「こういうの良い」「最高の笑顔」3大会連続のW杯出場を決めたU-20日本代表が「ペッパーミル」パフォーマンスで笑顔に!「野球もサッカーも世界一になって」

2023.03.13 17:15 Mon
Getty Images
AFC U20アジアカップでベスト4入りを決めたU-20日本代表が、流行りに乗って祝福した。12日、AFC U20アジアカップの準々決勝で日本はU-20ヨルダン代表と対戦した。
この試合に勝利すれば、U-20ワールドカップ(W杯)に出場が叶う日本。試合序盤はなかなかゴールに近づけなかったが、後半によりアグレッシブな姿勢を見せると、坂本一彩、熊田直紀のゴールで2-0と勝利。見事にベスト4入りを決め、W杯出場権を獲得した。

これで大会4連勝となった日本。3大会連続の出場権獲得を喜ぶ選手たちは、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う侍ジャパンの選手たちが見せる「ペッパーミル」パフォーマンスで喜んだ。

これにはファンも「こういうの良いよね」、「野球もサッカーも世界一になって」、「優勝してほしい」、「垣根を越えていいね」、「皆んなやってる!」、「玖生くんさいっこうの笑顔じゃん」とコメントを寄せている。
同じ日本を背負って戦っている選手たち。お互いにエールを送り合う姿はこれまでもみられたが、昨年12月にはカタールW杯で大きな後押しを受けたサッカー界。フライブルクの日本代表MF堂安律もゴール後に見せていたように、今はサッカー界から野球界を後押しする番のようだ。

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FW起用の松木が新境地を開くか/六川亨の日本サッカー見聞録

昨日9日の夜は、スポーツファンは大いに盛り上がったのではないだろうか。18時過ぎからワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のテレビ中継がスタート。19時30分過ぎには始球式を行った森保一監督のズーム会見もメディア向けに行われた。 そして侍ジャパンはチャンスを迎えながらもなかなか追加点を取れない展開で、21時からはU-20アジアカップの第3戦、日本対サウジアラビア戦も始まった。こちらはパソコンのDAZNで観戦しつつ、テレビは消音にして2試合同時の観戦だった。 日本は、勝てばもちろん引き分けでも決勝トーナメント進出が決まる。対するサウジアラビアは、初戦でキルギスに1-0と勝利したものの、中国に0-2と敗れているため最低でも引分けなければ決勝トーナメントには進めない(同時刻キックオフの中国対キルギス戦の結果にもよる)。そこで[5-3-2]の守備重視のシステムを採用したのは当然の策だった。 対する日本はというと、本来はボランチや、FC東京ではインサイドハーフで起用されることの多い松木玖生を、同じFC東京のFW熊田直紀と2トップで起用したのには驚かされた。冨樫剛一監督は、松木の体幹の強さとスピードによる前線からの守備に期待したのだろう。そしてこの起用は別の意味で的中した。 前半15分に山根陸(横浜FM)のロングパスから左サイドを崩すと、最後は松木がボックス内左で相手をかわして先制点を決める。さらに後半29分、サウジアラビアに同点ゴールを許した4分後、左CKをニアサイドで頭で合わせて勝ち越しゴールを左上に決めた。解説者の水沼貴史氏も「本当に凄いな」とつぶやくほどの勝負強さを発揮したのだ。 この試合、日本は引き分けでも決勝トーナメントに進めたわけだが、サウジアラビアからすれば同点に追いついたことで「行ける」と自信を深めたことだろう。実際、“個の力による突破"という伝統はアンダー世代でも変わらず、1人で2〜3人をかわす力はあった。 そんなサウジアラビアの出鼻をくじく意味でも、松木の一撃は大きかった。 今から12年前、ドイツで開催された女子W杯決勝、アメリカ戦で延長後半終了3分前、左CKから右足アウトサイドのボレーで同点ゴールを決めた澤穂希のプレーを思い出さずにはいられなかった。 これまでは守備的な選手というイメージの強かった松木。昨シーズンもJ1リーグでは2ゴールにとどまっていた。しかしサウジアラビア戦で2トップに起用されたことで見事に結果を出した。まずは12日の準々決勝、ヨルダン戦に勝利してU-20W杯の出場権を獲得することが先決だが、今大会で新境地を開く可能性も大いにあるだろう。富樫監督の起用法も含めて、松木の“進化"を注視したい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2023.03.10 19:30 Fri

主将・松木玖生が全勝首位通過に導く殊勲の2発! U-20W杯出場懸かる準々決勝はヨルダンと対戦【AFC U20アジアカップ】

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「王様ガウンみたいなのは何!?」反町技術委員長の服装にファン驚き!U-20日本代表の集合写真で一番目立つ

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