「ゴールをこじ開ける」なでしこの中軸になりつつあるMF藤野あおば、ゴールへの強い意欲を示す「自分が取るためのプレーを念頭に」
2023.04.10 21:42 Mon
なでしこジャパンのMF藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)が、デンマーク女子代表戦に向けて意気込みを語った。
今年7月にオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を控えるなでしこジャパン。今回のヨーロッパ遠征が、W杯前最後のアウェイでの活動となる。
7日にはポルトガル女子代表と対戦し、先制を許すも1-2で逆転勝利。11日にデンマーク戦を控えている。
藤野は試合前日のメディア取材に応じ、意気込みを語った。
「ポルトガル戦では先制を許してしまい、展開も厳しくなったんですが、次の試合に向けて改善したいところです」
2022年10月になでしこジャパンに初招集された藤野。そこから8試合に出場し、チームの主軸になりつつある。W杯前最後のアウェイゲームだが、海外勢との対戦については「海外の相手とやるとWEリーグと比べてスペースがあったり、立ち上がりは感じました。そこは足を止めずに動き続けるところはより意識して取り組めました」とコメント。「高い位置が取れた時にクロスの精度を欠いたところもあったので、勢いを持って攻撃しているところでしっかりフィニッシュで終われるように、次の試合は課題として取り組んでいきたいです」と課題を口にした。
ゴールに向かうプレーよりは、サイドのスペースに流れてのチャンスメイクが多く、右サイドを主戦場としながら左サイドにも回る藤野。その中で前線の選手とのコミュニケーションについては「初選出から周りの選手とのコミュニケーションや自分の特徴を伝えるところは意識的にやっています」と語り、「前線の選手との連係は高く取れるように意識しています。色々な選手とアイデアを出しながら取り組んでいます」と、先輩たちとの連係もしっかりと取れているとした。
課題と語ったクロス精度については「課題に思っているところとしては自分が流れる、流れないに関わらず、クロスに入っていくところが少ないので、クロスを上げる人の選択肢を増やすことも必要ですし、中に入っている人数が少ないことで相手DFもボールがくるところが予測しやすいと思います」と、チーム全体としてクロスに合わせる選手が少ないという課題があるとコメント。「ボールを足から離すタイミングもあったので、中の人数を増やす上でも運ぶところが大切ですし、入ってきてほしいところと合わせたいところの考えの違いがサイドの質を落とすことにつながると試合後に話し合いました」と、サイドにボールが入った際の中の準備については取り組んでいるとした。
また、代表選出からゴールはここまでない状況。藤野はゴールを意識しているとし、「得点だったり、ゴールネットを揺らすことを求められていると感じているので、ゴールをこじ開けるところはかなり課題になってきていると思います」とコメント。「個人的にはなかなかゴールの近くでプレーする機会が数少ない状況にあるので、次の試合では外に流れてクロスだったり、味方を生かすことは続けてやりたいですが、ゴールを取れるポジションどり、自分が取るためのプレーを念頭に置いてプレーしなければいけないと思っています」と、ゴールへの意欲を口にしている。
4月11日でW杯まではちょうど100日となる。残りの期間について「かなり短いなっていうのは思います」と語る藤野。「今のチームに合流して、試合は何試合か重ねて課題や成果が目に見える形で出てきていても、改善できないところ、前回の試合でもクロスの精度が課題として出ました」と語りながらも、「ただ、焦ってもしょうがないので、できることをやって全力で準備していきたいです」と、一歩ずつ改善に努めるとした。
今年7月にオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を控えるなでしこジャパン。今回のヨーロッパ遠征が、W杯前最後のアウェイでの活動となる。
藤野は試合前日のメディア取材に応じ、意気込みを語った。
「ポルトガル戦では先制を許してしまい、展開も厳しくなったんですが、次の試合に向けて改善したいところです」
「次の試合もチーム全体で勝利という結果を出せるように、良い準備をしていきたいです」
2022年10月になでしこジャパンに初招集された藤野。そこから8試合に出場し、チームの主軸になりつつある。W杯前最後のアウェイゲームだが、海外勢との対戦については「海外の相手とやるとWEリーグと比べてスペースがあったり、立ち上がりは感じました。そこは足を止めずに動き続けるところはより意識して取り組めました」とコメント。「高い位置が取れた時にクロスの精度を欠いたところもあったので、勢いを持って攻撃しているところでしっかりフィニッシュで終われるように、次の試合は課題として取り組んでいきたいです」と課題を口にした。
ゴールに向かうプレーよりは、サイドのスペースに流れてのチャンスメイクが多く、右サイドを主戦場としながら左サイドにも回る藤野。その中で前線の選手とのコミュニケーションについては「初選出から周りの選手とのコミュニケーションや自分の特徴を伝えるところは意識的にやっています」と語り、「前線の選手との連係は高く取れるように意識しています。色々な選手とアイデアを出しながら取り組んでいます」と、先輩たちとの連係もしっかりと取れているとした。
課題と語ったクロス精度については「課題に思っているところとしては自分が流れる、流れないに関わらず、クロスに入っていくところが少ないので、クロスを上げる人の選択肢を増やすことも必要ですし、中に入っている人数が少ないことで相手DFもボールがくるところが予測しやすいと思います」と、チーム全体としてクロスに合わせる選手が少ないという課題があるとコメント。「ボールを足から離すタイミングもあったので、中の人数を増やす上でも運ぶところが大切ですし、入ってきてほしいところと合わせたいところの考えの違いがサイドの質を落とすことにつながると試合後に話し合いました」と、サイドにボールが入った際の中の準備については取り組んでいるとした。
また、代表選出からゴールはここまでない状況。藤野はゴールを意識しているとし、「得点だったり、ゴールネットを揺らすことを求められていると感じているので、ゴールをこじ開けるところはかなり課題になってきていると思います」とコメント。「個人的にはなかなかゴールの近くでプレーする機会が数少ない状況にあるので、次の試合では外に流れてクロスだったり、味方を生かすことは続けてやりたいですが、ゴールを取れるポジションどり、自分が取るためのプレーを念頭に置いてプレーしなければいけないと思っています」と、ゴールへの意欲を口にしている。
4月11日でW杯まではちょうど100日となる。残りの期間について「かなり短いなっていうのは思います」と語る藤野。「今のチームに合流して、試合は何試合か重ねて課題や成果が目に見える形で出てきていても、改善できないところ、前回の試合でもクロスの精度が課題として出ました」と語りながらも、「ただ、焦ってもしょうがないので、できることをやって全力で準備していきたいです」と、一歩ずつ改善に努めるとした。
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