【CLグループB展望】4チーム共に主力流出…突破のカギは新戦力

▽CL常連の4チームが揃ったものの、優勝を争うメガクラブが1つもおらず、今グループステージで最も実力が拮抗しているグループB。4チーム全てに勝ち抜けの可能性があるものの、実績や選手層で上回るベンフィカとナポリが突破の本命だ。

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◆編集部予想
◎本命:ベンフィカ
○対抗: ナポリ
△連下:ベシクタシュ
△連下:ディナモ・キエフ


◆実績で筆頭も主力流出の影響は~ベンフィカ~

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▽グループBで最も実績豊富なベンフィカが、グループB首位通過の本命だ。DFルイゾンやGKジュリオ・セーザル、FWジョナスらベテランに加え、FWミトログル、MFサルビオらの中堅、MFゴンサロ・グエデスらの若手とスカッドのバランスが良く、チーム全体でヨーロッパの戦い方を熟知している点も本命に推す理由の1つだ。その一方で今夏の移籍市場では、MFガイタン、MFレナト・サンチェス、MFタリスカなど主力が流出しており、その点が気がかり。彼らの穴埋めに獲得した選手は、MFジブコビッチやMFラファ・シウバ、MFオルタ、DFカライカなど10代後半から20代前半の若手であるため、その若武者が早いうちから才能を開花できなければ、難しい戦いを強いられるかもしれない。

◆完成度で勝るが決定力に不安~ナポリ~

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▽サッリ体制で初のCL参戦となるナポリは、タレントの質やチームとしての組織力という部分で大きなアドバンテージを持つ。ただ、絶対的なエースだったFWイグアインの流出の影響は計り知れない。同選手の売却資金を使ってFWミリクを始め、MFジャッケリーニ、MFログ、MFジエリンスキ、DFマクシモビッチなどを獲得し、選手層に厚みを加えたものの、チーム総得点の大半に絡んだ得点源の穴埋めは困難だ。リーグ戦と並行して新たな得点パターンの構築がグループステージ突破のカギを握る。ただ、新戦力の加入によって持ち味の堅守はさらに強固となるだけに、大崩れはしないはずだ。

◆智将ギュネシュの手腕に注目~ベシクタシュ~

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▽フェネルバフチェ、ガラタサライの2大ライバルを破ってトルコ王者に輝いたベシクタシュは、智将ギュネシュの采配に注目だ。タレントの長所を生かしつつ、組織的な守備やパスワークを巧みに落とし込むトルコ人指揮官が、今夏獲得したDFアドリアーノやMFインレル、MFタリスカ、FWアブバカルをうまく機能させることができれば、突破の可能性は十分にあるはずだ。トルコのクラブは得てして内弁慶な傾向があるだけに、アウェイゲームの戦い方も重要となる。

◆粘り強い戦いで勝ち点を拾えるか~ディナモ・キエフ~

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▽昨シーズンのCLベスト16チームのディナモ・キエフだが、今回のグループステージでは苦戦が予想される。今夏の移籍市場ではDFドラゴビッチの流出こそあったものの、それ以外は獲得選手を含めて、ほとんど動きがなかった。これをプラスに取る向きもあるが、ユーロ2016で苦戦を強いられたウクライナ代表の主力を揃えるチームには、やや停滞感が漂う。エースのFWヤルモレンコがFWデルリス・ゴンサレスらと共にチームのストロングであるサイドアタックをけん引できるかが、突破のカギとなる。

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超ワールドサッカー編集部
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