クルトワはテデスコ監督を拒絶、ベルギーサッカー協会のCEOが訪問も代表復帰を拒否

2024.11.14 19:53 Thu
ベルギー代表を拒否し続けているクルトワ
Getty Images
ベルギー代表を拒否し続けているクルトワ
ベルギー代表からの招集を拒否しているレアル・マドリーのGKティボー・クルトワだが、そのスタンスは現時点も変わらないようだ。

ベルギー代表の正守護神としてプレーし、これまで102キャップを記録しているクルトワ。しかし、2023-24シーズンはヒザに2度も重傷を負い、リーグ戦はシーズン終盤の4試合、チャンピオンズリーグ(CL)もドルトムントとの決勝のみの出場に終わった。

シーズン終了前にはケガも癒えてプレーにも復帰。タイトル獲得にも貢献していたが、ベルギー代表を指揮するドメニコ・テデスコ監督はユーロ2024に向けてクルトワを招集しないことを決断。クルトワは、2012年に代表デビューして以来、2014年、2018年、2022年と3度のワールドカップ、2016年、2020年と2度のユーロの全試合に出場しており、初めて出場を逃すこととなった。
するとユーロ終了後、テデスコ監督の下ではベルギー代表としてプレーする気がないことを公言。『The Athletic』によればユーロ前にケビン・デ・ブライネが離脱したときにキャプテンがロメル・ルカクに決まったことへ不満を持っているとも考えられている。

そんな中、復帰させたいベルギーサッカー協会(KBVB)はCEO(最高経営責任者)のピーター・ウィレムス氏がマドリードを訪問。クルトワと会談を行い代表復帰への可能性を探ったが、それでもテデスコ監督の下ではプレーする気がないことを強調したようだ。
現在のクルトワは内転筋を傷めて離脱中。テデスコ監督が退任しない限りはベルギー代表のユニフォームを身に纏うことはどうやらなさそうだ。

ティボー・クルトワの関連記事

レアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、ベルギー代表復帰について言及した。 マドリーの守護神としてプレーし、ベルギー代表の守護神でもあったクルトワ。しかし、2023-24シーズンの開幕前に左ヒザ前十字じん帯を断裂する重傷を負うと、シーズン中の復帰が絶望的と見られる中に復帰。しかし、復帰前のトレーニングで今度は 2025.01.30 23:55 Thu
ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督(60)だが、ベルギー代表OBからはあまり歓迎されていないようだ。 2022年のカタール・ワールドカップを最後にロベルト・マルティネス監督が退任したベルギー。後任にドメニコ・テデスコ監督が就任した。 しかし、テデスコ監督は正守護神だったGKティボー・クルトワ 2025.01.29 12:50 Wed
元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督を支持した。 KBVBは17日にドメニコ・テデスコ監督の退任を発表。ユーロ2024でのラウンド16敗退や、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25での成績不振に加え、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)との 2025.01.26 22:24 Sun
ベルギーサッカー協会(KBVB)は24日、フランス人指揮官ルディ・ガルシア氏(60)の就任を発表した。契約期間は2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)までとなる。 KBVBは17日にドメニコ・テデスコ監督(39)の退任を発表。ユーロ2024でのラウンド16敗退や、UEFAネーションズリーグ(UNL)2 2025.01.24 22:14 Fri
ベルギーサッカー協会(KBVB)は17日、ドメニコ・テデスコ監督(39)の退任を発表した。 テデスコ監督はシュツットガルトやホッフェンファイムの下部組織で指揮を執り、エルツゲビルゲ・アウエで初めてファーストチームを指揮。その後はシャルケやスパルタク・モスクワ、RBライプツィヒを率いた。 2023年2月には、 2025.01.17 23:05 Fri

ベルギー代表の関連記事

レアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、ベルギー代表復帰について言及した。 マドリーの守護神としてプレーし、ベルギー代表の守護神でもあったクルトワ。しかし、2023-24シーズンの開幕前に左ヒザ前十字じん帯を断裂する重傷を負うと、シーズン中の復帰が絶望的と見られる中に復帰。しかし、復帰前のトレーニングで今度は 2025.01.30 23:55 Thu
ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督(60)だが、ベルギー代表OBからはあまり歓迎されていないようだ。 2022年のカタール・ワールドカップを最後にロベルト・マルティネス監督が退任したベルギー。後任にドメニコ・テデスコ監督が就任した。 しかし、テデスコ監督は正守護神だったGKティボー・クルトワ 2025.01.29 12:50 Wed
元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督を支持した。 KBVBは17日にドメニコ・テデスコ監督の退任を発表。ユーロ2024でのラウンド16敗退や、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25での成績不振に加え、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)との 2025.01.26 22:24 Sun
ベルギーサッカー協会(KBVB)は24日、フランス人指揮官ルディ・ガルシア氏(60)の就任を発表した。契約期間は2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)までとなる。 KBVBは17日にドメニコ・テデスコ監督(39)の退任を発表。ユーロ2024でのラウンド16敗退や、UEFAネーションズリーグ(UNL)2 2025.01.24 22:14 Fri
ベルギーサッカー協会(KBVB)が、スペイン人指揮官フレン・ロペテギ氏(58)を同代表の新監督に招へいしようとしているようだ。フランス『レキップ』が地元メディアの情報をもとに伝えている。 17日にユーロ2024やUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25での成績不振を理由に、2023年2月からチームを率い 2025.01.20 10:00 Mon

UEFAネーションズリーグの関連記事

ハンガリー代表指揮官がリバプールの同代表MFドミニク・ソボスライに言及した。 プレミアリーグ首位&チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ首位通過のリバプールを支える24歳、ハンガリー代表MFソボスライ。 昨季加入から中盤の主力に定着するなか、最近は攻撃面での貢献が光り、アルネ・スロット監督からは「自らゴ 2025.02.02 15:45 Sun
レアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、ベルギー代表復帰について言及した。 マドリーの守護神としてプレーし、ベルギー代表の守護神でもあったクルトワ。しかし、2023-24シーズンの開幕前に左ヒザ前十字じん帯を断裂する重傷を負うと、シーズン中の復帰が絶望的と見られる中に復帰。しかし、復帰前のトレーニングで今度は 2025.01.30 23:55 Thu
ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督(60)だが、ベルギー代表OBからはあまり歓迎されていないようだ。 2022年のカタール・ワールドカップを最後にロベルト・マルティネス監督が退任したベルギー。後任にドメニコ・テデスコ監督が就任した。 しかし、テデスコ監督は正守護神だったGKティボー・クルトワ 2025.01.29 12:50 Wed
スペインサッカー連盟(RFEF)は27日、スペイン代表を指揮するルイス・デ・ラ・フエンテ監督(63)との契約更新を発表した。新契約は2028年夏までとなる。 アンダー世代のスペイン代表を長らく指揮してきたデ・ラ・フエンテ監督は、2022年12月からルイス・エンリケ監督の後任としてスペイン代表の監督に就任した。 2025.01.27 21:45 Mon
元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督を支持した。 KBVBは17日にドメニコ・テデスコ監督の退任を発表。ユーロ2024でのラウンド16敗退や、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25での成績不振に加え、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)との 2025.01.26 22:24 Sun

記事をさがす

ティボー・クルトワの人気記事ランキング

1

「結局僕が正しかった」ベルギー代表拒否のGKクルトワが監督交代で復帰を示唆「前監督との対立があっただけ」

レアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、ベルギー代表復帰について言及した。 マドリーの守護神としてプレーし、ベルギー代表の守護神でもあったクルトワ。しかし、2023-24シーズンの開幕前に左ヒザ前十字じん帯を断裂する重傷を負うと、シーズン中の復帰が絶望的と見られる中に復帰。しかし、復帰前のトレーニングで今度は右ヒザ半月板断裂と再び負傷離脱した。 その後、シーズン終盤に復帰を果たし、チャンピオンズリーグ決勝のドルトムント戦ではアンドリー・ルニンが体調不良のため出番が回ってくると、無失点で優勝に貢献していた。 そのクルトワだったが、ドメニコ・テデスコ前監督と確執が。2023年6月のユーロ予選前にキャプテンを巡る問題で衝突。さらに、ユーロ2024は戦列復帰を果たしていたものの、クルトワを招集外とし、完全に溝が生まれてしまった。 クルトワはベルギー代表の招集を拒否することを表明し、テデスコ監督が在任中はプレーすることがないと明言。しかし、テデスコ監督は結果を残せずに解任され、ルディ・ガルシア監督が就任していた。 目の敵でもあった監督が去ったベルギー代表。クルトワはベルギー『VTM』で今回の監督交代の件についてコメントした。 「当分話せることはない。ただ、ガルシア監督と短い電話で話をした。彼は近いうちにマドリードに来るだろう」 「2026年のワールドカップに出場したい。ずっとその目標を念頭に置いていたが、前監督と問題があった。結局、僕の考えは正しかった」 「3月のウクライナ戦に出場できるだろうか?監督が僕に声をかけてくれるかどうか見てみよう」 「選手グループ内で問題が起きたことは一度もない。前監督との対立があっただけだが、それについては記者会見で詳しく話す」 テデスコ監督が去った今、クルトワがベルギー代表を拒否する理由は1つもない状況。ガルシア監督も就任時にクルトワの復帰を望んでおり、「ティボーにも自己表現の機会が与えられるだろう。我々は彼に期待している。それは間違いない。近い将来に何が起こるか見てみよう」と復帰を示唆していた。 2025.01.30 23:55 Thu
2

ベルギー代表新監督に懐疑的な目? 元代表監督は初の代表チーム指揮に「代表監督の役割を学ばなければ」

ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督(60)だが、ベルギー代表OBからはあまり歓迎されていないようだ。 2022年のカタール・ワールドカップを最後にロベルト・マルティネス監督が退任したベルギー。後任にドメニコ・テデスコ監督が就任した。 しかし、テデスコ監督は正守護神だったGKティボー・クルトワとの確執が生じ、クルトワは代表招集を拒否。その他にも、選手の起用や招集を巡る問題が続き、ユーロ2024はベスト16で敗退。UEFAネーションズリーグ(UNL)でもリーグ降格の可能性が生まれるなど成績も残せず、17日に解任されていた。 新たに就任したガルシア監督は、ディジョンやリール、マルセイユ、リヨンといった母国クラブのほか、イタリアのローマやサウジアラビアのアル・ナスルなどを指揮。2023-24シーズンはナポリの監督に就任するも、結果を残せずに解任されていた。 立て直しが求められるベルギー代表を指揮するガルシア監督。初の代表チームを指揮することになるが、ベルギー『RTBF』の「La Tribune」で、元ベルギー代表FWであり監督も務めたマルク・ヴィルモッツ氏が懐疑的な意見を述べた。 「過去は過去。彼は60歳で多くのことを経験してきているが、監督の役割は代表監督の役割とは全く異なる。だから、彼のキャリアを見ることはあまり意味がないと思う」 これまでクラブレベルで監督を続けてきたガルシア監督だが、タイトルもリール時代のリーグ・アンとクープ・ドゥ・フランスの2つのみ。多くのクラブを指揮している一方で、大きな結果は残せていないのも事実だ。 また、ヴィルモッツ氏は監督候補にもあがり、マルティネス監督時代にアシスタントコーチとしてチームを見ていたティエリ・アンリ氏の方が良い選択だったと意見を口にした。 「彼はこのグループのことを知っていて、オリンピックではフランス代表として良い成績を収めた」 「ガルシアは代表監督の役割を学ばなければならないが、問題は時間があまりないことだ。彼は直ちに正しい選択をしなければならないだろう」 懐疑的な目を向けたものの、就任が決まった以上は結果を求めなければいけない状況。ガルシア監督はしっかりと結果をもたらすことができるのか、まずは3月のプレーオフでの戦いを見守りたい。 2025.01.29 12:50 Wed
3

「キャリアの中で出会った最高の監督トップ3の1人」ナインゴランがベルギー代表新監督を支持

元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督を支持した。 KBVBは17日にドメニコ・テデスコ監督の退任を発表。ユーロ2024でのラウンド16敗退や、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25での成績不振に加え、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)との確執など問題が生じていた。 そんななか、後任としてリール、マルセイユ、リヨンといった母国クラブのほか、イタリアのローマやサウジアラビアのアル・ナスルで指揮官を歴任したガルシア監督の招へいが決定した。 ただ、昨シーズンのナポリでの早期解任や、キャリアを通じて首脳陣や一部選手との衝突もあって、ベルギー国内では歓迎ムードよりも懐疑的な受け止め方が強いという。 ただ、ローマ時代に指導を受けたナインゴランはベルギー『Sporza』のインタビューで、かつて良好な関係を築いた指揮官を支持するコメントを残した。 先日にベルギー2部のロケレン・テムセへの加入が発表された36歳は、「僕が読んだような彼が『トラブルメーカー』だということは否定する。彼のことはよく知っているし、プレーヤーととても良い関係を築いていると言える。彼は自分がキャリアの中で出会った最高の監督トップ3の1人だ。彼のチームは守備組織が優れているけど、戦術的には、特に攻撃的でプレーヤーに十分な自由を与え、自分たちを表現する機会を与えている。時間があまりないことが多い代表チームでは、それが有利になるはずだ」と、フランス人指揮官の人となりを説明した。 さらに、ローマ時代を振り返り、情熱的な指揮官が選手に寄り添えるモチベーターでもあると主張した。 「試合前日、彼はいつも僕のホテルの部屋に来て話をしていた。彼はチームに戦術的に何を期待しているかを伝えに来ただけでなく、自分を鼓舞するためにも来てくれた。彼は僕らとつながりを感じさせるために、抱きしめに来てくれたんだ」 2025.01.26 22:24 Sun
4

ベルギー代表のテデスコ監督が退任…成績不振に守護神クルトワとの確執も

ベルギーサッカー協会(KBVB)は17日、ドメニコ・テデスコ監督(39)の退任を発表した。 テデスコ監督はシュツットガルトやホッフェンファイムの下部組織で指揮を執り、エルツゲビルゲ・アウエで初めてファーストチームを指揮。その後はシャルケやスパルタク・モスクワ、RBライプツィヒを率いた。 2023年2月には、カタール・ワールドカップ(W杯)を最後に退任したロベルト・マルティネス監督の後任としてベルギー代表指揮官に就任。しかし、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)が代表招集を拒否するなど、選手の招集や起用を巡って不和が生じ、ユーロ2024はラウンド16で敗退した。 さらに、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25ではリーグA・グループ2を1勝1分け4敗の3位で終え、リーグBとの入れ替えプレーオフに回ることに。KBVBは後任探しを進めていると報じられていた。 フランス『レキップ』によると、後任の最有力候補は2023年11月にナポリを去って以来フリーのルディ・ガルシア氏(60)。ロベルト・マルティネス監督体制下でアシスタントコーチを務めたティエリ・アンリ氏(47)も候補に挙がっている。 2025.01.17 23:05 Fri
5

ベルギー代表の新指揮官がルディ・ガルシア監督に決定! 昨季序盤はナポリを指揮

ベルギーサッカー協会(KBVB)は24日、フランス人指揮官ルディ・ガルシア氏(60)の就任を発表した。契約期間は2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)までとなる。 KBVBは17日にドメニコ・テデスコ監督(39)の退任を発表。ユーロ2024でのラウンド16敗退や、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25での成績不振に加え、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)との確執など問題が生じていた。 ロベルト・マルティネス監督体制下でアシスタントコーチを務めたティエリ・アンリ氏(47)やフレン・ロペテギ氏(58)も候補に挙がったなか、最有力と見られていたガルシア監督を新指揮官に任命。3月にはUNLのリーグA残留を懸けたウクライナ代表との入れ替えプレーオフ2試合を戦い、6月からはW杯欧州予選に臨む。 ガルシア氏はこれまでディジョンやリール、マルセイユ、リヨンといった母国クラブのほか、イタリアのローマやサウジアラビアのアル・ナスルで指揮。2023-24シーズンはナポリでセリエA再挑戦となったが、2023年11月に解任され、以降はフリーの状況が続いていた。 ベルギー代表を率いることが決まったガルシア監督は意気込みを語っている。 「何度も入念に話しあった結果、ワールドカップに向かうレッドデビルズを指揮する機会を得られて嬉しく思う。私はチームとKBVBから期待されていることについて明確なイメージを持っている」 「才能豊かなグループとともに働き、良い結果を出すことで、再び国全体がレッドデビルズを応援してくれることを願っている!」 2025.01.24 22:14 Fri

ベルギー代表の人気記事ランキング

1

「結局僕が正しかった」ベルギー代表拒否のGKクルトワが監督交代で復帰を示唆「前監督との対立があっただけ」

レアル・マドリーのGKティボー・クルトワが、ベルギー代表復帰について言及した。 マドリーの守護神としてプレーし、ベルギー代表の守護神でもあったクルトワ。しかし、2023-24シーズンの開幕前に左ヒザ前十字じん帯を断裂する重傷を負うと、シーズン中の復帰が絶望的と見られる中に復帰。しかし、復帰前のトレーニングで今度は右ヒザ半月板断裂と再び負傷離脱した。 その後、シーズン終盤に復帰を果たし、チャンピオンズリーグ決勝のドルトムント戦ではアンドリー・ルニンが体調不良のため出番が回ってくると、無失点で優勝に貢献していた。 そのクルトワだったが、ドメニコ・テデスコ前監督と確執が。2023年6月のユーロ予選前にキャプテンを巡る問題で衝突。さらに、ユーロ2024は戦列復帰を果たしていたものの、クルトワを招集外とし、完全に溝が生まれてしまった。 クルトワはベルギー代表の招集を拒否することを表明し、テデスコ監督が在任中はプレーすることがないと明言。しかし、テデスコ監督は結果を残せずに解任され、ルディ・ガルシア監督が就任していた。 目の敵でもあった監督が去ったベルギー代表。クルトワはベルギー『VTM』で今回の監督交代の件についてコメントした。 「当分話せることはない。ただ、ガルシア監督と短い電話で話をした。彼は近いうちにマドリードに来るだろう」 「2026年のワールドカップに出場したい。ずっとその目標を念頭に置いていたが、前監督と問題があった。結局、僕の考えは正しかった」 「3月のウクライナ戦に出場できるだろうか?監督が僕に声をかけてくれるかどうか見てみよう」 「選手グループ内で問題が起きたことは一度もない。前監督との対立があっただけだが、それについては記者会見で詳しく話す」 テデスコ監督が去った今、クルトワがベルギー代表を拒否する理由は1つもない状況。ガルシア監督も就任時にクルトワの復帰を望んでおり、「ティボーにも自己表現の機会が与えられるだろう。我々は彼に期待している。それは間違いない。近い将来に何が起こるか見てみよう」と復帰を示唆していた。 2025.01.30 23:55 Thu
2

ベルギー代表新監督に懐疑的な目? 元代表監督は初の代表チーム指揮に「代表監督の役割を学ばなければ」

ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督(60)だが、ベルギー代表OBからはあまり歓迎されていないようだ。 2022年のカタール・ワールドカップを最後にロベルト・マルティネス監督が退任したベルギー。後任にドメニコ・テデスコ監督が就任した。 しかし、テデスコ監督は正守護神だったGKティボー・クルトワとの確執が生じ、クルトワは代表招集を拒否。その他にも、選手の起用や招集を巡る問題が続き、ユーロ2024はベスト16で敗退。UEFAネーションズリーグ(UNL)でもリーグ降格の可能性が生まれるなど成績も残せず、17日に解任されていた。 新たに就任したガルシア監督は、ディジョンやリール、マルセイユ、リヨンといった母国クラブのほか、イタリアのローマやサウジアラビアのアル・ナスルなどを指揮。2023-24シーズンはナポリの監督に就任するも、結果を残せずに解任されていた。 立て直しが求められるベルギー代表を指揮するガルシア監督。初の代表チームを指揮することになるが、ベルギー『RTBF』の「La Tribune」で、元ベルギー代表FWであり監督も務めたマルク・ヴィルモッツ氏が懐疑的な意見を述べた。 「過去は過去。彼は60歳で多くのことを経験してきているが、監督の役割は代表監督の役割とは全く異なる。だから、彼のキャリアを見ることはあまり意味がないと思う」 これまでクラブレベルで監督を続けてきたガルシア監督だが、タイトルもリール時代のリーグ・アンとクープ・ドゥ・フランスの2つのみ。多くのクラブを指揮している一方で、大きな結果は残せていないのも事実だ。 また、ヴィルモッツ氏は監督候補にもあがり、マルティネス監督時代にアシスタントコーチとしてチームを見ていたティエリ・アンリ氏の方が良い選択だったと意見を口にした。 「彼はこのグループのことを知っていて、オリンピックではフランス代表として良い成績を収めた」 「ガルシアは代表監督の役割を学ばなければならないが、問題は時間があまりないことだ。彼は直ちに正しい選択をしなければならないだろう」 懐疑的な目を向けたものの、就任が決まった以上は結果を求めなければいけない状況。ガルシア監督はしっかりと結果をもたらすことができるのか、まずは3月のプレーオフでの戦いを見守りたい。 2025.01.29 12:50 Wed
3

