ローマがヘルシンキに辛勝! ファラオーネの30歳バースデー弾で逆転2位通過へ望み繋ぐ《EL》
2022.10.28 06:25 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)グループC第5節、ヘルシンキvsローマが27日にソネラ・スタジアムで行われ、アウェイのローマが1-2で勝利した。なお、ヘルシンキのMF田中亜土夢はベンチ入りも出場機会はなかった。
開始直後にセットプレーからピンチを迎えるなど、慣れない人工芝のピッチに手を焼くローマ。それでも、時間の経過と共に地力の差を見せつけて押し込む展開に。
そして、20分には制空権を完全に握るセットプレーでペッレグリーニの右CKをニアのクリスタンテが頭で合わすが、これはクロスバーを叩く。さらに、こぼれ球にマンチーニらが詰めるが、ゴール前の混戦で押し込むことができない。さらに、28分には左CKから再びクリスタンテのヘッドでゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドポジションでGKをブロックする形となったスモーリングのオフサイドを取られて、ゴールは取り消しとなった。
それでも、攻勢を続けるアウェイチームはやはりセットプレーからゴールをこじ開ける。41分、相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのペッレグリーニが正確なボールをゴール前に供給すると、これをエイブラハムが完璧なヘディングシュートでゴール右隅へ流し込んだ。
痛恨の失点を喫したローマはすぐさま反撃を開始。だが、一度失った流れを引き戻すのに苦戦を強いられる。それでも、62分にはエイブラハムのポストプレーからペッレグリーニを経由したボールが左サイドのエル・シャーラウィに渡る。ここでファラオーネは得意のカットインから右足のシュートを放つと、ゴール前でクリアを試みたDFホスコネンが出した足に当たって大きくコースが変わったボールがニア下に吸い込まれた。
エル・シャーラウィの30歳を祝うバースデーゴールで勝ち越したローマだが、過密日程の中で疲弊するチームは試合をうまくコントロールできない。78分には疲労の見えた主力を下げてトップチームデビューの大器ファティカンティやボーヴェといった若手をピッチに送り出す。
しかし、この直後の79分には相手の右CKの流れからボックス手前でクリアボールに反応したブロウンに右足の弾丸ミドルシュートをゴール右上隅に突き刺される。ただ、このシュートの直前のクリスタンテの競り合いに関してオンフィールド・レビューが入ると、相手のファウルとの判定が下されてヘルシンキのスーパーゴールは取り消しとなった。
VARに救われて辛くもリードを維持したローマは、クンブラ、スピナッツォーラと守備的な選手を試合終盤に投入。格下相手に割り切った戦いでリード死守を目指す。その後、相手のパワープレーを何とか撥ね返し続け、泥臭く敵地で2-1の勝利を挙げた。
この結果、順位は3位と変わらずも勝ち点7で並んだ2位のルドゴレツとのホーム最終節での逆転突破に向けて望みを繋いでいる。
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ここまで1勝1分け2敗でグループリーグ3位のローマ(勝ち点4)は、逆転での2位通過を目指して最下位のヘルシンキ(勝ち点1)とのアウェイゲームに臨んだ。モウリーニョ監督は0-1で敗れた直近のナポリ戦から先発4人を変更。イバニェス、スピナッツォーラ、カルスドルプ、出場停止のザニオーロに代えてビーニャ、ザレフスキ、エル・シャーラウィ、トップチーム初先発のヴォルパートを起用した。そして、20分には制空権を完全に握るセットプレーでペッレグリーニの右CKをニアのクリスタンテが頭で合わすが、これはクロスバーを叩く。さらに、こぼれ球にマンチーニらが詰めるが、ゴール前の混戦で押し込むことができない。さらに、28分には左CKから再びクリスタンテのヘッドでゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドポジションでGKをブロックする形となったスモーリングのオフサイドを取られて、ゴールは取り消しとなった。
それでも、攻勢を続けるアウェイチームはやはりセットプレーからゴールをこじ開ける。41分、相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのペッレグリーニが正確なボールをゴール前に供給すると、これをエイブラハムが完璧なヘディングシュートでゴール右隅へ流し込んだ。
時間を要したものの、前半の内に先制点を奪ったローマは後半も引き続き押し込む入りとなるが、一瞬の隙を突かれて追いつかれる。54分、中央でのパス交換からボックス付近でヘテマイに前を向かれると、右足のシュートをゴール左隅に流し込まれた。
痛恨の失点を喫したローマはすぐさま反撃を開始。だが、一度失った流れを引き戻すのに苦戦を強いられる。それでも、62分にはエイブラハムのポストプレーからペッレグリーニを経由したボールが左サイドのエル・シャーラウィに渡る。ここでファラオーネは得意のカットインから右足のシュートを放つと、ゴール前でクリアを試みたDFホスコネンが出した足に当たって大きくコースが変わったボールがニア下に吸い込まれた。
エル・シャーラウィの30歳を祝うバースデーゴールで勝ち越したローマだが、過密日程の中で疲弊するチームは試合をうまくコントロールできない。78分には疲労の見えた主力を下げてトップチームデビューの大器ファティカンティやボーヴェといった若手をピッチに送り出す。
しかし、この直後の79分には相手の右CKの流れからボックス手前でクリアボールに反応したブロウンに右足の弾丸ミドルシュートをゴール右上隅に突き刺される。ただ、このシュートの直前のクリスタンテの競り合いに関してオンフィールド・レビューが入ると、相手のファウルとの判定が下されてヘルシンキのスーパーゴールは取り消しとなった。
VARに救われて辛くもリードを維持したローマは、クンブラ、スピナッツォーラと守備的な選手を試合終盤に投入。格下相手に割り切った戦いでリード死守を目指す。その後、相手のパワープレーを何とか撥ね返し続け、泥臭く敵地で2-1の勝利を挙げた。
この結果、順位は3位と変わらずも勝ち点7で並んだ2位のルドゴレツとのホーム最終節での逆転突破に向けて望みを繋いでいる。
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