CL4戦連続無失点でアーセナル撃破のインザーギ監督「非常に重要な勝利」…痛み止め服用で奮闘の若手DF、頼れるスカッドを誇る

2024.11.07 10:45 Thu
アーセナル撃破のインザーギ監督
Getty Images
アーセナル撃破のインザーギ監督
インテルシモーネ・インザーギ監督がアーセナル相手のウノゼロ勝利を振り返った。

インテルは6日、ジュゼッペ・メアッツァで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節でアーセナルと対戦し、1-0で勝利した。

今週末にナポリとのセリエA首位攻防戦を控えるネッラズーリは、プレミアリーグの強豪をホームで迎え撃ったこの一戦で一部主力をベンチに置くターンオーバーを敢行。それでも、アグレッシブな入りを見せた前半に主導権を握ると、ハーフタイム直前に相手のハンドで得たPKをキッカーのMFハカン・チャルハノールがきっちり決めて先制に成功。
後半は押し込まれる展開が続いたが、要所を締める守備でウノゼロ勝ちに持ち込んでアタランタと共にCL開幕4試合連続クリーンシートを達成。難敵撃破でのCL3連勝を飾った。

同試合後、インザーギ監督はイタリア『スカイ・スポルト』で、対戦相手のアーセナルを称えながら、その難敵相手に任務を遂行した選手たちの奮闘を称えた。
「これは非常に重要な勝利だ。我々は、セットプレーで特に我々を苦しめた非常に強力で激しいチームを相手に、この勝利のために戦わなければならなかった」

「アーセナルは、今シーズンのチャンピオンズリーグでこれまで見た中で最高のチームの1つだ。我々は非常に良いスタートを切り、後半は本当によく守った。我々はファンの前で勝利を望んでいた」

「もちろん、マンチェスター・シティとアーセナルとの2試合で、とりわけこのような力強いパフォーマンスで4ポイントを獲得できたことを誇りに思う。我々はよく持ちこたえているが、トーナメントのこの段階ではまだ4試合が残っている」

セリエAでは11試合13失点と近年に比べてソリッドさを欠くものの、CLでは4試合連続クリーンシートを達成。とりわけ、この試合ではDFヤン・アウレル・ビセックがFWカイ・ハヴァーツの決定的なシュートをブロックするなど、出色のパフォーマンスを披露。

指揮官は「チームの団結と堅実さを見ることができてとてもうれしかった。アーセナルはセットプレーを多く繰り出したが、最終的にゾマーはほとんどセーブする必要がなかった」と、チーム全体として守備のマネジメントがうまくいったと自賛。

さらに、ビセックに関しては肋骨の負傷によって痛み止めを服用しながらのプレーだったことを明かし、改めてメンタルを含めたフィジカルの強さ、ポテンシャルの高さを称賛している。

「私にとって、ビセックは信じられないほど強いプレーヤーだ」

「ビセックは肋骨を負傷しながらも痛み止めを服用してプレーしたが、信じられないほどよくやってくれた。同様にメディカルスタッフは彼を回復させるのに素晴らしい仕事をしてくれた」

「前半は氷嚢を当てていたが、彼は『何があっても引き下がらない』と言っていた」

アーセナル相手に結果を残した上、週末のナポリ戦に向けて一部主力の温存やプレータイムコントロールと卓越したチームマネジメントを見せた指揮官だが、「我々には23人のスタメン候補がいる」とターンオーバーに躊躇することはないと、鍛え上げられたスカッドへの自信も垣間見せた。

「我々には23人のスタメン候補がいると私が話すとき、ただその言葉を口にしているのではなく、それが真実だと心から信じているからだ。今夜我々はそれを証明した。多くの変更を加えたが、普段と違いはなかった」

