ベンゼマがアル・イテハド加入、年俸150億円の破格3年契約

2023.06.07 03:36 Wed
Getty Images
サウジアラビアのアル・イテハドは6日、レアル・マドリーを退団した元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(35)の獲得を発表した。契約期間は2026年6月までとなっている。年俸は1億ユーロ(約150億円)とのことだ。

2009年7月にリヨンから完全移籍でマドリーに加入し、14シーズンにわたってマドリーでプレーを続けたベンゼマ。マドリーでは公式戦通算647試合に出場し歴代2位の353ゴールという偉大な記録を残した中、4日に退団を発表していた。
新天地のアル・イテハドはかつてトッテナムやウォルバー・ハンプトンを率いたヌーノ・エスピリト・サントが指揮。目立った外国籍選手はいないが、今季はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入したアル・ナスルを抑えて4シーズンぶりのサウジ・プロフェッショナルリーグ優勝を果たしていた。
関連ニュース

ベンゼマがACLの遠征メンバーから外れる…ラウンド16を戦う中で5人の外国人枠の外に

アル・イテハドの元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24の遠征メンバーから外された。 13日から再開したACL。ラウンド16が東地区と西地区でそれぞれスタートする。 アル・イテハドはウズベキスタンのナブバホル・ナマンガンとアウェイで対戦する中、ベンゼマはメンバー外となった。 ACLでは外国籍選手に制限がかけられており、5人までが試合に出場可能。アル・イテハドは夏に大きな補強をしており、多くの外国籍選手がいる。 マルセロ・カジャルド監督は、フランス代表MFエンゴロ・カンテ、ブラジル代表MFファビーニョ、ブラジル人FWロマリーニョ、モロッコ代表FWアブデルラザク・ハムダラーに加え、エジプト代表DFアーメド・ヘガジの5人を選択した。 ベンゼマは、今冬の移籍も取り沙汰された中、ガジャルド監督とは折り合いが悪く、ドバイでのプレシーズンも欠席。チームに復帰はしたが、ゲームコンディションが整っていないという。 そのため、アウェイへの遠征には帯同せずに、クラブの施設で1人でトレーニングを行うとのこと。第2戦に向けてコンディションを整えていくと見られている。 2024.02.13 22:45 Tue

レンタル先で評価高めるスーレ、今夏はまずユベントス復帰 「それからどうするのか様子を見る」

フロジノーネでプレーするU-20アルゼンチン代表FWマティアス・スーレ(20)が自らの将来について語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。 2020年1月にアルゼンチンからイタリアへと移り、ユベントスの下部組織に加わった左利きウインガーのスーレ。2021年10月にファーストチームデビューを果たすと、今シーズンはさらなる出場機会を求めてフロジノーネへレンタル移籍し、ここまで公式戦24試合10ゴール2アシストと修行先で着実に評価を高めている。 今冬は、スーレに狙いをつけたプレミアリーグのクラブが3500万ユーロ(約56億3000万円)のオファーをユベントスに送ったとも報じられた中、1月下旬にはサウジアラビアのアル・イテハドからもオファーが。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に応じたスーレは、中東からの誘惑には悩まされなかったと明かしている。 「アル・イテハドからオファーが届いた時はちょっとびっくりしたけど、すぐに家族とその話をした。だけど、頭の中では何をすべきかすでにわかっていた。フロジノーネを助けるためにここにとどまることだ」 また、シーズン終了後の展望についてもコメント。何が起こるかはまだわからないと述べた。 「まずはユーベに戻らなければならない。それから彼らがどうするのか様子を見る」 2024.02.09 17:04 Fri

アル・イテハドの背番号「10」コロナドが母国ブラジルに復帰へ…大変珍しい経歴の31歳に同国メディアが注目

珍しい経歴を持つブラジル人MFイゴール・コロナド(31)。アル・イテハドを退団して母国へ帰る見通しだ。ブラジル『グローボ』が伝えている。 昨夏FWカリム・ベンゼマやMFエンゴロ・カンテ、MFファビーニョといった世界的ビッグネームを迎え入れたアル・イテハド。そんな金満クラブで背番号「10」を背負うのがブラジル人MFコロナドだ。 迎えた2023-24シーズンは世紀の大補強にも怯まず、主力としてリーグ戦15試合にいずれも先発出場し、5ゴール7アシスト。トップ下にワイドの位置もこなす、まさに攻撃の核といったところだが、どうやら契約解除および母国のコリンチャンスへの移籍が近づいているという。 ただ、ブラジル大手のメディア『グローボ』がこの男のコリンチャンス移籍に関する進捗を伝えているのは、煌びやかなスター軍団を抜け出して母国の名門に向かおうとしているからだけではない。その経歴が極めて異色なのだ。 このコロナド、実はブラジルでのプロ経験が一切ないブラジル人プレーヤーなのだ。 コロナドは2007年に15歳で単身イギリスへ。現在リーグ2(イングランド4部)のミルトン・キーンズ・ドンズFCの下部組織に入団し、4年後にはスイスのチューリッヒU-21へ移籍…プロデビューは2012年11月、欧州の主要リーグにほど遠い小国マルタで飾った。 マルタ1部の強豪フロリアーナで活躍したのち、新天地はイタリア・セリエBのトラパーニ。そこからパレルモ、UAEのシャールジャFCを経て、2021-22シーズンからアル・イテハドで活躍、バロンドーラー・ベンゼマの同僚として背番号「10」を背負う選手となった。 したがって、コリンチャンス移籍が実現すれば、“逆輸入選手”として31歳にして初めてプレーするブラジルクラブが母国を代表する名門ということに。すでにベテランの域に入っているコロナドは母国トップクラブからのオファーが最後かもしれないと踏んでいるようで、移籍を熱望...遠回りした選手キャリアの終盤に差し掛かるなか、大きなチャンスが訪れた。人生は何があるかわからない。 2024.02.08 21:45 Thu

アル・イテハド退団話のベンゼマ、この1月は動かず

元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(36)はアル・イテハドにとどまるようだ。イギリス『The Athletic』が報じた。 昨夏にレアル・マドリーを離れ、ブームと化すサウジアラビア行きを決断したベンゼマ。ここまで公式戦20試合で12得点5アシストだが、練習欠席や合流遅れでクラブとの関係性も悪化し、欧州復帰を希望しているといわれる。 この1月のマーケットでは古巣リヨンが獲得を模索しているとも報じられ、アル・イテファクからアヤックス入りのジョーダン・ヘンダーソンに続いて半年で欧州復帰を果たすのではと注目されたベンゼマだが、動かないようだ。 ブレイク中のアル・イテハドは2月4日に予定する国内カップ戦のキングスカップ準々決勝から再開。ベンゼマもその試合から復帰する模様だ。なお、ベンゼマとアル・イテハドの契約は2026年までの3年となっている。 2024.01.31 09:05 Wed

ヤングタレントにも大金を積むサウジ勢…アル・イテハドがユーベ保有の20歳スーレ獲得へオファーか

アル・イテハドがユベントス保有の元U-20アルゼンチン代表FWマティアス・スーレ(20)獲得を目指しているという。 昨夏を境に、現役バリバリのスター選手獲得に大金を叩くようになったサウジ・プロフェッショナルリーグ。それまで主流だったベテランだけでなく、キャリアの最盛期にあるような選手までもが欧州からサウジアラビアへ渡る流れが出来上がったのが特徴的と言える。 そんななかでも、U-21スペイン代表MFガブリ・ベイガ(21)がセルタからアル・アハリへ移籍したのは印象的なトピックスか。ベイガはマンチェスター・シティやレアル・マドリーなど数多の欧州ビッグクラブが興味を示していた若手。それだけにいくらなんでも中東行きは早すぎるのでは…との懐疑的な意見が今なお存在する。 そう、サウジ勢はこれから脂が乗ってくるであろうヤングタレントにも臆することなく大金を積むのだ。 イタリア『スカイ・スポーツ』などによると、現在アル・イテハドがユベントスからフロジノーネへレンタル移籍中の20歳スーレを獲得すべく、保有元ユベントスに3000万ユーロ(約48億円)のオファーを提示しているとのことだ。 どうやらスーレ本人にサウジ行きの気持ちは一切なく、このまま今季終了までフロジノーネでプレーし、来夏でユベントス復帰…という流れのようだが、欧州の他クラブも熱視線を送るスーレにオファーを送るということは、今後もベイガのように前途有望な若手がサウジへ向かうことは起こりうるかもしれない。 2024.01.26 17:46 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly