今冬も積極補強のフォレスト、ドイツ代表DFヨナタン・ター獲得は断念

2023.01.30 21:30 Mon
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ノッティンガム・フォレストはレバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(26)獲得を断念したようだ。イギリス『90min』が伝える。

昨夏の大量21選手補強に続き、今冬も3選手を補強しているフォレスト。今冬の移籍市場は残りわずかな時間を残すのみとなったが、現在でもコスタリカ代表GKケイロル・ナバス(36)獲得に向け、パリ・サンジェルマン(PSG)と交渉中だと伝えられる。
一方、同時並行で進めていたレバークーゼンのター獲得は断念した模様。ターは今季のブンデスリーガでここまでの全18試合、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージの全6試合に出場する替えの利かない存在で、シャビ・アロンソ監督がチームの弱体化を懸念したという。

現役ドイツ代表センターバックは断念した格好のフォレストだが、経験豊富なベテランDFの獲得は近いとも。アトレティコ・マドリーから元ブラジル代表DFフェリペ(33)の獲得が濃厚とされ、フェリペとともにニューカッスルから元イングランド代表MFジョンジョ・シェルヴェイ(30)の獲得も近づいているとされている。
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ラツィオ辞任のサッリ氏、早速プレミアリーグのクラブからオファーも拒否か

ラツィオを退任したマウリツィオ・サッリ氏(65)だが、プレミアリーグ行きの話は断ったようだ。 今シーズン、ラツィオで3シーズン目を迎えていたサッリ氏。チームを2位に導きチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得た昨シーズンから一転、セリエAでは9位に落ち込むなど低迷。第28節のウディネーゼ戦に敗れて公式戦4連敗となったことを受け、13日に辞任が発表された。 現在はフリーとなったサッリ氏だが、移籍市場に精通するアルフレッド・ペドゥーラ記者によるとノッティンガム・フォレストが招へいを希望。本人に接触したものの、サッリ氏は今後数カ月休養をとってから次の行動を決めたい意向を示し、断りを入れたという。 プレミアリーグで苦しい戦いが続くノッティンガム・フォレストは、昨年12月にスティーブ・クーパー前監督を解任してヌーノ・エスピリト・サント監督を招へい。しかし、指揮官交代後もチームは安定せず、18日には「収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則(PSR)」違反による勝ち点4剥奪の処分を受け、降格圏の18位に転落していた。 フォレスト行きを断ったサッリ氏は、新シーズンからフィオレンティーナの指揮官就任も取り沙汰されているが、果たして。 2024.03.26 12:15 Tue

プレミア1年目から存在感発揮のムリージョ、多くのビッグクラブが関心か

ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョ(21)に対して、複数クラブが関心を示しているようだ。 母国クラブのコリンチャンスでプロデビューを果たしたムリージョは、昨夏の移籍市場でフォレストに加入。欧州リーグ初挑戦ながら瞬く間に主力センターバックへ定着すると、ここまでプレミアリーグで23試合に出場している。 184cmと高さはそこまでないものの、スピードと確かな技術を兼ね備えたセンターバックとして高い評価を受けるムリージョ。イギリス『デイリー・メール』によると、リバプール、アーセナル、チェルシー、ニューカッスルなどプレミアリーグのクラブに加えて、パリ・サンジェルマンとバルセロナも今夏の獲得に関心を示しているようだ。 フォレストは昨夏に移籍金1500万ポンド(約28億9000万円)で獲得したばかりのセンターバックを死守したい構えだが、今シーズンは収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則(PSR)に違反したことで、勝ち点4のはく奪処分が決定。これにより、降格圏の18位に転落となっている。 仮にプレミアリーグ残留を果たしたとしても、これ以上の損失を出さない立ち回りが重要になるのは確実。多額の移籍金をオファーされた場合には、ムリージョの売却に応じざるを得なくなる可能性もある。 2024.03.20 16:10 Wed

プレミアリーグ、PSR違反のN・フォレストに対する勝ち点4剥奪処分を発表…クラブは強い憤りを示す

プレミアリーグは18日、ノッティンガム・フォレストに対して「収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則(PSR)」違反による勝ち点4剥奪の処分を科した。 これにより、29試合消化時点で勝ち点25の17位に位置したフォレストは勝ち点21となり、勝ち点22で18位のルートン・タウンとの入れ替わりで降格圏に転落することになった。 プレミアリーグは今回の処分に際して、以下の声明を発表している。 「独立委員会は、今月2日間の公聴会を経て制裁を決定したが、そこでクラブはさまざまな緩和要因を詳細に説明する機会があった。委員会は、クラブがプロセス全体を通じて、プレミアリーグとの対応において『並外れた協力』を示していたと認定した」 独立委員会の報告書によると、当初フォレストの処分に関しては勝ち点6剥奪を正当としていたが、早期の罪状認否や捜査への有意義な協力などの軽減措置によって最終的に勝ち点4剥奪という結論となった。 プレミアリーグの規定では、同リーグに属するクラブは3年間で1億500万ポンド(約200億円)を超えて損失を出してはいけないと定められている。ただ、フォレストは2022年までチャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたという事実により、ルールの適用が異なるものとなっていた。 チャンピオンシップでは3シーズンで最大3900万ポンド(約74億円)、あるいは1シーズンあたり最大1300万ポンド(約24億6000万円)の損失が認められる。このチャンピオンシップ時代とプレミアリーグでの規定を合計すると、フォレストは3シーズンで6100万ポンド(約115億円)の損失が認められていた。 しかし、フォレストは今年1月、2022-23シーズンまでの期間にこれらの規定に違反したとして処分対象となっていた。 フォレストは今回のプレミアリーグの発表を受け、同日に公式声明を発表。「クラブに4ポイントの制裁を課し、即時適用されるという委員会の決定に非常に失望している」と憤りを示した。 「ノッティンガム・フォレストは、クラブに4ポイントの制裁を課し、即時適用されるという委員会の決定に非常に失望している」 「その失望にもかかわらず、我々はこの問題に迅速に対処することに同意してくれた委員会に感謝する。クラブは、告発が行われたシーズン内に告訴を解決することがリーグの健全性にとって不可欠であると考えている」 「我々は、プレミアリーグが委員会に提出した論調と内容に非常にがっかりした。数カ月に及ぶプレミアリーグとの関わり、そしてずっと並外れた協力を続けてきたにもかかわらず、これは予期せぬことであり、プレミアリーグに対する我々の信頼と自信を傷つけるものだった」 「プレミアリーグが出発点として勝ち点8の制裁を求めたことは、破産の際に独自のルールで規定している勝ち点9と比較すると、まったく不釣り合いだった」 「また、プレミアリーグがクラブ特有の状況とその緩和策をまったく考慮していなかったことにも驚きを感じた。今後のPSR委員会でもこのアプローチが採用される状況では、パラシュート支払いのない新規昇格クラブが競争することは不可能ではないにしても極めて困難となり、プレミアリーグの健全性と競争力が損なわれることになる」 「プレミアリーグはクラブの事業計画に疑問を投げかけたかもしれないが、クラブはPSRへの遵守とチームへの重要な投資とのバランスを責任を持って取って、我々に20年以上ぶりにリーグで戦う能力を与えたと主張している」 「クラブはPSRの報告期限を過ぎた後も、ブレナン・ジョンソンを移籍市場の終了前に確実に売却するための措置を講じた。それは、PSRに対する我々の敬意とサポートを明確に示したものだった」 「委員会の決定は、すべての志望クラブにとって懸念すべき問題を提起する。選手の移籍市場は、通常の商品やサービスの販売とは比較できない、高度に専門化された取引環境だ」 「選手の移籍は移籍期間の前半では完了できず、その期間の終わりにのみ完了できる場合がある。これがクラブを非難する理由になるべきではない。これが委員会やプレミアリーグによって認められないことは、我が国の代表試合のすべてのファンにとって非常に懸念すべき事項である」 「すべての志望クラブにとって広く懸念されているのは、この決定が選手のトレードモデルの運営に不穏な影響を与えることだ。これは、プレミアリーグの最上位の小グループ以外のクラブが現実的にフットボールのピラミッドを上に昇進できる唯一のモデルだ」 「同委員会の理論的根拠は、クラブは選手育成で利益を実現した後にのみ投資すべきだというものだ。この推論はフットボール界の流動性を破壊し、この決定の影響は、そのようなすべてのクラブにとって機動の余地を大幅に減少させ、我が国の代表試合の停滞につながるだろう」 「このプロセスでクラブが示した高いレベルの協力は、委員会の決定で確認され記録されているが、プレミアリーグは報われなかったと我々は考えている」 今回の声明を通じて、プレミアリーグに対する憤りを示したフォレストだが、この処分に対して控訴を行うか否かについては現時点で言及していない。 2024.03.19 06:00 Tue

ノッティンガム・フォレストがPSR違反で勝ち点4剥奪へ…クラブは即時控訴の意向

ノッティンガム・フォレストが、「収益性と持続可能性に関するプレミアリーグの規則(PSR)」違反によって勝ち点4剥奪となる模様だ。イギリス『ガーディアン』が報じている。 報道によると、プレミアリーグ独立委員会は18日にPSR違反を理由に、フォレストに対する勝ち点4剥奪処分を発表する予定だという。ただ、この処分を不服とするクラブはすぐさま控訴を行う可能性が高いようだ。 なお、仮に勝ち点4剥奪が決定した場合、29試合消化時点で勝ち点25の17位に位置するフォレストは勝ち点21となり、勝ち点22で18位のルートン・タウンとの入れ替わりで降格圏に転落することになる。 なお、フォレストはPSR違反を認めているが、ウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンの売却を、処分回避の材料としてアピールしていた。 昨夏の売却やむなしの状況となっていたクラブ生え抜きのジョンソンに対しては、昨夏の早い段階でブレントフォードから3000万ポンドのオファーが届いていた。 今回のPSRの期限は2023年6月30日だったが、フォレストは同移籍市場で夏の後半まで待てば、ジョンソンをより高額な移籍金で売却可能と見込んでいた。実際、同選手は移籍市場最終盤に4750万ポンドと言われる移籍金でトッテナムに移籍していた。 そして、期限には間に合わなかったものの、フォレストはクラブは、ジョンソンを売却することで、チームのモデルがより持続可能になると主張した。だが、独立委員会はこのアピールを拒否していた。 2024.03.18 23:41 Mon

トッテナム移籍後キャリア停滞のスペンス、コンテ元監督への不満吐露「ほとんど関係性がなかった」

ジェノアのU-21イングランド代表DFジェド・スペンスが、アントニオ・コンテ元監督の下で戦ったトッテナムでの半年を振り返った。 2022年夏にノッティンガム・フォレストからトッテナムへステップアップを果たしたスペンス。当時指揮を執っていたコンテ監督の信頼を掴めず、半年後にスタッド・レンヌへレンタル移籍となった。 今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドへ武者修行となったが、ケガなどもありレギュラー定着には至らず。冬にはレンタル先がジェノアへ変わっている。 イタリアの地で再浮上を目指すスペンスは、イギリス『The Athletic』のインタビューに応じ、トッテナムでの半年間に言及。難しい時期だったと嘆いている。 「良い時間を過ごせなかった。トッテナムに行ってもプレーできず、僕にとってハードだったのは明らかだ。選手としてどこかのビッグクラブと契約する時は、自信に満ち溢れ、両手を広げて歓迎されたいものだ。でも実際に加入すると、そんな感じではなかった。計画通りではなかった」 「チャンスが得られない時、選手としてできることはあまりない。道に迷い、プレーできず、リズムを取り戻すのが難しくなる。物事がうまくいかない時に新しい環境へ行くのは決して簡単ではないが、それもサッカーの一部だ。これも勉強だ」 また、プレータイムをほとんど与えてもらえなかったコンテ監督についてもコメント。選手のことを大事にしているとは感じられなかったようだ。 「正直なところ、彼とはほとんど関係性がなかった。彼は自分なりのやり方を持っている監督だ。選手たちとはあまり関係性を築いていないと思う。練習に来て、練習して… それだけだ」 一方、飛躍のきっかけを掴んだフォレスト時代の恩師、スティーブ・クーパー元監督には大きな信頼を寄せていた模様。人柄の良さを語っている。 「スティーブ・クーパーは良い人だし、人の気持ちを理解してくれる」 「彼は素晴らしい監督だ。選手としても人間としても僕を理解してくれた。それは僕にとって大事なことだ。彼はイングランド代表のユースでも監督をした経験があり、若い選手やさまざまな背景を持つ選手との付き合い方を知っていた。彼は僕をありのままにさせてくれた」 「クーパーの場合は、僕に自信を持たせてくれるし、質問もしてくれる。普通の人間のように話しかけてくれる。それはフットボールにおいて大きな役割を果たす。僕らはただ仕事に行ってボタンを押し、務めを果たしたり、プレーするだけの存在ではない。僕らは人間で、交流が好きで、話すことが好きだ」 2024.03.09 21:13 Sat
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