【リーグ・アン日本人選手】年明け初出場の南野がゴールに絡む! 伊東とオナイウも先発出場

2023.02.06 00:55 Mon
Getty Images
リーグ・アン第22節が今週末に行われた。
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今シーズンのリーグ・アンにはストラスブールのGK川島永嗣に加え、トゥールーズにFWオナイウ阿道、モナコにFW南野拓実、スタッド・ランスにFW伊東純也の3選手が新たに参戦。また、今冬にはストラスブールにMF鈴木唯人が加入した。
今節ではオナイウ、南野、伊東の3選手がスタメン出場を飾った。

2023年に入ってリーグ戦では一度もプレー機会がなかった南野だが、今節のクレルモン戦で6試合ぶりのスタメン出場。[4-2-3-1]のトップ下に入った日本代表FWは、立ち上がりから精力的にプレーすると、1点リードで迎えた前半の13分には中盤での見事なボール奪取から長い距離を運び左で浮いたゴロビンにパスを通すと、ボックス左に侵入したゴロビンからの折り返しをエンボロが押し込んで追加点を奪取。アシストこそ付かなかったが、南野はひとつ結果を残した。以降もシュートシーンに絡み献身的な守備で貢献するまずまずのプレーを見せた南野は、イエローカードをもらった後半終盤の85分にお役御免。その後、チームは2-0の勝利を収めてリーグ7戦無敗とした。

引き続きスタメン出場となった伊東はオセールとアウェイで対戦。立ち上がりから一進一退の攻防が続いた中、伊東は18分に正確な右CKでアブデルハミドの先制点を演出したかに思われたが、ここはCKが直接ゴールラインを割っていたとの判定でゴールは認められず。その後も絶好調のバログンと共に攻撃を牽引する右ウイングは、28分にボックス内でシュートチャンスが訪れるが、左足のシュートはわずかに枠の右に外れる。ゴールレスで折り返した後半はなかなか見せ場を作れずにいた伊東だったが、後半終盤に再び決定機を創出。ペナルティアーク付近で足元への縦パスを丁寧に落とすと、これをマツシワが見事なミドルシュートで決め切った。だが、今度は伊東の微妙な戻りオフサイドを取られて前半同様にゴールは認められず。この直後の82分にはゼネリとの交代でピッチを退いた。その後、チームは勝ち点3奪取を逃すも、0-0のドローでリーグ戦無敗を14試合に更新した。
前節、待望のリーグ・アン初ゴールを挙げたオナイウは2戦連発を懸けてPSG戦に出場。最前線でのプレーとなったが、格上相手に守備に奔走する場面が多く攻撃面ではシュートはおろか見せ場を作れず。そして、チームが1-2で逆転された62分にダリンガとの交代でピッチを後にし、チームも王者相手に力負けとなった。

なお、ストラスブールでは川島が引き続き負傷欠場、鈴木はベンチ入りもチームが退場者を出した影響もあって、またしてもデビューはお預けに。チームは2-0で勝利している。

★オナイウ阿道[トゥールーズ]
▽2/4
パリ・サンジェルマン 2-1 トゥールーズ
◆62分までプレー

★南野拓実[モナコ]
▽2/5
クレルモン 0-2 モナコ
◆85分までプレー

★川島永嗣[ストラスブール]
▽2/5
ストラスブール 2-0 モンペリエ
◆ベンチ入りせず

★鈴木唯人[ストラスブール]
▽2/5
ストラスブール 2-0 モンペリエ
◆ベンチ入りも出場せず

★伊東純也[スタッド・ランス]
▽2/5
オセール 0-0 スタッド・ランス
◆82分までプレー

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