ジェノア指揮官から対案…王者インテルがグズムンドソンの獲得へ突破口か

2024.08.14 13:35 Wed
ジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(27)
Getty Images
ジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(27)
インテルジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(27)獲得へ、突破口を見つけたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

昨季終了前からインテルの獲得候補上位と言われてきたグズムンドソン。雪国アイスランドが育んだドリブラーで、昨季のパフォーマンスがトップクラブを大いに魅了した。

しかし、ここまでインテルは獲得まで漕ぎ着けられず。最大の要因は、ホアキン・コレアら既存アタッカーの売却ができていないことで、一度はグズムンドソンを隅に置いたとされる。
それでもアイデア自体を放棄はせず、ここにきて再びジェノアへ照会依頼。

依然として「既存アタッカーの売却」は必須そうだが、どうやらジェノアのアルベルト・ジラルディーノ監督が、インテルのFWマルコ・アルナウトビッチを気に入ってるのだという。
現状、グズムンドソン獲得に最も近いのはフィオレンティーナで、こちらは選手側との協議もかなり進展。だが、インテルとしてはようやく突破口が開け、ジラルディーノ監督の“協力姿勢”も得たものとされる。

アルナウトビッチがインテルを去りたがるとは考えにくいが、マーケット最終盤にかけて、もしかすると何らかの進展があるかもしれない。

『カルチョメルカート』は、これからインテルがグズムンドソン獲得へ「最後の一手を打つ」としている。

アルベルト・グズムンドソンの関連記事

ジェノアを解任されたアルベルト・ジラルディーノ前監督が、自身のインスタグラムでクラブ感謝の想いを伝えている。 22-23シーズン途中にセリエBのジェノアの監督に就任したジラルディーノ前監督は、1年でクラブをセリエA昇格させると、昨季はセリエA残留に導くなどその手腕を発揮。 しかし、今夏に崩しの核たるアルベル 2024.11.21 07:30 Thu
ジェノアは19日、アルベルト・ジラルディーノ監督(42)を解任したことを発表した。 イタリア代表最後のW杯制覇となった“伝説の2006年”に名を連ねたストライカー、ジラルディーノ。監督業へ転身後、22-23シーズン途中にセリエBのジェノアを託され、セリエA昇格、セリエA残留を経て、今季を迎えていた。 しかし 2024.11.20 06:30 Wed
ジェノアがアルベルト・ジラルディーノ監督(42)を解任へ。 イタリア代表最後のW杯制覇となった“伝説の2006年”に名を連ねたストライカー、ジラルディーノ。監督業へ転身後、22-23シーズン途中にセリエBのジェノアを託され、セリエA昇格、セリエA残留を経て、今季を迎えている。 ただ、崩しの核たるアルベルト・ 2024.11.19 20:26 Tue
ミランは6日、セリエA第7節でフィオレンティーナとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。 前節レッチェに快勝して3連勝とした3位ミラン(勝ち点11)は、5日前に行われたチャンピオンズリーグではレバークーゼン相手に0-1の惜敗。リーグ戦4連勝を目指す中、レバークーゼン戦のスタメンからロフタス=チークに代えてモラタのみ 2024.10.07 05:42 Mon
フィオレンティーナは16日、ジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(27)を買い取り義務付きレンタルで獲得したことを発表した。 レンタル料は800万ユーロ(約13億円)、移籍金は1700万ユーロ(約27億7000万円)にアドオン350万ユーロ(約5億7000万円)とのこと。 昨季終了前から 2024.08.17 07:30 Sat

インテルの関連記事

ヴェネツィアが4日、インテルから元ルーマニア代表GKヨヌーツ・ラドゥ(27)の加入を発表した。ひとまず今季いっぱいの半年契約だという。 インテルがたらい回しにしてきたラドゥ。 ブカレスト出身で16歳の時にインテル入りも、2016年夏にトップチームへ昇格後、昨季までに1年目の16-17シーズン、20-21シー 2025.02.04 15:14 Tue
ローマからインテルへ移籍したポーランド代表MFニコラ・ザレフスキが、値千金のアシストを喜んだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 ローマではクラウディオ・ラニエリ監督の下で出番を失い、1日に買い取りオプション付きのレンタルでインテルに加わることが発表されたザレフスキ。2日に行われたセリエA第23 2025.02.03 18:20 Mon
ナポリのアントニオ・コンテ監督が2日に行われ、1-1で引き分けたセリエA第23節ローマ戦を振り返った。 7連勝で迎えたローマとの太陽ダービー。敵地に乗り込んだナポリがボールを持つ流れとなった中、29分にDFレオナルド・スピナッツォーラの恩返し弾で先制に成功した。 後半も主導権を握っていたナポリだったが、後半 2025.02.03 11:30 Mon
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が2日に行われ、1-1で引き分けたセリエA第23節インテルとのダービーを振り返った。 今季2戦2勝のインテルとのミラノ・ダービー。立ち上がりから守勢を強いられたミランだったが、ハーフタイム間際の45分にカウンターからMFタイアニ・ラインデルスが先制ゴールを奪取した。 しかし 2025.02.03 10:05 Mon
インテルのシモーネ・インザーギ監督が2日に行われ、1-1で引き分けたセリエA第23節ミランとのダービーを振り返った。 首位ナポリを3ポイント差で追走する2位インテルが、7位ミランを押し込む展開でスタートしたダービー。しかしオフサイドに阻まれるなどしてゴールをこじ開けられずにいると、ハーフタイム間際の45分にMFタ 2025.02.03 09:40 Mon

セリエAの関連記事

ユベントスはブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)へのオファーを拒否していたようだ。 ドウグラス・ルイスは昨夏の移籍市場でアストン・ビラから完全移籍。即戦力としての期待が持たれていたが、ここまでは負傷や戦術理解度の問題などもあって、十分な出場機会を得られていない。 ここまで公式戦19試合に出場も、セリエ 2025.02.05 14:10 Wed
ミランは4日、チェルシーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)をレンタル移籍で獲得することを発表した。 なお、移籍期間は2025年6月30日まで。背番号は「79」をつける。 ベンフィカの下部組織出身のフェリックスは、2018年7月にファーストチームに昇格。2019年7月にアトレティコ・マドリーへ 2025.02.04 23:33 Tue
ミランのシニアアドバイザー、ズラタン・イブラヒモビッチ氏が今冬の補強を総括した。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 ミランは移籍市場最終日の3日、スペイン代表FWアルバロ・モラタをガラタサライへ放出するなどした一方、昨夏からの念願だったストライカーを補強。フェイエノールトよりメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒ 2025.02.04 22:39 Tue
ヴェネツィアが4日、インテルから元ルーマニア代表GKヨヌーツ・ラドゥ(27)の加入を発表した。ひとまず今季いっぱいの半年契約だという。 インテルがたらい回しにしてきたラドゥ。 ブカレスト出身で16歳の時にインテル入りも、2016年夏にトップチームへ昇格後、昨季までに1年目の16-17シーズン、20-21シー 2025.02.04 15:14 Tue
モンツァが3日、ミランからU-20イタリア代表MFケビン・ゼロリ(19)のレンタル加入を発表。契約期間は今季いっぱいとなり、買い取り条項はないものと伝えられている。 ゼロリはナイジェリア系のセントラルハーフで、ミランには少年時代から在籍。今季序盤戦の1試合を含め、すでに何試合かトップチームを経験しているなか、主戦 2025.02.04 14:37 Tue

記事をさがす

アルベルト・グズムンドソンの人気記事ランキング

1

ジェノアがジラルディーノ監督を解任へ 後任は新戦力バロテッリと不仲の…?

ジェノアがアルベルト・ジラルディーノ監督(42)を解任へ。 イタリア代表最後のW杯制覇となった“伝説の2006年”に名を連ねたストライカー、ジラルディーノ。監督業へ転身後、22-23シーズン途中にセリエBのジェノアを託され、セリエA昇格、セリエA残留を経て、今季を迎えている。 ただ、崩しの核たるアルベルト・グズムンドソンが流出し、ここまで2勝4分け6敗の残留ギリギリ17位。リーグワースト3位「22失点」、平均1試合1点以下の12試合「9得点」という数字が、プロヴィンチャの難しさを痛感させる。 イタリア『カルチョメルカート』やスペイン『Relevo』など欧州の複数紙によると、ジェノア上層部は元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ氏(48)と接触中。ジラルディーノ監督は今回の代表ウィーク中に解任されるという。 このほどジェノアに加入したFWマリオ・バロテッリは、インテルおよびマンチェスター・シティでヴィエラ氏と共にプレーし、ニース時代は選手と監督の間柄。のちに互いへの不信感を公言しているが、現職ジラルディーノが去り、ヴィエラ氏が新監督となるのだろうか。 2024.11.19 20:26 Tue
2

充実のスカッド誇るインテル、タレミ&ジエリンスキも確保して…次はどこを補強?

インテルの補強戦略をイタリア『カルチョメルカート』が考察する。 2020-21シーズン以来3季ぶりのスクデットに限りなく近づいたインテル。チャンピオンズリーグ(CL)はベスト16でショッキングな敗退を喫するも、シモーネ・インザーギ監督の評判が下がるものではない。強固なチームがそこにある。 気が早いかもしれないが、来季に向けてはポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(31)、ナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)を実質確保済み。ジュゼッペ・マロッタCEOが“伝家の宝刀”フリー獲得で釣り上げたとされる。 現時点でかなりの充実度を誇るスカッドに対し、(おそらく)最前線と中盤を拡充。では、ここからさらに競争力と刺激を加えるべきポジションとは、どこになるだろうか。 『カルチョメルカート』は「グズムンドソン・スタイル」というワードを創造し、攻撃に彩りをもたらすクラックの獲得を提唱する。 由来はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)。彼はジェノアで主に2トップの一角を任され、シャドーストライカー気味に自由に動き回るドリブラー。今季はセリエA28試合で11得点3アシストを記録する。 また、下部組織で育てた若手タレントを登用するのも面白いと指摘。インテルからモンツァへ貸し出し中のアルゼンチン代表MFヴァレンティン・カルボーニ(19)は、185cmのスラリとした攻撃的MFで、友好関係にあるモンツァでは途中出場メインながらも定期的にプレーする。先月28日にA代表デビューも飾った新進気鋭の若手だ。 昨夏ボローニャへ完全移籍で売却したU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(21)は、今季がキャリア初のセリエAながらも20試合出場で5得点2アシスト。チームが中盤戦からグングン順位を上げるとともに先発起用も増え、直近7試合で3得点2アシスト…いま最も評価を高める1人だ。 こちらは“2025年夏”に1200万ユーロ(約19億7000万円)の買い戻しオプションが発生する契約となっているが、今夏での復帰はあるだろうか。 このように、グズムンドソン、カルボーニ、ファビアンと並べた『カルチョメルカート』。しかし同時に、インテルはグズムンドソンに確かな関心を寄せつつも、カルボーニは来季も再レンタルさせる方針であると紹介している。 AZの日本代表DF菅原由勢(23)への継続的なリストアップも報じられるインテル。今夏はどう動くだろうか。 2024.04.06 19:10 Sat
3

雪国の過酷な環境で育ったグズムンドソン、セリエAで注目度高まるエレガント・ドリブルの原点を明かす「雪だらけでも道端でも…」

ジェノアのアイスランド代表MFアルベルト・グズムンドソン(26)がスペインメディアのインタビューに応じた。 ジェノアのグズムンドソン。この名前にピンとくる人はあまりいないだろう。AZ時代は日本代表DF菅原由勢とチームメイトだったが、2021-22シーズン途中にジェノアへ移籍し、昨季はセリエBでプレー。今季からセリエAに戻ってきた。 ただ、今季の活躍はにわかに注目を集めており、ここまでセリエA全9試合出場で3ゴール。アルベルト・ジラルディーノ監督率いるチームで2トップの一角を担い、自由なボールの受け方やエレガントなドリブル、切れ味鋭いシュートなどなど、対戦相手を悩ます非常に怖い存在となっている。 この活躍はイタリアを超えてスペインまで届いているようで、スペイン『Relevo』がグズムンドソンへのインタビューを実施。アイスランド産のドリブラーは、自身のプレースタイルは少年時代に磨かれたものと明かしている。 「欧州全体がどうとかは言えないけど、子どもたちが路上でサッカーをしている姿を最近ほとんど見かけないんだ。僕はアイスランドしか知らないけど、近年はアイスランドでも学校や街中に人工芝のピッチがたくさん作られ始めた。そもそも雪国ゆえにストリートサッカーが難しいっていうのはあるけどね」 「ストリート、人工芝、天然芝…どんな環境でサッカーをしたって成長につながることは間違いない。僕は子どものころに道端でボールを蹴ってたし、学校へ行けばコンクリートの上でサッカーをした。雪だらけでボールがどこへ飛ぶか予測できないピッチでも1人で練習した。雪が積もり過ぎれば今度は屋内でフットサルさ」 雪国アイスランドの出身でありながら、南米の選手かと思わせるような回答をしたグズムンドソン。やはり、好きな選手も南米出身のドリブラーが多い。 「リオネル・メッシはどの瞬間も異次元のレベル。ネイマールもね。そう、僕はネイマールを心から愛してるんだ。子どもたちは皆ネイマールのような選手が好きだろ? 今なら…そうだな、レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールだね。彼のドリブルはとっても上手で、観るのが楽しい」 生粋のドリブラー・グズムンドソン。26歳と決して若手ではないが、現在の活躍が続けば、来年の今頃はビッグクラブにいるかもしれない。 2023.10.24 18:40 Tue
4

ジェノアがアイスランド代表MFグズムンドソンと2027年まで契約延長

ジェノアは17日、アイスランド代表MFアルベルト・グズムンドソン(26)との契約延長を発表した。 グズムンドソンは、2027年まで契約を延長した。 グズムンドソンは、ヘーレンフェーン、PSVの下部組織で育つと、2017年7月にPSVでファーストチームに昇格した。 2018年8月にAZへと移籍。結果を残すと、2022年1月にジェノアへと完全移籍で加入した。 今シーズンはセリエAで12試合5ゴールを記録。ジェノアでは公式戦通算64試合22ゴールを記録している。 2023.11.17 20:50 Fri
5

人気銘柄グズムンドソン、希望はイタリアでのキャリア続行?「この国、このリーグが大好き」

ジェノアのアイスランド代表MFアルベルト・グズムンドソン(26)は、セリエAでのキャリア続行を望んでいるようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 グズムンドソンは2021-22シーズン途中に、AZからジェノアへ加入。セリエBでの昨季を経て、今季は公式戦34試合で16ゴール4アシストと優れたパフォーマンスを披露しており、チームを牽引する存在になっている。 当然、そんなグズムンドソンをビッグクラブは放っておかず。インテル、ナポリ、ユベントス、トッテナムなどが関心を示しており、ジェノアも2027年夏まで契約を残す同選手の売却を除外していないことから、夏の去就が注目されている。 そんな中で、アメリカ『CBSスポーツ』のインタビューに応じたグズムンドソンは、セリエAでプレーを続けたいと断言。イタリアでの生活を愛しており、これが続くことを願うと語っている。 「僕は子供の頃、プレミアリーグでのプレーを夢見ていた。でも、イタリアに来てからは少し変わったんだ。僕はこの国、このリーグが大好きになった。そしてフットボールやこの人生も愛している」 「正直に言うと、イタリアから出ていく気はない。ここでは本当に快適だから、もし僕がこの国やこのクラブを離れなければならないとしたら、それは何か良いことが理由でなければならない」 2024.05.08 11:10 Wed

インテルの人気記事ランキング

1

R16ストレートインの8チーム決定! 首位リバプール含めイングランド勢が最多3チーム【CL】

R16ストレートインの8チーム決定! 首位リバプール含めイングランド勢が最多3チーム【CL】 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズが29日に全日程を終了。この結果、ラウンド16にストレートインする8チームが決定した。 昨シーズンまでの32チーム参加のグループステージ制から36チーム参加のリーグフェーズにレギュレーション変更が図られたなか、最後まで熾烈な争いが繰り広げられた今大会。 最終節のPSV戦の敗戦によって全勝突破は逃したが、リバプールが7勝1敗で首位通過を決定。2位から4位までは6勝1分け1敗で3チームが並んだなか、得失点差でバルセロナが2位、アーセナルが3位、インテルが4位フィニッシュとなった。 5位には勝ち点18のアトレティコ・マドリー、6位から8位までは16ポイントで並んだなか、レバークーゼン、リール、アストン・ビラがトップ8フィニッシュを成し遂げた。 国別ではイングランドが最多3チームで、日本人選手では遠藤航(リバプール)、冨安健洋(アーセナル)が一足早くラウンド16入りを果たしている。 なお、ラウンド16にシードチームとして参加する8チームは、来月行われるプレーオフの勝者と3月4、5日に1stレグを同11、12日に2ndレグを戦う。 ◆CLリーグフェーズ トップ8 1.リバプール(イングランド) 21pt 得失点差+12 2.バルセロナ(スペイン) 19pt 得失点差+15 3.アーセナル(イングランド) 19pt 得失点差+13 4.インテル(イタリア) 19pt 得失点差+10 5.アトレティコ・マドリー(スペイン) 18pt 得失点差+8 6.レバークーゼン(ドイツ) 16pt 得失点差+8 7.リール(フランス) 16pt 得失点差+7(総得点17) 8.アストン・ビラ(イングランド) 16pt 得失点差+7(総得点13) 2025.01.30 08:02 Thu
2

「ミラノダービーのTV観戦は次が最後」ミランが2025年夏のサムエレ・リッチ獲得へ本腰か

ミランがトリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(23)と接触中だそうだ。 以前からイタリアのトップクラブが狙うMFリッチ。エンポリからのステップアップ先はトリノとなったが、どうやら2025年夏にはさらなるステップアップが実現する見通しだという。 イタリア『カルチョメルカート』は「リッチがミラノダービーをテレビで観戦するのは2月2日が最後になる」と主張。以前から紐付けされるミランが獲得へ本腰を入れているそうだ。 リッチは年明けにトリノと契約延長も、これがミランの獲得オペレーションに影響を与えたわけではない模様。年数が延びただけで、なんら“特別条項”は盛り込まれていないとされる。 また、リッチが契約延長に応じたのは、一定の額でなら売却に応じるという“紳士協定”を結んでもらったからとも。2500万ユーロ(約40.4億円)前後が目安になると伊紙は伝える。 一方で、これからインテルがリッチ獲得へ本腰を入れる可能性も。具体的には動いていないものの、ジュゼッペ・マロッタ会長とピエロ・アウシリオSDがリッチを好んでいるという。 2025.01.29 20:40 Wed
3

インテルがローマで出番を失っていたザレフスキを買取OP付きレンタルで獲得

インテルは1日、ローマのポーランド代表MFニコラ・ザレフスキ(23)を買い取りオプション付きレンタルで獲得したことを発表した。今季終了後に買い取る際の移籍金は600万ユーロ程(約9億6000万円)とのこと。 ローマ出身のサイドプレーヤーであるザレフスキは、2021年5月に2011年から在籍するローマでプロデビュー。これまで公式戦123試合2ゴール9アシストを記録していた。 今季は公式戦17試合に出場していたが、クラウディオ・ラニエリ監督の下では出番を失っていた。 マルセイユやガラタサライも獲得に関心を示していたとされるが、同日にザレフスキと同タイプのMFタジョン・ブキャナンをビジャレアルへ買い取りオプション付きのレンタルで移籍させていたインテルが獲得することになった。 2025.02.02 09:30 Sun
4

今季3度目のデルビー・ディ・ミラノは劇的ドロー決着! 3度ポストに嫌われるも不屈インテルがデ・フライ弾で3連敗阻止【セリエA】

セリエA第23節、ミランvsインテルが2日にサン・シーロで行われ、1-1のドローに終わった。 先月初旬のスーペル・コッパ決勝で激闘を演じた両雄による、今シーズン3度目のデルビー・ディ・ミラノ。 今季2度の直接対決ではいずれも勝利も、リーグ戦では16ポイント差を付けられて7位に低迷するミラン。直近のセリエAではパルマに劇的な3-2の逆転勝利を飾るも、チャンピオンズリーグ(CL)では格下ディナモ・ザグレブ相手にムサの退場も響いて1-2の敗戦。ラウンド16ストレートインのチャンスを逃した。その敗戦からのバウンスバックを図った今回の大一番では先発3人を変更。ガッビアに代わって新天地デビューのウォーカー、サスペンションのフォファナ、ガラタサライ移籍が決定のモラタに代わってベナセル、エイブラハムが起用された。 対する2位のインテルは前節、レッチェ相手に4-0の圧勝。リーグ連勝を達成すると、直近のCLでもモナコに3-0の快勝。4位でのラウンド16ストレートインを決めた。その勢いに乗って宿敵相手にリベンジを狙ったこの一戦では先発1人を変更。アスラニに代わって負傷明けのチャルハノールが復帰した。 今季3度目のデルビーは互いに相手の手の内を理解していることもあって堅い展開に。 ともに相手の強力なカウンターを警戒してか、チャレンジのパスや仕掛けは少なくブロックの手前でのボールの循環や背後をシンプルに使ったプレーが多くセットプレー以外でゴールを匂わせる場面を作り出せず。 現状のフォームや完成度で勝るインテルがやや優勢に進めるものの、決定機はおろかフィニッシュの数が増えていかず。それでも、30分を過ぎてエースのラウタロ・マルティネスが存在感を示し始めると、オフサイドで取り消されたものの、ボックス付近で続けてシュートを放っていき相手ゴールを脅かす。 一方、一連のピンチを凌いだミランは、今季2戦2勝の相性の良さか、前半終了間際に先制点を奪う。45分、ハーフウェイライン付近でのボール奪取からカウンターを発動。スムーズに左へ展開されると、テオ・エルナンデスのスルーパスに抜け出したレオンがボックス左に持ち込んでグラウンダーシュート。これはGKゾマーにはじかれたが、こぼれ球に詰めたラインデルスが豪快に右足で蹴り込んだ。 内容はインテルもミランの1点リードで試合は後半に突入。コンセイソン監督はベナセルを下げてアレックス・ヒメネスをハーフタイム明けに投入。[5-4-1]に並びを変えて守備のテコ入れを図った。 ミランのシステム変更もあって後半は守るホームチーム、攻めるアウェイチームという構図がより明確に。 相手が守り慣れる前に攻め切りたいインテルは立ち上がりから攻勢を仕掛けるも、最後のところで粘る相手を仕留め切れない。63分には3枚替えを敢行し、ジエリンスキ、カルロス・アウグスト、ビセックとフレッシュな選手を投入。この交代直後の67分にはバレッラの右CKをビセックが叩きつけるヘディングで合わせるが、これは惜しくも右ポストを叩く。 さらに、76分にはムヒタリアン、ディマルコを下げてフラッテージとローマからの新戦力であるザレフスキ同時投入し、交代カードを使い切ったインテル。82分にはバレッラの右CKをテュラムが頭で合わせるが、これも右ポストを叩いた。 その後、ミランはレオンに変えてガッビアを投入するなどウノゼロでの逃げ切り態勢を整える。91分のダンフリースのヘディングシュートは右ポスト、直後にこぼれ球に詰めたダンフリースの決定的なシュートはGKメニャンのビッグセーブで凌ぎ、ツキも味方に付けての逃げ切り濃厚かに思われた。 だが、デルビー3連敗は許されないインテルが最後の最後に底力を示した。93分、波状攻撃からボックス右角でビセックが左足インスウィングでファーに入れたクロスをフリーのザレフスキが冷静に胸を使って折り返すと、これに反応したデ・フライが左足シュートで合わせて土壇場での劇的同点ゴールとした。 そして、今季3度目のデルビーは白熱のドローに終わり、結果的には痛み分けも土壇場で敗戦を回避したインテルがよりポジティブな要素を見いだしている。 ミラン 1-1 インテル 【ミラン】 タイアニ・ラインデルス(前45) 【インテル】 ステファン・デ・フライ(後53) 2025.02.03 04:15 Mon
5

「ジェットコースターのような感情」デビュー戦ミラノ・ダービーで劇的同点アシスト、インテルを救った新加入MFザレフスキ「彼の言葉を思い出して…」

ローマからインテルへ移籍したポーランド代表MFニコラ・ザレフスキが、値千金のアシストを喜んだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 ローマではクラウディオ・ラニエリ監督の下で出番を失い、1日に買い取りオプション付きのレンタルでインテルに加わることが発表されたザレフスキ。2日に行われたセリエA第23節のミラン戦で早速ベンチ入りした。 押し込みながらネットを揺らすも、オフサイド判定などでなかなかゴールをこじ開けられなかったインテル。前半終了間際に痛恨の失点を喫し、1点ビハインドのまま終盤へと向かう。 3度枠に嫌われるなど不運も続いたなか、ようやく追いついたのは後半アディショナルタイム3分。右サイドからドイツ人DFヤン・アウレル・ビセックがクロスを上げると、ファーで待ち構えていたザレフスキが胸で落とし、オランダ代表DFステファン・デ・フライが左足で蹴り込んだ。 76分にデビューを果たしたザレフスキは、プレッシャーのかかるビッグマッチでいきなりの大仕事。インテルのミラノ・ダービー3連敗回避に貢献し、試合後には胸の内を明かしている。 「感情が溢れている。この2日間はちょっとしたジェットコースターのような感情だった。今日の試合に対応できるよう、昨日は夜中まであらゆることをやった。幸運にもやり遂げられたし、うまくいって目的を果たすことができた」 「ポジティブな気持ちだ。素晴らしいチームだと思った。ローマの一員としてこのスタジアムでインテルと対戦した時、外からプレーを見ていても、長年ともに戦っているチームだというのはわかった。どの試合でも信じて戦う常に前向きなチームだし、今日もそうだった。幸運なことにチームを助けることができた」 また、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンの言葉も大きかったとのこと。アシストに切り替えた判断を振り返っている。 「実のところ、ベンチでダルミアンが『今日はゴールが決まる典型的なデビュー戦になるから落ち着け』と言ってくれた。あのボールを見た時、僕は『目を閉じてヘディングでシュートを打とう』と思った。それから彼の言葉を思い出して、なんとか落ち着いてアシストすることができた」 <span class="paragraph-title">【動画】胸で落としてデ・フライの同点ゴールをお膳立て!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="FG3eGId42Oo";var video_start = 496;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.03 18:20 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly