豪州に大苦戦のデンマーク…先制弾のエリクセン「難しい試合だった」
2018.06.22 00:45 Fri
21日に行われたロシア・ワールドカップのグループC第2節でデンマークはオーストラリアと1-1で引き分けた。この試合で先制点となる芸術ボレーを決めたクリスティアン・エリクセンが試合を振り返った。
序盤に攻勢を強めたデンマークは7分、オーストラリアのクリアボールを拾い、ニコライ・ヨルゲンセンが巧みなトラップで収めると、走り込んでいたエリクセンへパス。これをエリクセンが弾道を抑えたボレーをゴールに突き刺し、デンマークが先制点を奪取した。
しかし、38分にユスフ・ポウルセンがPA内でハンドを犯したとして、VAR判定の末にオーストラリアにPKが与えられた。このPKを決められ同点に。後半はオーストラリアに押し込まれる展開となり、勝ち越しゴールを決められず。1-1のドロー決着となった。
試合後にエリクセンは、オランダの『NOS』のインタビューで、オーストラリアとのゲームを「難しい試合だった」とし、「僕たちは非常に強いスタートを切った。しかし、ペナルティがあってその後にポイントを失う可能性があったね」と振り返った。
デンマークはこれで2試合で4ポイントを挙げ、最終節のフランス戦にグループリーグ突破を懸けることとなった。デンマークの10番は「(フランス戦で)より良いサッカーをしてポイントを取るつもりだ」と、優勝候補のフランス相手に奮起を誓った。
デンマークは26日に最終節のフランス戦に臨む。
提供:goal.com
序盤に攻勢を強めたデンマークは7分、オーストラリアのクリアボールを拾い、ニコライ・ヨルゲンセンが巧みなトラップで収めると、走り込んでいたエリクセンへパス。これをエリクセンが弾道を抑えたボレーをゴールに突き刺し、デンマークが先制点を奪取した。
しかし、38分にユスフ・ポウルセンがPA内でハンドを犯したとして、VAR判定の末にオーストラリアにPKが与えられた。このPKを決められ同点に。後半はオーストラリアに押し込まれる展開となり、勝ち越しゴールを決められず。1-1のドロー決着となった。
試合後にエリクセンは、オランダの『NOS』のインタビューで、オーストラリアとのゲームを「難しい試合だった」とし、「僕たちは非常に強いスタートを切った。しかし、ペナルティがあってその後にポイントを失う可能性があったね」と振り返った。
デンマークはこれで2試合で4ポイントを挙げ、最終節のフランス戦にグループリーグ突破を懸けることとなった。デンマークの10番は「(フランス戦で)より良いサッカーをしてポイントを取るつもりだ」と、優勝候補のフランス相手に奮起を誓った。
デンマークは26日に最終節のフランス戦に臨む。
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11月20日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがカタールの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。15カ国目は、デンマーク代表を紹介する。 ◆デンマーク代表 監督:カスパー・ヒュルマンド 主将:シモン・ケアー 予選成績:9勝1敗 W杯出場数:2大会連続6回目 W杯最高位:ベスト8 FIFAランク:10位 ◆今大会屈指のサプライズ候補 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/WC2022_Denmark_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユーロ1992でサプライズの初優勝を遂げたダニッシュ・ダイナマイトは、今大会でその再現を目指す。昨年のユーロ2020での躍進をキッカケに、W杯欧州予選やUEFAネーションズリーグでも見事な戦いを披露しているヒュルマンド率いるデンマーク。真のワールドクラスと呼べるタレントはエリクセンのみだが、多くの実力者を擁し[3-5-2(3-4-2-1)]の布陣で一体感溢れるプレースタイルを見れば、今大会屈指のサプライズ候補と言っても過言はない。 GKのポジションでは絶対的な守護神シュマイケルをドイツの首都でプレーするクリステンセン、レノウがサポートする形だ。昨季までレスターで安定感際立つパフォーマンスを見せていたシュマイケルだが、今夏電撃移籍した新天地のニースではチームと共に振るわないパフォーマンスが続いているが、代表チームでは普段通りの安定したプレーを見せており、大きな問題とはならないはずだ。 ディフェンスラインではケアーとアンドレアス・クリステンセン、アンデルセンが3バックの主軸を担う。アンデルセンを除き負傷明けのケアーとA・クリステンセンの状態は気がかりだが、万全の状態であれば、圧倒的な対人の強さと正確なフィードによって攻守両面における高い貢献が期待できる。左右のウイングバックでは中盤的な要素が強いヴァスを除き推進力と対人能力に優れる質実剛健なメンバーが揃った。主力候補のラスムス・クリステンセンとメーレの運動量、攻撃参加はチームにとって重要な要素だ。 中盤ではトップ下起用が見込まれるエリクセンと、セントラルMFでコンビを組むハードワーカーのホイビュアとデラネイのベテラン3選手が絶対的な存在だ。そして、セントラルMFでが献身性とスマートなプレーが売りのイェンセンとノルゴーアがバックアップを担い、ダムスゴーアとリンドストロームの若手2選手はエリクセンのバックアップと共に、前線が2シャドーを採用した際にはスタメン候補となる。 前線はビッグネームはいないものの、ハードワークとフィジカル能力に長けたコーネリウスやポウルセン、ヴィンドといったターゲットマンタイプと、万能型のドルベリ、創造性と左足のテクニックに長けたスコフ・オルセン、ウイングバックでもプレー可能なスコフらセカンドトップタイプの選手が揃う。基本はコーネリウスとスコフ・オルセンの2トップが有力だが、多士済々のアタッカー陣を相手に合わせて起用する形となる。 ◆超WS的注目プレーヤー MFクリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/WC2022_Denmark_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デンマークの注目プレーヤーは、不撓不屈の精神力を持つ司令塔のエリクセンだ。昨夏開催のユーロで試合中に心停止を起こす悲劇に見舞われた30歳だが、昨季後半にブレントフォードで奇跡の戦列復帰を果たすと、今年3月に行われた代表復帰戦ではいきなりゴールを挙げる、圧巻のカムバックを見せた。今夏、新天地を求めて加入したマンチェスター・ユナイテッドでも開幕から安定したパフォーマンスを披露し、新生ユナイテッドを牽引。中断前最後の一戦となったフルアム戦では加入後初ゴールを記録し、今大会に向けて大きな弾みをつけている。さすがに優勝は厳しいかもしれないが、1998年フランス大会のベスト8更新にチームを導きたい。 ◆登録メンバー GK 1.カスパー・シュマイケル(ニース/フランス) 16.オリヴァー・クリステンセン(ヘルタ・ベルリン/ドイツ) 22.フレデリック・レノウ(ウニオン・ベルリン/ドイツ) DF 2.ヨアキム・アンデルセン(クリスタル・パレス/イングランド) 3.ビクトル・ネルソン(ガラタサライ/トルコ) 4.シモン・ケアー(ミラン/イタリア) 5.ヨアキム・メーレ(アタランタ/イタリア) 6.アンドレアス・クリステンセン(バルセロナ/スペイン) 13.ラスムス・クリステンセン(リーズ/イングランド) 17.イェンス・ストリガー・ラーセン(トラブゾンスポル/トルコ) 26.アレクサンダー・バー(ベンフィカ/ポルトガル) MF 7.マティアス・イェンセン(ブレントフォード/イングランド) 8.トーマス・デラネイ(セビージャ /スペイン) 10.クリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 14.ミッケル・ダムスゴーア(ブレントフォード/イングランド) 15.クリスティアン・ノルゴーア(ブレントフォード/イングランド) 18.ダニエル・ヴァス(ブレンビー) 23.ピエール=エミール・ホイビュア(トッテナム/イングランド) 25.イェスパー・リンドストローム(フランクフルト/ドイツ) FW 9.マルティン・ブラースヴァイト(エスパニョール/スペイン) 11.アンドレアス・スコフ・オルセン(クラブ・ブルージュ/ベルギー) 12.カスパー・ドルベリ(セビージャ/スペイン) 19.ヨナス・ヴィンド(ヴォルフスブルク/ドイツ) 20.ユスフ・ポウルセン(RBライプツィヒ/ドイツ) 21.アンドレアス・コーネリウス(コペンハーゲン) 24.ロバート・スコフ(ホッフェンハイム/ドイツ) ◆グループステージ日程 ▽11/22 《22:00》 vsチュニジア代表 @エデュケーション・シティ・スタジアム ▽11/26 《25:00》 vsフランス代表 @スタジアム974 ▽11/30 《24:00》 vsオーストラリア代表 @アル・ジャヌーブ・スタジアム 2022.11.18 22:10 Fri3
30歳になっても“問題児”…タクシー運転手暴行のベントナーが謝罪
▽タクシー運転手に対する暴行事件を起こして逮捕されていたデンマーク代表FWニクラス・ベントナーが、事件について謝罪した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ▽ベントナーは、タクシー運転手への暴行を行ったとして、9日の朝にコペンハーゲン警察に通報。通報した運転手が所属する『Dantaxa』は、運転手がアゴの手術を受けていると声明を発表していた。ベントナーは、その後に逮捕されていた。 ▽所属するローゼンボリやデンマークサッカー協会は今回の件について声明を出すことを拒否。事件について調べるとしていた中、ベントナー本人が謝罪を行った。 「残念な結果になり、僕も悲しい。一部の人に謝罪したいと思います」 「ローゼンボリファンの皆さんへ。今回のことを謝罪します。ローゼンボリに忠誠を誓うファンの皆さんのためにプレーすることは、最初から喜びでした。そして、自分自身、チームについて誇りに思ってくれていることを、名誉と感じています」 「クラブへ。僕自身が今日ここに立っていることを心から謝罪します。ローゼンボリは僕にとってより良いクラブでした。新たな家、新たな家族と感じており、僕には新たなスタートがひつようでした。なりたい人になることは簡単でした」 「親愛なるチームメイトには、重要な時期に集中力を奪ってしまうことを謝罪します。皆さんの理解に感謝し、それを受け止めています」 「1年半にわたって、毎日ロッカールームを共有した彼らは、僕のことを知ってくれています。しかし、もし愛している人々をピッチ内外で守ることができなければ、ファイターではあってはいけない。僕はそうではありませんでした」 ▽ベントナーは、アーセナルやユベントス、ヴォルフスブルクでプレー。これまでも、ピザ屋でクレジットカードが使えなかったために無償提供を要求する事件や、自動車を破壊する器物破損、飲酒運転など問題行動を起こしていた。 2018.09.12 12:00 Wed4
カスパーの勇敢な救助活動…父ピーターが率直な思いを吐露
▽マンチェスター・ユナイテッドOBで元デンマーク代表GKのピーター・シュマイケル氏が、息子であるレスター・シティの同代表GKカスパー・シュマイケルの勇敢な行動を称賛すると共に、父親としての率直な思いを吐露した。 ▽その行動とは、レスターオーナーのヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏ら搭乗者5名の命を奪ったヘリコプター墜落事故の救助活動だ。事故発生当時、シュマイケルはすぐさま現場に駆けつけ、炎で包まれたヘリコプターから人命救助を試み、警察官に制止されたことが明らかになっている。 ▽そのカスパーの父であるピーター・シュマイケル氏は、イギリス『BBC』の『BBC Radio 5 live's Sportsweek』で次のように言及。息子に対して、いち人間としての「誇り」を感じると同時に、父として「怒り」の感情がこみ上げたことを明かした。 「私は息子のリアクションを誇りに思う。真っ先にやろうとしたことが救助活動だったのだからね」 「彼は炎上しているヘリコプターに走って行った。誰の親だって、あんなことは子供にさせたくない」 「私の息子は尊敬の念を欠かさない思いやりのある繊細な男だ。彼はとんでもないことをやった」 「今は難しい状況にある。私も彼の気持ちを読み取ろうとしていて、大きな反動がないことを願う」 2018.11.19 12:45 Mon5