横浜FM、GK高丘陽平がMLSバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍! 「マリノスに来てからの2年3ヶ月の間、本当に言葉では…」

2023.02.18 08:55 Sat
Getty Images
メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスFCは17日、横浜F・マリノスからGK高丘陽平(26)の獲得を発表した。2024年までの契約+2025年のクラブオプションで合意したという。

2020年10月にGKパク・イルギュと入れ替わる形でサガン鳥栖から横浜FMに加入した高丘は昨季、チームで唯一の明治安田生命J1リーグ全34試合に先発。横浜FMのJ1優勝とともに、自身もベストイレブンに輝いた。
そうして今オフも横浜FMと契約更新をしたものの、今月上旬に海外移籍の交渉等で離脱。移籍先として報じられた通りにバンクーバー・ホワイトキャップス移籍が決まり、横浜FMの公式サイトで感謝を述べている。

「この度アメリカ・MLSに所属するカナダのバンクーバー・ホワイトキャップスFCへ完全移籍することになりました。シーズン開幕を直前に控えたタイミングでの移籍となってしまった事、たくさんの方々にご迷惑をおかけした事、本当に申し訳ありません。そして、2023シーズンの僕のユニフォームをご購入いただいた方々に対しても、本当に申し訳なく思います。横浜F・マリノスに来てからの2年3ヶ月の間、本当に言葉では表す事ができないほどの素晴らしい経験をたくさんさせていただきました。もちろん良い時ばかりではなく、悪い時もありましたが最高の仲間に囲まれて一緒に乗り越えて成長する事ができたと思っています」

「加入直後はなかなか勝てずに難しい時期を過ごしましたが、たくさんの方々に支えていただき、少しずつ自分のプレーを出す事ができるようになっていきました。そして試合ごとに少しずつ皆さんからの信頼を感じる事ができたことは、何物にも代えがたい素晴らしい経験でした。シゲさん、哲さん、そしてGKグループと共に練習した時間が僕を成長させてくれました。お二人からいただいたすべての指導が、僕の可能性を何倍にも広げてくれたと思っています。 本当にありがとうございました」
「僕のチャントを作っていただいた2022年ホーム広島戦。ウォーミングアップ時に鳥肌が立ち、涙をこらえながらプレーするのに必死でした。素晴らしい瞬間を皆さんに作っていただきました。本当にありがとうございました。そして2022年、苦しみながらもみんなで勝ち獲ったJ1リーグ優勝は生涯忘れることのない最高の景色でした。このチームに来た時は、『自分がタイトルを獲りたい』そういう気持ちでしたが、『このチームに獲らせないといけない』という気持ちに変わっていきました。ただ、逃してしまったタイトルも在籍期間の中でいくつもあり、自分の力不足を痛感しました。本当に申し訳ない気持ちです」

「自分が少年時代から何度もスタジアムに足を運んで観に行っていた憧れのクラブ“横浜F・マリノス”でプレーできた事、本当に幸せで最高の時間でした。自分はF・マリノスの選手なんだと、朝起きて思うあの瞬間は特別なものでした。横浜F・マリノスでプレーする機会をいただいた事、再び地元横浜でプレーする機会をいただいた事、そして僕の可能性を信じてマリノスファミリーに迎え入れていただいた事、本当に感謝しています。ありがとうございました」

「覚悟をもって、自分の決めた道を正解にできるようにやっていきます。まだまだ自分自身足りないものだらけで、なりたい自分には到底およびません。そのような中でも一歩一歩確実に進んで行く事で、いつの日か自分の目標、そして夢を叶えられるように、自分のすべてを懸けて戦ってきます。そして少しでも良いニュースを届けられるように頑張ってきます。これからの横浜F・マリノスの更なる発展を願っています。僕に関わっていただいたすべての皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました」
関連ニュース

史上初! アメリカの地で日本人3人が先発出場、試合前には笑顔でハグ!

アメリカの地で日本人3人が対決した。 13日、メジャーリーグ・サッカー(MLS)第8節が行われ、バンクーバー・ホワイトキャップスとロサンゼルス・ギャラクシーが対戦した。 この試合ではバンクーバーのGK高丘陽平が先発出場。LAギャラクシーはDF吉田麻也、DF山根視来が先発出場を果たした。 上位対決となった試合。試合消化に差があるものの、勝った方が首位に立つという状況で行われた中、試合はLAギャラクシーが優位に進め、0-0で迎えた56分にデヤン・ヨヴェリッチのゴールで先制。77分にバンクーバーが追いつくも、80分にジョセフ・ペイントシル、82分にディエゴ・ファグンデスが連続ゴール。1-3でLAギャラクシーが勝利した。 そんな中、バンクーバーの公式X(旧ツイッター/@WhitecapsFC)が1本の動画をアップ。試合の入場前に整列する選手たちが移された中、日本人同士がハグする姿だった。 ホームにLAギャラクシーを迎えた高丘が、吉田とはぐ。そして、同じ神奈川県のライバルクラブでプレーしていた山根ともハグをし、笑顔を見せていた。 バンクーバーも「リスペクト。日本出身の3選手がMLSの試合で初めてスタメン出場」とし、3選手が同時にピッチに立つ記念すべき瞬間を共有した。 <span class="paragraph-title">【動画】試合前に日本人3人がハグで挨拶!3人同時先発は史上初</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Respect <a href="https://twitter.com/hashtag/VWFC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#VWFC</a> | <a href="https://twitter.com/yohei_takaoka41?ref_src=twsrc%5Etfw">@yohei_takaoka41</a> <a href="https://t.co/jHMKT2N0TL">pic.twitter.com/jHMKT2N0TL</a></p>&mdash; Vancouver Whitecaps FC (@WhitecapsFC) <a href="https://twitter.com/WhitecapsFC/status/1779342067023401132?ref_src=twsrc%5Etfw">April 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.14 20:25 Sun

「アツい」「最高だな」ヤンキー・スタジアムで元横浜FMの2人が再会し熱い抱擁…ファンも喜び「こっちも嬉しい」

ヤンキースタジアムで横浜の2人が再会。これは野球の話ではなくサッカーの話だ。 2022年まで在籍し、横浜F・マリノスの正守護神として活躍していたGK高丘陽平。今シーズンからメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスに完全移籍し正守護神としてプレーを続けている。 そのバンクーバーが公式X(旧ツイッター)に1本の動画をアップ。横浜FMのファンにとっては嬉しい一幕となった。 3日、バンクーバーはMLSでニューヨーク・シティFC(NYシティ)と対戦。高丘は正守護神としてこの試合も先発出場を果たした。すると試合前、ピッチに入場する前に高丘はおもむろに相手チーム側に。するとそこに登場したのは、DFチアゴ・マルチンスだった。 チアゴ・マルチンスは、横浜FMの守備の要として5シーズンにわたって活躍。2020年にはMVP級の活躍を見せてJ1優勝に貢献していた。 高いスプリント能力と危機察知能力で広大なスペースをカバーする守備が特徴。しかし、2022年のシーズン開幕直前にアメリカ行きを決断。NYシティに完全移籍し、レギュラーとしてプレーしている。 キャプテンを務めるチアゴ・マルチンスと再会した高丘は熱い抱擁。2人は笑顔を見せて話し込んでいた。 横浜FMで一緒にプレーした時間は短かったが、これにはファンも「嬉しい再会」、「最高だな」、「アツい」、「こっちも嬉しい」とコメントが集まった。 なお、試合は1-1のドローに終わっている。 <span class="paragraph-title">【動画】横浜FMの守備を支えた2人がアメリカで再会し熱い抱擁</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://t.co/7L4T5Mcz4d">pic.twitter.com/7L4T5Mcz4d</a></p>&mdash; Vancouver Whitecaps FC (@WhitecapsFC) <a href="https://twitter.com/WhitecapsFC/status/1698065997515653605?ref_src=twsrc%5Etfw">September 2, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.06 13:10 Wed

「スターウォーズ感」「各学校に1台欲しい」MLSでプレーする高丘陽平がカナダで驚かされたまさかのテクノロジー!「自動化されていました」…鹿児島では導入例も

バンクーバー・ホワイトキャップスのGK高丘陽平が驚きのテクノロジーを紹介し話題となっている。 横浜F・マリノスの一員として2022年の明治安田生命J1リーグ優勝に貢献した高丘。今シーズンも横浜FMの守護神としての活躍が期待された中、開幕直前に海外移籍を発表。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスへと完全移籍した。 高丘はMLSで16試合に出場し5試合でクリーンシートを達成。CONCACAFチャンピオンズリーグでも2試合に出場している。 その高丘が自身のツイッターを更新。「僕がカナダに来て驚いた事の1つです。ラインを引くのも自動化されていました」と投稿。クラブが共有した映像をアップして驚かせている。 そのテクノロジーとは、ピッチ上で働く「ROB」というマシーン。無人でピッチ上を走り回る「ROB」は、自走しながらラインを引くことが可能。動画では緑色の芝の上に、青いインクで真っ直ぐラインを引いており、ピッチのラインを自動で引くという画期的なものだった。 なお、クラブは「ペイント」、「転がる&くるくる回る」、「野原で暴れ回る」、「衛星通信」、「バードウォッチング」ができるとジョークを交えながら紹介している。 これにはファンも驚き。「魔改造されてる感」、「各学校のグランドに一台欲しい」、「スターウォーズ感」とコメント。また、「まだ他にもあるの?」とさらに驚くことにも期待を寄せる人も現れた。 なお、鹿屋体育大学サッカー部からの情報によれば、これは鹿児島県の志布志運動公園で導入されているとのこと。「TURF TANK ONE」というもので、人力で2、3時間かかるところが約45分で終わるとのこと。GPSを活用し、正確にラインを引くことが可能だという。 <span class="paragraph-title">【動画】カナダで高丘陽平が驚いたテクノロジー!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/VWFC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#VWFC</a> <a href="https://t.co/6IKaFHvDzh">pic.twitter.com/6IKaFHvDzh</a></p>&mdash; Vancouver Whitecaps FC (@WhitecapsFC) <a href="https://twitter.com/WhitecapsFC/status/1669076273136803840?ref_src=twsrc%5Etfw">June 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】鹿児島で導入されている「TURF TANK ONE」での実際のライン引きの様子</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="nlLmwWTdmUc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.06.15 16:35 Thu

アザールの現役引退が加速…望んでいるのは家族とのマドリード滞在

今季限りでのレアル・マドリー退団が決まった元ベルギー代表MFエデン・アザール(32)は、現役引退への想いが強くなっているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 2019年7月にチェルシーからマドリーへと移籍したアザール。合計1億1500万ユーロ(約172億4000万円)といわれる巨額の移籍金が発生したが、スペインの地では真価を発揮することができず。在籍4シーズンの成績は、公式戦76試合7ゴール12アシストに留まっている。 現行契約は2024年6月までとあと1年残っていたが、マドリーが3日にアザールとの今季限りでの契約解消を発表。その後、新天地候補がメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスのみだという寂しい報道も流れていた。 現在アザールは、家族とマドリードで暮らし続けるため、スパイクを脱ぐことを検討しているという。そして、ここ数日でその考えに拍車がかかっているようだ。 この背景には、自身と家族がマドリードに溶け込んでいることがある。アザール本人はスペイン語が堪能であり、息子の1人であるレオ・アザール君は昨年3月にマドリーの下部組織に加入。少なくともあと1年は家族と共にマドリードに留まりたいという意向のようだ。 チェルシー時代にはサッカー界屈指のドリブラーとして名を馳せたアザール。来季はマドリードで新たなキャリアを歩み始めるのかもしれない。 2023.06.08 22:05 Thu

マドリーで最後まで輝けなかったアザール、新天地候補は日本人GK所属の1クラブだけ?

元ベルギー代表FWエデン・アザール(32)は今後の選択肢が限られているようだ。 4年間在籍したレアル・マドリーとの契約を今月30日付けで解除することが発表されたアザール。チェルシー時代に眩い輝きを放った稀代のドリブラーだが、栄光の背番号「7」を与えられたマドリーでは、自らの不摂生も一因となってケガを繰り返し、最後まで輝きを取り戻せなかった。 本来ならまだまだ老け込む年齢ではないだけに、新天地での活躍を期待したいところ。だが、スペイン『マルカ』によると、現段階で欧州クラブからのコンタクトはなく、獲得を検討しているのは、高丘陽平が所属するメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスのみだという。 ほんの4年前までは、誰もが認める世界でも指折りのスター選手だったアザール。バンクーバー移籍ならMLSのさらなる盛り上がりに一役買うという重要な存在になること間違いなしだが、欧州を去る可能性があるというのも寂しいところだ。 また、以前から時折伝えられている通り、アザールは現役引退も視野に入れているようで、現段階ではバンクーバー行きか引退か、選択肢は2つに限られるだろうとのことだ。 2023.06.06 21:23 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly