「何かが欠けていた」シティ相手に敗退となったアーセナル、アルテタ監督はリーグでの再戦に意気込み「次は違うものになる」

2023.01.28 11:33 Sat
Getty Images
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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27日、FAカップ4回戦でアーセナルはアウェイでシティと対戦。プレミアリーグで優勝を争う2チームの今季初対戦となった。
試合はシティが主導権を握り進める中で、アーセナルも応戦。オープンな展開となる中で、アグレッシブな戦いを見せるも互いにゴールを奪えない。

後半に入りシティは選手交代で流れを変えると、64分にナタン・アケのゴールが決まり先制。アーセナルも選手交代で応戦しゴールに迫るが、フィニッシュまで持って行けずにタイムアップ。1-0で敗れ4回戦で敗退となった。

今季初のシティとの対戦。惜しくも敗れたアーセナルだが、アルテタ監督は良い戦いを見せながらも勝つまでには至らなかったとした。
「現時点では失望だ。我々は敗退した。そして多くのものをこの試合で得られるはずだったが、それができなかった。私は彼らと本当に戦い、苦しめられたと思っているが、このような相手に勝てる何かが欠けていた」

フィニッシュまで持っていけなかった試合となった中、決定力にも言及。失点シーンはもう少し良く守ることもできたとした。

「今シーズン、我々はいくつかの試合で大きなチャンスを掴んだ。それが多くのビッグチームを下してきた理由だ。残念ながら今日はそうではなく、アケがゴールを決めた時にはボックス内で十分に防ぐことができなかった」

「サイドバックは右足で角にシュートを入れたので、できることは少ないが、それだけではない。特に勢いがあった後半の落ち着きだ。大きなチャンスが3、4回あったが、ボールをネットに入れるにはより冷酷になる必要があった」

FAカップは敗退となったアーセナル。プレミアリーグのタイトルに向けてシティとは2試合残っているが、今日見せたマンツーマンの守備も含め、全く違うことになるだろうとした。

「お互いにとってとても違うゲームになると思う。おそらく選手も異なるだろう。それだけだ」

「我々はここで争い、今日勝つことを目指した。試合に勝つためにここに来たが、残念ながら勝てなかった。次の試合は違うものになると願っている」



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