松橋采配的中の追加点効いた新潟がホーム3カ月ぶりの勝利! 京都は7戦ぶり黒星で降格圏転落…【明治安田J1第26節】

2024.08.12 21:12 Mon
先制点となったPKを決めた小野裕二
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先制点となったPKを決めた小野裕二
明治安田J1リーグ第26節のアルビレックス新潟vs京都サンガF.C.が12日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、ホームの新潟が2-0で勝利した。中断明け初戦となった前節のジュビロ磐田戦は10人相手に逃げ切り失敗の2-2のドローとなった14位の新潟。中4日で迎えた一戦では、2試合ぶりの白星と共に3カ月ぶりのホーム戦勝利を狙った。磐田戦からは松田詠太郎に代えてダニーロ・ゴメスを起用した以外、同じメンバーを起用した。

一方、名古屋グランパスとの前節を3-2の逆転勝利で飾り、今シーズン2度目の連勝で中断明け初戦を最高の形で飾った16位の京都。4勝2分けの6戦無敗と絶好調のチームは今季初の3連勝を目指して敵地へ乗り込んだ。前節からは先発2人を変更。福岡慎平ラファエル・エリアスに代えて米本拓司平賀大空を起用した。
今節唯一のマンデーナイト開催となった残留争い直接対決は拮抗した入りに。ホームチームがボールの主導権を握る形が想定されたものの、京都が非保持に加えてボール保持の部分でもほぼ互角の戦いを見せた。

決定機には至らずも京都ペースで試合が進んでいくが、思わぬ形から新潟が先制点を奪う。21分、自陣で平賀がバックパスを送ると、三竿雄斗、GKク・ソンユンの連携ミスを突いたダニーロ・ゴメスがボックス内でまんまとかっさらうと、ク・ソンユンのアフターチャージを受けてPKを獲得。キッカーの小野裕二が冷静にゴール右上隅に蹴り込み、25分の先制点とした。
名古屋戦同様にバックラインのミスから先制を許した京都はすぐさま反撃に転じる。29分にはセットプレー流れから三竿の左クロスにファーで反応した鈴木義宜がフリーでヘディングシュートを放つが、これを枠に飛ばせない。

その後、長倉幹樹との空中戦の競り合いで顔面に相手の後頭部を受けたアピアタウィア久が一度はプレー復帰も、脳震とうか左ヒザの問題かは不明も担架でピッチを後に。これを受けて佐藤響が右サイドバックにスクランブル投入され、宮本優太がセンターバックにポジションを移した。

ただ、このアクシデントが流れ的にプラスに働いた京都は佐藤の積極果敢な攻撃参加を活かした右サイドの攻撃が活性化。しかし、最後のところで連携が合わず、前半を1点ビハインドで終える形となった。

迎えた後半、京都はハーフタイムで3枚替えを敢行。PK献上の場面で痛めていたGKク・ソンユンに代えて太田岳志をスクランブル投入したほか、三竿と平賀の左サイドを下げて鈴木冬一、ラファエル・エリアスをピッチに送り出した。

ただ、立ち上がりは交代なしで臨んだ新潟がキックオフ直後に長倉の右ポスト直撃のシュートや宮本英治のミドルシュートなどで際どいシーンを作り出した。

時間の経過と共にほぼイーブンの攻防の下、試合はやや膠着していく。

そんななか67分に両ベンチが動くと、この交代策がスコアを動かす結果となった。平戸太貴に代えて中野瑠馬を投入した京都に対して、新潟は3枚替えを敢行。ダニーロ・ゴメス、長谷川元希、小野を下げて松田、谷口海斗鈴木孝司がピッチに送り出された。

すると直後の70分、右に流れてボールを受けた鈴木孝司のスルーパスに抜け出した松田がゴールライン際までドリブルで持ち込んで浮き球のクロスを供給。これにファーで反応した谷口がコースを狙ったヘディングシュートをゴール左隅に突き刺し、途中交代3選手の連携から見事に追加点を奪い切った。

これで厳しくなった京都だが、数的同数ながら前節の大逆転劇の再現を果たすべくここから攻勢を仕掛けていく。サイドを起点に幾度か良い形を作り出すが、原大智の決定的なシュートがGK小島亨介のビッグセーブに阻まれるなど決め切ることができない。

その後はここ数試合の反省を活かして安定したゲームクローズを見せた新潟が2-0のまま試合を終わらせ、ホームで3カ月ぶりとなる2試合ぶりの勝利を収めた。一方、敗れた京都は7戦ぶりの黒星で降格圏の18位に転落した。

アルビレックス新潟 2-0 京都サンガ
【新潟】
小野裕二(前25)
谷口海斗(後25)

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J1復帰3年目迎える新潟が新体制発表! 修行先で16得点のFW矢村健が「9」着用、DF早川史哉の「15」など主力の背番号変更も

アルビレックス新潟は9日、2025シーズンの新体制を発表した。 2024シーズンはJ1リーグ復帰2年目となった新潟。リーグ戦では残留を争い16位で終えるも、YBCルヴァンカップでは決勝に進出。初のメジャータイトルまであと一歩に迫った。 2025シーズンに向けては、クラブをJ1へ導いた松橋力蔵監督が退任し、水戸ホーリーホックのコーチを務めていた樹森大介氏を招へい。GK小島亨介やMF長倉幹樹の移籍もあったなか、オーストラリア代表DFジェイソン・カトー・ゲリア(メルボルン・ビクトリー)を獲得し、GK藤田和輝(ジェフユナイテッド千葉)やDF岡本將成(鹿児島ユナイテッドFC)、昨年はJ2で16ゴールを決めたFW矢村健(藤枝MYFC)らも呼び戻した。 背番号は藤田が小島に代わって「1」を着用し、ジェイソン・ゲリアが「2」、岡本が「4」、矢村が「9」に決定。背番号変更もあり、DF早川史哉が「15」、MFダニーロ・ゴメスが「11」、MF長谷川元希が「41」、FW太田修介が「28」を新たに背負う。 <h3>◆2025シーズン選手背番号</h3> GK 1.藤田和輝(23)←ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍終了 21.田代琉我(26)←ロアッソ熊本/完全移籍 23.吉満大介(31) 71.内山翔太(18)←新潟ユース/昇格 DF 2.ジェイソン・カトー・ゲリア(31)←メルボルン・ビクトリー/完全移籍 3.稲村隼翔(22)←東洋大学/新加入 4.岡本將成(24)←鹿児島ユナイテッドFC/期限付き移籍終了 5.舞行龍ジェームズ(36) 15.早川史哉(30)※背番号変更「18」 31.堀米悠斗(30) 35.千葉和彦(39) 38.森昂大(25)←徳島ヴォルティス/完全移籍 42.橋本健人(25) MF 6.秋山裕紀(24) 8.宮本英治(26) 11.ダニーロ・ゴメス(25)※背番号変更「17」 13.落合陸(25)←柏レイソル/完全移籍 19.星雄次(32) 22.新井泰貴(27)←藤枝MYFC/完全移籍 25.藤原奏哉(29) 30.奥村仁(23) 33.高木善朗(32) 41.長谷川元希(26)※背番号変更「14」 46.笠井佳祐(22)←桐蔭横浜大学/新加入 48.大竹優心(19)←Y.S.C.C.横浜/期限付き移籍終了 FW 7.谷口海斗(29) 9.矢村健(27)←藤枝MYFC/期限付き移籍終了 16.小見洋太(22) 18.若月大和(22)←レノファ山口FC/完全移籍 28.太田修介(28)※背番号変更「11」 99.小野裕二(32) 2025.01.09 20:18 Thu
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新潟が元千葉のオーストラリア代表DFジェイソン・ゲリアの加入内定を発表! 10月に日本代表と対戦「千葉でプレーしていた時にサポーターがとても熱狂的だったことを覚えています」

アルビレックス新潟は8日、Aリーグ・メン(オーストラリア1部)のメルボルン・ビクトリーFCからオーストラリア代表DFジェイソン・カトー・ゲリア(31)の加入内定を発表した。メディカルチェック終了後に正式加入となり、チームへの合流は1月中旬が予定されている。 ジェイソン・ゲリアはメルボルン・ビクトリーでプロデビューを飾り、2018年にジェフユナイテッド千葉へ完全移籍。3シーズン日本でプレーし、J2リーグで通算57試合2得点の成績を残した。 その後は母国へ戻り、パース・グローリーFCを経て2021年7月にメルボルン・ビクトリーに復帰。2024-25シーズンはここまでAリーグ・メンの11試合でフル出場し、1ゴールを記録している。 オーストラリア代表からは2016年6月のデビューを最後に遠ざかっていたものの、メルボルン・ビクトリーで指揮を執っていたトニー・ポポヴィッチ監督が新指揮官に就任。2024年10月の2026年北中米W杯アジア最終予選で約8年ぶりの代表復帰を果たし、第4節の日本代表戦では先発した。 新潟でJリーグ復帰を果たすゲリア。クラブを通じてコメントしている。 「新潟でプレーできることをとても楽しみにしています。千葉でプレーしていた時にビッグスワンスタジアムでプレーして、サポーターがとても熱狂的だったことを覚えています。ホームでもアウェイにもスタジアムに駆け付けてくれる熱狂的なサポーターと、新潟のために戦います!」 2025.01.08 16:45 Wed
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新潟が右サイド支えるMF藤原奏哉と契約更新「チームを引っ張って行きたい」

アルビレックス新潟は6日、MF藤原奏哉(29)との契約更新を発表した。 藤原は阪南大学から2018年にギラヴァンツ北九州に加入。2021年から新潟でプレーしている。 2024シーズンもレギュラーとしてプレーし、明治安田J1リーグで37試合5得点。YBCルヴァンカップでも8試合に出場しチームの準優勝に貢献。天皇杯でも1試合に出場していた。 新潟で5年目を迎える藤原はクラブを通じてコメントしている。 「今年も新潟でプレーさせていただくことになりました。自分の力を発揮して、チームを引っ張って行きたいと思います!共に闘いましょう!」 2025.01.06 16:10 Mon
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JFL新宿が新潟退団のMF島田譲の加入を発表!「2025年絶対にJリーグに昇格」

クリアソン新宿は11日、アルビレックス新潟のMF島田譲(34)が完全移籍で加入することを発表した。 島田は鹿島アントラーズの下部組織出身で、ジュニアユース、ユースと昇格。早稲田大学へ進学すると、2013年にファジアーノ岡山に加入した。 2017年にV・ファーレン長崎へ移籍。2020年に新潟に加入していた。 新潟では5シーズンを過ごし、J1通算46試合に出場。J2通算108試合4得点を記録、リーグカップで7試合、天皇杯で5試合に出場していたが、2024シーズン限りで契約満了となっていた。 J1通算66試合、J2通算263試合9得点、リーグカップ通算15試合1得点、天皇杯通算17試合1得点を記録していた。 島田はクラブを通じてコメントしている。 「2025シーズンからクリアソン新宿に加入することになりました。島田譲です。このクラブの一員になれることを大変嬉しく光栄に思います。自分を必要としてくれて熱心に誘って頂いた丸山さん、北嶋監督、上田康太さんには心から感謝しています」 「5年ほど前に知人の紹介で丸山さんとお会いしたのが、僕のクリアソンとの最初の出会いになります。丸山さんが熱く語ってくれたクリアソンの理念やクラブの在り方に強く共感したのを覚えています」 「その後もクラブの理念と強化を両立させながら、JFLの国立の試合にあれだけのお客さんを集める姿を外から見ていて、本当に凄いクラブだなと思っていました」 「全てを用意された環境でプレーに専念してきたこれまでのクラブとは異なりますが、自分自身がビジネス側にも関われることは僕にとっては大きな魅力で、プレーする上でも大きなモチベーションになると思います」 「2025年絶対にJリーグに昇格して、クリアソンに関わる皆様と最高の瞬間を分かち合えるように、自分の全てを賭けて闘います!よろしくお願いします!」 2025.01.11 11:25 Sat
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新潟が攻撃のアクセントとなるMFダニーロ・ゴメスと契約更新「新潟の勝利のために戦います」

アルビレックス新潟は6日、MFダニーロ・ゴメス(25)との契約更新を発表した。 ダニーロ・ゴメスは、2023年にブラジルのポンチ・プレッタから完全移籍で加入した。 持ち味であるドリブルでの突破力を武器に、攻撃を支えたダニーロ・ゴメスは2年目となった2024シーズンは明治安田J1リーグで18試合、YBCルヴァンカップで8試合、天皇杯で2試合に出場した。 ダニーロ・ゴメスはクラブを通じてコメントしている。 「今シーズンは、どんな時も、どの試合でも自分のポテンシャルを最大限に発揮して、新潟の勝利のために戦います」 2025.01.06 12:07 Mon

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