サッカーの王様・ペレ氏が終末期ケアに移行…化学療法を中止
2022.12.03 23:54 Sat
サッカーの王様として知られるブラジルの英雄、ペレ氏(82)が終末期ケアに移行したようだ。ブラジル『Folha de Sao Paulo』など複数メディアが報じている。
ペレ氏は2021年9月に結腸からの腫瘍切除手術を受け、それ以降は定期的に入退院を繰り返していた。そんな中、先日には「全身のむくみ」と「心不全」を患い、アルバート・アインシュタイン病院に入院していたことが確認された。
その際、娘のケリー・ナシメントさんや、同病院は、同氏の状態に関して緊急性はないと報告。2日には病院側が呼吸器感染症によって抗生物質による治療を受けていることが新たに報告されていた。
現時点でペレ氏の容態が安定していることは確認されているが、前述の腸のガンに関しては終末期ケアに移行したことが判明した。
報道によると、医師はペレ氏の体がガンの治療において化学療法に反応しないため、話し合いの中で化学療法の中止を決断。そして、現在は終末期緩和ケア病棟で痛みを和らげるための処置を受けているという。
ペレ氏は2021年9月に結腸からの腫瘍切除手術を受け、それ以降は定期的に入退院を繰り返していた。そんな中、先日には「全身のむくみ」と「心不全」を患い、アルバート・アインシュタイン病院に入院していたことが確認された。
現時点でペレ氏の容態が安定していることは確認されているが、前述の腸のガンに関しては終末期ケアに移行したことが判明した。
報道によると、医師はペレ氏の体がガンの治療において化学療法に反応しないため、話し合いの中で化学療法の中止を決断。そして、現在は終末期緩和ケア病棟で痛みを和らげるための処置を受けているという。
ワールドカップを通算3度制覇した唯一の男子選手であるペレ氏は、2012年に人工股関節置換手術に失敗して以来、運動機能に問題を抱えており、公共の場では歩行器や車椅子を使うことを余儀なくされている。また、近年は腎臓や前立腺の手術のために複数の病院に入院していた。
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