「初タイトルは嬉しかった」最前線でプレスのスイッチに、広島FWジャーメイン良はプレーのしやすさを語る「どんどん前に行きやすい」

2025.02.08 22:40 Sat
新戦力のジャーメイン良はフル出場で勝利貢献
©超ワールドサッカー
新戦力のジャーメイン良はフル出場で勝利貢献
サンフレッチェ広島のFWジャーメイン良が、FUJIFILM SUPER CUP 2025の勝利を振り返った。8日、国立競技場でJリーグの新シーズン開幕を告げるFUJIFILM SUPER CUPが開催。広島がJ1王者であり、天皇杯王者のヴィッセル神戸と対戦した。

現行の方式では最後となる今回のFUJIFILM SUPER CUP。試合はAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の戦いを見据えてメンバーを落とした神戸に対し、広島はしっかりとベストメンバーで臨むと、前半から圧倒。トルガイ・アルスランのゴールで先制すると、後半には荒木隼人がCKから追加点。神戸には大きな決定機をほとんど作らせず、0-2で勝利を収めた。
ジュビロ磐田から完全移籍で加入したジャーメイン。1トップで先発フル出場を果たすと、持ち味であるスピードを活かした前線からのハイプレスで神戸のビルドアップを限定。強度の高いプレーを続けていた。

試合後の取材に応じたジャーメインは「初タイトルは嬉しかったです」と、プロキャリア初のタイトルに喜び。終盤でもスプリントを続けていた理由については「キャンプから自分のタスクも言われていたので、そういったところも数字が出ればと思います」と語り、「前線に大迫(勇也)選手がいましたし、良いボールを入れられると起点にされてしまうので、そこに正確なボールを蹴らせないようにしっかりプレスをかけました」と、GKの新井章太に良いボールを蹴らせないように意識していたとした。
新天地の初の公式戦では十分に役割を果たしたジャーメイン。「最初のゲームから違和感なくいけましたし、後ろからのディフェンスの圧力もあるのでどんどん前に行きやすいです。そこは自分に求められていることです」と、前からのプレスはやりやすいとコメントした。

一方で、決定機を逸するなどゴールはなし。「チャンスは何本かありましたし、キャンプでやっていたような形もあったので、決めたかったです」と、悔しさも滲ませた。

これまでベガルタ仙台、磐田でプレーしてきたジャーメイン。広島ほどチームがボールを保持してプレーすることはなかった中、改めて違うタイプのチームでのプレーに「ジュビロのJ2時代とかもそうでしたが、チームとして統一して強みを発揮できて、攻撃の回数も多かったので、FWとしてはやりがいのあるゲームだったなと思います」と、やりやすさもあったという。

一方で、「押し込まれている時とか、自陣で苦しい時に前で収めるということは、ここ数年で培ってきたところなので、そういった部分では自分の良さを出せると思います」と、これまでやり続けてきたことを試合中に出せるともコメント。昨季ブレイクした中で、どこまで結果を残すか注目が集まる。

1 2

ジャーメイン良の関連記事

thumb 16日、明治安田J1リーグ第6節、サンフレッチェ広島vs柏レイソルがエディオンピースウイング広島で行われ、1-1のドローに終わった。 1試合未消化ながら3勝1分けの無敗で上位に位置する広島。ただ、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝では没収試合扱いとなった1stレグの結果が響き、12日に行われた2nd 2025.03.16 16:06 Sun
【明治安田J1リーグ第6節】 2025年3月16日(日) 14:00キックオフ サンフレッチェ広島(3位/10pt) vs 柏レイソル(4位/10pt) [エディオンピースウイング広島] ◆失意を払拭する勝利を【サンフレッチェ広島】 今シーズンも無敗で好スタートを切っていた広島。しかし、まさかの事態 2025.03.16 11:40 Sun
12日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2024-25の準々決勝2ndレグ、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)vsサンフレッチェ広島がジャラン・ベサール・スタジアムで行われ、1-1のドロー。2戦合計4-1で敗退となった。 広島のホームで行われた1stレグは、広島の攻撃陣が爆発。6-1で快勝を収め 2025.03.12 22:59 Wed
アジアサッカー連盟(AFC)は8日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)を戦うサンフレッチェ広島に対しての処分を決定。準々決勝・1stレグのライオン・シティ・セーラーズ戦が没収試合となり、0-3での敗戦扱いとなることとなった。 広島は5日、ACL2準々決勝1stレグでホームにライオン・シティ・セーラーズを迎え 2025.03.08 21:18 Sat
AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)の準々決勝1stレグで6-1と大勝したサンフレッチェ広島。しかし、大問題が発生する可能性があるようだ。シンガポール『The Straits Times』が伝えた。 広島は5日、ACL2でライオン・シティ・セーラーズとホームで対戦。ジャーメイン良の2ゴールなど、6-1で大勝を 2025.03.07 19:30 Fri

サンフレッチェ広島の関連記事

FUJIFILMスーパーカップの関連記事

日本高校サッカー選抜としてNEXT GENERATION MATCHを戦った富居徹雄監督(旭川実業高校)とU-18日本代表MF大谷湊斗(昌平高校)が、試合を振り返った。 第103回全国高校サッカー選手権大会の優秀選手たちがメインで集まった日本高校サッカー選抜。8日にU-18Jリーグ選抜と国立競技場で対戦し、FW粕 2025.02.09 19:06 Sun
鹿島アントラーズユースのDF大川佑梧が、NEXT GENERATION MATCHを振り返った。 8日、Jクラブのアカデミーチーム(U-18)に所属する選手が集まったU-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜が国立競技場で対戦。4-1の勝利を収めた。 センターバックでフル出場した大川は、「初めて国立のピッチ 2025.02.09 18:32 Sun
8日に行われたNEXT GENERATION MATCHで、U-18Jリーグ選抜を指揮した中村忠監督が試合を振り返った。 Jクラブのアカデミーチーム(U-18)に所属する選手が選出されたU-18Jリーグ選抜は、第103回全国高校サッカー選手権大会の優秀選手を中心に集められた日本高校サッカー選抜と国立競技場で対戦。 2025.02.09 17:40 Sun
中学3年生ながらU-18Jリーグ選抜としてプレーしたU-17日本代表MF長南開史(柏レイソルU-18)が、日本高校サッカー選抜との一戦を振り返った。 8日、国立競技場でNEXT GENERATION MATCHが行われ、Jクラブのアカデミーチーム(U-18)に所属する選手が選ばれたU-18Jリーグ選抜と、第103 2025.02.09 15:03 Sun
ヴィッセル神戸の吉田孝行監督が、FUJIFILM SUPER CUP 2025を振り返った。 8日、国立競技場でJリーグの新シーズン開幕を告げるFUJIFILM SUPER CUPが開催。J1王者であり、天皇杯王者神戸とJ1で2位のサンフレッチェ広島が対戦した。 現行の方式では最後となる今回のFUJIFIL 2025.02.08 23:35 Sat

記事をさがす

ジャーメイン良の人気記事ランキング

1

【J1注目プレビュー|第6節:広島vs柏】失意の広島は立ち直る勝利なるか? 柏は初黒星からのバウンスバックを

【明治安田J1リーグ第6節】 2025年3月16日(日) 14:00キックオフ サンフレッチェ広島(3位/10pt) vs 柏レイソル(4位/10pt) [エディオンピースウイング広島] <h3>◆失意を払拭する勝利を【サンフレッチェ広島】</h3> 今シーズンも無敗で好スタートを切っていた広島。しかし、まさかの事態がチームを襲うこととなった。 AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)でベスト4入りを目指した広島だったが、出場不可能なヴァレール・ジェルマンを起用したことで没収試合に。失態を犯すと、2ndレグではそのビハインドを跳ね返せずに敗退となってしまった。 1stレグで6点差をつけて勝利した中で、まさかの敗退。クラブも猛省し、原因究明に努めるとする中で、試合は止まってくれない。日本とは大きく気候が異なるアウェイゲームからフィジカル面の回復だけでなく、メンタル面の回復が何よりも重要になるだろう。 チームはリーグ戦でも開幕4試合で無敗。前節はホームで1-0と横浜FCに勝利している中、勝ち点で並ぶ柏をホームでしっかりと叩き、リーグ優勝に邁進したいところだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:中野就斗、荒木隼人、佐々木翔 MF:新井直人、川辺駿、中島洋太朗、東俊希 MF:中村草太、加藤陸次樹 FW:ジャーメイン良 監督:ミヒャエル・スキッベ <h3>◆負けた後が大事【柏レイソル】</h3> 開幕から好調を維持している柏。しかし、前節は鹿島アントラーズにホームで1-3と惨敗。レオ・セアラ1人にやられてしまった。 鹿島の高い守備強度とプレスに何もできなかった柏。戦い方の選択ミスが鹿島の思惑通りの展開となった感が否めない。 それでも後半に反撃し、しっかりと相手の堅い守備を崩すことができたことは好材料。リカルド・ロドリゲス監督のサッカーがブレないままで戦っていくことが大事になる。 今節の相手も守備強度が高い広島。Jリーグ随一とも言える相手だが、シンガポール遠征帰りということもあり、コンディションを考えれば勝たなければいけない相手だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:小島亨介 DF:原田亘、古賀太陽、田中隼人 MF:久保藤次郎、熊坂光希、原川力、小屋松知哉 MF:小泉佳穂、渡井理己 FW:垣田裕暉 監督:リカルド・ロドリゲス 2025.03.16 11:40 Sun
2

没収試合が大打撃に…広島が中島洋太朗の直接FK弾もジャーメイン良の不用意な退場もあり決定機生かせず1-1のドロー、2戦合計4-1でベスト8敗退【ACL2】

12日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2024-25の準々決勝2ndレグ、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)vsサンフレッチェ広島がジャラン・ベサール・スタジアムで行われ、1-1のドロー。2戦合計4-1で敗退となった。 広島のホームで行われた1stレグは、広島の攻撃陣が爆発。6-1で快勝を収め、準決勝進出は間違いないものとみられていた。しかし、広島FWヴァレール・ジェルマンが3試合の出場停止中だった中で出場したことが問題に。広島の違反が認められ没収試合となり、0-3でライオン・シティ・セーラーズの勝利となった。 圧倒的な結果から、まさかの3点ビハインドからのスタートとなった広島。1stレグからは菅大輝のみが代わり、東俊希が起用。問題のジェルマンはメンバー外となった。 寒さの残る日本とは大きく気候が異なり、高温多湿のシンガポールでの一戦。さらに人工芝のスタジアムと、イレギュラーが多い中で広島が前に出ていく展開となった中、15分にアクシデント。佐々木翔と競り合ったマクシム・レスティエンヌが腕を痛めてしまい交代となった。 相手の要注意選手が早々にいなくなった中、シュートチャンスがありながらもなかなか決定機を作れなかった広島だったが、20分に一瞬の隙を突かれる展開に。中央でシャウワル・アヌアールが繋ぐと、前に出た荒木隼人の裏を突いてフリーで受けたレナルト・ティが巧みなコントロールからシュート。ゴール左に綺麗に決まり、ライオン・シティ・セーラーズがリードを4点に広げた。 厳しい状況に立たされた広島だが、攻めるしかない状況。すると34分、ゴール正面のやや離れた位置でFKを獲得すると中島洋太朗が右足で直接狙うと、壁の上を越えたシュートが左隅に決まり、まずは1点を返す。 攻め続ける広島は43分、右サイドからの中野就斗の左足のクロスを、ボックス内で加藤陸次樹がバイシクルシュート。枠を捉えたが、GKの正面に飛びゴールとはならない。 1-1のタイスコアで終えた前半。広島はハーフタイムで中野を下げて、新井直人を投入。右サイドの活性化を図っていく。 しかし51分にまさかのアクシデント。ジャーメイン良がベイリー・ライトとのポジション争いで小競り合い。主審はヒジ打ちを取ってジャーメイン良にレッドカードを出して一発退場。相手のライトにはイエローカードが出された。 最低でもあと3点が必要な中で数的不利にもなった広島。55分にはロングボールを荒木がミスキック。ティが奪って広島ゴールに独走するが、GK大迫敬介が対応して事なきを得る。 広島は61分、荒木、東、田中聡を下げ、山﨑大地、菅、川辺駿を投入、[3-4-2]のシステムで戦っていく。攻勢を止めない広島。両サイドを使っていく中、68分には左サイドを仕掛けた加藤がボックス内に持ち込みシュート。しかし、これは枠に飛ばない。 終盤は佐々木をトップに配置し、攻め込んでいく広島だが、その佐々木を生かすプレーはなかなか出せず。それでも82分には左サイドからのクロスをボックス内で越道草太が頭で繋ぐと、フリーの加藤がボックス内でボレーを狙うが、まさかの空振り。チャンスを活かせない展開が続く。 90分には左CKから新井がクロスを入れると、これが右ポスト直撃。こぼれ球を佐々木がシュートも相手のブロックに遭うことに。最後までリスクを冒しての攻撃を続けた広島だったが、決定的なシーンを生かせずに1-1のドロー。没収試合が大きく響き、2戦合計4-1で敗れ、ベスト8で敗退。ACL2の初代王者の夢は潰えることとなった。 ライオン・シティ・セーラーズ 1-1(AGG:4-1) サンフレッチェ広島 【LCS】 レナルト・ティ(前20) 【広島】 中島洋太朗(前34) <span class="paragraph-title">【動画】18歳MF中島洋太朗の華麗な直接FKがゴール左に吸い込まれる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899803293787767014?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.12 22:59 Wed
thumb
3

広島と柏の上位対決はハイレベルのドロー決着! 東俊希のスーパーボレー弾に、細谷真大が意地の今季初ゴール【明治安田J1リーグ第6節】

16日、明治安田J1リーグ第6節、サンフレッチェ広島vs柏レイソルがエディオンピースウイング広島で行われ、1-1のドローに終わった。 1試合未消化ながら3勝1分けの無敗で上位に位置する広島。ただ、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝では没収試合扱いとなった1stレグの結果が響き、12日に行われた2ndレグも1-1のドローに終わってライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)相手に無念の敗退となった。その失意の一戦から中3日で臨んだホームゲームではベンチ外となった田中聡に代わって川辺駿が起用された以外、同じメンバー構成となった。 対する柏は前節、鹿島アントラーズとのホームゲームに1-3で敗れて今季初黒星。それでも、3勝1分け1敗と上位を維持している。難敵相手にバウンスバックを図ったアウェイゲームでは先発2人を変更。田中隼人、木下康介に代えて犬飼智也、渡井理己を起用した。 [3-4-2-1]のミラーゲームも、互いに異なる特徴を出しながら攻め手を窺う拮抗した入りとなった。 そんななか、最初のビッグチャンスはホームの広島に訪れる。12分、中島洋太朗の見事なミドルレンジのパスで右サイド深くに侵攻した中野就斗が正確なグラウンダーの折り返しを供給。これをゴール前でフリーのジャーメイン良が右足で合わせたが、枠の右へ外してしまった。 最初の決定機は逃したものの広島ペースで試合が進んでいくが、柏も20分を過ぎた辺りから両ウイングバックの攻撃参加で相手を引っくり返しながら、押し込んだ際には良い距離感でのパス交換での崩しをみせ、久保藤次郎、熊坂光希らが積極的に足を振っていく。 前半終盤にかけて押し込む展開に持ち込んだアウェイチームは37分、左サイド深くで縦に仕掛けて強引にゴールライン際をえぐった小屋松知哉のシュート性の折り返しがファーに流れると、これを久保がダイビングヘッドで押し込む。だが、先制点かに思われたこのシーンはVARの末にかなり際どいオフサイド判定でノーゴールに。 その後、広島もカウンターから加藤陸次樹にチャンスが訪れたものの、0-0のスコアでの折り返しとなった。 球際の勝負に加え、ポジショニングでの駆け引きなど見応え十分の前半45分を経て試合はイーブンで後半に突入。互いに選手交代なしで臨んだなか、開始直後には垣田裕暉がハイラインの背後へ完璧に抜け出したが、ここは必死の戻りを見せた守備陣のカバーに遭い、シュートまで持ち込めず。さらに、51分にもボックス中央でシュートを放った垣田がゴールネットを揺らしたが、今度は直前の小泉佳穂のハンドを取られてゴールは認められず。 この直後には広島に決定機。中野のロングスローを味方が競ったボールがボックス内のDF犬飼の右手に直撃。一度はハンドでのPK判定となったが、オンフィールド・レビューの末に判定が覆った。 以降は睨み合いの状況が続くと、65分に両ベンチが動く。広島は中野と中村草太に代えて新井直人、越道草太を、柏は小屋松と渡井理己に代えてジエゴ、仲間隼斗をピッチに送り込んだ。 一連の交代によって試合に動きが出始めると、柏の小泉らの決定機をDF佐々木翔の好守などで凌いだ広島がワールドクラスの一撃で先手を奪う。 72分、中央での繋ぎからジャーメインが右サイドでフリーの越道に展開。越道はファーでフリーの味方を感じて柔らかなクロスを上げると、東俊希が抑えの利いた完璧な左足ダイレクトボレー。少しアウトにもかかった強烈なシュートはクロスバーの内側を叩いてゴールネットに突き刺さった。 東の圧巻のダイレクトボレーによって均衡が破れた試合は、ここからよりオープンな展開に。そのなかで広島がより多くの決定機を作り出したが、相手の好守やポストに阻まれて追加点を奪い切れない。 一方、徐々にチャンスの数が減った柏は小泉、垣田を下げて切り札の細谷真大、木下康介を続けて投入すると、この交代策が見事に嵌った。86分、ハーフウェイライン付近で中島を潰して高速カウンターを発動。仲間、木下と左サイドでスムーズに展開されると、木下がGKとディフェンスラインの間に供給した絶妙なグラウンダーの折り返しを、ファーに走り込んだ細谷が冷静にワンタッチでゴールネットへ流し込んだ。 直近4試合連続でサブに甘んじた柏のエースの意地の一発によって土壇場で振り出しに戻った試合。後半最終盤の攻防では互いに勝ち点1を分け合うことを良しとせず、リスクを負って攻め合う。 そのなかでホームでより勝ち点3がほしい広島はボックス内で中島、ジャーメインと決定的なシュートを放ったが、いずれも枠を捉え切れず。この結果、上位対決に相応しいハイレベルの一戦は痛み分けに終わった。 サンフレッチェ広島 1-1 柏レイソル 【広島】 東俊希(後27) 【柏】 細谷真大(後41) <span class="paragraph-title">【動画】東のスーパーボレーに、細谷の意地の今季初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">まさに意地の一振り!<br><br>ゴール前に侵入した <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%B1%E4%BF%8A%E5%B8%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#東俊希</a> <br>左足で先制の豪快ボレー<br><br>明治安田J1第6節<br>広島×柏<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> で無料配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%84%A1%E6%96%99%E3%81%A0%E3%81%9E%E3%83%BC%E3%82%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#無料だぞーん</a><br>視聴はこちら<a href="https://t.co/18S6eSTpBI">https://t.co/18S6eSTpBI</a><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E6%9F%8F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#広島柏</a> <a href="https://t.co/kfSsjItl3b">pic.twitter.com/kfSsjItl3b</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1901163198784696451?ref_src=twsrc%5Etfw">March 16, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">これぞ勝負師<br><br>カウンターから <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B4%B0%E8%B0%B7%E7%9C%9F%E5%A4%A7?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#細谷真大</a><br>ファーサイドに走り込み同点ゴール<br><br>待ちに待った今季初ゴール<br>が決まる<br><br>明治安田J1第6節<br>広島×柏<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> で無料配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%84%A1%E6%96%99%E3%81%A0%E3%81%9E%E3%83%BC%E3%82%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#無料だぞーん</a><br>視聴はこちら<a href="https://t.co/18S6eSSRMa">https://t.co/18S6eSSRMa</a><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E6%9F%8F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#広島柏</a> <a href="https://t.co/EejIMre6qu">pic.twitter.com/EejIMre6qu</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1901165899303825776?ref_src=twsrc%5Etfw">March 16, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.16 16:06 Sun
4

ルーキー中村草太の強烈先制弾! 新加入の田中聡、途中出場・越道草太のゴールで広島がベスト8に向けアウェイで3発快勝【ACL2】

12日、AFCチャンピオンズリーグ2のラウンド16・1stレグのナムディン(ベトナム)vsサンフレッチェ広島が行われ、0-3で広島が先勝を収めた。 2024シーズンの明治安田J1リーグで2位に終わった広島。8日に行われたFUJIFILM SUPER CUPでは王者で2冠のヴィッセル神戸を相手に0-2で勝利を収め、シーズン初戦を勝利でスタートした。 広島はその神戸戦から中3日での試合に。U-20日本代表の活動に参加するMF中島洋太朗のみ外れ、MF川辺駿が先発出場した。 対するナムディンには、V・ファーレン長崎でプレーしていたMFカイオ・セザール、ファジアーノ岡山でプレーしたFWブレネー・マルロスが先発出場した。 決勝トーナメントがスタートするACL2。広島は4分、右サイドから中野就斗がクロスを入れると、ボックス内に走り込んだ東俊希がダイレクトで左足ボレー。ゴールは枠に向かっていくが、わずかに越えていく。 ナムディンは6分、ボックス付近で細かくパスを繋ぐと、ヘンドリオのパスを受けたチナがミドルシュート。鋭いボールが飛ぶが、左に外れていく。 広島が押し込んで行きながらもなかなかシュートを打つチャンスを作れず。一方のナムディンは、前線のブラジル人を中心にカウンターで攻め込む形を見せていく。 すると27分、左サイドをチナが反転して塩谷司をかわし、ドリブルで仕掛けると、切り返しからマイナスのパス。ヘンドリオがボックス内でシュートも、枠を外れていく。 30分、広島は右サイドからのクロスをボックス内で川辺がヘッド。この際に相手と接触して倒れるがファウルはなし。シュートにもいけない。 前半は大きなチャンスを互いに作ることはなくゴールレスで終了。広島は後半開始から東を下げて菅大輝を投入。菅はACLデビューとなった。 後半も互いに大きなチャンスを作れないまま時間が進む中、61分にナムディンは左サイドを崩すと、グエン・バン・ビのクロスをボックス内で受けたブレネー・マルロスが反転シュート。しかし、ミートせずにGK大迫敬介がキャッチする。 攻めあぐねていた広島は64分にトルガイ・アルスランを下げてルーキーの中村草太を投入。ジャーメイン良との2トップの形にし、加藤陸次樹がトップ下に入る形となる。すると66分、右サイドで得たFKから菅が左足でゴール前にクロス。これを走り込んだ佐々木翔がドフリーでヘッドもGKチャン・グエン・マインがビッグセーブを見せて得点を許さない。 圧力をかけて攻め込む広島は68分にもチャンス。ボックス付近でパスを繋ぐと、ジャーメイン良、中村とシュートを放つと、最後は佐々木がボックス内からシュートもDFにディフレクトして枠を外れる。 すると73分、ルーキーの中村が結果を残した。ジャーメイン良からの背後へのスルーパスに反応した中村はボックス内右に走り込むと右足一閃。角度のない難しい位置からサイドネットに強烈なシュートを突き刺した。 リードを奪った広島はその後も強度の高いサッカーでナムディンに良い形でボールを持たせない。 すると88分に今度は田中聡が見せつけた。試合を通して多くのボールを回収していた田中は、バイタルエリアでボールを奪い、そのまま持ち出すと、ボックス内に侵入して相手を1人かわして左足で強烈なシュート。ネットに突き刺さり、追加点を奪った。 勝利を手繰り寄せた広島はさらに追加点。91分、相手のミスを菅が奪い切り中央へ折り返し。ジャーメイン良がダイレクトで左足シュートもGKチャン・グエン・マインがキャッチできず。こぼれたボールに対して途中出場の越道草太が走り続けて押し込み、ダメ押しの3点目を決めた。 その後も手を緩めなかった広島だが、94分にアクシデント。右サイドに抜け出した越道が相手選手ともつれたままゴール裏の広告看板に激突する事態に。大事には至らなかったが、危険なプレーとなった。 終わってみれば広島がアウェイで3ゴールで勝利。ホームでの2ndレグに向けて大きな勝利を収め、公式戦2連勝でJ1開幕戦のFC町田ゼルビア戦に臨むこととなる。 ナムディンFC 0-3 サンフレッチェ広島 【広島】 中村草太(後28) 田中聡(後43) 越道草太(後46) 2025.02.12 22:58 Wed
thumb
5

3連勝懸けた一戦は広島が追いついてドロー決着…清水が先制も途中出場の塩谷司がドライブボレー弾【明治安田J1第3節】

26️日、明治安田J1リーグ第3節の清水エスパルスvsサンフレッチェ広島がIAIスタジアム日本平で行われ、1-1の引き分けに終わった。 開幕2連勝同士の一戦。3シーズンぶりJ1の清水は東京ヴェルディ、アルビレックス新潟を下した。新潟戦で先制点を奪ったカピシャーバがメンバー外となり、両サイドハーフの2人を変更。豪快なミドルを決めた松崎快、北爪健吾が先発した。 対する広島はFUJIFILM SUPER CUPから公式戦5連勝。過密日程のなかJ1では接戦を制して2連勝としている。前節の横浜F・マリノス戦からは1人のみ変更し、塩谷司に代わって新井直人がスタメンに入った。 清水は右ポケットへ抜け出した乾貴士が早速ファーストシュート。広島もジャーメイン良がボックス手前から枠内にシュートを飛ばしていく。 広島の攻勢を凌いだ清水は12分に先制。右クロスから畳み掛けると、ボックス内で乾がシュート。GKが弾いたボールを松崎が拾うと、ゴールライン際で上げたクロスが荒木隼人のオウンゴールを誘発した。 リードを許した広島も徐々に前がかりに。それでも攻撃の手を緩めない清水は、右サイドをえぐった宇野禅斗がニアへシュート。続くCKから住吉ジェラニレショーンのダイビングヘッドもあったが、枠の右へと外れる。 ハーフタイムにかけては広島が敵陣に押し込むも、結局同点ゴールは奪えないまま前半終了。後半は新井に代えて塩谷をピッチに送り出す。 清水が勢いを維持して入った一方、広島はボールを保持しても清水の守備を崩せず。ルーキーながら切り札と化している中村草太、菅大輝を投入してテコ入れを図る。 すると65分、加藤陸次樹のシュートから広島が左CKを獲得。クロスは一度クリアされるも、こぼれ球に塩谷。縦回転がかかったダイレクトボレーがゴール左隅に決まり、試合を振り出しに戻す。 再び勝ち越したい清水は、アフメド・アフメドフ、中原輝と攻撃的な交代カードを切る。しかし、勢いがあるのは逆転を狙う広島。74分にはジャーメイン良のポストプレーから菅が左足シュートも、ディフレクトしたボールはGK沖悠哉に抑えられる。 終盤は押し込む広島、カウンターを狙う清水という構図に。広島は加藤やジャーメイン良がシュートに持ち込むが、枠に飛ばすことはできない。 後半アディショナルタイムには清水に決定機。右サイドを抜け出した中原の折り返しからアフメド・アフメドフ。右足で合わせるが、中野就斗のブロックに遭う。 結局どちらも譲らず試合終了。どちらも3連勝は逃す痛み分けとなっている。 清水エスパルス 1-1 サンフレッチェ広島 【清水】 OG(前12) 【広島】 塩谷司(後20) <span class="paragraph-title">【動画】塩谷司が圧巻のゴラッソ!強烈ボレーで追いつく</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/1kAEPWegBE">pic.twitter.com/1kAEPWegBE</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1894712731053232520?ref_src=twsrc%5Etfw">February 26, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.26 21:07 Wed

サンフレッチェ広島の人気記事ランキング

1

広島がジェルマンを巡るACL2の問題を最終報告…認識の甘さと確認の怠りが原因に「信頼回復に努めてまいります」

サンフレッチェ広島は21日、ヴァレール・ジェルマンを巡るAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)の懲罰処分について最終報告を行った。 シーズン開幕後に加入したジェルマンは、Aリーグ・メンのマッカーサー時代に2試合の出場停止処分を受けていた。そのまま退団したことで、広島加入後にはJ1で2試合の出場停止が引き継がれていた中、5日に行われたACL2のライオン・シティ・セーラーズ戦に途中出場し、移籍後初ゴールを記録。チームも大勝していた。 ベスト4行きがほぼ確実かと思われた中、2ndレグを前に突如としてACL2から没収試合になったことが発表。ジェルマンは出場停止中だったにも関わらず、試合に出たことで3-0の敗戦に加えて、罰金1000ドル()、さらに準々決勝の参稼報酬のうち8万ドル()の支払いがなくなることが発表されていた。 広島は、この件に関しての確認作業が完了したため改めて声明を発表した。 クラブとしては選手の登録ができたことで、認識が甘かったと言及。また、「国際大会については、懲罰未消化の通知が届くとは限らない」という認識がなかったとのこと。さらに、選手から出場停止の可能性について報告をされていたが、アジアサッカー連盟(AFC)に直接確認できるタイミングで詳細なヒアリングを怠たり事案の特異性に気づかず、公式記録の確認で終わらせてしまったことだとし、公式記録に載らない出場停止というレアなケースだったともした。 再発防止策としては、レギュレーションや参加資格の確認を徹底するだけdねあく、AFCとのコミュニケーションが取れる体制の構築や、移籍選手のクリティカルな情報の調査の徹底、Jリーグや日本サッカー協会(JFA)との連携の強化を挙げている。 なお、今回の件を受け処分を決定。久保雅義 代表取締役社長からの申し出により、取締役報酬月額10%の自主返納2カ月を6カ月に、 雨野裕介 強化本部長の基本報酬月額の10%の違約金徴収1カ月、栗原圭介 強化部長の基本報酬月額の 5%の違約金徴収1カ月となった。 【概要】 ①当該選手は移籍に際し、オーストラリアリーグにおける試合中の違反行為に対し、2試合の出場停止処分を科された状態でサンフレッチェ広島へ移籍。FIFA規則に基づき、当該残存の2試合の出場停止処分について移籍先の日本において消化が必要である旨、オーストラリアサッカー協会から日本サッカー協会(JFA)宛に書面による通知を受け取った。念のため、本件に関しJリーグに照会したところ、本件出場停止処分の消化は国内リーグのみに適用されるため、ACL2に影響がないとのことだった。 ②当該選手からUEFAチャンピオンズリーグでの退場についての申告があった。それを受けクラブとしてその後のAFCカップにも出場していたことを確認し、Jリーグから直近のAFCカップ公式記録を取り寄せた。内容の確認を行い退場等の記録はなかったため、問題ないと考えた。Jリーグ担当者からは、懲罰通知は選手や所属クラブが書面で受領しているはずなので、選手・元クラブに詳細を確認するようアドバイスがあった。その後当該選手からUEFAチャンピオンズリーグではなく、AFCでの大会で出場停止処分が残っているのではないかとの訂正があった。しかし、公式記録で出場していたこと、そして退場等の記録がないことを既に確認していたので、引き続き問題ないと判断し当該選手の出場登録を決めた。 ③試合日前日のMCM(マッチコーディネーションミーティング)資料内においても当該選手の出場停止の記載はなく、試合当日もAFCから出場停止選手について指摘事項はなかった。 ④3月6日にAFCから違反通知(出場資格がない選手を出場させた)の通達があり、クラブとして初めて当該選手のAFC競技会における出場停止処分を認識。試合終了後の行為による出場資格停止処分であったため、AFCカップ公式記録には退場等の記載がされていなかったことが判明。AFCへ弁明書を提出するも、3月8日にAFCから確定した懲罰処分の通達があった。 【原因】 ①AFCのレギュレーションでは「AFC事務局による参加選手の登録の承認は、その参加選手が本大会に参加する資格を有することを意味するわけではない。各参加クラブは、資格を有する参加選手のみを試合に出場させる責任を負う。」となっている。このレギュレーションへの認識の甘さがあったこと。 ②オーストラリアサッカー協会の出場停止に関する通知義務は、国内の懲罰未消化に限定されること=「国際大会については、懲罰未消化の通知が届くとは限らない」という認識がJリーグを含め、なかったこと。 ③当該選手から出場資格停止の可能性について報告を受けた際、AFCへの直接確認ができるタイミングがあったにも関わらず、詳細なヒアリングを怠たり事案の特異性に気づかず、出場停止の公式記録の確認に終始し、出場可能と判断したこと。 ④競技会以外(試合終了後など)での事象で出場資格停止処分を受けた場合、公式記録に記載されないという、レアな事例に遭遇してしまったこと。 【再発防止策】 ①AFC等国際大会における業務手順の見直しを行うとともに、レギュレーションや参加資格、海外大会ならではの注意点や問題点等を専門家にアドバイスをいただきながら再確認を徹底します。さらに、海外(AFC)とのコミュニケーションをとれる体制を構築していきます。 ②移籍選手の出場停止処分等のクリティカルな情報については、調査を徹底します。 ③海外案件に関してのJリーグ/JFAとの連携について再確認します。日本のクラブが海外大会において失敗を繰り返さないよう、Jリーグ/JFAの相談機能の強化及び相談ルートの確立を働きかけていきます。 今回の事案を厳粛に受け止め、クラブをあげて信頼回復に努めてまいります。 2025.03.21 16:00 Fri
2

そもそもスタートダッシュに成功したってことがどれだけ影響があるの?! の巻/倉井史也のJリーグ

いろんな人が違うこと言うんですよ。「やっぱスタートダッシュだよね」とか「長丁場だから最後の追い上げが大事だよ」って。Jリーグ、本当はどっちが有利なんでしょ?:なんか、スタートダッシュに成功すれば選手たちに自信が付いてそのあともスムーズにリーグ戦を戦ってる……って気がしませんか?:ということで、新型コロナウイルスの影響が大きかった2020年、2021年、2022年、2シーズン制だった2015年、2016年、そして東日本大震災の影響があった2011年を除いて直近10シーズン分を調べてみたよ。 【2024年】 最終順位 1位:神戸 2位:広島 3位:町田 第6節終了時 神戸:4位 広島:2位 町田:1位 【2023年】 最終順位 1位:神戸 2位:横浜FM 3位:広島 第6節終了時 神戸:1位 横浜FM:6位 広島:4位 【2019年】 最終順位 1位:横浜FM 2位:FC東京 3位:鹿島 第6節終了時 横浜FM:5位 FC東京:2位 鹿島:6位 【2018年】 最終順位 1位:川崎 2位:広島 3位:鹿島 第6節終了時 川崎:2位 広島:1位 鹿島:12位 【2017年】 最終順位 1位:川崎 2位:鹿島 3位:C大阪 第6節終了時 川崎:5位 鹿島:3位 C大阪:6位 【2014年】 最終順位 1位:G大阪 2位:浦和 3位:鹿島 第6節終了時 G大阪:16位 浦和:6位 鹿島:1位 【2013年】 最終順位 1位:広島 2位:横浜FM 3位:川崎 第6節終了時 広島:6位 横浜FM:1位 川崎:15位 【2012年】 最終順位 1位:広島 2位:仙台 3位:浦和 第6節終了時 広島:4位 仙台:1位 浦和:2位 【2010年】 最終順位 1位:名古屋 2位:G大阪 3位:C大阪 第6節終了時 名古屋:4位(1試合未消化) G大阪:12位 C大阪:13位 【2009年】 最終順位 1位:鹿島 2位:川崎 3位:G大阪 第6節終了時 鹿島:1位 川崎:10位 G大阪:4位 こうしてみると、近年になると「スタートダッシュしてそこそこの順位にいて最後にまくる」ってのがトレンドですね。10年以上前になると降格圏まで沈んでおきながら優勝しちゃうとか、そんなロマン溢れるシーズンもあったけど、それだけ最近のリーグは固くなってきたってことでしょう。 ということで、結論としては「スタートダッシュ、大事よ」ってことで。で、G大阪が奇跡の優勝を果たした2014年、名古屋が1試合未消化だった2010年を除くと、優勝チームの第6節終了時点での平均順位は、3.5位。つまり今年の優勝は鹿島、町田、広島、そしてギリ柏ってことです!! ね!? 2025.03.22 15:00 Sat
3

ルヴァンカップのニューヒーロー賞、第1回途中集計結果! POラウンド進出クラブからは3選手

Jリーグは3日、2024JリーグYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞第1回途中集計結果を発表した。 同賞は過去の受賞者を除く21歳以下(2024年12月31日に満21歳以下)の選手を対象に報道関係者の投票で決められ、今回は1stラウンド終了時の途中集計結果となった。 プレーオフラウンドに勝ち進むチームからは土肥幹太、吉田温紀、越道草太がノミネート。また、今大会から出場のJ2&J3勢からは計5選手が占める結果となった。 ◆第1回途中集計結果(順不同) MF堀内陽太(浦和レッズ/20歳) 出場数:1試合 DF土肥幹太(FC東京/20歳) 出場数:1試合 ★ MF吉田温紀(名古屋グランパス/21歳) 出場数:2試合 ★ MF越道草太(サンフレッチェ広島/20歳) 出場数:2試合 ★ FW末永透瑛(レノファ山口FC/19歳) 出場数:1試合 MF平原隆暉(ギラヴァンツ北九州/21歳) 出場数:2試合 FW横山歩夢(サガン鳥栖/21歳) 出場数:2試合 DF小島凛士郎(鹿児島ユナイテッドFC/19歳) 出場数:1試合 FW武星弥(鹿児島ユナイテッドFC/20歳) 出場数:1試合 MF岡澤昂星(FC琉球/21歳) 出場数:2試合 ★=プレーオフラウンド進出クラブ 2024.06.03 14:35 Mon
4

「2度と起こってはいけない」ACL2でまさかの没収試合、広島GK大迫敬介は気持ちを切り替えて代表合流「いつ自分が出ても良い準備をする」

日本代表のGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)が、悔しい思いを口にした。 17日、日本代表は2026年北中米W杯アジア最終予選に向けて活動を開始した。 大迫は初日のトレーニングから合流。この1週間はチームとして大きな浮き沈みを経験することとなった。 広島はAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)を戦っていた中、準々決勝の1stレグではライオン・シティ・セーラーズ相手に6-1で勝利を収めた。大勝を収め、ベスト4入りは確実視されていたが、衝撃の事態が起こった。 この試合で広島デビューを果たしたFWヴァレール・ジェルマンは、出場停止期間中だったにも関わらずに試合に出場してゴールを記録。これが規約違反となり没収試合に。6-1の勝利が0-3での敗戦の変更となると、アウェイでの2ndレグではシンガポールの高温多湿という気候と人工芝のピッチに苦しみ、1-1のドロー。2戦合計4-1で敗れることとなった。 まさかの事態が起こった広島。チームからも謝罪の声明が発表され、原因究明に動くと発表がされたが、大迫は練習後のメディア取材に応じ、ACL2の件を語った。 「大変でしたね。色々ありました。切り替えるのは難しかったですけど、Jリーグまで連戦で、引きずっている暇はないと選手でも話していました」 「こういうことは2度と起こってはいけないし、広島のこれが最後になってほしいです」 悔しい思いをした中で、気持ちを切り替えているという大迫。控えとなっている中で、「普段出しているパフォーマンスを練習から出すことが大事です。(鈴木)彩艶がケガをしてしまう、もしくは試合の中で退場してしまう可能性もゼロとは言えません。そういうアクシデントが起きたときにチームの力になることが重要です」とコメント。「控えではあるけど、最終予選の良い緊張感は感じています。いつ自分が出ても良い準備をすることは続けていきたいです」と、しっかりと準備をしていきたいとした。 東京オリンピックでもチームメイトだった鈴木彩艶(パルマ)が現在は正守護神となっているが、大迫はチェックもしているとのこと。「彼のクラブでの試合は観ています」とコメント。「チームとして結果がついてこない中でも、パフォーマンス、存在感を出していることが多いです」と、存在感が出ているとした。 ただ、もちろん負けるつもりはない。「年齢が近いからこそ負けたくない気持ちもあります」と、鈴木に加え、谷晃生(FC町田ゼルビア)と3人のGKが同世代という珍しい状況に。「東京五輪のころからやっている3人なので、競争しながら成長している実感はあります。3人でレベルアップしながらチームの力になれればと思います」と、切磋琢磨を続けて、日本のゴールを守っていきたいとした。 2025.03.17 23:30 Mon
5

練習場問題に揺れた広島、市長がクラブからの謝罪を受けサポート継続も複雑な心境を『魔女の宅急便』で例える「ニシンのパイしか作れないと『辛い』」

サンフレッチェ広島の練習場を巡る発言を受け、広島県安芸高田市の石丸伸二市長が見解を綴った。 ことの発端は、4月11日に配信された『やべっちスタジアム』でのMF東俊希の発言。広島生え抜きの東は、9日に行われた明治安田生命J1リーグ第7節のサガン鳥栖戦で決勝ゴールをアシストしていた。 そのシーンを振り替えた中、チームの裏話として練習場の話題を出し、「みんな言っているのは、練習場を変えてほしいってこと」とコメントしたが、これが話題となった。 広島の練習場は安芸高田市にあり、広島市からは離れた位置にある。東は「だいたい広島市内に住んでいる人が多くて、練習場まで1時間くらいかかるので、往復2時間を無駄にしている感じがちょっと嫌やなって言う」と、練習場までの移動距離の不便さを選手たちが言っていると明かした。 しかし、この発言に当事者でもある石丸市長が自身のツイッターで発言。「す、すごく複雑な思いです…どうしたものでしょうか」と困惑。その後、自身の複雑な思いを整理したとし、「個人的には東選手の見解に完全に同意します」と綴った中、施設を持つ自治体の長として「辛い」気持ちがあるとしていた。 ーーーーー 「練習場までの往復2時間が無駄」 ↑わかる。県庁である会合はすごく嫌です。 「練習場の近くには住みたくない」 ↑よくわかる。地元出身の自分も田舎が嫌で市外へ出ました。 もっとも、練習場(サッカー公園)を提供している自治体の長としては「辛い」という思いです。 市は公共施設であるサッカー公園に毎年22百万円を投じています。人口減少で財政規模が縮小する中、様々な事業を縮小・廃止し捻出しているお金です。 予算の配分は正しかったのだろうかと責任を感じます… ーーーーー その中で、選手たちが練習場を不便に感じているのであれば、身を引くことも考えたと綴った石丸市長。しかし、14日になり、クラブから謝罪があったとし、今後もサポートするとした。 ーーーーー 本日、サンフレの仙田社長から謝罪があり、「当人には注意をした」「ここの練習場が必要で、変える方針はない」と確認しました。 広島の、日本のサッカー振興に欠かせない施設と判断し、「サッカー公園を維持していく」とお答えしています。 市としても投資が回収できるよう努めます ーーーーー 地域密着を掲げるJリーグにおいては、各地方自治体、ホームタウンの協力は不可欠。「移動時間が無駄」というのは、紛れもない本音ではあるが、少し軽率な発言となってしまった。 そんな中、石丸市長は『魔女の宅急便』の話を例えに出し、期待に応えられなくとも、力になれればという思いであるとした。 ーーーーー 魔女の宅急便を思い出しました。 祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。 ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。 ーーーーー 広島は今シーズン限りでエディオンスタジアム広島から本拠地が変更に。変革のシーズンとなる中で、思わぬ問題が浮上することとなった。 <span class="paragraph-title">【SNS】渦中の市長が『魔女の宅急便』を例えに心境を綴る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">魔女の宅急便を思い出しました。<br><br>祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。<br><br>ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。</p>&mdash; 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) <a href="https://twitter.com/shinji_ishimaru/status/1646858340788477952?ref_src=twsrc%5Etfw">April 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.14 23:25 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly