「僕はここで幸せ」レアルからの関心もアーセナルへの思いを語るサリバ、チームに残り「ここで大きなものを勝ち取りたい」と意気込む
2025.03.11 23:58 Tue
サリバ(右)はアーセナルでの目標があると語る
アーセナルのフランス代表DFウィリアム・サリバが、契約問題についてコメント。チームへの残留を望んでいるとした。
現在23歳のサリバ。2019年7月にサンテチェンヌからアーセナルに加入すると、サンテチェンヌ、ニース、マルセイユと母国フランスへ3度のレンタル移籍を経験する。
2022年6月にアーセナルへと復帰すると、チームの守備の要として君臨。ここまで公式戦121試合で7ゴール2アシストを記録。今シーズンも公式戦38試合に出場し2ゴールを記録している。
チームの要としてプレーしているサリバだが、レアル・・マドリーが獲得に向けて強い関心を示していると報道。アーセナルとの契約は2027年夏までとなっている中、去就が注目された。
そのアーセナルは、2年連続でプレミアリーグ2位に終わり、今シーズンもここまで2位。首位のリバプールとの勝ち点差が離れ、優勝は厳しい状況となっている。
サリバは12日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのPSV戦に向けた記者会見に出席。クラブとの契約交渉は進んでいないとしながらも、チームに残り、タイトルを獲得したいという思いを語った。
「まだだ。まだ数年残っているから、今のところ急ぐ必要はない」
「僕はここで幸せだ。それだけだよ。アーセナルで大きなものを勝ち取りたい。何も勝ち取らずにこのクラブを去れば、ファンは忘れてしまうだろう。僕はここで大きなものを勝ち取りたい」
また、個人としての目標についても言及。まだまだ自身には成長の余地があるとし、パートナーであるブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスも大きな助けになっているとした。
「いつか世界最高のディフェンダーになりたい。たくさん練習してトロフィーも勝ち取らないといけないのは分かっているが、それが僕の夢だ」
「まだそこまでには至っていないと思うが、現時点ではベストではない。僕にとって今シーズンはあまり良い成績が出ていないからだ。シーズンを振り返り、自分のプレーに取り組まなければならない。でも今シーズンは、あまり良い成績が出ていない」
「特にパートナーのガブリエウに注目する必要がある。彼は今シーズン、本当に素晴らしいプレーをしてきた。僕より優れたディフェンダーは数人いるが、もちろん自分自身に集中してもっと努力しなければならない」
現在23歳のサリバ。2019年7月にサンテチェンヌからアーセナルに加入すると、サンテチェンヌ、ニース、マルセイユと母国フランスへ3度のレンタル移籍を経験する。
2022年6月にアーセナルへと復帰すると、チームの守備の要として君臨。ここまで公式戦121試合で7ゴール2アシストを記録。今シーズンも公式戦38試合に出場し2ゴールを記録している。
そのアーセナルは、2年連続でプレミアリーグ2位に終わり、今シーズンもここまで2位。首位のリバプールとの勝ち点差が離れ、優勝は厳しい状況となっている。
アーセナル加入後、コミュニティ・シールドを2度制しているものの、シーズンを通したタイトルは経験がない。
サリバは12日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのPSV戦に向けた記者会見に出席。クラブとの契約交渉は進んでいないとしながらも、チームに残り、タイトルを獲得したいという思いを語った。
「まだだ。まだ数年残っているから、今のところ急ぐ必要はない」
「僕はここで幸せだ。それだけだよ。アーセナルで大きなものを勝ち取りたい。何も勝ち取らずにこのクラブを去れば、ファンは忘れてしまうだろう。僕はここで大きなものを勝ち取りたい」
また、個人としての目標についても言及。まだまだ自身には成長の余地があるとし、パートナーであるブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスも大きな助けになっているとした。
「いつか世界最高のディフェンダーになりたい。たくさん練習してトロフィーも勝ち取らないといけないのは分かっているが、それが僕の夢だ」
