ベスト4は市立船橋、青森山田、近江、堀越の4校に決定! 国立で市立船橋vs青森山田が実現、近江vs堀越はどちらも初の決勝に【高校サッカー選手権】
2024.01.04 19:45 Thu
高校サッカー選手権トーナメント表
4日、第102回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が各地で行われた。
28日に開幕を迎えた今大会。早くもベスト4が決定した。
2大会ぶりの優勝を目指す青森山田(青森)は昌平(埼玉)と対戦。青森山田は2回戦でPK戦を、昌平は2回戦、3回戦と続けてPK戦を制してきており、勝負強さが光る両者の対戦となった。
しかし、準々決勝は意外なワンサイドゲームに。開始2分に青森山田が先制すると、4分で2点目。19分に3点目が決まり、試合の大勢が決まった。
後半にも早々の44分に追加点が決まると、昌平は細かく繋いで仕掛けていくも青森山田の固い守備の前に決定機がほとんど作れず、4-0で青森山田がベスト4入りを果たした。
しかし18分に西丸のゴールで神村学園が追いつくと、22分には吉永のシュートが決まり2-1と逆転する。
後半に入ると53分に山本諒のゴールで近江が追いつくが、55分に名和田のFKが直接決まり再び神村学園が勝ち越し。このまま行くのかと思われたが、66分に山本、そして後半アディショナルタイム3分に鵜戸がネットを揺らして近江が土壇場で逆転。3-4で初のベスト4入りを決めた。
もう1つの会場では12大会ぶりの優勝を目指す市立船橋(千葉)と初出場の名古屋が対戦し、1-2で市立船橋が勝利。また、同会場で行われた堀越(東京A)vs佐賀東(佐賀)は2-1で堀越が勝利を収め、初のベスト4進出となった。
◆準々決勝結果
▽1月4日
【県立柏の葉公園総合競技場】
名古屋(愛知) 1-2 市立船橋(千葉)
堀越(東京A) 2-1 佐賀東(佐賀)
【浦和駒場スタジアム】
青森山田(青森) 4-0 昌平(埼玉)
神村学園(鹿児島) 3-4 近江(滋賀)
◆準決勝組み合わせ
▽1月6日
【国立競技場】
《12:05》
市立船橋(千葉) vs 青森山田(青森)
《14:10》
近江(滋賀) vs 堀越(東京A)
◆1回戦結果
▽12月28日
【国立競技場】
早稲田実(東京B) 0-2 広島国際学院(広島)
▽12月29日
【ゼットエーオリプリスタジアム】
名古屋(愛知) 1-1(PK:4-2) 日章学園(宮崎)
北海(北海道) 1-1(PK:6-5) 大手前高松(香川)
【県立柏の葉公園総合競技場】
市立船橋(千葉) 4-1 高川学園(山口)
帝京長岡(新潟) 3-2 長崎総科大附(長崎)
【浦和駒場スタジアム】
静岡学園(静岡) 6-0 明徳義塾(高知)
帝京大可児(岐阜) 2-1 柳ヶ浦(大分)
【埼玉スタジアム2〇〇2】
昌平(埼玉) 7-0 奈良育英(奈良)
山形明正(山形) 0-4 米子北(鳥取)
【ニッパツ三ツ沢球技場】
前橋育英(群馬) 3-1 立正大淞南(島根)
仙台育英(宮城) 0-4 神戸弘陵学園(兵庫)
【等々力陸上競技場】
明秀日立(茨城) 2-0 徳島市立(徳島)
矢板中央(栃木) 0-1 東海大仰星(大阪)
【駒沢陸上競技場】
帝京第三(山梨) 2-3 初芝橋本(和歌山)
堀越(東京A) 2-0 今治東(愛媛)
【味の素フィールド西が丘】
丸岡(福井) 0-1 佐賀東(佐賀)
◆2回戦結果
▽12月31日
【県立柏の葉公園総合競技場】
帝京長岡(新潟) 1-1(PK:4-5) 市立船橋(千葉)
岡山学芸館(岡山) 2-1 尚志(福島)
【ゼットエーオリプリスタジアム】
北海(北海道) 0-3 名古屋(愛知)
星稜(石川) 1-1(PK:3-0) 四日市中央工(三重)
【浦和駒場スタジアム】
青森山田(青森) 1-1(PK:5-3) 飯塚(福岡)
広島国際学院(広島) 1-1(PK:4-3) 静岡学園(静岡)
【埼玉スタジアム2〇〇2】
昌平(埼玉) 1-1(PK :4-3) 米子北(鳥取)
遠野(岩手) 0-1 大津(熊本)
【ニッパツ三ツ沢球技場】
神村学園(鹿児島) 2-0 松本国際(長野)
神戸弘陵学園(兵庫) 2-0 前橋育英(群馬)
【等々力陸上競技場】
東海大仰星(大阪) 1-1(PK:5-6) 明秀日立(茨城)
日大藤沢(神奈川) 1-1(PK:3-4) 近江(滋賀)
【駒沢陸上競技場】
初芝橋本(和歌山) 0-0(PK:7-8) 堀越(東京A)
明桜(秋田) 2-0 名護(沖縄)
【味の素フィールド西が丘】
富山第一(富山) 2-1 京都橘(京都)
帝京大可児(岐阜) 1-3 佐賀東(佐賀)
◆3回戦結果
▽1月2日
【県立柏の葉公園総合競技場】
市立船橋(千葉) 4-1 星稜(石川)
岡山学芸館(岡山) 1-1(PK:5-6) 名古屋(愛知)
【浦和駒場スタジアム】
昌平(埼玉) 2-2(PK:5-4) 大津(熊本)
青森山田(青森) 7-0 広島国際学院(広島)
【等々力陸上競技場】
明秀日立(茨城) 1-1(PK:2-4) 近江(滋賀)
神村学園(鹿児島) 2-1 神戸弘陵学園(兵庫)
【駒沢陸上競技場】
佐賀東(佐賀) 5-1 富山第一(富山)
明桜(秋田) 0-1 堀越(東京A)
28日に開幕を迎えた今大会。早くもベスト4が決定した。
2大会ぶりの優勝を目指す青森山田(青森)は昌平(埼玉)と対戦。青森山田は2回戦でPK戦を、昌平は2回戦、3回戦と続けてPK戦を制してきており、勝負強さが光る両者の対戦となった。
後半にも早々の44分に追加点が決まると、昌平は細かく繋いで仕掛けていくも青森山田の固い守備の前に決定機がほとんど作れず、4-0で青森山田がベスト4入りを果たした。
また、同会場で行われた神村学園(鹿児島)vs近江(滋賀)は思わぬ撃ち合いに。U-17日本代表のMF名和田我空や2月にヘンクに加入が決まっているU-17日本代表DF吉永夢希、ベガルタ仙台入りが内定しているFW西丸道人らを擁する神村学園は2大会連続のベスト4入りを目指す中、先に試合を動かしたのは近江。12分に鵜戸瑛士がネットを揺らす。
しかし18分に西丸のゴールで神村学園が追いつくと、22分には吉永のシュートが決まり2-1と逆転する。
後半に入ると53分に山本諒のゴールで近江が追いつくが、55分に名和田のFKが直接決まり再び神村学園が勝ち越し。このまま行くのかと思われたが、66分に山本、そして後半アディショナルタイム3分に鵜戸がネットを揺らして近江が土壇場で逆転。3-4で初のベスト4入りを決めた。
もう1つの会場では12大会ぶりの優勝を目指す市立船橋(千葉)と初出場の名古屋が対戦し、1-2で市立船橋が勝利。また、同会場で行われた堀越(東京A)vs佐賀東(佐賀)は2-1で堀越が勝利を収め、初のベスト4進出となった。
◆準々決勝結果
▽1月4日
【県立柏の葉公園総合競技場】
名古屋(愛知) 1-2 市立船橋(千葉)
堀越(東京A) 2-1 佐賀東(佐賀)
【浦和駒場スタジアム】
青森山田(青森) 4-0 昌平(埼玉)
神村学園(鹿児島) 3-4 近江(滋賀)
◆準決勝組み合わせ
▽1月6日
【国立競技場】
《12:05》
市立船橋(千葉) vs 青森山田(青森)
《14:10》
近江(滋賀) vs 堀越(東京A)
◆1回戦結果
▽12月28日
【国立競技場】
早稲田実(東京B) 0-2 広島国際学院(広島)
▽12月29日
【ゼットエーオリプリスタジアム】
名古屋(愛知) 1-1(PK:4-2) 日章学園(宮崎)
北海(北海道) 1-1(PK:6-5) 大手前高松(香川)
【県立柏の葉公園総合競技場】
市立船橋(千葉) 4-1 高川学園(山口)
帝京長岡(新潟) 3-2 長崎総科大附(長崎)
【浦和駒場スタジアム】
静岡学園(静岡) 6-0 明徳義塾(高知)
帝京大可児(岐阜) 2-1 柳ヶ浦(大分)
【埼玉スタジアム2〇〇2】
昌平(埼玉) 7-0 奈良育英(奈良)
山形明正(山形) 0-4 米子北(鳥取)
【ニッパツ三ツ沢球技場】
前橋育英(群馬) 3-1 立正大淞南(島根)
仙台育英(宮城) 0-4 神戸弘陵学園(兵庫)
【等々力陸上競技場】
明秀日立(茨城) 2-0 徳島市立(徳島)
矢板中央(栃木) 0-1 東海大仰星(大阪)
【駒沢陸上競技場】
帝京第三(山梨) 2-3 初芝橋本(和歌山)
堀越(東京A) 2-0 今治東(愛媛)
【味の素フィールド西が丘】
丸岡(福井) 0-1 佐賀東(佐賀)
◆2回戦結果
▽12月31日
【県立柏の葉公園総合競技場】
帝京長岡(新潟) 1-1(PK:4-5) 市立船橋(千葉)
岡山学芸館(岡山) 2-1 尚志(福島)
【ゼットエーオリプリスタジアム】
北海(北海道) 0-3 名古屋(愛知)
星稜(石川) 1-1(PK:3-0) 四日市中央工(三重)
【浦和駒場スタジアム】
青森山田(青森) 1-1(PK:5-3) 飯塚(福岡)
広島国際学院(広島) 1-1(PK:4-3) 静岡学園(静岡)
【埼玉スタジアム2〇〇2】
昌平(埼玉) 1-1(PK :4-3) 米子北(鳥取)
遠野(岩手) 0-1 大津(熊本)
【ニッパツ三ツ沢球技場】
神村学園(鹿児島) 2-0 松本国際(長野)
神戸弘陵学園(兵庫) 2-0 前橋育英(群馬)
【等々力陸上競技場】
東海大仰星(大阪) 1-1(PK:5-6) 明秀日立(茨城)
日大藤沢(神奈川) 1-1(PK:3-4) 近江(滋賀)
【駒沢陸上競技場】
初芝橋本(和歌山) 0-0(PK:7-8) 堀越(東京A)
明桜(秋田) 2-0 名護(沖縄)
【味の素フィールド西が丘】
富山第一(富山) 2-1 京都橘(京都)
帝京大可児(岐阜) 1-3 佐賀東(佐賀)
◆3回戦結果
▽1月2日
【県立柏の葉公園総合競技場】
市立船橋(千葉) 4-1 星稜(石川)
岡山学芸館(岡山) 1-1(PK:5-6) 名古屋(愛知)
【浦和駒場スタジアム】
昌平(埼玉) 2-2(PK:5-4) 大津(熊本)
青森山田(青森) 7-0 広島国際学院(広島)
【等々力陸上競技場】
明秀日立(茨城) 1-1(PK:2-4) 近江(滋賀)
神村学園(鹿児島) 2-1 神戸弘陵学園(兵庫)
【駒沢陸上競技場】
佐賀東(佐賀) 5-1 富山第一(富山)
明桜(秋田) 0-1 堀越(東京A)
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「高校生相手にはぶっちぎりたい」卒業後はサウサンプトン行きの高岡伶颯、良きライバルでG大阪内定のFW名和田我空に言及「刺激を与えていきたい」
来年2月に開催されるU20アジアカップ2025に出場するU-19日本代表候補が、16日から国内トレーニングキャンプをスタートさせた。 船越優蔵監督が率いるU-19日本代表。来年9月にはチリでU-20ワールドカップ(W杯)が開催され、先日大岩剛監督が就任したロサンゼルス・オリンピックを目指す世代となる。 プロ選手はシーズンオフ、高校生、大学生は選手権やインカレがある中でのトレーニングキャンプとなった。 トレーニング後、FW高岡伶颯(日章学園高校)が初日を振り返り「全員が集まって、色々なコンディションがある中でも良いトレーニングができたと思います」とコメント。「移動日も含めて想定していたので、良いコンディションでできました」と、問題なく動けたとした。 今回のトレーニングキャンプに自身が持ってきたテーマについては「今年は「ぶっちぎる力」ということを掲げてやってきて、この代表でも自分がやってきた「ぶっちぎる力」に特化した練習もしてきたことをしっかり出せればと思います」とコメント。「昨年の選手権で悔しい思いをして、自分は何もやれなかったです。色々な良い経験をさせてもらっている中で、高校生の中では「ぶっちぎる」ということをやらなければいけないと思います」と、活躍できなかった思いから設定したとし、「“やれる”ではなく“ぶっちぎる”ということ。先を見据えて、高校生相手にやれることは当たり前で、高校生相手に“ぶっちぎる”ことで上に行った時に普通になるかなと思います。先を見据えた成長として設定しました」と、高い目標設定のためにも、同世代で“ぶっちぎる”ことが必要だと感じたようだ。 具体的な取り組みについては「色々なことをやってきましたが、気持ちの面もそうですし、(高校では)主将としてやらせてもらってきたので、自分の課題だけじゃなく、チームとしての課題を克服することは難しかったですが、チームメイトも支えてくれたので、「ぶっちぎる力」ということは色々な経験を通して、メンタルなども育ったと思います」と、精神面での成長があったとのこと。「サッカーへの考え方が変わって、このままじゃダメだということを自覚してプレーに変化が出たと思います」と、高いレベルを目指すための心が育まれたようだ。 2025年は2月にAFC U20アジアカップが開催。自身は3月にサウサンプトンへと加入し、卒業後にヨーロッパに挑戦する。それでも今考えているのは年末から始まる最後の高校サッカー選手権だという。 「今年は選手権もありますし、来年は1月13日に選手権の決勝に行けばあるので、今年はまずこの代表に集中して、得たものを選手権のためにみんなに還元したいと思います」 選手権での活躍と母校の勝ち上がりに貢献したい高岡。一方で、同世代であり代表でも共にプレーしてきた神村学園高等部のFW名和田我空は、ブレンビーへのトレーニング参加もしていたが、ガンバ大阪入りが決定した。 ライバルの選択については「これからも刺激していく中なので、ガンバ大阪を選んだ意見は尊重したいと思います」とコメント。ただ「これから僕はサウサンプトンに行って、しっかりトップに昇格して、そこで活躍して我空にもっと刺激を与えていきたいと思います」と語り、良きライバルよりも先にヨーロッパに挑戦し、先を歩んでいきたいと意気込んだ。 2024.12.17 07:30 Tue4
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