シモーネ・インザーギの関連記事

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、3-0で勝利したセリエA第18節のカリアリ戦を振り返った。 リーグ戦4連勝でカリアリのホームに乗り込んだインテルは、前半こそゴールレスで終えたが、53分と71分にセットプレーの流れからゴールネットを揺らすと、78分にチャルハノールがPKを沈め、3-0で完勝した。 インザ 2024.12.29 09:21 Sun
コモのセスク・ファブレガス監督がインテルのシモーネ・インザーギ監督から吸収しようとしている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。 セリエA前節は強豪ローマを2-0で撃破したなか、23日の第17節ではインテルとのアウェイ戦に臨んだ16位コモ。前半は耐えてゴールレスで折り返したものの、後半開始早々に失点し、後半ア 2024.12.24 23:23 Tue
インテルのシモーネ・インザーギ監督が23日に行われたセリエA第17節、2-0で勝利したコモ戦を振り返った。 前節ラツィオに6発圧勝としたインテルは3連勝で迎えたコモ戦、前半こそゴールレスで折り返したものの後半開始3分にDFカルロス・アウグストのゴールで先制。その後もほぼコモに好機を許さず、後半追加タイムのFW 2024.12.24 08:00 Tue
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、上位対決を制したチームを誇った。クラブ公式サイトが伝えている。 16日、セリエA第16節で5位ラツィオと対戦することになったインテル。立ち上がりから一進一退の攻防を続けながらも41分にハカン・チャルハノールがPKを決めて先制すると、直後にはDFフェデリコ・ディマルコにもゴール 2024.12.17 10:50 Tue
インテルのシモーネ・インザーギ監督が10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、レバークーゼン戦を振り返った。 今季のCL5試合で無失点、公式戦13戦負けなしで迎えたレバークーゼンとの上位対決。敵地での一戦を慎重に進めながらゴールレスドローに持ち込みかけていたインテルだったが終盤の90分に被 2024.12.11 10:00 Wed

インテルの関連記事

インテルとローマの間でイタリア代表2選手に関するトレード話が浮上しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。 ローマではクラウディオ・ラニエリ体制で序列低下のMFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)の去就が話題に。2026年まで契約を残すが、延長交渉が停滞しているなか、クラブ 2025.01.02 17:47 Thu
フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が12月31日、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。 昨年1月、ローマを解任されたモウリーニョ監督は今季よりフェネルバフチェの指揮官に就任。ここまでスュペル・リグで11勝3分け2敗で首位ガラタサライに8ポイント差の2位とまずまずの戦績を収めている 2025.01.01 11:15 Wed
インテルがアタランタのスウェーデン代表DFイサク・ヒエン(25)を来夏狙うようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 インテルではDFフランチェスコ・アチェルビ(36)が慢性的な筋肉のケガにより今季ここまで公式戦11試合の出場に留まっている。ケガがちであること、高年齢であることを考慮し、アタランタの守備の 2025.01.01 09:45 Wed
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、3-0で勝利したセリエA第18節のカリアリ戦を振り返った。 リーグ戦4連勝でカリアリのホームに乗り込んだインテルは、前半こそゴールレスで終えたが、53分と71分にセットプレーの流れからゴールネットを揺らすと、78分にチャルハノールがPKを沈め、3-0で完勝した。 インザ 2024.12.29 09:21 Sun
インテルは28日、セリエA第18節でカリアリとアウェイで対戦し3-0で勝利した。 リーグ戦4連勝中の3位インテル(勝ち点37)は、完勝したコモ戦のスタメンからカルロス・アウグストをデ・フライに変更した以外は、同じスタメンを採用。ラウタロとテュラムを2トップに据えた[3-5-2]の布陣で試合に臨んだ。 公式戦 2024.12.29 07:28 Sun

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

ディナモ・ザグレブは29日、ファビオ・カンナバーロ氏(51)を新指揮官に招へいしたことを発表した。 ディナモ・ザグレブでは同日、9月よりセルゲイ・ヤキロビッチ氏の後を受けて就任したネナド・ビエリカ監督(53)を解任していた。 チャンピオンズリーグ(CL)では2勝2分け2敗とまずまずの戦績を収めているディナモ 2024.12.30 11:00 Mon
ヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)創設を支援するために設立された『A22スポーツ・マネジメント』は17日、欧州サッカー連盟(UEFA)と国際サッカー連盟(FIFA)に対して、新たな欧州大会を主催する権利を正式に認めるよう、提案書を提出したことを明かした。『ESPN』が伝えている。 ヨーロッパの司法裁判所は昨年1 2024.12.18 17:00 Wed
国際サッカー連盟(FIFA)は17日、「The Best FIFAフットボールアワード2024」の男子年間最優秀監督を発表し、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が初選出された。 檀上でアンチェロッティ監督は「私が指導した選手たちの顔がたくさん浮かぶ。FIFAからこのような賞を貰えて大変光栄だ。この賞は 2024.12.18 06:30 Wed
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(24)が「The Best FIFAフットボールアワード2024」の男子年間最優秀選手を受賞したことを受けて、檀上で次のようにスピーチした。 「子供の頃は犯罪の多い街に近いサンゴンサロの路上で裸足でボール遊びをするただの少年だった。そんな僕がここまで来 2024.12.18 06:00 Wed
国際サッカー連盟(FIFA)は17日、「The Best FIFAフットボールアワード2024」の男子年間最優秀選手を発表し、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(24)が選出された。 10月28日に発表されたフランス『レキップ』が主催するバロンドールではマンチェスター・シティのスペイン代 2024.12.18 05:30 Wed

