判定に不服、審判団に唾を吐いたプレミアクラブのオーナーが5試合のスタジアム入場禁止処分を控訴も敗訴

2024.11.05 12:47 Tue
フォレストのオーナーを務めるマリナキス氏
Getty Images
フォレストのオーナーを務めるマリナキス氏
ノッティンガム・フォレストのオーナーでもあるエヴァンゲロス・マリナキス氏が5試合の入場禁止処分を受けることが決まった。

マリナキス氏は9月28日に行われたフルアム戦後、審判団が通り過ぎる際に床に唾を吐いたとされていた。

不適切な行為に対し、イングランドサッカー協会(FA)は5試合のスタジアム入場禁止の処分を下すことを決定。しかし、マリナキス氏はこれを控訴していた。
改めて審議が行われたが、処分は覆ることなく5試合の入場禁止に。FAは「審判員に対する無礼を助長する恐れのあるこのような『甚だしい無礼な行為』には弁解の余地はない」と厳正に処分するとした。

マリナキス氏は既に3試合の禁止処分を消化しているが、残り2試合となる。
また「控訴委員会は、9月28日土曜日のプレミアリーグのフルアム戦での不正行為に関するノッティンガム・フォレストのエヴァンゲロス・マリナキスの控訴を棄却した」と発表。「試合終了後、トンネル周辺でのエヴァンゲロス・マリナキスの行動は不適切だったと申し立てられた。彼はこの容疑を否定したが、独立規制委員会によってそれが証明され、スタジアム/グラウンドでの5試合の出場停止処分が下された」と処分確定を伝えた。

マリナキス氏は、PKをめぐるVARの判定に苛立ち、こうした行為に出たと見られている。この行動は、審判団からのレポートで発覚。マリナキス氏は弁護士を通じて弁明。「1日に2、3本の葉巻を吸うため空咳が続いており、事故は故意ではなかった」としたが、トンネル内の監視カメラなどから却下されたという。

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ニューカッスルとフォレストの間で2つの取引成立! ヴラホディモスとアンダーソンが入れ替わる形で移籍

ニューカッスル・ユナイテッドは6月30日、ノッティンガム・フォレストからギリシャ代表GKオディッセアス・ヴラホディモス(30)を完全移籍で獲得したと発表した。 一昨期までベンフィカで守護神として活躍したヴラホディモスは昨夏にマンチェスター・ユナイテッドの関心も取り沙汰されるなか、フォレストへ。だが、アメリカ代表GKマット・ターナーとベルギー代表GKマッツ・セルスとのポジション争いを強いられ、公式戦9試合の出場に終わった。 ニューカッスルでもイングランド代表GKニック・ポープやスロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカとの争いになるが、クラブを通じて「ニューカッスルに加入できてすごく嬉しい。素晴らしい手、監督がいる大きなクラブの一員になれて光栄だ。スタートが楽しみだよ」と語った。 また、フォレストもニューカッスルから元スコットランド代表MFエリオット・アンダーソン(21)を2029年夏までの契約で獲得した旨を明らかにしている。 アンダーソンは2023-24シーズン、中盤でのプレーをメインとし、背中のケガによる長期離脱もありながら公式戦26試合に出場。ニューカッスルにとって、これからが楽しみな若手の1人だが、プレミアリーグの利益と持続可能性の規則(PSR)をクリアすべく、売却が取り沙汰されていた。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、移籍金は3500万ポンド(約71億3000万円)。ヴラホディモスと入れ替わりでフォレスト行きとなった。 2024.07.01 13:20 Mon

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