元日本代表監督のトルシエ氏がベトナム代表監督に正式就任! 五輪世代と兼任へ

2023.02.27 23:05 Mon
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ベトナムサッカー連盟(VFF)は27日、元日本代表監督でもあるフィリップ・トルシエ氏(67)がベトナム代表、U-23ベトナム代表の新監督に就任したことを発表した。契約期間は2023年3月1日~2026年7月30日までとなる。

トルシエ氏は、コートジボワール代表やナイジェリア代表、ブルキナファソ代表、南アフリカ代表とアフリカの代表チームの監督を歴任した後、1998年7月に日本代表とU-20日本代表の監督に就任した。 2002年の日韓ワールドカップ(W杯)に向けた指揮を執ると、2000年のシドニー五輪のチームも兼任で指揮。W杯では史上初のベスト16入りを達成していた。
その後は、カタール代表、モロッコ代表と代表チームを指揮した他、マルセイユや杭州緑城などで指揮をとると、2019年9月からU-19ベトナム代表監督に就任。2021年5月に退任していた。

ベトナム代表監督に就任したトルシエ氏は、連盟の公式サイトで以下のように喜びを語っている。

「皆さんと再会できた喜びと、ベトナム代表の指揮を任されたことへの誇りを伝えたい。3年間の活動を通して親しんできたこの国に、再び戻ってくることができた」
「ここに来る責任の重大さを十分に理解し、近い将来直面する課題を克服するために私が全力を尽くしていると、皆さんが信じてくださることを願っています」

「VFF、特にトラン・クオック・トゥアン会長およびVFFの首脳陣の献身的なサポートにより、代表チームおよびU23ベトナムの指揮を私に託していただいたことに感謝しています。この瞬間は、私の心の中に永遠に残るでしょう」

「皆さんご存知の通り、私はこれまで8カ国の代表を率いて、ワールドカップ、オリンピック、アフリカでの大会に参加する機会を獲得し、合計200試合以上の国際試合に出場してきました。もちろん、ベトナムを率いることはチャレンジです。私の経験を選手たちと共有し、ベトナムのサッカーを次のレベルへと導いていきたいと思っているよ」
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