「まだそこまでには至っていないと思うが、現時点ではベストではない。僕にとって今シーズンはあまり良い成績が出ていないからだ。シーズンを振り返り、自分のプレーに取り組まなければならない。でも今シーズンは、あまり良い成績が出ていない」
「特にパートナーのガブリエウに注目する必要がある。彼は今シーズン、本当に素晴らしいプレーをしてきた。僕より優れたディフェンダーは数人いるが、もちろん自分自身に集中してもっと努力しなければならない」
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ニューカッスルはビッグクラブからの関心が報じられ続けるスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク(25)について、改めて売却を拒否する方針を固めたようだ。 今シーズンはプレミアリーグで上位争いに加わるニューカッスル。また、先週末に行われたEFLカップ(カラバオカップ)決勝ではリバプールを破り、悲願となるタイトル獲得も成し遂げた。 好調なシーズンを送るチームで、絶対的な得点源として活躍するのがイサクだ。今シーズンは公式戦33試合23ゴール5アシストを記録しており、プレミアリーグでも25試合19ゴールと出色のパフォーマンスを見せている。 EFL決勝でも得点するなど絶好調のイサクについては、当然ビッグクラブが放っておかず。今夏の移籍市場ではアーセナルやリバプール、バルセロナなどが獲得に動くとも報じられていた。 しかし、イギリス『デイリー・メール』によると、ニューカッスルのオーナーであるヤシール・アル・ルマイヤン氏はお気に入り選手であるイサクの売却を検討すらせず。クラブに対していかなるオファーも拒否するよう伝えたとのことだ。 イサクとニューカッスルの契約はまだ2028年夏まで残っているが、クラブは今夏新契約についての話し合いを計画中。悲願のタイトルを獲得し、さらに来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権も獲得すれば、リーグ屈指のストライカーに相応しい新契約をオファーできると考えているようだ。 2025.03.18 13:25 Tue4
【プレミア注目プレビュー】上位戦線左右する赤と青のロンドンダービー
プレミアリーグ第29節、アーセナルvsチェルシーが、日本時間16日22:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。上位戦線の行方を左右する赤と青の名門2クラブによる激戦必至のロンドン・ダービーだ。 2位のアーセナル(勝ち点55)は前節、マンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦し、1-1のドローに終わった。ウェストハム、ノッティンガム・フォレスト同様に後ろ重心の相手に対して、ここ数試合の攻撃面の課題を露呈。ライスの同点ゴールに守護神ラヤの好守によって敗戦を回避したが、リーグ3試合未勝利に。 首位との暫定勝ち点差は「15」に広がり、逆転優勝は絶望的となり、今後の成績次第でチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにも巻き込まれかねない状況でもあり、ホーム開催のダービーで勝ち切りたいところだ。直近のCLラウンド16・2ndレグでは初戦7-1のアドバンテージを受け、多くの主力を温存した末にPSVと2-2のドローに終わったが、2戦合計9-3でベスト8進出。主力温存に控え組にプレータイムを与え、上々の仕上がりでダービーマッチを迎えた。 一方、4位のチェルシー(勝ち点49)は前節、レスター・シティに1-0の勝利。名手パーマーの初めてのPK失敗もあって厳しい戦いを強いられたが、ククレジャの鮮烈なミドルシュートによって競り勝ってリーグ連勝を達成。続くカンファレンスリーグ(ECL)のラウンド16・2ndレグのコペンハーゲン戦も伏兵デューズバリー=ホールのゴールを守り切って同じく1-0勝利。連勝でベスト8進出を決めた。一部ポジションを除いて中2日での連戦となり、コンディション面では難しい戦いとなるが、公式戦4連勝の勢いでダービー勝利といきたい。 なお、昨年11月に行われたスタンフォード・ブリッジでの前回対戦はマルティネッリ、ペドロ・ネトがゴールを奪い合い、内容面でも拮抗の1-1のドロー決着となっていた。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:ラヤ DF:ティンバー、サリバ、ガブリエウ、ルイス=スケリー MF:ウーデゴール、トーマス、ライス FW:ヌワネリ、トロサール、マルティネッリ 負傷者:DF冨安健洋、FWサカ、ガブリエウ・ジェズス、ハヴァーツ 出場停止者:なし 出場停止者はいないが、保有元との対戦となるスターリングが起用不可となる。負傷者に関してはここ数試合と大きな変化はない。 スタメンはリーグ前節のユナイテッド戦をベースにカラフィオーリ、メリーノに代えてルイス=スケリー、マルティネッリを起用し、トロサールを最前線に配置する形を予想。もちろん、ホワイト、カラフィオーリ、メリーノらにもチャンスはあるはずだ。 ◆チェルシー◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:ロベルト・サンチェス DF:リース・ジェームズ、フォファナ、コルウィル、ククレジャ MF:カイセド、エンソ・フェルナンデス MF:サンチョ、パーマー、エンクンク FW:ペドロ・ネト 負傷者:DFグスト、MFケリーマン、FWジャクソン、マドゥエケ、マルク・ギウ 出場停止者:なし 出場停止者はいないが、ドーピング問題でムドリクが引き続き起用不可となる。負傷者に関しては前線の数名に加え、グストに欠場の可能性がある。 スタメンに関しては前述の11名を予想。リース・ジェームズが中盤で起用される場合は、フォファナの右サイドバック、アダラビオヨのセンターバックという形になる。より守備的に戦う際にはラヴィアをカイセドの相棒に置き、エンソ・フェルナンデスを1列前に置くことも想定される。 ★注目選手 ◆アーセナル:DFマイルズ・ルイス=スケリー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> スリーライオンズ入り果たした18歳の俊英。ブカヨ・サカ以来の逸材アタッカーとして台頭するヌワネリとともに、今季のガナーズで躍動を見せるルイス=スケリー。本来は守備的MFを主戦場とするが、負傷者の影響で手薄だった左サイドバックとして台頭し、ここまで公式戦25試合1ゴール1アシストを記録。 後に取り消されたウォルバーハンプトン戦含め、カードトラブルや守備時の判断に若手らしさは残るものの、先輩MFライスが「18歳にして、あれほど優秀で、あれほど落ち着いていて、あれほど強いなんて、まるで研究室で作られたかのようだ」と絶賛する才能は本物だ。 その活躍が評価されて、トゥヘル新体制のイングランドA代表に初招集。イングランド国内で最も注目を浴びるティーンエイジャーの一人だ。今回の一戦における起用法はスタメン、途中出場のいずれも想定されるが、スリーライオンズでの初の戦いに向けてアピールといきたい。 ◆チェルシー:MFコール・パーマー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250315_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 終盤戦へ復活待たれるエース。マンチェスター・シティからの加入で昨季はプレミアリーグMVP級の活躍を見せたイングランド代表MF。今季もここまでリーグ戦28試合14ゴール6アシストと上々の数字を残しているが、1ゴール1アシストを記録した1月14日のボーンマス戦以降は公式戦10試合連続でノーゴールノーアシスト。直近のレスター戦では加入後初のPK失敗などアタッキングサードでの冷静さ、自信を失っている印象だ。 ECLのリーグフェーズは登録外で全休も、リーグ戦では2シーズン連続でほぼフル稼働と勤続疲労は間違いなくあり、前線で良い関係性を築いたジャクソン不在の影響で周囲の選手にフラストレーションを募らせる場面も少なくない。ただ、熾烈なCL出場権争いが続くなかで攻撃面で負うべき責任は大きく、加入後初めての挫折を乗り越えたい。 リーグ屈指の堅守を誇る相手に2カ月ぶりのゴールを決められれば、間違いなく終盤戦に向けた復活に繋がるだけに、敵地エミレーツ・スタジアムでは久々のゴールパフォーマンスを披露したい。 2025.03.16 18:20 Sun5