クラシコ以来、今季リーグ2敗目喫したアンチェロッティ監督「我々は前進し続けなければならない」
2024.12.05 10:06 Thu
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、エル・クラシコ以来となるリーグ2敗目を悔やんだ。
リーグ3連勝によって1試合未消化のなか、首位のバルセロナとの勝ち点差を1ポイントに縮めた2位のマドリー。前倒し開催となったラ・リーガ第19節では、得意とするアスレティック・ビルバオ相手のアウェイゲームで4連勝を目指した。
前半はボールを保持したものの、ホームチームの堅固な守備に苦戦。失点こそ免れたものの、停滞感が漂うなかでハーフタイムを迎えた。すると、後半は立ち上がりの53分にGKティボー・クルトワが難しい対応となったクロスを何とかはじき出したが、こぼれに詰めたMFアレックス・ベレンゲルに押し込まれて失点。
ここから反撃に転じると、67分にはセットプレーでGKフレン・アギレサバラのパンチングでのファウルを受けたDFアントニオ・リュディガーがPKを獲得。前節のヘタフェ戦ではMFジュード・ベリンガムにPKを譲っていたが、この試合ではFWキリアン・ムバッペが再びキッカーに。だが、右を狙ったシュートはアギレサバラに完全に読まれて失敗。リバプール戦に続く痛恨の決定機逸となった。
78分にはムバッペの強烈なミドルシュートのこぼれ球をベリンガムが押し込んで同点に追いついたが、80分には自陣のゴール方向へのドリブルでプレス回避を試みたMFフェデリコ・バルベルデがFWゴルカ・グルセタにボールを奪われ、そのままボックス内に持ち込まれて右足シュートを決められた。
1-2の敗戦後、アンチェロッティ監督は2度のビハインドを背負った試合展開のなかで、自分たちが勝ち点3に値したとは考えていないものの、少なくとも勝ち点1を得られた内容だったとエル・クラシコ以来のリーグ敗戦を悔やんだ。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。
「難しい試合だった。接戦で、非常に競争が激しく、厳しい戦いだった。同点に追いついたときは、試合をコントロールすることに集中できたが、些細な点が敗因となった」
「PKを外したが、得点できるかどうかはわからないもので、その点を基準に試合を評価することはできない。ムバッペは動揺し、がっかりしているが、我々は前進し続けなければならない」
「互角の試合だった。アスレティックはホームでは非常に危険なチームだ。我々はよく戦い、懸命に戦った。両チームのパフォーマンスを考えれば、引き分けでも妥当な結果だっただろう」
「前半は我々の守備は堅実だったが、ボールの扱いはもっとうまくできたはずだ。チャンスをあまり作れなかった。後半は少し良くなり、チャンスも増えた。我々はまだ混戦状態にあり、今夜はもっと良い結果が出せたはずだ。我々は土曜の試合に向けて努力を続けるつもりだ」
また、リバプール戦に続いて同点のチャンスを逃したムバッペのPK失敗を受け、イタリア陣指揮官にはPKに関する質問が相次いだ。
チームとしてメインキッカーは負傷で不在のFWヴィニシウス・ジュニオールであることを明言しつつも、キッカーの選択を含めてムバッペを擁護している。
「我々にとってPKで力を発揮するのは通常ヴィニシウスだ。我々にはPKキッカーが3人いる。ヴィニシウス、ムバッペ、ベリンガムだ」
「これはフットボールの一部であり、2人とも話した。彼(ムバッペ)は責任を取って前進したが、計画通りにはいかなかった。しかし、それがフットボールであり、こういうことは起こるものだ」
「ムバッペに適応する時間を与えなければならない。彼はすでに10ゴールを決めており、改善するためにできる限りのことをしている」
また、1-1の状況での軽率なミスで2失点目に関与したバルベルデに対しては、サポートの姿勢を示したファンを「素晴らしかった」と称賛しつつ、ムバッペ同様に次の試合に向けて切り替えることが重要だと語った。
「バルベルデは落ち込んでいて、キリアンもがっかりしている。彼はミスを犯したが、それにこだわるべきではない。これは単なるミスであり、フットボールではよくあることであり、次の試合に目を向けなければならない」
一方で、10月からの2カ月間で公式戦5敗を喫しているチームの現状に関しては自身の采配を含めチームとしてしっかりと改善していく必要があると反省の弁を述べた。
「こんなに短期間に5試合負けたのはおかしな感じだ。最近の試合ではいくつかの点で改善したが、昨年ほど安定していない。これは非常に重要で、改善に取り組まなければならない。ここ2回の敗戦は、非常に厳しいアウェイのグラウンドでのものだった。これからプレーヤー正しい状態へ戻して、改善していくつもりだ。それは間違いない」
今回の敗戦によって再び自力での首位奪還の可能性が潰えたエル・ブランコは、7日に敵地で行われるジローナ戦でバウンスバックの勝利を目指す。
リーグ3連勝によって1試合未消化のなか、首位のバルセロナとの勝ち点差を1ポイントに縮めた2位のマドリー。前倒し開催となったラ・リーガ第19節では、得意とするアスレティック・ビルバオ相手のアウェイゲームで4連勝を目指した。
前半はボールを保持したものの、ホームチームの堅固な守備に苦戦。失点こそ免れたものの、停滞感が漂うなかでハーフタイムを迎えた。すると、後半は立ち上がりの53分にGKティボー・クルトワが難しい対応となったクロスを何とかはじき出したが、こぼれに詰めたMFアレックス・ベレンゲルに押し込まれて失点。
78分にはムバッペの強烈なミドルシュートのこぼれ球をベリンガムが押し込んで同点に追いついたが、80分には自陣のゴール方向へのドリブルでプレス回避を試みたMFフェデリコ・バルベルデがFWゴルカ・グルセタにボールを奪われ、そのままボックス内に持ち込まれて右足シュートを決められた。
その後、何とか勝ち点1でも持ち帰るべく反撃を試みたが、守りに入ったアスレティック相手に2度目のゴールはならず。ラ・リーガでは9年9カ月ぶりとなる対アスレティックの黒星となった。
1-2の敗戦後、アンチェロッティ監督は2度のビハインドを背負った試合展開のなかで、自分たちが勝ち点3に値したとは考えていないものの、少なくとも勝ち点1を得られた内容だったとエル・クラシコ以来のリーグ敗戦を悔やんだ。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。
「難しい試合だった。接戦で、非常に競争が激しく、厳しい戦いだった。同点に追いついたときは、試合をコントロールすることに集中できたが、些細な点が敗因となった」
「PKを外したが、得点できるかどうかはわからないもので、その点を基準に試合を評価することはできない。ムバッペは動揺し、がっかりしているが、我々は前進し続けなければならない」
「互角の試合だった。アスレティックはホームでは非常に危険なチームだ。我々はよく戦い、懸命に戦った。両チームのパフォーマンスを考えれば、引き分けでも妥当な結果だっただろう」
「前半は我々の守備は堅実だったが、ボールの扱いはもっとうまくできたはずだ。チャンスをあまり作れなかった。後半は少し良くなり、チャンスも増えた。我々はまだ混戦状態にあり、今夜はもっと良い結果が出せたはずだ。我々は土曜の試合に向けて努力を続けるつもりだ」
また、リバプール戦に続いて同点のチャンスを逃したムバッペのPK失敗を受け、イタリア陣指揮官にはPKに関する質問が相次いだ。
チームとしてメインキッカーは負傷で不在のFWヴィニシウス・ジュニオールであることを明言しつつも、キッカーの選択を含めてムバッペを擁護している。
「我々にとってPKで力を発揮するのは通常ヴィニシウスだ。我々にはPKキッカーが3人いる。ヴィニシウス、ムバッペ、ベリンガムだ」
「これはフットボールの一部であり、2人とも話した。彼(ムバッペ)は責任を取って前進したが、計画通りにはいかなかった。しかし、それがフットボールであり、こういうことは起こるものだ」
「ムバッペに適応する時間を与えなければならない。彼はすでに10ゴールを決めており、改善するためにできる限りのことをしている」
また、1-1の状況での軽率なミスで2失点目に関与したバルベルデに対しては、サポートの姿勢を示したファンを「素晴らしかった」と称賛しつつ、ムバッペ同様に次の試合に向けて切り替えることが重要だと語った。
「バルベルデは落ち込んでいて、キリアンもがっかりしている。彼はミスを犯したが、それにこだわるべきではない。これは単なるミスであり、フットボールではよくあることであり、次の試合に目を向けなければならない」
一方で、10月からの2カ月間で公式戦5敗を喫しているチームの現状に関しては自身の采配を含めチームとしてしっかりと改善していく必要があると反省の弁を述べた。
「こんなに短期間に5試合負けたのはおかしな感じだ。最近の試合ではいくつかの点で改善したが、昨年ほど安定していない。これは非常に重要で、改善に取り組まなければならない。ここ2回の敗戦は、非常に厳しいアウェイのグラウンドでのものだった。これからプレーヤー正しい状態へ戻して、改善していくつもりだ。それは間違いない」
今回の敗戦によって再び自力での首位奪還の可能性が潰えたエル・ブランコは、7日に敵地で行われるジローナ戦でバウンスバックの勝利を目指す。
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