「キャリアの中で出会った最高の監督トップ3の1人」ナインゴランがベルギー代表新監督を支持

元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、ベルギー代表の新監督に就任したルディ・ガルシア監督を支持した。 KBVBは17日にドメニコ・テデスコ監督の退任を発表。ユーロ2024でのラウンド16敗退や、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25での成績不振に加え、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)との確執など問題が生じていた。 そんななか、後任としてリール、マルセイユ、リヨンといった母国クラブのほか、イタリアのローマやサウジアラビアのアル・ナスルで指揮官を歴任したガルシア監督の招へいが決定した。 ただ、昨シーズンのナポリでの早期解任や、キャリアを通じて首脳陣や一部選手との衝突もあって、ベルギー国内では歓迎ムードよりも懐疑的な受け止め方が強いという。 ただ、ローマ時代に指導を受けたナインゴランはベルギー『Sporza』のインタビューで、かつて良好な関係を築いた指揮官を支持するコメントを残した。 先日にベルギー2部のロケレン・テムセへの加入が発表された36歳は、「僕が読んだような彼が『トラブルメーカー』だということは否定する。彼のことはよく知っているし、プレーヤーととても良い関係を築いていると言える。彼は自分がキャリアの中で出会った最高の監督トップ3の1人だ。彼のチームは守備組織が優れているけど、戦術的には、特に攻撃的でプレーヤーに十分な自由を与え、自分たちを表現する機会を与えている。時間があまりないことが多い代表チームでは、それが有利になるはずだ」と、フランス人指揮官の人となりを説明した。 さらに、ローマ時代を振り返り、情熱的な指揮官が選手に寄り添えるモチベーターでもあると主張した。 「試合前日、彼はいつも僕のホテルの部屋に来て話をしていた。彼はチームに戦術的に何を期待しているかを伝えに来ただけでなく、自分を鼓舞するためにも来てくれた。彼は僕らとつながりを感じさせるために、抱きしめに来てくれたんだ」 2025.01.26 22:24 Sun
4

ベルギー代表のテデスコ監督が退任…成績不振に守護神クルトワとの確執も

ベルギーサッカー協会(KBVB)は17日、ドメニコ・テデスコ監督(39)の退任を発表した。 テデスコ監督はシュツットガルトやホッフェンファイムの下部組織で指揮を執り、エルツゲビルゲ・アウエで初めてファーストチームを指揮。その後はシャルケやスパルタク・モスクワ、RBライプツィヒを率いた。 2023年2月には、カタール・ワールドカップ(W杯)を最後に退任したロベルト・マルティネス監督の後任としてベルギー代表指揮官に就任。しかし、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)が代表招集を拒否するなど、選手の招集や起用を巡って不和が生じ、ユーロ2024はラウンド16で敗退した。 さらに、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25ではリーグA・グループ2を1勝1分け4敗の3位で終え、リーグBとの入れ替えプレーオフに回ることに。KBVBは後任探しを進めていると報じられていた。 フランス『レキップ』によると、後任の最有力候補は2023年11月にナポリを去って以来フリーのルディ・ガルシア氏(60)。ロベルト・マルティネス監督体制下でアシスタントコーチを務めたティエリ・アンリ氏(47)も候補に挙がっている。 2025.01.17 23:05 Fri
5

ベルギー代表の新指揮官がルディ・ガルシア監督に決定! 昨季序盤はナポリを指揮

ベルギーサッカー協会(KBVB)は24日、フランス人指揮官ルディ・ガルシア氏(60)の就任を発表した。契約期間は2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)までとなる。 KBVBは17日にドメニコ・テデスコ監督(39)の退任を発表。ユーロ2024でのラウンド16敗退や、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25での成績不振に加え、GKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)との確執など問題が生じていた。 ロベルト・マルティネス監督体制下でアシスタントコーチを務めたティエリ・アンリ氏(47)やフレン・ロペテギ氏(58)も候補に挙がったなか、最有力と見られていたガルシア監督を新指揮官に任命。3月にはUNLのリーグA残留を懸けたウクライナ代表との入れ替えプレーオフ2試合を戦い、6月からはW杯欧州予選に臨む。 ガルシア氏はこれまでディジョンやリール、マルセイユ、リヨンといった母国クラブのほか、イタリアのローマやサウジアラビアのアル・ナスルで指揮。2023-24シーズンはナポリでセリエA再挑戦となったが、2023年11月に解任され、以降はフリーの状況が続いていた。 ベルギー代表を率いることが決まったガルシア監督は意気込みを語っている。 「何度も入念に話しあった結果、ワールドカップに向かうレッドデビルズを指揮する機会を得られて嬉しく思う。私はチームとKBVBから期待されていることについて明確なイメージを持っている」 「才能豊かなグループとともに働き、良い結果を出すことで、再び国全体がレッドデビルズを応援してくれることを願っている!」 2025.01.24 22:14 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly