「素晴らしいチャンスになる」EFL杯決勝進出を懸けた大一番、ポステコグルー監督はスカッドの状態について「先週出場可能だった選手は全員元気」

2025.02.06 18:20 Thu
EFL杯決勝を目指すアンジェ・ポステコグルー監督
Getty Images
EFL杯決勝を目指すアンジェ・ポステコグルー監督
トッテナムアンジェ・ポステコグルー監督が、EFLカップ(カラバオカップ)での大一番に意気込みを示した。クラブ公式サイトが伝えている。

今シーズン、プレミアリーグでは24試合を消化して14位と大不振に陥るトッテナム。ポステコグルー監督の進退も危うい状態となっているが、一方でEFLカップでは順調な歩みを見せている。

先月に開催されたEFLカップ準決勝1stレグでは、今季絶好調のリバプール相手に1-0で勝利。アドバンテージを得た状態で、6日にアンフィールドで行われる2ndレグに臨む予定となっている。
今シーズンを成功とするためにも絶対に負けられない一戦に挑むポステコグルー監督。前日会見では、戦い方や起用可能な選手について触れている。

「目の前の課題を受け入れる必要はあると思う。いつもの試合と同じだと言うのは簡単だが、実際はそうではない。我々も相手も、結果がもたらすものは知っている。我々はアウェイでのプレーとなり、相手の観客が大きなエネルギーを与えてくるのは間違いないだろう。それに対処しなければならない」
「カップ戦であれば、延長戦やPK戦の可能性もあり、そういったすべての要素が考慮されるため、準備や情報は少し異なる。プレーの基本は変わらないが、取り組み方に関しては少し異なるものになるんだ」

「(戦い方を変えるかは)場合によるだろう。それはあなた方が注目したいかどうかや、その哲学をどう考えるかにもよる。私の哲学とは、フットボールの試合に勝つことだ。そして明日の夜、我々は試合に勝とうとするだろう」

「勝てばカップ戦の決勝に進出し、我々にとって素晴らしいチャンスになる。もし、人々が26年間の監督生活を送ってきた私の哲学を理解していないのであれば、私が今何を言ってもそれが変わることはないと思う」

「先週に出場可能だった選手は全員元気であり、問題なく出場できる。ケビン・ダンソマティス・テルも出場可能だ。彼らはトレーニングを終え、出場許可も出ているので問題ない。そうでない残りの選手は、明日出場できないだろう。ミッキー(・ファン・デ・フェン)もそうだし、(クリスティアン・)ロメロに関しても慎重になる必要がある」

「ラドゥ(・ドラグシン)が今シーズン残り試合に出場できないのは、彼にとっても我々にとっても本当に残念だ。そして私は、もう選手たちを失うリスクを冒したくないという判断を下した。トレーニングで彼らのコンディションを上げ、これ以上失敗をせず、彼らが完全に準備が整うよう努めるつもりだ」

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トッテナム復帰願望語ったポチェッティーノ監督、ただし今夏の実現は望み薄?

トッテナム復帰の期待も持たれるアメリカ代表指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ監督だが、実現には高いハードルがあるようだ。 ポチェッティーノ監督は、2014年から2019年までトッテナムを指揮。在任期間中、タイトル獲得を実現することはできなかったが、2018-19シーズンにはクラブを史上初のチャンピオンズリーグ(CL)決勝へ導くなど、期待の持てるチーム作りを行なっていた。 ポチェッティーノ監督が去ってからのトッテナムは、ジョゼ・モウリーニョ、ヌーノ・エスピリト・サント、アントニオ・コンテら名うての監督たちが就任してきたが、いずれも長期政権とはならず。2023年夏に就任したアンジェ・ポステコグルー監督も、2シーズン目を迎えた今季はプレミアリーグで14位に沈む大不振に陥り、立場は危うくなっている。 こうした中で、先週ポチェッティーノ監督はイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた際、将来的なトッテナムへの復帰願望を明言。ダニエル・レヴィ会長との関係についても「トッテナムを離れた翌日のように、常にとてもとても良い関係を保っている」と語っていた。 これを受け、ポステコグルー監督が今季限りで解任された場合に、後任候補となる可能性も浮上。しかし、イギリス『BBC』によると、その実現には大きなハードルが存在するようだ。 現在ポチェッティーノ監督と契約を結ぶアメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)は、莫大な違約金を設定しているとのこと。これまで監督の違約金最高額はブライトン&ホーヴ・アルビオンからチェルシーへ移った際のグレアム・ポッター監督や、RBライプツィヒからバイエルンへ移った際のユリアン・ナーゲルスマン監督に設定されていた2100万ポンド(約40億6000万円)と報じられているが、これに匹敵する金額になるという。 ポチェッティーノ監督とアメリカは昨年9月に2年契約を結んだばかり。指揮官も現在は来年に控えた北中米ワールドカップに向けて全力を尽くす意向であり、直近でのトッテナム復帰が実現する可能性は低いだろう。 2025.03.25 16:35 Tue

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