鈴木彩艶が3度の好守で勝利に貢献、パルマが5連勝中の好調ラツィオ撃破【セリエA】
2024.12.02 01:08 Mon
パルマは1日、セリエA第14節でラツィオをホームに迎え、3-1で勝利した。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。
前節アタランタに完敗した13位パルマ(勝ち点12)は彩艶が10試合連続スタメンとなった。
5連勝中の5位ラツイオ(勝ち点28)に対し、パルマは開始1分過ぎに失点しかける。ロベッラに見事なダイレクトミドルシュートを決められたかに思われたが、VARが入ってその前のプレーでファウルがあったとしてノーゴールに。
すると助かったパルマが6分に先制する。スーパーゴールを取り消されたロベッラのバックパスをマンが敵陣ボックスでカットしてそのままゴールを陥れた。
先制したパルマは27分、カステジャノスのヘディングシュートでゴールを脅かされるもゴールライン前のバログが好守で阻止。さらに42分、彩艶のパンチングが甘くなったところをイサクセンにボレーで狙われたが、今度はヴァレリが好ゴールカバーで防いだ。
迎えた後半、52分にCKからロマニョーリのヘディングシュートが枠を捉えたが、彩艶が好守で阻止。すると1分後、パルマに追加点。19歳ハジ・モハメドの見事なダイレクトミドルシュートが決まった。
2点をリードしたパルマは72分、ボックス左に抜け出したチャウナのシュートを彩艶が左足で好セーブ。さらに76分、再びチャウナのボレーシュートを彩艶がファインセーブで凌いだ。
しかし80分、彩艶がヴァレリとの連係ミスからルーズとなったボールをカステジャノスに決められ、1点差とされてしまう。
ここからラツィオの攻勢が強まったが、凌いだパルマは追加タイム1分に決定的な3点目。ロングカウンターに転じた流れからシャルパンティエのスルーパスに抜け出したデル・プラートがGKとの一対一を制した。パルマが好調ラツィオを撃破している。
パルマ 3-1 ラツィオ
【パルマ】
デニス・マン(前6)
アナス・ハジ・モハメド(後8)
エンリコ・デル・プラート(後46)
【ラツィオ】
タティ・カステジャノス(後35)
前節アタランタに完敗した13位パルマ(勝ち点12)は彩艶が10試合連続スタメンとなった。
5連勝中の5位ラツイオ(勝ち点28)に対し、パルマは開始1分過ぎに失点しかける。ロベッラに見事なダイレクトミドルシュートを決められたかに思われたが、VARが入ってその前のプレーでファウルがあったとしてノーゴールに。
先制したパルマは27分、カステジャノスのヘディングシュートでゴールを脅かされるもゴールライン前のバログが好守で阻止。さらに42分、彩艶のパンチングが甘くなったところをイサクセンにボレーで狙われたが、今度はヴァレリが好ゴールカバーで防いだ。
追加タイム2分にはPKを献上しかけたが、VARが入ってザッカーニへのケイタのファウルはなかったとして1点のリードを保って前半を終えた。
迎えた後半、52分にCKからロマニョーリのヘディングシュートが枠を捉えたが、彩艶が好守で阻止。すると1分後、パルマに追加点。19歳ハジ・モハメドの見事なダイレクトミドルシュートが決まった。
2点をリードしたパルマは72分、ボックス左に抜け出したチャウナのシュートを彩艶が左足で好セーブ。さらに76分、再びチャウナのボレーシュートを彩艶がファインセーブで凌いだ。
しかし80分、彩艶がヴァレリとの連係ミスからルーズとなったボールをカステジャノスに決められ、1点差とされてしまう。
ここからラツィオの攻勢が強まったが、凌いだパルマは追加タイム1分に決定的な3点目。ロングカウンターに転じた流れからシャルパンティエのスルーパスに抜け出したデル・プラートがGKとの一対一を制した。パルマが好調ラツィオを撃破している。
パルマ 3-1 ラツィオ
【パルマ】
デニス・マン(前6)
アナス・ハジ・モハメド(後8)
エンリコ・デル・プラート(後46)
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平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ
インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sunパルマの人気記事ランキング
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前節はチャンピオンズリーグで公式戦14試合ぶりに黒星を喫したインテルがラツィオとアウェイで対戦し、圧巻の6発圧勝劇とした。上位陣では首位アタランタ、2位ナポリが揃って勝利し順位に変動はなかった。迎える第17節、パルマのGK鈴木彩艶が不振を抜け出しきれていないローマとアウェイで対峙する。 パルマ(勝ち点15)は前節、今後残留を争う可能性の高いヴェローナにホームで敗戦。インテル戦に続いて3失点を喫し、15位に後退した。彩艶としてはいずれの失点も防ぎようがなかった中、FWディバラ、FWドフビクと強烈なアタッカーを擁するローマ相手に守備の立て直しを図れるか。 一方、公式戦連勝で勢いが付き始めた中、前節は昇格組のコモに敗れた12位ローマ(勝ち点16)は、水曜に行われたコッパ・イタリアではサンプドリアに4-1で快勝。まだまだ不安定なチーム状態だが、1ポイント差のパルマを下しボトムハーフから抜け出すことはできるか。 ラツィオを粉砕してレバークーゼン戦敗戦を払拭した3位インテル(勝ち点34/1試合未消化)は、ローマを撃破した16位コモ(勝ち点15)と月曜に対戦。ラツィオ戦ではレバークーゼン戦敗戦の憂さを晴らすような戦いぶりで6発圧勝としたインテル。久々に1週間の調整期間があった中、ここは必勝としてアタランタ、ナポリの上位勢を追走したい。 首位アタランタ(勝ち点37)は10位エンポリ(勝ち点19)と対戦。前節カリアリ戦をFWザニオーロ弾でウノゼロ勝利とし、セリエA10連勝としたアタランタ。水曜に行われたコッパ・イタリアではセリエBのチェゼーナ相手に6発圧勝と格の違いを見せ付けた。連勝を11に伸ばし首位キープとなるか。 そのアタランタを2ポイント差で追う2位ナポリ(勝ち点35)は、前節ミランに引き分けた13位ジェノア(勝ち点16)と対戦。ナポリは前節ウディネーゼ戦、FWクワラツヘリアを負傷で欠いた中、3発快勝とした。代役のFWネレスが2点目に絡み、チームの勝利に貢献した。主砲ルカクにもゴールが生まれた中、ヴィエラ監督就任後1勝3分けと無敗のジェノアを下してアタランタにプレッシャーをかけたい。 最下位ヴェネツィアにホームで辛くも引き分けるのが精一杯だった6位ユベントス(勝ち点28)は19位モンツァ(勝ち点10)と対戦。セリエA4戦連続ドローと閉塞感があった中、火曜に行われたコッパ・イタリアではカリアリに4発快勝とした。MFコープマイネルスのボランチ起用、MFロカテッリのセンターバック起用など、ケガ人の影響もあって新たな試みをした中での快勝をセリエAに持ち込むことはできるか。 そして金曜には8位ミラン(勝ち点23/1試合未消化)が17位ヴェローナ(勝ち点15)と対戦。ミランは前節ジェノア戦、17歳MFリベラーリがトップチーム初先発を飾った中、攻めあぐねる時間帯が多くゴールレスドローに終わった。下位に沈むヴェローナには必勝とし年内最終戦のローマ戦に向かいたい。 ◆セリエA第17節 ▽12/20(金) 《28:45》 ヴェローナvsミラン ▽12/21(土) 《23:00》 トリノvsボローニャ 《26:00》 ジェノアvsナポリ 《28:45》 レッチェvsラツィオ ▽12/22(日) 《20:30》 ローマvsパルマ 《23:00》 ヴェネツィアvsカリアリ 《26:00》 アタランタvsエンポリ 《28:45》 モンツァvsユベントス ▽12/23(月) 《26:30》 フィオレンティーナvsウディネーゼ 《28:45》 インテルvsコモ 2024.12.20 18:00 Fri4
平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ
インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sun5