督は6ゴールを挙げたことに満足感を示しつつも3失点したことにも言及した。 「65分までは本当に観ていて楽しかった。前半に関して2-1で終わっていたら我々が作ったチャンスの数に対して見合わないと感じたが、3-1にできてとても満足だ。そして後半に5点目まで挙げ、素晴らしいプレーをしたと思う。しかし、どれだけ質の高い選手が居てももう走る必要がないと思えばこのリーグではやられてしまう。とりわけトッテナムはボールを扱うのがうまいチームで実際2点を返された。最終的に6ゴール目を奪えたことには満足している」 そしてこの試合で2ゴール2アシストの活躍を見せたFWモハメド・サラーについては以下のように称賛した。 「モハメドは優れたサッカー選手であるだけでなく人間性も素晴らしい。彼は常にチームメートをサポートしている。そして3日置きにやってくる試合に対して何が必要かを理解しており、そのために懸命に取り組んでいる。彼のようなトッププレーヤーがクオリティを発揮するためにどれだけ努力しなければならないかを理解していることが、私にとって最も感銘を受けたことかもしれない」 また、1試合消化が少ない中、2位チェルシーに4ポイント差を付けての首位でクリスマスを迎えたことについては次のように話した。 「もちろん、首位に居る方が好ましい。だから意味のあることだと思う。リーグ優勝を一度経験しているが、優勝がいかに難しいかは理解している。継続が大事だ。毎試合、最高のパフォーマンスを発揮する必要がある。ニューカッスル戦では3-3に追いつかれ、2ポイントを失った。今日もチェルシーがポイントを落とすとは思わなかった。それがプレミアリーグだ」 2024.12.23 08:00 Mon5