ヴィニシウスへの人種差別問題で5試合スタンド閉鎖のバレンシア、上訴が認められ処分が3試合に軽減
2023.05.27 22:05 Sat
人種差別問題により、スペインサッカー連盟(RFEF)から5試合のスタンド閉鎖処分を受けていたバレンシアだが、処分が軽減されることとなった。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
これらの行為に対し、RFEFはバレンシアの本拠地であるメスタージャ・スタジアムのマリオ・ケンペス南スタンドを5試合閉鎖する処分を下していた。
しかし、バレンシアはこの処分に猛反発。「不当で不釣り合いな罰」とRFEFの処分に反論し、異議申し立てを行ったところ、スポーツ行政裁判所(TAD)は27日に処分の軽減を決定。3試合の制裁に減らし、罰金も4万5000ユーロ(約680万円)から2万7000ユーロ(約407万円)に減額されることとなった。
なお、処分の取り消しを求める上訴も可能だが、その決定は来シーズンまで行われないこととなる。
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事件は21日に発生。バレンシアvsレアル・マドリーの試合で、バレンシアのサポーターからマドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対して、人種差別行為が行われた他、スタンドからの物の投げ込みなど、多くの問題が発生した。しかし、バレンシアはこの処分に猛反発。「不当で不釣り合いな罰」とRFEFの処分に反論し、異議申し立てを行ったところ、スポーツ行政裁判所(TAD)は27日に処分の軽減を決定。3試合の制裁に減らし、罰金も4万5000ユーロ(約680万円)から2万7000ユーロ(約407万円)に減額されることとなった。
なお、処分の取り消しを求める上訴も可能だが、その決定は来シーズンまで行われないこととなる。
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