CLベスト8進出に貢献のメニャン、半年間の負傷離脱は「本当に大変だった」

2023.03.10 13:28 Fri
Getty Images
ミランのフランス代表GKマイク・メニャンが負傷に苦しんだ時期を振り返った。
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昨シーズンにリールから加入するとすぐさま守護神として定着し、チームの11年ぶりのスクデット獲得にも大きく貢献したメニャン。しかし、今シーズンは昨年9月に負ったふくらはぎのケガが長引き、多くの試合を欠場してきた。
控えゴールキーパーのGKチプリアン・タタルサヌの奮闘がありながらも、ファンから復帰が熱望されていたメニャンは2月にようやく全体練習に合流。2月26日に行われたセリエA第24節のアタランタ戦で戦列復帰すると、8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのトッテナム戦でも見事な働きを見せ、11年ぶりのベスト8進出に貢献した。

トッテナム戦後に『Amazon Prime Video』の取材を受けたメニャンは離脱が長引いた理由に触れ、復帰を喜びつつ、サポートしてくれた人たちへの感謝を口にした。

「9月にケガを負ってから、何度か再発を繰り返してしまったんだ。何としても早く復帰したかったから、負傷直後はふくらはぎがしっかり治るのを待つ十分な忍耐力がなかった。それでも、最終的に僕は待つことを学んだよ」
「みんなが僕を助けてくれた。そして、この復帰の瞬間をずっと待っていたんだ。離脱していた期間は本当に大変だった。フットボーラーにとって、チームから離脱し続けている状態は常に難しいことなんだ」

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