「大きく貢献」「先制点の起点に」左SBで攻撃参加も目立った冨安健洋に現地紙も高評価「特筆すべきは左足のクロス」

2022.10.31 12:12 Mon
Getty Images
アーセナルの日本代表DF冨安健洋が評価されている。
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30日、プレミアリーグ第14節で首位に立つアーセナルが最下位のノッティンガム・フォレストをホームに迎えた一戦。冨安はこの試合も左サイドバックで先発出場を果たした。
2試合連続で勝利から遠ざかっているアーセナル。しかし、最下位のノッティンガム・フォレスト相手に開始5分で先制。冨安もゴールに絡んだ。

冨安が前線でボールを奪取。これを繋いで右サイドに展開すると、最後はブカヨ・サカのクロスをガブリエウ・マルティネッリが合わせて先制する。

幸先良く先制したアーセナルはその後も攻め立てるがゴールは決まらず。さらにサカが負傷交代するアクシデントもあり、1-0で前半を終えたが、後半にはサカの代わりに入ったレイス・ネルソンが立て続けに2ゴール。さらに、ネルソンの横パスからトーマス・パルティが豪快ミドルを突き刺し4点差。78分にはマルティン・ウーデゴールが決めて今季最多の5得点を奪い勝利を収めた。
チームは久々に快勝した中、全体的にパフォーマンスが高くイギリス『フットボール・ロンドン』は6点(10点満点)の評価にとどまることに。それでも、先制ゴールや攻撃参加が評価された。

「先制点に大きく貢献。失点しそうな場面でもボールを奪い返した」

「左サイドを主戦場とするフォワードにはそれほど手こずることはなかった」

「特筆すべきは、後半の立ち上がりに見せた左足での素晴らしいクロス。もう少しでゴールにつながるところだった」

一方、イギリス『イブニング・スタンダード』は8点(10点満点)と高い評価。「高い位置でボールを奪い、先制点の起点となった。彼のパフォーマンスを総括すれば、精力的に走り回っていた」と、こちらも先制点に繋がった守備を称えている。





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