記事をさがす

シモーネ・インザーギの人気記事ランキング

1

「バスが待ってくれるなら話したい」コモで指揮官1年目のセスク監督、立ちはだかったインテル指揮官の教え望む「学んで成長するため」

コモのセスク・ファブレガス監督がインテルのシモーネ・インザーギ監督から吸収しようとしている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。 セリエA前節は強豪ローマを2-0で撃破したなか、23日の第17節ではインテルとのアウェイ戦に臨んだ16位コモ。前半は耐えてゴールレスで折り返したものの、後半開始早々に失点し、後半アディショナルに2点目を奪われた。 アシスタントコーチから監督に昇格し、今シーズンが指揮官1年目のセスク監督。試合後にはイタリア『スカイ・スポーツ』で「コモがこんなに積極的にくるとは思っていなかっただろう」「ボールをもっとうまく扱わなければならない」と収穫と課題を口にした。 一方、『DAZN』に対しては、昨シーズンのセリエAを制するなどインテルで成功を収めているインザーギ監督に言及。現役時代はアーセナルやバルセロナ、チェルシー、スペイン代表でタイトルを手にした指揮官だが、指導者としても高みを目指している。 「リスペクトを持って言うが、あなたより彼(インザーギ監督)と話したい」 「彼は今インタビューを受けているけど、もしバスが待ってくれるなら彼と少し話したい。学んで成長するためだ」 <span class="paragraph-title">【動画】王者に敗戦…インテルvsコモ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MK592vn6Qk8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.24 23:23 Tue
2

5連勝で2024年を締めくくったインテル、インザーギ監督は3得点を生み出したセットプレーの重要性を語る

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、3-0で勝利したセリエA第18節のカリアリ戦を振り返った。 リーグ戦4連勝でカリアリのホームに乗り込んだインテルは、前半こそゴールレスで終えたが、53分と71分にセットプレーの流れからゴールネットを揺らすと、78分にチャルハノールがPKを沈め、3-0で完勝した。 インザーギ監督は難しい戦いでの勝利を評価した。 「前半が終わった時、我々はチームのパフォーマンスを称え、粘り強いカリアリを相手にこのまま行くしかないと思った。カリアリはアタランタとフィオレンティーナにも負けたが、どちらも悪くないパフォーマンスだっただけに、この試合で勝ち切るのは簡単なことではなかった」 「チーム一丸となって戦わなければならなかった。ファイナルサードでのミスもあったし、何度か訪れた決定機をものにできなかった。しかし、我々はこの勝利を本当に望んでいたし、それを達成することができた」 また、3得点が生まれるきっかけとなったセットプレーの重要性について次のように語った。 「選手たちは本当によく働いてくれるし、スタッフもこうしたルーティンの練習を手伝ってくれる。ディ・マルコ、チャルハノール、アスラニといったセットプレーのスペシャリストもいる、現代サッカーにおいてセットプレーは重要な要素であり、こうした場面では組織力が大きな力を発揮する」 2024.12.29 09:21 Sun
3

