J2昇格逃した松本、DF三ッ田とMF田中パウロとの契約満了を発表

2022.11.23 16:23 Wed
©︎J.LEAGUE
松本山雅FCは23日、契約満了に伴ってDF三ッ田啓希(24)とMF田中パウロ淳一(29)の2選手と来季の契約を結ばないと発表した。

埼玉県出身の三ッ田は中央大学在籍中の2019年に特別指定選手として、当時J1だった松本へ所属。翌年に正式加入するも出場機会を得られず、2021年にはFC岐阜へ期限付き移籍を決行した。J3で27試合出場4得点を記録し、松本へと今季復帰したが、リーグ戦では出場なしに終わっていた。
川崎フロンターレでプロキャリアをスタートさせた田中はツエーゲン金沢、 FC岐阜、レノファ山口FCでのプレーを経て、2021年に松本へと加入。J通算では200試合以上の出場経験を持つアタッカーも、今季はJ3で途中出場中心の8試合3得点にとどまった。

両者はクラブを通じ、次のようにコメントしている。

◆三ッ田啓希
「今シーズンでチームを離れることになりました。特別指定だった2019年から合わせて、3シーズン松本山雅FCでプレーさせていただきました」
「なかなかチームに貢献できず、期限付き移籍から戻ってきた今年こそと思い、1年間プレーしてきましたが、実りませんでした。ただただ、悔しくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。Jリーグで挑み続けるきっかけを与えてくれたクラブ、どんな時でも、街中やグランドで勇気を与えてくれた、ファン・サポーター、松本山雅FCに関わる方々に感謝しています」

「サンプロ アルウィンで成長した姿を見せに戻れるよう、努力していきます。本当にありがとうございました!」

◆田中パウロ淳一
「このたび契約満了となり、志半ば松本山雅FCを離れることとなりました。チームの目標であるJ2昇格ができなくて申し訳ございませんでした」

「個人的には苦しい日々が続き、精神的にもなかなか厳しいものとなりましたが、どんな時でも応援してくださる皆様のおかげで僕はとても頑張るができました。本当に感謝しています」

「そして、サポーターの皆様、とても最高な雰囲気をいつも作っていただきありがとうございます。皆さんのパワーはいつも僕たちの背中を押してくれます。特にサンプロ アルウィンでの雰囲気は、チームの武器だと思います。信州ダービーでは凄すぎて鳥肌が立ちました。サッカー人生においてとても貴重な経験ができて最高でした」

「これからは、いちファンとして松本山雅FCの活躍を楽しみにしています。短い間でしたが、皆さんと熱く戦った日々は絶対に忘れません。松本山雅や僕に関わる全ての皆様、本当にありがとうございました」
関連ニュース

甲府が鳥栖GKコ・ボンジョを登録ウィンドーの例外適用でレンタル! 「全力で戦いたい」

ヴァンフォーレ甲府は25日、サガン鳥栖から韓国人GKコ・ボンジョ(22)の期限付き移籍加入を発表した。背番号は「32」。加入期間は2024年7月8日までとなる。 今回の移籍登録にあたっては登録ウインドーの例外適用に関する申請をJリーグに行い、適用が承認。規約に則り、負傷中のGK渋谷飛翔を抹消して、コ・ボンジョの登録を申請したという。 コ・ボンジョは2023年に韓国の大学から鳥栖入り。新天地を通じて「ヴァンフォーレ甲府の勝利に貢献出来るよう、努力を惜しまず全力で戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」と語った。 一方の鳥栖では「この移籍は自分自身をさらに成長させるための決断です。サガン鳥栖のプライドを持ち、もっと成長した姿で帰って来れるよう全力で戦ってきます」としている。 甲府では渋谷のほか、GK河田晃兵も負傷。直近の明治安田J2リーグ2試合ではGK山内康太の出場が続いている。 2024.04.25 18:20 Thu

宮崎、水戸MF井上怜を育成型期限付き移籍で獲得!「自分がチームを勝たせます」

テゲバジャーロ宮崎は24日、水戸ホーリーホックからMF井上怜(23)が育成型期限付き移籍で加入すると発表した。 移籍期間は2025年1月31日まで。加入中、水戸との公式戦には出場できない。 千葉県出身の井上は、2023シーズンに東洋大学から水戸へ入団。途中出場がメインながら、明治安田J2リーグで28試合、天皇杯で2試合に出場した。しかし、今シーズンは出場機会が減少。ここまでJ2リーグで1試合の出場にとどまっていた。 宮崎への期限付き移籍を決断した井上は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆テゲバジャーロ宮崎 「テゲバジャーロ宮崎の皆さん水戸ホーリーホックから加入します。井上怜です。強い覚悟と宮崎を勝たせるという気持ちをもって来ました。自分の持ち味であるドリブルや左足のキックで皆さんをワクワクさせ、自分がチームを勝たせます。よろしくお願いします!」 ◆水戸ホーリーホック 「この度テゲバジャーロ宮崎へ育成型期限付き移籍することになりました。水戸ホーリーホックというチームでプロのキャリアを始めることができ、水戸ホーリーホックでたくさんの出会いや感情があり、このタイミングでチームを離れることは悔しさもありますが、自分自身もっと良い選手になるために、移籍を決めました」 「スタジアムやアツマーレでは、サポーターの皆さんが気軽に話しかけてくれて、頑張ってと後押しをしてくれる。そんな皆さんには数え切れないほど救われたし、サポーターのために頑張ろうと思えました。とても感謝しています」 「水戸ホーリーホックを背負い良い報告が出来るように、自分が選んだこの道を正解に出来るように、宮崎を勝たせてきます。一年と少しありがとうございました」 2024.04.24 10:25 Wed

磐田が下部組織出身GK西澤翼の来季加入内定を発表、桐蔭横浜大から入団へ

ジュビロ磐田は23日、桐蔭横浜大学からGK西澤翼(21)の2025シーズン加入内定を発表した。 西澤はアスルクラロ沼津U15、磐田U-18を経て、現在は桐蔭横浜大学の4年生。クラブは「サイズを活かしたシュートストップと、リーダーシップを発揮して最終ラインをまとめあげることが最大の長所」が特長とし、紹介を続けた。 「ジュビロ磐田U-18出身で、チームへの愛着・想い入れを強く感じるプレーヤー」とし、「今年度、デンソーカップでは優勝を経験。全日本大学選抜にも選出され、守護神として安定したプレーを披露するなど、目覚ましい成長を遂げている」 来季から磐田でプロ入りが内定し、クラブを通じて喜びの思いとともに、意気込みを語っている。 「2025シーズンよりジュビロ磐田に加入することになりました、桐蔭横浜大学の西澤翼です。ユースのときにお世話になったクラブでプロキャリアをスタートできることを大変嬉しく思います」 「これまで支えてくださった全ての方に感謝し、サッカーを通して恩返しができるよう全力を尽くします。ジュビロ磐田の勝利に貢献し、ヤマハスタジアムでファン、サポーターの皆さんと喜びを分かち合えるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」 2024.04.23 18:15 Tue

奈良のユース2人、MF川井大地とMF林克俊がトップチーム登録

奈良クラブは19日、ユース所属のMF川井大地(17)とMF林克俊(17)が、2024シーズンのトップチームへ2種登録されたことを発表した。 背番号は川井が「28」、林が「29」を着用する。 川井は三重県出身で、伊勢 YAMATO FC、山梨県のアメージングアカデミーを経て奈良の育成組織へ加入。 林は東京都出身で、深川レインボーズから、川井と同じくアメージングアカデミーを経て奈良のユースへ籍を移している。 2024.04.19 20:25 Fri

清水のU-20日本代表DF菊地脩太、J2で争う山形へ育成型期限付き移籍「この決断に大きな覚悟と責任」

モンテディオ山形は19日、清水エスパルスのU-20日本代表DF菊地脩太(20)の育成型期限付き移籍加入を発表した。 移籍期間は2025年1月31日までで、背番号は「83」に決定。また、2024シーズンは清水との公式戦に出場できない。 菊地は清水の下部組織出身で、ジュニアユース、ユースと昇格し、2021年には2種登録でトップチームデビュー。2022年に正式昇格したが、リーグ戦での出番なく、同年7月にV・ファーレン長崎へ育成型期限付き移籍した。 長崎でもJ2リーグ2試合の出場に終わり、2023シーズンは清水へ復帰。この年もカップ戦4試合のプレーにとどまると、今シーズンはここまでメンバー入りがなかった。 同じJ2を戦う山形への武者修行を決断した菊地は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆モンテディオ山形 「モンテディオ山形に関わる全ての皆さま、はじめまして。清水エスパルスから育成型期限付き移籍で加入することになりました、菊地脩太です。チームに貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」 ◆清水エスパルス 「今回、育成型期限付き移籍でモンテディオ山形に移籍することになりました。この決断に大きな覚悟と責任を持ち頑張ってきます」 2024.04.19 16:04 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly