頭蓋骨骨折からの完全復活…ヒメネスがW杯初ゴール、歓喜の涙にファンも胸打たれる

【FIFAワールドカップ2026】メキシコ 2-0 南アフリカ(日本時間6月12日/エスタディオ・アステカ)

メキシコ代表FWラウル・ヒメネスが、4度目のワールドカップ出場にして待望の初ゴールを記録した。かつて頭蓋骨骨折の大怪我を負ったストライカーの“復活弾”と、その後に見せた涙が大きな反響を呼んでいる。

共催国のメキシコは12日、FIFAワールドカップ2026グループA第1節で南アフリカ代表と対戦。4大会連続出場となったヒメネスは、ワントップとしてスタメン出場した。すると1点リードで迎えた67分に歓喜の瞬間を迎える。

最終ラインからのビルドアップを起点に攻撃が展開されると、右サイドでボールを受けたFWロベルト・アルバラードが左足でインスイングのクロスを供給。これに反応したヒメネスが、ディフェンスラインの背後へ抜け出し、ファーサイドでフリーになると、正確なヘディングでネットを揺らした。

ゴール後、ヒメネスはコーナーフラッグ付近まで走り、拳を突き上げるなど感情が爆発。その後は両手を握りしめて何度も振り、最後は空を指差し、スタジアムに詰めかけたメキシコサポーターたちもエースのゴールに声援と拍手を送った。さらに駆け寄ったチームメイトと抱擁を交わす中、その目には涙が浮かんでいた。

ヒメネスは2020年11月、ウルヴァーハンプトン在籍時のアーセナル戦でDFダヴィド・ルイスと激しく交錯し、頭蓋骨骨折の重傷を負った。長期離脱を余儀なくされ、選手生命すら危ぶまれたが、約9カ月に及ぶリハビリを経て2021年7月に復帰を果たしている。

度重なる困難を乗り越え、4大会連続出場の舞台で刻んだ初ゴール。SNS上では「ヒメネス初ゴールなのか」「完璧なヘディング」「この年齢でも健在」「自国開催で決めるのはさすが」など称賛の声が相次いだほか、「涙に胸を打たれた」「こっちまで泣きそうになった」といった感動の声も多く見られた。

大怪我を乗り越えたストライカーが、自国開催の大舞台でついに結果を残した。その一撃は、勝利以上の意味を持つゴールとなった。

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超ワールドサッカー編集部
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