コモ相手に堅実な勝利を掴んだインテル、S・インザーギ監督は「チャンスを与えなかった」と評価

インテルのシモーネ・インザーギ監督が23日に行われたセリエA第17節、2-0で勝利したコモ戦を振り返った。 前節ラツィオに6発圧勝としたインテルは3連勝で迎えたコモ戦、前半こそゴールレスで折り返したものの後半開始3分にDFカルロス・アウグストのゴールで先制。その後もほぼコモに好機を許さず、後半追加タイムのFWマルクス・チュラム弾で勝利した。 首位アタランタを3ポイント差で追走する中、S・インザーギ監督はコモ戦での手堅い勝利を評価している。 「まずはコモに賛辞を送る必要がある。彼らは我々のホームでポジティブなサッカーを展開した。だが、我々は集中を切らさず彼らにほとんどチャンスを与えることがなかった。前半はいつもよりシャープなプレーができなかったし、ピッチの状態も良くなかった。相手は全力で走るチームだったが、ギアを上げれば主導権を握れるとわかっていたし、実際そうなった」 また、公式戦ここ11試合ゴールがなくシーズン序盤の不調に逆戻りとなっているFWラウタロ・マルティネスについては以下のようにアドバイスを送っている。 「私はストライカーだったが、こういう時期があるものだと思っている。ラツィオ戦では良いパフォーマンスをしていた。彼にはリラックスするよう伝えている。これまで常にゴールを決めてきたし、今後も決め続けるだろうからと。運の流れはいつか変わるし、ゴールチャンスがなかった時だけ心配すればいい」 2024.12.24 08:00 Tue
4

「選手たちに拍手を」上位対決で6発圧勝のインテル、インザーギ監督はチームを絶賛「素晴らしい継続性を示してきた」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、上位対決を制したチームを誇った。クラブ公式サイトが伝えている。 16日、セリエA第16節で5位ラツィオと対戦することになったインテル。立ち上がりから一進一退の攻防を続けながらも41分にハカン・チャルハノールがPKを決めて先制すると、直後にはDFフェデリコ・ディマルコにもゴールが生まれてハーフタイムへ。後半も早々に2ゴールを奪うと、その後もカルロス・アウグストやマルクス・テュラムが得点を記録し、終わってみれば6-0の大勝となった。 上位対決で圧勝を飾ったインザーギ監督は、チームを称賛。厳しい日程でも適切な姿勢を示し続ける選手たちを誇っている。 「素晴らしい時期を過ごしていたチームに勝てて満足している。最初の20分、チームは崩れることなく、距離をうまく保っていた。その後に重心を上げ、プレーの技術的なスピードを上げられたと思う」 「最初の2ゴールが決まり、後半開始早々にも得点を奪えたことで、すべてが楽になった。そして選手たちは3年半にわたり、私にすべてを提供してくれている。私は彼らの監督であることを誇りに思うよ」 「我々が最強かどうかについては、ピッチを見れば分かってもらえるだろう。我々は素晴らしい試合をしたかったし、そのために良い準備をした。ラツィオのクオリティについては理解しており、選手たちはこの挑戦を可能な限り最善の方法で迎えたんだ」 「過去2カ月半、我々は素晴らしい継続性を示してきたが、それはラツィオを含む多くのチームにも当てはまるだろう。今の順位を見てほしい。我々としては、パルマ戦で決められたゴールには腹が立った。それは値しないものだったからだ」 「今日はこの1カ月間、ほぼノンストップでプレーしてきた選手たちに拍手を送りたい。守備面はローテーションで多くの困難を抱えているが、全員が頑張っておりベストを見せている」 「私が最も誇りに思うのは、選手たちが3年半にわたって懸命に努力してきたことだ。彼らは常にそれを私に示し、決して諦めず、素晴らしいグループとなっている。彼らは全員がプレーする資格を持ち、ダービーで敗れた後には我々が再びつまずくことを望まれながらも、選手たちは耳を貸さずに一生懸命働いてくれた」 2024.12.17 10:50 Tue
5

インテルが今季も鉄板の“中盤3枚”…ジエリンスキが未だ公式戦出場なし、2年目フラッテージはこのまま牙城崩せぬなら…

鉄板の“中盤3枚”を誇るインテル。とりわけインサイドハーフはセリエA屈指の実力者がベンチスタートを余儀なくされる。 王者インテルの中盤といえば、MFハカン・チャルハノールをアンカーに、インサイドハーフにMFニコロ・バレッラとMFヘンリク・ムヒタリアンを並べた3枚が昨季から鉄板。 バレッラは脂が乗り切った27歳のボックス・トゥ・ボックスで、ムヒタリアンは35歳も昨季怪我ゼロという鉄人。チャルハノールを含めた3枚で、今季も開幕3試合とも先発出場する。 昨季加入したMFダビデ・フラッテージはセリエA有数のインサイドハーフだが、バレッラ&ムヒタリアンの牙城を崩せず完全サブ。昨季の出場42試合中、先発は11試合にとどまり、今季も開幕3試合全てが途中出場だ。 今季はそこへ、ナポリからMFピオトル・ジエリンスキが加入。こちらは間違いなくセリエA屈指のインサイドハーフであり、全クラブキャリアをカルチョで過ごす実績も十分の30歳だ。 ただ、ジエリンスキは怪我で第1節を欠場し、第2節からベンチ入りも、インサイドハーフの交代策としてフラッテージが優先され、公式戦デビューが代表ウィーク明けまでお預けに。 イタリア『カルチョメルカート』によると、フラッテージは今季もバレッラ&ムヒタリアンの牙城を崩せないようなら、来夏の売却話が進む可能性を排除できず。 それゆえ決意十分に今季へ臨んでいるとされ、去就への懸念があると仮定するなら、定位置確保を念頭に、ジエリンスキに“インサイドハーフ3番手”を譲るのは「もってのほか」。 今月中旬からはフォーマット変更で試合数の増えたチャンピオンズリーグ(CL)が始まることもあり、フラッテージもジエリンスキも先発機会が一切ない、とは考えにくい。 ただ、現状シモーネ・インザーギ監督によるインサイドハーフの1stチョイスは、明らかにバレッラ&ムヒタリアン。 今季もインテルの中盤、とりわけインサイドハーフは層が厚い。 2024.09.03 21:35 Tue

インテルの人気記事ランキング

1

モウリーニョ監督が将来的なセリエA復帰と代表監督就任を希望

フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が12月31日、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。 昨年1月、ローマを解任されたモウリーニョ監督は今季よりフェネルバフチェの指揮官に就任。ここまでスュペル・リグで11勝3分け2敗で首位ガラタサライに8ポイント差の2位とまずまずの戦績を収めている。 トルコで公私ともに順調な生活を送っていることを明かしたモウリーニョ監督は、不本意な解任をされた古巣ローマに毒を吐きつつ、3冠を成し遂げたインテルを引き合いに出して今後の展望を述べた。 「セリエAには必ず復帰する。ローマの試合は全く観ないが、インテルの試合は観ているよ」 「これまではクラブチームで指揮を執ってきたが、ユーロやワールドカップに出場してチームを中心に国が一つにまとまる経験をしてみたい。それは素晴らしいことだと思う」 2025.01.01 11:15 Wed
2

「バスが待ってくれるなら話したい」コモで指揮官1年目のセスク監督、立ちはだかったインテル指揮官の教え望む「学んで成長するため」

コモのセスク・ファブレガス監督がインテルのシモーネ・インザーギ監督から吸収しようとしている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。 セリエA前節は強豪ローマを2-0で撃破したなか、23日の第17節ではインテルとのアウェイ戦に臨んだ16位コモ。前半は耐えてゴールレスで折り返したものの、後半開始早々に失点し、後半アディショナルに2点目を奪われた。 アシスタントコーチから監督に昇格し、今シーズンが指揮官1年目のセスク監督。試合後にはイタリア『スカイ・スポーツ』で「コモがこんなに積極的にくるとは思っていなかっただろう」「ボールをもっとうまく扱わなければならない」と収穫と課題を口にした。 一方、『DAZN』に対しては、昨シーズンのセリエAを制するなどインテルで成功を収めているインザーギ監督に言及。現役時代はアーセナルやバルセロナ、チェルシー、スペイン代表でタイトルを手にした指揮官だが、指導者としても高みを目指している。 「リスペクトを持って言うが、あなたより彼(インザーギ監督)と話したい」 「彼は今インタビューを受けているけど、もしバスが待ってくれるなら彼と少し話したい。学んで成長するためだ」 <span class="paragraph-title">【動画】王者に敗戦…インテルvsコモ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MK592vn6Qk8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.24 23:23 Tue
3

インテルがケガがちなアチェルビの後釜にアタランタDFを来夏狙う?

インテルがアタランタのスウェーデン代表DFイサク・ヒエン(25)を来夏狙うようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 インテルではDFフランチェスコ・アチェルビ(36)が慢性的な筋肉のケガにより今季ここまで公式戦11試合の出場に留まっている。ケガがちであること、高年齢であることを考慮し、アタランタの守備の要となっているヒエンをターゲットにしているようだ。 ヒエンは昨年1月、ヴェローナからアタランタに加入。3バックの中央で絶大な存在感を示し、昨季はヨーロッパリーグ優勝に貢献。そして今季ここまで公式戦22試合に出場し、セリエAとチャンピオンズリーグで好結果を出しているチームの守備を支えている。 なお、ヴェローナからアタランタに加入した際の移籍金は900万ユーロだったが、現在は3000万ユーロ(約49億円)に上昇。インテルとしては若手をトレード要員として移籍金の値下げを図る方針のようだ。 2025.01.01 09:45 Wed
4

不調カリアリに3発快勝のインテルがリーグ5連勝で2024年を締めくくる!【セリエA】

インテルは28日、セリエA第18節でカリアリとアウェイで対戦し3-0で勝利した。 リーグ戦4連勝中の3位インテル(勝ち点37)は、完勝したコモ戦のスタメンからカルロス・アウグストをデ・フライに変更した以外は、同じスタメンを採用。ラウタロとテュラムを2トップに据えた[3-5-2]の布陣で試合に臨んだ。 公式戦5連敗中の18位カリアリ(勝ち点14)に対し、インテルは開始早々の2分に右サイドのバレッラが供給したアーリークロスをラウタロが落とすと、ペナルティアーク手前のテュラムがミドルシュートでゴールを脅かす。 さらにインテルは28分、右サイドでスローインを受けたチャルハノールが縦への仕掛けからクロスを供給。ワンバウンドしたボールをラウタロがダイビングヘッドで合わせたが、これは枠に上に外れた。 ゴールレスで迎えた後半、インテルは立ち上がりにセットプレーの二次攻撃から先制する。53分、ディマルコの左FKのこぼれ球をボックス右手前のバレッラがダイレクトクロス。これをゴールエリア左横のバストーニが頭で折り返すと、このボールがそのままゴールに吸い込まれた。 先制したインテルは71分にも、左CKの流れたボールを逆サイドで拾ったバレッラがクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したラウタロが左足ボレーで流し込んだ。 さらにインテルは78分、右CKの場面でニアでデ・フライと競り合ったDFヴィエテスカがハンドを犯し、PKを獲得。これをチャルハノールがゴール左隅に沈めた。 結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。首位アタランタを追走するインテルがリーグ戦5連勝で2024年を締めくくった。 カリアリ 0-3 インテル 【インテル】 アレッサンドロ・バストーニ(後8) ラウタロ・マルティネス(後26) ハカン・チャルハノール(後33) 2024.12.29 07:28 Sun
5

5連勝で2024年を締めくくったインテル、インザーギ監督は3得点を生み出したセットプレーの重要性を語る

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、3-0で勝利したセリエA第18節のカリアリ戦を振り返った。 リーグ戦4連勝でカリアリのホームに乗り込んだインテルは、前半こそゴールレスで終えたが、53分と71分にセットプレーの流れからゴールネットを揺らすと、78分にチャルハノールがPKを沈め、3-0で完勝した。 インザーギ監督は難しい戦いでの勝利を評価した。 「前半が終わった時、我々はチームのパフォーマンスを称え、粘り強いカリアリを相手にこのまま行くしかないと思った。カリアリはアタランタとフィオレンティーナにも負けたが、どちらも悪くないパフォーマンスだっただけに、この試合で勝ち切るのは簡単なことではなかった」 「チーム一丸となって戦わなければならなかった。ファイナルサードでのミスもあったし、何度か訪れた決定機をものにできなかった。しかし、我々はこの勝利を本当に望んでいたし、それを達成することができた」 また、3得点が生まれるきっかけとなったセットプレーの重要性について次のように語った。 「選手たちは本当によく働いてくれるし、スタッフもこうしたルーティンの練習を手伝ってくれる。ディ・マルコ、チャルハノール、アスラニといったセットプレーのスペシャリストもいる、現代サッカーにおいてセットプレーは重要な要素であり、こうした場面では組織力が大きな力を発揮する」 2024.12.29 09:21 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly