S・ランスで爆発中のFWバログンがアメリカ代表に? フロリダで会談

2023.03.25 06:30 Sat
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アメリカサッカー連盟(USSF)は、U-21イングランド代表FWフォラリン・バログン(21)をアメリカのA代表招集に向けて説得しているようだ。アメリカ『ESPN』が報じている。

ナイジェリア人の両親の元、ニューヨークで生まれ育ったバログンは、2歳のときに家族と共にイングランドに移住。その後、アーセナルのアカデミーに加入したストライカーは、2020年10月にトップチームデビューを飾った。そして、現在はスタッド・ランスにレンタル移籍し、リーグ・アン27試合で得点ランキング3位タイの17ゴールを叩き出している。
その逸材に関しては今後の去就が注目を集めているが、それはクラブレベルだけでなく、代表レベルでも同様のようだ。

現在はU-21イングランド代表でプレーしているバログンだが、両親のルーツがあるナイジェリアに加え、出生地であるアメリカでもプレー可能。とりわけ、2018年にU-18代表でプレー経験があるアメリカは、2026年にカナダとメキシコとの共催となるワールドカップを控えていることもあり、次代のエースストライカー候補となり得る同選手の招集に積極的な姿勢を見せている。

現在、アメリカ代表で暫定指揮官を務めるアンソニー・ハドソン氏は、今週フロリダでバログンと会談の場を持ったことを認めている。
「以前にも話したように、我々は会談を行った。彼はここにいて、少し休憩してからトレーニングをして、いくつかの話し合いをした」

「我々のプログラムについて、我々が誰で、何をしているのかを共有する機会になり、それは良かったと思う。彼と再び話す機会を得たいと思っている」

また、アメリカ代表の攻撃を牽引するFWクリスチャン・プリシッチは、「もちろん、僕らは彼がほしい」と、逸材にラブコールを送っている。

なお、バログンに関しては今回のインターナショナルマッチウィークでU-21イングランド代表から招集外となっており、自身のインスタグラムのストーリーに「人生においては、あなたが評価されるところに行くべきだ」と、不満を示唆するようなコメントを残している。

ちなみに、USSFの関係者筋によると、今回のバログンのフロリダ訪問は、同選手のアーセナルアカデミー時代の同僚で、以前にイングランドからアメリカに代表変更を行ったMFユヌス・ムサと同じプロセスを踏んでおり、アメリカ代表の環境を理解することや周囲に馴染むのを促す意味があるという。

現時点でバログンの最終的な決断は不明だが、今回のフロリダ訪問によって同選手の真剣度が窺える。
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アメリカがブラジルを下して初代女王に! 10番・ホランのヘッドが決勝点!【Wゴールドカップ】

10日、CONCACAF Wゴールドカップ決勝のアメリカ女子代表vsブラジル女子代表が行われ、1-0でアメリカが勝利。3大会連続9度目の優勝を果たした。 今回が初の開催となったCONCACAF Wゴールドカップ。アメリカとブラジルの決勝となった試合には、3万1528人の観客が詰めかけた。 6日に行われた準決勝のカナダ女子代表とアメリカの試合は、豪雨の影響もあり水溜まりだらけの最悪なピッチとなっていたスナップドラゴン・スタジアムで行われた決勝。この日は晴れて雨の影響はなくプレーできた。 試合は前半からブラジルが積極的にゴールに迫ることに。6分にはアントニアがロングシュートでゴールを狙うも枠を外れることに。11分にはボックス手前で得たFKをドゥダ・サンパイオが直接狙ったが、右のサイドネットを揺らすこととなった。 その後も積極的にゴールに向かうブラジルに対し、アメリカはなかなかチャンスを作れず。それでも31分にはスルーパスにアレックス・モーガンが抜け出したが、GKルシアナが先に触りシュートを打たせない。 それでも前半アディショナルタイム1分にアメリカが先制。右サイドからエミリー・フォックスがクロスを上げると、ファーサイドで待っていたリンジー・ホランがヘッド。これがネットを揺らしアメリカが先制する。 押し込んでいたブラジルではなくアメリカがリードして後半を迎えると、アメリカが隙を突いて追加点を狙うことに。79分にはスルーパスに反応したヤスミンがシュートを決めるが、オフサイドで認められない。 アメリカ1点リードのまま終盤を迎えると、追いつきたいブラジルが猛攻を見せるもゴールを奪えず。アメリカが1-0で勝利し、初代女王に輝くこととなった。 <span class="paragraph-title">【動画】アメリカがブラジルを下して初代女王に!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Captain Horan puts the US in the lead <a href="https://t.co/pltXjdilqc">pic.twitter.com/pltXjdilqc</a></p>&mdash; W Gold Cup (@GoldCup) <a href="https://twitter.com/GoldCup/status/1766994612080521666?ref_src=twsrc%5Etfw">March 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.11 19:10 Mon

「あり得ない」「こんなのやるべきじゃない」大陸No.1を決める大会で最悪のピッチ…ボールが転がらないフィールド全体が水溜まりの大惨事「選手を危険に晒すのはおかしい」

最近は雪のピッチが話題だが、今度は雨のピッチが話題を呼んでいる。 話題を呼んでいるのは、6日に行われたCONCACAF Wゴールドカップ準決勝のカナダ女子代表vsアメリカ女子代表の一戦。サンディエゴのスナップドラゴン・スタジアムで行われた試合だ。 先日はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のレアル・ソルトレイクvsロサンゼルスFCの試合が雷で中断すると、1時間後に再開した際にはまさかの一面雪に覆われたピッチとなっていた。 今回は雪ではなく雨。ただ、想像しているレベルではなく、豪雨に見舞われたピッチは全体的に水に浸かっている最悪な環境だった。 所々水溜りになることはたまにあるが、全くボールが転がらない程の水溜り状態。ショートパスするままならず、アメリカはカナダのバックパスが止まったところを狙ってゴールを決めたほどだ。 一方で、この水溜まりのおかげでカナダは失点を免れることにもなっている。 選手たちは全く対応できずに、ボールは転がらず、ドリブルもままらないほど。元アメリカ女子代表MFのジュリー・ファウディは「非常識。試合を止めるべき」と批判した。 北中米サッカー連盟(CONCACAF)に対しては、批判が殺到。ただアメリカ『CNN』に対し広報担当は「フィールドが安全でプレー可能かどうかは主審の裁量に任されている」とし、許可を出したのは主審だとした。 ファンは「選手たちを危険に晒すのはおかしい」、「こんなのやるべきじゃない」、「大きな大会なのに信じられない」、「2度とやらないでほしい」、「あり得ないだろ」と、劣悪環境での試合開催に批判的な声が多く届いている。 アメリカはボールが止まることを利用し2ゴール。一方で、カナダは水溜りを嫌い空中戦を利用して2ゴールを記録。PK戦にもつれた中、アメリカが勝利。決勝でブラジル女子代表と対戦するが、決勝のスタジアムも同じスナップドラゴン・スタジアム。同じことにならないことを願うばかりだ。 <span class="paragraph-title">【動画】批判殺到!信じられないピッチで大陸No.1を決める大会の準決勝が開催</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Relive the excitement from the Match between Canada and United States in the <a href="https://twitter.com/hashtag/WGoldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WGoldCup</a> Semifinals! <a href="https://t.co/11epQ1F8lV">pic.twitter.com/11epQ1F8lV</a></p>&mdash; W Gold Cup (@GoldCup) <a href="https://twitter.com/GoldCup/status/1765639485256020131?ref_src=twsrc%5Etfw">March 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.08 12:55 Fri
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